JP3662927B2 - ウマ動脈炎ウイルスペプチド、該ペプチドに対する抗体、及びこれらの診断検査での使用 - Google Patents

ウマ動脈炎ウイルスペプチド、該ペプチドに対する抗体、及びこれらの診断検査での使用 Download PDF

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Description

本発明は、ウマ動脈炎ウイルス(EAV)及びウマ動脈炎ウイルス媒介疾患に関する組み換えDNA及び該組み換えDNAによってコードされる、ワクチン製造に用いられるタンパク質並びに診断検査キット及び診断方法に係わる。
ウイルス性ウマ動脈炎は報告されている患者がウマ及びロバのみである疾患で、40年ほど前から知られており、きわめて様々な臨床徴候を伴って発症する。EAV感染はその最も重篤な形態では流産を惹起し、この事実により前記感染は、特に競走馬育種産業にとって潜在的に重大な商業的脅威となる。初期の獣医学論文ではEAV感染は、流行性化膿性(cellulitus)結膜炎またはウマインフルエンザとして言及されている。疾患の発生は希にしか確認されず、一本鎖RNAウイルスそれ自体の野生単離株はまれである。
上記ウイルスは呼吸経路及び交尾経路によって伝達され、血清反応陽性種牡馬の30%がキャリヤであると認められることから、交尾経路が特に懸念材料となるが、これはウイルスを放出する(shedding)前記のような種牡馬は結果的に繁殖用牝馬を感染させかねないからである。上記ウイルス、及び該ウイルスの種牡馬キャリヤが媒介する感染の可能性の潜在的な経済的重要性に照らして、EAVの予防処置と確実な診断との両方が必要とされている。
ELISA、ウイルス中和(VN)方式及び補体結合(CF)方式に基づく室内検査法が開発されている(Chirnside,Br.vet.J.148,p.181,1992参照)。周知のELISAは、インフルエンザなど他の疾患及びヘルペスウイルスに関して以前に予防接種を受けたウマに由来する組織、例えば血清等に適用した場合比較的低感度であり、一方VN及びCF方式は限られた一時的感度しか有しない。VN検査は予防接種と自然感染とを区別できない。
予防接種操作では、不活化ワクチン及び弱毒生ワクチンの安全性及び効力が専ら求められてきた。生ワクチンは鼻咽腔からのウイルス放出を惹起する恐れが有り、その結果として同じ建物内で飼われている、予防接種処理を受けていない動物が感染しかねない。公知のホルマリン処理(formalinised)ワクチンは確実な防御を実現しない。
診断検査とワクチンとの両方に改良を加える試みには、様々なEAVタンパク質に対する抗体群についての研究が含まれている。特に29Kエンベロープタンパク質は、マウスにおいて抗原性であり、かつ中和抗体の産生を惹起し得ることが確認されている(Balasuriya等,Jouranl of General Virology 74,pp.2525−2529,1993)。このタンパク質の特性(identity)は未知であるが、本出願の優先権主張日以後にDeregt等によって報告された研究(J.General Virology 75,pp.2439−2444)は、GLタンパク質に対する幾つかのモノクローナル抗体はヌクレオキャプシドNタンパク質に対する抗体のようにEAV中和性であることを示している。だが、ウマでの検査結果は報告されていない。
本発明者は、動物、特にウマに投与した時にEAVに対する有効な中和免疫応答を生起する単離ペプチドを提供し、このペプチドは結合アッセイ方式で結合剤として用いた場合高感度のEAV抗体検出を実現する。本発明者は、上記のようなペプチドをコードするDNAも提供する。
本発明は第一の態様において、動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生成させる免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチド複合体(peptide conjugates)であって、前記エピトープがウマ動脈炎ウイルス(EAV)GLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号3)中に存在するエピトープの中から選択され、ペプチドはGLタンパク質ではないことを特徴とするペプチドまたはペプチド複合体を提供する。
好ましい本発明のペプチドまたはペプチド複合体はEAV GLのアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号4)中に存在するエピトープを含み、更に好ましくEAV GLのアミノ酸75〜97に対応するアミノ酸配列(配列番号5)、最も好ましくはアミノ酸85〜97に対応するアミノ酸配列(配列番号7)中に存在するエピトープを含む。好ましい本発明のペプチドまたはペプチド複合体はウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97に対応するアミノ酸配列またはこれと少なくとも90%相同である配列;好ましくはウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸28〜137の配列(配列番号4)と少なくとも90%相同である配列で、ただしアミノ酸85〜97、より好ましくは75〜97の配列または当該配列と少なくとも90%相同である配列に対応するアミノ酸配列を含む。場合によっては用い得る他の望ましい同定エピトープに、アミノ酸33〜44及び53〜64が有る。
