JP3662663B2 - 噴水式製氷機 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、噴水式製氷機、特に製氷用水循環用のポンプモータをその底部に一体的に組付けた製氷水タンクを水皿の下方に傾動可能に配設して、製氷運転時には前記製氷水タンクが水平な復帰位置に保持されて前記ポンプモータの作動により同製氷水タンク内に貯留した製氷用水が前記水皿を通して上方に配置された製氷部に噴出し、除氷運転時には前記製氷水タンクが下方に傾動してその内部に残った製氷用水が排水され同製氷水タンクが所定の傾動位置に保持された状態にてその内部に製氷用水の一部が残留するようにした噴水式製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の製氷水タンクは、例えば実公昭61−46370号公報に示されていて、この公報に示されている製氷水タンクは、上記した構成に加えてオーバーフロー管(水抜き管)を備えている。このオーバーフロー管の一端は、製氷水タンクの側壁に、傾動時に底部となる部位に近接して液密的かつ回動可能に組み付けられていて、他端は位置可変装置によって側壁に水平位置を可変に固定されている。このため、水皿が傾動状態にあるときに、位置可変装置によってオーバーフロー管の他端を一端よりも下方となるようにすれば製氷水タンク内の残水を全て排出することができる。したがって、例えば当該製氷水タンクを採用した製氷機完成時の検査工程で性能確認(試運転を行う)をした後、出荷されて購入者に使用されるまで長期間使用せず残水の腐敗が心配な場合にも同様の作業をすれば、製氷水タンク内の残水を全て排出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した製氷機の製氷水タンクにおいては、上記オーバーフロー管を位置可変装置とともに採用しているため、その構成が複雑になるとともに、複雑であるが故にコストがかかるという問題がある。また、残水を全て排出した後、オーバーフロー管の他端を元の位置に戻すという作業を忘れても、それを視認し難く、忘れたまま放置される恐れがある。かかる場合には、除氷運転による水皿の傾動時に、製氷水タンク内の残水が全て排出されて残らず、ポンプモータの空運転によるインペラー固着(樹脂部分の加熱、溶損、溶着)防止並びに節水及び製氷サイクル(製氷運転と除氷運転からなる)の時間短縮を行うという目的を達成することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題を解消するため、製氷用水循環用のポンプモータをその底部に一体的に組付けた製氷水タンクを水皿の下方に傾動可能に配設して、製氷運転時には前記製氷水タンクが水平な復帰位置に保持されて前記ポンプモータの作動により同製氷水タンク内に貯留した製氷用水が前記水皿を通して上方に配置された製氷部に噴出し、除氷運転時には前記製氷水タンクが下方に傾動してその内部に残った製氷用水が排水され同製氷水タンクが所定の傾動位置に保持された状態にてその内部に製氷用水の一部が残留するようにした噴水式製氷機において、前記製氷水タンクの最深部の上方に位置する同製氷水タンクの周壁に前記水皿の側面よりも外方に向けて膨出して上方に向けて開口する膨出部を一体的に形成し、該膨出部にチューブ等の排水管を挿入して前記製氷水タンクの最深部に残った製氷用水を外部に排出できるようにしたことを特徴とする噴水式製氷機提供するものである。
【0005】
【発明の作用・効果】
上記のように構成した本発明による噴水式製氷機においては、当該製氷機を長期間使用しない場合には、前記製氷水タンクの周壁に設けた膨出部にチューブ等の排水管を同製氷水タンクの最深部まで差し込んで人力または電力等で吸引排出すれば、同タンク内の残水を全て排出することができる。このように、製氷水タンクの周壁に膨出部を設けたことによりチューブ等の排水管を用いて排水できるので、従来のオーバーフロー管(水抜き管)を採用して排水する装置に比して構成が単純で安価に実施できる。また、排水終了後の作業として、従来はオーバーフロー管の他端を元の位置に戻すのに対して、本発明による製氷水タンクはチューブ等の排水管を抜き取る作業であるため容易であり、しかも万一作業忘れ(抜き忘れ)があったとしても目にとまりやすく、作業者の作業忘れを容易に視認することができる。また、上記した残水の排出作業は水皿傾動時に限らず、水皿復帰時にも全く同じ作業を行えばよいため作業性がよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は周知の噴水式製氷機の製氷機構部の一部を分解して示したものであり、ここに示した水皿10、排水案内板13及び循環用ポンプモータ20は周知のものであり、水皿10はブラケット11を介して支持体に傾動可能に組み付けられるようになっており、また、循環用ポンプモータ20は水皿10の一側にブラケット21を介して組み付けられるようになっている。なお、水皿10の傾動側端部にはブラケット12を介して排水案内板13が組み付けられるようになっている。
