JP5407804B2 - 携帯端末およびアプリケーション制御方法 - Google Patents

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本発明は、複数のディスプレイを有する携帯端末およびそのアプリケーション制御方法に関する。
従来、携帯電話などの携帯端末では、複数のアプリケーションを同時に実行することができなかったが、近年では、携帯端末の性能の向上に伴い、複数のアプリケーションを同時に実行させることが可能になっている。
しかしながら、携帯端末では、複数のアプリケーションを同時に実行している場合でも、ディスプレイが小さいために、通常、1つのディスプレイに1つのアプリケーションしか表示されない。このため、複数のアプリケーションを同時に確認しながら、複数のアプリケーションを平行して使用することができなかった。
これに対して、特許文献1には、複数のアプリケーションを同時に確認することが可能な移動通信端末機が記載されている。
特許文献1に記載の移動通信端末機は、第1表示部および第2表示部の2つの表示部を有する。複数のアプリケーションが実行されている場合、第1表示部には、実行中のアプリケーションのいずれかが表示され、第2表示部には、実行中のアプリケーションのそれぞれを示すアイコンが表示される。そして、アイコンが方向キーで選択されると、第2の表示部にその選択されたアイコンに対応するアプリケーションが表示される。
このとき、第1表示部および第2表示部に表示されているアプリケーションの一方が、そのアプリケーションに対する操作を許可するアクティブ状態となる。そして、所定のキーが押下されることで、アクティブ状態のアプリケーションが切り替えられる。
以上により、複数のアプリケーションを同時に確認しながら、複数のアプリケーションを平行して使用することが可能になる。
特開2006−87108号公報
特許文献1に記載の移動通信端末機では、第1表示部および第2表示部に表示されているアプリケーションの一方しかアクティブ状態にすることができない。
このため、2つのアプリケーションを平行して使用する場合、アクティブ状態となるアプリケーションを、所定のキーを押下して切り替えながらアプリケーションを使用しなければならず、非常に利便性が低い。
例えば、ユーザが、動画再生用のアプリケーションとWebブラウザとを同時に実行し、動画像の通常再生や早送り再生など再生モードを切り替えながら、Webブラウザに書き込みを行う場合を考える。ユーザが、Webブラウザをアクティブ状態にしてWebブラウザに対して書き込みを行っている途中で、動画像の再生モードの切り替えタイミングになったとする。このとき、ユーザは、動画像の再生モードを切り替えるためには、所定のキーを押下して、動画再生用のアプリケーションをアクティブ状態にしてから、方向キーを用いて再生モードを切り替える必要がある。このため、実際に動画像の再生モードを切り替えるまでに時間がかかり、ユーザは、動画像の再生モードの切り替えタイミングを逃すことがある。
本発明の目的は、上記の課題である、複数のアプリケーションを平行して使用するための利便性が低いという問題を解決する携帯端末およびそのアプリケーション制御方法を提供することである。
本発明による携帯端末は、タッチパネルを備えた複数のディスプレイと、前記タッチパネルへの所定の操作を感知する感知部と、表示情報を生成する複数のアプリケーションを実行する実行部と、前記実行部が実行しているアプリケーションが生成した表示情報を前記ディスプレイに表示し、前記感知部が前記所定の操作を感知すると、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、前記第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、前記第1ディスプレイに前記第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示し、かつ、前記第1表示情報および前記第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれを、当該アプリケーションに対する操作を許可するアクティブ状態にする制御部と、を有する。
また、本発明によるアプリケーション制御方法は、タッチパネルを備えた複数のディスプレイと、前記タッチパネルへの所定の操作を感知する感知部と、表示情報を生成する複数のアプリケーションを実行する実行部と、を有する携帯端末のアプリケーション制御方法であって、前記実行部が実行しているアプリケーションが生成した表示情報を前記ディスプレイに表示し、前記感知部が前記所定の操作を感知すると、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、前記第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、前記第1ディスプレイに前記第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示し、かつ、前記第1表示情報および前記第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれを、当該アプリケーションに対する操作を許可するアクティブ状態にする。
