JP3666710B2 - ロケットの可動ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロケット(とくに固体ロケット)において、噴流ガスの方向を変えて推力ベクトルの制御を行うのに利用されるロケットの可動ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したロケットの可動ノズルとしては、例えば、図7に示すように、固体ロケット100の尾部100aにフレキシブルジョイント101を介して取り付けられてピッチ軸およびヨー軸回りに首振り可能としたノズル本体102と、固体ロケット100の尾部100aおよびノズル本体102の間に略機軸方向に設けたリニアアクチュエータ103と、このリニアアクチュエータ103と同じく固体ロケット100の尾部100aおよびノズル本体102の間に略機軸方向に設けた舵角検出用のポテンショメータ104を備えたものがある。
【0003】
この場合、リニアアクチュエータ103の基端およびアクチュエータロッド103aの先端は、固体ロケット100の尾部100aおよびノズル本体102に接線方向の軸105を介してそれぞれ回動自在に連結してあり、この可動ノズルでは、ポテンショメータ104で舵角を検出しつつ、リニアアクチュエータ103を伸縮作動させてノズル本体102にピッチ軸およびヨー軸回りの首振り動作を行わせることによって、噴流ガスの方向制御を行うようにしている。
【0004】
このロケットの可動ノズルに関しては、例えば、「ロケット工学」 木村逸郎著 1993年1月27日、株式会社 養賢堂発行の第507〜508頁に若干の説明がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のロケットの可動ノズルにおいて、固体ロケット100における固体推進薬の点火を行う投捨型のイグナイタがノズル本体102のスロート部分に取り付けられる場合には、イグナイタが投捨される際の反動により、アクチュエータロッド103aを介してリニアアクチュエータ103に衝撃荷重が負荷されるうえ、これと同時に生じる固体ロケット100の内圧上昇に伴うフレキシブルジョイント101の機軸方向の圧縮変形によるノズル本体102の揺動によってもリニアアクチュエータ103に過大な荷重が負荷されることから、上記衝撃荷重および過大な荷重が最大運用荷重を越えた場合には、リニアアクチュエータ103が破損することがないとは言えず、また、破損は免れても、リニアアクチュエータ103に負荷される過大な荷重の立上がり速度がリニアアクチュエータ103の作動速度よりも速いため、ノズル本体102が揺動する間はリニアアクチュエータ103を制御することができないという問題を有しており、この問題を解決することが従来の課題であった。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、投捨型のイグナイタを用いる場合において、このイグナイタを投捨する際の衝撃荷重およびこれに伴って生じるノズル本体の揺動による過大な荷重を減らすことができ、その結果、最大運用荷重の大きいリニアアクチュエータに変更することなく、噴流ガスの方向制御を確実に行うことが可能であるロケットの可動ノズルを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係わる発明は、ロケット尾部に位置してピッチ軸およびヨー軸回りに首振り可能としたノズル本体と、ロケット尾部およびノズル本体の間に略機軸方向に設けたノズル駆動用のリニアアクチュエータを備えたロケットの可動ノズルにおいて、リニアアクチュエータの軸心上には、リニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重を越えた場合に作動して前記負荷荷重を軽減する緩衝機構を設け、緩衝機構は、ノズル本体側に略機軸方向に固定されたシリンダと、このシリンダに収納されると共にリニアアクチュエータの作動部と連結してリニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重以内である場合にシリンダを介してノズル本体にリニアアクチュエータからの駆動力を伝達しかつリニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重を越えた場合にその超過分の荷重を吸収する荷重吸収手段を具備している構成としたことを特徴としており、このロケットの可動ノズルの構成を従来の課題を解決するための手段としている。
【0008】
本発明の請求項2に係わるロケットの可動ノズルにおいて、緩衝機構は荷重吸収手段を2組具備し、シリンダ内において2組の荷重吸収手段を軸心方向に並べて配置すると共に、2組の荷重吸収手段の互いに対向する端部とリニアアクチュエータの作動部とをリンクさせた構成としている。
【0009】
本発明の請求項3に係わるロケットの可動ノズルは、シリンダに荷重吸収手段の吸収量調整部を設けている構成としている。
【0010】