本発明の第二の態様は、動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生成させる免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチド複合体であって、診断薬としての使用のために前記エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号3)中に存在するエピトープの中から選択されることを特徴とするペプチドまたはペプチド複合体を提供する。このようなペプチドまたはペプチド複合体は特に、EAVを検出する診断薬として用いられる。この態様には当然ながら、上記のような用途に充てるものとしてウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質そのものも含まれる。配列番号2を含むペプチドまたはペプチド複合体が好ましい。上記のような用途のためにはGLタンパク質も包含される。しかし、ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸19〜137の配列(配列番号3)または配列番号4の配列と少なくとも90%相同である一方で配列番号2のアミノ酸75〜97(配列番号5)、最も好ましくはアミノ酸85〜97(配列番号7)、またはこれらの配列と少なくとも90%相同である配列を保持する配列に対応するアミノ酸配列を含むペプチドまたはペプチド複合体が用いられ得る。
本発明は第三の態様において、特に例えば予防または診断目的で中和抗体応答の誘起に用いるGLを含めた、それ自体前述した単離ペプチドまたはペプチド複合体を含有する組成物を提供する。典型的には、上記のような組成物は本発明のペプチドまたはペプチド複合体を、医薬上許容可能な担体かまたは結合試験の使用に適した担体いずれかと共に含有する。
本発明は第四の態様において、本発明のペプチドまたはペプチド複合体をコードする組み換えDNA、または該DNAから誘導されるRNAと、前記DNAを本発明のペプチドまたはペプチド複合体が発現可能であるように含むプラスミド及び該プラスミドで形質転換された細胞とを提供する。上記DNAは配列番号3〜7の配列及び下記表1に示した配列を有し、プラスミドなどのベクターの形態で細胞内に導入され得るか、または染色体組み込みにより‘裸の(naked)ワクチン’として用いられ得る。これらの技術はいずれも当業者には十分に理解される。
本発明は第五の態様において、特異的結合剤として本発明のペプチドもしくはペプチド複合体、またはGLタンパク質を用いることを含む、ウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在を検査する方法を提供する。このような検査は好ましくはELISA方式を取るが、いわゆるサンドイッチアッセイにおいては本発明のペプチドまたはペプチド複合体を固定化結合剤として、または標識した二次結合剤として用い得る。
ペプチドまたはペプチド複合体を固定化する結合アッセイでは上記方法は、市販のアッセイプレートを用いることによって都合好く実施でき、その際前記プレートを、公知のように行なう適当なインキュベーションにより本発明のペプチドまたはペプチド複合体で被覆する。アッセイを行なうには、EAV抗体に関してスクリーニングするべき試料、例えば血清試料を、典型的には例えばウェル内でプレートとの接触下にインキュベートし、その後試料中に存在するEAV抗体を、例えばリポーター基に結合した抗ウマIgA、IgGまたはIgMへの曝露によって同定する。上記リポーター基は放射ラベル、化学ラベルまたは生物ラベルの形態を取り得る。典型的な生物ラベルは酵素または補因子、例えばビオチンであり、リポーター基の存在に依存してリポーター反応が生起するのに必要なあらゆる反応物への曝露によって検出される。ビオチンの場合、ウェルをストレプトアビジン−ペルオキシダーゼに、次いでo−フェニレンジアミン二塩酸塩に曝露し、490nmにおけるプレートの吸光度を測定し得る。
別の一具体例では、別の動物において生成させた抗ウマIgA、IgMまたはIgG抗体を固定化し、これを用いて特異的なウマ抗体群を結合させ、次にこのようにして得られた固定化ウマ抗体を、標識した本発明のペプチドまたはペプチド複合体を含有する溶液に曝露し得、それによって抗EAV抗体の存否を、存在するラベルの量のアッセイによって示す。結合した、及び結合していないペプチドまたはペプチド複合体を用いる競合アッセイなど、他のアッセイ方式も当業者には自明である。そのようなアッセイには、単純な稀釈検査におけるペプチドまたはペプチド複合体と抗体との凝集の単純な観察が含まれる。
本発明は更に別の態様において、本発明のアッセイの実施に用いる検査キットも提供し、このキットは本発明のペプチド、ペプチド複合体または抗体を前記のようなアッセイの実施に必要な任意の薬剤及び物品(agents and items)に共に含むことを特徴とする。上記薬剤及び物品には、標識抗体、例えばビオチニル化抗ウマIgG、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ結合体及びo−フェニレンジアミン二塩酸塩など、他の結合剤または発色剤が含まれ得る。本明細書に用いた‘ペプチド’及び‘ペプチド複合体’という語は、エピトープ配列の免疫活性及び内容に関して本発明の基準を満たすものであれば、オリゴペプチド、ポリペプチド及びタンパク質を包含すると理解される。‘複合体(conjugate)’という語は、生理学的に許容可能な実体(entity)との結合を意味する。
次に本発明のペプチド、ペプチド複合体及び結合アッセイの単なる具体例を、以下の配列表、添付図面及び実施例を参照して説明する。
配列表の説明
配列番号1は、完全EAVゲノムから最初の18塩基及びポリAテールを除いたものに等しいDNA配列である。
配列番号2は、EAV GLタンパク質(シグナル配列含む)のアミノ酸1〜137に対応するアミノ酸配列である。
