JP3666596B2 - バッテリ充放電処理システム、及び車両用セキュリティシステム - Google Patents

バッテリ充放電処理システム、及び車両用セキュリティシステム Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明はバッテリの充放電処理システム、及び車両用セキュリティシステムに関し、より詳細には補助バッテリを搭載する装置のバッテリ充放電処理システム、及び補助バッテリの充放電処理を行う車両用セキュリティシステムに関する。
【0002】
【背景技術】
補助バッテリを搭載し、該補助バッテリの充放電処理を行う装置の一例として、車両用セキュリティ装置が挙げられる。
図7は、従来のセキュリティ装置の要部を概略的に示したブロック図である。セキュリティ装置側となるマスタ1Aは、各種制御を行うマイコン1aを含んで構成され、マイコン1aの入力端子には、イグニッションキ−のON/OFFを検出するイグニッションスイッチ2、イグニッションキ−がエンジンのキ−シリンダに挿入されているか否かを検出するキ−インサ−トスイッチ3、ドアの開閉状態を検出するドアカ−テシスイッチ4、ドアのロック状態を検出するロックポジションスイッチ5、及び車室内への不正侵入を検出する侵入検出手段6が接続されている。
【0003】
マスタ1Aのマイコン1aとスレ−ブ2Aのマイコン2aとは通信ライン9を介して接続され、スレ−ブ側となる例えばサイレン装置は、各種制御を行うマイコン2aを備え、マイコン2aの出力端子には侵入検出手段6からの検出信号に基づいて警報を発する警報音発生回路11が接続され、マイコン2aの入力端子に接続されたイグニッション検出回路12には、イグニッションキ−スイッチ13が信号配線14を介して接続されている。また、補助バッテリ15の一端は、充電状態を報知するためにマイコン2aに接続され、他の一端には、スイッチ回路16、給電線8を介してメインバッテリ7が接続されている。メインバッテリ7は、マスタ1Aのマイコン1aとスレ−ブ2Aのマイコン2aとに給電線8を介して接続されている。
【0004】
上記構成におけるスレ−ブ2Aとしてのサイレン装置に搭載された補助バッテリ15に対する充電処理は次のように行われていた。
スレ−ブ2Aは、イグニッションキ−スイッチ13のON/OFF信号を信号配線14を通してイグニッション検出回路12に取り込み、イグニッション検出回路12は、この検出信号をマイコン2aに出力する。イグニッションキ−スイッチ13がONであると判断した場合には、マイコン2aは、エンジンが作動していると判断して、補助バッテリ15に対する充電を実施すべく、トランジスタ等のスイッチング素子を含んで構成されるスイッチ回路16をONにする信号をスイッチ回路16に送る。スイッチ回路16がONするとメインバッテリ7による給電線8を介した補助バッテリ15への充電が実行される。
【0005】
一方、イグニッションキ−スイッチ13がOFFであると判断した場合には、マイコン2aはエンジンが作動していないと判断して、補助バッテリ15に対する充電を禁止すべく、スイッチ回路16をOFFにする信号をスイッチ回路16に送る。スイッチ回路16がOFFするとメインバッテリ7から給電線8を介した補助バッテリ15への充電が禁止される。このように、補助バッテリ15に対する充電処理は、直接スレ−ブ2Aでイグニッションキ−スイッチ13のON/OFF状態を検出することにより実行されていた。
【0006】
上記したような従来のバッテリ充放電処理システムにおいては、スレ−ブ側でイグニッションキ−スイッチ13からのON/OFF信号を取り込むための信号配線14が必要であり、また、スレ−ブ側にはこれらイグニッションキ−スイッチ13のON/OFF状態を検出するための検出回路12を装備する必要があり、スレ−ブを構成する部品点数が多くなり、コスト高の要因になっていた。
【0007】
【発明の開示】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、スレ−ブに搭載される補助バッテリの充電処理の許可・禁止を直接スレ−ブに判断させるのではなく、マスタとスレ−ブとの通信手段を利用して、補助バッテリの充電処理を実施することにより、信号配線や検出回路等の構成部品の数を削減してコストダンを図ることができるバッテリ充放電処理システム、及び車両用セキュリティシステムを提供することを目的としている。
【0008】
上記目的を達成するために本発明に係るバッテリ充放電処理システム(1)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、前記マスタが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、該第1の判断手段により前記マスタがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第1の判断手段により前記マスタがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】
上記バッテリ充放電処理システム(1)によれば、前記スレ−ブは、前記マスタがスリ−プ状態であるか否かの判断結果に基づいて、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行することができるので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。
【0010】
