JP3664898B2 - 放送信号受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートチューニングを行うために中間周波数信号(IF信号)の出力を計数するカウント機能を有するPLLシンセサイザー方式のチューナを備えたラジオやステレオ装置などの放送信号受信装置に関するもので、特に、受信信号を妨害することのないスイッチング電源を有する放送信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送信号受信装置には、マイクロコンピュータのクロックを発振するためのクロック発振器やスイッチング電源のスイッチング信号を発振するためのスイッチング信号発振器などの発振器が設けられている。これらの発振器から発振される信号の周波数やその高調波の周波数が、前記放送信号受信装置の受信動作に妨害を与えることがある。そのため、これらの妨害を阻止するためこれらの発振器を妨害電波が漏れないようにシールドしたり、機械的スイッチを設けて、受信時に妨害がでた場合、そのスイッチを切り換えることによって発振される信号の周波数を変化させていた。
【0003】
又、特開平5−259998号公報のように、シールドや機械的スイッチを使用せずに、前記クロックの周波数が受信する放送信号の周波数にイメージ妨害を与えるような周波数であるとき、そのクロックの周波数を切り換えるための発振周波数切換手段を有する放送信号受信装置が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平5−259998号公報にて提供される放送信号受信装置は、該放送信号受信装置のシステムとなるマイクロコンピュータに発振されるクロックの周波数が前記放送信号のイメージ周波数となるときに切り換えるためのもので、前記スイッチング電源に発振されるスイッチング信号のような低い周波数の信号のように、その基本波及び高調波が直接、妨害となる信号には対応していない。
【0005】
又、特開平5−259998にて提供される放送信号受信装置は、前記クロックの周波数を計数するための専用の計数手段を、選局のためのIF信号の周波数を計数する計数手段とは別に備えている。
【0006】
本発明は、周波数の違う複数のスイッチング信号を有するスイッチング電源を備え、前記スイッチング信号の周波数を計数するための専用の計数手段を設けることなく、前記スイッチング信号の周波数を計数することができる放送信号受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、選局を行ったときに、スイッチング信号が選局を行う放送信号の妨害となるような信号であるか否かを判断して、前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号に自動的に切り換えることのできる放送信号受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、自動的に選局を行ったときに、その受信した信号が放送信号かスイッチング信号による妨害電波かを判定することができる放送信号受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明は、放送信号の妨害を受けずにスイッチング信号の周波数を計数することができる放送信号受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の放送信号受信装置は、選択可能な周波数の異なる第1、第2のスイッチング信号を備えるスイッチング電源と、選局のためにIF信号の周波数を計数する計数手段とを有するとともに、自動的にチューニングを行うオートチューニング機能を備えた放送信号受信装置において、前記第1、第2のスイッチング信号のうち一方のスイッチング信号から他方のスイッチング信号に切り換えるスイッチング信号切換手段と、第1のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第1のIFカウント値と、前記第2のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第2のIFカウント値とを比較するIFカウント値比較手段とを有し、前記オートチューニングを行っているときに前記計数手段によって計数した前記第1のIFカウント値と前記第2のIFカウント値を前記IFカウント値比較手段で比較して一致するときは放送信号と判断することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の放送信号受信装置は、選択可能な周波数の異なる第1、第2のスイッチング信号を備えるスイッチング電源と、選局のためにIF信号の周波数を計数する計数手段とを有するとともに、自動的にチューニングを行うオートチューニング機能を備えた放送信号受信装置において、前記第1、第2のスイッチング信号のうち一方のスイッチング信号から他方のスイッチング信号に切り換えるスイッチング信号切換手段と、第1のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第1のIFカウント値と、前記第2のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第2のIFカウント値とを比較するIFカウント値比較手段と、前記第1、第2のスイッチング信号の周波数を特定の値に仮定して、前記第1、第2のスイッチング信号の基本波及び高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行ったときに前記計数手段によって計数した前記第1のIFカウント値と前記第2のIFカウント値を前記IFカウント値比較手段で比較して一致するときは放送信号を、又、一致しないときは前記第1又は第2のスイッチング信号の基本波又は高調波による妨害波を受信したものとして認識する認識手段とを有し、該認識手段によって妨害波が受信されたと認識されたときに、前記第1のスイッチング信号の基本波又は高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行っていた場合、前記第1のIF周波数カウント値より前記第1のスイッチング信号の周波数を求め、又、前記認識手段によって妨害波が受信されたと認識されたときに、前記第2のスイッチング信号の基本波又は高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行っていた場合、前記第2のIF周波数カウント値より前記第2のスイッチング信号の周波数を求めることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の放送信号受信装置は、請求項2に記載の放送信号受信装置において、前記放送チャンネルの周波数が、放送帯域外の周波数であることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の放送信号受信装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放送信号受信装置において、前記スイッチング信号と前記IF信号のうち一方を前記計数手段へ入力する信号切換手段と、前記計数手段によって前記複数のスイッチング信号の周波数をそれぞれ検