配列番号3は、EAV GLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列である。
配列番号4は、EAV GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列である。
配列番号5は、EAV GLタンパク質のアミノ酸75〜97に対応するアミノ酸配列である。
配列番号6は実施例3のELISAで用いた、Fp5.RsaIにおいてGSTと融合したアミノ酸配列である。
配列番号7は、GLの85〜97に位置するエピトープに対応するアミノ酸配列である。
図面の説明
第1図は実施例3に述べるように行なったFp5.RsaI融合タンパク質ELISAによって得られたA490値を、同じウマから得た試料に関するVNから導いた結果と関連させて示すグラフである。
第2図は実施例3に述べるように行なったSp25 ELISAによって得られたA490値を、同じウマから得た試料に関するVNから導いた結果と関連させて示すグラフである。
実施例1
本発明のペプチド及びペプチド複合体並びにこれらをコードするDNA及びベクターの製造
EAVタンパク質GS、3、4、GL、M及びNに対応するEAV読み取り枠(ORF)2〜7(De Vries等,1992による呼称)を含むcDNAを細菌発現ベクターpGEX−3X及びpGEX−2T(表1)中へクローニングし、構築物を、PAGEを用いて融合タンパク質発現に関してスクリーニングし、その際クローニングはプラスミド−挿入部連結体全体のRE消化分析及び配列決定によって確認した。アフィニティー精製したグルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST)融合タンパク質を、ウイルス中和ウマ血清パネルを用いる間接ELISAにより反応性に関してスクリーニングした。上記ELISAによってスクリーニングした6種の融合タンパク質(Fp2.0〜Fp7.0)のうち、EAV GLのアミノ酸28〜137にGSTを付加したものに対応するFp5.0(EAVペプチドの内容については配列番号2参照)のみが中和血清と強く反応した。次に、96の中和血清と96の非中和血清とからなるパネルをFp5.0に対して、間接ELISAにより試験した。試験したウイルス中和血清は96中96がELISAにおいてFp5.0に対し0.4より大きいA490を現わし、その際吸光度はウイルス中和抗体力価に対して線形の相関関係を示した(第1図)。試験した96の中和ウマ血清のうちの12は上記ELISAにおいてFp5.0に対し陽性であった。
ORF5を用いて追加のクローニング実験を行ない、それによって融合生成物5.1、5.2及び5.4を得、これらをアフィニティー精製してからELISAで試験した。上記一連の構築物のうち、Fp5.2は培養中に過発現(overexpress)したが、この構築物はアフィニティー精製しにくいことが判明したので更に1ラウンドのクローニングを行ない、Fp5.RsaIを製造した。
Figure 0003662927
ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97のアミノ酸配列に対応するペプチドSp25(配列番号5)も直接合成し、これと生成物Fp5.RsaIとを実施例3に述べるELISAで試験した(第1図及び第2図参照)。Fp5.RsaIは後に、1993年6月英国でのEAV発生の際に血清を迅速にスクリーニングするELISA検査に用い(表2)、またイタリア産種牡馬に対して行なわれたセロサーヴェイ(serosurvey)に由来する1264のウマ血清の検査に用いた(表3)。
実施例2
免疫試験
Fp5.0、Fp5.RsaI及びSp25を用いてウサギを免疫し、これらが中和抗体応答を誘起し得ることを証明した。その後3頭ずつ3グループのウマを免疫し、それによってSp25及びFp5.RsaIが、これらで免疫したいずれのグループの場合もEAV特異的ペプチド/ペプチド複合体薬剤の投与量60μgにおいて中和抗体を誘起することを確認した。ペプチドは、スカシガイヘモシアニン(KLH)に結合したSp25から成る薬剤として送達し、また総てのワクチン1回分に0.5%のDupharポリマーアジュバントを添加した。投与は0、51及び114日目に行なった。Sp25及びRsaIは投与の度に強い抗体産生を実現した。
実施例3
結合剤としてFp5.RsaIまたはSp25を用いるELISA
Dynatech Immulon 3マイクロタイタープレートウェルを、5μg/mlの抗原を含有するpH9.6の0.05M炭酸塩緩衝液(Sigma cat.No.C3041)100μlに4℃で一晩曝露することによりFp5.RsaIまたはSp25抗原で被覆した。
プレートを、リン酸緩衝食塩液(PBS)に0.05%のTween 20を含有させたもの(以後PBST)で3回洗浄し、その後37℃で一晩、5%の正常ヤギ血清(Seralab)を含有するPBST(以後PBSTG)100μlでブロックした。プレートを再びPBSTで3回洗浄し、使用準備を完了した。