本発明の請求項4に係わるロケットの可動ノズルにおいて、緩衝機構の荷重吸収手段は複数枚の皿ばねを積層してなっている構成としている。
【0011】
【発明の作用】
本発明の請求項1に係わるロケットの可動ノズルでは、投捨型のイグナイタを用いる場合、このイグナイタの投捨時における衝撃荷重およびこれに伴うノズル本体の揺動による過大な荷重がリニアアクチュエータの最大運用荷重を越えたときには、緩衝機構のシリンダ内において荷重吸収手段が超過分の荷重を吸収することから、リニアアクチュエータの破損が回避され、一方、ロケットの内圧が定常に戻ってリニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重以内になったときには、緩衝機構が作動せずに、すなわち、荷重吸収手段が作動せずにシリンダを介してノズル本体にリニアアクチュエータからの駆動力を伝達することから、噴流ガスの方向制御が確実になされることとなる。
【0012】
本発明の請求項2に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としているので、荷重吸収手段とリニアアクチュエータの作動部とをリンクさせる作業が簡単になされることとなる。
本発明の請求項5に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としているので、荷重吸収手段の吸収量の調整が簡単になされることとなる。
【0013】
本発明の請求項3に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としているので、荷重吸収手段の吸収量の調整が簡単になされることとなる。
【0014】
本発明の請求項4に係わるロケットの可動ノズルでは、皿ばねの初期セット荷重の増減により、荷重吸収手段の作動開始荷重、すなわち、緩衝機構の作動開始荷重の設定がなされることから、この作動開始荷重の設定作業が簡単なものとなる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としているので、投捨型のイグナイタを用いる場合、このイグナイタの投捨時における衝撃荷重およびこれに伴うノズル本体の揺動による過大な荷重がリニアアクチュエータの最大運用荷重を越えたとしても、リニアアクチュエータの破損を確実に防ぐことができ、一方、リニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重以内になったときには、噴流ガスの方向制御を確実に行うことが可能である、すなわち、最大運用荷重の大きいリニアアクチュエータを用いなくても、噴流ガスの方向制御を確実に行うことが可能であるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0016】
本発明の請求項2に係わるロケットの可動ノズルでは、荷重吸収手段とリニアアクチュエータの作動部とをリンクさせる作業を簡単なものとすることができるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0017】
本発明の請求項3に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としているので、荷重吸収手段の吸収量の調整を簡単に行うことができるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0018】
本発明の請求項4に係わるロケットの可動ノズルでは、上記した構成としたから、緩衝機構の作動開始荷重の設定を簡単に行うことが可能であるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1ないし図6は本発明に係わるロケットの可動ノズルの一実施例を示している。
【0021】
図1および図2に示すように、この可動ノズル10は、固体ロケット1における尾部1aの開口縁部1bにフレキシブルジョイント2を介して取り付けられてピッチ軸L´pおよびヨー軸L´y回りに首振り可能(回動可能)としたノズル本体11と、固体ロケット1の尾部1aおよびノズル本体11の間に略機軸L方向に設けたリニアアクチュエータ12と、このリニアアクチュエータ12と同じく固体ロケット1の尾部1aおよびノズル本体11の間に略機軸L方向に設けた舵角検出用のポテンショメータ13を備えており、ノズル本体11のスロート部分には、固体推進薬の点火を行う仮想線で示す投捨型のイグナイタ3が取り付けられるようになっている。
【0022】
リニアアクチュエータ12およびポテンショメータ13は、ノズル本体11の外周に沿って2個ずつ配設してあり、2個のリニアアクチュエータ12,12は90゜の間隔をもってピッチ軸L´pおよびヨー軸L´y上にそれぞれ配設され、一方、2個のポテンショメータ13,13は90゜の間隔をもちかつそれぞれリニアアクチュエータ12,12と対向するようにして配設されている。
【0023】
