JP3663216B2 - 電子機器 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子手帳等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、大量の情報の出力等の目的で、液晶ディスプレイ等の表示デバイスを複数備えた情報機器が増加している。このような情報機器に利用される技術として、特開平4−157517公報記載の「電子手帳」がある。
図18は、従来技術の電子手帳の外観を示す斜視図である。図18に示すように、電子手帳は、複数の入力・表示部4(液晶ディスプレイによる表示手段上に透光性を有するタッチパッドを積層した入力手段が一体となったもの)を複数備える。これらは電子手帳本体1の一辺に取り付けられた蝶番3を介して開閉可能に連結される。これにより、大量の情報の入力及び表示を可能とし、ページめくりの感覚で他の入力・表示面を参照することができるようにしたものである。
【0003】
上記従来例に示した装置は、複数の入力・表示部4を持ち、これらを用いて大量の情報の入出力を、ページめくりといった人の感覚に適合した方法で行うことを可能にするという長所を備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子手帳は依然としていわゆる電子手帳の態様をなしており、住所録・スケジュール・メモ等の複数の異なった機能(アプリケーション)を実行する場合にも、入力・表示部4の配置およびデータの入力方法等は特に考慮されていない。
【0005】
具体的には、それぞれのアプリケーションを実行するためには、別に用意されたボタン等の機能切り替えの手段を操作者が操作する必要があり、十分に人の感覚に適合した機能を提供できるとは言い難いという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、各アプリケーションに対応するより自然な入力・出力部の配置を実現し、また、前記配置を設定するだけでそれらに応じた適切な機能を実行できる、より人間の感覚に適応した電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、請求項1に懸かる本発明の電子機器は、相互に電気的機械的に離反可能に接続される複数のユニットと、各ユニットの1つの主表面に表示画面を位置させるよう設けられた複数の表示手段と、複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記複数のユニットを接続したときの他ユニットに対する自ユニットの位置関係を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段が検出する位置関係に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうちひとつを選択するアプリケーション選択手段と、前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示手段に必要な情報を出力するアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に懸かる本発明の電子機器は、一辺を軸として開閉自在に連結された2つのユニットと、各ユニットの閉時における向き合う表面に表示画面が位置するよう両ユニットに設けられた表示手段と、複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記2つのユニットを開く際、前記ユニットの開いた方向に対して操作者がどちらの方向に位置するかを検出する方向検出手段と、前記方向検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうちひとつを選択するアプリケーション選択手段と、前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を出力するアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に懸かる本発明は、請求項2記載の電子機器は、前記方向検出手段に代えて、2つのユニットを閉じた状態から開く際、いずれのユニットが基台上に置かれているかを検出する載置台検出手段を備えることを特徴とする。
請求項4に懸かる本発明の電子機器は、互いの表示画面が向き合う閉じた状態から開いた状態まで連続的に変化させることができ、かつ、その開閉の基軸を複数の軸から選択することができるよう連結された2つのユニットと、複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記2つのユニットを開く際、いずれの軸を開閉軸として開かれたのかを検出する開閉軸検出手段と、前記開閉軸検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、ひとつを選択するアプリケーション選択手段と、前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を視覚化して表示させるアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1に懸かる発明に従えば、複数のユニットが相互に電気的機械的に離反可能に接続され、複数の表示手段が各ユニットの1つの主表面に表示画面を位置するよう設けらる。位置検出手段は、前記複数のユニットを接続したときの他ユニットに対する自ユニットの位置関係を検出する。アプリケーション記憶手段は、複数のアプリケーションのプログラムを記憶しており、アプリケーション選択手段は、前記位置検出手段が検出する位置関係に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうちひとつを選択する。アプリケーション実行手段は、前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示手段に必要な情報を出力する。
