JP3665484B2 - 成型機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、成型材料を型枠内で固化させて成型するための成型機に関する。
【0002】
【従来の技術】
金型を組み合わせた状態で内部に形成されるキャビティに成型材料を導入し、同成型材料が固化した後に金型を開放して成型をした場合、金型の接合面に沿って成型品の外周にバリが形成される。このバリの除去は、従来はヤスリやグラインダを使用して手作業で行うか、成型機とは別のバリ取り装置を使用して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、手作業又はバリ取り装置によるハリ取り作業のいずれも型開き後に成型機の型から成型品を取り出してバリ取りの作業を独立して行う必要がある。成型品は成型後このようなバリ取り作業を経て初めて完成品となるのであり、完成までにかなり時間とコストがかかるという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、金型から取り出す段階でバリが除かれた成型品を製造でき、バリ取りに関する後作業が不要或いは極めて軽減される成型機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、第1の分割型枠と第2の分割型枠とにより構成され、駆動手段によって両分割型枠が接離する金型を有し、金型を組み合わせた状態で内部に形成されるキャビティに流入口から成型材料を導入し、同成型材料が固化した後に金型を開放し、開放とともに成型品押し出し手段或いは成型品吸引手段によって成型品を一方の分割型枠側のみに残るようにした成型機において、前記両分割型枠の接合面に沿って前記成型品の外周に形成されるバリを取り除くために同成型品の通過を許容するとともに通過時にバリと干渉する中抜き通過孔を形成したバリ取り用型枠と、前記金型の型開きとともにいずれかの分割型枠上の前記成型品を同分割型枠から離間させて同成型品のバリと同分割型枠との間にクリアランスを設けるようにした成型品離間手段とを設け、前記成型品が保持されるいずれかの分割型枠を型開きとともに方向転換させて前記バリ取り用型枠の中抜き通過孔と対峙させ、同成型品離間手段によって離間させた成型品に対してバリ取り用型枠を通過させバリを取り除くようにしたことをその要旨とする。
上記の構成によれば、成型品離間手段によって成型品は載置された分割型枠から離間させられクリアランスが設けられる。このクリアランスによってバリが形成された成型品のそのバリの位置を超えてバリ取り用型枠が成型品と交差することが可能となる。このクリアランスが設けられた状態で成型品をバリ取り用型枠の中抜き通過孔から通過させる。するとバリ取り用型枠がバリの位置を通過するのにともなって成型品の外周に形成されるバリは通過孔周縁と干渉し、通過を阻止されて成型品から除去される。
また、上記の目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記成型品は成型品離間手段によって静止しているバリ取り用型枠の中抜き通過孔を通過させられることをその要旨とする。
また、上記の目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記流入口は前記第1及び第2の分割型枠を組み合わせた状態で両分割型枠間に形成され、成型材料の導入時においては同流入口は上方から同成型材料を前記キャビティ内に導入させるとともに、前記成型品が保持されるいずれかの分割型枠は前記金型の型開きとともに方向転換させられてその内表面が上方を向くようにしたことをその要旨とする。
また、上記の目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項に記載の発明において、成型品が載置されるいずれかの分割型枠はバリ取り用型枠の中抜き通過孔と対峙した状態で成型品を下から保持するようにしたことをその要旨とする。
【0005】
【発明の効果】