また、本発明に係るバッテリ充放電処理システム(2)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、前記マスタが通常時より低消費電流となるスリ−プ条件が整ったか否かを判断する第2の判断手段と、該第2の判断手段により前記マスタのスリ−プ条件が整ったと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第2の判断手段により前記マスタのスリ−プ条件が整っていないと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】
上記バッテリ充放電処理システム(2)によれば、前記スレ−ブは、前記マスタのスリ−プ条件が整ったか否かの判断結果に基づいて、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行することができるので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。さらに前記マスタがスリ−プ状態になる前のより早いタイミングで充電の禁止を行うことができるとともに、前記マスタのウェイクアップ時においては、イベント等の作動条件が発生するまでは前記補助バッテリの充電処理を許可しないので、メインバッテリの消費電力を低減することができる。
【0012】
また、本発明に係るバッテリ充放電処理システム(3)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、前記マスタが、所定の制御を行う複数のノ−ドを含む通信システムに接続され、前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、前記ノ−ドのうち少なくとも一つが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第3の判断手段と、該第3の判断手段により前記マスタ以外の前記ノ−ドのうち少なくとも一つがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記スレ−ブの補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第3の判断手段により前記マスタ以外の前記ノ−ドのすべてがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記スレ−ブの補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充放電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】
上記バッテリ充放電処理システム(3)によれば、前記スレ−ブは、前記マスタと通信ラインを介して接続されている前記ノ−ドがスリ−プ状態であるか否かの判断結果を前記通信ラインを介して受信し、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行するので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。また、前記マスタ自身は作動中であるが、複数の前記ノ−ドを含む通信システムがスリ−プ状態に移行していることを早期に受信して、より早いタイミングで前記補助バッテリの充電処理の禁止を実行することができるとともに、前記マスタのウェイクアップ時においては、すべての前記ノ−ドが作動するまでは前記補助バッテリの充電処理を許可しないので、メインバッテリの消費電力を低減することができる。
【0014】
また、本発明に係るバッテリ充放電処理システム(4)は、上記バッテリ充放電処理システム(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記補助バッテリが、前記メインバッテリからの給電が断たれた時に前記スレーブの駆動電源として用いられることを特徴としている。
【0015】
上記バッテリ充放電処理システム(4)によれば、前記メインバッテリが外されたり、前記メインバッテリからの給電ラインを切断されたりして給電が断たれた場合でも、前記補助バッテリから駆動電源を供給することができるので、スレ−ブの作動状態を維持することができる。
【0016】
また、本発明に係る車両用セキュリティシステム(1)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、前記セキュリティ装置が通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、該第1の判断手段により前記セキュリティ装置がスリ−プ状態であると判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第1の判断手段により前記セキュリティ装置がスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴としている。
【0017】
上記車両用セキュリティシステム(1)によれば、前記警告音発生回路を含む装置は、前記セキュリティ装置がスリ−プ状態であるか否かの判断結果に基づいて、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行することができるので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態を警告音発生回路を含む装置側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。
【0018】
また、本発明に係る車両用セキュリティシステム(2)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、前記セキュリティ装置が通常時より低消費電流となるスリ−プ条件が整ったか否かを判断する第2の判断手段と、該第2の判断手段により前記セキュリティ装置のスリ−プ条件が整ったと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第2の判断手段により前記セキュリティ装置のスリ−プ条件が整っていないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とする車両用セキュリティシステム。