【0010】
請求項2に懸かる本発明に従えば、2つのユニットは、一辺を軸として開閉自在に連結され、表示手段は前記各ユニットの閉時における向き合う表面に表示画面が位置するよう両ユニットに設けられる。方向検出手段は、前記2つのユニットを開く際、前記ユニットの開いた方向に対して操作者がどちらの方向に位置するかを検出する。アプリケーション記憶手段は複数のアプリケーションのプログラムを記憶しており、アプリケーション選択手段は前記方向検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶されている複数のアプリケーションのうちひとつを選択する。アプリケーション実行手段は、前記アプリケーション記憶手段によって記憶されている複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を出力する。
【0011】
請求項3に懸かる本発明に従えば、請求項2記載の電子機器において、前記方向検出手段に代って載置台検出手段が、2つのユニットを閉じた状態から開く際、いずれのユニットが基台上に置かれているかを検出する。
請求項4に懸かる本発明に従えば、2つのユニットは互いの表示画面が向き合う閉じた状態から開いた状態まで連続的に変化させることができ、かつ、その開閉の基軸を複数の軸から選択することができるよう連結されている。開閉軸検出手段は前記2つのユニットを開く際、いずれの軸を開閉軸として開かれたのかを検出する。アプリケーション記憶手段は、複数のアプリケーションのプログラムを記憶しており、アプリケーション選択手段は、前記開閉軸検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶されている複数のアプリケーションのうち、ひとつを選択する。アプリケーション実行手段は、前記アプリケーション記憶手段によって記憶されている複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を視覚化して表示させる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1である電子機器の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、電子機器は、一方のユニットである本体201と他方のユニットである入出力装置202とからなる。
【0013】
本体201は、CPU(中央処理装置)101、ROM(リードオンリメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、描画回路104、フレームメモリ105a、フレームメモリ105b、LCD制御回路106、LCD(液晶表示装置)107、入力制御回路108、座標検出回路109、感圧タブレット110および接続検出回路111から構成される。
【0014】
CPU101は、後述の描画回路104、入力制御回路108、接続検出回路111とのデータの授受を行いながら、後述のROM102に記憶されるアプリケーションプログラムを実行する。その他、電子機器全体の制御を行う。
ROM102は、アプリケーション選択等の初期処理を行うためのメインプログラムおよび切り換えて実行されるべき複数のアプリケーションプログラムを記憶する。
【0015】
RAM103は、アプリケーションプログラム実行の際の作業領域等として利用される。
描画回路104は、CPU101からのデータを受け、後述のフレームメモリ105aおよびフレームメモリ105bにイメージの描画を行う。
フレームメモリ105aおよびフレームメモリ105bは、LCD107に描画されるべきイメージデータを保持する。フレームメモリ105aおよびフレームメモリ105bは、本体201内に備えられ、描画回路104に並列に接続される。一方のフレームメモリ105aは、LCD制御回路106に接続され、後述の第1画面205へのイメージデータを出力する。他方のフレームメモリ105bは、コネクタ113に接続され、コネクタ113を介して入出力装置202のLCD制御回路106に接続される。このフレームメモリ105bは、後述の第2画面206へのイメージデータを出力する。
【0016】
LCD制御回路106は、フレームメモリ105aまたはフレームメモリ105bの内容を読みだし、LCD107への描画処理を行う。
LCD107は、透光性を有する後述の感圧タブレット110の下層に積層されて入出力画面を構成し、各アプリケーションの入力画面、各アプリケーションの実行結果などを表示する。
【0017】