出し、前記選局動作に影響をもたらすことのない周波数のスイッチング信号を選択する手段と、を有することを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の放送信号受信装置は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の放送信号受信装置において、選択されたスイッチング信号と前記IF信号のうち一方を前記計数手段へ入力する信号切換手段と、前記計数手段によって、選択された一方のスイッチング信号の周波数fsを検出し、周波数fの放送信号を選局したとき、これらの周波数の差|fs−f|が所定の値以下となる場合、選択されていない他方のスイッチング信号に切り換える手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の放送信号受信装置は、請求項5に記載の放送信号受信装置において、前記選択された一方のスイッチング信号の第n高調波の周波数(n+1)×fsと選局された前記放送信号の周波数fとの差|(n+1)×fs−f|が前記所定の値以下となるか否かを判別する判別手段を有し、前記選択された一方のスイッチング信号と前記放送信号の周波数の差|fs−f|と前記選択された一方のスイッチング信号の第n高調波と前記放送信号の周波数の差|(n+1)×fs−f|とが共に前記所定の値以下となるとき、前記選択されていない他方のスイッチング信号に切り換えることを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の放送信号受信装置は、請求項2〜請求項6のいずれかに記載の放送信号受信装置において、オートチューニングを行ったときに、前記第1、第2のIFカウント値が同一ならば放送信号として記憶する記憶手段を有し、該記憶手段に記憶させた信号が、前記放送信号の周波数に関する情報と前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号を選択するための情報とを有することを特徴とする。
【0019】
請求項8に記載の放送信号受信装置は、請求項7に記載の放送信号受信装置において、前記記憶手段に記憶させた信号が8ビットのデジタル信号であるとともに、その8ビット信号のうち1ビットが前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号を選択するための情報を表す信号であることを特徴とする。
【0020】
請求項9に記載の放送信号受信装置は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の放送信号受信装置において、前記第1、第2のスイッチング信号の周波数が、放送帯域外の周波数であることを特徴とする。
【0021】
請求項10に記載の放送信号受信装置は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の放送信号受信装置において、前記第1、第2のスイッチング信号の第n高調波のうち少なくとも一方が、放送帯域において最も高い周波数から所定の周波数分高い周波数となるように、前記第1、第2のスイッチング信号の周波数が設定されることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態について、図面を参照にして説明する。図1は、本実施形態で使用する放送信号受信装置の内部構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態で使用する放送信号受信装置の動作を示すフローチャートである。本実施形態で使用する放送信号受信装置は、直流電源3と接続したスイッチング電源1と、信号を受信する受信装置本体17と、スイッチング電源1及び受信装置本体17の制御を行うコントロールマイコン14によって構成される。
【0023】
前記スイッチング電源1は、チョッパ昇圧方式の基本的な構成のもので、前記直流電源3に接続されたコイル2と、該コイル2の他端に接続されたスイッチ4及び直流化回路7と、前記コイル2及び該直流化回路7を介して前記直流電源3と接続した負荷8と、前記スイッチ4のON/OFFのタイミングの制御を行うコントローラ9とを有し、更に、前記直流化回路7が前記コイル2にアノードが接続されたダイオード5及び該ダイオード5のカソードに一端が接続されるとともに他端が前記直流電源3と接続された平滑コンデンサ6によって構成される。
【0024】
このようなチョッパ昇圧方式のスイッチング電源1の基本動作は周知の通りで、負荷8に印加される出力電圧は、直流電源3からの出力電圧とスイッチ4がONしている時間とOFFしている時間との比率であるオンオフデューティーとで決定され、スイッチ4のON/OFFを行うためのコントローラ9から出力されるスイッチング信号の周波数による影響は受けない。又、コントローラ9は、負荷8に印加される出力電圧がフィードバックされ該出力電圧を一定にするように、スイッチ4に印加するスイッチング信号のオンオフデューティーを制御するとともに、2つの異なる周波数のスイッチング信号を持ち、これらのスイッチング信号がコントロールマイコン14によって選択される。
【0025】
前記受信装置本体17は、高周波信号(RF信号)と同調するアンテナ10と、アンテナ10から入力されたRF信号を増幅した後中間周波数信号(IF信号)に変換するIF信号変換部11と、該IF信号変換部11から出力されるIF信号から検波を行うとともに検波した信号を増幅する出力増幅部15と、該出力増幅部15からの出力を音として出力するスピーカ16と、前記IF信号変換部11内の局部発振回路21(図3)から発振される信号の周波数を変更するためのPLL(Phase Locked Loop)用IC12と、該PLL用IC12内に備えられた周波数カウント回路13と前記出力増幅部15及びコントローラ9とを接続する信号切換スイッチ18とを有する。
【0026】
前記受信装置本体17内の、前記IF信号変換部11と、前記出力増幅部15と、PLL用IC12との関係を図3を参照にして説明する。尚、図3に示す受信装置本体17の内部構造のブロック図は、受信動作を行っているときのブロック図で、前記出力増幅部15と周波数カウント回路13とが信号切換スイッチ18によって接続されているものとする。まず、前記IF信号変換部11は、アンテナ10から入力されるRF信号を増幅するRF増幅回路19と、前記RF信号の周波数よりもIF信号の周波数分高い周波数の局部発振信号を出力する局部発振回路21と、前記RF信号と前記局部発振信号が入力されるとともにIF信号を出力するミキサ20とから構成される。
【0027】
又、前記出力増幅部15は、前記ミキサ20から出力されるIF信号を増幅するIF増幅回路22と、該IF増幅回路22で増幅されたIF信号を検波し出力信号に変換する検波回路23と、該出力信号を増幅してスピーカ16に出力する出力増幅回路24とを有する。又、前記PLL用IC12には、前記IF増幅回路22から出力されるIF信号の周波数をカウントするとともにそのカウントした値をコントロールマイコン14に出力する周波数カウント回路13と、前記局部発振信号を分周する分周器25と、基準となる基準波を発振する基準波発振回路28と、該基準波を分周する分周器27と、前記分周器25,27から出力される信号の位相差を比較する位相比較回路26と、該位相比較回路26から出力される信号のうち周波数の低い信号を通過させるローパスフィルタであるLPF29とを有する。