【0019】
上記車両用セキュリティシステム(2)によれば、前記警告音発生回路を含む装置は、前記セキュリティ装置のスリ−プ条件が整ったか否かの判断結果に基づいて、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行することができるので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態を警告音発生回路を含む装置側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。さらに前記セキュリティ装置がスリ−プ状態になる前のより早いタイミングで充電の禁止を行うことができるとともに、前記セキュリティ装置のウェイクアップ時においては、イベント等の作動条件が発生するまでは前記補助バッテリの充電処理を許可しないので、メインバッテリの消費電力を低減することができる。
【0020】
また、本発明に係る車両用セキュリティシステム(3)は、メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、前記セキュリティ装置が、所定の制御を行う複数のノ−ドを含む通信システムに接続され、前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、前記ノ−ドのうち少なくとも一つが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第3の判断手段と、該第3の判断手段により前記セキュリティ装置以外の前記ノ−ドのうち少なくとも一つがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置の補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、前記第3の判断手段により前記セキュリティ装置以外の前記ノ−ドのすべてがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置の補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充放電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とする車両用セキュリティシステム。
【0021】
上記車両用セキュリティシステム(3)によれば、前記警告音発生回路を含む装置は、前記セキュリティ装置と通信ラインを介して接続されている前記ノ−ドがスリ−プ状態であるか否かの判断結果を前記通信ラインを介して受信し、前記補助バッテリの充電処理の許可・禁止の制御を実行するので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態を警告音発生回路を含む装置側で直接判断するために必要であった信号配線や信号を検出するための信号検出回路部品が必要でなくなり、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。また、前記セキュリティ装置自身は作動中であるが、複数の前記ノ−ドを含む通信システムがスリ−プ状態に移行していることを早期に受信して、より早いタイミングで前記補助バッテリの充電処理の禁止を実行することができるとともに、前記セキュリティ装置のウェイクアップ時においては、すべての前記ノ−ドが作動するまでは前記補助バッテリの充電処理を許可しないので、メインバッテリの消費電力を低減することができる。
【0022】
また、本発明に係る車両用セキュリティシステム(4)は、上記車両用セキュリティシステム(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記補助バッテリが、前記メインバッテリからの給電が断たれた時に前記警告音発生回路を含む装置の駆動電源として用いられることを特徴としている。
【0023】
上記車両用セキュリティシステム(4)によれば、前記メインバッテリが外されたり、前記メインバッテリからの給電ラインを切断されたりして給電が断たれた場合でも、前記補助バッテリから駆動電源を供給することができるので、警告音発生回路を含む装置の作動状態を維持することができる。
【0024】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明に係るバッテリ充放電処理システム、及び車両用セキュリティシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。但し、ここでは図7に示した従来のバッテリ充放電処理システムと同様の構成部品については同符号を付し、その説明を省略する。なお本実施の形態では、バッテリ充放電処理システムを車両用セキュリティシステムに適用した場合について説明する。
【0025】
マスタ10Aのマイコン10aとスレ−ブ20Aのマイコン20aとは通信ライン9aを介して接続され、マスタ10Aは、マイコン10aを含んで構成され、マイコン10aの入力端子にはイグニッションスイッチ2、キ−インサ−トスイッチ3、ドアカ−テシスイッチ4、ロックポジションスイッチ5の各スイッチ、及び侵入検出手段6が接続され、それぞれの検出信号が入力されるようになっている。サイレン装置としてのスレ−ブ20Aは、マイコン20a、補助バッテリ15、スイッチ回路16、警報音発生回路11を含んで構成されている。そして、メインバッテリ7からの電力は給電線8を介してマスタ10Aのマイコン10a、スレ−ブ20Aのマイコン20aおよび補助バッテリ15に供給されるようになっている。