この場合、リニアアクチュエータ12の基端は、図3にも示すように、固体ロケット1の尾部1aに設けたフランジ4に接線方向の軸5(ピッチ軸L´pあるいはヨー軸L´yと平行をなす軸、図示例ではピッチ軸L´pと平行をなす軸)を介して回動自在に連結してあると共に、アクチュエータロッド(作動部)12aの先端は、ノズル本体11の外周面に設けた緩衝機構20に連結してあり、一方、ポテンショメータ13の両端は、固体ロケット1の尾部1aおよびノズル本体11に設けた各フランジ6,7にリニアアクチュエータ12の基端と同じく接線方向の軸8を介してそれぞれ回動自在に連結してある。
【0024】
緩衝機構20は、図4および図5にも示すように、略円筒状をなすケース本体21aを有しかつケース本体21aの端部および外周面に位置してノズル本体11に装着したブラケット16に複数本のボルト9を介して固定されるフランジ21b,21cを有するケース21と、このケース21のケース本体21aに形成しためねじ部21dと螺合するおねじ部22dを有するシリンダ22と、このシリンダ22の内側に軸方向に摺動自在に嵌合される内筒部23a,外筒部23bおよびリング状底部23cを具備した二重筒状をなすスライダ23と、このスライダ23の両筒部23a,23bの間に形成された空間に積層状態で嵌め込んだ複数枚の皿ばね(荷重吸収手段)24と、スライダ23のリング状開口部が位置するシリンダ22の端部にねじ込まれて複数枚の皿ばね24を圧縮可能としたナット(吸収量調整部)25を備えている。
【0025】
この実施例において、緩衝機構20は、スライダ23,複数枚の皿ばね24およびナット25をセットしたシリンダ22を2個備えており、2個のシリンダ22,22は、ケース21のケース本体21aの両側からはめ込んである。この場合、ケース本体21aの中間部分で互いに向き合う両スライダ23,23の各リング状底部23c,23cの間には、アクチュエータロッド12aの先端に設けた球面軸受14とピン15を介して連結してアクチュエータロッド12aと両スライダ23,23とを連動させるリンク部26が設けてあり、このリンク部26は、2個のシリンダ22,22をケース本体21aに対して両側から互いに対称をなすように締め込んで位置決めピン27により固定することで、両スライダ23,23の各リング状底部23c,23cにがたつきなく当接するようになっている。
【0026】
緩衝機構20におけるリンク部26の両側に位置する複数枚の皿ばね24は、シリンダ22に対するナット25の締め込みによりいずれも縮んだ状態でスライダ23に収納されており、このときの複数枚の皿ばね24の弾性力Fは、リニアアクチュエータ12の最大運用荷重Fよりも若干大きく設定してある。
【0027】
つまり、この緩衝機構20において、リニアアクチュエータ12に対するノズル本体11からの負荷荷重が最大運用荷重F以内である場合には、すなわち、図6に示す斜線部分では、リニアアクチュエータ12とノズル本体11とを剛の状態で連結して、ノズル本体11にリニアアクチュエータ12からの駆動力を伝達する。
【0028】
また、ノズル本体11からリニアアクチュエータ12に対してその最大運用荷重Fを越え、さらに、複数枚の皿ばね24の弾性力Fをも越える引張り荷重が負荷された状態(図4に示す状態)では、緩衝機構20が作動を開始して、すなわち、シリンダ22内における図3左側に位置するスライダ23がアクチュエータロッド12aと連結したリンク部26に押圧されることによって、複数枚の皿ばね24が図4に示すストロークAの範囲でさらに縮んで超過分の荷重を吸収し、一方、ノズル本体11からリニアアクチュエータ12に対してその最大運用荷重Fを越え、さらに、複数枚の皿ばね24の弾性力Fをも越える圧縮荷重が負荷された状態では、シリンダ22内における図3右側に位置する複数枚の皿ばね24がストロークAの範囲でさらに縮んで超過分の荷重を吸収するようになっている。
【0029】
なお、図3および図4における符号28は、ナット回り止めピンである。
【0030】
上記した可動ノズル10では、2個のポテンショメータ13,13で舵角を検出しつつ、リニアアクチュエータ12,12を適宜伸縮作動させてノズル本体11にピッチ軸L´pおよびヨー軸L´y回りの首振り動作を行わせることによって、噴流ガスの方向制御を行う。
【0031】
この間、リニアアクチュエータ12に対するノズル本体11からの負荷荷重は最大運用荷重F以内であることから、この段階では作動を開始しない緩衝機構20を介してリニアアクチュエータ12とノズル本体11とは剛の状態で連結されることとなり、したがって、ノズル本体11にリニアアクチュエータ12からの駆動力が伝達されて、この可動ノズル10による噴流ガスの方向制御が確実になされることとなる。
【0032】