【0028】
このようなPLL方式のシンセサイザチューナを形成する受信装置本体17の動作をAMラジオ放送をオートチューニングするときの動作を例にして簡単に説明する。オートチューニングを行って、順番にAMラジオ放送の放送信号を選局したとき、IF増幅回路22から出力されるIF信号の周波数を周波数カウント回路13でカウントした結果455kHzでないとき、コントロールマイコン14によって、次の放送チャンネルに移行するように、分周器25の分周率を変更させる。このようにして変更された分周率により局部発振回路から送出される局部発振信号の周波数が分周されて分周器25より出力される信号と、基準波発振回路28から送出される基準波の周波数が分周されて分周器27から出力される信号との位相が位相比較回路26で比較される。
【0029】
位相比較回路26から出力される信号のうち周波数の低い信号がLPF29を通過し、このようにLPF29を通過した信号によって、局部発振回路21から出力される局部発振信号の周波数を変更させ、前記分周器25,27から出力される信号の位相を近づけることによって前記局部発振信号の周波数を決定する。このようにして、前記局部発振信号の周波数を変更することによって、次の放送チャンネルの信号を選局させる。このとき、放送信号が受信されなかったとき、上記のような動作を繰り返し、この動作は放送信号が受信されるまで繰り返される。
【0030】
このような放送信号受信装置において、コントローラ9の第1,第2スイッチング信号の周波数がそれぞれA,BkHzであり、FkHzのAMラジオの放送信号を選局したときの動作について説明する。又、放送信号を受信したときのIF信号の周波数を455kHzとする。まず、コントロールマイコン14により音声のボリュームが下げられて、音声ミュートの状態にされる(ステップS1)。尚、このとき、コントローラ9から出力される信号が第1スイッチング信号であるとする。
【0031】
次に、FkHzの放送信号を選局するように、局部発振回路21から(F+455)kHzの周波数の信号を発振し(ステップS2)、信号切換スイッチ18をコントロールマイコン14によってコントローラ9側に接続するように制御する(ステップS3)。このようにして、コントローラ9から出力される第1スイッチング信号がPLL用IC12の周波数カウント回路13に入力され、該周波数カウント回路13で前記第1スイッチング信号の周波数がカウントされるとともに、コントロールマイコン14にそのカウントした結果が送出され、前記第1スイッチング信号の周波数AkHzが記憶される(ステップS4)。
【0032】
このように、前記第1のスイッチング信号の周波数AkHzがコントロールマイコン14に記憶されると、該コントロールマイコン14によって、コントローラ9から送出するスイッチング信号を第2スイッチング信号に切り換える(ステップS5)。この第2スイッチング信号の周波数も、前記第1スイッチング信号の周波数と同様に、前記周波数カウント回路13によって前記第2スイッチング信号の周波数がカウントされるとともに、コントロールマイコン14にそのカウントした結果が送出され、前記第2スイッチング信号の周波数BkHzが記憶される(ステップS6)。
【0033】
第1,第2スイッチング信号の周波数がコントロールマイコン14によって、A,BkHzと記憶されると、次に、選局する前記放送信号の周波数と第1スイッチング信号の周波数の関係が、
A−40≦F≦A+40
となるか否か比較する(ステップS7)。今、前記放送信号の周波数が、上記のような範囲にあるときは、第1スイッチング信号で動作しているスイッチング電源1から発生する妨害電波によって前記放送信号が影響を受けるものとして、ステップS10の動作を行い、逆に上記のような範囲にないときは、ステップS8の動作を行う。
【0034】
ステップS8では、前記放送信号の周波数と(2×A)kHzとなる第1スイッチング信号の第1高調波の周波数の関係が、
2×A−40≦F≦2×A+40
となるか否か比較する。今、前記放送信号の周波数が、上記のような範囲にあるときは、第1スイッチング信号で動作しているスイッチング電源1から発生する妨害電波によって前記放送信号が影響を受けるものとして、ステップS10の動作を行い、逆に上記のような範囲にないときは、ステップS9の動作を行う。
【0035】
このようにして、ステップS9,S10に移行すると、ステップS9ではコントローラ9から出力されるスイッチング信号を第1スイッチング信号に設定し、ステップ10ではコントローラ9から出力されるスイッチング信号を第2スイッチング信号に設定する。このように、スイッチング信号を設定した後、前記信号切換スイッチ18を、出力増幅部15と周波数カウント回路13とが接続されるように切り換える(ステップS11)。最後に、音声ミュートの状態を解除し、音声のボリュームを上げる(ステップS12)。
【0036】
又、ステップS1の時点でコントローラ9から発振されるスイッチング信号が第2スイッチング信号であるとき、ステップS2以下の動作において、第1スイッチング信号と第2スイッチング信号を逆にした動作を行う。即ち、ステップS4で周波数BkHzを記憶するとともにステップS6で周波数AkHzを記憶し、ステップS7で第2スイッチング信号の周波数BkHzと前記放送信号の周波数FkHzとを比較するとともにステップS8で第2スイッチング信号の第1高調波の周波数(2×B)kHzと前記放送信号の周波数FkHzとを比較する。更に、ステップS9では、スイッチング信号を第2スイッチング信号に設定し、ステップS10では、スイッチング信号を第1スイッチング信号に設定する。
【0037】
下記にF,A,Bに実際の数値を入れたときの例を示す。今、第1,第2スイッチング信号の周波数をそれぞれ500kHz、600kHzとし、ステップS1の時点で第1スイッチング信号が発振されているものとする。このとき、放送信号の周波数が612kHzであるとき、ステップS7で、
500+40<612
となるので、ステップS8に移行する。更に、このステップS8で、
612<2×500−40
となるので、ステップS9に移行し、コントローラ9から発振されるスイッチング信号を第1スイッチング信号に設定する。
【0038】
又、前記放送信号の周波数が522kHzであるとき、ステップS7で、
500−40≦522≦500+40
となるので、ステップS10に移行し、コントローラ9から発振されるスイッチング信号を第2スイッチング信号に設定する。
【0039】
又、前記放送信号の周波数が999kHzであるとき、ステップS7で、
500+40<999
となるので、ステップS8に移行する。更に、このステップS8で、
2×500−40≦999≦2×500+40
となるので、ステップS10に移行し、コントローラ9から発振されるスイッチング信号を第2スイッチング信号に設定する。
【0040】
尚、本実施形態で行う動作のうち、図2のフローチャートのステップS5及びステップS6の動作を省略して、前記第1,第2のスイッチング信号の周波数のうち一方を記憶して前記放送信号の周波数と比較することによってスイッチング信号の設定を行っても良い。
【0041】
