JP2006296513A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Yasuhiro Hazamada
泰廣 硲田
Masaki Katabe
正磯 片部
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Abstract

【課題】 食器の洗浄を行う際の洗浄水及び汚水、又は再生剤槽の収納部から溢れ出た水が溜まり、洗浄槽内から再生剤槽を取り外した際に、溜まった水が外部にこぼれることがなく、また、サイフォン効果を利用した再生剤槽からの水の排水を確実に行い、イオン交換体へ再生剤槽内の水を確実に導くことができる食器洗浄機を提供する。
【解決手段】 食塩槽50の収納部51の周囲に設けられた水受け部54に、導水溝57、57と、湾曲凹部55、貫通孔56、56…及び湾曲隆起部と、曲面とを設けて、水受け部54に受けた水を食塩槽50の下側へ導く。また、上蓋52に凹所66及びリブ67、67を設け、上蓋52と収納部51内の水との間に空気が存在するようにして、サイフォン効果を利用して収納部51内の水を導水口64から確実に排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水に含まれる硬度成分のイオン交換を行うイオン交換体を備えて、食器の洗浄には硬水を使用し、すすぎには軟水を使用する食器洗浄機に関する。
食器を自動的に洗浄する食器洗浄機が普及しており、近年においては、イオン交換体を給水経路に配し、食器のすすぎ工程において水道水を軟水化させ、軟水により食器のすすぎを行うことで、水道水中にCaイオン及びMgイオン等が炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウム等となって食器の表面に付着することを防止することができる食器洗浄機が実用化されている。
更には、水道水を軟水化する際にイオン交換体に固着したCaイオン及びMgイオン等を離脱させるために、再生剤である食塩を水に溶かして食塩水を生成し、食塩水により離脱させることで、イオン交換体のイオン交換能力を再生すると共に、水道水を硬水化し、食器の洗浄を硬水を用いて行う食器洗浄機が提案され(特許文献1参照)、既に実用化されている。Caイオン及びMgイオン等をイオン交換体から離脱させるための食塩水は、食器の洗浄を行う洗浄槽の内部に設けられた食塩槽から供給される。図10は、従来の食器洗浄機の食塩槽の構成を示す斜視図である。
図において100は食塩槽であり、食塩槽100は矩形状の底部101a及び底部101aの周囲を囲む周壁101bを有するトレイ状の収納部101と、収納部101の上部を覆う上蓋102とを備えている。収納部101には、食塩120を収容した食塩かご103が収納される。上蓋102は周壁101bの後側面に設けられた図示しない回転軸に枢支されており、回転軸を中心に回動して開閉するようにしてある。また、周壁101bの前側面には持ち手部104が設けられ、左右側面には取付部105(図10には片側のみ図示している)が設けられており、持ち手部104及び取付部105は、周壁101bを囲む鍔状をなす。持ち手部104は食塩槽100を食器洗浄機から取り外す場合に使用者が把持する部分であり、取付部105は食塩槽100を食器洗浄機に取り付ける場合に、食器洗浄機に設けられた図示しない支持部によって支持される部分である。
図11は、従来の食器洗浄機の食塩槽100の構成を示す模式的上面図であり、また、図12は、従来の食器洗浄機の食塩槽100の構成を示す模式的背面図である。ただし、図11及び図12においては、食塩槽100の収納部101のみを図示している。収納部101は仕切壁101cによって3つの空間に分割してあり、3つの空間は、食塩120を収容する食塩かご103が収納される食塩室106、収納部101内に水を供給するための給水口109が設けられた給水室107及び収納部101内から食塩水をイオン交換体を有するイオン交換部へ導くための導水口110が設けられた導水室108である。また、仕切壁101cの、給水室107及び食塩室106、並びに導水室108及び食塩室106をそれぞれ仕切る部分には、切り欠き101dが形成され、それぞれの室を連通してあり、給水室107から食塩室106へ、また食塩室106から導水室108へ水が流れるようにしてある。
給水口109は底部101aに突設された円筒の先端部分に設けられており、円筒の内部が底部101aの下側に設けられた給水管112に連通して、給水管112を通って給水口109から水が給水室107へ供給される。導水口110も給水口109と同様の構成であり、円筒の先端部分に設けられ、導水口110から円筒の内部を通って導水管113へ水が排出される。また、導水口110の円筒は上部及び周囲をサイフォンキャップ111により覆われており、円筒の上端部分が閉塞された形状のサイフォンキャップ111は、底部101aに接触する下端部分に複数の切り欠き111a、111a…が形成してあり、切り欠き111a、111a…を通してサイフォンキャップ内に水が入るようにしてある。