本発明によれば、複数のアプリケーションを平行して使用するための利便性を向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の携帯端末の構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態の携帯端末の外観の一例を示した外観図である。 本発明の第2の実施形態の携帯端末の外観の他の例を示した外観図である。 本発明の第2の実施形態の携帯端末の構成を示したブロック図である。 プロファイルテーブルの一例を示した図である。 携帯端末の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 プロファイル管理部203Aの構成の一例を示したブロック図である。 プロファイル管理部203Aの動作の一例を説明するためのフローチャートである。 プロファイル管理部203Bの構成の一例を示したブロック図である。 プロファイル管理部203Bの動作の一例を説明するためのフローチャートである。 センサ感知部の構成の一例を示したブロック図である。 センサ感知部の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の携帯端末の構成を示したブロック図である。図1において、携帯端末は、ディスプレイ1‐1〜1‐Nと、感知部2と、実行部3と、制御部4とを有する。なお、Nは、2以上の整数である。したがって、ディスプレイは、複数あることになる。また、携帯端末は、例えば、携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)などである。
ディスプレイ1‐1〜1‐Nのそれぞれは、タッチパネル5を備える。
感知部2は、ディスプレイ1‐1〜1‐Nのそれぞれのタッチパネル5への所定の操作を感知する。
実行部3は、複数のアプリケーションを実行する。各アプリケーションは、ディスプレイに表示するための表示情報を生成する。なお、アプリケーションは、例えば、動画再生用のアプリケーションやWWW(World Wide Web)情報の閲覧用のアプリケーション(ブラウザ)などである。また、表示情報は、動画像、WWW情報、動画像の再生モードをタッチパネルを用いて切り替えるための操作パネルや、文字をタッチパネルを用いて入力するための文字入力キーなどである。
制御部4は、実行部3が実行しているアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ1‐1〜1‐Nに表示する。このとき、制御部4は、アプリケーションのそれぞれが生成した表示情報の少なくとも一つを、ディスプレイ1‐1〜1‐Nの少なくとも一つに表示すればよい。なお、ディスプレイ1‐1〜1‐Nのそれぞれには、表示情報が一つだけ表示されるものとする。
感知部2が所定の操作を感知すると、制御部4は、ディスプレイ1‐1〜1‐Nのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、第1ディスプレイには第1表示情報と異なる表示情報を第2表示情報として表示する。
第1ディスプレイは、例えば、予め定められたディスプレイでもよいし、所定の操作が行われたタッチパネル5を有するディスプレイでもよい。また、第1ディスプレイは、所定の操作の内容に応じて選択されてもよい。また、第2ディスプレイは、第1ディスプレイに応じて定められていてもよいし、第1ディスプレイを除く全てのディスプレイでもよい。
制御部4は、第1表示情報および第2表示情報を表示すると、その第1表示情報および第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれをアクティブ状態にする。アクティブ状態とは、アプリケーションに対する操作を許可する状態のことである。
このとき、制御部4は、各ディスプレイに表示されている表示情報を生成した複数のアプリケーションを一括して操作することが可能なコントローラを、複数のディスプレイに跨って表示してもよい。
次に本実施形態の携帯端末の動作の一例を説明する。
先ず、制御部4は、実行部3が実行しているアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ1‐1〜1‐Nに表示する。
例えば、先ず、実行部3が最初にアプリケーションを起動した場合、制御部4は、そのアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ1‐1に表示する。その後、実行部3がアプリケーションを起動するたびに、制御部4は、ディスプレイ1‐1に表示されている表示情報をディスプレイ1‐1から消去し、その生成したアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ1−1に表示する。このとき、制御部4は、表示情報が表示されていないディスプレイに対しては、そのディスプレイを照明するバックライトなどの照明装置(図示せず)を消灯して省電力化を図ってもよい。
その後、感知部2が所定の操作を感知すると、制御部4は、実行部3で実行されているアプリケーションから、ディスプレイ1‐1に表示されている表示情報を生成したアプリケーションと異なるアプリケーションを選択する。例えば、制御部4は、ディスプレイ1‐1に表示されている表示情報を生成したアプリケーションの一つ前に起動されたアプリケーションを選択する。
続いて、制御部4は、ディスプレイ1‐1に表示されている表示情報である第1表示情報をディスプレイ1‐2〜1〜Nに表示するとともに、ディスプレイ1‐1に、その選択したアプリケーションが生成した表示情報を第2表示情報として表示する。
そして、制御部4は、第1表示情報および第2表示情報を生成した二つのアプリケーションをアクティブ状態にする。
本実施形態によれば、制御部4は、実行部3が実行しているアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ1‐1〜1‐Nに表示する。感知部2が所定の操作を感知すると、制御部4は、ディスプレイ1‐1〜1‐Nのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、第1ディスプレイには第1表示情報と異なる表示情報を第2表示情報として表示する。制御部4は、第1表示情報および第2表示情報を表示すると、その第1表示情報および第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれをアクティブ状態にする。
この場合、所定の操作が感知されると、第1表示情報および第2表示情報が表示され、その第1表示情報および第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれがアクティブ状態になる。