記発明では、成型品はバリ取り用型枠の中抜き通過孔を通過し、その際に前記成型品の外周に形成されるバリは通過孔と干渉し除去されるので、その後のバリ取り作業が不要あるいは極めて軽減される。その結果、製造コストの低減を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である成型機10を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の成型機10は、鋳型の中子を造形するためのものであり、機台12に回転枠14、空気タンク16、サンドレザーバ18、砂貯蔵ホッパ20、バリ取り装置22が装着されたものである。
なお、以下の説明においては、図1において手前を前(図2において右方)、奥(図2において左方)を後ろ、図1において右方を右、左方を左という。
機台12の後部には取着枠24が装着されている。同取着枠24の上部には砂貯蔵ホッパ20が配置されている。砂貯蔵ホッパ20内には成型材としての熱硬化性樹脂が混入された砂が貯蔵されている。砂貯蔵ホッパ20の下方には、サンドレザーバ18が装着されている。サンドレザーバ18と砂貯蔵ホッパ20とは連通され、砂貯蔵ホッパ20内の砂がサンドレザーバ18に一時貯留されるようになっている。サンドレザーバ18は、第1のシリンダ装置25のロッド27の進退により前後方向に移動可能にレール26に装着されている。サンドレザーバ18の左側には同取着枠24に空気タンク16が装着されている。空気タンク16の上部からは、パイプ28が延設され、図示しないシュッテイングバルブが内蔵されたレール26の前部に連結されている。サンドレザーバ18がレール26の前部へ移動するとシュッテイングバルブを介して空気タンク16からの空気がサンドレザーバ18内に流入するようになっている。
【0007】
機台12の前方には回転枠14が装着されている。回転枠14は、機台12の一対の脚30上に配置された軸受け37,39によって左右の回動軸14a,14bが回動可能に支持されており、回転枠14は両軸受け37,39によって両脚30間に架設されている。図1において左側の脚30上には第2のシリンダ装置33が配設されている。第2のシリンダ装置33のロッド33a先端にはラック35が固着されており、同ラック35は左回動軸14aに対して一体回動可能に固着されたピニオン36と噛合されている。その結果、ロッド33a(ラック35)の進退にともなってピニオン36が回動させられ、もって回転枠14が回動する。
回転枠14についてより詳細に説明する。図3(a)(b)に示すように、回転枠14は長方形板状の一対の基盤31間に4本のガイド32が架設された基本骨格形状とされている。ガイド32の端部はナット34で基盤31に固定されている。
【0008】
回転枠14には、分割型枠としての第1の金型38が装着されている。第1の金型38は、4本のガイド32間に配設された金型ブロック45に回動軸40を中心に回動可能に装着されている。金型ブロック45には図示しない第3のシリンダ装置が併設されている。図6(a)及び(b)に示すように、第3のシリンダ装置のロッド41の先端は金型ブロック45に回転力を付与するために回動軸40とずれた位置に装着されている。その結果、ロッド41が進出すると図6(a)の位置から、第1の金型38は金型ブロック45とともに軸40を中心に図上反時計回り方向に回動して90度ずれた図6(b)に示す位置に移動する。尚、シリンダ装置は図示しないリミットスイッチにより制御されて金型ブロック45をそれぞれ図6(a)及び図6(b)の位置で停止させる。
図4に示すように第1の金型38の底面部にはガスバーナ43が装着されている。ガスバーナ43は第1の金型38を加熱する。第1の金型38には、成型材料を成型するための凹部38a及び凹条38bが形成されている。凹部38aにはピン孔42が設けられ、ピン孔42には成型品離間手段としてのピン44が出没可能に装着されている。ピン44は第4のシリンダ装置46のロッド47と連結されており、同ロッド47の進退に伴って凹部38a内部に出没するようになっている。凹条38bは、砂を流入させるための通路となるものである。また、第1の金型38の下部には、図示しない成型品吸引装置が装着されている。成型品吸引装置はピン孔42とピンの隙間から空気を吸引し、成型品を第1の金型38に保持する。
【0009】