試験血清をPBSTGで1:100に稀釈し、この溶液100μlを上述のように準備したウェルに添加し、37℃で90分間インキュベートした。プレートを再びPBSTで3回洗浄し、100μlのヤギ抗ウマIgGビオチン複合体(KPLカタログNo.162102)をPBSTGで1:1000に稀釈することによって溶液を調製し、これを各ウェルに添加した後37℃で90分間インキュベートした。プレートを再びPBSTで3回洗浄し、100μlのストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ結合体(KPLカタログNo14−30−00)をPBSTGで1:1000に稀釈することによって溶液を調製し、これを各ウェルに添加した後室温で30分間インキュベートした。プレートをPBSTで3回洗浄し、100μlのo−フェニレンジアミン二塩酸塩(Sigma cat.No.P8287)[pH5.0の0.05Mリン酸クエン酸緩衝液(Sigma cat.No.P4922)中に0.5mg/ml]を各ウェルに添加し、室温で10分間インキュベートした。50μlの4M H2SO4を添加して反応を停止させ、490nmにおける吸光度を読み取った。1:100に稀釈したウマ血清は天然のGSTに結合し得るので、GSTに対する血清に関して得られる吸光度をGST−融合タンパク質吸光度から減算しなければならない。各血清サンプルを各抗原に対し、二重ウェルにおいて試験する。いずれのELISA試験においても、八つのEAV VN陽性血清と八つのEAV VN陰性血清とを内部対照として用いた。
Figure 0003662927
Figure 0003662927
配列表
配列番号:1
配列の長さ:12687
配列の型:核酸
鎖の数:一本鎖
トポロジー:不明
配列の種類:cDNA
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列の特徴
特徴を表わす記号:CDS
存在位置:11207..11538
特徴を表わす記号:CDS
存在位置:11156..11539
特徴を表わす記号:CDS
存在位置:11351..11761
配列
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
Figure 0003662927
配列番号:2
配列の長さ:137
配列の型:アミノ酸
トポロジー:直鎖状
配列の種類:タンパク質
配列
Figure 0003662927
配列番号:3
配列の長さ:119
配列の型:アミノ酸
トポロジー:不明
配列の種類:ペプチド
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列
Figure 0003662927
配列番号:4
配列の長さ:110
配列の型:アミノ酸
トポロジー:不明
配列の種類:ペプチド
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列
Figure 0003662927
配列番号:5
配列の長さ:23
配列の型:アミノ酸
トポロジー:不明
配列の種類:ペプチド
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列
Figure 0003662927
配列番号:6
配列の長さ:44
配列の型:アミノ酸
トポロジー:不明
配列の種類:ペプチド
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列
Figure 0003662927
配列番号:7
配列の長さ:13
配列の型:アミノ酸
トポロジー:不明
配列の種類:ペプチド
ハイポセティカル配列:No
アンチセンス:No
起源
生物名:ウマ動脈炎ウイルス
配列
Figure 0003662927

Claims (30)

  1. 動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生成させる免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドであって、前記エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質配列(配列番号2)のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号3)中に存在するエピトープの中から選択され、前記ペプチドはウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質そのものではないことを特徴とするペプチド。
  2. エピトープが前記GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号4)中に存在するエピトープであることを特徴とする請求項1に記載のペプチド。
  3. ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97に対応するアミノ酸配列(配列番号5)中に存在するエピトープを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のペプチド。
  4. ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸85〜97に対応するアミノ酸配列(配列番号7)中に存在するエピトープを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のペプチド。
  5. ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸85〜97に対応するアミノ酸配列(配列番号7)を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のペプチド。
  6. エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号4)を有するペプチドフラグメントの形態であることを特徴とする請求項5に記載のペプチド。
  7. 配列番号3、4、5、6または7に対応するアミノ酸配列のペプチド。
  8. 動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドであって、ウマ動脈炎ウイルスを検出する診断薬としての使用のために前記エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号3)のペプチド中に存在するエピトープの中から選択されることを特徴とするペプチド。