このため、所定のキーを押下してアクティブ状態のアプリケーションを切り替えなくても、複数のアプリケーションを平行して使用することが可能になる。よって、複数のアプリケーションを平行して使用するための利便性を向上させることが可能になる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
図2Aは、本実施形態の携帯端末の外観を示した外観図である。図2Aにおいて、携帯端末は、筐体10Aおよび10Bを有する。
筐体10Aおよび10Bは、ヒンジ機構にて回転可能に接続されている。なお、筐体10Aおよび10Bの接続機構は、ヒンジ機構に限らず、適宜変更可能である。例えば、筐体10Aおよび10Bは、回転2軸機構(2軸ヒンジ機構)にて回転可能に接続されていてもよいし、スライド機構にてスライド可能に接続されていてもよい。
筐体10Aおよび10Bのそれぞれには、タッチパネルを備えたディスプレイ100Aおよび100Bを有する。
なお、携帯端末は、図2で示したように筐体10Aおよび10Bを左右に並べて使用する形態でもよいし、図2Bで示したように筐体10Aおよび10Bを上下に並べて使用する形態でもよい。
図3は、本実施形態の携帯端末の構成を示したブロック図である。図3において、携帯端末は、タッチパネル101Aを備えたディスプレイ100Aと、タッチパネル101Bを備えたディスプレイ100Bと、処理部200Aおよび200Bとを有する。
ディスプレイ100Aおよび処理部200Aは、筐体10Aに設けられ、ディスプレイ100Bおよび処理部200Bは、筐体10Bに設けられる。
ディスプレイ100Aおよび100Bは、本実施形態では、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)とする。しかしながら、ディスプレイ100Aおよび100Bは、LCDに限らず適宜変更可能である。
処理部200Aおよび200Bは、別々にアプリケーションを実行する。処理部200Aは、自己が実行したアプリケーションのいずれかをアクティブ状態にし、そのアクティブ状態のアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Aに表示する。また、処理部200Bは、自己が実行したアプリケーションのいずれかをアクティブ状態にし、そのアクティブ状態のアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Bに表示する。
処理部200Aは、センサ感知部201Aと、アプリケーション制御部202Aと、プロファイル管理部203Aと、LCD制御部204Aと、タスク処理部205Aと、端末データ処理部206Aとを有する。また、処理部200Bは、アプリケーション制御部202Bと、センサ感知部201Bと、プロファイル管理部203Bと、LCD制御部204Bと、タスク処理部205Bと、端末データ処理部206Bとを有する。
センサ感知部201Aおよびセンサ感知部201Bは、図1で示した感知部2に含まれる。また、センサ感知部201Aおよび201Bのそれぞれは、個別感知部と呼ばれることもある。
センサ感知部201Aは、タッチパネル101Aに対応し、センサ感知部201Bは、タッチパネル101Bに対応する。センサ感知部201および201は、自己に対応するタッチパネルへの所定の操作を感知する。
以下、所定の操作は、予め定められた方向へのフリック操作であるとする。フリック操作とは、タッチパネルをなぞる操作である。なお、所定の操作は、予め定められた方向へのフリック操作に限らず適宜変更可能である。また、所定の操作はセンサ感知部ごとに異なっていてもよい。例えば、タッチパネル101Aからタッチパネル101Bへの向きを正のY方向としたとき、所定の操作は、センサ感知部201Aでは、Y方向の正の向きへのフリック操作であり、センサ感知部201Bでは、Y方向の負の向きへのフリック操作であってもよい。
アプリケーション制御部202Aおよび202Bは、図1で示した実行部3に含まれる。また、アプリケーション制御部202Aおよび202Bのそれぞれは、個別実行部と呼ばれることもある。
アプリケーション制御部202Aは、ディスプレイ100Aに対応し、アプリケーション制御部202Bは、ディスプレイ100Bに対応する。アプリケーション制御部202Aおよび202Bは、別々にアプリケーションを実行することができる。
プロファイル管理部203Aおよび202Bと、LCD制御部204Aおよび204Bと、タスク処理部205Aおよび205Bと、端末データ処理部206Aおよび206Bとは、図1で示した制御部4に含まれる。
本実施形態では、制御部4は、ディスプレイ100Aおよび100Bのそれぞれに、そのディスプレイと対応するアプリケーション制御部が生成した表示情報のいずれかを表示する。
センサ感知部201Aまたは201Bが所定の操作を感知すると、制御部4は、第1ディスプレイに対応するアプリケーション制御部202Aまたは202Bにて実行されているアプリケーションが生成した表示情報のうち、第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示する。そして、制御部4は、第1表示情報を第2ディスプレイに表示する。
なお、本実施形態では、所定の操作を感知したセンサ感知部に対応するタッチパネルを備えた対応するディスプレイが第1ディスプレイとなる。また、第1ディスプレイと異なるディスプレイが第2ディスプレイとなる。
このとき、制御部4は、第2ディスプレイに対応するアプリケーション制御部202Aまたは202Bが第1表示情報を生成するアプリケーションを実行していない場合、そのアプリケーション制御部にそのアプリケーションを実行させる。また、制御部4は、第1ディスプレイに対応するアプリケーション制御部202Aまたは202Bに、第1表示情報を生成するアプリケーションを停止させる。
制御部4は、第1表示情報および第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれを、アプリケーション制御部202Aまたは202Bを用いてアクティブ状態にする。
次に制御部4のより詳細な説明を行う。以下では、説明の煩雑化を防ぐために、主に、センサ感知部201Aが所定の操作を感知したときに、制御部4が行う処理について説明する。
