JPH06502723A - 抗体を検出する分析系の感度及び/又は特異性の決定方法 - Google Patents

抗体を検出する分析系の感度及び/又は特異性の決定方法

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JPH06502723A JP4501275A JP50127592A JPH06502723A JP H06502723 A JPH06502723 A JP H06502723A JP 4501275 A JP4501275 A JP 4501275A JP 50127592 A JP50127592 A JP 50127592A JP H06502723 A JPH06502723 A JP H06502723A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗体を検出する分析系の感度及び/又は特異性の決定方法、 技術分野 この発明は、ウィルス及び/又は他の微生物感染因子に対する抗体の存在又は欠 如を検出する分析系における感度及び/又は特異性を決定するためのブタの血清 交換パネルの使用、及びブタの血清交換パネルを製造する方法に関する。特に、 この発明は、ブタの免疫グロブリンIgG、ブタの免疫グロブリンIgA及びブ タの免疫グロブリン[gMの血清交換パネルの使用に関する。
発明の背景 抗原の存在に応答して産生ずる抗体の存在又は欠如を検出することかできる分析 系は、公知である。このような分析系は、とりわけ種々の疾病の診断において有 用性か証明されてきた。
例えば、エイズ(後天性免疫不全症候群)及びCMV (サイトメガロウィルス )のようなウィルス感染は、これらの疾病にかかっていると推測される患者にお いて、免疫グロブリン[gGl[gA及び1gMを含むウィルス抗体の存在を検 出する分析によって診断されるであろう。抗原−抗体結合を使用するこのような 分析系の例には、エライザ(ELfSA)、ウェスタンプロット、迅速ウェスタ ンプロット(Quick Western Blots) (米国特許第4、8 16.387号及び第4.855.235号)及びラジオイムノアッセイ(RI A)が含まれる。このような診断薬は、一様に、試験系の完全性を保証するため に対照を含有する。
典型的に、診断薬は、陽性及び陰性対照の両方を有する。陽性対照は、例えば、 抗体試験系に用いられる抗原に特異的に反応する抗体か抗原に結合すること(試 験系に用いられる抗原が、正確に働いていることを示している)や、結合した免 疫グロブリンを検出するために用いられる抗免疫グロブリンが働いていることな どの、試験系の活性に関する適切な情報を提供する。
エライザ系の場合には、抗免疫グロブリンは、色素体反応を与えるために系に加 えられる基質を活性化する酵素(複合体)で標識されるであろう。即ち、この場 合には、陽性対照は、複合体が反応したかどうか、及び基質が正確に活性化され た色素体として働いたかどうかを示す。陰性対照は、試験系に用いられる特定の 抗原に特異的に反応する抗体の欠如についての情報を提供する。また、それは、 特定の試験において用いられる信号によって決定される反応レベルに関する情報 を提供し、それによって、検体は陰性であると考えられるであろう。
特定の試験における区別するポイントは、しばしば、陽性対照によって及び/又 は陰性対照によって得られる相対値に基づく。特に、特定の型の試験キットで用 いられる対照によって得られる許容検出範囲は、その型のキットのために設計さ れ、滴定される。特定の試験系において得られる陽性対照値は、その試験系の感 度に影響を及ぼし、陰性対照値は、試験系の特異性に影響を及ぼす。
従来、血清交換パネルは、診断試験又は分析系の感度及び特異性を評価するため に用いられている。血清交換パネルは、既知の微生物で感染された供血者から、 時間に関して連続的な血液サンプルを採取することによって製造される。血液サ ンプルか採取される日か、そのサンプルにおける時間点である。血清は、IgG  、IgA及びIgMのような微生物に対する抗体を含有す6、HIV−11H IV−2、HTLV−1及びHTLV−1[のようなレトロウィルスや、トキソ プラズマ、サイトメガロウィルス、ボレリアb、(LYME)及び風疹のような 池の微生物に対する抗体を含有する血清交換パネルは、以下の確実な血漿交換供 血者によって、又は危険度の高い個人から血液サンプルを反復して採取すること によって得られてきた。それから、各供給者から集められた血液は、微生物に対 する抗体の存在をみるために試験され、微少量、典型的に100〜250μlに 等分され、先の使用のために保存される。連続的な時間点でのサンプルは、1群 として、血清交換パネルを構成する。