一方、イグナイタ3を投捨する場合には、その反動によってアクチュエータロッド12aを介してリニアアクチュエータ12に衝撃荷重が負荷されるうえ、これと同時に生じる固体ロケット1の内圧上昇に伴うフレキシブルジョイント2の機軸L方向の圧縮変形によるノズル本体11の揺動によってもリニアアクチュエータ12に過大な荷重が負荷されるが、これらの荷重がリニアアクチュエータ12の最大運用荷重Fを越え、さらには、複数枚の皿ばね24の弾性力Fをも越える場合には、緩衝機構20のシリンダ22内における図3左側に位置する複数枚の皿ばね24(あるいはシリンダ22内における図3右側に位置する複数枚の皿ばね24)がストロークAの範囲でさらに縮んで超過分の荷重を吸収することから、リニアアクチュエータ12の破損が回避されることとなり、その結果、固体ロケット1の内圧が定常に戻ったときには、上記と同じく、この可動ノズル10による噴流ガスの方向制御が支障なくなされることとなる。る。
【0033】
また、この可動ノズル10の緩衝機構20では、スライダ23,複数枚の皿ばね24およびナット25をセットしたシリンダ22を2個備え、これらのシリンダ22,22をケース21のケース本体21aの両側からはめ込むことにより、アクチュエータロッド12aと各スライダ23,23とをリンクさせるようにしているので、荷重吸収手段としての複数枚の皿ばね24とリニアアクチュエータ12の作動部としてのアクチュエータロッド12aとをリンクさせる作業が簡単になされることとなり、さらに、この可動ノズル10の緩衝機構20において、シリンダ22の端部に吸収量調整部としてのナット25をねじ込んで複数枚の皿ばね24を圧縮するようにしているので、複数枚の皿ばね24における弾性力Fの調整、すなわち、緩衝機構20の作動開始荷重の調整が簡単になされることとなる。
【0034】
さらにまた、この可動ノズル10の緩衝機構20では、荷重吸収手段を複数枚の皿ばね24を積層してなるものとしているので、皿ばねの枚数を増減するだけで、すなわち、初期セット荷重を増減するだけで、緩衝機構20の作動開始荷重の設定がなされることとなり、したがって、この作動開始荷重の設定作業が簡単なものとなる。
【0035】
なお、本発明に係わるロケットの可動ノズルの詳細な構成は、上記した実施例に限定されるものではなく、他の構成として、例えば、荷重吸収手段としてコイルばねや、ウレタンばねを採用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるロケットの可動ノズルの一実施例を示す固体ロケット尾部の断面説明図である。
【図2】図1に示したロケットの可動ノズルにおけるリニアアクチュエータおよびポテンショメータの位置関係を示す説明図である。
【図3】図1に示したロケットの可動ノズルにおけるリニアアクチュエータおよび緩衝機構の拡大説明図である。
【図4】図3に示したロケットの可動ノズルにおける緩衝機構の部分拡大断面説明図である。
【図5】図3に示したロケットの可動ノズルにおける緩衝機構をロケット尾部側から見た部分破砕説明図である。
【図6】図3に示したロケットの可動ノズルにおける緩衝機構の作動範囲を示すグラフである。
【図7】従来のロケットの可動ノズルを示す固体ロケット尾部の断面説明図である。
【符号の説明】
1 固体ロケット
1a ロケット尾部
10 可動ノズル
11 ノズル本体
12 リニアアクチュエータ
12a アクチュエータロッド(リニアアクチュエータの作動部)
20 緩衝機構
22 シリンダ(緩衝機構)
24 皿ばね(荷重吸収手段;緩衝機構)
25 ナット(吸収量調整部)
L 機軸
L´p ピッチ軸
L´y ヨー軸

Claims (4)

  1. ロケット尾部に位置してピッチ軸およびヨー軸回りに首振り可能としたノズル本体と、ロケット尾部およびノズル本体の間に略機軸方向に設けたノズル駆動用のリニアアクチュエータを備えたロケットの可動ノズルにおいて、リニアアクチュエータの軸心上には、リニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重を越えた場合に作動して前記負荷荷重を軽減する緩衝機構を設け、緩衝機構は、ノズル本体側に略機軸方向に固定されたシリンダと、このシリンダに収納されると共にリニアアクチュエータの作動部と連結してリニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重以内である場合にシリンダを介してノズル本体にリニアアクチュエータからの駆動力を伝達しかつリニアアクチュエータに対するノズル本体からの負荷荷重が最大運用荷重を越えた場合にその超過分の荷重を吸収する荷重吸収手段を具備していることを特徴とするロケットの可動ノズル。
  2. 緩衝機構は荷重吸収手段を2組具備し、シリンダ内において2組の荷重吸収手段を軸心方向に並べて配置すると共に、2組の荷重吸収手段の互いに対向する端部とリニアアクチュエータの作動部とをリンクさせた請求項1に記載のロケットの可動ノズル。
  3. シリンダに荷重吸収手段の吸収量調整部を設けている請求項1または2に記載のロケットの可動ノズル。
  4. 緩衝機構の荷重吸収手段は複数枚の皿ばねを積層してなっている請求項1ないし3のいずれかに記載のロケットの可動ノズル。
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