前記ガイド32にはスライドブロック55が同ガイド32の長手方向にスライド移動可能に装着されている。スライドブロック55には第2の金型48が固着されている。回転枠14の右側であって脚30上には駆動手段としての第5のシリンダ装置50が配設されている。第5のシリンダ装置50のロッド53先端はスライドブロック55に固着され、同ロッド53の進退によりスライドブロック55とともに第2の金型48が左右方向に移動可能とされている。第2の金型48の底面部には、ガスバーナ52が装着されている。第2の金型48には、成型材料を成型するための凹部48a及び凹条48bが形成されている。凹条48bは、第1の金型38の凹条38bと対応する位置に形成されている。
第1の金型38と第2の金型48は図5(b)に示すようにこれらの表面が互いに当接して金型が組み合わされた状態においては、両金型38,48の凹部38a,48aはキャビティP,Q,R,Sを形成し、凹条38b及び48bは第1及び第2の流入口49、51を形成する。本実施の形態では180度ずれた位置の第1及び第2の流入口49、51から成型用の砂が導入され、第1の流入口49からはキャビティP,Qに、第2の流入口51からはキャビティR,Sに砂が充填される。
【0010】
図1及び図2に示すように、機台12の左部には断面L字状の2本の支柱54が間隔をおいて配設されている。両支柱54の上端は横柱58で連結されており、下端は機台12の下部寄りに取り付け具56を介してボルトで固定されている。前記レール26と同横柱58間には左右方向にガイドレール60が横架されている。ガイドレール60には、バリ取り装置22が同レール60の長手方向(左右方向)に沿って移動可能に配設されている。ガイドレール60の左端にはバリ取り装置22を左右に移動させる第6のシリンダ装置62が装着されている。
バリ取り装置22は、取付基部64、バリ取り用シリンダ装置66、枠体としてのバリ取り用型枠68とから構成されている。取付基部64はガイドレール60に吊支され前記シリンダ装置62のロッド63先端が固着されている。取付基部64の下端にはバリ取り用シリンダ装置66が吊り下げ保持されている。バリ取り用シリンダ装置66のロッド67先端にはバリ取り用型枠68が装着されている。
したがって、バリ取り装置22は取付基部64による水平方向移動とバリ取り用シリンダ装置66のロッド67による上下方向移動によって2次元的にバリ取り用型枠68を移動させることが可能となっている。
【0011】
図7(b)に示すように、バリ取り用型枠68は、長方形平板状の鋼板に通過孔としての中抜き部68aが4個形成されている。中抜き部68aは成型品Tの外周の第1の金型38及び第2の金型48の継ぎ目における接線を接線に垂直な平面上に降ろした(つまり正投射した)形状とされ、成型品Tの通過のため実際の正投射線分より僅かに大きく形成されている。
機台12のには図示しない制御ボックスが併設され、同ボックス内の制御装置により回転枠14の回転、空気タンク16の空気の噴射、サンドレザーバ18の前後の移動、バリ取り装置22の左右の移動等の動作が制御される。
【0012】
次に、本実施の形態の成型機10の作用について説明する。以下、図1〜図8(a)及び(b)に基づいて成型機10の使用方法について説明する。
(1)砂貯蔵ホッパ20から流動性を有する砂をサンドレザーバ18内に投入する。
(2)図5(a)及び(b)に示すように、サンドレザーバ18を第1のシリンダ25のロッド27の進出により前方に移動させ、その噴出口が第1の金型38及び第2の金型48の分割面に形成された第1の流入口49の上方に位置するようにする。
(3)図示しないシュッテイングバルブを開き、空気タンク16から圧縮空気を導入し、サンドレザーバ18内の砂が第1の流入口49からキャビティP、Qに注入・充填する。尚、第1の金型38及び第2の金型48はガスバーナ43,52により加熱されている。
【0013】
(4)サンドレザーバ18が第1のシリンダ25のロッド27を後退させて後方に退避させると、続いて第2のシリンダ装置33のロッド33aを進出させ、ラック35とピニオン36との駆動伝達機構によって回転枠14が180度反転させる。尚、第2のシリンダ装置33は図示しないリミットスイッチにより制御されてロッド33aの進出量が決定される。そして第1の金型38及び第2の金型48が反転すると再度サンドレザーバ18を第1のシリンダ装置25のロッド27を伸長させることで前方に移動させる。
(5)再度シュッテイングバルブを開き、空気タンク16からの圧縮空気を導入し、サンドレザーバ18内の砂を第2の流入口51からキャビティR、Sに注入する。第1の金型38及び第2の金型48は加熱されているので、その熱により注入された砂は熱硬化し図8(a)及び(b)に示すように成型品Tが成型される。このとき、第1の金型38及び第2の金型48の接合面に沿って成型品T外周にはバリUが形成される。