プロファイル管理部203Aは、アプリケーション制御部202Aにて実行中のアプリケーションを管理するためのプロファイルテーブルを記憶する。プロファイルテーブルは、少なくとも、実行中のアプリケーションと、アクティブ状態のアプリケーションとを示す。
図4は、プロファイルテーブルの一例を示した図である。図4において、プロファイルテーブル400Aは、アプリケーションプロファイル401A、起動プロファイル402A、および、表示プロファイル403Aを有するプロファイル情報を、実行中のアプリケーションごとに有する。
アプリケーションプロファイル401Aは、実行中のアプリケーションを示す情報である。起動プロファイル402Aは、アプリケーションを起動させるための情報である。表示プロファイル403Aは、アプリケーションを表示させるための情報である。
また、プロファイルテーブル400Aでは、各アプリケーションに優先順位が付けられ、その優先順位の最も高いアプリケーションがアクティブ状態であることを示す。より具体的には、プロファイルテーブル400Aでは、各プロファイル情報が優先順位の高い方から順に並べられ、先頭のプロファイル情報に対応するアプリケーションが最も優先順位が高い。つまり、先頭のプロファイル情報に対応するアプリケーションがアクティブ状態となる。
図3に戻る。センサ感知部201Aにて所定の操作が感知されると、プロファイル管理部203Aは、自己に記憶されているプロファイルテーブルを参照して、次にアクティブ状態にするアプリケーションとを特定する。なお、次にアクティブ状態にするアプリケーションは、優先順位が2番目に高いアプリケーションである。
プロファイル管理部203Aは、現在アクティブ状態のアプリケーションを、アプリケーション制御部202Aに停止させ、その後、その特定した次にアクティブ状態にするアプリケーションを、アプリケーション制御部202Aを用いてアクティブ状態にする。
LCD制御部204Aは、アクティブ状態のアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Aに表示する。例えば、LCD制御部204Aは、アプリケーション制御部202Aにて停止されたアプリケーションが生成していた表示情報をディスプレイ100Aから消去するとともに、アプリケーション制御部202Aにてアクティブ状態にされたアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Aに表示する。
タスク処理部205Aは、アプリケーション制御部202にて停止されたアプリケーションを起動する旨の起動命令を、処理部200Bのタスク処理部205Bに送出する。
端末データ処理部206Aは、センサ感知部201A、アプリケーション制御部202A、プロファイル管理部203A、LCD制御部204Aおよびタスク処理部205A間の情報伝達を行い、処理部200A全体を制御する。
タスク処理部205Bは、処理部200Aのタスク処理部205Aから起動命令を受け取る。
プロファイル管理部203Bは、アプリケーション制御部202Bにて実行中のアプリケーションを管理するためのプロファイルテーブルを記憶する。このプロファイルテーブルの構成は、図4で示した、プロファイル管理部203のプロファイルテーブルと同様である。
タスク処理部205Bが起動命令を受け取ると、プロファイル管理部203Bは、自己に記憶しているプロファイルテーブルを参照して、筐体10Bにおいてアクティブ状態のアプリケーションを特定する。
プロファイル管理部203Bは、その特定されたアクティブ状態のアプリケーションをアプリケーション制御部202Bを用いて非アクティブ状態にする。なお、非アクティブ状態は、アプリケーションに対する操作を許可しない状態である。
その後、プロファイル管理部203Bは、タスク処理部205Bが受け取った起動命令にて起動が命令されたアプリケーションをアプリケーション制御部202Bに起動させて、さらに、アプリケーション制御部202Bを用いて、その起動したアプリケーションをアクティブ状態にする。
なお、起動命令にて起動が命令されたアプリケーションが既に起動されている場合、プロファイル管理部203Bは、そのアプリケーションの起動を行わず、そのアプリケーションをアクティブ状態にするだけでよい。また、起動命令にて起動が命令されたアプリケーションと、アクティブ状態のアプリケーションとが同じ場合、プロファイル管理部203Bは、特に処理を行わなくてよい。
LCD制御部204Bは、筐体10Bにおいてアクティブ状態のアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Bに表示する。例えば、LCD制御部204Bは、アプリケーション制御部202Bにて停止されたアプリケーションが生成していた表示情報をディスプレイ100Bから消去するとともに、アプリケーション制御部202Bにてアクティブ状態にされたアプリケーションが生成した表示情報をディスプレイ100Bに表示する。
端末データ処理部206Bは、センサ感知部201B、アプリケーション制御部202B、プロファイル管理部203B、LCD制御部204Bおよびタスク処理部205B間の情報伝達を行い、処理部200B全体を制御する。
次に動作を説明する。
図5は、本実施形態の携帯端末の動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図5では、筐体10AにおいてアプリケーションAがアクティブ状態であるとする。また、ユーザの動作をUで表し、携帯端末の動作をKおよびK’で表している。
先ず、ユーザは、携帯端末のディスプレイ100Aに備わったタッチパネル101Aに対して、Y方向の正の向き、つまり、筐体10Aから10Bの向きへのフリック操作を行う(ステップU00)。
タッチパネル101Aは、ユーザからの接触位置を座標で示した座標信号をセンサ感知部201Aに送出する。センサ感知部201Aは、座標信号を受け取ると、その座標信号に基づいて、タッチパネルに対して行われた操作が所定の操作か否かを判断する(ステップK01)。
その操作が所定の操作でない場合、センサ感知部201Aは、何もせずに処理を終了する(ステップK02)。
