JP2002258632A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002258632A
JP2002258632A JP2001053526A JP2001053526A JP2002258632A JP 2002258632 A JP2002258632 A JP 2002258632A JP 2001053526 A JP2001053526 A JP 2001053526A JP 2001053526 A JP2001053526 A JP 2001053526A JP 2002258632 A JP2002258632 A JP 2002258632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer roller
image forming
elastic member
transfer
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001053526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3583725B2 (ja
Inventor
Takashi Furuya
隆志 古谷
Kenichi Tanabe
謙一 田名辺
Hirotaka Kawakita
浩隆 川北
Toshiyuki Nakamura
敏之 中村
Tomohide Hosono
智英 穂園
Yoshihiko Kurotsu
佳彦 黒津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2001053526A priority Critical patent/JP3583725B2/ja
Publication of JP2002258632A publication Critical patent/JP2002258632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3583725B2 publication Critical patent/JP3583725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】転写ローラを用いた画像形成装置における転写
ローラの支持部材への支持手段に関して、組み立て作業
性や取り扱いの操作性が良く、不具合を発生させない最
適な支持手段の構成を提案することを目的とする。 【解決手段】転写ローラの軸受部材には開口部が形成さ
れ、その開口部を通して転写ローラを着脱可能とするこ
とで取り付け作業を容易にする。また、開口部と感光体
ドラムを遮るように弾性部材を設けることでトナー飛散
などによる不具合を防止するとともに、弾性部材の構成
を最適化することにより感光体ドラム表面への悪影響を
極力低減することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等において転写手段として転写ローラ
を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、感光体
ドラムの表面に静電潜像を形成して、この静電潜像を現
像してトナー像に変換し、そのトナー像に用紙を当てて
裏面側から静電潜像の極性とは逆極性の電圧を印加して
用紙上に転写する転写手段を有している。転写手段の方
式にはスコロトロン方式や転写ローラ方式等がある。転
写ローラ方式は、ゴム部材のローラを有する転写ローラ
と呼ばれるものを感光体ドラムに対向して一定量接触す
るかもしくは微小な隙間を形成する位置に付勢して対向
配置させ、そのローラに逆極性の電圧を印加しつつ感光
体ドラムの表面速度と略同一の周速で回転させて用紙を
搬送しながら転写するものである。
【0003】最近の装置では装置全体の小型化などのた
めに用紙の搬送路を装置側面の内側近くに略垂直方向に
形成している場合も多い。このような構成においては転
写手段と搬送ローラ対の一方のローラや片側のガイド面
などをユニット化して、そのユニットが装置側面から開
閉される構造とすることにより、搬送路の広範囲が露出
されジャム処理やメンテナンスの作業を容易にすること
が可能になるメリットもある。このように、搬送路のス
ペースが狭くて形状に制約を受ける場合は、用紙を転写
ローラと感光体ドラムで挟持して転写しながら搬送する
転写ローラ方式が転写ズレなどにおいて有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】転写手段として転写ロ
ーラ方式を用いる場合には、転写ローラを付勢しつつ感
光体ドラムに対する正確な位置決めし、転写電圧の付与
して、長期に渡って良好な回転状態の維持する転写ロー
ラの支持手段が必要である。また、転写ローラは感光体
ドラムに対向して設けられることから、その支持手段は
感光体ドラムへの悪影響や逆に感光体ドラム表面から飛