入力制御回路108は、後述の座標検出回路109によって検出された信号を座標の数値データに変換するとともに、CPU101に対して割り込みを発生させる。入力制御回路108は、座標検出回路109およびこれと並列にコネクタ113が接続されており、コネクタ113を介して入出力装置202内の座標検出回路109と接続される。入力制御回路108には、座標検出回路109から後述の第1画面205の入力データが入力され、コネクタ113を介して後述の第2画面206の入力データが入力される。
【0018】
座標検出回路109は、後述の感圧タブレット110からの入力を検出する。感圧タブレット110は、ペン等で押圧された入力面内の座標をこれに対応する電圧値で出力する。
接続検出回路111は、スイッチ114による接続の検出を行い、CPU101に対して割り込みを発生させる。また、スイッチ114の接続を検出して図示しない電源回路を接続し、CPU101を起動する。
【0019】
電子機器201内のCPU101、ROM102、RAM103、描画回路104、入力制御回路108および接続検出回路111は、相互のデータのやり取りをバス112を介して行う。
コネクタ113は、本体201および入出力装置202のそれぞれの隣接する側面にそれぞれ備えられ、本体201と入出力装置202とを機械的、電気的に接続する。
【0020】
スイッチ114は、本体201の隣接する側面にそれぞれ備えられ、各スイッチ114はそのスイッチ114が配置される側のコネクタ113が接続されると導通する。
入出力装置202は、座標検出回路109、感圧タブレット110、LCD制御回路106及びLCD107を備え、座標検出回路109がコネクタ113を介して本体201の入力制御回路108に接続され、同時にLCD制御回路106が本体201内のフレームメモリ105bに接続される。
【0021】
図2は、本発明の実施例1である電子機器の外観を示す斜視図である。図2(a)は本体201、図2(b)は入出力装置202の外観をそれぞれ示す。
図2(a)、図2(b)に示すように電子機器は、側面形状は異なるが、ほぼ同形同大の本体201と入出力装置202とからなり、それぞれ長方形状同形同大の入出力画面である第1画面205と第2画面206とを備える。第1画面205と第2画面206の枠部には、それぞれのどの側面とどの側面とを接続すれば、どのアプリケーションが起動されるかが、枠部の色分け等によって表示されている。本体201の隣接する二側面には、入出力装置202の隣接する二側面に設けられた溝部にはまり合う凸部が設けられる。本体201の凸部および入出力装置202の溝部にはそれぞれ、対応する位置にコネクタ113およびスイッチ114が設けられ、正しく対応する側面同士の接続のみを可能とする。
【0022】
図3は、本発明の実施例1である電子機器の第1画面205および第2画面206の接続方法とそれに対応する機能とを示す斜視図である。図4は、本発明の実施例1である電子機器の動作を示すフローチャートである。
電子機器は、本体201と入出力装置202とがコネクタ113を介して接続されると、接続部に備えられたスイッチ114のうち前記接続されたコネクタ113と同一面上に備えられたスイッチ114が接続される。(ステップS1)
前記スイッチ114の接続により、図示しない電源回路が接続されてCPU101が起動され、CPU101によりROM102に記憶されているメインプログラムの実行が開始される。(ステップS2)
ついで、接続検出回路111がスイッチ114のうちいずれのスイッチ114が接続されたかを検出することにより、CPU101に対して接続検出の割り込みを発生させる。(ステップS3)
CPU101は、接続検出回路111からの出力により、本体201と入出力装置202とが図3(a)、図3(b)のうちのいずれの配置で接続されたかを判定し、それぞれの接続配置に対応してROM102に記憶されているアプリケーションプログラムを選択する。実際には、選択されたアプリケーションプログラムの開始アドレスをCPU101のプログラムカウンタに設定する。(ステップS4)
これによってCPU101は、ROM102内のアプリケーションを選択して読みだし、当該アプリケーションを実行する。アプリケーション実行中各感圧タブレット110からの入力は、座標検出回路109によって検出され、入力制御回路108によって、CPU101にタブレット入力の割り込みを発生させる。(ステップS5)
さらに実行結果は、描画回路104によりフレームメモリ105に書き込まれ、LCD制御回路106はフレームメモリ105の内容を第1画面205と第2画面206のLCD107に表示する。(ステップS6)
次に、ROM102が記憶するアプリケーションについて説明する。ROM102には、複数のアプリケーションプログラムを記憶するための記憶領域が割り当てられており、電子スケジュール帳アプリケーションのプログラムと月間カレンダーアプリケーションのプログラムとがそれぞれの記憶領域に記憶されている。電子スケジュール帳あるいは月間カレンダーといったアプリケーションは、現在市販されているワープロや電子手帳等に搭載されたアプリケーションとして広く知られているので、それらの詳細な説明は省略する。また、これらのアプリケーションは、異なる2つのアプリケーションであるならば他のアプリケーションであってもかまわない。
【0023】