本発明の第2の実施形態について、図面を参照にして説明する。図4は、本実施形態で使用する放送信号受信装置の内部構成を示すブロック図である。図5は、本実施形態で使用する放送信号受信装置の動作を示すフローチャートである。尚、図4に示す放送信号受信装置において、図1に示す放送信号受信装置と同様の目的で使用される部分については、図1に用いた記号と同じ記号を付して、その詳細な説明は省略し、変更した点について説明する。
【0042】
図4に示す放送信号受信装置は、信号切換スイッチ18を有さず、出力増幅部15と周波数カウント回路13が直接接続した形となっている。又、信号切換スイッチ18が設けられていないので、コントローラ9と周波数カウント回路13は接続することがない。又、該放送信号受信装置に設けられる受信装置本体17は、図3に示すような内部構造の受信装置本体である。該受信装置本体17は、第1の実施形態で説明した受信装置本体17と同様の構造をしているので、その詳細な説明は省略する。
【0043】
まず、使用者によって釦が押されるなどして、現在受信している放送信号の周波数よりも高いもしくは低い周波数の放送信号を受信するオートチューニングが開始すると、コントロールマイコン14により音声のボリュームが下げられて、音声ミュートの状態にされる(ステップS21)。このとき、コントローラ9から発振するスイッチング信号を第1スイッチング信号に設定する。今、放送信号受信装置がAMラジオ放送を受信し、使用者によって現在受信している放送信号の周波数よりも高い周波数の放送信号を受信するための釦が押されたとき、現在受信している放送信号の周波数よりも9kHz高い周波数の放送信号を受信するように選局周波数を設定する(ステップS22)。
【0044】
上記のように選局周波数を設定すると、IF信号の周波数を周波数カウント回路13によってカウントして、スイッチング電源1が第1スイッチング信号で動作しているときのIF信号の第1IFカウント値を計数する(ステップS23)。尚、通常時に放送信号を受信したときのIF信号の周波数を455kHzとする。このように、放送信号を受信したとき、IF信号の周波数が455kHzとなるので、1秒(これ以降、秒をsとおく。)間のIF信号のIFカウント値は、455000カウントとなる。
【0045】
今、周波数カウント回路13で10ms間、前記IF信号をカウントするとすると、放送信号を受信したときのIF信号のIFカウント値は、
455000×10ms/1000ms=4550
より4550カウントとなる。即ち、455000カウント中10の桁以下のカウント数が無視されるIFカウント値となる。又、受信周波数における±100Hzの誤差に該当する±100カウント以下の誤差は、前記IFカウント値において、±1カウントの誤差となる。よって、受信周波数における±100Hzの誤差は問題のないレベルとされるので、前記第1IFカウント値が4549〜4551カウントであれば放送信号があると判断する(ステップS24)。
【0046】
ステップS24で放送信号があると判断されたとき、ステップS25に移行し、又、放送信号がないと判断されたとき、ステップS22に戻り現在の選局周波数に9kHzを加えた選局周波数を設定する。ステップS25に移行すると、コントローラ9から出力されるスイッチング信号を第2スイッチング信号に切り換えるようにコントロールマイコン14によって制御される。このようにして、スイッチング電源1が第2スイッチング信号によって動作されている状態で、ステップS23のように、IF信号の周波数を周波数カウント回路13で10ms間カウントして第2IFカウント値を計数する(ステップS26)。
【0047】
次に、上記のようにして計数した前記第2IFカウント値が、前記第1IFカウント値と一致するか否かを判別する(ステップS27)。即ち、前記第2IFカウント値が4549〜4551カウントであるか否かを判別する。このようにして、前記第1,第2IFカウント値が一致するとき、ステップS28に移行し放送信号として受信されオートチューニングの動作が終了し、又、前記第1,第2IFカウント値が一致しないとき、ステップS22に移行して選局周波数が設定される。
【0048】
即ち、ステップS27では、前記第1,第2IFカウント値が一致しないとき、第1スイッチング信号で動作を行っているときにスイッチング電源1から発生する妨害電波であると判定する。このような処理を行うことによって、スイッチング電源1から発生される妨害電波を放送信号として誤認識することなく、放送信号を受信し(ステップS28)、音声ミュートの状態が解除されて(ステップS29)、オートチューニング動作を終了する。
【0049】
尚、上記では、現在受信している放送信号の周波数よりも高い周波数の放送信号を受信するためにオートチューニングする方法を述べたが、現在受信している放送信号の周波数よりも低い周波数の放送信号を受信するときは、AMラジオ放送の場合、ステップS22において、選局周波数が現在受信している放送信号の周波数よりも9kHz低い周波数となるように受信する放送信号の周波数を設定する。
【0050】
本発明の第3の実施形態について、図面を参照にして説明する。図6は、本実施形態で使用する放送信号受信装置のスイッチング信号の周波数を測定するための動作を示すフローチャートである。尚、本実施形態で使用する放送信号受信装置は、第1又は第2の実施形態で使用する放送信号受信装置と同様、図1又は図4に示すような内部構造の放送信号受信装置である。
【0051】
コントローラ9(図1,4)より出力される第1,第2スイッチング信号の周波数が、それぞれ、500kHz、600kHzであるとする。このとき、第1スイッチング信号の第1,第2高調波は、それぞれ、その周波数が1000kHz、1500kHzとなる。又、第2スイッチング信号の第1,第2高調波は、それぞれ、その周波数が1200kHz、1800kHzとなる。尚、基本波の周波数がfkHzのスイッチング信号の第n高調波は、その周波数がf×(n+1)kHzとなる。
【0052】
このような第1,第2スイッチング信号を測定するための、該第1,第2スイッチング信号の基本波、及び第1,第2高調波の近傍にあるとともに、前記第1,第2スイッチング信号を測定するために同調させる放送チャンネルの周波数を特定受信周波数と呼ぶ。この特定受信周波数、スイッチング信号、及び放送帯域の関係を、横軸が周波数の大きさを表す図9に示す。図9のように、放送帯域が一定周波数fdkHz毎に放送チャンネルが割り当てられているものとすると、その放送チャンネルには放送信号がある放送チャンネルと放送信号のない放送チャンネルがある。このような放送チャンネルにおいて、更に、図のように、スイッチング信号の基本波及び第1,第2高調波に周波数的に近い放送チャンネルの周波数を特定受信周波数とする。
【0053】
今、第1スイッチング信号の基本波、及び第1,第2高調波の近傍にある第1特定受信周波数1,2,3を、それぞれ522kHz、999kHz、1503kHzとする。又、第2スイッチング信号の基本波、及び第1,第2高調波の近傍にある第2特定受信周波数1,2,3を、それぞれ603kHz、1197kHz、1800kHzとする。このような数値を元に、図6のフローチャートについて説明する。
【0054】