散するトナーの影響などへの配慮も必要とされる。その
ような条件下において、一方では組立作業の容易化やメ
ンテナンスの容易化及び装置全体の操作性を考慮した構
成が求められる。転写ローラを支持部材に取り付ける際
の組み立て性の改善については、特開平9−13859
0に付勢力に対して軸受を押える部材を廃止する方法が
提示されている。しかし、部材を削減する効果はあるも
のの作業の容易化については不充分な内容である。ま
た、感光体ドラムへの影響や感光体ドラム表面から飛散
するトナーの影響についても考慮されていない。
【0005】本発明は、転写ローラの支持手段に関し
て、安価な方法で転写ローラの支持部材への着脱を容易
化して、組み立て作業性やメンテナンス性及び操作性を
改善するものである。さらに、画像形成時のトナー飛散
などによる不具合の発生を安価な方法で有効に防止する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に関わる発明は、感光体ドラムの転
写領域に渡って対向配置させた転写ローラを回転自在に
支持する支持部材を備えた画像形成装置において、支持
部材には転写ローラの回転軸を支持するための円周方向
の一部が開口された軸受部材が設けられとともに、一端
部が固定され前記軸受部材の開口を遮るように他端部を
位置づけたシート状の弾性部材が支持部材に設けられて
いることを特徴とする。これにより、転写ローラを支持
部材に装着する時の組み立て作業や転写ローラを交換し
たり清掃する作業が容易になるとともに、画像形成に付
随するトナー飛散に起因して転写ローラの回転不良が発
生し、異常音や画像不良や装置の破損などの不具合が生
じるのを防止するとともに、感光体ドラムへの影響も防
ぐことができる。
【0007】請求項2に関わる発明は、軸受部材の開口
を遮るように設けられた弾性部材には、軸受部材に対向
する側の裏面側において樹脂性のシート部材が設けられ
ていることを特徴とする。この構造にすれば、弾性部材
が感光体ドラムの表面に接触した場合に、感光体ドラム
と直接接触するのは弾性部材の表面に設けられた樹脂製
のシート部材である。これにより、樹脂性のシート部材
には感光体ドラムと接触しても損傷を与えない部材を選
択すればよく、また弾性部材には弾性力があり形状変形
しにくい等の性質を有する最適な材料を選択することが
可能になり、性能が向上するとともに設計が容易にな
る。
【0008】請求項3に関する発明は、請求項2に記載
の弾性部材の片面に設ける樹脂性のシート部材として、
ウレタン製のシート部材を用いることを特徴とする。こ
の材料は接触しても感光体ドラムを傷つけず、異常音が
発生することもなく、耐久性があるなどの点で本発明の
用途において最適な材料の一つである。
【0009】請求項4に関する発明は、請求項1に記載
の弾性部材の固定される一端は、軸受部材の開口部側か
ら見た転写ローラの回転方向においてその上流側であ
り、下流側が自由端であることを特徴とする。これによ
り、弾性部材の自由端側が感光体ドラムに接触する場合
には、固定端側から自由端側に向かって接触摩擦力は作
用するため、弾性部材の弾性作用で吸収されて感光体ド
ラムへの接触力が低減されるとともに弾性部材自体に大
きな力が作用して変形する危険性が防止される。
【0010】請求項5に関する発明は、請求項1に記載
の転写ローラ両端の回転軸を軸受部材の開口部を通して
着脱するときに、軸受部材の開口部を遮るようして設け
られた弾性部材は、その自由端側が開口部より弾性退避
することを特徴とする。これにより、転写ローラを軸受
部材の開口部から着脱する際に、何か部材を取り外した
りスライドや回動などで移動する必要がなく作業が容易
になるとともに、部材取り外したり移動させたりした際
に元に戻すのを忘れて不具合の発生を招くことを完全に
防止することが可能になる。
【0011】請求項6に記載の転写ローラには転写前ガ
イド部材が回転軸を支軸として回動可能に取り付けられ
ており、支持部材に設けられた軸受部材の開口部を遮る
ように設けられる弾性部材の固定端はその転写前ガイド
部材に取り付けられていることを特徴とする。これによ
り、転写ローラと転写前ガイド部材と弾性部材が一体化
されたユニットを支持部材に軸受部材の開口部から着脱
できるために更に作業性をよくすることが可能である。
【0012】請求項7に関する発明は、請求項1に記載
の弾性部材において、固定端と自由端との間には屈曲部
が形成されていることを特徴とする。これにより、自由
端側は屈曲部を支軸として揺動させることが可能であ
り、転写ローラを軸受部材に着脱する際に開口部から待
避させるのが容易であり作業がやりやすくなる。また、
弾性部材の感光体ドラムへの接触力の低減効果が高く、
弾性部材に無理な力が作用して弾性限界を超えた変形し
たり固定部が外れたりするのを防止する効果も高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明について実施例を用
いて詳細に説明する。図1は本発明を用いた複写装置1