食器洗浄機のイオン交換体へ食塩水を導く場合には、まず給水管112から食塩槽110内に水を給水する。このとき、サイフォンキャップ111内は空気で満たされているため、導水口110から導水管113へ食塩槽100内の水が排水されないようにしてある。食塩かご103内の食塩120が水に溶けるに十分な時間が経過した後、導水管113から導水口110を通して少量の水を食塩槽100内へ送り込む。これにより、サイフォンキャップ111内が水で満たされ、導水管113内の水と食塩槽100内の水とが連通し、自重により流下しようとする導水管113内の水に引かれて、食塩槽100内の水が導水口110から導水管113へ流れ込む。導水管113へ流れ込んだ水がイオン交換体へと導かれるようにしてある。
特開2004−81708号公報
特許文献1に記載の食器洗浄機においては、食塩槽100は食器の洗浄を行う洗浄槽内に取り付けるようにしてある。このため、洗浄を行う際の洗浄水及び汚水が持ち手部104及び取付部105、105等に溜まるという問題がある。また、給水管112から供給される水の量が多い場合に、収納部101から溢れ出た水が同様に持ち手部104及び取付部105、105に溜まるという問題がある。持ち手部104及び取付部105、105に水が溜まっている状態で、食塩槽100内に食塩120を補充するために、食塩槽100を食器洗浄機から取り外した場合には、食器洗浄機の外部に水がこぼれる虞があった。
また、給水管112から多量の水が供給されて、収容部101内の水が上蓋102に密着した場合には、サイフォンキャップ111による水面の気圧を利用した導水管113への排水機能が正常に働かず、食塩水をイオン交換体へ導くことができない虞があるという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、再生剤槽の収納部の周壁を囲む鍔状の水受け部を設け、水受け部に溜まった水を再生剤槽下側へ導くようにすることで、食器の洗浄を行う際の洗浄水及び汚水、又は再生剤槽の収納部から溢れ出た水が溜まって、再生剤槽を取り外した際に外部にこぼれることがなく、また、再生剤槽の収納部へ洗浄水及び汚水等が逆流して侵入する虞がない食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、水受け部の外側へ向けて傾斜する溝を形成することで、水受け部に溜まる水を確実に、且つ、簡単に再生剤槽の下側へ導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、水受け部に湾曲凹部を形成し、湾曲凹部に貫通孔を形成することで、貫通孔から再生剤槽の下側へ、水受け部に溜まる水を確実に、且つ、簡単に導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、湾曲凹部に貫通孔を複数設け、隣り合う貫通孔の間に湾曲隆起部を設けることで、湾曲隆起部から貫通孔へより確実に水を導くことができ、湾曲凹部内に水が溜まることがない食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、水受け部の外側端を面取りすることで、水受け部の側端部近傍に溜まった水を確実に再生剤槽の下側へ導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、再生剤槽の収納部に収納された再生剤収容体、周壁及び収納部内を複数の領域に区分けする仕切壁と再生剤槽の上蓋との間に隙間を設けて、収納部に給水された水と上蓋とが完全に密着しないようにすることで、サイフォンキャップによるサイフォン効果を利用した収納部からの水の排水を確実に行い、イオン交換体へ再生剤槽内の水を確実に導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、上蓋の収納部を覆う面に突起部を設け、突起部が再生剤収容体、底部、周壁又は仕切壁に当接するようにすることで、簡単に隙間を設けることができ、イオン交換体へ再生剤槽内の水を確実に導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、上蓋の収納部を覆う面に凹所を形成することで、凹所により隙間を簡単に設けることができ、イオン交換体へ再生剤槽内の水を確実に導くことができる食器洗浄機を提供することにある。