CPU101は、本体201と入出力装置202とが図3の(a)のように第1画面205と第2画面206との長辺側の側面が接続されていると判定したときには、電子スケジュール帳アプリケーションを選択し、本体201と入出力装置202とが図3の(b)のように第1画面205と第2画面206との短辺側の側面が接続されていると判定したときには、月間カレンダーアプリケーションを選択するものとする。
【0024】
以上のような具体的な構成のとき、本体201と入出力装置202とが図3の(a)のように横方向に配置され接続された場合には、操作者は第1画面205と第2画面206とを用いて電子スケジュール帳アプリケーションを操作することができ、本体201と入出力装置202とが図3の(b)のように縦方向に配置され接続された場合には、操作者は第1画面205と第2画面206とを用いて月間カレンダーアプリケーションを操作することができる。
【0025】
図5は、本体201と入出力装置202の配置によって起動される各アプリケーションの初期画面の一例を示す平面図である。
図5(a)に示すように、スケジュール帳アプリケーションでは、第1画面205には一週間のスケジュールを表示し、第2画面206には自由に記述できるメモ欄を表示する。第1画面205と第2画面206との下方隅には改頁キー401、402が設けられる。
【0026】
改頁キー401、402は、透光性を有する感圧タブレット110の下層に積層されたLCD107に表示されて設けられる。LCD107に改頁キー401、402として表示された領域に対応する感圧タブレット110内の領域への入力は、CPU101には改頁を指示する入力として認識される。従って、改頁キー401をタップすることによって、表示中の画面に対して前のページに相当する画面が第1画面205および第2画面206に表示され、改頁キー402をタップすることによって表示中の画面に対して次のページに相当する画面が第1画面205および第2画面206に表示される。以下、アルファベットキーなど、入力を行うために設けられるその他のキーも、同様にして設けられる。
【0027】
さらに、第1画面205に表示される一週間の内の各日の項目をタップすることによって、各曜日のスケジュールを入力するための図示しない入力画面を第1画面205および第2画面206に表示する。前記入力画面での入力は、表示したアルファベットキーから入力してもよいし、手書き入力を文字認識して入力してもよい。また、手書き入力をそのまま画像データとして記憶し、そのまま表示してもよい。
【0028】
図5(b)に示すように、月間カレンダーアプリケーションでは、第1画面205および第2画面206にそれぞれ一ヶ月分のカレンダーを表示する。第1画面205の右上方隅および第2画面206の右下方隅には、それぞれ改頁キー403、404が設けられる。各画面中央部には、カレンダーを表示する。さらに各画面下部には、それぞれの日について表示させたい機能のキー、例えば、「予定」キー405、「ToDo」キー406、「メモ」キー407などのキーが配置される。これらのキーの入力領域は、LCD107によってボタンを表示させて指定する。カレンダー中の日付をタップして日付を選択した後、これらのキー405、406、407を選択すると、それぞれ、図示しないその日の予定、ToDoリスト、メモの表示画面に切り替わる。
【0029】
以上のように本実施例によれば、左右にページを開くノートと同様の画面配置で本体201と入出力装置202とを接続するだけで電子スケジュール帳を表示することができ、また、一般的に紙面の上端が綴じられているカレンダーと同様の画面配置に接続するだけで月間カレンダーを表示することができる。
さらに、ページを送る場合には、普通に本を開く際に手をやる位置、またはカレンダーをめくる際に手をやる位置にページ送りキーを配置することができる。これによって、例えばスケジュール帳の左ページ左下隅に設けられた改頁キー401が決して次ページへの改頁をするものでなく、前ページへの改頁をするものであるということが分かるように、操作者が電子手帳の操作に習熟しなくても、キーの機能を自然に推測することができる。従って、複数のアプリケーションを実行する場合にも容易に電子機器の操作方法を知ることができ、容易に操作を行うことが可能となる。
【0030】
また、このような電子機器の開発にあたっても、少ない種類のハードウェアを用いて複数の異なったアプリケーションを提供することが可能となり、開発コスト軽減にも寄与する。
なお、本実施例では、アプリケーション例として電子スケジュール帳と月間カレンダーを示したが、これらは電子メールアプリケーション、電子辞書等の他のアプリケーションでもよい。また、画面の配置とアプリケーションとの対応づけは、本実施例のように固定にするのではなく、画面の配置と起動されるアプリケーションの対応づけを操作者が容易に行える手段を設けることが望ましい。
(実施例2)
図6は、本発明の実施例2である電子機器の構成を示すブロック図である。図6において、実施例1の電子機器の構成と同一の構成については同一の参照符号を付す。これらについては、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
図6に示すように、電子機器は、本体501と入出力装置502とからなる。
【0031】