の全体を示す概略断面図である。複写装置1は最大用紙
サイズがA4であり、連続複写速度が1分間にA4サイ
ズで10枚程度の比較的低速の画像形成装置を想定した
ものであるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。複写装置1は略直方体状の外観を有する装置であ
り、上下方向に積載構成された3つの部分からなってい
る。下方には用紙収納部2が配置され、その中間部はプ
リント部3であり、上方にはスキャナ部4が設けられて
いる。また図示していないが装置の後方側には、装置を
駆動させるための駆動機構や制御装置、画像処理基板、
高圧基板などが設けられている。
【0014】スキャナ部4は略直方体の箱型形状を有
し、その上方に透明のコンタクトガラス10が配置さ
れ、その内部には光源ユニット11、ミラー枠12、レ
ンズユニット13、CCD14などが設けられている。
また、コンタクトガラス10の上部には原稿押え装置1
5が取り付けられている。原稿押え装置15はスキャナ
部4の後方で旋回可能に取り付けられており、コンタク
トガラス10上に置かれた原稿を押さえる原稿押さえ部
材16と1枚のシート原稿を搬送させる簡単な自動原稿
搬送部17を備えている。スキャナー部4では、コンタ
クトガラス10上に載置された原稿を光源ユニット11
が移動しながら露光して、その反射光は光源ユニット1
1の1/2の速度で移動するミラー枠12で反射されて
レンズユニット13に入射してCCD14上に結像す
る。CCD14は結像された画像を電気信号に変換して
本体の画像処理基板に送信する。
【0015】用紙収納部2は略直方体のスペースを占め
ており、内部には装置の前方に引出し可能な用紙カセッ
ト20を備えており、その中には画像形成するための用
紙が積載収納されている。装置前方から見て用紙収納部
2の左端側付近には給紙手段21が配置されており、積
載収納された用紙を一枚ずつ送り出してプリント部3に
搬送する。
【0016】プリント部3は左方部に設けられた画像形
成部43において用紙上に画像形成処理がおこなわれ、
右方部の排出部39にて画像形成された用紙を収納する
構成になっている。画像形成部43には用紙収納部2か
ら送り出され用紙を受け入れ略垂直方向に搬送するため
の搬送路42が形成されており、搬送路42に沿って、
上流側にはレジストローラ対36が対向配置され、その
下流に感光体ドラム30と転写ローラ35が対向して配
置され、更にその下流に定着装置35が配置されてい
る。定着装置の下流側には排出搬送路44が形成されて
いる。排出搬送路44は右方に湾曲して略水平方向に伸
びており、その出口付近には排出ローラ対38が配置さ
れている。排出搬送路44の下流には排出部39が設け
られて、排出ローラ対38で搬送される用紙は排出用紙
トレイ39a上に積載収納される。
【0017】搬送路42を挟んで装置の内部側には、感
光体ドラム30を中心に帯電装置31、現像装置32、
クリーニング装置33などが配置され、これらの装置は
作像ユニット44として一体化されて着脱可能であると
ともに複写装置1に位置決め固定されている。現像装置
32の上流側に画像信号に応じてレーザー光を感光体ド
ラム30表面に照射する露光装置34が設けられてい
る。感光体ドラム30や現像装置33やレジストローラ
対36の駆動ローラなどは装置の後方に設けられた駆動
機構により回転駆動される。また、作像ユニット44に
は搬送路42を形成するガイド面40が形成されてい
る。
【0018】一方、搬送路42を挟んで装置の外側の部
分には、レジストローラ対36の従動ローラと転写ロー
ラ35、搬送路42を形成するガイド面41などが配置
されている。これらの部材はユニット化されて支持部材
50として複写装置1に取り付けられている。支持部材
50は複写装置1の左側面側から、下方の左側面付近に
設けられた支点50aを支軸として旋回可能に取り付け
られており、外側は装置の外壁の一部を形成している。
支持部材50は転写ローラ35と感光体ドラム30が対
向配置される閉状態(図1の状態)と、支点50aを中
心として反時計方向に旋回して搬送路42を露出状態と
する開状態の間を旋回自在である。
【0019】図2は複写装置1における支持部材50を
内部側から見た時の全体を示した斜視図である。支持部
材50は支持枠体51に軸受部材を介してレジストロー
ラ対36の従動ローラと転写ローラ35が取り付けられ
ており、外側には装置の外壁となる部材が取り付けられ
る。(図2では省略)また、搬送路42の片側を形成す
るガイド面41などが設けられている。用紙の搬送方向
はは図2において下方から上方の方向である。支持枠体
51の用紙搬送方向と直行する方向の両側壁の下方には
支点50aが形成されており、装置本体側に取り付ける
軸部材と係合して旋回自在に支持される。また、両側壁
部の上方にはフック部材45が軸部材45aで連結され
て揺動可能にもうけられおり、装置本体側に設けられた
係合部と係合して閉状態を維持する。