特に、抗体の供給は少なくて不確実であり、抗体の質と特徴は供血者から供血者 まで様々である。更に、より好結果の治療方法が知られ、かつ使用されるように なるにつれ、少数の血清陽性供血者が得られ、従って、得るのがより困難な要求 される抗体が得られるであろう。
エイズ患者の場合には、献血又は血漿交換に付される患者の状態が迅速に悪化す ることが見出された。従って、血清交換パネルに使用するための抗体源として、 患者からエイズ陽性の血液又は血漿を得ることは、避けるべきである。
前述の分析系は、抗体の存在又は欠如の検出によって、間接的に感染を検出する 。血清交換パネルは、いかに早く感染を検出することができるかを示す。
これらの分析系は、IgG(免疫グロブリンG)の存在又は欠如を検出する。こ のような分析は、試験系に用いられる抗原に指向した血液及び体液中における[ gGの存在のr fIII御された」検出(抗IgG共役体及び抗体陽性対照の 使用によって定義される測定)を与えるのみである。感染された/免疫された個 人において、抗原に指向した検出可能なrgGの出現は、多くの場合、初期感染 後30日〜40日まで起こらない。しばしば、EgGクラスの抗体は、感染/免 疫処理後数ケ月又は数年間存在する。
感染の進行中(又は免疫処理後)、抗原/免疫原の方に指向した循環rgM及び /又はIgA抗体の存在は、免疫抗原に指向した循環IgGの存在より先におこ る。感染された/免疫された個人において、抗原に指向した[gM及び/又は[ gA抗体は、感染/免疫処理後14日(又はそれより遠くに)検出可能な量で存 在する。IgMクラスの抗体は、初期感染/免疫後30〜35日で徐々に力価を 失う。
IgG以外の抗体を検出できる診断薬が望ましいことが、広く認められている。
例えば、ヒトの免疫系は、異物と体面した後徐々に、異物又は抗原に対する抗体 を産生ずることによって応答することが知られている。IgGではなく[gM及 び/又は[gAが最初に産生されると思われる。1gM及び/又はIgAを検出 することかできる分析は、多くの疾病の早期検出を容易にすることか理解される であろう。しかしながら、[gMは、比較的に短命の抗体である。IgMは、感 染後間もなく産生ずると同時に、結局は、IgGが増加していく量で産生される につれ、検出可能なレベル以下に落ちる。IgMは短い寿命を有しているので、 多くの疾病か診断される前に、[gMのレベルは、輿望的に検出可能なレベル以 下である。従って、[gMは、血清陽性供血者から容易に得ることができず、こ の重要な抗体の信頼できる確実な源が必要とされる。
血清交換パネルは、各々の分配のために放出されるときに、同じ高感度及び特異 性で分析系が遂行することを保証するために、分析系又は診断試験キットの各製 造されたバッチを試験するために用いることができる。血清交換パネルは、この ような分析系又は試験キットを使用する試験実験室を、その実験室が質の高い試 験を遂行していることを保証するために用いることかできる。
この発明は、例えばブタのIgG 、 IgA及び[gM抗体血清交換パネルの ような、望ましい血清交換パネルを製造する能力を提供するので、前述の欠点を 克服する。この発明によれば、ウィルス及び/又は微生物感染因子に対する抗体 を検出する分析系の感度及び/又は特異性を決定するために、ブタの血清交換パ ネルを使用する方法か提供される。
発明の概要 この発明は、ウィルス及び/又は池の微生物抗原に結合する抗体の存在又は欠如 を検出する分析における感度及び/又は特異性を決定するためのブタの血清交換 パネルの使用、及びブタの血清交換パネルの製品を提供する。特に、この発明は 、生体液中の抗原及び何れかの抗体と陽性対照中の抗原及び抗体か抗原−抗体複 合体を形成するのに十分な時間及び条件下で、予め決定された抗原が、抗原に対 する抗体からなる生体液及び陽性対照と連続的に接触し、それとともに、複合体 の形成物が検出される分析に関して育用である。分析の感度及び/又は特異性は 、生体液の代わりに抗原に対するヒトの抗体を含有する血清交換パネルを用いて 決定されるが、改良は、抗原に結合し、かつ抗ヒト抗体と反応するブタの抗体を 含有する血清交換パネルを使用することからなる。