一方、その操作が所定の操作である場合、アプリケーションAを起動する旨の起動命令を端末データ処理部206Aに送出する。端末データ処理部206Aは、起動命令を受け取ると、その起動命令をタスク処理部205Aに送出し(ステップK03)、かつ、アプリケーションAを停止する旨の停止命令をアプリケーション制御部202Aに送出する(ステップK’01)。
ステップK03以降の動作は、筐体10Bにおいて、アプリケーションAをアクティブ状態にする動作であり、ステップK’01以降の動作は、筐体10Aにおいて、アプリケーションAの次に優先順位の高いアプリケーションBをアクティブ状態にする動作となる。
先ず、筐体10BにおいてアプリケーションAをアクティブ状態にするステップK03以降の動作について説明する。
タスク処理部205Aは、起動命令を受け取ると、その起動命令を筐体10Bにあるタスク処理部205Bに送出する(ステップK04)。タスク処理部205Bは、起動命令を受け取ると、その起動命令を端末データ処理部206Bに送出する(ステップK05)。端末データ処理部206Bは、起動命令を受け取ると、その起動命令をアプリケーション制御部202B経由でプロファイル管理部203Bに送出する(ステップK06)。
プロファイル管理部203Bは、起動命令を受け取ると、自己に記憶されているプロファイルデータを参照して、その起動命令にて起動が命令されているアプリケーションAが実行中かつアクティブ状態であるか否かを判断する(ステップK07)。
アプリケーションAが実行中かつアクティブ状態である場合、プロファイル管理部203Bは、何もせずに処理を終了する(ステップK08)。
一方、アプリケーションAが実行中かつアクティブ状態でない場合、プロファイル管理部203Bは、アプリケーションAが実行中であるがアクティブ状態でないと、アプリケーションAをアクティブ状態にする旨のアクティブ命令をアプリケーション制御部202Bに送出し、アプリケーションが実行中でないと、アプリケーションAの起動命令をアプリケーション制御部202Bに送出する。アプリケーション制御部202Bは、アクティブ命令を受け取った場合、アプリケーションAをアクティブ状態にし、起動命令を受け取った場合、アプリケーションAを起動し、その後、アプリケーションAをアクティブ状態にする(ステップK9)。
アプリケーション制御部202Bは、アプリケーションAの表示情報を表示する旨の表示命令を端末データ処理部206B経由でLCD制御部204Bに送出する(ステップK10)。LCD制御部204Bは、表示命令を受け取ると、その表示命令で表示が命令されている、アプリケーションAの表示情報をディスプレイ100Bに表示する(ステップK11)。これにより、筐体10BにおいてアプリケーションAをアクティブ状態にする動作が終了する。
続いて、筐体10AにおいてアプリケーションBをアクティブ状態にするステップK’01以降の動作について説明する。
アプリケーション制御部202Aは、ステップK’01において送出された停止命令を受け取ると、その停止命令をプロファイル管理部203Aに送出する。プロファイル管理部203Aは、停止命令を受け取ると、自己に記憶されているプロファイルテーブルを参照して、アプリケーションAの次に優先順位の高いアプリケーションであるアプリケーションBを特定する(ステップK’02)。
続いて、プロファイル管理部203Aは、その特定したアプリケーションBのアクティブ命令と、アプリケーションAの停止命令とをアプリケーション制御部202Aに送出する。アプリケーション制御部202Aは、アクティブ命令および停止命令を受け取ると、その停止命令にて停止が命令されたアプリケーションAを停止するともに、そのアクティブ命令にてアクティブ状態にすることが命令されたアプリケーションBのアクティブ状態にする(ステップK’03)。
そして、アプリケーション制御部202は、アプリケーションBの表示情報を表示する旨の表示命令を端末データ処理部206A経由でLCD制御部204Aに送出する(ステップK’04)。
LCD制御部204は、表示命令を受け取ると、その表示命令にて表示が命令されている、アプリケーションBの表示情報をディスプレイ100Aに表示する。これにより、筐体10AにおいてアプリケーションBをアクティブ状態にする動作が終了する。
次に、プロファイル管理部203Aについてより詳細に説明する。
図6は、プロファイル管理部203Aの構成の一例を示したブロック図である。図6において、プロファイル管理部203Aは、プロファイルテーブル記憶部601Aと、プロファイル判定部602Aと、プロファイル管理データ処理部603Aとを有する。
プロファイルテーブル記憶部601Aは、筐体10Aにおいて実行中のアプリケーションを管理するためのプロファイルテーブルを記憶する。
センサ感知部201Aにて所定の操作が感知されると、プロファイル判定部602Aは、プロファイルテーブル記憶部601Aに記憶されたプロファイルテーブルを参照して、次にアクティブ状態にするアプリケーションを特定する。
プロファイル管理データ処理部603Aは、アプリケーション制御部202Aとの間で種々の情報のやり取りを行う。
図7は、プロファイル管理部203Aの動作の一例を説明するためのフローチャートである。より具体的には、図7は、図5のステップK’02において、アプリケーション制御部202AがアプリケーションAの停止命令をプロファイル管理部203Aに送出した際のプロファイル管理部203Aの動作を主に説明するためのフローチャートである。なお、図7では、アプリケーション制御部202Aの動作をAで表わし、プロファイル管理部203Aの動作をPで表す。
先ず、アプリケーション制御部202Aは、アプリケーションAの停止命令をプロファイル管理データ処理部603Aに送出する(ステップA00)。
プロファイル管理データ処理部603Aは、停止命令を受け取ると、その停止命令をプロファイル判定部602Aに送出する(ステップP01)。
プロファイル判定部602Aは、停止命令を受け取ると、その停止命令にて停止が命令されているアプリケーションAを示すアプリケーションプロファイルを、プロファイルテーブル記憶部601Aに記憶されているプロファイルテーブルから検索する(ステップP02)。