【0026】
本実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムは、以下のように動作する。
バッテリ充放電処理システムがスリ−プ状態に移行する場合、イグニッションスイッチ2により、イグニッションキ−スイッチがOFFされたことが検出され、キ−インサ−トスイッチ3からの検出信号によりイグニッションキ−がエンジンのキ−シリンダから抜き出されたことが検出され、ドアカ−テシスイッチ4からの検出信号により全てのドアが閉じられていることが検出され、ロックポジションスイッチ5からの検出信号によりドアロック機構が施錠状態になっていることが検出され、警戒モ−ドに移行できる条件が整うと、マスタ10Aは車室内への不正侵入を監視し警戒する警戒モ−ドに入る。マスタ10Aが、警戒モ−ドに入ると、マスタ10Aのマイコン10aは、消費電力が最小になるように、スリ−プ状態(低消費電流モ−ド)になる。
【0027】
スレ−ブ20Aでは、マイコン20aが、通信ライン9aを介してマスタ10Aがスリ−プ状態であるという信号を受信すると、補助バッテリ15のメインバッテリ7からの給電ラインを断つために、補助バッテリ15の充電を禁止させる制御信号をマイコン20aからスイッチ回路16に送り、補助バッテリ15の充電を禁止する処理を行った後、スレ−ブ20A側のマイコン20aもスリ−プ状態に移行する。
【0028】
他方、スリ−プ状態にあったマスタ10Aがウェイクアップ状態(通常消費電流モ−ド)に移行するには、正規の方法によりドアがキ−で解錠され、イグニッションスイッチ2のON信号がマイコン10aに入力されることが条件となり、この条件が成立するとマスタ10Aは、スリ−プ状態からウェイクアップ状態に移行することになる。通信ライン9aを介してマスタ10Aがウェイクアップ状態にあるという信号をスレ−ブ20Aのマイコン20aが受信すると、スレ−ブ20Aのマイコン20aもウェイクアップ状態に移行し、補助バッテリ15の充電を許可する信号をスイッチ回路16に送り、スイッチ回路16をONさせ、補助バッテリ15のメインバッテリ7による充電を可能にする。
【0029】
本バッテリ充放電処理システムにおけるマイコン20aの補助バッテリ15の充電制御動作を図2に示すフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まずステップ1で、マスタ10Aの作動状態の確認を行うために通信ライン9aを介してマイコン10aからの信号の取り込みを行う。次にステップ2で、マスタ10Aがスリ−プ状態にあるか否かを判断する。スリ−プ状態にあると判断すれば、ステップ3に進み、上記した補助バッテリ15の充電を禁止する処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップ2でマスタ10Aがスリ−プ状態ではないと判断すれば、ステップ4に進み、上記した補助バッテリ15の充電を許可する処理を行い、その後処理を終了する。
【0030】
この場合における補助バッテリ15の充電許可禁止のタイミングチャ−トを図6(a)に示している。T11は、マスタ10Aがスリ−プ状態にあると判断された時点であり、この時点から補助バッテリ15の充電が禁止される。また、T12は、マスタ10Aがスリ−プ状態からウェイクアップ状態に移行したと判断された時点であり、この時点から補助バッテリ15の充電が許可される。
【0031】
実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムによれば、スレ−ブ20Aは、マスタ10Aがスリ−プ状態であるか否かの判断結果を示す信号を通信ライン9aを介して取り込み、補助バッテリ15の充電処理の許可・禁止の制御を実行することができるので、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ20A側で直接判断するために必要であった信号取り込みのための配線(図7に示した信号配線14)や信号を検出するための信号検出回路部品(図7に示したイグニッション検出回路12)を必要としなくなる。したがってシステムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。
【0032】
次に、実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムを説明する。
実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムのハ−ド的構成は、図1に示したバッテリ充放電処理システムと同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0033】
実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムが実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムと相違する点は、実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるよりも早い段階で補助バッテリ15の充電を禁止する点にある。すなわち、マスタがスリ−プ状態に移行する場合、通常スリ−プするための条件が整った後、数秒の時間経過後にスリ−プ状態に移行するが、実施の形態(2)の場合、マスタ10Bがスリ−プするための条件が整った段階で、その信号をスレ−ブ20Bのマイコン20bが通信ライン9aを介して取り込み、補助バッテリ15の充電を禁止する。
【0034】