この発明は、予め決定された抗原に対する既知力価の抗体を含有する血清交換パ ネルを提供するために用いることができる。
予め決定された抗原に対する抗体を検出するための異なる分析の感度及び/又は 特異性は、血清交換パネルにおける抗体の存在を測定するために各分析法を用い 、その測定値を比較することによって、比較することができる。異なる分析によ って得られる測定値の比較は、分析かより感受性及び/又はより特異的であるこ とを示すであろう。
現在は、ブタの免疫グロブリンIgG、 IgM及び/又は[gA血清交換パネ ルを用いることが好ましい。
この発明のさらなる利点は、1つのウィルスもしくは他の微生物感染因子のみ、 又は多数のウィルスもしくは他の微生物感染因子の予め決定された抗原に反応す る抗体を有するブタの血清交換パネルを製造することかできることである。この ような操作は、ヒトの供血者由来の血清交換パネルではできない。
この発明のさらなる利点は、分析系の作成者か、ヒトのレトロウィルスであるH Iv−1,HTLV−1、HIV−2及びHTLV−IIのような微生物群に対 する多数の抗体を含有するブタの血清交換パネルを、同じ分析で、多数の抗体の 何れか1つを検出する分析系における感度及び特異性を開発及び制御するために 使用することができることである。このような分析は、1回で1つの抗体を検出 する一系列の個々の分析の代わりに、1つの試験かサンプルで行われること全可 能にする。陽性反応が得られたら、それから、必要ならば、反応している正確な 抗体を検出するために、サンプルを更に試験することができる。
例えば、エイズ抗体の存在のために供給された血液を分離する血液バンクは、1 つの抗原のみを用いる4つの個々の分析の代ワリニ、HIV−L HTLV−L  HTLV−II及びHIV−2の抗原を含有する分析を使用することができる 。試験サンプルか反応しなければ、それから更なる試験は要求されない。
試験サンプルか反応したら、それから、必要ならば、試験サンプルか反応してい るウィルス抗原を同定するために、4つの抗原の1つを用いる分析を用いて、更 にサンプルを試験すること図1は、ブタの血清交換パネルにおけるHTLV−1 の[gGの存在を測定するウェスタンプロット分析の結果、及び同パネルに関す る対応するエライザ分析の結果を示す。サンプルは1〜15まで番号づけられ、 陰性対照は「NC」 として同定され、陽性対照は「PC」 として同定されて いる。時間点は、サンプルの下に列挙されている。サンプルのエライザの吸光度 (0,D、 ’)の読みは、時間点の下に示されている。サンプルのウェスタン プロットの結果は、サンプル番号の上に、PCサンプルの右側に数の整列で示さ れたタンパク質を同定しているバンド番号15.19.24.26.28.32 .36及び53と、糖タンパク質を同定しているバンド番号46で示されている 。バンド番号は、右側のカラムにおいて、対応するバンド番号で整列するサンプ ルにおけるバンドを同定するために用いられている。
図2は、血清交換パネルにおけるHTLV−1の[gMの存在を測定するウェス タンプロット分析の結果、及び図1と同じ方法で例証された同パネルに関する対 応するエライザ分析の結果この発明によれば、ブタの血清交換パネルが、特異的 な抗体を産生ずるのに望ましいウィルス又は他の微生物材料でブタを免疫するこ と、及び免疫されたブタから、血清交換パネルを製造するために用いられている 時間点サンプルの部分標本のために、抗体含有血液の連続的な時間点サンプルを 採取することによって、得られる。適切な免疫因子の例には、HIV−1,HI V−2、HTLV−1,HTLV−[L CMV、LYME、トキソプラズマ、 風疹及びエプスタイン−バーウィルスか含まれる。もちろん、当業者において公 知であるような他の免疫因子も有用である。
免疫処置は、10〜500マイクログラム(μg)のウィルスもしくは微生物溶 解産物、又はウィルスコアもしくは外皮タンパク質又は微生物コアもしくは膜タ ンパク質の選択された部分からなる製剤を用いて、動物を初回ワクチン接種する ことで始まる。一般に、ウィルス材料は、トリトンX−100,5DS(Fデノ ル硫酸ナトリウム)、メルカプトエタノール及び/又はNP−40Cノビプツト (Novidet) P 40洗剤、非イオン性洗剤)に可溶であり、リン酸塩 緩衝化生理食塩液(PBS)、pH7,2〜7.4に懸濁される。0.1%NP 40の緩和な洗剤でウィルス材料を溶解し、溶解されたウィルス材料を50°C 〜60°Cで30分に至るまで加熱することが好ましく、次いで、溶解された外 側の外皮又は外皮タンパク質のわずかな開裂を引き出すために、ウィルス材料は 1%SDSで希釈される。