本体501は、CPU101、ROM102、RAM103、描画回路104、2つのフレームメモリ105、LCD制御回路106、LCD107、入力制御回路108、座標検出回路109、感圧タブレット110および方向検出回路403、赤外線センサー503および本体501において赤外線センサー503の備えられた面の反対側の面に備えられる赤外線センサー504から構成される。赤外線センサー503、504は、熱伝対、サーミスタ等からなり、操作者の体温を検出して方向検出回路403に出力する。方向検出回路403は、2つの赤外線センサー503、504の内どちらの赤外線センサーから信号が入力されたかによって、操作者が電子機器のどちらの方向に位置するかを検出する。これと同時に、CPU101に対して割り込みを発生させる。しかし、一旦アプリケーションの選択を行った後は、CPU101は方向検出部403からの割り込みには応じない。
【0032】
入出力装置502は、LCD制御回路106、LCD107、座標検出回路109および感圧タブレット110から構成される。
図7および図8は、本発明の実施例2である電子機器の外観を示す斜視図である。
本体501と入出力装置502とは、それぞれ第1画面601、第2画面602を備え、本体501と入出力装置502とは各画面601、602の長辺側の側面が蝶番で接続される。これらは、蝶番を軸として図8の(a)に示される閉じた状態から図8の(b)に示される開いた状態まで変化させることができる。本体501と入出力装置502とは、可撓性のリード等によりコネクタ113が接続され、電気的に接続される。すなわち、コネクタ113を介して、入出力装置502のLCD制御回路106が本体501のフレームメモリ105に接続され、入出力装置502の座標検出回路109が本体502の入力制御回路108に接続される。
【0033】
方向検出部403は、例えば図7における赤外線センサー503および赤外線センサー504によって、どちらの方向に操作者がいるのか、つまり赤外線センサー503の方向に操作者がいるのかあるいは赤外線センサー504の方向に操作者がいるのかを検出する。
ここで、ROM102には、複数のアプリケーションプログラムを記憶するための記憶領域が割り当てられており、英和辞典アプリケーションのプログラムと国語辞典アプリケーションのプログラムとがそれぞれの記憶領域にそれぞれ記憶されているものとする。また、CPU101は、方向検出部403によって赤外線センサー503側に操作者がいると判定したときには英和辞典アプリケーションのプログラムを、赤外線センサー504側に操作者がいると判定したときには国語辞典アプリケーションのプログラムをそれぞれ選択してROM102から読みだす。
【0034】
図9および図10は、本発明の実施例2である電子機器の第1画面601および第2画面602の配置および機能を説明するための斜視図である。図9に示すように入出力装置502の第2画面602が備えられる面の反対側の面には、「英和辞典」、「国語辞典」の見出しを互いに逆方向に表示しておくものとする。以上のような構成のとき、図10(a)に示すように赤外線センサー503を手前にして、つまり入出力装置502上の見出し「英和辞典」が正しい方向になるようにして開いたときには、操作者は第1画面601および第2画面602を通して英和辞典アプリケーションを操作することができる。逆に、図10(b)に示すように赤外線センサー504を手前にして、つまり入出力装置502上の見出し「国語辞典」が正しい方向になるようにして開いたときには、操作者は第1画面601および第2画面602を通して国語辞典アプリケーションを操作することができる。
【0035】
図11は、国語辞典および英和辞典の各アプリケーションの初期画面の一例を示す平面図である。図9に示すように、見出し「国語辞典」を正しい方向になるようにして本実施例の電子機器を開くと、図11(a)に示す初期画面が第1画面601および第2画面602に表示される。第1画面601には、辞書を検索すべき語である見出し語を入力するための入力領域1101が示され、文字列を入力するためのキーボード1102が表示される。操作者は、前記入力領域1101のカーソルで示される位置に、キーボード1102から文字を入力する。操作者は、所望の見出し語の入力が終了すると、第1画面601に表示される検索ボタン1103をタップすることにより、電子機器に国語辞典の検索を実行させることができる。
【0036】
第2画面602には、第1画面601から入力された見出し語の検索結果が表示される。すなわち、第2画面602には検索に成功した見出し語の候補の一覧1104が表示され、操作者が前記候補の一覧1104から1つの候補を選択することによって、選択された候補1105とこの語に対応する言葉の意味1106が表示される。
【0037】
同様にして、操作者が見出し「英和辞典」を正しい方向になるようにして本実施例の電子機器を開くと、図11(b)に示す初期画面が第1画面601および第2画面602に表示される。国語辞典と同様にして、第2画面602には見出し語入力領域1107、キーボード1108、検索ボタン1109が表示される。操作者は、キーボード1108から前記見出し語入力領域1107に所望の文字列を入力し、検索ボタン1109をタップすることにより、電子機器に英和辞典の検索を実行させることができる。ここで、入力された見出し語の末尾に「*」を付けておくと、入力された文字列を語頭に含む単語を全て検索する。
【0038】