【0020】次に、本発明に関わる転写ローラの支持手
段について説明する。図3は転写ローラ35をその軸方
向に平行に見て、取り付けられる部材とともに支持部材
50に取り付けられた状態を説明するための模式的に示
した図である。また、図4は転写ローラ35を軸方向か
ら見て、取り付けられ部材および支持部材50に装着さ
れた状態と支持機構の動作を説明するために、図3のA
−A、B−B、C−Cにおける概略断面を示した図であ
る。(a)は転写ローラ35を支持する軸受部材54の
構成が主に示されている。(b)は転写ローラ35に設
けられ転写前ガイド部材60について、その内部構成、
転写ローラへの取り付け、回転方向の位置決めが主に示
されている。(c)は転写部材50の支点50aを支軸
に開閉する時の転写ローラ35の軸心の移動軌跡と、閉
時において転写ローラ軸を感光体ドラム軸に平行に位置
決めする位置決め手段が主に示されている。
【0021】図3に示すように、転写ローラ35は金属
製の軸芯に発泡ウレタンで作られたゴムローラ部35a
が形成されており、軸芯は両端側で伸びて回転軸35b
となっている。両側の回転軸35bには位置決めコロ6
3と、軸受61を介して転写前ガイド部材60とが取り
付けられ、装置の後方側に配置される回転軸35bには
更に複写装置1の本体側に設けられたギアと連結して転
写ローラ35を回転させるための駆動ギア64が取り付
けられている。更に、回転軸35bの先端部にはストッ
パ65が挿入されている。
【0022】位置決めコロ63はポリアセタール(PO
M)などの樹脂材料を用いた成形品であり、中心部には
転写ローラの回転軸35bに挿入した際にがたつきがな
く且つ回転自在であるような寸法公差の穴が形成されて
おり、軸方向の中央付近では穴に対する同軸度と外形寸
法の精度の高い外形面63aが形成されている。
【0023】転写前ガイド部材60は樹脂材料を用いて
成形された細長い上方の開口した箱状の成形品であり、
長手方向の両端の立ち壁には図4(b)に示すように、
回転軸35bが通過可能な程度の開口を有する小判穴が
形成されている。回転軸35bに挿入された軸受け61
がその小判穴に嵌合して、転写前ガイド部材60と転写
ローラ35は互いに回転自在な状態で半径方向の相対的
な位置決めがなされている。長手方向の一方の壁の外面
は転写前ガイド面60aとなっており、転写ローラと感
光体ドラムの対向部に用紙が最適な角度(断面上での角
度)で搬送されるように案内するものである。転写前ガ
イド面60aの長手方向の両端付近には、対向するガイ
ド面41に当接して位置決めするための突起60bが形
成されている。また、転写前ガイド部材60の内部には
シート状の弾性部材であるスクレパー62がゴムローラ
部35aの全長に渡って、底面側において長手方向の一
辺が固定され、片面がゴムローラ部35aの表面に接触
するように取り付けられている。スクレパー62はロー
ラ表面に付着した汚れなどを除去するためのものであ
り、難燃性の高い弾性を有する樹脂フィルムが用いられ
ている。また、転写前ガイド面60aの両端付近には弾
性部材66が取り付けられている。弾性部材66につい
ては後ほど詳しく説明する。
【0024】ストッパー65はPOMなどの樹脂材料を
用いて円筒状に成型された部材であり、内径は回転軸3
5bに挿入したさいにがたつきがなく且つスムーズに回
転する寸法に成型され、均一な肉厚で成型されている。
また、軸方向の一端側では円筒を4分割するように端面
から軸方向に途中までスリットが形成されており、分割
された円筒の少なくとも一つにおいて、その端部付近の
内径部に爪形状の突起が形成されている。一方、回転軸
35bにおいて、ストッパ65が挿入される部分には円
周に渡って一定幅でその爪形状の突起の突出量よりも深
い溝が設けられている。ストッパ65を回転軸35bに
挿入する際に、円筒部がスリットで分割している形状で
あるため樹脂材料の弾性力により大きく撓むことが可能
であり、内径部の爪形状の突起部は軸の円周面に乗り上
げる。そして、爪形状の突起が回転軸の溝の位置まで押
し込まれると、突起が溝に落ち込んで回転軸との接触が
なくなり樹脂部材の弾性力により元の形状に復帰する。
また、爪形状の突起は軸方向において一方に側にはテー
パー形状が形成されていており、反対側は略垂直な壁に
なっている。よって、ストッパ65は軸に挿入する時に
は突起が比較的スムーズ待避されるが、突起が溝と係合
した後で引く抜く方向に力を加えても抜けにくい構造に
なっている。
【0025】次に、転写ローラ35の支持部材50にお
ける支持機構について更に図3,図4を用いて説明す
る。支持部材50は、複写装置1の内部に面する側は主
に支持枠体51で構成され外面側は外装部材(図示せ
ず)で構成されている。支持枠体51には、先に説明し
たいくつかの部品が組み付けられた転写ローラ35を支
持するための支持部が設けられている。支持部には転写
ローラ35の回転軸35bを支持するための軸受部材5
4と、軸受部材54を付勢力するための弾性手段A55