コントロールマイコン14(図1,4)に、スイッチング信号の周波数を測定するように指示が与えられると、ステップS41において、M=1、N=1になるように初期化され、ステップS42に移行する。尚、Mという値は、第Mスイッチング信号及び第M特定受信周波数NにおけるMを表し、Nという値は、第M特定受信周波数NにおけるNを表す。ステップS42では、コントローラ9のスイッチング信号を第1スイッチング信号に設定する。
【0055】
次に、特定受信周波数を第M特定受信周波数Nに設定する(ステップS43)。尚、今、M=1、N=1であるので、第1特定受信周波数1に設定される。この状態で、IF信号を周波数カウント回路でカウントし、第1IFカウント値を計数する(ステップS44)。このようにして計数された第1IFカウント値によって求められたIF信号の周波数が、(455−40)kHz以上(455+40)kHz以下の範囲内にあるか否かを判別する(ステップS45)。
【0056】
このとき、前記IF信号が前記範囲内にあるとき、ステップS46に移行し、前記範囲内にないとき、ステップS52に移行する。ステップS46に移行すると、スイッチング信号が第2スイッチング信号に切り換えられ、ステップS47において、第1IFカウント値と同様にして、第2IFカウント値が計数される。このように該第2IFカウント値が計数されると、前記第1,第2IFカウント値が一致するか否かを判別する(ステップS48)。ステップS48で、前記第1,第2IFカウント値が一致しないとき、ステップS49に移行し、一致するとき、ステップS52に移行する。
【0057】
ステップS49に移行すると、第Mスイッチング信号の周波数FMkHzを、前記第MIFカウント値Xカウント及び前記第M特定受信周波数Nの周波数FMNkHzを元に、
M=(FMN−(X−4550)÷10)÷N
のような計算を行って求める。このようにして前記第Mスイッチング信号の周波数FMを求めると、それをコントロールマイコン14に記憶させ、ステップS50に移行する。ステップS50では、Mが2であるか否かを判別し、Mが2であるとき、プログラムを終了し、Mが1のときは、ステップS51に移行してM=2、N=1のようにM及びNの値を定めてステップS42に移行する。
【0058】
ステップS45又はステップS48から、ステップS52に移行したとき、Nが3であるか否かが判別され、N≠3のときステップS53に移行してNを元のNの値に1加えた値にした後ステップS42に移行し、N=3のときステップS55に移行して、Mが2であるか否かを判別する。ステップS55で、Mが1であるとき、ステップS54に移行してM=2、N=1のようにM及びNの値を定めてステップS42に移行し、Mが2であるとき、ステップS56に移行してエラー処理を行う。
【0059】
ステップS56に移行してエラー処理となった場合、スイッチング信号の周波数を測定できていないので、前記特定受信周波数をそれぞれ、1チャンネル毎(AMラジオ放送の時は、9kHz)にステップアップ又はステップダウンして、スイッチング電源からの妨害電波を受信するように前記特定受信周波数をコントロールする。尚、図6に示されたフローチャートのような動作を行うとき、放送信号受信装置が図1に示されるような放送信号受信装置であるとき、信号切換スイッチ18によって、出力増幅部15と周波数カウント回路13が接続されている。
【0060】
具体的な例を下記に示す。このとき、設計段階において、前記第1スイッチング信号の周波数を上記のように500kHzとしているが、実際に動作させたとき、該第1スイッチング信号の周波数が510kHzとなったものとする。
【0061】
まず、ステップS41でM=1、N=1と初期化され、ステップS43で周波数が522kHzである第1特定受信周波数1で受信するように指定されるので、局部発振回路21から発振される局部発振信号の周波数は、
522+455=977kHz
として、固定された値となる。又、522kHzの放送信号がなく第1スイッチング信号が妨害電波として働くとき、IF信号は、その周波数が、
977−510=467kHz
となる。故に、ステップS44において、第2の実施形態と同様に周波数カウント回路13で10ms間カウントすることによって、第1IFカウント値が4670カウントとなる。
【0062】
今、ステップS45において、前記IF信号の周波数が467kHzとなり、(455−40)kHz以上(455+40)kHz以下にあるので、ステップS46,S47と移行して、第2IFカウント値が計数される。このとき、前記第1,第2IFカウント値は一致しないので、ステップ49に移行し、前記第1IFカウント値を用いて、
522−(4670−4550)÷10=510kHz
のように逆算することによって、第1スイッチング信号の周波数を求めることができる。
【0063】
尚、前記第1特定受信周波数1の周波数と同じ周波数帯に放送信号がある場合、ステップS48で第1,第2IFカウント値が4550カウントとなり一致して、ステップS52,S53に移行する。その後、ステップS43で周波数が999kHzの第1特定受信周波数2で受信されるように設定される。このとき、999kHzの放送信号がない場合、前記第1スイッチング信号の第1高調波が妨害電波となるので、IF信号の周波数は、
999+455−510×2=434kHz
となり、第1IFカウント値は4340カウントとなる。
【0064】
よって、該IF信号が(455−40)kHz以上(455+40)kHz以下にあるので、ステップS46,S47と移行して、第2IFカウント値が計数される。このとき、ステップS48で第1,第2IFカウント値が一致しないので、第1スイッチング信号の周波数が、
(999−(4340−4550)÷10)÷2=510kHz
のようにして求められる。前記第1特定受信周波数2についても、その周波数と同じ周波数の放送信号がある場合は、上記のようにして、第1特定受信周波数3を用いて、第1スイッチング信号の周波数が求められる。
【0065】
又、第2スイッチング信号の周波数を求める場合も、図6のフローチャートを通して、第2特定受信周波数1,2,3を用いて上記のような計算を同様に施すことによって、第2スイッチング信号の周波数を測定することができる。このようにして測定した前記第1,第2スイッチング信号の周波数をコントロールマイコン14内に記憶し、第1又は第2の実施形態のようにして放送信号をオートチューニングする際に、コントロールマイコン14内に記憶した該第1,第2スイッチング信号を利用して選局することができる。
【0066】
本発明の第4の実施形態について、図面を参照にして説明する。本実施形態で使用する放送信号受信装置は、第1又は第2の実施形態で使用する放送信号受信装置と同様、図1又は図4に示すような内部構造の放送信号受信装置である。
【0067】
本実施形態では、コントローラ9(図1,4)から出力される前記第1,第2スイッチング信号の周波数及び前記特定受信周波数を、それぞれ、放送帯域外に設定することによって、前記第1,第2スイッチング信号の周波数を測定する。この特定受信周波数、スイッチング信号、及び放送帯域の関係を、横軸が周波数の大きさを表す図10に示す。図10のように、放送帯域が一定周波数fdkHz毎に放送チャンネルが割り当てられているものとすると、前記放送帯域以外の周波数帯域においても、fdkHz毎にチャンネルを割り当てる。又、スイッチング信号が、放送帯域外の周波数のスイッチング信号となるので、その特定受信周波数を図10のように、前記スイッチング信号の基本波に周波数的に近い放送帯域外のチャンネルの周波数とすることができる。