第1画面601には、検索に成功した見出し語の候補の一覧1110が表示され、操作者が前記候補の一覧1110から1つの候補を選択することによって、選択された候補1111とこの語に対応する言葉の意味1112が表示される。以上のように本実施例によれば、複数の画面を蝶番で接続し、これを軸として画面の開閉を行えるようにすることにより、実施例1における効果に加えて、操作者は、辞書を開くような感覚で電子辞書等のアプリケーションの操作を行うことができる。
【0039】
また一般に、英和辞典では背表紙に対して右から左へとページをめくるようになっており、国語辞典ではこの逆である。従って、このように画面を開く方向によって英和辞典と国語辞典とを切り替えることによって、実際の英和辞典、国語辞典に対するものと同様に操作でき、特に有効である。
なお、本実施例においては、画面を開く方向を検知する手段として、赤外線センサーを用いるものを示したが、他の例として次のようなものが考えられる。
【0040】
例えば、図7における本体501と入出力装置502の各画面を備える面と反対側の面にそれぞれ微小なスイッチを設ける。入出力装置502に設けられたスイッチが押下された状態で、本体501に設けられたスイッチが開放されたときには、入出力装置502を机上等に置いた状態で開いたと判定し、逆に、本体501に設けられたスイッチが押下された状態で、入出力装置502に設けられたスイッチが開放されたときには、入出力装置502を机上等に置いた状態で開いたと判定する。図7に示すように、本体501を机上に置いた状態で開いた場合には英和辞典のアプリケーションを選択し、入出力装置502を机上に置いた状態で開いた場合には国語辞典のアプリケーションを選択する。ただし、この場合には、それぞれの開き方において、図8と図9のように水平方向に180度回転することはしない。
(実施例3)
図12は、本発明の実施例3である電子機器の構成を示すブロック図である。図12において、実施例1の電子機器の構成と同一の構成については同一の参照符号を付す。これらについては、実施例1と同様であるので、説明を省略する。図12に示すように、電子機器は、本体1201と入出力装置1202とからなる。本体1201は第1画面1211を備え、入出力装置1202は前記第1画面1211と同形同大の第2画面1212を備える。
【0041】
本体1201は、CPU101、ROM102、RAM103、描画回路104、2つのフレームメモリ105、LCD制御回路106、LCD107、入力制御回路108、座標検出回路109、感圧タブレット110および開閉軸検出回路1205から構成される。開閉軸検出回路1205は、2つのスイッチ114によって開閉軸の検出を行い、CPU101に対して割り込みを発生させる
入出力装置1202は、LCD制御回路106、LCD107、座標検出回路109および感圧タブレット110から構成される。入出力装置1202は、実施例1と同様に、本体1201および入出力装置1202の開閉軸を含む各側面に設けられたコネクタ113およびスイッチ114によって本体1201と電気的に接続される。
【0042】
図13および図14は本発明の実施例3である電子機器の外観を示す斜視図であり、図15および図16は本発明の実施例3である電子機器が2つの軸を開閉軸として開閉する様子を示す斜視図である。
図13および図14に示すように、本体1201と入出力装置1202とは、それぞれ各画面の長辺方向を軸として開閉することができ、また、各画面の短辺方向を軸として開閉することができるように接続されている。すなわち、電子機器は、本体1201と入出力装置1202との各画面を備える面のそれぞれ対応する位置に、接合凹部および接合部材を備える。
【0043】
図13(b)に示すように、入出力装置1202側には、四隅(A、B、C、D)に亜鈴状の接合部材と、前記接合部材の軸部がはまり込む切りかきとが設けられる。前記切りかきは、隣接する二側面に対し直角方向に切り込まれる。また、前記接合部材は軸部がばね等により伸縮自在にとりつけられる。
これに対し、図13(a)に示すように、本体1201側には、入出力装置1202の各接合部材に対応する四隅(A’、B’、C’、D’)に、前記接合部材の球状部がはまり込む球状の凹部と、隣接する二側面に対して直交する方向に前記接合部材の軸部がはまり込む切りかきとが設けられる。
【0044】
図15(a)に示すように、本体1201と入出力装置1202とが閉じた状態では、図13に示す各接合部材は本体1201の対応する球状の凹部にはまり込んでいる。ここで、図15(b)に示すように四隅のうちAとCとを結ぶ軸1203が開閉軸となるように開くと、図13に示す入出力装置1202のB’とD’に位置する接合部材はそれぞれ本体1201のBとDに位置する球状の凹部を離脱する。
【0045】
図15(c)に示すように、前記軸1203を開閉軸として本体1201と入出力装置1202とをさらに開いていくと、図13に示す亜鈴状接合部材の球状部は、本体1201のA、Cに位置する球状凹部の中を回転し、軸部は切りかきにはまり込み、図14に示すように本体1201と入出力装置1202とが接続される。この時、コネクタ113が接続され、スイッチ114が導通する。
【0046】
次に図16に示すように、図13に示す四隅CとDを結ぶ軸1204を開閉軸として開く場合には、図16(a)に示すように一旦本体1201と入出力装置1202とを閉じ、図16(b)、(c)に示すようにあらためて軸1204を開閉軸として本体1201と入出力装置1202とを開く。この動作については、開閉軸を軸1203とした場合と同様である。