プロファイル判定部602Aは、その検索結果に基づいて、アプリケーションAを示すアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルに存在するか否かを判断する(ステップP03)。
そのアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルに存在しない場合、プロファイル判定部602Aは、何もせずに処理を終了する(ステップP04)。この場合、エラーとなり、アクティブ状態のアプリケーションは変更されない。
一方、そのアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルに存在する場合、プロファイル判定部602Aは、アプリケーションAのプロファイル情報をプロファイルテーブルから消去する。続いて、プロファイル判定部602Aは、その消去したプロファイル情報の次にあるアプリケーションBのプロファイル情報をプロファイルテーブル記憶部601Aから取得する(ステップP05)。
プロファイル判定部602Aは、アプリケーションBのアクティブ命令を生成し、そのアプリケーションBのアクティブ命令と、アプリケーションAの停止命令とをプロファイル管理データ処理部603Aに送出する(ステップP06)。
プロファイル管理データ処理部603Aは、アプリケーションBのアクティブ命令およびアプリケーションAの停止命令を受け取ると、そのアプリケーションBのアクティブ命令およびアプリケーションAの停止命令をアプリケーション制御部202Aに送出する(ステップP07)。
次に、プロファイル管理部203Bについてより詳細に説明する。
図8は、プロファイル管理部203Bの構成の一例を示したブロック図である。図7において、プロファイル管理部203Bは、プロファイルテーブル記憶部601Bと、プロファイル判定部602Bと、プロファイル管理データ処理部603Bとを有する。
プロファイルテーブル記憶部601Bは、筐体10Bにおいて実行中のアプリケーションを管理するためのプロファイルテーブルを記憶する。
タスク処理部BがアプリケーションAの起動命令を受け取ると、プロファイル判定部602Bは、プロファイルテーブル記憶部601Bに記憶されたプロファイルテーブルを参照して、アプリケーションAが実行中かつアクティブ状態か否かを判断する。
アプリケーションAが実行中かつアクティブ状態でない場合、プロファイル判定部602Bは、アプリケーションAのプロファイル情報を、プロファイルテーブル記憶部601Bに記憶されたプロファイルテーブルの先頭に挿入する。
プロファイル管理データ処理部603Bは、アプリケーション制御部202Bとの間で種々の情報のやり取りを行う。
図9は、プロファイル管理部203Bの動作の一例を説明するためのフローチャートである。より具体的には、図9は、図5のステップK06において、アプリケーション制御部202BがアプリケーションAの起動命令をプロファイル管理部203Bに送出した際のプロファイル管理部203Bの動作を主に説明するためのフローチャートである。なお、図9では、アプリケーション制御部202Bの動作をA’で表わし、プロファイル管理部203Bの動作をP’で表す。
先ず、アプリケーション制御部202Bは、アプリケーションAの起動命令をプロファイル管理データ処理部603Bに送出する(ステップA’00)。
プロファイル管理データ処理部603Bは、起動命令を受け取ると、その起動命令をプロファイル判定部602Bに送出する(ステップP’01)。
プロファイル判定部602Bは、起動命令を受け取ると、その起動命令にて起動が命令されているアプリケーションAを示すアプリケーションプロファイルを、プロファイルテーブル記憶部601Bに記憶されているプロファイルテーブルから検索する(ステップP’02)。
プロファイル判定部602Bは、その検索結果に基づいて、アプリケーションAを示すアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルの先頭に存在するか否かを判断する(ステップP’03)。
そのアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルの先頭に存在する場合、プロファイル判定部602Aは、何もせずに処理を終了する(ステップP’04)。
一方、そのアプリケーションプロファイルがプロファイルテーブルの先頭に存在しない場合、プロファイル判定部602Bは、アプリケーションAのプロファイル情報をプロファイルテーブルの先頭に追加する。
このとき、プロファイルテーブル内にアプリケーションAのプロファイル情報が既に存在する場合、プロファイル判定部602Bは、そのプロファイル情報をプロファイルテーブルの先頭に移動させる。また、プロファイルテーブル内にアプリケーションAのプロファイル情報が存在しない場合、プロファイル判定部602Bは、そのプロファイル情報を生成してプロファイルテーブルの先頭に追加する(ステップP’05)。
プロファイル判定部602Bは、アプリケーションAのプロファイル情報に基づいて、アプリケーションAのアクティブ命令または起動命令を生成する。より具体的には、プロファイル判定部602Bは、アプリケーションAのプロファイル情報を移動させた場合、アプリケーションAのアクティブ命令を生成し、アプリケーションAのプロファイル情報を生成した場合、アプリケーションAの起動命令を生成する。
プロファイル判定部602Bは、その起動命令またはアクティブ命令をプロファイル管理データ処理部603Bに送出する(ステップP’06)。
プロファイル管理データ処理部603Bは、アプリケーションAの起動命令またはアクティブ命令を受け取ると、そのアプリケーションAの起動命令またはアクティブ命令をアプリケーション制御部202Bに送出する(ステップP’07)。
次にセンサ感知部201Aのより詳細な説明を行う。
図10は、センサ感知部201Aの構成の一例を示したブロック図である。図10において、センサ感知部201Aは、センサ感知データ処理部701Aと、フリックテーブル記憶部702Aと、フリック信号判定部703Aとを有する。