と、転写前ガイド部材60を付勢するための弾性手段B
56が設けられている。
【0026】軸受部材54は摺動性のよい耐摩耗性にあ
る軸受けに適した樹脂材料により成型されたものであ
る。また、装置後方側の軸受部材54には、画像形成に
際して転写ローラに高圧の電位を供給する必要のため
に、複写装置1の高圧基板の電圧を転写ローラの軸芯に
伝えることが可能な導電性を有する樹脂材料が用いられ
ている。図4(a)に示すように、軸受部材54の軸受
面54aは転写ローラの回転軸35bの外径(約6m
m)に合わせた内径で約4mmの幅で形成されている。
軸受面54aの円周の一部は切り欠かかれて回転軸35
bの外径よりもやや狭い開口部54bが形成されてい
る。軸受部材54は軸受面54aのセンターと開口部5
4bの中心を通る中心線54cに対してほぼ対称形状で
あり、軸受面54aの中心線54cに対する両側部の壁
は比較的に薄いために、開口部54bから回転軸35b
を挿入使用とした場合に一定以上の力を加えれば弾性変
形により開口部が広がり挿入可能となる。また、回転軸
35bを挿入した後では一定以上の力を加えなければ開
口部54bからは抜けないように保持される。このよう
な特性になるように開口部の開口幅と壁部の肉厚を、軸
受け材料の材質と軸受け部に作用する力を考慮して最適
に設定する。軸受部材54は、中心線54c方向に沿っ
て開口部54bと反対側の本体部分の両側面(図4
(a)から見た)には、支持枠体51と係合するために
係合突起54cが形成されおり、残る側面には弾性手段
A55と係合する突起54dが形成されている。
【0027】支持枠体51の軸受部材54の取り付け部
には、装置の前後方向の両端付近において外面側から内
面側の方向に溝51aが形成されたガイド壁51bが対
向して立設されている。軸受部材54の係合突起54c
が溝51aに挿入され、後から突起54dに係合してコ
イルバネである弾性手段A55が挿入され外面側から別
の部材が支持枠体51に取り付けられて弾性部材A55
の他端側を支持する。これにより、軸受部材54は内面
側に付勢されたており、また溝51aの幅は係合突起5
4cの厚さよりも広く設定されているために一定範囲に
揺動自在に支持された状態になっている。ここで、装置
後方の弾性手段A55(55b)は装置本体の高圧基板
の電圧を軸受部材54に伝えるためにコイルバネの線材
はさらに伸されて別の位置にもコイルバネが形成され、
高圧基板の電位が印加された端子に接触する構造となっ
ている。高圧基板から転写ローラ35に印加される電圧
は、プリント条件や外気環境などに影響され本体の制御
装置がそれらを判断して最適な電圧を随時設定して出力
するが、通常は1kV程度である。また支持枠体51に
は、転写前ガイド部材60を付勢するためのコイルバネ
である弾性手段B56が2カ所に取り付けられている。
【0028】次に、転写ローラが支持部材50に装着さ
れた状態について説明する。転写ローラ35は回転軸3
5bに上記で説明した部品がすべて装着された状態で支
持部材50の軸受部材54に装脱着することが可能であ
る。図4に示す転写ローラ35は先に説明したように、
装置内部の方向に付勢されて一定範囲で揺動可能に支持
部材50に支持されている。また転写前ガイド部材は転
写ローラ軸の反時計方向に付勢された状態になってい
る。支持部材50は支点50aを支軸に開閉され、閉じ
た状態のときを図4(c)に示している。感光体ドラム
30を支持する作像ユニットには軸方向の両端部付近に
おいて転写ローラの軸が上下方向に傾くのを規制してド
ラム軸と平行にするための支持溝30aが設けられてい
る。支持溝30aは回転軸35bに挿入されたストッパ
65の外径に合わせた幅で略水平方向に伸びて形成され
ている。支持部材50が閉じられると、転写ローラの両
端の回転軸35bがストッパ65を介して支持溝30a
に挿入されて支持され、上下方向の軸の傾きが規制され
る。また感光体ドラム30と転写ローラ35の軸間距離
は位置決めコロ62の外径部がドラム表面に当接するこ
とで決められる。転写前ガイド部材60は反時計方向に
付勢されることにより、突起60bが現像装置32のハ
ウジングのガイド面41に当接して転写ローラ35の軸
心を中心として回転方向の位置が規制される。
【0029】次に、図3,4に示した支持部材50に設
けられた軸受部材54の位置に対応して設けられ、転写
前ガイド部材60に一端が取り付けられた弾性部材66
について説明する。弾性部材66は軸受部材54の幅よ
りもやや広い幅を有する矩形上の樹脂のシート部材であ
る。複写装置1では弾性部材66の幅は軸受よりも両サ
イドで2mm程度広く設定されている。一端側は転写前
ガイド部材60の転写前ガイド面60aの長手方向にお
いて両端付近に接着手段として両面テープを用いて取り
付けられている。弾性部材66は転写前ガイド面60a
の先端付近で一定角度に折り曲げられて、他端側は自由
端となっており軸受部材54の開口部54bを遮るよう