【0047】
図17は、本発明の実施例3である電子機器の動作を示すフローチャートである。
図17に示すように、まず、閉じた状態にある電子機器を、軸1203または軸1204を開閉軸として開くことにより、それぞれ本体1201および入出力装置1202の前記軸1203または軸1204を含む各側面に備えられたコネクタ113が接続され、スイッチ114が導通する。(ステップT1)
前記スイッチ114の接続により、図示しない電源回路が接続されてCPU101が起動され、CPU101によりROM102に記憶されているメインプログラムの実行が開始される。(ステップT2)
ついで、開閉軸検出回路1205がスイッチ114のうちいずれのスイッチ114が接続されたかを検出することにより、CPU101に対して接続検出の割り込みを発生させる。(ステップT3)
CPU101は、開閉軸検出回路1205からの出力により、本体1201と入出力装置1202とが軸1203と軸1204とのどちらを開閉軸として開閉されたかを判定し、それぞれの開閉軸に対応してROM102に記憶されているアプリケーションプログラムを選択する。実際には、選択されたアプリケーションプログラムの開始アドレスをCPU101のプログラムカウンタに設定する。(ステップT4)
これによってCPU101は、ROM102内のアプリケーションを選択して読みだし、当該アプリケーションを実行する。アプリケーション実行中各感圧タブレット110からの入力は、座標検出回路109によって検出され、入力制御回路108によって、CPU101にタブレット入力の割り込みを発生させる。(ステップT5)
さらに実行結果は描画回路104によりフレームメモリ105に書き込まれ、LCD制御回路106はフレームメモリ105の内容を第1画面1211と第2画面1212のLCD107に表示する。(ステップT6)
ここで、電子機器はROM102に、電子アドレス帳アプリケーションのプログラムおよび電子スケジュール帳アプリケーションのプログラムをそれぞれ記憶しているものとする。また、CPU101は、開閉軸検出部1205が電子機器が軸1203によって開かれた(横方向に開かれた)と判定したときには、電子アドレス帳アプリケーションのプログラムを、軸1204によって開かれた(縦方向に開かれた)と判定したときには、電子スケジュール帳アプリケーションのプログラムをそれぞれ選択する。
【0048】
以上のような構成のとき、図15のように横方向に開いたときには、操作者は第1画面1211および第2画面1212を通して電子アドレス帳アプリケーションを操作することができ、逆に、図16のように縦方向に開いたときには、操作者は第1画面1211および第2画面1212を通して電子スケジュール帳アプリケーションを操作することができる。
【0049】
以上のように、本実施例によれば、複数の画面の開閉方向を複数の軸で行えるよう構成することにより、実施例2における効果に加えて、所望の画面配置を容易に行えるという効果を有する。
なお、本実施例では開閉軸が2つであるものを示したが、例えば、図13、図14に示すような形状の装置の場合には、開閉軸を3つあるいは4つ設け、それぞれの開き方によって異なったアプリケーションを起動することが容易に可能である。
【0050】
また、アプリケーションとして各種ゲームを記憶させ、携帯用ゲーム機とすることも有効な利用方法の1つである。また、家電機器用のリモコン装置として利用することも考えられる。この場合、各画面には開いた方向によって異なった家電機器制御用のソフトボタン等が表示され、それらを操作者が指等によって押下することにより赤外線等による制御信号を発信し、家電機器を制御するという構成となる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数の入出力画面の配置を切り替える機構を設け、それらの位置関係に応じて異なったアプリケーションを選択して実行することにより、各アプリケーションに対応するより自然な入出力画面の配置を実現することができる。さらに前記配置を設定するだけで、それらの配置に応じた適切な機能を実行することができ、より人間の感覚に適合した電子機器を実現することができる。また、このような機器の開発においても、単一種類のハードウェアを用いて、適切な形状を持ちかつ複数の異なったアプリケーションを実行することができる電子機器を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である電子機器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1である電子機器の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例1である電子機器の第1画面205および第2画面206の接続方法とこれに対応する機能とを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例1である電子機器の動作を示すフローチャートである。