【0068】
即ち、AMラジオ放送を受信するような放送信号受信装置の場合、前記第1,第2スイッチング信号の周波数を、それぞれ、470kHz、520kHzとして、AMラジオ放送の放送帯域である522kHz〜1629kHzの範囲以外の周波数に設定する。又、前記特定受信周波数も同様に、522kHz〜1629kHzの範囲以外の周波数である504kHzに設定する。
【0069】
このように、前記第1,第2スイッチング信号及び前記特定受信周波数を設定し、前記第1,第2スイッチング信号を切り換えて前記第1,第2IFカウント値を周波数カウント手段13で10ms間計数することによって、該第1,第2IFカウント値の値X1,X2が、それぞれ、
X1=5040+4550−4700=4890カウント
X2=5040+4550−5200=4390カウント
となる。このようにして計数した第1,第2IFカウント値を、第3の実施形態のようにして逆算することによって、前記第1,第2スイッチング信号の周波数を測定することができる。尚、このような動作を行うとき、放送信号受信装置が図1に示されるような放送信号受信装置であるとき、信号切換スイッチ18によって、出力増幅部15と周波数カウント回路13が接続されている。更に、このようにして測定した前記第1,第2スイッチング信号の周波数をコントロールマイコン14(図1,4)内に記憶し、第1又は第2の実施形態のようにして放送信号をオートチューニングする際に、コントロールマイコン14内に記憶した該第1,第2スイッチング信号を利用して選局することができる。
【0070】
本発明の第5の実施形態について、図面を参照にして説明する。本実施形態で使用する放送信号受信装置は、第2の実施形態で使用する放送信号受信装置と同様、図4に示すような内部構造の放送信号受信装置である。図7は、第1,第2スイッチング信号の基本波及び高調波の周波数及びイメージ受信周波数の値を示す表である。
【0071】
AMラジオ放送を受信するときの選局動作を例にとって説明する。今、このAMラジオ放送の放送帯域は、522kHz〜1629kHzである。よって、イメージ妨害を考慮に入れたとき、スイッチング信号の基本波及び高調波が妨害電波となる周波数の範囲は、IF信号の周波数が455kHzであることから、その上限が、
1629+455+455=2539kHz
となるので、522kHz〜2539kHzとなる。放送信号の妨害電波とならないようにするためには、その周波数を放送信号の周波数から40kHz離すことによって実現できる。
【0072】
よって、イメージ妨害を考慮に入れたとき、その妨害電波となる前記周波数の範囲の上限が2539kHzとなるので、これよりも40kHz高い周波数である 2539+40=2579kHz の信号を前記スイッチング信号の高調波とすることで、該高調波が放送帯域において、イメージ妨害を含めた妨害電波として働くことがなくなる。
【0073】
又、このように2579kHzの周波数の信号を高調波とするスイッチング信号の基本波が、前記周波数の範囲の下限522kHzに最も近くなるようなスイッチング信号の周波数は、2579kHzの前記高調波が、このスイッチング信号の第4高調波としたとき、2579kHzを5分の1する事によって、515.8kHzとなる。このとき、小数点以下を切り上げて516kHzを前記スイッチング信号の周波数とし、該スイッチング信号を第2スイッチング信号とする。更に、前記第2スイッチング信号の周波数より50kHz低い 516−50=466kHz のスイッチング信号を第1スイッチング信号とする。
【0074】
このように前記第1,第2スイッチング信号を設定すると、その基本波と第1,第2,第3,第4,第5高調波の周波数、及びこれら基本波と第1,第2,第3,第4,第5高調波のイメージ周波数は図7のようになる。尚、イメージ周波数の欄における妨害なしとは、このイメージ周波数が、放送帯域522kHz〜1629kHzの信号に妨害を与える周波数帯域である482kHz〜1669kHzの周波数帯域外にある周波数であることを示す。即ち、第1スイッチング信号の第5高調波のイメージ周波数を例に挙げると、このイメージ周波数が
2796−455−455=1886kHz
となり、482kHz〜1669kHzの周波数帯域外にその周波数があるので、前記放送帯域内の信号に妨害を与えない。
【0075】
この図7に示した表より、第1スイッチング信号の基本波及び第3,第4,第5高調波と、第2スイッチング信号の第3,第4,第5高調波は、それぞれ、その周波数が482kHz〜1669kHzの周波数帯域外にあるので、前記放送帯域内の信号に妨害を与えない。よって、図7より放送信号に妨害を与えうる信号となる周波数を、周波数が低い方から順に列挙すると、516kHz、638kHz、932kHz、954kHz、1032kHz、1154kHz、1398kHz、1420kHz、1548kHzとなる。このとき、932kHzと954kHzの関係以外は、お互いにその差が40kHzよりも大きいことがわかる。又、932kHz及び954kHzの信号は、第1スイッチング信号により発生するものであるから、第1,第2スイッチング信号から発生するそれぞれの信号間において、その差が40kHz以下になることはない。
【0076】
よって、例えば第1スイッチング信号で動作したときに、現在受信している放送信号の妨害電波となるとき、第2スイッチング信号で動作させることによって、スイッチング電源1(図4)より発生する電磁波が、前記放送信号の周波数より40kHz以上離れた周波数の電磁波となるので、前記放送信号の妨害を回避することができる。このようにして、第1,第2スイッチング信号の周波数を設定し、実際に放送信号受信装置を動作させたときの前記第1,第2スイッチング信号の周波数を第3又は第4の実施形態のようにして測定してコントロールマイコン14(図4)に記憶させる。
【0077】
このようにして記憶された第1,第2スイッチング信号の周波数より、その基本波と第1〜5高調波の周波数及びそれぞれのイメージ周波数を求め、コントロールマイコン14に記憶させる。そして、オートチューニングを行うときに、第2の実施形態のようにして、前記第1,第2スイッチング信号の周波数を利用して妨害電波を避けて放送信号を選局した後、選局した放送信号の妨害となる基本波と第1〜5高調波をもつスイッチング信号が前記第1,第2スイッチング信号のいずれかを、前記放送信号の周波数とコントロールマイコン14に記憶した前記第1,第2スイッチング信号の基本波と第1〜5高調波の周波数及びそれぞれのイメージ周波数と比較することによって、判断する。このように判断した結果を基に、コントローラ9(図4)から出力するスイッチング信号を放送信号に妨害を与えないスイッチング信号に設定する。
【0078】
本発明の第6の実施形態について、図面を参照にして説明する。本実施形態で使用する放送信号受信装置は、第1又は第2の実施形態で使用する放送信号受信装置と同様、図1又は図4に示すような内部構造の放送信号受信装置である。又、図8は、オートチューニングした放送信号をメモリに記憶したときのメモリ構成を示す図である。
【0079】
第1又は第5の実施形態のようにして、オートチューニングを行った際に、選局する放送信号の妨害とならないスイッチング信号を設定する。本実施形態では、このようにして放送信号を選局したとき、この選局した放送信号を図8のように8ビットの信号としてコントロールマイコン14(図1,4)内のプリセットメモリ(不図示)に記録する方法について述べる。