【0007】
ところで、図1に示した製氷水タンク30は、従来周知のように水皿10の下方に一体的に組み付けられるもので、水皿10と一体的に傾動・復帰するようになっており、復帰位置にあるときには水皿10の上方に配設した給水管(図示省略)から製氷サイクル毎に供給される所要量の製氷用水を貯溜するように、また傾動位置にあるときには内部に製氷用水の一部を堰30aによって残溜させ、残部を下方に配設される排水皿(図示省略)に排水するようになっている。また、この製氷水タンク30においては、循環用ポンプモータ20の配設側の側壁30bと反対側の側壁30cに、同タンクの最深部30dに対応して膨出部30eが形成されている。膨出部30eは、水皿10よりも外方に向けて膨らんで上方に向けて開口しており、上方からチューブが抜き差し可能になっている。なお、製氷水タンク30の最深部30dには循環用ポンプモータ20に製氷用水を給水するための給水口30fが設けられている。
【0008】
上記のように構成した製氷水タンク30においては、循環用ポンプモータ20の配設側の側壁30bと反対側の側壁30cに、水皿10よりも外方に向けて膨らんで上方に向けて開口する膨出部30eを設けたため、当該製氷機を長期間使用しない場合には、この膨出部30eにチューブ等を製氷水タンク30の最深部30dまで差し込んで人力または電力等で吸引排出すれば、同タンク30内の残水を全て排出することができる。このように、製氷水タンク30の側壁30cに膨出部30eを設けたことによりチューブ等を用いて排水できるので、従来のオーバーフロー管(水抜き管)を採用して排水する装置に比して構成が単純で安価に実施できる。また、排水終了後の作業として、従来はオーバーフロー管の他端を元の位置に戻すのに対して、本発明による製氷水タンク30はチューブを抜き取る作業であるため容易であり、しかも万一作業忘れ(抜き忘れ)があったとしても目にとまりやすく、作業者の作業忘れを容易に視認することができる。また、上記した残水の排出作業は水皿10の傾動時に限らず、水皿10の復帰時にも全く同じ作業を行えばよいため作業性がよい。
【0009】
なお、本実施形態においては製氷水タンク30として図2に示す形状のものを採用したが、これに代えて図3に示す形状の製氷水タンク30を採用して実施してもよいことは勿論のこと、他の形状の製氷水タンクを採用して実施することも可能である。
【0010】
また、上記各実施形態においては製氷水タンク30の循環用ポンプモータ20の配設側の側壁30bと反対側の側壁30cに最深部30dに対応して膨出部30eを設けたが、この膨出部30eは製氷水タンク30の周壁(側壁30c又は後壁30g)に最深部30dに対応して設ければよく、後壁30gに設ける場合には膨出部30eに対応するブラケット11の部位を膨出部30eの形状に合わせて変形させるとともに、膨出部30eの開口部に対応する部位に開口部を設ければよい。なお、上記製氷水タンク30の最深部30dが例えば側壁30b側にある場合には、その最深部30dに対応して側壁30b又は後壁30gに膨出部30eを設ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施してなる製氷水タンクを含む製氷機構部の一部を示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示した製氷水タンクの斜視図である。
【図3】 本発明の他の実施形態による製氷水タンクの斜視図である。
【符号の説明】
10…水皿、20…循環用ポンプモータ、30…製氷水タンク、30c…側壁(周壁)、30d…最深部、30e…膨出部。

Claims (1)

  1. 製氷用水循環用のポンプモータをその底部に一体的に組付けた製氷水タンクを水皿の下方に傾動可能に配設して、製氷運転時には前記製氷水タンクが水平な復帰位置に保持されて前記ポンプモータの作動により同製氷水タンク内に貯留した製氷用水が前記水皿を通して上方に配置された製氷部に噴出し、除氷運転時には前記製氷水タンクが下方に傾動してその内部に残った製氷用水が排水され同製氷水タンクが所定の傾動位置に保持された状態にてその内部に製氷用水の一部が残留するようにした噴水式製氷機において、
    前記製氷水タンクの最深部の上方に位置する同製氷水タンクの周壁に前記水皿の側面よりも外方に向けて膨出して上方に向けて開口する膨出部を一体的に形成し、該膨出部にチューブ等の排水管を挿入して前記製氷水タンクの最深部に残った製氷用水を外部に排出できるようにしたことを特徴とする噴水式製氷機。
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