に伸びている。ここで、軸受部材54は転写ローラ35
の転写領域であるゴムローラ35aの両端部において隣
接した位置に配置されている。よって、図4に示すよう
に支持部材50が閉じられた状態では、開口部54bの
一部は感光体ドラム30と対向している。ここで、弾性
部材66は感光体ドラム30の表面と軸受部材54の開
口部54bを遮るように伸びている。これにより感光体
ドラム30に付着しているトナーの一部が飛散しても、
弾性部材66により遮られて軸受部材54の開口部54
bから侵入して軸受面54a等に付着するのが防止され
る。また、軸受面54aと回転軸35bの摺動性を向上
させるために潤滑剤を塗布する(装置後方側の軸受部材
の軸受面では導電性が必要であるため導電性を有するグ
リスを用いる)場合に、潤滑剤が軸の回転等にともない
開口部54bから飛散して感光体ドラム30の表面に付
着するのを弾性部材66が防ぐという効果もある。
【0030】支持部材を開いた状態でも、弾性部材66
は同様に軸受部材54の開口部54bを遮っており外部
から見えない状態になっている。これにより、搬送路な
どにジャムした用紙を取り除くために、支持部材50を
開放して作業する場合も空気中のゴミなどが開口部54
bから軸受面54aに侵入することが防止される。ま
た、開いた状態においては転写ローラ35を転写前ガイ
ド部材60等の回転軸に設けられた部材と一体で軸受部
材54の開口部54bを通して取り外し可能である。こ
のため、ユーザーは転写ローラを取り外してゴムローラ
部35a表面を清掃したり掃除機でゴミを吸い取ること
などの作業を容易に行うことができる。更に、ストッパ
65の爪状の突起が形成された分割片をドライバーなど
で広げれば回転軸から引き抜くことが可能であり、次に
位置決めコロ63や駆動ギア64や軸受61などをはず
せば転写ローラ35は転写前ガイド部材60の切り欠き
部を通して取り外すことが可能である。とのとき、弾性
部材66は折り曲げ部(屈曲部)で弾性的に退避するの
で取り去る必要はない。転写前ガイド部材60を転写ロ
ーラ35から取り外すとスクレパー60dでゴムローラ
表面から取り除かれて内部に溜まったゴミなどを掃除機
などで容易に回収することが可能である。
【0031】更に、弾性部材66の構造について説明す
る。図5は、弾性部材66の構造を説明するための説明
図である。弾性部材66は2種類の部材で層状に形成さ
れている。基材66aは弾性を有する難燃性の高い樹脂
のシート部材である。基材66aの厚さが増すと感光体
ドラムへの接触力が強くなり、傷をつけたり異常音を発
生させる危険性が高まるとともに、転写前ガイド部材6
0から取り外す際の作業が困難になるなどの問題が発生
する。また、厚さが薄すぎると強度が低くなり塑性的に
変形する危険性が大きくなるために扱い難くなる。数種
類の厚さで試作して確認した結果から、基材66aの厚
さとしては0.1〜0.3mm程度が適している。この
複写装置1では厚さ0.13mmのダイアミラー(三菱
油化製)を使用している。
【0032】また、基材66aは弾性特性などを重視し
て選択した材料であって、感光体ドラム表面に接触した
場合に全く傷をつけない点で最適の材質ではない。ここ
で、複写装置1は従来定期的に交換やメンテナンスをし
ていた感光体ドラムや現像装置等のプリント部における
各部材の長寿命化を実現し、機械の寿命(A4サイズの
用紙で約10万枚)を通じて部品交換を不用にして経済
性を向上させた、比較的月間コピー枚数の少ない個人的
ユーザーを主な対象に開発した複写装置である。よっ
て、長期に渡って感光体ドラムに接し続けた場合にも傷
を発生させない性能が求められる。このため、弾性部材
66の感光体ドラム30に対向する面には、ドラム表面
に長期に接しつづけても傷をつけにくい樹脂のシート部
材66bの層を別に設けている。樹脂シート部材66b
としてはウレタンシートなどが適している。この複写装
置1では厚さ0.1mmのウレタンシートを接着手段と
して両面テープを使用して基材66aに貼り付けてい
る。
【0033】また、弾性部材66は感光体ドラム30の
回転方向の上流側が固定され下流側が自由端になるよう
な取り付け構造であることにより、弾性部材66が感光
体ドラム30の表面に接した場合でも極力その接触力が
低くなる構成になっている。また、弾性部材66自体に
おいても、ドラム表面との接触により過大な接触力が作
用して塑性的な変形や取り付けが外れて軸受部材の開口
部を覆う機能を果たさなくなることも有効に防止できる
効果がある。
【0034】また、転写前ガイド面が固定された装置で
は弾性部材66の固定端を支持部材50の支持枠体51
に設けることにより一定の効果が得られる。但し、複写
装置1のように転写ローラ35が軸方向において支持部
56で感光体ドラムとの並行性が規制され位置決めコロ
63で軸感距離距離が規制され、その転写ローラの軸心
に位置決めされてその角度も規制される構造になった転
写前ガイド部材に弾性部材66を取り付けることは、弾