初回注射は、アジュバントを含有し、フロイントの完 全アジュバント(Freund’s complete adjuvant)  (F CA)が、この目的のために好ましい。もちろん、当業者において知られ ている他のアジュバントを用いてもよい。典型的に、初回ワクチン接種は、1r !Llの緩衝液中のウィルス材料に1−のアジュバントを加えた総量2−からな る。ウィルス材料及びアジュバントは、注射する直前に、入念に混合されるへき である。好ましい具体例では、初回ワクチン接種は、l−のFCAで混合された lrdの1%SDS中に50〜lOOμgのウィルス材料を含有する。
一般的に、追加免疫処置(Booster immunization)は、ア ジュバントで調製゛され、pH7,2〜7.4のPBS中に注射当たり、典型的 にlO〜500μgのウィルスタンパク質を含有し、およそ50〜100μgが 好ましい。追加免疫処置は、フロイントの不完全アジュバントで調製されるのが 好ましい。追加免疫処置は、0.1%NP40に溶解され、50〜60℃で30 分に至るまでの間加熱され、1%SDSで希釈された50〜100μgのウィル ス材料を含有するのが更に好ましい。ブースター(Booster(追加)〕注 射は、初回ワクチン接種後およそ7〜30日目から着手し、その後は、血清交換 パネルのために必要とされる望ましい数のサンプルが得られるまで、7〜30日 毎に着手する。最初のブースター注射は、初回ワクチン接種後24時間後に与え られるのか好ましい。4回に至るまで追加免疫処置が与えられるのが好ましい。
4回目又は最後の追加免疫処置は、フロイントの不完全アジュバントと、外側の 外皮又は外皮タンパク質の開裂を引き出すため、及び内部もしくはコアタンパク 質を露出するために、1%SDSに溶解され、65〜75°Cで40分に至るま での間加熱されたウィルス溶解産物で調製され、それによって、これらの内部タ ンパク質に対して免疫応答させることが更に好ましい。
一般に、最初の血液サンプルは、基準抗体レベルを設定するために、初回ワクチ ン接種前に採取され、試験される。現在は、皮内又は皮下注射によってワクチン 接種することが好ましいが、筋肉内注射のような他の投与様式か用いられてもよ い。ワクチン接種部位は、首の横で、典型的に3〜4つの異なる場所を注射する のか好ましい。首へのワクチン接種は、高い抗体価を生じると考えられるが、当 業者において知られているような他のワクチン接種部位は、望ましい免疫抗体を 産生するのに適切である。
血液は、望ましい血清交換パネルのために十分な数、好ましくは8〜16時間点 の連続的な血液サンプルか得られるまで、初回免疫後、好ましくは2〜3日毎に 、連続的な放血によって免疫された動物から集められる。各血液サンプル又はそ れらから抽出された血清における望ましい抗体の力価が測定される。血液採取の 時間的調節及び回数(時間点)か、用いられている特定の免疫原において一度設 定されたら、多数の動物を免疫することかできる。動物は犠牲にされ、血液は、 各動物の時間点か異なり、かつ基準時間点のだめの動物を含めて、1つの時間点 のみて集められる。集められたl動物の総血液は、1つの時間点サンプルを表す 。その利点は、血清交換パネルにおいて、特定の時間点のために大量の抗体含有 血液を迅速に得ることができることである。
血清交換パネルでは、免疫された動物からの血清を用いることか好ましい。しか しながら、全血、血漿又は当業者において知られているような何れかの他の形体 の抗体か用いられてもよい。使用前に、血液又は血清を濾過して滅菌し、次いで 、後の使用のために、部分標本を凍結することか好ましく、また、血清は、Ig G、 [gM、もしくは[gAフラクションを濃縮するために、凍結乾燥もしく は乾燥され、又は分別されてもよい。
HIV−1,HIV−2、HTLV−L HTLV−I+、 サイトメガロウィ ルス、エプスタイン−バーウィルス、トキソプラズマ及びB型肝炎ウィルスを含 有する数種のウィルスに対する抗体を含有する血清交換パネルを製造するために 、先に記載した方法を用いることかできる。風疹、ボレリアb、(LYME)、 大腸菌、サルモネラ、破傷風、溶血連鎖球菌及びナイセリアのような種々の他の 微生物に対する抗体を含有する血清交換パネルを製造することも、この発明の範 囲内であると考えられる。