本発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽と、該洗浄槽へ供給される水に含まれるイオンの交換を行うイオン交換部と、該イオン交換部のイオン交換能力を再生させる再生剤を収容する再生剤収容体と、底部及び該底部を囲む周壁で形成された空間に前記再生剤収容体を収納する収納部、該収納部の上部を覆う上蓋、前記収納部内へ給水するための給水口並びに前記収納部内の水を前記イオン交換部へ導くための導水口を有する再生剤槽とを備える食器洗浄機において、前記周壁の一部又は全部を囲んで、前記周壁に設けられた鍔状の水受け部と、該水受け部に形成され、前記水受け部が受けた水を前記再生剤槽の下側へ導く導水手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、再生剤槽の収納部の周壁を囲んで水受け部を設け、洗浄を行う際に再生剤槽に降り注いだ洗浄水及び汚水、並びに収納部からこぼれた水等を水受け部で受け、水受け部で受けた水を再生剤槽の下側へ導くようにする。これにより、再生剤槽を取り外した場合に、再生剤槽に水が溜まっていることがなく、洗浄槽の外に水をこぼすことがない。また、再生剤槽の収納部へ洗浄水及び汚水等が逆流して侵入する虞がない。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記導水手段が、前記水受け部の外側へ向けて下側に傾斜して形成された溝を備えることを特徴とする。
本発明においては、水受け部に、水受け部の外側へ向けて傾斜する溝を形成しておき、再生剤槽に降り注いだ洗浄水及び汚水、並びに収納部からこぼれた水等を溝から水受け部の外側へ導き、再生剤槽の下側、即ち洗浄槽の下側へ導く。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記導水手段が、前記水受け部の上面に設けられた湾曲凹部と、該湾曲凹部を上下に貫通する一又は複数の貫通孔を備えることを特徴とする。
本発明においては、水受け部に湾曲凹部を形成し、湾曲凹部内に貫通孔を形成しておき、再生剤槽に降り注いだ洗浄水及び汚水、並びに収納部からこぼれた水等を湾曲凹部に流して貫通孔から再生剤槽の下側へ導く。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記導水手段が、前記貫通孔を複数備えており、前記湾曲凹部の隣り合う前記貫通孔の間の部分を隆起させた湾曲隆起部を備えることを特徴とする。
本発明においては、湾曲凹部に複数の貫通孔を設け、隣り合う貫通孔の間に湾曲凹部を形成しておき、湾曲凹部に流れ込んだ水が湾曲凹部内に溜まることなく、湾曲隆起部により貫通孔へ導かれ、貫通孔から再生剤槽の下側へ導かれる。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記導水手段が、前記水受け部の外側端を面取りした面取り部を備えることを特徴とする。
本発明においては、水受け部の外側端を面取りしておき、水受け部の側端部近傍に降り注いだ水を、面取りを行った部分によって再生剤槽の下側へ導きやすくする。
また、本発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽と、該洗浄槽へ供給される水に含まれるイオンの交換を行うイオン交換部と、該イオン交換部のイオン交換能力を再生させる再生剤を収容する再生剤収容体と、底部及び該底部を囲む周壁で形成された空間に前記再生剤収容体を収納する収納部、該収納部の上部を覆う上蓋、前記収納部内へ給水するための給水口並びに前記収納部内の水を前記イオン交換部へ導くための導水口を有する再生剤槽とを備える食器洗浄機において、前記再生剤槽の前記収納部の内部を、前記再生剤収容体を収納する再生剤室、前記給水口を有する給水室及び前記導水口を有する導水室にそれぞれ仕切る仕切壁を備え、前記再生剤収容体、前記周壁及び前記仕切壁の一部又は全部と前記上蓋との間に隙間が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、再生剤収容体、周壁及び仕切壁と上蓋との間に隙間を設けるようにして、給水室の給水口から大量の給水を行った場合に、収納部に給水された水と上蓋とが密着しないようにする。収納部内の水と上蓋との間に空気を存在させることで、サイフォン効果を利用して収納部内の水を導水口から確実に排出して、イオン交換体へ導く。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記上蓋の前記収納部を覆う面に突設された突起部を備え、該突起部が前記再生剤収容体、前記底部、前記周壁又は前記仕切壁に当接して前記隙間を形成するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、上蓋の収納部を覆う面に突起部を設け、上蓋を閉じた場合に、突起部が再生剤収容体、底部、周壁又は仕切壁に当接するようにする。これにより、再生剤収容体、周壁又は仕切壁と上蓋との間に隙間を設けて、収納部内の水及び上蓋の密着を防止し、収納部内の水と上蓋との間に空気を存在させる。
また、本発明に係る食器洗浄機は、前記上蓋の前記収納部を覆う面に形成された凹所を備え、前記上蓋が前記収納部を覆った場合に、前記凹所が前記隙間をなすようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、上蓋の収納部を覆う面に凹所を形成して、凹所により収納部内の水及び上蓋の密着を防止し、収納部内の水と上蓋との間に空気を存在させる。
本発明による場合は、再生剤槽の収納部の周壁を囲む鍔状の水受け部を設け、水受け部に溜まった水を再生剤槽下側へ導くようにすることで、食器の洗浄を行う際の洗浄水及び汚水、又は再生剤槽の収納部から溢れ出た水が溜まって、再生剤槽を取り外した際に外部にこぼれることがないため、再生剤槽への再生剤の補給を行いやすくすることができ、また、再生剤槽の収納部へ洗浄水及び汚水等が逆流して侵入する虞がないため、洗浄を清潔に行うことができる。
また、本発明による場合は、水受け部の外側へ向けて傾斜する溝を形成することで、水受け部に溜まる水を確実に、且つ、簡単に再生剤槽の下側へ導くことができるため、水受け部が受けた水を再生剤槽の下側へ導く手段を低コストで実現することができる。
また、本発明による場合は、水受け部に湾曲凹部を形成し、湾曲凹部に貫通孔を形成することで、貫通孔から再生剤槽の下側へ、水受け部に溜まる水を確実に、且つ、簡単に導くことができるため、水受け部が受けた水を再生剤槽の下側へ導く手段を低コストで実現することができる。
また、本発明による場合は、湾曲凹部に複数の貫通孔を設け、隣り合う貫通孔の間に湾曲隆起部を設けることで、湾曲凹部に流れ込んだ水が湾曲凹部内に溜まることなく、湾曲隆起部により貫通孔へ導くことができるため、より確実に水受け部が受けた水を再生剤槽の下側へ導くことができる。
また、本発明による場合は、水受け部の外側端を面取りすることで、水受け部の側端部近傍に溜まった水を確実に、且つ、簡単に再生剤槽の下側へ導くことができるため、水受け部が受けた水を再生剤槽の下側へ導く手段を低コストで実現することができる。
また、本発明による場合は、再生剤槽の収納部に収納された再生剤収容体、周壁及び収納部内を複数の領域に区分けする仕切壁と再生剤槽の上蓋との間に隙間を設けることで、収納部に給水された水と上蓋とが完全に密着しないようにすることができるため、サイフォンキャップによるサイフォン効果を利用した収納部からの水の排水を確実に行うことができ、イオン交換体へ再生剤槽内の水を確実に導くことができる。よって、食器の洗浄に用いる水を確実に硬水化することができるため、洗剤を用いない場合であっても、又は、少量の洗剤しか用いない場合であっても、食器に付着した汚れを確実に落とすことができる。
また、本発明による場合は、上蓋の収納部を覆う面に突起部を設け、突起部が再生剤収容体、底部、周壁又は仕切壁に当接するようにすることで、再生剤収容体、周壁又は仕切壁と上蓋との間に簡単に隙間を設けることができるため、収納部内の水及び上蓋の密着を防止する手段を低コストで実現できる。
また、本発明による場合は、上蓋の収納部を覆う面に凹所を形成することで、凹所により再生剤収容体、周壁又は仕切壁と上蓋との間に簡単に隙間を設けることができるため、収納部内の水及び上蓋の密着を防止する手段を低コストで実現できる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る食器洗浄機の構成を示す模式図である。図において1は食器洗浄機の筐体であり、筐体1内には食器を収容して洗浄を行う洗浄槽2が設けられている。洗浄槽2には洗浄を行う食器を収容する食器かご3が出入可能に収納されており、食器かご3の下側には食器に洗浄水を噴射する2つの回転ノズル4、4が配設してある。筐体1内の下部には、回転ノズル4、4へ洗浄水を送り込むためのポンプ6、ポンプ6を駆動するモータ7、洗浄槽2の底に溜まった洗浄水を加熱するヒータ5、洗浄槽2の底に溜まった洗浄水をろ過するためのフィルタ8、洗浄槽2の水を排水するための排水管9及び排水管9を開閉するための排水弁9aが設けられている。
筐体1の側部には水道管に接続される水道接続部10が配されており、水道接続部10は第1の給水弁11、第2の給水弁12及び第3の給水弁13の3つの給水弁に接続してある。第1の給水弁11には第1の給水管14が接続され、第1の給水管14は洗浄槽2の最上部に取り付けられた後述の食塩槽50の給水口に接続される。第2の給水弁12には第2の給水管15が接続され、第2の給水管15の先端は洗浄槽2に開口してあり、水道水を直接洗浄槽2内へ給水することができるようにしてある。第3の給水弁13には第3の給水管16が接続され、第3の給水管16はイオン交換槽18に接続されている。
イオン交換槽18は上下に長く、上下方向の略中央部にイオン交換体17が収納してある。第3の給水管16はイオン交換槽18の下側部に接続してあり、イオン交換槽18の底には硬水給水管19が接続してある。硬水給水管19の先端は洗浄槽の最下部に開口してあり、硬水給水管19の先端部分には洗浄槽2の下部に溜まった水からの水圧及び硬水給水管19内の水からの水圧に応じて開閉するボール弁20が設けてある。
また、イオン交換槽18の上部には、上端が食塩槽50の導水口に接続された導水管21が接続してあり、導水管21の下端部には、イオン交換槽18内の水からの水圧及び導水管21内の水からの水圧に応じて開閉するボール弁22が設けてある。イオン交換槽18の上側部には軟水給水管23が接続してあり、軟水給水管23の先端は洗浄槽2の上部で開口してある。軟水給水管23の先端の開口部は、導水管21の下端部に設けられたボール弁22より上に位置するようにしてある。
本発明に係る食器洗浄機は、第1の給水弁11、第2の給水弁12、第3の給水弁13、モータ7、ヒータ5及び回転ノズル4、4等の制御を行う制御部80を備えており、制御部80の制御により洗浄槽2内の食器の洗浄及びすすぎ等の処理が行われる。また、制御部80は、洗浄槽2内に配設された2つの水位センサ81及び82により、洗浄槽2内の水位を検知することができ、水位センサ81は最も上の水位を検知するためのものであり、水位センサ82は水位センサ81よりも比較的低い水位を検出するためのものである。
図2は、本発明に係る食器洗浄機の食塩槽50の構成を示す平面図である。図3は、本発明に係る食器洗浄機の構成を示す正面図であり、図4は、図2のIV−IV線による断面図である。また、図5は、図2のV−V線による断面図であり、図6は、図2のVI−VI線による断面図である。図7は、本発明の食器洗浄機の食塩槽50の構成を示す背面図である。なお、図2は食塩槽50の上蓋を開いた状態を示し、図3乃至図6は上蓋を閉じた状態を示している。また、図7においては上蓋は図示を省略している。
食塩槽50は、矩形状の底部51a及び底部51aの周囲を囲む周壁51bを有するトレイ状の収納部51と、収納部51の上部を覆う上蓋52とを備えている。上蓋52は周壁51bの後側面に蝶設してあり、周壁51の後側面を中心に回動して開閉するようにしてある。
周壁51bの前面及び左右側面を囲んで鍔状の水受け部54が設けてあり、収納部51内から溢れ出た水又は食器の洗浄により降り注いだ洗浄水及び汚水等を水受け部54が受けるようにしてある。水受け部54の前側上面部分には、周壁51bの前側面に沿って湾曲凹部55が形成してあり、湾曲凹部55は水受け部54の上面から湾曲凹部55の底部にかけて、滑らかな曲面で連続するように形成してある。また、湾曲凹部55の底部には、前後方向に長い4つの長穴状の貫通孔56、56…が、左右方向に略平行に並べて形成してあり、湾曲凹部55の底部には、隣り合う貫通孔56、56…の間の部分を隆起させた湾曲隆起部55a、55a…が形成してある。これにより、水受け部54の前側部分にて受けた水は湾曲凹部55へ流れ込み、湾曲凹部55に流れ込んだ水は貫通孔56、56…へ流れ込み、食塩槽の下側、即ち洗浄槽2の下側へ流れ落ちるようにしてある。この場合に、湾曲隆起部55a、55a…によって、湾曲凹部55へ流れ込んだ水が湾曲凹部55内に溜まらず、貫通孔56、56…へ流れやすいようにしてある。また、水受け部54の前側部分及び湾曲凹部55は、食塩槽50を洗浄槽2から取り外す場合に使用者が把持するための取手を兼ねており、湾曲凹部55により使用者が把持しやすくしてある。
また、水受け部54の外側端部は、上側が面取りされた態様で曲面54aが形成してある。曲面54aにより、水受け部54の端部近傍に受けた水が食塩槽50の下側へ流れ落ちるようにしてある。
また、水受け部54の左右部分には、周壁51bの外側面に沿って導水溝57、57が形成してある。導水溝57、57の底部は食塩槽50の前側から後側へむけて下に傾斜する平面にしてあり、導水溝57、57に流れ込んだ水を食塩槽50の後側へ流し、食塩槽50の下側へ流し落とすようにしてある。
収納部51の内部は仕切壁51c及び仕切壁51dにより3つの領域に区分けされている。周壁51bの前後をなす壁と略平行に設けられた仕切壁51cにより、収納部51は前後に二分され、前側の領域が食塩を収容する食塩かご53を収納するための食塩室60としている。仕切壁51cで前後に二分された後側の領域は、周壁51bの左右をなす壁と略平行に設けられた仕切壁51dにより更に左右に二分され、左側が給水口63を有する給水室61とし、右側が導水口64を有する導水室62としている。
仕切壁51c及び仕切壁51dは周壁51bに等しい高さにしてあり、収納部51を前後に二分する仕切壁51cの上部には、複数の切り欠き51e、51e…が形成され、給水室61及び食塩室60、並びに食塩室60及び導水室62がそれぞれ切り欠き51e、51e…により連通するようにしてある。
食塩かご53は、矩形状の底部及び底部を囲む周壁とを有するトレイ状をなし、収納部51の食塩室60内に収まる大きさにしてある。食塩かご53を食塩室60に収納した場合、食塩かごの底部が収納部51の底部51aに接しないように、食塩かご53の底部の4つの角には、図示しない脚部が設けてある。また、食塩かご53の底部は食塩が通らない程度の細かい網状にしてあり、食塩かご53内に水が侵入できるようにしてある。
給水室61の給水口63は、収納部51の底部51aに突接された円筒63aの先端部分に設けられており、円筒63aの内部が底部51を貫通する貫通孔に連通し、底部51aの下側に設けられた第1の給水管14に連結され、第1の給水管14から円筒63aを通り、給水口63から給水室61へ水を供給するようにしてある。
導水室62の導水口64は、給水口63と同様の構成であり、底部51aに突接された円筒64aの先端部分に設けられており、円筒64aの内部が底部51を貫通する貫通孔に連通し、底部51aの下側に設けられた導水管21に連結され、導水室62a内の水が導水口64から円筒64aの内部を通って導水管22に流れるようにしてある。また、円筒64aは、上部及び周囲に一定の間隔を開けて、サイフォンキャップ65により覆われており、円筒の上端が閉塞された形状のサイフォンキャップ65は、底部51aに接触する下端部分に複数の切り欠き65a、65aが形成してあり、切り欠き65a、65aを通してサイフォンキャップ65内に水が入るようにしてある。
また、上蓋52の収納部51を覆う面には、左右方向の略中央、且つ、前後方向の略中央から後側に、食塩室60及び導水室62の一部を覆うように、直方体状の凹所66が設けてある。上蓋52の他面は、凹所66を形成するために、凹所66に対応する部分が突出している。また、凹所66の底には、2つのリブ67、67が突設してあり、上蓋52を閉じた場合にリブ67、67が食塩室60に収納された食塩かご53の周壁の上部に当接するようにしてある。リブ67、67が食塩かご53の周壁の上部に当接した場合に、周壁51b、仕切壁51c及び食塩かご53の周壁と、上蓋52との間に隙間を設けるように、リブ67、67は凹所66の開口から突出している。
図8は、本発明に係る食器洗浄機の制御部80が洗浄工程で行う処理手順を示すフローチャートである。洗浄槽2内の食器の洗浄を行う場合、まず、制御部80は第2の給水弁12を開き(ステップS1)、第2の給水管15から洗浄槽2へ水道水の給水を開始する。次いで、水位センサ82により洗浄槽2内の水位が所定の水位に達したか否かを調べ(ステップS2)、所定の水位に達していない場合には(S2:NO)、洗浄槽2内の水が所定の水位に達するまで待機する。洗浄槽2内の水が所定の水位に達していた場合(S2:YES)、第2の給水弁12を閉じて(ステップS3)、給水を終了し、次いで、第1の給水弁11を開いて(ステップS4)、第1の給水管14から食塩槽50の給水室61へ水道水を供給する。
給水室61に給水された水道水は、切り欠き51e、51e…から食塩室60へ侵入し、食塩室60に収納された食塩かご53内の食塩を溶かす。このとき、食塩室60から導水室62へ切り欠き51eを通して食塩水が侵入するが、導水口64がサイフォンキャップ65で覆われているため、導水口64から導水管21へ食塩水は流出しない。
その後、制御部80は内部に備えた図示しないタイマにより、所定時間が経過したか否かを調べ(ステップS5)、所定時間が経過していない場合(S5:NO)、所定時間が経過するまで待機する。所定時間が経過した場合は(S5:YES)、第1の給水弁11を閉じて(ステップS6)、食塩槽50への水道水の給水を終了する。次いで、第3の給水弁13を開いて(ステップS7)、第3の給水管16からイオン交換槽18へ給水を開始する。
イオン交換槽18に給水された水道水の一部は、導水管21を通って導水口64からサイフォンキャップ65内に導かれる。これにより導水室63内の食塩水とサイフォンキャップ65内の水道水とがつながる。
その後、制御部80は所定時間が経過したか否かを調べ(ステップS8)、所定時間が経過していない場合は(S8:NO)、所定時間が経過するまで待機し、所定時間が経過した場合には(S8:YES)、第3給水弁13を閉じて(ステップS9)、イオン交換槽18への給水を終了する。
導水室62内の食塩水と導水管21内の水とは、サイフォンキャップ65内の水により連通されているため、自重によりイオン交換槽18へ流下しようとする導水管21内の水に引かれて、導水室62内の食塩水がイオン交換槽18へ流れ込む。イオン交換槽18へ流れ込んだ食塩水により、イオン交換体17に固定されているCaイオン及びMgイオン等が、食塩水中のNaイオンと置き換えられ、食塩水と共に硬水給水管19を通して洗浄槽2に供給される。
このとき、食塩槽50の収納部51内の水と、食塩槽50の上蓋52とが密着して間に空気が存在しない状態となっていた場合には、サイフォンキャップ65によるサイフォン効果が機能せず、導水口64から導水管21へ食塩水を排出することができず、イオン交換槽18へ食塩水を導けない虞があるが、本発明に係る食器洗浄機においては、食塩槽50の上蓋52に設けた凹所66及びリブ67、67により、収納部51内の水と上蓋52とが完全に密着することがないため、確実にイオン交換槽18へ食塩水を導くことができる。
その後、制御部80は、再度第2の給水弁を開き(ステップS10)、洗浄槽2へ給水を開始する。次いで、最高水位を検出する水位センサ81により、洗浄槽2内の水が所定の水位に達したか否かを調べ(ステップS11)、所定の水位に達していない場合(S11:NO)、洗浄槽2内の水位が所定の水位に達するまで待機する。洗浄槽2内の水が所定の水位に達した場合(S11:YES)、第2の給水弁12を閉じて(ステップS12)、洗浄槽への給水を終了する。
次いで、モータ7を駆動してポンプ6の動作を開始し、洗浄槽2内の水を回転ノズル4、4から食器かご3に収容された食器に噴射して食器の洗浄を行う(ステップS13)。洗浄が終了した後、排水管9の排水弁9aを開いて洗浄槽2内の水を排水し(ステップS14)、洗浄工程を終了する。
図9は、本発明に係る食器洗浄機の制御部80がすすぎ工程で行う処理手順を示すフローチャートである。制御部80は、まず、第3の給水弁13を開いて(ステップS30)、第3の給水管16からイオン交換槽18へ給水を開始する。
このとき、第3の給水弁13は、図8の洗浄工程でのステップS7の場合よりも大きく開き、イオン交換槽18に給水された水の水圧が高くなるようにしてある。これにより、硬水給水管19の先端に設けられたボール弁20及び導水管21に設けられたボール弁22が閉じるため、イオン交換槽18に給水された水道水は、イオン交換体17を通って、イオン交換槽18の上部に設けられた軟水供給管23から洗浄槽2内へ給水される。イオン交換体17は水道水中のCaイオン及びMgイオン等を取り込んで水道水を軟水化させるため、洗浄槽2には軟水が給水される。
その後、制御部80は、水位センサ81により洗浄槽2内の水が所定の水位に達したか否かを調べ(ステップS31)、所定の水位に達していない場合は(S31:NO)、所定の水位に達するまで待機する。洗浄槽2内の水が所定の水位に達した場合(S31:YES)、第3の給水弁13を閉じて(ステップS32)、イオン交換槽18への給水を終了する。次いで、モータ7を駆動してポンプ6を動作させ、回転ノズル4、4から軟水の噴射を行って食器のすすぎを行い(ステップS33)、すすぎが終了した後、排水管9の排水弁9aを開いて洗浄槽2内の水を排水する(ステップS34)。次いで、すすぎを行った回数が所定の回数に達したか否かを調べて(ステップS35)、所定回数に達していない場合(S35:NO)、ステップS30へ戻ってすすぎを再度行い、所定回数に達していた場合(S35:YES)、すすぎ工程を終了する。
以上の構成の食器洗浄機においては、洗浄槽2内に取り付けられた食塩槽50に、洗浄工程及びすすぎ工程で洗浄水又は汚水が降り注いだ場合であっても、食塩槽50の水受け部54に設けられた湾曲凹部55の貫通孔56、56…、導水溝57、57及び曲面54aにより、水が食塩槽50の下側へ導かれて洗浄槽2へ戻されるため、食塩槽50に水が溜まって、食塩槽50を取り外した場合に洗浄槽の外部に水がこぼれることがなく、また、食塩槽50内に洗浄水又は汚水が侵入する虞がない。
また、食塩槽50の上蓋52に設けられた凹所66及びリブ67、67により、収納部51に給水された水と上蓋52とが完全に密着することがないため、導水室62から導水管21を通してイオン交換槽18へ確実に食塩水を供給することができるため、水道水を硬水化でき、洗浄効果を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、食塩槽50の水受け部54に湾曲凹部55及び貫通孔56、56と、導水溝57、57と、曲面54aとの3つの導水を行う手段を備える構成を示したが、これに限らず、これらのうちの1つまたは2つのみ備える構成であってもよい。また、リブ67、67が食塩かご53に当接する構成を示したが、これに限らず、例えば仕切壁51c又は周壁51b等に当接する構成であってもよい。また、図8に示した洗浄工程の処理手順及び図9に示したすすぎ工程の処理手順は一例であって、これに限るものではない。
本発明に係る食器洗浄機の構成を示す模式図である。 本発明に係る食器洗浄機の食塩槽の構成を示す平面図である。 本発明に係る食器洗浄機の構成を示す正面図である。 図2のIV−IV線による断面図である。 図2のV−V線による断面図である。 図2のVI−VI線による断面図である。 本発明の食器洗浄機の食塩槽の構成を示す背面図である。 本発明に係る食器洗浄機の制御部が洗浄工程で行う処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係る食器洗浄機の制御部がすすぎ工程で行う処理手順を示すフローチャートである。 従来の食器洗浄機の食塩槽の構成を示す斜視図である。 従来の食器洗浄機の食塩槽の構成を示す模式的上面図である。 従来の食器洗浄機の食塩槽の構成を示す模式的背面図である。
符号の説明
1 筐体
2 洗浄槽
14 第1の給水管
15 第2の給水管
16 第3の給水管
17 イオン交換体
18 イオン交換槽(イオン交換部)
19 硬水給水管
21 導水管
23 軟水給水管
50 食塩槽(再生剤槽)
51 収納部
51a 底部
51b 周壁
51c、51d 仕切壁
52 上蓋
53 食塩かご(再生剤収容体)
54 水受け部
54a 曲面(面取り部)
55 湾曲凹部
55a 湾曲隆起部
56 貫通孔
57 導水溝(溝)
60 食塩室
61 給水室
62 導水室
63 給水口
64 導水口
65 サイフォンキャップ
66 凹所
67 リブ(突起部)

Claims (8)

  1. 洗浄槽と、該洗浄槽へ供給される水に含まれるイオンの交換を行うイオン交換部と、該イオン交換部のイオン交換能力を再生させる再生剤を収容する再生剤収容体と、底部及び該底部を囲む周壁で形成された空間に前記再生剤収容体を収納する収納部、該収納部の上部を覆う上蓋、前記収納部内へ給水するための給水口並びに前記収納部内の水を前記イオン交換部へ導くための導水口を有する再生剤槽とを備える食器洗浄機において、
    前記周壁の一部又は全部を囲んで、前記周壁に設けられた鍔状の水受け部と、
    該水受け部に形成され、前記水受け部が受けた水を前記再生剤槽の下側へ導く導水手段と
    を備えることを特徴とする食器洗浄機
  2. 前記導水手段は、前記水受け部の外側へ向けて下側に傾斜して形成された溝を備える請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記導水手段は、前記水受け部の上面に設けられた湾曲凹部と、該湾曲凹部を上下に貫通する一又は複数の貫通孔を備える請求項1又は請求項2に記載の食器洗浄機。
  4. 前記導水手段は、
    前記貫通孔を複数備えており、
    前記湾曲凹部の隣り合う前記貫通孔の間の部分を隆起させた湾曲隆起部を備える請求項3に記載の食器洗浄機。
  5. 前記導水手段は、前記水受け部の外側端を面取りした面取り部を備える請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の食器洗浄機。
  6. 洗浄槽と、該洗浄槽へ供給される水に含まれるイオンの交換を行うイオン交換部と、該イオン交換部のイオン交換能力を再生させる再生剤を収容する再生剤収容体と、底部及び該底部を囲む周壁で形成された空間に前記再生剤収容体を収納する収納部、該収納部の上部を覆う上蓋、前記収納部内へ給水するための給水口並びに前記収納部内の水を前記イオン交換部へ導くための導水口を有する再生剤槽とを備える食器洗浄機において、
    前記再生剤槽の前記収納部の内部を、前記再生剤収容体を収納する再生剤室、前記給水口を有する給水室及び前記導水口を有する導水室にそれぞれ仕切る仕切壁を備え、
    前記再生剤収容体、前記周壁及び前記仕切壁の一部又は全部と前記上蓋との間に隙間が設けてあること
    を特徴とする食器洗浄機。
  7. 前記上蓋の前記収納部を覆う面に突設された突起部を備え、
    該突起部が前記再生剤収容体、前記底部、前記周壁又は前記仕切壁に当接して前記隙間を形成するようにしてある請求項6に記載の食器洗浄機。
  8. 前記上蓋の前記収納部を覆う面に形成された凹所を備え、
    前記上蓋が前記収納部を覆った場合に、前記凹所が前記隙間をなすようにしてある請求項6又は請求項7に記載の食器洗浄機。
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