センサ感知データ処理部701Aは、携帯端末のユーザからタッチパネル101Aへの接触位置を感知する。接触位置は、タッチパネル101A上に予め設定された座標系の座標値で表わされる。
フリックテーブル記憶部702Aは、ユーザからのタッチパネル101Aへの操作が所定の操作であると判断するためのフリック条件を示すフリックテーブルを記憶する。
本実施形態では、所定の操作はY方向の正の向きへのフリック操作なので、所定の操作が行われると、センサ感知データ処理部701Aにて感知される接触位置のY成分は連続的に増加する。したがって、フリック条件は、接触位置のY成分が連続的に増加することとすればよい。
しかしながら、例えば、ユーザがY方向と垂直な方向へのフリック操作を試みた場合でも、実際には接触位置のY成分が少しだけ増加することがある。この場合、所定の操作が行われたと判断されると、ユーザの意図と反して所定の操作が行われた判断されることがある。したがって、フリック条件は、接触位置のY成分が正の向きに、予め定められた閾値以上増加することにすることが望ましい。また、フリック条件は、接触位置のY成分が正の向きに、所定時間以内に閾値以上増加したことを示す信号としてもよい。この場合、所定の操作は、Y方向の正の向きにある速度以上の速さでタッチパネル101Aをなぞる操作となる。
フリック信号判定部703Aは、センサ感知データ処理部701Aにて感知された接触位置と、フリックテーブル記憶部702Aに記憶されたフリックテーブルに基づいて、所定の操作が行われたか否かを判断する。より具体的には、フリック信号判定部703Aは、センサ感知データ処理部701Aにて感知された接触位置の変化を感知し、その接触位置の変化がフリックテーブルにて示されるフリック条件に当てはまるか否かを判断する。そして、フリック信号判定部703Aは、その接触位置の変化がフリック条件に当てはまると、所定の操作が行われたと判断する。これにより、所定の操作が感知される。
次にセンサ感知部201Aがタッチパネルの操作を感知した際の動作を説明する。図11は、この動作を説明するためのフローチャートである。
センサ感知データ処理部701Aは、タッチパネル101Aから、そのタッチパネル101Aへの接触位置を示す座標信号を受け取り、その座標信号をフリック信号判定部703Aに送出する(ステップS01)。フリック信号判定部703Aは、座標信号を受け取ると、フリックテーブル記憶部702Aに記憶されているフリックテーブルを参照する(ステップS02)。
フリック信号判定部703Aは、座標信号が示す接触位置の変化が、フリックテーブルが示すフリック条件を満たすか否かを判断して、タッチパネル101Aに所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS03)。
接触位置の変化がフリック条件を満たさない場合、フリック信号判定部703Aは、所定の操作が行われなかったと判断して、何もせずに処理を終了する(ステップS04)。
一方、接触位置の変化がフリック条件を満たす場合、フリック信号判定部703Aは、所定の操作が行われたと判断して、アプリケーションプロファイルを参照する旨の参照命令をセンサ感知データ処理部701Aに送出する(ステップS05)。
センサ感知データ処理部701Aは、参照命令を受け取ると、その参照命令を端末データ処理部206Aに送出する(ステップS06)。端末データ処理部206Aは、参照命令を受け取ると、その参照命令をアプリケーション制御部202Aに送出する(ステップS07)。アプリケーション制御部202Aは、参照命令を受け取ると、その参照命令をプロファイル管理部203Aに送出する(ステップS08)。
プロファイル管理部203Aは、参照命令を受け取ると、自己に記憶されているプロファイルテーブルから、アクティブ状態のアプリケーションAのアプリケーションプロファイルを検索し、その検索したアプリケーションプロファイルをアプリケーション制御部202Aに送出する(ステップS09)。
アプリケーション制御部202Aは、アプリケーションプロファイルを受け取ると、そのアプリケーションプロファイルを端末データ処理部206Aに送出する(ステップS10)。端末データ処理部206Aは、アプリケーションプロファイルを受け取ると、そのアプリケーションプロファイルをセンサ感知部201Aのセンサ感知データ処理部701Aに送出する(ステップS11)。
センサ感知データ処理部701Aは、アプリケーションプロファイルを受け取ると、そのアプリケーションプロファイルが示すアプリケーションAの停止命令を生成し、その停止命令を端末データ処理部206Aに送出する(ステップS12)。
以上説明した第2の実施形態では、主にタッチパネル101Aに所定の操作が行われる場合について説明したが、実際には、タッチパネル101Bに所定の操作が行われてもよい。この場合、処理部200Aおよび200Bの役割は逆転する。
本実施形態によれば、感知部2は、タッチパネル101Aおよび101Bのそれぞれに対応し、その対応するタッチパネルへの所定の操作を感知するセンサ感知部201Aおよび201Bを有する。また、第1ディスプレイは、所定の操作が感知されたセンサ感知部201Aまたは201Bに対応するタッチパネル101Aまたは101Aを備えたディスプレイ100Aまたは100Bである。
この場合、ユーザは、複数のアプリケーションを平行して使用する場合、第1表示情報が表示されていたディスプレイに備わったタッチパネルに所定の操作を行えばよくなるので、直観的に、複数のアプリケーションを平行して使用するモードに移行することができる。
また、本実施形態では、制御部4は、ディスプレイ100Aおよび100Bのそれぞれに、そのディスプレイに対応するアプリケーション制御部202Aが生成した表示情報のいずれかを表示する。また、感知部2で所定の操作が感知されると、制御部4は、第1ディスプレイには、その第1ディスプレイに対応するアプリケーション制御部にて実行されているアプリケーションが生成した表示情報のうち、第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示する。