ウサギ、ヤギ、マウス、ラット、ヒツジ、ウシ、ウマ及びサルを含有するブタ以 外の動物で、血清交換パネルのための抗体を産生ずるために、先に記載した方法 を用いることができる。
以下の実施例は、この発明を例証するものと考えられる。
実施例I HTLV−1に対するブタの免疫グロブリン[gG及び1gM注射のための免疫 原を、タンパク質(P)19.24.26.38及び糖タンパク質(gp)46 を含有する不活性化されたHTLV−1溶解産物を用いて調製した。0.1%N P40(非イオン性洗剤)、0.5mの塩化ナトリウム及びTNE緩衝液(29 ,2g/ 1の塩化ナトリウム、 1.2g/I!のトリス及び0.37g/  lのEDTA)中に1mg/rILlの濃度で存在するHTLV−1溶解産物を 、56℃で30分間加熱した。HTLV−1ウイルス溶解産物の100μlを、 900μlの1%SDSで希釈した。注射直前に、免疫原を調製するために、こ の希釈されたウィルス溶解産物を、l−のフロイントの完全アジュバント(FC A)と混合した。
注射直前に、0日めの血液20〜50イを、4ヶ月齢のメスのヨークシャー混合 種のブタの耳静脈から採取し、HTLV−1に対する[gG及び[glil抗体 の存在をみるために試験した。これを、基準サンプルとした。それから、ブタを 、首の左側の4つの異なる部位で、皮下又は皮肉注射によって免疫した。
ブースター注射は、1mlのフロイントの不完全アジュバント(PTA)と混合 した900μlの1%SDS中に、100μlのHTLV−1ウイルス溶解産物 を含有した。最初のブースターを24時間後に(1日目)、第2のブースターを 16日後(17日目)(こ、第3のブースターを14日後(31日目)(こ投与 した。17日後(48日目)、900μlの1%SDSで希釈された100μl のHTLV−1ウイルス溶解産物を、まず65〜70°Cの温度で40分間熱処 理し、次いで1rd!のFIAと混合して、第4のブースターを調製した。48 日目に、この第4のブースターで、ブタをワクチン接種した。ブタは合計5回の 注射を受けた。
基準血液サンプルに加えて、3日目、5日目、7日目、9日目、11日目、13 日目、15日目、17日目、20日目、23日目、27日目、31日目、38日 目、48日目及び64日目に、20〜50−の血液サンプルを耳静脈から採取し た。基準を含めて、合計16の血液サンプルを採取した。
各血液サンプル、陽性対照及び陰性対照を、HTLV−1に対する[gG抗体及 びHTLV−1に対するIgM抗体の存在をみるために、ウェスタンプロット技 術を用いて別々に試験した。
タンパク質バンドの出現と相対的強度を研究した。
エライザ分析を用いて各サンプルの抗体価を決定した。血清を、16の血液サン プルの各々から集め、lOO〜250μlの微少量に等分して標識し、16のサ ンプルの各々から少なくとも1つの部分標本を含有する血清交換パネルに使用す るために保存した。
不活性化されたHI LV−1ウイルス溶解産物の代わりに、不活性化されたH IV−1ウイルス溶解産物を用いたことを除いて、実施例1の方法を使用した。
HIV−1溶解産物は、p18、p24、p3t、 gp41. gp48、p 53、p56、p64、gpllo、g p 120及びg p 160を含有 した。
TLV−1抗原で予め覆われたデュポントウニスタンプロット(Dupont  Western Blot)板を、実施例1からのブタのHTLV−1血清交換 パネルを用いて、感度と特異性をみるために試験した。血清交換パネルの部分標 本を、PBSツイーンで1を30に希釈した。単一のウェスタンプロット板に、 1つの希釈された血清部分標本、例えば1日目の2μlを加え、振動している台 の上で、室温で30分間インキュベートした。この段階を、全ての血清交換パネ ルの希釈された血清部分標本と、陽性及び陰性対照のために一斉にくり返した。
インキュベーション後、流体を除去し、3−のPBSツイーンで連続的に4回、 各板を洗浄した。
その後、各板に、PBSツイーンで1を500に希釈された、ガンマ鎖かアルカ リホスファターゼと共役したヤギの抗ヒトIgGの共役体(カルバイオケム社、 ロット#040090) 2mlを加え、室温で30分間インキュベートした。
流体を除去し、3艷のPBSツイーンで連続的に3回、次いで3rdの0.1M 炭酸塩緩衝液(pH9,2)で1回、各板を洗浄した。