性部材66と軸受部材34の開口部と感光体ドラムとの
位置関係の精度が向上するのでより有効である。
【0035】
【発明の効果】このように本発明によれば、開口を有す
る軸受部材により転写ローラの回転軸を支持して、転写
ローラの組み立て性や取り扱いの操作性を容易にすると
ともに、軸受部材の開口と感光体ドラムの表面を遮る弾
性部材をもうけることにより、トナー飛散などによる不
具合の発生を安価な方法で防止することが可能になる。
更に、それに伴って発生する感光体ドラムへの影響を極
力低減させることにより、部品交換の不要な長寿命の装
置を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた複写装置の概略断面図である。
【図2】図1に示した複写装置における転写ローラが取
り付けられた支持部材の全体を示す斜視図である。
【図3】転写ローラの軸受部の詳細を示すために、軸に
平行な方向から見た模式図である。
【図4】支持部材50に装着された転写ローラ35を軸
方向から見た断面図である。
【図5】弾性部材の構造を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
35……転写ローラ、50……支持部材、54……軸受
部材、60……転写前ガイド部材、66……弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 敏之 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 穂園 智英 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 黒津 佳彦 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H200 FA08 FA12 GA23 HA02 HB12 HB22 HB31 JA02 JA25 JA28 JB10 JB11 JB16 LA03 LA17 MA08 NA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの転写領域に渡って対向配置
    させた転写ローラを回転自在に支持する支持部材を備え
    た画像形成装置において、 前記支持部材には前記転写ローラの両端部に設けられた
    回転軸を支持するための円周方向の一部が開口された軸
    受部材が設けられるとともに、一端部が固定され前記軸
    受部材の開口を遮るように他端部を位置づけたシート状
    の弾性部材が設けられていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】前記弾性部材には前記軸受部材に対向する
    側の裏面側において樹脂性のシート部材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置
  3. 【請求項3】前記樹脂性のシート部材は、ウレタン製の
    シート部材であることを特徴とする請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記弾性部材の固定される一端は、前記軸
    受部材の開口部側から前記転写ローラの回転方向を見た
    場合にその上流側であり、下流側が自由端であることを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記転写ローラ両端の回転軸は前記軸受部
    材の開口部を通して着脱され、その際に前記弾性部材は
    前記開口部より弾性退避することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記転写ローラには転写前ガイド部材が前
    記回転軸を支軸として回動可能に取り付けられており、
    前期弾性部材の固定端は前記転写前ガイド部材に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】前記弾性部材の固定端と自由端の間には屈
    曲部が設けられることを特徴とする請求項5の画像形成
    装置。
JP2001053526A 2001-02-28 2001-02-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3583725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053526A JP3583725B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001053526A JP3583725B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002258632A true JP2002258632A (ja) 2002-09-11