実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるマイコン20bの補助バッテリ15に対する充電制御動作を図3に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0035】
まずステップ11で、マスタ10Bの作動状態を確認するために通信ライン9aを介してマイコン10bからの信号の取り込みを行う。次にステップ12で、マスタ10Bのスリ−プ条件が整ったか否かを判断する。スリ−プ条件が整ったか否かは、キ−インサ−トスイッチ3からの検出信号などから適宜判断することができるように設定すれば良い。ステップ12においてスリ−プ条件が整ったと判断すれば、次にステップ13に進み、補助バッテリ15の充電を禁止する処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップ12においてスリ−プ条件が整っていないと判断すれば、次にステップ14に進み、補助バッテリ15の充電を許可する処理を行い、その後処理を終了する。
【0036】
この場合における補助バッテリ15の充電許可禁止のタイミングチャ−トを図6(b)に示している。T21は、マスタ10Bのスリ−プ条件が整ったと判断された時点であり、この時点から補助バッテリ15の充電が禁止される。T21時点と図6(a)におけるマスタ10Aがスリ−プ状態になったT11時点とは、数秒程度の時間差を生じる。また、T22は、マスタ10Bがスリ−プ状態からウェイクアップ状態に移行し、マイコン10bに作動条件が発生し、スリ−プできない状態になった時点であり、この時点から補助バッテリ15の充電が許可される。
【0037】
上記実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムによれば、スレ−ブ20Bは、マスタ10Bのスリ−プ条件が整ったか否かの判断結果を通信ライン9aを介して取り込み、この判断結果に基づいて補助バッテリ15の充電処理の許可・禁止の制御を実行する。従って、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ側で直接判断するために必要であった信号取り込みのための配線(図7に示した信号配線14)や、信号を検出するための信号検出回路部品(図7に示したイグニッション検出回路12)を必要としなくなる。このため、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。さらにスリ−プ状態になるよりも早いタイミングで充電の禁止を実行することができるとともに、マスタ10Bのウェイクアップ時においては、マイコン10bにイベント等の作動条件が発生するまでは補助バッテリ15の充電処理を許可しないので、メインバッテリ7の消費電力をより一層低減することができる。
【0038】
次に、実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムを説明する。 図4は、実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。マスタ10C及びスレ−ブ20Cのハ−ド的構成は、図1に示した実施の形態(1)に係るマスタ10A及びスレ−ブ20Aに、複数のノ−ドと通信するための通信ライン21と信号の入出力を行う外部通信手段17が追加して配設されている以外は同様に構成されているので、ここではその詳細な説明は省略することとする。
【0039】
実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムにあっては、車両に搭載されるノ−ド30〜60とマスタ10Cとが通信ライン21を介してリング形式で接続され、通信を行うことにより互いに情報を共有化できる車両用LANが構成されている。リング形式の通信ライン21によるデ−タ送信を制御するアクセス方式として、ト−クンパッシング方式が採用されている。なお、通信のアクセス方式は、本実施の形態に限定されるものではなく、各ノ−ドとの通信ラインの接続方法(バス形式、リング形式、スタ−形式等)により、最適なアクセス方式を適宜選択して採用すれば良い。
【0040】
各ノ−ド30、…としては、車両に搭載され、マイコンによりシステムを制御し、通信を行うための送受信機能を有するものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、ノ−ド30にはエンジン制御用のECU、ノ−ド40にはボディ制御用のECU、ノ−ド50にはシ−ト制御用のECU、ノ−ド60にはメ−タ−制御用のECUなどが採用され得る。
【0041】
実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるマイコン20c(図1)の行う補助バッテリ15の充電制御動作を図5に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0042】
まず、ステップ21で各ノ−ド30、…の作動状態の確認を行うために通信ライン9aを介してマイコン10cからの信号の取り込みを行う。つまり、マイコン20cは、通信ライン9aを介してマスタ10Cのマイコン10cに、通信ライン21を介した通信により各ノ−ド30、…からマイコン10cに送られてきているスリ−プ状態であるか否かの信号の送信要求を行う。次に、ステップ22に進み、ノ−ド30、…のうち少なくとも一つがスリ−プ状態であるか否かの判断を行い、ステップ22においてノ−ド30、…のうち少なくとも一つがスリ−プ状態であると判断された場合には、ステップ23に進み、補助バッテリ15に対する充電処理を禁止する処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップ22において、ノ−ド30、…のすべてがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、ステップ24に進み、補助バッテリ15に対する充電処理を許可する処理を行い、その後処理を終了する。