ニトロブルーテトラゾリウム塩(NET):5−ブロモ−4−クロロ−3−イン ドリルホスフェート(BCIP)が1=lである色素体2−を、各板に加え、室 温で10分間インキュベートした。50μlの2N硫酸を加えることによって、 反応を停止した。それから、各板を精製水中に5分間置き、乾燥し、次いでタン パク質及び糖タンパク質のバンドを読んだ。板は、図1に示されている。
9日目(二、1つのタンパク質バンドp19が現れた。23日目(こ、高い[g Gの力価を示す4つのタンパク質バンドp19、p24、p26及びp28か現 れた。38日目で、高い[gGの力価を示す8つのタンパク質と1つの糖タンパ ク質p15、p19、p24、p26、p28、p32、p36、p53及びg p46が現れ、それは、64日目まで通して一定のままであった。
使用した共役体か、PBSツイーンでl:500に希釈された、muillかア ルカリホスファターゼと共役したヤギの抗ヒト[gM(カルバイオケム社、ロッ ト#041890) 2−であったことを除いて、実施例3の方法を繰り返した 。結果として生じる板は、図2に示されている。
図1と対比して、図2は、3つのタンパク質バンドp19、p26及びp28の 出現によって、9日目までに[gMが存在することを示す。23日目で、高力価 の[gMが、タンパク質バンドp15、p19、p24、p26、p28、p3 2及びp36の出現によって示されている。これは、実施例3のIgG血清交換 パネルと対比して、タンパク質バンドの減少する数によって示されるように、T gM力価が低下する48日目まで、明瞭に一定のままである。
実施例1のブタの血清交換パネルでIgGの存在を測定することによって、デュ ボント(Dupont) HT L V −1エライザ試験キツトの感度を試験 した。陽性及び陰性対照も測定した。エライザ分析は、製造業者の使用説明書に 従って実施した。吸光度(0,D、)の読みは、図1に示されている。9日目に 、0.14の陰性対照の吸光度の読みと比較したとき、吸光度の読みにおいてわ ずかな上昇、0.60か現れる。23日目に、[gGの高力価を示す1.58ま での著しい上昇かある。38日目に、[gGの高力価を示す2.13までの他の 有意な上昇がある。38日目から64日目まで、IgGの力価は明瞭に一定であ る。
実施例1のブタの血清交換パネルでHTLV−1に対するIgMの存在を測定す ることによって、デュボント(Dupont) HTLV−1エライザ試験キツ トの感度を試験した。陽性及び陰性対照も測定した。エライザ分析は、製造業者 の使用説明書に従い、2つの改良をもって実施した。
エライザ分析を始める前に、IgMのエライザ測定を妨げるIgGを除去するた めに、血清交換パネルを前処理した。血清交換パネルから血清の各部分標本を、 PBSツイーンて1:1oに希釈した。サンプル中のIgGの存在量を評価し、 同等量のプロティンG(Protein G) (ピアス社、イムノピュア固定 化プロティンG)を、希釈された血清中に混合し、37°Cで30分間インキュ ベートした。それから、希釈されたサンプルを、110000rpて5分間遠心 分離した。上溝を除去し、それから分析に用いた。
2つ目の改良は、試験キットのrgG共役体を、PBSツイーンて1 : 40 00に希釈された、mu鎖がアルカリホスファターゼと共役したヤギの抗ヒト[ gM(カルバイオケム社、ロット#041890)を用いるIgM共役体で置き 換えることであった。
結果として生じる0、D、の読みは、図2に示されている。
実施例5と対比して、9日目に、0.D、に関して、IgMの高力価を示す1. 22の読みか得られた。23日目に、力価は、1.75の0、 D、の読みを与 えて最高まで上昇した。38日目に、1.17の0.D。
読みは、力価か減少していったことを示した。力価は、減少する0、D、値によ って示されるように、減少し続けた。
これらのサンプルは、ウィルス及び/又は他の微生物感染因子に対する抗体の存 在又は欠如を検出する異なる分析における感度及び/又は特異性を試験すること において、ブタの血清交換パネルが有用であることを証明している。
この発明の好ましい具体例が記載されたと同時に、種々の変形及び改良が、この 発明の意図及び範囲からはずれることなしになしうろことは、その分野における 通常の技術を育する人において明らかであろう。従って、上記の記載は、例証と なるものとして解釈されるべきであり、以下の請求の範囲によって定義されてい るこの発明の範囲を限定するものではない。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) l、特許出願の表示 PCT/US 91108296 2、発明の名称 抗体を検出する分析系の感度及び/又は特異性の決定方法3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、マサチューセッツ 01748、ホブキントン、サウ ス ストリート92名 称 ヴエリジエン、インコーポレーテッド代表者 バッ ク、ジェラルド エフ。