【0080】
ところで、AMラジオ放送は、その放送帯域が522kHz〜1629であるとともに、9kHzごとに放送チャンネルの周波数が割り当てられている。よって、放送チャンネルが
(1629−522)÷9+1=124チャンネル
ある。また、このチャンネル数は、26<124<27となるので、その放送チャンネル毎に信号を割り当てるとき、7ビットのデジタル信号を用いて表すことが可能であることがわかる。
【0081】
よって、7ビットのデジタル信号が
0000000
となるとき、522kHzの放送チャンネルに同調するように、局部発振回路21(図3)より出力される局部発振信号の周波数が、
522+9×0+455=977kHz
となるように、分周器25の分周率を変化させるように、コントロールマイコン14によって制御される。
【0082】
この522kHzの周波数の放送チャンネルの次の9kHz周波数が高い531kHzの放送チャンネルは、前記7ビットの信号がその値が1増加したデジタル信号
0000001
で表され、このデジタル信号の放送チャンネルに同調するとき、局部発振回路21より出力される前記局部発振信号の周波数が、
522+9×1+455=986kHz
となる。このように124局の放送チャンネルが、それぞれ7ビットの信号で与えられ、その信号の値が10進数でdとなるとき、局部発振回路21より出力される前記局部発振信号の周波数が、
(522+9×d+455)kHz
となる。
【0083】
このようにして、前記放送チャンネルが符号化されたとき、該放送チャンネルの内、放送信号を有する放送チャンネルが前記プリセットメモリ内に記録される。該プリセットメモリに前記放送チャンネルを7ビットのデジタル信号として符号化して記録する際に、図8のように該7ビットのデジタル信号の前に1ビット付加した8ビットの信号として記録する。この付加された1ビット信号は、記録する前記放送信号有する放送チャンネルを妨害することのないスイッチング信号が、第1スイッチング信号であるか否かを判定するための信号である。即ち、前記付加された1ビットの信号が”0”であるとき、第1スイッチング信号が妨害となることを意味し、前記付加された1ビットの信号が”1”であるとき、第2スイッチング信号が妨害となることを意味する。
【0084】
上記のようにして、前記プリセットメモリに8ビットの信号を放送チャンネルを選局するための信号として記録することによって、記録した後に選局動作を行ったときに、より早く選局することができるとともに、スイッチング電源1(図1,4)から受ける妨害を避けることができる。
【0085】
【発明の効果】
本発明によると、複数のスイッチング信号の周波数を検出するとともに、選局動作に影響をもたらすことのない周波数のスイッチング信号を選択する手段を有しているので、安定してその選局動作を行うことができる。又、スイッチング信号の周波数を計数するために、選局のためにIF信号を計数する計数手段を用いているので、新たに前記スイッチング信号の周波数を計数するための専用の計数手段を設ける必要がない。
【0086】
又、本発明によると、受信する放送信号に妨害を与えないスイッチング信号に切り換える手段を有しているので、受信する放送信号に雑音としてスイッチング電源からの電磁波が重畳することがない。又、スイッチング信号の周波数を計数するために、選局のためにIF信号を計数する計数手段を用いているので、新たに前記スイッチング信号の周波数を計数するための専用の計数手段を設ける必要がない。
【0087】
又、本発明によると、受信する放送信号に基本波及びその高調波が妨害を与えないスイッチング信号に切り換える手段を有しているので、受信する放送信号に雑音としてスイッチング電源からの電磁波が重畳することがない。
【0088】
又、本発明によると、前記第1,第2のスイッチング信号でスイッチング電源を動作させたときのIF信号の周波数を前記計数手段で計数した前記第1,第2のIFカウント値を比較して、該第1,第2のIFカウント値が一致するか否かで放送信号を受信しているか否かを判断することによって、従来の放送信号受信装置の内部構造を変えることなく妨害波を回避して放送信号を受信することができる。
【0089】
又、本発明によると、前記第1、第2のスイッチング信号の基本波及び高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行い、このとき、前記計数手段で計数した前記第1,第2のIFカウント値が一致しない場合、前記放送チャンネルが前記第1のスイッチング信号の基本波及び高調波に周波数的に近いときは第1のIFカウント値より第1のスイッチング信号の周波数を求め、又、前記放送チャンネルが前記第2のスイッチング信号の基本波及び高調波に周波数的に近いときは第2のIFカウント値より第2のスイッチング信号の周波数を求めることができるので、従来の放送信号受信装置の内部構造を変えることなく実際に動作させているときのスイッチング信号の周波数を求めることができる。
【0090】
又、本発明によると、前記放送チャンネルの周波数が放送信号が存在する周波数範囲外の周波数であるので、該放送チャンネル内の放送信号の有無を判別することなく、前記第1,第2スイッチング信号の周波数を求めることができる。
【0091】
又、本発明によると、実際に前記スイッチング電源を動作させるときの前記スイッチング信号の周波数を測定することが可能なので、前記スイッチング電源を動作させるための前記スイッチング信号を選局する放送信号の妨害とならないスイッチング信号に切り換えるとき、より確実に前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号に切り換えることができる。
【0092】
又、本発明によると、更に、前記スイッチング電源を動作されるための前記スイッチング信号を、その高調波も前記放送信号妨害とならないスイッチング信号に切り換えることができる。
【0093】
又、本発明によると、前記放送信号を前記記憶手段に記憶させるときに、その記憶手段に前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号を選択するための記号と共に記憶されるため、再度前記放送信号をオートチューニングしたときに、該放送信号の妨害とならないスイッチング信号でスイッチング電源が動作するようにスイッチング信号を切り換えることができ、より早い選局ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施形態で使用する放送信号受信装置の内部構造を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態で使用する放送信号受信装置の動作を示すフローチャート。
【図3】受信装置本体の内部構造を示すブロック図。
【図4】本発明の第2〜第5の実施形態で使用する放送信号受信装置の内部構造を示すブロック図。
【図5】本発明の第2の実施形態で使用する放送信号受信装置の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施形態で使用する放送信号受信装置の動作を示すフローチャート。
【図7】第1,第2スイッチング信号の基本波及び高調波の周波数及びそれらのイメージ周波数の表。