【0014】
(6)サンドレザーバ18が第1のシリンダ装置25のロッド27の後退により後方に退避した後、図6(a)に示すように、第5のシリンダ装置50のロッド53を後退させスライドブロック55とともに第2の金型48を右方に移動させる。このとき、成型品Tは吸引装置により吸引されているので第1の金型38側に保持される。
(7)図示しない第3のシリンダ装置のロッドシャフト41を進出させ、第1の金型38を軸40を中心に反時計回り方向に回動させる。すると図6(b)に示すように、第1の金型38は内表面が上方を向くよう配置される。固化した成型品Tは下半分が第1の金型38の凹部38aに収容された状態となる。第1の金型38が図6(b)位置まで回動すると吸引装置の吸引は停止される。
【0015】
(8)図1において仮想線で示される退避位置にあるバリ取り装置22が第6のシリンダ62のロッド63の進出によりカイドレール60に沿って右方に移動し、第1の金型38の真上に位置させる。
(9)図7(a)に示すように、バリ取り用シリンダ装置66のロッド67を進出させてバリ取り用型枠68を第1の金型38上に下降させる。バリ取り用型枠68の中抜き部68a周縁と成型品Tとはすれすれに交差し、中抜き部68a周縁が第1及び第2の金型38,48の継ぎ目位置に形成されたバリUに当接してバリ取り用型枠68の進出は停止させられる。
バリ取り用型枠68とバリUとの関係についてより詳しく説明する。図8(b)に示すように、バリ取り用型枠68の中抜き部68a周縁は第1及び第2の金型38,48の接合面の高さの違いから最も高位置であるバリU0に当接する。したがって、バリ取り用型枠68はそれ以上下方には進出することはできない。すなわち、バリ取り用型枠68の停止とはこのバリU0の高さでの停止を意味する。
【0016】
(10)次いで、前記第4のシリンダ装置46のロッド47を進出させ、ピン44が凹部38a内に突出させる。成型品Tはピン44により持ち上げられ、バリUは取り除かれる。成型品Tがピン44により持ち上げられた状態で図8(b)に示すように、バリ取り用型枠68は最も低位置であるバリU1によりも下方に位置する必要がある。つまり、全周囲に渡ってすべてのバリUを取り除くにはピン44の突出量は最も高位置にあるバリU0と最も低位置にあるバリU1との間隔以上に成型品Tを持ち上げる必要がある。
(11)ここでバリ取り用型枠68の中抜き部68aから上方に露出した成型品Tを作業者が取り出し、次いで、バリ取り用シリンダ装置66のロッド67を後退させるとともに、第6のシリンダ62のロッド63を後退させバリ取り装置22を退避位置に復帰させる。そして、再び上記工程を繰り返す。
【0017】
このように構成することにより本実施の形態の成型機10は以下のような効果を奏する。
・成型品Tの分割線に沿って形成されたバリUがバリ取り用型枠68の中抜き部68aを通過できず、バリUが除去されるので、その後に手作業又は別のバリ取り装置によるバリ取り作業を行う必要がない。
・成型品Tが載置される第1の金型38はバリ取り用型枠68の中抜き部68aと対峙して第1の金型38が内表面が上方を向くようにしているため、吸引装置によって成型品を吸引しておく必要がなく、成型品Tを第1の金型38から離間させても落下するおそれがない。
・成型後まだ完全に硬化仕切っていない成型品Tにたいして直ちにバリ取りを行うため、バリがきれいに取れる。
【0018】
なお、この発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、次のように変更して具体化することも可能である。
・ピン44は、一の成型品に1本である必要はなく、成型品の形状、大きさに応じてその数を変更してもよい。
この場合には、複数の支点で成型品が持ち上げられるため、安定した状態で成型品を上昇させることができ、確実にバリを取り除くことができる。
・中抜き部68aの縁にエッジを形成してもよい。
この場合には、バリUにエッジが食い込み、より確実にバリを取り除くことができる。
・第1の金型38は内表面が上方以外でもよい。
・バリ取り用型枠68は上から下方向以外(横方向)の動きでもよい。