国 籍 アメリカ合衆国 4、代理人〒530 住 所 大阪市北区西天7#5丁目1−3クォーター・ワンビル5、補正書の提 出年月日 請求の範囲 1、(a)ウィルス又は他の微生物の1つもしくはそれ以上の予め決定された抗 原に対して反応するブタの免疫抗体の血清交換パネルを調製しく上記血清交換パ ネルは、上記抗原に対するブタの抗体の反応が、上記抗原に対するヒトの抗体の 反応に類似している上記抗原で免疫されたブタから連続的に採取された多数の時 間点での抗体含有血液サンプルからなる)、(b)予め決定された抗原及びブタ の抗体が抗原−ブタの抗体複合体を形成するのに十分な時間及び条件下で、感度 及び/又は特異性か決定される分析から1つ又はそれ以上の予め決定された抗原 のサンプルの部分標本を、血清交換パネルの多数の時間点でのブタの抗体含有血 液サンプルと接触させ、(C)工程(b)において形成された抗原−ブタの抗体 複合体か抗ヒト抗体と反応するのに十分な時間及び条件下で、抗ヒト抗体を、形 成された何れかの抗原−ブタの抗体複合体と一様に接触させることによって、工 程(b)における何れかの抗原−ブタの抗体複合体の形成を検出する、工程から なる、ウィルス又は他の微生物の予め決定された抗原に結合するヒトの抗体の存 在又は欠如を検出する分析における感度及び/又は特異性の決定方法。
2、血清交換パネルが、ブタから採取された8〜16の連続的な時間点での抗体 含有血液サンプルからなる請求項1の方法。
3、ブタの免疫抗体が、[gGSIgM、 [gA又はそれらの混合物からなる 請求項1の方法。
5、ブタの免疫抗体か、IgG、 IgM、 [gA又はそれらの混合物からな る請求項4の方法。
6、ブタの免疫抗体が、HTLV−1に対する抗体からなる請求項1の方法。
7、ブタの免疫抗体か、[gG、 [gM、 IgA又はそれらの混合物I か らなる請求項6の方法。
8、ブタの免疫抗体が、後天性免疫不全症候群(エイズ)又はエイズ関連症候群 (ARC) 、及びHTLV−1をひきおこすヒトのレトロウィルスに対する抗 体である請求項1の方法。
9、ブタの免疫抗体か、IgG、 IgMS[gA又はそれらの混合物からなる 請求項8の方法。
11、ブタの免疫抗体が、IgG、 IgM、 IgA又はそれらの混合物から なる請求項10の方法。
13、ブタの免疫抗体が、IgG、 IgM、 [gA又はそれらの混合物から なる請求項12の方法。
方法。
15、ブタの免疫抗体が、IgG、 IgM、 IgA又はそれらの混合物から なる請求項14の方法。
請求項1記載の方法。
17、ブタの免疫抗体が、[gG、 [gM、IgA又はそれらの混合物からな る請求項16の方法。
項lの方法。
19、ブタの免疫抗体が、rgG、 IgM、[gA又はそれらの混合物からな る請求項18の方法。
国際調査報告 フロントページの続き (51) lot、 C1,5識別記号 庁内整理番号GOIN 331574  C9015−2JI

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)ウイルス又は他の微生物の1つもしくはそれ以上の予め決定された抗 原に対して反応するブタの免疫抗体の血清交換パネルを調製し(上記血清交換パ ネルは、上記抗原で感染されたブタから連続的に採取された多数の抗体含有血液 サンプルからなる)、 (b)予め決定された抗原及びブタの抗体が抗原−ブタの抗体複合体を形成する のに十分な時間及び条件下で、感度及び/又は特異性が決定される分析から1つ 又はそれ以上の予め決定された抗原のサンプルの部分標本を、血清交換パネルの 多数のブタの抗体含有血液サンプルと接触させ、(c)工程(b)において形成 された抗原−ブタの抗体複合体が抗ヒト抗体と反応するのに十分な時間及び条件 下で、抗ヒト抗体を、形成された何れかの抗原−ブタの抗体複合体と一様に接触 させることによって、工程(b)における何れかの抗原−ブタの抗体複合体の形 成を検出する、工程からなる、ウイルス又は他の微生物の予め決定された抗原に 結合するヒトの抗体の存在又は欠如を検出する分析における感度及び/又は特異 性の決定方法。