  9. エピトープが前記GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号4)のペプチド中に存在するエピトープであることを特徴とする請求項8に記載のペプチド。
  10. 別のペプチドまたはタンパク質と結合した請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドから成るペプチド複合体。
  11. グルタチオン−S−トランスフェラーゼと結合した配列番号3、4、5、6または7に対応するアミノ酸配列を有する請求項10に記載のペプチド複合体。
  12. 前記別のペプチドまたはタンパク質が、動物に投与された時に請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドに対する免疫応答を促進し得る別のペプチドまたはタンパク質である、請求項10に記載のペプチド複合体。
  13. 前記別のタンパク質がスカシガイヘモシアニン、ウシ血清アルブミン及びニワトリ卵アルブミンの中から選択される請求項12に記載のペプチド複合体。
  14. 単離された請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドおよび/または請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体を医薬上許容可能な担体と共に含有するワクチン組成物。
  15. 請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体をコードする組み換えDNAまたはRNA。
  16. 配列番号1の配列の塩基11210〜11538、11114〜11291、11240〜11475、11739〜11876または11292〜11423に対応する配列を含む組み換えDNA。
  17. 請求項16に記載のDNAに対応する配列を含む組み換えRNA。
  18. 請求項15から17のいずれか1項に記載のDNAを含むプラスミド。
  19. 請求項15に記載のDNAを含む細菌発現ベクタープラスミド。
  20. 請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体を発現させ得る、請求項15から19のいずれか1項に記載の組み換えDNA、RNAまたはプラスミドで形質転換した細胞。
  21. EAV媒介疾患を検出する診断薬として用いられる抗血清または抗体の製造方法であって、請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体または請求項14に記載の組成物に対して抗血清または抗体を生成させる工程を含むことを特徴とする方法
  22. 請求項21に記載の方法で得られた抗血清を、固定化された請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体またはGLタンパク質を結合剤として収容したカラムを用いるアフィニティークロマトグラフィーに掛けて抗体を得ることを特徴とする請求項21に記載の方法
  23. 試料中に存在するウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在または量を検査する方法であって、特異的結合剤として請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体を用いることを含む方法。
  24. ELISAアッセイまたはラジオイムノアッセイ(RIA)の使用を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. ペプチドまたはペプチド複合体をアッセイプレート上に固定化して、検査するべき液体試料中に存在するEAV抗体を特異的に結合させるのに用いることを特徴とする請求項23または24に記載の方法。
  26. ペプチドまたはペプチド複合体を標識して、アッセイプレート上に固定化したEAV抗体の同定に用い、その際前記抗体を固定化したプレートを前記標識したペプチドまたはペプチド複合体に曝露し、その後プレートに結合したラベルの量を測定し、このラベル量を試料における抗体の存在または量と関係付けることを特徴とする請求項23から25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 試料においてウマ動脈炎ウイルスの存在を検査する方法であって、請求項21または22に記載の方法で得られた抗体を用いることを含む方法。
  28. 試料においてウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在を検出する検査キットであって、請求項1から9のいずれか1項に記載のペプチドまたは請求項10から13のいずれか1項に記載のペプチド複合体を請求項23から27のいずれか1項に記載の方法の実施に必要な1種以上の他の物品と共に含むキット。
  29. ELISA検査キットであり、1種以上の他の物品が結合剤または発色剤の中から選択されることを特徴とする請求項28に記載のキット。
  30. 他の物品がビオチン標識抗体、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ結合体及びo−フェニレンジアミン二塩酸塩の中から選択されることを特徴とする請求項29に記載のキット。
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