この場合、ディスプレイごとにアプリケーションを実行することが可能になる。
また、本実施形態では、制御部4は、感知部2にて所定の操作が感知されると、第2ディスプレイに対応するアプリケーション制御部が第1表示情報を生成したアプリケーションを実行していない場合、そのアプリケーション制御部にそのアプリケーションを実行させる。
この場合、第2ディスプレイに対応するアプリケーション制御部が第1表示情報を生成したアプリケーションを実行していなかった場合でも、複数のアプリケーションを平行して使用するための利便性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、制御部4は、感知部2にて所定の操作が感知されると、第1ディスプレイに対応するアプリケーション制御部に、第1表示情報を生成したアプリケーションを停止させる。
この場合、同じアプリケーションが複数実行されることを抑制することが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、1つの筐体に複数のディスプレイが備わっていてもよい。
1‐1〜1‐N、100A、100B ディスプレイ
2 感知部
3 実行部
4 制御部
5、101A、101B タッチパネル
10A、10B 筐体
200A、200B 処理部
201A、201B センサ感知部
202A、202B アプリケーション制御部
203A、203B プロファイル管理部
204A、204B LCD制御部
205A、205B タスク処理部
206A、206B 端末データ処理部
601A、601B プロファイルテーブル記憶部
602A、602B プロファイル判定部
603A、603B プロファイル管理データ処理部
701A センサ感知データ処理部
702A フリックテーブル記憶部
703A フリック信号判定部

Claims (7)

  1. タッチパネルを備えた複数のディスプレイと、
    前記タッチパネルへの所定の操作を感知する感知部と、
    表示情報を生成する複数のアプリケーションを実行する実行部と、
    前記実行部が実行しているアプリケーションが生成した表示情報を前記ディスプレイに表示し、前記感知部が前記所定の操作を感知すると、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、前記第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、前記第1ディスプレイに前記第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示し、かつ、前記第1表示情報および前記第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれを、当該アプリケーションに対する操作を許可するアクティブ状態にする制御部と、を有する携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記感知部は、前記タッチパネルのそれぞれに対応し、当該タッチパネルへの所定の操作を感知する個別感知部を有し、
    前記第1ディスプレイは、前記所定の操作が感知された個別感知部に対応するタッチパネルを備えたディスプレイである、携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記実行部は、前記ディスプレイのそれぞれに対応し、別々にアプリケーションを実行する複数の個別実行部を有し、
    前記制御部は、各ディスプレイに、当該ディスプレイに対応する個別実行部が実行しているアプリケーションが生成した表示情報のいずれかを表示し、前記感知部にて前記所定の操作が感知されると、前記第1ディスプレイには、当該第1ディスプレイに対応する個別実行部にて実行されているアプリケーションが生成した表示情報のうち、前記第1表示情報とは異なる表示情報を前記第2表示情報として表示する、携帯端末。
  4. 請求項3に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、前記感知部にて前記所定の操作が感知されると、前記第2ディスプレイに対応する個別実行部が前記第1表示情報を生成したアプリケーションを実行していない場合、当該個別実行部に当該アプリケーションを実行させる、携帯端末。
  5. 請求項3または4に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、前記感知部にて前記所定の操作が感知されると、前記第1ディスプレイに対応する個別実行部に、前記第1表示情報を生成したアプリケーションを停止させる、携帯端末。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯端末において、
    前記所定の操作は、前記タッチパネルを予め定められた向きになぞる操作である、携帯端末。
  7. タッチパネルを備えた複数のディスプレイと、前記タッチパネルへの所定の操作を感知する感知部と、表示情報を生成する複数のアプリケーションを実行する実行部と、を有する携帯端末のアプリケーション制御方法であって、
    前記実行部が実行しているアプリケーションが生成した表示情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記感知部が前記所定の操作を感知すると、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイに表示されている表示情報である第1表示情報を、前記第1ディスプレイと異なる第2ディスプレイに表示するとともに、前記第1ディスプレイに前記第1表示情報とは異なる表示情報を第2表示情報として表示し、かつ、前記第1表示情報および前記第2表示情報を生成したアプリケーションのそれぞれを、当該アプリケーションに対する操作を許可するアクティブ状態にする、アプリケーション制御方法。
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