  2. 2.血清交換パネルが、ブタから採取された8〜16の連続的な抗体含有血液サ ンプルからなる請求項1の方法。
  3. 3.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる請 求項1の方法。
  4. 4.予め決定された抗原が、後天性免疫不全症候群(エイズ)又はエイズ関連症 候群(ARC)を示すヒトのレトロウイルスの抗原であり、ブタの免疫抗体が、 後天性免疫不全症候群(エイズ)又はエイズ関連症候群(ARC)を示すヒトの レトロウイルスに対する抗体である請求項1の方法。
  5. 5.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる請 求項4の方法。
  6. 6.予め決定された抗原が、HTLV−Iの抗原であり、ブタの免疫抗体が、H TLV−Iに対する抗体からなる請求項1の方法。
  7. 7.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる請 求項6の方法。
  8. 8.予め決定された抗原が、後天性免疫不全症候群(エイズ)又はエイズ関連症 候群(ARC)、及びHTLV−1を示すヒトのレトロウイルスの抗原であり、 ブタの免疫抗体が、後天性免疫不全症候群(エイズ)又はエイズ関連症候群(A RC)、及びHTLV−1を示すヒトのレトロウイルスに対する抗体である請求 項1の方法。
  9. 9.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる請 求項8の方法。
  10. 10.予め決定された抗原が、サイトメガロウイルス(CMV)の抗原であり、 ブタの免疫抗体が、サイトメガロウイルス(CMV)に対する抗体からなる請求 項1の方法。
  11. 11.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる 請求項10の方法。
  12. 12.予め決定された抗原が、ボレリアb.(LYME)の抗原であり、ブタの 免疫抗体が、ボレリアb.(LYME)に対する抗体からなる請求項1の方法。
  13. 13.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる 請求項12の方法。
  14. 14.予め決定された抗原が、風疹の抗原であり、ブタの免疫抗体が、風疹に対 する抗体からなる請求項1の方法。
  15. 15.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる 請求項14の方法。
  16. 16.予め決定された抗原が、トキソプラズマの抗原であり、ブタの免疫抗体が 、トキソプラズマに対する抗体からなる請求項1の方法。
  17. 17.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる 請求項16の方法。
  18. 18.予め決定された抗原が、HIV−1、HIV−2、HTLV−I、HTL V−II、サイトメガロウイルス(CMV)及びエプスタイン−バーウイルスの 抗原からなる群から選択され、ブタの免疫抗体がHIV−1、HIV−2、HT LV−I、HTLV−II、サイトメガロウイルス(CMV)及びエプスタイン −バーウイルスに対する抗体の群から選択される請求項1の方法。
  19. 19.ブタの免疫抗体が、IgG、IgM、IgA又はそれらの混合物からなる 請求項18の方法。
  20. 20.(a)(i)初めに、フロインドの完全アジュバントの等量で希釈された ウイルス又は他の微生物溶解産物からなる製剤を哺乳動物にワクチン接種し、( ii)フロインドの不完全アジュバントで希釈された上記ウイルス又は他の微生 物溶解産物からなる製剤を複数回哺乳動物にワクチン接種し、(iii)加熱さ れ、その後フロインドの不完全アジュバントで希釈された上記ウイルス又は他の 微生物溶解産物からなる製剤を哺乳動物にワクチン接種することによって、哺乳 動物を免疫し、(b)免疫された哺乳動物から、多数の血液サンプルを連続的に 集めることによって抗体を得る、 工程からなるウイルス又は他の微生物の1つ又はそれ以上の予め決定された抗原 に反応する哺乳動物の免疫抗体の血清交換パネルの製造方法。
  21. 21.哺乳動物がブタである請求項20の方法。
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