【0043】
この場合における補助バッテリ15の充電許可禁止のタイミングチャ−トを図6(c)に示している。T31は、複数のノ−ド30、…のうち少なくとも一つがスリ−プ状態にあると判断された時点を示しており、この時点から補助バッテリ15の充電処理を禁止する。マスタ10Aがスリ−プ状態になる時点の(a)、マスタ10Bのスリ−プ条件が整う時点の(b)の場合と比べるとより早いタイミングで補助バッテリ15の充電処理の禁止が行われる。また、T32は、すべてのノ−ド30、…がスリ−プ状態からウェイクアップ状態に移行して作動条件が発生した時点を示しており、この時点から補助バッテリ15の充電処理が許可される。マスタ10Aがウェイクアップする時点の(a)、マスタ10Bに作動条件が発生した時点の(b)の場合と比べるとより遅いタイミングで補助バッテリ15の充電処理の許可が行われている。
【0044】
上記実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムによれば、スレ−ブ20Cは、マスタ10Cと通信ライン21を介して接続されている各ノ−ド30、…がスリ−プ状態であるか否かの判断結果を通信ライン9aを介してマイコン10cから受信し、補助バッテリ15の充電処理の許可・禁止の制御を実行する。従って、従来、イグニッションキ−スイッチの状態をスレ−ブ20C側で直接判断するために必要であった信号取り込みのための配線(図7に示した信号配線14)や、信号を検出するための信号検出回路部品(図7に示したイグニッション検出回路12)を必要としなくなる。このため、システムを構成する部品点数を減らしてコストの削減を図ることができる。また、マスタ10C自身は作動中であるが、複数のノ−ド30、…を含む通信システムがスリ−プ状態に移行していることを早期に受信して、より早いタイミングで補助バッテリ15の充電処理の禁止を行うことができる。また、マスタ10Cのウェイクアップ時においては、すべてのノ−ド30、…が作動するまでは補助バッテリ15の充電処理を許可しないので、メインバッテリ7の消費電力をより一層低減することができる。
【0045】
なお、上記実施の形態ではマスタ10A、…とスレ−ブ20A、…として、セキュリティ装置に関するものを例に挙げて説明したが、本発明は何ら上記実施の形態に限定されるものではなく、マスタと、補助バッテリが搭載されたスレ−ブとが通信可能に接続されているシステムであればどのようなものにも適用可能で利であり、例えば、緊急通報装置などへの適用も可能である。
【0046】
【産業上の利用可能性】
本発明に係るバッテリの充放電処理システムは、マスタと、補助バッテリが搭載されたスレ−ブとが通信可能に接続されているシステムであればどのようなシステムにも利用可能であり、補助バッテリを搭載し、該補助バッテリの充放電処理を行う装置の一例として、車両用セキュリティ装置や緊急通報装置などが挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)〜(3)に係るバッテリ充放電処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるマイコンの動作を示したフロ−チャ−トである。
【図3】実施の形態(2)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるマイコンの動作を示したフロ−チャ−トである。
【図4】実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムの全体構成の一例を概略的に示したブロック図である。
【図5】実施の形態(3)に係るバッテリ充放電処理システムにおけるマイコンの動作を示したフロ−チャ−トである。
【図6】実施の形態(1)〜(3)に係るバッテリ充放電処理システムにおける補助バッテリの充電の許可・禁止制御を示したタイミングチャ−トである。
【図7】従来のバッテリ充放電処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。

Claims (8)

  1. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、
    前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、
    前記マスタが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    該第1の判断手段により前記マスタがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第1の判断手段により前記マスタがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とするバッテリ充放電処理システム。
  2. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、
    前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、
    前記マスタが通常時より低消費電流となるスリ−プ条件が整ったか否かを判断する第2の判断手段と、
    該第2の判断手段により前記マスタのスリ−プ条件が整ったと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第2の判断手段により前記マスタのスリ−プ条件が整っていないと判断された場合には、前記スレ−ブに搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とするバッテリ充放電処理システム。