・吸引ではなく押し出しでもよい。
・鋳型の中子を造形する以外に分割金型でバリができる成型機であればよい。
・上記実施の形態では180度反転した反転しなくともよい。反転するとバリ取り用型枠68に向かい合うのでよいが、バリ取り用型枠68の方を両金型38,48間に持ってきてもよい。
・バリ取り用型枠68は静止であったが先にピンで持ち上げておいてもよい。
・バリ取り用型枠68の中抜き部68aの周縁に鋭角の切断刃をもうけてもよい。
・バリ取り用型枠68と第1の金型38は正対しなくともよい。この場合は、中抜き部68aの周縁に角度がついてバリが取れやすくなる。
・バリ取りの後処理として更にサンダー等をかけることは構わない。
【0019】
本発明について上記実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
・成型品離間手段は、分割型枠に孔を設け、同孔から押し出しピンを出没させるものである請求項1に記載の成型機。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の成型機の正面図。
【図2】同実施形態の成型機の左側面図。
【図3】(a)同実施形態の成型機の回転枠に金型を装着した状態を示す側面図。(b)同実施形態の成型機の回転枠に金型を装着した状態を示す正面図
【図4】同実施形態の成型機の金型の構造を示す正面図。
【図5】(a)本発明の実施形態の成型機の金型内に砂が投入される状態を示す側面図。(b)同実施形態の成型機の金型内に砂が投入される状態を示す正面図。
【図6】(a)本発明の実施形態の成型機の金型が開く状態を示す正面図。(b)同実施形態の成型機の金型が上を向く状態を示す正面図。
【図7】(a)本発明の実施形態の成型機のバリ取り用型枠が降下してバリが除去される状態を示す正面図。(b)同実施形態の成型機のバリ取り用型枠が降下してバリが除去される状態を示す平面図。
【図8】(a)本発明の実施形態の成型機により成型される成型品を示す斜視図。(b)同実施形態の成型機により成型される成型品を示す正面図。
【符号の説明】
10…成型機、12…機台、22…バリ取り装置、38…第1の金型、42…ピン孔、44…ピン、48…第2の金型、68…バリ取り用型枠、68a…中抜き部、P、Q、R、S…中空部、T…成型品、U…バリ。

Claims (4)

  1. 第1の分割型枠と第2の分割型枠とにより構成され、駆動手段によって両分割型枠が接離する金型を有し、金型を組み合わせた状態で内部に形成されるキャビティに流入口から成型材料を導入し、同成型材料が固化した後に金型を開放し、開放とともに成型品押し出し手段或いは成型品吸引手段によって成型品を一方の分割型枠側のみに残るようにした成型機において、
    前記両分割型枠の接合面に沿って前記成型品の外周に形成されるバリを取り除くために同成型品の通過を許容するとともに通過時にバリと干渉する中抜き通過孔を形成したバリ取り用型枠と、
    前記金型の型開きとともにいずれかの分割型枠上の前記成型品を同分割型枠から離間させて同成型品のバリと同分割型枠との間にクリアランスを設けるようにした成型品離間手段とを設け、
    前記成型品が保持されるいずれかの分割型枠を型開きとともに方向転換させて前記バリ取り用型枠の中抜き通過孔と対峙させ、同成型品離間手段によって離間させた成型品に対してバリ取り用型枠を通過させバリを取り除くようにした成型機。
  2. 前記成型品は成型品離間手段によって静止しているバリ取り用型枠の中抜き通過孔を通過させられることを特徴とする請求項1に記載の成型機。
  3. 前記流入口は前記第1及び第2の分割型枠を組み合わせた状態で両分割型枠間に形成され、成型材料の導入時においては同流入口は上方から同成型材料を前記キャビティ内に導入させるとともに、
    前記成型品が保持されるいずれかの分割型枠は前記金型の型開きとともに方向転換させられてその内表面が上方を向くようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の成型機。
  4. 成型品が載置されるいずれかの分割型枠はバリ取り用型枠の中抜き通過孔と対峙した状態で成型品を下から保持することを特徴とする請求項3に記載の成型機。
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