【図5】本体201と入出力装置202の配置によって起動される各アプリケーションの初期画面の一例を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例2である電子機器の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例2である電子機器の外観を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例2である電子機器の外観を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例2である電子機器の第1画面601および第2画面602の配置および機能を説明するための斜視図である。
【図10】本発明の実施例2の電子機器における第1画面および第2画面の配置および機能を説明するための斜視図である。
【図11】国語辞典および英和辞典の各アプリケーションの初期画面の一例を示す平面図である。
【図12】本発明の実施例3である電子機器の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例3である電子機器の外観を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施例3である電子機器の外観を示す斜視図である。
【図15】本発明の実施例3である電子機器が2つの軸を開閉軸として開閉する様子を示す斜視図である。
【図16】本発明の実施例3である電子機器が2つの軸を開閉軸として開閉する様子を示す斜視図である。
【図17】本発明の実施例3である電子機器の動作を示すフローチャートである。
【図18】従来技術の電子手帳の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 描画回路
105 フレームメモリ
106 LCD制御回路
107 LCD
108 入力制御回路
109 座標検出回路
110 感圧タブレット
111 接続検出回路
113 コネクタ
114 スイッチ
201 本体
202 入出力装置
205 第1画面
206 第2画面

Claims (4)

  1. 相互に電気的機械的に離反可能に接続される複数のユニットと、
    各ユニットの1つの主表面に表示画面を位置させるよう設けられた複数の表示手段と、
    複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    前記複数のユニットを接続したときの他ユニットに対する自ユニットの位置関係を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段が検出する位置関係に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうちひとつを選択するアプリケーション選択手段と、
    前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示手段に必要な情報を出力するアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 一辺を軸として開閉自在に連結された2つのユニットと、
    各ユニットの閉時における向き合う表面に表示画面が位置するよう両ユニットに設けられた表示手段と、
    複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    前記2つのユニットを開く際、前記ユニットの開いた方向に対して操作者がどちらの方向に位置するかを検出する方向検出手段と、
    前記方向検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうちひとつを選択するアプリケーション選択手段と、
    前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を出力するアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 前記方向検出手段に代えて、2つのユニットを閉じた状態から開く際、いずれのユニットが基台上に置かれているかを検出する載置台検出手段を備えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 互いの表示画面が向き合う閉じた状態から開いた状態まで連続的に変化させることができ、かつ、その開閉の基軸を複数の軸から選択することができるよう連結された2つのユニットと、
    複数のアプリケーションのプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    前記2つのユニットを開く際、いずれの軸を開閉軸として開かれたのかを検出する開閉軸検出手段と、
    前記開閉軸検出手段の検出結果に基づいて前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、ひとつを選択するアプリケーション選択手段と、
    前記アプリケーション記憶手段によって記憶される複数のアプリケーションのうち、前記アプリケーション選択手段によって選択されたアプリケーションを実行し、前記複数の表示画面に必要な情報を視覚化して表示させるアプリケーション実行手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
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