  3. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行うバッテリ充放電処理システムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるマスタと前記補助バッテリが搭載された従制御側となるスレ−ブとに給電可能に接続され、
    前記マスタが、所定の制御を行う複数のノ−ドを含む通信システムに接続され、
    前記マスタと前記スレ−ブとが通信可能に接続され、
    前記ノ−ドのうち少なくとも一つが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第3の判断手段と、
    該第3の判断手段により前記マスタ以外の前記ノ−ドのうち少なくとも一つがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記スレ−ブの補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第3の判断手段により前記マスタ以外の前記ノ−ドのすべてがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記スレ−ブの補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充放電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とするバッテリ充放電処理システム。
  4. 前記補助バッテリが、前記メインバッテリからの給電が断たれた時に前記スレーブの駆動電源として用いられることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれかの項に記載のバッテリ充放電処理システム。
  5. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、
    前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、
    前記セキュリティ装置が通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    該第1の判断手段により前記セキュリティ装置がスリ−プ状態であると判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第1の判断手段により前記セキュリティ装置がスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  6. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、
    前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、
    前記セキュリティ装置が通常時より低消費電流となるスリ−プ条件が整ったか否かを判断する第2の判断手段と、
    該第2の判断手段により前記セキュリティ装置のスリ−プ条件が整ったと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第2の判断手段により前記セキュリティ装置のスリ−プ条件が整っていないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置に搭載された補助バッテリの前記メインバッテリからの充電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  7. メインバッテリとは別個に設けられている補助バッテリの充放電の制御を行う車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記メインバッテリが、主制御側となるセキュリティ装置と前記補助バッテリが搭載された従制御側となる警告音発生回路を含む装置とに給電可能に接続され、
    前記セキュリティ装置が、所定の制御を行う複数のノ−ドを含む通信システムに接続され、
    前記セキュリティ装置と前記警告音発生回路を含む装置とが通信可能に接続され、
    前記ノ−ドのうち少なくとも一つが通常時より低消費電流となるスリ−プ状態であるか否かを判断する第3の判断手段と、
    該第3の判断手段により前記セキュリティ装置以外の前記ノ−ドのうち少なくとも一つがスリ−プ状態であると判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置の補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充電処理を禁止する充電禁止手段と、
    前記第3の判断手段により前記セキュリティ装置以外の前記ノ−ドのすべてがスリ−プ状態ではないと判断された場合には、前記警告音発生回路を含む装置の 補助バッテリに対する前記メインバッテリからの充放電処理を許可する充電許可手段とを備えていることを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  8. 前記補助バッテリが、前記メインバッテリからの給電が断たれた時に前記警告音発生回路を含む装置の駆動電源として用いられることを特徴とする請求の範囲第5項〜第7項のいずれかの項に記載の車両用セキュリティシステム。
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