【図8】チューニングした放送信号を記録する時のメモリ構成。
【図9】第3の実施形態において、スイッチング信号を測定するための放送チャンネルとスイッチング信号の関係を表した図。
【図10】第4の実施形態において、スイッチング信号を測定するための放送チャンネルとスイッチング信号の関係を表した図。
【符号の説明】
1 スイッチング電源
2 コイル
3 直流電源
4 スイッチ
5 ダイオード
6 平滑コンデンサ
7 直流化回路
8 負荷
9 コントローラ
10 アンテナ
11 IF信号変換部
12 PLL用IC
13 周波数カウント回路
14 コントロールマイコン
15 出力増幅部
16 スピーカ
17 受信装置本体
18 信号切換スイッチ
19 RF増幅回路
20 ミキサ
21 局部発振回路
22 IF増幅回路
23 検波回路
24 出力増幅回路
25 分周器
26 位相比較回路
27 分周器
28 基準波発振回路
29 LPF

Claims (10)

  1. 選択可能な周波数の異なる第1、第2のスイッチング信号を備えるスイッチング電源と、選局のためにIF信号の周波数を計数する計数手段とを有するとともに、自動的にチューニングを行うオートチューニング機能を備えた放送信号受信装置において、
    前記第1、第2のスイッチング信号のうち一方のスイッチング信号から他方のスイッチング信号に切り換えるスイッチング信号切換手段と、
    第1のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第1のIFカウント値と、前記第2のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第2のIFカウント値とを比較するIFカウント値比較手段とを有し、
    前記オートチューニングを行っているときに前記計数手段によって計数した前記第1のIFカウント値と前記第2のIFカウント値を前記IFカウント値比較手段で比較して一致するときは放送信号と判断することを特徴とする放送信号受信装置。
  2. 選択可能な周波数の異なる第1、第2のスイッチング信号を備えるスイッチング電源と、選局のためにIF信号の周波数を計数する計数手段とを有するとともに、自動的にチューニングを行うオートチューニング機能を備えた放送信号受信装置において、
    前記第1、第2のスイッチング信号のうち一方のスイッチング信号から他方のスイッチング信号に切り換えるスイッチング信号切換手段と、
    第1のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第1のIFカウント値と、前記第2のスイッチング信号で前記スイッチング電源を動作させているときに前記計数手段で前記IF信号の周波数を計数した第2のIFカウント値とを比較するIFカウント値比較手段と、
    前記第1、第2のスイッチング信号の周波数を特定の値に仮定して、前記第1、第2のスイッチング信号の基本波及び高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行ったときに前記計数手段によって計数した前記第1のIFカウント値と前記第2のIFカウント値を前記IFカウント値比較手段で比較して一致するときは放送信号を、又、一致しないときは前記第1又は第2のスイッチング信号の基本波又は高調波による妨害波を受信したものとして認識する認識手段とを有し、
    該認識手段によって妨害波が受信されたと認識されたときに、前記第1のスイッチング信号の基本波又は高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行っていた場合、前記第1のIF周波数カウント値より前記第1のスイッチング信号の周波数を求め、
    又、前記認識手段によって妨害波が受信されたと認識されたときに、前記第2のスイッチング信号の基本波又は高調波に周波数的に近い放送チャンネルの局部発振信号で選局動作を行っていた場合、前記第2のIF周波数カウント値より前記第2のスイッチング信号の周波数を求めることを特徴とする放送信号受信装置。
  3. 前記放送チャンネルの周波数が、放送帯域外の周波数であることを特徴とする請求項2に記載の放送信号受信装置。
  4. 前記スイッチング信号と前記IF信号のうち一方を前記計数手段へ入力する信号切換手段と、
    前記計数手段によって前記複数のスイッチング信号の周波数をそれぞれ検出し、前記選局動作に影響をもたらすことのない周波数のスイッチング信号を選択する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放送信号受信装置。
  5. 選択されたスイッチング信号と前記IF信号のうち一方を前記計数手段へ入力する信号切換手段と、
    前記計数手段によって、選択された一方のスイッチング信号の周波数fsを検出し、周波数fの放送信号を選局したとき、これらの周波数の差|fs−f|が所定の値以下となる場合、選択されていない他方のスイッチング信号に切り換える手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の放送信号受信装置。
  6. 前記選択された一方のスイッチング信号の第n高調波の周波数(n+1)×fsと選局された前記放送信号の周波数fとの差|(n+1)×fs−f|が前記所定の値以下となるか否かを判別する判別手段を有し、
    前記選択された一方のスイッチング信号と前記放送信号の周波数の差|fs−f|と前記選択された一方のスイッチング信号の第n高調波と前記放送信号の周波数の差|(n+1)×fs−f|とが共に前記所定の値以下となるとき、前記選択されていない他方のスイッチング信号に切り換えることを特徴とする請求項5に記載の放送信号受信装置。
  7. オートチューニングを行ったときに、前記第1、第2のIFカウント値が同一ならば放送信号として記憶する記憶手段を有し、
    該記憶手段に記憶させた信号が、前記放送信号の周波数に関する情報と前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号を選択するための情報とを有することを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の放送信号受信装置。
  8. 前記記憶手段に記憶させた信号が8ビットのデジタル信号であるとともに、その8ビット信号のうち1ビットが前記放送信号の妨害とならないスイッチング信号を選択するための情報を表す信号であることを特徴とする請求項7に記載の放送信号受信装置。
  9. 前記第1、第2のスイッチング信号の周波数が、放送帯域外の周波数であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の放送信号受信装置。
  10. 前記第1、第2のスイッチング信号の第n高調波のうち少なくとも一方が、放送帯域において最も高い周波数から所定の周波数分高い周波数となるように、前記第1、第2のスイッチング信号の周波数が設定されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の放送信号受信装置。
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