JP3583725B2 JP3583725B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=18913980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001053526A Expired - Fee Related JP3583725B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3583725B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026533A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7616916B2 (en) 2006-03-08 2009-11-10 Kyocera Mita Corporation Image forming device
CN112269305A (zh) * 2020-11-13 2021-01-26 衡阳和乐办公设备有限公司 一种通用感光鼓驱动组件

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7616916B2 (en) 2006-03-08 2009-11-10 Kyocera Mita Corporation Image forming device
JP2008026533A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
CN112269305A (zh) * 2020-11-13 2021-01-26 衡阳和乐办公设备有限公司 一种通用感光鼓驱动组件
CN112269305B (zh) * 2020-11-13 2023-04-14 珠海好印宝打印耗材有限公司 一种通用感光鼓驱动组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP3583725B2 (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7395026B2 (en) Image forming apparatus having auxiliary tray
US7369800B2 (en) Device for preventing contact between transfer body and transfer medium tail edge portion in image forming apparatus
EP0771750B1 (en) An automatic sheet feeder
US20080310895A1 (en) Fixing device for image forming device, capable of adjusting nip force between heating roller and pressure roller
US7463848B2 (en) Image forming apparatus having a state in which a conveying roller is pressed toward a recording medium
JP5509939B2 (ja) 画像形成装置
US8855520B2 (en) Image forming apparatus and sensing device thereof
JP2011064823A (ja) 画像形成装置
JP5974736B2 (ja) 画像形成装置
JP5540719B2 (ja) 画像形成装置
JP3583725B2 (ja) 画像形成装置
JP2003103870A (ja) 開閉カバー支持構造、および画像形成装置
JPH11133767A (ja) ローラ部材及び画像形成装置
KR100453061B1 (ko) 전자사진방식 화상형성장치
JP4967332B2 (ja) 画像形成装置
JP3463716B2 (ja) 画像形成装置
JP3507605B2 (ja) 画像形成装置における転写ローラの取り付け構造
JPH07175393A (ja) クリーニング部材、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ
JP4158785B2 (ja) 画像形成装置
JP3700366B2 (ja) 画像形成装置
KR100541444B1 (ko) 화상형성장치
JP4428116B2 (ja) 給紙ユニット、シート搬送装置及び画像形成装置
JP2005036884A (ja) 軸受、軸受の取付構造、及び画像形成装置
US20060225983A1 (en) Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same
JP2023072566A (ja) 駆動伝達装置、駆動装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees