JP3662153B2 - シート搬送回転体の着脱装置及びシート搬送装置 - Google Patents

シート搬送回転体の着脱装置及びシート搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複写機等の画像形成装置等に用いられる、記録紙や原稿を搬送するシート搬送回転体に関し、より詳しくは、従動回転体を回転支持体に装着する作業を容易にすることができるシート搬送回転体の着脱構造、及び該シート搬送回転体の着脱構造を備えたシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機等の画像形成装置において、記録紙や原稿を搬送する際に用いられるシート搬送ローラは、用紙との摩擦等により定期的に交換することが必要である。そのため、シート搬送ローラの交換を容易とするシート搬送ローラの構造やシート搬送ローラ着脱自在に支持する機構の必要性が高まっている。
例えば、実開昭61−52646号公報に開示されたローラの着脱機構では、ローラを支持する押え軸を、弾撥体により常時ローラを押圧付勢し、押え軸を弾撥体の弾撥力に抗して引張れば、ローラの一端部の支持を自由状態に解除できる機構であって、ローラの点検や交換を容易とし、押え軸によるワンタッチ操作でローラの着脱作業を行うことを可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記実開昭61−52646号公報に開示されたローラの着脱機構ではローラをローラ支持体に装着する時及びローラをローラ支持体から離脱する時のいずれの時にも、押さえ軸を引っ張る必要があり、ローラの着脱作業を考えると作業数が増すことになる。
また、一般的にシート搬送ローラは駆動ローラと従動ローラとが一対で使用されるために、回転軸心に直交する方向に圧接力が作用するように、弾性部材等で付勢されているが、上記実開昭61−52646号公報に開示されたローラの着脱機構では、このような圧接力を作用するように構成することができない。このことに加えて、弾性部材の付勢力が簡易な装着作業で作用するように考慮されたものではない。
本発明は、ローラ等からなる回転体の支持体に対する着脱作業数を低減して交換作業をより簡易にし、また、回転体の回転軸方向に作用すべき圧接力を生み出す弾性部材を簡単な装着作業でできるようにすることを課題とする。
【0004】
したがって、本発明の第1の目的は、ローラ等からなる回転体の支持体に対する着脱作業数を低減して交換作業をより簡易にすることのできる回転体の構造、及び回転体を着脱自在に支持する機構を実現することにある。
【0005】
本発明の第2の目的は、第1の目的に加え、さらに、回転体を取り付ける際に、回転体を取り付け箇所へよりスムーズに導くことにある。
【0006】
本発明の第3の目的は、第1の目的に加え、さらに、回転体の回転駆動に影響を与えないことにある。
【0007】
本発明の第4の目的は、回転体取り付け時に、回転体のみを指定方向に押し込むことにより、回転体を装着する簡素な構造・機構を実現することにある。
【0008】
本発明の第5の目的は、第4の目的に加え、さらに、回転体取り付け時に、回転体の支持部材にて発生する抗力を抑制することにある。
【0009】
本発明の第6の目的は、第4の目的に加え、さらに、回転体の支持部材を安価で簡素な機構・構造により実現することにある。
【0010】
本発明の第7の目的は、回転体の支持力を弱めることなく、回転体の取り付け・取り外しをより簡単とすることにある。
【0011】
本発明の第8の目的は、第7の目的に加え、さらに、簡素な構造により実現することにある。
【0012】
本発明の第9の目的は、駆動回転体側においても、駆動回転体単体の脱着を可能とすることにある。
【0013】
本発明の第10の目的は、第9の目的に加え、さらに、簡素な機構により実現することにある。
【0014】
本発明の第11の目的は、ローラ等からなる回転体の支持体に対する着脱作業数を低減して交換作業をより簡易にすることのできる回転体の構造、及び回転体を着脱自在に支持する機構を備えた、シート搬送装置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、第1の技術手段のシート搬送ローラの着脱装置は、軸方向両端面に軸受凹部を備えた回転体と、該回転体の回転軸芯から離れる方向に倒れる弾性体軸を対向して一対配置した回転体支持体とからなり、前記弾性体の前記回転軸芯からの傾到により、前記弾性体軸が前記回転体の軸受凹部に嵌入して、前記回転体を回転可能に支持することを特徴とする。
【0016】
第2の技術手段は、第1の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記回転体の軸方向端面に、前記軸受凹部に近づくほど深く窪んだ凹部を設けたことを特徴とする。
【0017】
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記弾性体の先端部は、硬質の非弾性体が設けられることを特徴とする。
【0018】
第4の技術手段は、回転体の装着に連動して、回転体支持体が待避位置に軸方向に移動した後、前記回転体が回転支持位置に至ると、前記回転体支持体が原位置に復帰し、回転可能に支持するシート搬送回転体の着脱装置において、前記回転体の装着過程で前記回転体に形成された傾斜面が、軸方向に進退可能な前記回転体支持体の斜面に当接することにより、前記回転体支持体が待避位置に軸方向に移動するシート搬送回転体の着脱装置であることを特徴とする。
【0019】
第5の技術手段は、第4の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記回転体支持体の斜面は軸に垂直な面に対して大きな角度で傾斜するとともに、前記回転体の傾斜面と摺擦性のよい材質からなることを特徴とする。
【0020】
第6の技術手段は、第の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記回転体支持体が、弾性板バネと該弾性板バネに設けた凸部であることを特徴とする。
【0021】
第7の技術手段は、回転体を回転可能に支持する回転体支持体が、前記回転体を回転可能に支持する第1部分と、前記回転体と対向する部材に前記第1部分を弾性付勢すると共に前記回転体を着脱できるように前記第1部分を前記回転体の軸方向に弾性変形する第2部分とにより形成されたシート搬送回転体の着脱装置であることを特徴とする。
【0022】
第8の技術手段は、第7の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記第1部分と前記第2部分は板状体で形成されると共に、前記回転体への前記弾性付勢と前記軸方向への弾性変形をする折り曲げ部を前記第2部分に設けたことを特徴とする。
【0023】
第9の技術手段は、軸方向の両側に契合部を有するシート搬送回転体と、前記シート搬送回転体の前記両側の契合部の何れか一方と契合する第1の支持軸と、前記シート搬送回転体の前記両側の契合部の何れか一方と契合すると共に前記シート搬送回転体に駆動力を伝達する第2の支持軸と、前記第1の支持軸または前記第2の支持軸が、前記シート搬送回転体の両側の契合部の何れか一方と契合した後に押し込まれた際に、前記第1の支持軸 または前記第2の支持軸を前記シート搬送回転体に向かう側に弾性付勢する移動手段とを備えたシート搬送回転体の着脱装置であることを特徴とする。
【0024】
第10の技術手段は、第9の技術手段のシート搬送回転体の着脱装置において、前記移動可能な回転支持体は、前記シート搬送回転体の駆動系との連結側と反対の側に配置されることを特徴とする。
【0025】
第11の技術手段は、請求項1乃至請求項10いずれかに記載のシート搬送回転体の着脱装置を備えたシート搬送装置であることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるシート搬送ローラの着脱装置、及び該シート搬送ローラの着脱装置を備えたシート搬送装置の実施例を図面に基づいて説明するが、実施例の記載によって本発明の構成は限定して解釈されるものではない。
図1は、本発明が適用されるデジタル複写機のような画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
図1に示すように、デジタル複写機30は大きく分けて、原稿読取り装置としてのスキャナ部31とレーザ記録部32から構成されている。
スキャナ部31は、透明ガラスからなる原稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)36、及び原稿載置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユニット40から構成されている。
【0027】
このスキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、画像データとして後述する画像データ入力部へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
レーザ記録部32に含まれている用紙収納・搬送部33には、第1カセット51、第2カセット52、及びマルチ手差しトレイ54を有しており、さらに、これら用紙収納部から送り出され画像が記録された用紙の裏面側に、画像を記録させるための両面複写ユニット53が備えられている。
この用紙収納・搬送部33における各カセット51,52には、用紙の束がサイズ毎に収容されており、操作者が所望するサイズが収容されているカセットを選択すると、そのカセット内の用紙束の上から1枚ずつ送り出され、搬送経路50を経由して順次レーザ記録部32の画像形成部へ向けて搬送される。
【0028】
RADF36は、所定の原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット40の原稿載置台35上へ送給する装置である。
またこのRADF36は、オペレータの選択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段などから構成されている。このRADF36については、従来から数多くの出願、商品化がなされているので、詳細な説明は省略する。
【0029】
スキャナユニット40は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリ41と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)44に導くための、第1反射ミラー42aからなる第1走査ユニット40a、さらなる原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)44に導くための第2、第3反射ミラー42b、42cからなる第2走査ユニット40b、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する素子(CCD)44上に結像するための光学レンズ体43、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する素子(CCD)44から構成される。
【0030】
スキャナ部31は、上記RADF36とスキャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動させて、原稿画像を読み取るように構成されている。
原稿画像をスキャナユニット40で読み取ることにより得られた画像データは、後述する画像処理部へ送られ、各種処理が施された後、画像メモリに記憶されるとともに、画像データをレーザ記録部32のレーザ書き込みユニット46に与えて、電子写真プロセスにおいて感光体ドラム48上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写形成する。
【0031】
レーザ記録部32は用紙収納・搬送部33、レーザ書き込みユニット46及び画像を形成するための電子写真プロセス部47を備えている。
レーザ書き込みユニット46は、上述の画像メモリから画像データに応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部47の感光体ドラム48上で、等速度偏向されるように補正するf−θレンズ等を有している。
電子写真プロセス部47は、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリーニング器、除電器及び定着器49が配置されている。
定着器49より用紙の搬送方向下流側には、用紙排出搬送路が設けられており、この用紙排出搬送路は後処理装置34へ通じている搬送路57と、両面複写ユニット53へ通じている搬送路58とに分岐している。
【0032】
レーザ書き込みユニット46、及び電子写真プロセス部47において、画像メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込みユニット46によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム48の表面上に静電潜像として形成され、トナーにより可視像化されたトナー像は、多段給紙ユニット33から搬送された用紙の面上に静電転写され定着される。
このようにして画像が形成された用紙は、定着器49から搬送路57を介して後処理装置34へ送られたり、搬送路58を介して両面複写ユニット53へと選択的に搬送される。
後処理装置34に送られた用紙は、第1の排出トレイ、又は第2の排出トレイにスタックされる。
【0033】
次に、このデジタル複写機30における、読み取られた原稿画像情報に画像処理を行う画像処理部の構成、及び機能について説明する。
図2は、図1に示すデジタル複写機30を構成する各種ユニット部、画像処理部等の結合関係を示す全体ブロック構成図であり、略中央に位置するメイン中央演算処理装置401(CPU)により、各ユニット部毎に搭載されたサブ中央演算処理装置(CPU)との連携を取りながら、動作管理している状態を示す図である。
このブロック図から分かるように、大きくは図面略右上方に位置する操作パネルを管理制御するオペレーションパネルボード100と、図面略左上方に位置するデジタル複写機30を構成する各ユニットを管理制御するマシンコントロールボード200と、図面略左下方に位置する原稿画像を電気的に読み取り電子データとするCCDボード300と、図面略中央に位置する前記CCDボード300で電子データ化された原稿画像に対して、所定の画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、このメイン画像処理ボード400にて処理された画像情報に対して、さらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボード500と、さらに、図面略右下方に位置する前記サブ画像処理ボード500にインターフェイスを介して接続されたその他の拡張ボード群600(プリンタボード601、FAXボード603、機能拡張ボード602)等から構成されている。
上述したように画像形成装置には、原稿や用紙等のシートを搬送するシート搬送手段が、搬送路に沿って夫々配置されている。本発明は、これらのシート搬送手段に関わる発明である。
【0034】
(実施例1)
本発明の第1の実施例を、図1に示したデジタル複写機30のシート搬送装置59に適用した例について図3、図4に基づいて説明する。
図3、図4は、用紙収納・搬送部33のシート搬送装置59に用いられるモータにより駆動される搬送ローラと対向する従動ローラ1の着脱装置、及び従動ローラ1の装着時の一連の組立工程を示す図である。
図3の例において、従動ローラ1は、駆動力を受けて回転可能な駆動ローラの周面に当接して従動回転し、原稿や用紙等のシートを搬送する。従動ローラ1の軸方向の両端面には通常のように回転中心となるシャフト部を設けることなく、そのかわりに従動ローラ1の軸方向両端面に設けた底の浅い座グリ状凹部4aを設け、その中心に所定深さの軸受凹部4を設ける。
なお、従動ローラを駆動する手段としては、上記のように駆動ローラに限られるものでなく、モータにより駆動される搬送ベルト等を用いることも可能である。
デジタル複写機30本体の従動ローラ1が取り付けられる部分には、一対の従動ローラ支持部材2が対向して適宜手段で固定されている。そして、対向する従動ローラ支持部材2,2の先端部分にはそれぞれコイル状の弾性部材3,3の一方の端部が緊密に組み付けられており、コイル状の弾性部材3,3の他方の端部は支持部材2,2の外方に片持ち状に延在している。
なお、弾性部材3は、コイル状に限られるものではなく、支持部材2の外方に片持ち状に延在し、延在する部分の軸線が弾性的に曲がることが可能な、すなわち回転軸から離れる方向に倒れることが可能な構造、材質のものであればどのようなものであってもよい。
【0035】
対向する従動ローラ支持部材2,2に対し従動ローラ1を図3(E)に示すように装着するには、図3(A)に示すように従動ローラ1の軸線を対向する支持部材2,2の軸線と平行にした状態で対向する支持部材2,2の側方に保持し、その状態で従動ローラ1を図3(B)に示すように弾性部材3の片持ち状に延在した部分に押圧する。弾性部材3の片持ち状に延在した部分の弾性力に抗して押圧すると、弾性部材3の片持ち状に延在した部分は、図3(B)に示すように湾曲し、図3(C)の状態を経て、弾性部材3,3の先端が図3(D)に示すように従動ローラ1の軸受凹部4,4に嵌入する。この状態で、従動ローラ1の押圧力を解放すると、弾性部材3の復元力により、図3(E)に示す位置に従動ローラ1が戻され、従動ローラ1がその軸心と従動ローラ支持部材2,2の軸心とが一致した状態で弾性部材3によって装着される。(以上、請求項1)
【0036】
図4は、従動ローラ1の軸方向の両端面に設けた軸受凹部の形状を、図3に示すような座グリ形状の凹部4aに代えて皿もみ形状の凹部4bとした変形例である。
図4に示す従動ローラ1の端面部の凹部4bのように、従動ローラ1の支持部材2が弾性力により、軸受凹部4に導入され易くすることにより、図3に示す例と比較し、従動ローラ1の組み立て作業をより容易にすることができる。(以上、請求項2)
【0037】
また、図4に示す例の場合には、軸受ローラ支持部材2に組み付けられる弾性部材3の先端部に、非弾性で硬質な素材により形成された先端チップ5を装着していることにより、従動ローラ1の回転軸芯が安定し、従動ローラ1の支持が安定し、従動ローラ1の回転をさらに円滑にすることができる。(以上、請求項3)
【0038】
(実施例2)
実施例1と異なる構成の従動ローラ1及び従動ローラ支持部材2を使用した第2の実施例を、図5に基づいて説明する。
図5は、従動ローラ1が、従動ローラ支持部材装着ユニット6に装着される一連の装着工程を示す図である。
図5(A)は従動ローラ1が、未だ従動ローラ支持部材装着ユニット6に装着される前の状態を示し、図5(B)、図5(C)の状態を経て図5(D)図の状態に至り、従動ローラ1が従動ローラ支持部材装着ユニット6の所定位置に装着されて通常の使用状態へと遷移する。
【0039】
図3、図4に示す第1の実施例と比較すると、図5の第2の実施例の場合には従動ローラ1の端面周囲のエッジ部1aが従動ローラ支持部材8の先端形状と合致する点、及び従動ローラ支持部材装着ユニット6内に前述の従動ローラ支持部材8と、この従動ローラ支持部材8を従動ローラ支持部材装着ユニット6内に位置決めする弾性部材9が設けられる点が異なる。
従動ローラ支持部材装着ユニット6は、内部に拡大室7aを有する支持孔7中に拡大頭部8a付きの従動ローラ支持部材8を保持している。従動ローラ支持部材8は弾性部材9によってその先端部8bが支持孔7から突出するように付勢されている。
【0040】
このような従動ローラ1や従動ローラ支持部材8の構成により、従動ローラ1を従動ローラ支持部材8に取り付ける際には、従動ローラ1を図5(A)の状態から従動ローラ支持部材8に押圧し、さらに弾性部材9の弾性力に抗して図5(B)、図5(C)に示すように押圧すると、従動ローラ支持部材8が従動ローラ支持部材装着ユニット6内に待避した後、図5(D)の状態にて従動ローラ1の軸受凹部4内に嵌入される
れは図5(B)の状態において、従動ローラ1と従動ローラ支持部材8との接点にて発生する抗力Zによるもので、抗力Zの水平分力Xが弾性部材9の弾性力より大きくなった時点が図5(C)であり、図5(D)では抗力Zの水平分力Xが無くなるため、弾性部材9の弾性力により従動ローラ支持部材8が従動ローラ1の軸受凹部4に嵌入することとなる。よって図5(B)にて抗力Zの水平分力Xを発生させるため、前述のように従動ローラ1端面周囲のエッジ部1a形状を傾斜させている。(以上、請求項
【0041】
従動ローラ1をより容易に従動ローラ支持部材8に嵌入させるには、この斜面の角度を小さく(図5(B)の場合、従動ローラ1の端面と斜面とのなす角度を小さく)することにより、抗力Zの垂直分力Yを小さく、そして水平分力Xを大きくできるが、従動ローラ1と従動ローラ支持部材8の斜面同士が適切に接触しなければ、従動ローラ支持部材8は移動しないので、従動ローラの装着作業に際して斜面の相互位置を確認して作業をしなくても良いように、ある程度広い斜面が必要となる。一方、この斜面の角度を大きくすると(図5(B)の場合、従動ローラ1の端面と斜面のなす角度を大きく)、従動ローラ支持部材2に抗力Zの垂直分力Yによる曲げ応力が大となるので、従動ローラ支持部材8が湾曲して移動せず、装着ができないことも生じる。従って、この両方の点を考慮して、斜面を適宜決定すればよい。斜面の角度を大にしたければ、相互に摺擦性の低い材料を選択する必要がある。また本実施例では従動ローラ支持部材8の先端部の形状を斜面としているが、この先端部は球面状であっても従動ローラ1側が斜面であれば特に問題はない。(以上、請求項
【0042】
図6は、図5に示す第2の実施例の構成をより簡素にした変形例である。
従動ローラ1を支持する従動ローラ支持部材11に、板バネ等の弾性部材を用いた例であり、従動ローラ支持部材11の形状を図に示すような形成とすることにより、従動ローラ1の形状に工夫することなく実現することができるため、安価に実現することができる。
従動ローラ支持部材11の従動ローラ1との対向面側に凸となった小径の半球部11bが、従動ローラ側に凸となった円柱面の一部、あるいは球面の一部のように大径に湾曲した従動ローラ支持部材11aに設けられている。
このように構成することで、従動ローラ1が装着されるに従って、従動ローラ支持部材11は外方に撓み、従動ローラ1の装着を許容する。半球部11bが、従動ローラ1の側面に設けた軸受凹部4に嵌入すると、従動ローラ支持部材11は自身の弾性で元に戻り、従動ローラ1の装着が完了する。(以上、請求項
【0043】
(実施例3)
本発明の第3の実施例を、図7、図8に基づいて説明する。
図7は、従動ローラ支持部材12が従動ローラ1の回転軸方向のみならず、回転軸と直角な方向に対しても弾性を有した例を示す図である。
従動ローラ支持部材12をゴムのような全方向に弾性的な素材を用い、従動ローラ支持部材装着ユニット13に従動ローラ支持部材12を取り付け、この従動ローラ支持部材12が従動ローラ1中の従動ローラシャフト1bを支持する構成としている。したがって、従動ローラ1を従動ローラ支持部材12に取り付ける際には、従動ローラ支持部材12を手で弾性変形させることにより、容易に従動ローラ1を取り付けることができる。(以上、請求項
【0044】
図8は、図7に示す従動ローラ支持部材12と従動ローラ支持部材装着ユニット13とを一体的に構成し、素材に板バネを用いた従動ローラ支持部材14の例である。前述のように部品点数を削減することにより図8の例ではローコスト化が可能であるが、この図8の例では従動ローラ支持部材14の弾性方向が図7の例と異なり、板バネの構造により委ねられる。すなわち、従動ローラ1を装置内より取り外す前の図8(a)の状態において、従動ローラ支持部材14は左右に弾性変形、もしくは撓ませることにより、図8(b)に示すように容易に従動ローラ1を取り外すことができる。また、記録用紙等の搬送時における衝撃も図8(a)の上下方向の弾性力により吸収することができる。このように従動ローラ1の交換や用紙搬送時に必要な弾性力を有しながら、その他の方向に対する弾性力を有さない構成をとることにより、従動ローラ支持部材14による従動ローラ1の支持力が高まり、よって従動ローラ1が装置内でより安定した状態で用紙搬送を行えることより、従動ローラの信頼性を高めることができる。(以上、請求項
【0045】
(実施例4)
本発明の第4の実施例を、図9に基づいて説明する。
第4の実施例では第1〜3の実施例とは異なり、駆動の搬送ローラに本発明のローラ構造を用いている。
図9(A)(B)は、同一の搬送ローラを示しており、図9(A)は搬送ローラを使用する通常の状態を示す図であり、図9(B)は搬送ローラの交換時等にて、装置より搬送ローラを取り外す状態を示す図である。
【0046】
図9に示す搬送ローラは、大きく分けて3つの部材により構成され、モータ等の駆動源からの駆動力を搬送ローラ駆動ギヤ21により伝達し、後述の搬送ローラ部16との契合によりこの駆動力を伝達する搬送ローラ駆動部18と、搬送ローラ駆動部18と契合することにより駆動力を得て、実際に記録用紙等を搬送する搬送ローラ19を有する搬送ローラ部16、搬送ローラ部16と契合するが、装置より前述の搬送ローラ部16を取り外す際の要となる弾性部材22を有する搬送ローラ弾性支持部17により構成される。
図9に示すように搬送ローラ部16の両端には、搬送ローラ弾性支持部17や搬送ローラ駆動部18との契合を行うための搬送ローラ契合部20を有しており、搬送ローラ部16の寿命等により交換する際には、搬送ローラ部16を搬送ローラ弾性支持部17方向へ押し込むことにより、弾性部材22が撓んで図9(B)の状態となるため、容易に搬送ローラ部16を取り外すことができる。(以上、請求項
【0047】
このように、図9の例では弾性部材22が搬送ローラ弾性支持部17側に設置されているが、もしこの弾性部材22が搬送ローラ駆動部18側に設置した場合では、搬送ローラ駆動ギヤ21の位置決めが装着されないため、安定した駆動力を得るための装置設計が必要となり、容易に実現することはできない。したがって、本実施例に示すように弾性部材22は、搬送ローラ駆動部18側の反対側である搬送ローラ弾性支持部17側へ設置することが好ましい。(以上、請求項10
【0048】
【発明の効果】
以上の記載から明らかなように、本発明は次のような効果を奏する。
請求項1の発明によれば、回転体の取り付けや取り外しに際して、回転体から回転軸を外すことが不要で、付勢部材の取り付けや取り外しが不要であり、よって回転体を支持体(回転軸)に装着する作業が容易となる。また、回転体の取り付け及び取り外しを行う部材の支持体が、回転体の付勢部材を兼用しており、別途付勢部材を設ける必要がないため、回転体及びその着脱構造を安価に実現することができる。
【0049】
請求項2の発明によれば、回転体の軸受凹部に嵌入する支持体の先端部が、回転体の軸受凹部に近づくにつれて、回転軸に対する傾斜が緩やかになるので、支持体の先端部が回転体の軸受凹部に嵌入しやすくなるため、回転体の取り付け・取り外しの作業効率を高めることができる。
【0050】
請求項3の発明によれば、回転体の軸受凹部に嵌入する支持体の先端部を、硬質の非弾性体により形成することにより、回転体を装置に取り付け後の、回転体の回転がより円滑になり、よって回転体及び回転体支持部材のライフサイクルを伸ばすことができるとともに、回転体による装置障害を抑制することができる。
【0051】
請求項4の発明によれば、回転体を装着する際に、回転体支持部材である軸が待避するため、回転体の装着が容易となり、よって回転体の組立やメンテナンスに要する工数を削減することができる。また、回転体の斜面が回転体支持部材に当接することにより、回転体支持部材の軸が待避するため、回転体及び回転体支持部材の構成を簡素にして安価に実現することができる。
【0052】
請求項5の発明によれば、回転体支持部材と接触する回転体の斜面が、回転軸に垂直な面に対して傾斜させた位置であることより、回転体支持部材の軸の移動が滑らかで、回転体装着時における各部材の摺動抵抗が少ないことより、回転体に係わる部材にストレスを与えることなく実現することができる。
【0053】
請求項6の発明によれば、回転体支持部材を弾性板バネとし、この弾性板バネに設けた凸部が回転体の軸受凹部を支持することにより、回転体に係わる部材の構造が一層簡素となり、回転体の取り付けと取り外しの両方が簡単になることより、装着を安価に、また回転体の交換作業の効率を高めることができる。
【0054】
請求項7の発明によれば、回転体支持部材が、回転体の軸方向、及びそれに直角な方向等に弾性を有しているため、回転体の取り付け、取り外しが簡単となり、安価に回転体に係わる装置構成を実現することができる。
【0055】
請求項8の発明によれば、回転体の支持部と付勢部とを1つの板バネにて両立させているため、部品点数を削減でき、また回転体の交換や用紙搬送時に弾性変形する方向が限定できることにより、回転体の保持性を高め、装置の信頼性を高めることができる。
【0056】
請求項9の発明によれば、駆動側の回転体においても、装置内への取り付け、取り外しが簡単となり、駆動側回転体の取り付け、取り外しの作業効率を高めることができる。
【0057】
請求項10の発明によれば、駆動軸の回転体を弾性支持する部材が、駆動系との連結側 とは反対側に設置されていることより、駆動軸側回転体における駆動系との連結箇所が、回転体の交換時に移動しないので、構造が簡単となり、安価に実現することができる。
【0058】
請求項11の発明によれば、ローラ等からなる回転体の支持体に対する着脱作業数を低減して交換作業をより簡易にすることのできる回転体の構造、及び回転体を着脱自在に支持する機構を備えた、シート搬送装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】 本発明が適用される画像形成装置を構成するユニット部、画像処理部等の結合関係を示す全体ブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施例における変形例を示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】 本発明の第2の実施例における変形例を示す図である。
【図7】 本発明の第3の実施例を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施例における変形例を示す図である。
【図9】 本発明の第4の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…従動回転体、1a…エッジ部、1b…従動回転体シャフト、2,8,11,12,14…従動回転体支持部材、3,9,22…弾性部材、4…軸受凹部、5…先端チップ、6,13…従動回転体支持部材装着ユニット、7…支持孔16…搬送回転体部、17…搬送回転体弾性支持部、18…搬送回転体駆動部、19…搬送回転体、20…搬送回転体契合部、21…搬送回転体駆動ギヤ、30…デジタル複写機、31…スキャナ部、32…レーザ記録部、33…用紙収納・搬送部、34…後処理装置、35…原稿載置台、36…両面対応自動原稿送り装置(RADF)、40…スキャナユニット、44…光電変換素子(CCD)、46…レーザ書き込みユニット、47…電子写真プロセス部、48…感光体ドラム、49…定着器、50…搬送経路、51…第1カセット、52…第2カセット、53…両面複写ユニット、54…マルチ手差しトレイ、57,58…搬送路、59…シート搬送装置、100…オペレーションパネルボード、200…マシンコントロールボード、300…CCDボード、400…メイン画像処理ボード、401…メイン中央演算処理装置(CPU)、500…サブ画像処理ボード、600…拡張ボード群。

Claims (11)

  1. 方向両端面に軸受凹部を備えた回転体と、該回転体の回転軸芯から離れる方向に倒れる弾性体軸を対向して一対配置した回転体支持体とからなり、前記弾性体の前記回転軸芯からの傾到により、前記弾性体軸が前記回転体の軸受凹部に嵌入して、前記回転体を回転可能に支持することを特徴とするシート搬送回転体の着脱装置。
  2. 記回転体の軸方向端面に、前記軸受凹部に近づくほど深く窪んだ凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  3. 前記弾性体の先端部は、硬質の非弾性体が設けられることを特徴とする請求項1または2記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  4. 転体の装着に連動して回転体支持体が待避位置に軸方向に移動した後、前記回転体が回転支持位置に至ると、前記回転体支持体が原位置に復帰し、回転可能に支持するシート搬送回転体の着脱装置において、前記回転体の装着過程で前記回転体に形成された傾斜面が、軸方向に進退可能な前記回転体支持体の斜面に当接することにより、前記回転体支持体が待避位置に軸方向に移動することを特徴とするシート搬送回転体の着脱装置。
  5. 前記回転体支持体の斜面は軸に垂直な面に対して大きな角度で傾斜するとともに、前記回転体の傾斜面と摺擦性のよい材質からなることを特徴とする請求項4記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  6. 前記回転体支持体が、弾性板バネと該弾性板バネに設けた凸部であることを特徴とする請求項記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  7. 回転体を回転可能に支持する回転体支持体が、前記回転体を回転可能に支持する第1部分と、前記回転体と対向する部材に前記第1部分を弾性付勢すると共に前記回転体を着脱できるように前記第1部分を前記回転体の軸方向に弾性変形する第2部分とにより形成されたことを特徴とするシート搬送回転体の着脱装置。
  8. 前記第1部分と前記第2部分は板状体で形成されると共に、前記回転体への前記弾性付勢と前記軸方向への弾性変形をする折り曲げ部を前記第2部分に設けたことを特徴とする請求項7記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  9. 軸方向の両側に契合部を有するシート搬送回転体と、前記シート搬送回転体の前記両側の契合部の何れか一方と契合する第1の支持軸と、前記シート搬送回転体の前記両側の契合部の何れか一方と契合すると共に前記シート搬送回転体に駆動力を伝達する第2の支持軸と、前記第1の支持軸または前記第2の支持軸が、前記シート搬送回転体の両側の契合部の何れか一方と契合した後に押し込まれた際に、前記第1の支持軸または前記第2の支持軸を前記シート搬送回転体に向かう側に弾性付勢する移動手段とを備えたことを特徴とするシート搬送回転体の着脱装置。
  10. 前記移動可能な回転支持体は、前記シート搬送回転体の駆動系との連結側と反対の側に配置されることを特徴とする請求項9記載のシート搬送回転体の着脱装置。
  11. 請求項1乃至請求項10いずれかに記載のシート搬送回転体の着脱装置を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
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