JP3661994B2 - 連結可能型電磁式直動弁ユニット及び電磁式直動弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気等の流体の流路に設置する単体式、2連式又は多連式の電磁式直動弁装置に係るものであり、詳しくは、可動鉄心の一端に設けられた着座シートで、弁本体に設けられた弁座の開閉を行う2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット、或いは可動鉄心の一端に設けられた着座シートで、弁本体に設けられた弁座の開閉を行い、可動鉄心の他端に設けられた弁体で、固定鉄心に設けられた弁座の開閉を行う3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット、或いは可動鉄心の一端に設けられた着座シートで、弁本体に設けられた弁座の開閉を行い、座金状軟質部材を可動鉄心の略球面状の他端面で、固定鉄心の端面開口部に押圧することにより開閉を行う3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットと、そのユニットのいずれかを任意に組み合わせた電磁式直動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、図1(図1、図2、図3及び図4参照。)に示すように、複数の弁座11と複数の分岐口12と該弁座11に連通する本管13と本管出入口14とを有するマルチポート弁本体(例えば、ポリプロピレン樹脂、真鍮、アルミダイカスト)15に、複数のソレノイド部一ユニット20をねじ等で取り付けた多連式の電磁式直動弁装置10がある。
ソレノイド部一ユニット20は、固定鉄心案内溝16を有する略コ字状のソレノイドヨークA17(例えば、ステンレス鋼板)と、略中央部に貫通孔を有する平板状のソレノイドヨークB18(例えば、ステンレス鋼板)と、例えば、マグネット・ワイヤ等と呼ばれる銅線(例えば、エナメル絶縁電線、ポリウレタン絶縁電線、ポリイミド絶縁電線)21を巻装(電磁コイル35となる。ソレノイドともいう。)する巻枠(例えば、ナイロン樹脂)22と、気密パッキン類(例えば、Oリング)23を外周部(外径パッキン溝)に装着し外面切込部24と流体の出入が可能な吸排口(パイプ状でも単なる孔でも良い。)25と弁座26とを有する固定鉄心27(例えば、ステンレス鋼棒)と、圧縮コイルスプリング(例えば、ステンレス鋼線)28と、一端に該マルチポート弁本体15の一つの弁座11を閉塞する軟質弾性部材(例えば、シリコンゴム)の着座シート29と他端に該固定鉄心27の弁座26を閉塞する軟質弾性部材(例えば、シリコンゴム)の弁体30とを設けた磁性部材(例えば、ステンレス鋼棒)の可動鉄心(別名吸着鉄心、アーマチュア、プランジャ、ラム)31と、からなり、該巻枠22内周部には該可動鉄心31と該圧縮コイルスプリング28と該固定鉄心27とを挿入し、該ソレノイドヨークA17の固定鉄心案内溝16を該固定鉄心27の外面切込部24に外嵌し、該ソレノイドヨークA17と該ソレノイドヨークB18とを嵌合(例えば、圧入、かしめ、溶接、溶着)して組み立てられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような多連式の電磁式直動弁装置10においては、ソレノイド部一ユニット20は共通でも、複数のソレノイド部一ユニット20を取り付けるマルチポート弁本体15は、専用部品となり汎用性が無かった。
又、例えば、特開平11−248022号公報等で開示されているように、容易に分解できるリサイクル対応型の単体式の2ポートの電磁式直動弁装置(常開型、常閉型)は知られているが、前記のような多連式の電磁式直動弁装置においては知られていなかった。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組立性及び信頼性の向上と共に、リサイクル対策として、全ての部品が容易に着脱できる連結可能型電磁式直動弁ユニットと、そのユニットのいずれかを任意に組み合わせた電磁式直動弁装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の連結可能型電磁式直動弁ユニット(独立作動が可能な組立品または装置)は、次の特徴を有する。
上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部(外径パッキン溝)に装着し外面切込部を有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端又は他端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートを設けた可動鉄心と、からなる2ポート連結可能型電磁式直動弁ユニットの一ユニットにおいて、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴とする。
【0006】
又は、上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部に装着し外面切込部と流体の出入が可能な吸排口と弁座とを有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートと他端に該固定鉄心の弁座を閉塞する弁体とを設けた可動鉄心と、からなる3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットの一ユニットにおいて、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴とする。
【0007】
又は、上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部に装着し外面切込部と流体の出入が可能な吸排口と端面開口部とを有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートを設け他端が略球面の可動鉄心と、座金状軟質部材と、からなる3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットの一ユニットにおいて、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該座金状軟質部材と該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴とする。
【0008】
細部においては、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、弁本体の上部フランジには端子片支持部を設け、該端子片支持部には二つの端子片を設け(例えば、圧入、インサート成形)、略コ字状のソレノイドヨーク上部に設けられた固定鉄心案内溝から、端子片支持部端子片が突出していることを特徴とする。
端子片については、二つの端子片の間隔(ピッチ)を2.5mm(正しくは0.1インチ、2.54mm)にして、印刷配線基板用マイクロコネクタが嵌合できることを特徴とする。
【0009】
そして、各ユニットの弁本体の上部フランジの一方の平面部に係止凸部又は係止凹部を設け他方の端子片支持部に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジの一方の平面部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の上部フランジの他方の端子片支持部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻り(掛止が外れる方向への回転移動をいう。以下、同じ。)を防止できることを特徴とする。
【0010】
或いは、各ユニットの弁本体の上部フランジの端子片支持部に係止凹部又は係止凸部を設け、各ユニットの一方に固定鉄心案内溝を有し他方に平面部を有するソレノイドヨークの該平面部に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジの端子片支持部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨークの平面部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0011】
又は、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、各ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジの一方に係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジに設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジに設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0012】
又は、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、各ユニットの弁本体に係止鍔部を設け、該係止鍔部の一方に係止凸部を設け他方に係止係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の係止鍔部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の係止鍔部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0013】
又は、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、各ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に係止凸部又は係止凹部を設け、該弁本体の本管掛止凸形口に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0014】
又は、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、各ユニットのソレノイドヨークの一方に係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットのソレノイドヨークに設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨークに設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0015】
又は、前記3種類の連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、掛止爪及び/又は掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体と、掛止爪及び/又は掛止誘導溝を有する蓋体と、に係止凸部或いは係止凹部を設けて、各ユニットの弁本体の本管掛止凸形口或いは本管掛止凹形口に設けられた係止凹部或いは係止凸部と嵌合することにより、該流体導入体或いは該蓋体の捻り戻りを防止できることを特徴とする。
【0016】
又、単体式の本発明の電磁式直動弁装置は、次の特徴を有する。
前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、該弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、該弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、該弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0017】
或いは、前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、該弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、該弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、該弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0018】
又、2連式の本発明の電磁式直動弁装置は、次の特徴を有する。
弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、一つの前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット(以下、一ユニットと呼ぶ。)の弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、一ユニットの弁本体の本管掛止凸形口を、他の前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット(以下、他ユニットと呼ぶ。)の弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから嵌合してから捻って掛止して連結し、弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0019】
或いは、弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、一ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、一ユニットの弁本体の本管掛止凸形口を、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0020】
又、多連式の本発明の電磁式直動弁装置は、次の特徴を有する。
弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、一番はじにくる一片側の前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット(以下、最一端ユニットと呼ぶ。)の弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、最一端ユニットの弁本体の本管掛止凸形口を、次ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、同様の手順にて複数のユニットを掛止して連結し、弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、一番はじにくる他片側の前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット(以下、最他端ユニットと呼ぶ。)の弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0021】
或いは、弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する蓋体、或いは弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、最一端ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、最一端ユニットの弁本体の本管掛止凸形口の掛止爪を、次ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に嵌合してから捻って掛止して連結し、同様に複数のユニットを掛止して連結し、弁本体の本管掛止凸形口の掛止爪に掛止でき掛止誘導溝と本管出入口とを有する流体導入体を、最他端ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に嵌合してから捻って掛止して連結したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
先ず、本発明の連結可能型電磁式直動弁ユニット等の個別の構成部品等を説明する。
図5は本発明の一実施例の弁本体40の右側面斜視図である。図6は該弁本体40の左側面斜視図である。
弁本体(例えば、POM樹脂)40は、上部フランジ41と、該上部フランジ41に設けられた端子片支持部42(印刷配線基板用マイクロコネクタのハウジング形状としても良い。)と、該端子片支持部42に設けられた2つの端子片(例えば、真鍮)43(巻枠部44に巻装される銅線21の端末処理に用いられる。例えば、ラッピング、半田付け、ヒュージング、スポット溶接、レーザ溶接による接続がある。印刷配線基板用マイクロコネクタのコンタクトピン形状としても良い。)と、例えば、銅線21を巻装(電磁コイル39となる。電磁コイル39とソレノイドヨーク60とで可動鉄心63等を吸引するソレノイドを構成する。)する中空円柱状の巻枠部44と、下部フランジ46と、ソレノイドヨーク60が外嵌されるヨーク外径係止部47と、一方に係止凸部48を有し他方(一方の反対側)に係止凹部49を有する係止鍔部50と、2つの掛止爪51を有し気密パッキン類23を外周部に装着できる本管掛止凸形口52と、該本管掛止凸形口52の反対側に設けられた2つの掛止誘導溝53を有する本管掛止凹形口54と、流体の出入が可能な分岐口(突出方向は下部フランジの下方180度の範囲内で任意に設けることができる。又、突出方向の異なる複数の分岐口を設けても良い。)55と、該本管掛止凸形口52と該本管掛止凹形口54とに連通する本管(連通孔)56と、該本管56に連通する弁座57と、からなる。
該端子片43については、2つの端子片43の間隔を2.54mmにして、汎用性の高い印刷配線基板用(ボードインタイプ)マイクロコネクタ99が嵌合できるようにした。印刷配線基板用マイクロコネクタには、1.5mm、2.0mm、2.54mm、3.96mm、5.0mm等と各種あるので、電磁コイルに印加する電圧・電流、2つの端子片43等の法定空間距離(沿面距離を含む。例えば、電気用品取締法関係、電気用品の技術上の基準を定める省令の別表第八附表第二等による。)、配線線材被覆径及び/又はコスト(材料費、加工費)等により、選択すると良い。
複数の弁本体40同士を嵌合してから捻って掛止して連結した場合、複数の該本管56同士が連通して、1本の本管(共通管)となる。これは、従来の多連式の電磁式直動弁装置10の本管13と同じ機能である。
【0023】
本発明の一実施例の本管掛止係止凸部52には、2つの掛止爪51を設けたが、2つの掛止誘導溝53でも、1つの掛止爪51に1つの掛止誘導溝53でも、又2つに限定されるものでなく、1つでも2つ以上でも良い。同様に、本発明の一実施例の本管掛止凹形口54には、2つの掛止誘導溝53を設けたが、2つの掛止爪51でも、1つの掛止爪51に1つの掛止誘導溝53でも、又2つに限定されるものでなく、1つでも2つ以上でも良い。
【0024】
該係止鍔部50に設けられた一方の係止凸部48又は他方の係止凹部49(又は他方の係止凸部48又は一方の係止凹部49)は、他の弁本体40の係止鍔部50に設けられた他方の係止凹部49又は一方の係止凸部48(又は一方の係止凹部49又は他方の係止凸部48)と嵌合すると、捻り戻りを防止する効果がある。
本発明の一実施例の該係止鍔部50に設けられた一方又は他方の係止凸部48(又は係止凹部49)は、1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部48(又は係止凹部49)でも、係止凸部48と係止凹部49とを混在して設けても良い。
【0025】
又、不図示ではあるが、弁本体40の本管掛止凹形口54に係止凸部又は係止凹部を設け、該弁本体40の本管掛止凸形口52に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体40の本管掛止凹形口54に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体40の本管掛止凸形口52に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合しても良い。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0026】
又、不図示ではあるが、弁本体40の上部フランジ41の一方の平面部に係止凸部又は係止係止凹部を設け、該上部フランジ41の他方の端子片支持部42に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体40の上部フランジ41の一方の平面部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体40の上部フランジ41の他方の端子片支持部42に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合しても良い。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0027】
又、不図示ではあるが、弁本体40の上部フランジ41の端子片支持部42に係止凹部又は係止凸部を設け、一方に固定鉄心案内溝61を有し他方に平面部58を有するソレノイドヨーク60の該平面部58に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体40の上部フランジ41の端子片支持部42に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨーク60の平面部58に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合しても良い。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0028】
又、不図示ではあるが、弁本体40の下部フランジ46の一方に係止凸部を設け、該下部フランジ46の他方に係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の下部フランジ46に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の下部フランジ46に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合しても良い。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0029】
又、不図示ではあるが、銅線21の端末処理として、リード線32を取り付ける場合など、該上部フランジ41の他方に端子片支持部42を設けない弁本体においては、該上部フランジ41の一方に係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジ41に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の上部フランジ41に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合しても良い。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0030】
弁本体40の巻枠部44内周部45には、例えば、ステンレス鋼棒からなる可動鉄心(63、64又は65)と、例えば、ステンレス鋼線からなる圧縮コイルスプリング67と、例えば、ステンレス鋼棒からなる固定鉄心(70、72又は76)と、が挿入される。
【0031】
図7は本発明の一実施例のソレノイドヨーク60の右側面斜視図である。
略コ字状のソレノイドヨーク60(ソレノイドの継鉄部で、電磁コイル39からの磁界の磁路を形づくるものである。)は、上部に略U字形(略C字形、略コ字形でも良い。)の固定鉄心案内溝61を設け、下部に複数(2つでも4つでも6つでも良い。)の弁本体外径係止爪部62を設けた。
該固定鉄心案内溝61は、固定鉄心(70、72又は76)の外面切込部(71、73又は77)に外嵌される。該弁本体外径係止爪部62は、容易に抜けないような波形形状(凸凹形状でも良い。)等になっていて、該弁本体40のヨーク外径係止部47に外嵌される。
該固定鉄心案内溝61からは、弁本体40上部に設けられた該端子片支持部42及び該端子片43等が突出するので、溝内の無駄な空間が有効利用できるものである。
【0032】
又、不図示ではあるが、該ソレノイドヨーク60の一方に係止凸部を設け、該ソレノイドヨーク60の他方に係止凹部を設け、一ユニットのソレノイドヨーク60に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨーク60に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合すると、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止する効果がある。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0033】
可動鉄心(63、64又は65)及び固定鉄心(70、72又は76)は、2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットにするか、3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットにするか、によって、形状や構成等が異なるので、次にその実施例ごとの説明をする。
【0034】
図8は本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット80の右側面断面図である。
本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット80を説明する。
2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット80は、該弁本体40の巻枠部44内周部45に、一端又は他端に該弁本体40の弁座57を閉塞する着座シート68を設けた可動鉄心63と、圧縮コイルスプリング67と、気密パッキン類23を外周部(外径パッキン溝)に装着し外面切込部71を有する2ポート用固定鉄心70と、が挿入され、該ソレノイドヨーク60の固定鉄心案内溝61を該固定鉄心70の外面切込部71に外嵌すると共に、該ソレノイドヨーク60の弁本体外径係止爪部62を該弁本体40のヨーク外径係止部47に外嵌すると、該固定鉄心70と該ソレノイドヨーク60が固定されることにより完成される。
ここで、2ポートとは、該弁本体40の分岐口55と、該弁本体40の本管56に連通する該本管掛止凸形口52(又は該本管掛止凹形口54)と、を言っているものである。
尚、該分岐口55と該本管掛止凸形口52とは、いずれかをインポート又はアウトポートに設定して使用すれば良い。
【0035】
図9は本発明の第2実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット81の右側面断面図である。
本発明の第2実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット81の説明をする。
3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット81は、弁本体40の巻枠部44内周部45に、一端に該弁本体40の弁座57を閉塞する着座シート68と他端に固定鉄心(A)72の弁座75を閉塞する弁体69とを設けた可動鉄心64と、圧縮コイルスプリング67と、気密パッキン類23を外周部に装着し外面切込部73と流体の出入が可能な吸排口74とを有する3ポート用固定鉄心(A)72と、が挿入され、該ソレノイドヨーク60の固定鉄心案内溝61を該固定鉄心(A)72の外面切込部73に外嵌すると共に、該ソレノイドヨーク60の弁本体外径係止爪部62を該弁本体40のヨーク外径係止部47に外嵌すると、該固定鉄心(A)72と該ソレノイドヨーク60が固定されることにより完成される。
ここで、3ポートとは、該弁本体40の分岐口55と、該弁本体40の本管56に連通する該本管掛止凸形口52(又は該本管掛止凹形口54)と、該固定鉄心(A)72の吸排口74と、を言っているものである。
尚、該分岐口55と該本管掛止凸形口52と該吸排口74とは、いずれかをインポート或いはアウトポートに設定して使用すれば良い。
【0036】
図10は本発明の第3実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット82の右側面断面図である。
本発明の第3実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット82の説明をする。
3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット82は、弁本体40の巻枠部44内周部45に、一端に該弁本体40の弁座57を閉塞する着座シート68を設け他端66が略球面の可動鉄心65と、圧縮コイルスプリング67と、座金状軟質部材(例えば、中空形ゴム平板)59と、気密パッキン類23を外周部に装着し外面切込部77と流体の出入が可能な吸排口78と端面開口部79とを有する3ポート用固定鉄心(B)76と、が挿入され、該ソレノイドヨーク60の固定鉄心案内溝61を該固定鉄心(B)76の外面切込部79に外嵌すると共に、該ソレノイドヨーク60の弁本体外径係止爪部62を該弁本体40のヨーク外径係止部47に外嵌すると、該固定鉄心(B)76と該ソレノイドヨーク60が固定されることにより完成される。
ここで、3ポートとは、該弁本体40の分岐口55と、該弁本体40の本管56に連通する該本管掛止凸形口52(又は該本管掛止凹形口54)と、該固定鉄心(B)76の吸排口78と、を言っているものである。
尚、該分岐口55と該本管掛止凸形口52と該吸排口78とは、いずれかをインポート或いはアウトポートに設定して使用すれば良い。
【0037】
図11は本発明の一実施例の流体導入体90の右側面斜視図である。図12は本発明の一実施例の蓋体94の右側面斜視図である。
本発明の一実施例の流体導入体90の説明をする。
流体導入体(例えば、POM樹脂、真鍮)90は、該弁本体40の本管掛止凹形口54に捻って掛止できるように、流体導入体ベース91に、2つの掛止誘導溝92と、本管出入口93と、本管掛止凹部98と、を有する。
不図示ではあるが、本管出入口93には、例えば、シリコンチューブの流体(空気)配管ホース類が接続(例えば、ホースバンド等で抜止補強しても良い。)される。形状は中空円柱状ストレートパイプでも良いし、例えば、外周面に凸凹状の起伏等を設けた抜止工夫をしたものでも良い。
本発明の一実施例の流体導入体90には、2つの掛止誘導溝92を設けたが、2つの掛止爪でも、1つの掛止爪に1つの掛止誘導溝90でも、又2つに限定されるものでなく、1つでも2つ以上でも良い。
又、本発明の他実施例の流体導入体90として、該弁本体40の本管掛止凸形口52に捻って掛止できるように、流体導入体ベース91に、2つの掛止爪95と、気密パッキン類23を外周部に装着できる突起筒96と、本管出入口93と、を有するものでも良い。
【0038】
又、不図示ではあるが、該流体導入体90に係止凸部或いは係止凹部を設けて、各ユニットの該弁本体40の本管掛止凸形口52や本管掛止凹形口54に設けられた係止凹部或いは係止凸部と嵌合すると、該流体導入体90の捻り戻りを防止する効果がある。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0039】
蓋体(例えば、POM樹脂、真鍮)94は、該弁本体40の本管掛止凸形口52に捻って掛止できるように、蓋体ベース97に、2つの掛止爪95と、気密パッキン類23を外周部に装着できる突起筒96と、を有する。
本発明の一実施例の蓋体94には、2つの掛止爪95を設けたが、2つの掛止爪誘導溝でも、1つの掛止爪95に1つの掛止誘導溝でも、又2つに限定されるものでなく、1つでも2つ以上でも良い。
又、本発明の他実施例の蓋体94として、該弁本体40の本管掛止凹形口54に捻って掛止できるように、蓋体ベース97に、2つの掛止誘導溝92と、本管掛止凹部98と、を有するものでも良い。
【0040】
又、不図示ではあるが、該蓋体94に係止凸部或いは係止凹部を設けて、各ユニットの該弁本体40の本管掛止凸形口52や本管掛止凹形口54に設けられた係止凹部或いは係止凸部と嵌合すると、該蓋体94の捻り戻りを防止する効果がある。
係止凸部(又は係止凹部)は1つに限定されるものでなく、複数の係止凸部(又は係止凹部)でも、係止凸部と係止凹部とを混在して設けても良い。
【0041】
図13(a)は本発明の第1実施例の単体式の電磁式直動弁装置83の右側面斜視図である。又、図13(b)は本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット80に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結しようとしているところの右側面斜視図である。
本発明の第1実施例の単体式の電磁式直動弁装置83の説明をする。
単体式の電磁式直動弁装置83は、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結したものである。
参考ではあるが、前記の「嵌合してから捻って掛止して連結した」とは具体的には、例えば、図13(b)の▲1▼に示すように、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80に、蓋体94を30〜45度程度の斜めの角度から嵌合し、図13(b)の▲2▼に示すように、該蓋体94を捻って掛止する手順で連結が進められることをいうものである。以下、説明のない「嵌合してから捻って掛止して連結した」の考え方は、前記と同様の考え方であるので省略する。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凹形口54に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
【0042】
図14は本発明の第2実施例の単体式の電磁式直動弁装置84の右側面斜視図である。
本発明の第2実施例の単体式の電磁式直動弁装置84の説明をする。
単体式の電磁式直動弁装置84は、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結したものである。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凹形口54に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
【0043】
図15は本発明の第3実施例の単体式の電磁式直動弁装置85の左側面斜視図である。
本発明の第3実施例の単体式の電磁式直動弁装置85の説明をする。
単体式の電磁式直動弁装置85は、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結したものである。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
【0044】
図16(a)は本発明の一実施例の2連式の電磁式直動弁装置86の右側面斜視図である。又、図16(b)は本発明の第3実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット82に、本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット80を嵌合してから捻って掛止して連結しようとしているところの右側面斜視図である。
本発明の一実施例の2連式の電磁式直動弁装置86の説明をする。
2連式の電磁式直動弁装置86は、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凸形口52に、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凹形口54を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凸形口52に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結したものである。
【0045】
参考ではあるが、前記の「嵌合してから捻って掛止して連結した」とは具体的には、例えば、図16(b)の▲1▼に示すように、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82に、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80を30〜45度程度の斜めの角度から嵌合し、図16(b)の▲2▼に示すように、該連結可能型電磁式直動弁ユニット80を捻って掛止する手順で連結が進められることをいうものである。以下、説明のない「嵌合してから捻って掛止して連結した」の考え方は、前記と同様の考え方であるので省略する。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
不図示ではあるが、さらなる捻り戻り対策として、例えば、長方形の2連式電磁式直動弁装置用のソレノイドヨーク囲繞枠やゴムバンド等を、すべてのソレノイドヨークの外周に嵌合させると良い。
【0046】
2連式の電磁式直動弁装置は、不図示ではあるが、前記3種類のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット80、81、82を組み合わせるので、80−80、80−81、80−82、81−80、81−81、81−82、82−80、82−81、82−82、の9通りが構成できるものである。(前記の「−」は連結を示すものとする。)
さらに、不図示ではあるが、流体導入体90と蓋体94との取り付け方向により3倍の組み合わせがありえるものである。
【0047】
図17は本発明の一実施例の多連式の電磁式直動弁装置87の左側面斜視図である。
本発明の一実施例の多連式の電磁式直動弁装置87の説明をする。
多連(3連)式の電磁式直動弁装置87は、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凸形口52に、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凹形口54を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット80の本管掛止凸形口52に、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凹形口54を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凸形口52に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結したものである。
【0048】
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に蓋体94を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
又、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット82の本管掛止凹形口54に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結し、前記の連結可能型電磁式直動弁ユニット81の本管掛止凸形口52に流体導入体90を嵌合してから捻って掛止して連結したものでも良い。
不図示ではあるが、さらなる捻り戻り対策として、例えば、長方形の2連式電磁式直動弁装置用のソレノイドヨーク囲繞枠やゴムバンド等を、すべてのソレノイドヨークの外周に嵌合させると良い。
【0049】
3連式の電磁式直動弁装置は、不図示ではあるが、前記のいずれかの連結可能型電磁式直動弁ユニット80、81、82を組み合わせるので、80−80−80、80−80−81、80−80−82、80−81−80、80−81−81、80−81−82、80−82−80、80−82−81、80−82−82、81−80−80、81−80−81、81−80−82、81−81−80、81−81−81、81−81−82、81−82−80、81−82−81、81−82−82、82−80−80、82−80−81、82−80−82、82−81−80、82−81−81、82−81−82、82−82−80、82−82−81、82−82−82、の27通りが構成できるものである。(前記の「−」は連結を示すものとする。)
さらに、不図示ではあるが、流体導入体90と蓋体94との取り付け方により3倍の組み合わせがありえるものである。
【0050】
このように組み合わせると、n連式の電磁式直動弁装置は、3のn乗通りの構成が可能になるものである。
さらに、流体導入体90と蓋体94の取り付け方により3倍の組み合わせがありえるものである。
【0051】
以上、本発明の好適な実施の形態について種々の組合せ等を述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの組合せ、改変等を施し得るのはもちろんである。
不図示ではあるが、例えば、多連式の電磁式直動弁装置において、指定のユニットだけを他のユニットとは逆さまに掛止して組み立てても良い。
【0052】
【発明の効果】
本発明の連結可能型電磁式直動弁ユニットと、そのユニットのいずれかを任意に組み合わせた電磁式直動弁装置と、においては、汎用性(構成部品の共用を含む。)、組立性及び信頼性の向上と共に、リサイクル対策として、全ての部品が容易に着脱できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の多連式の電磁式直動弁装置の右側面斜視図である。
【図2】従来の多連式の電磁式直動弁装置の正面図である。
【図3】従来の多連式の電磁式直動弁装置の底面図である。
【図4】従来の多連式の電磁式直動弁装置の右側面断面図である。
【図5】本発明の一実施例の弁本体の右側面斜視図である。
【図6】本発明の一実施例の弁本体の左側面斜視図である。
【図7】本発明の一実施例のソレノイドヨークの右側面斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットの右側面断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットの右側面断面図である。
【図10】本発明の第3実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットの右側面断面図である。
【図11】本発明の一実施例の流体導入体の右側面斜視図である。
【図12】本発明の一実施例の蓋体の右側面斜視図である。
【図13】本発明の第1実施例の単体式の電磁式直動弁装置の右側面斜視図である。
【図14】本発明の第2実施例の単体式の電磁式直動弁装置の右側面斜視図である。
【図15】本発明の第3実施例の単体式の電磁式直動弁装置の左側面斜視図である。
【図16】本発明の一実施例の2連式の電磁式直動弁装置の右側面斜視図である。
【図17】本発明の一実施例の多連式の電磁式直動弁装置の左側面斜視図である。
【符号の説明】
10…従来の多連式の電磁式直動弁装置、11…弁座、12…分岐口、13…本管、14…本管出入口、15…マルチポート弁本体、16…固定鉄心案内溝、17…略コ字状のソレノイドヨークA、18…平板状のソレノイドヨークB、20…ソレノイド部一ユニット、21…銅線、22…巻枠、23…気密パッキン類、24…外面切込部、25…吸排口、26…固定鉄心の弁座、27…固定鉄心、28…圧縮コイルスプリング、29…着座シート、30…弁体、31…可動鉄心、32…リード線(絶縁電線)、33…保護チューブ類、34…コネクタハウジング、35…従来の電磁コイル、39…本発明一実施例の電磁コイル、40…弁本体、41…上部フランジ、42…端子片支持部、43…端子片、44…巻枠部、45…巻枠部44の内周部、46…下部フランジ、47…ヨーク外径係止部、48…係止凸部、49…係止凹部、50…係止鍔部、51…掛止爪、52…本管掛止凸形口、53…掛止誘導溝、54…本管掛止凹形口、55…分岐口、56…本管(連通孔)、57…弁座、58…ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝の反対側の平面部、59…座金状軟質部材、60…ソレノイドヨーク、61…固定鉄心案内溝、62…弁本体外径係止爪部、63…2ポート用可動鉄心、64…3ポート用可動鉄心、65…3ポート用可動鉄心、66…3ポート用可動鉄心他端部(球面形状)、67…圧縮コイルスプリング、68…着座シート、69…弁体、70…2ポート用固定鉄心、71…2ポート用固定鉄心外面切込部、72…3ポート用固定鉄心(A)、73…3ポート用固定鉄心(A)外面切込部、74…3ポート用固定鉄心(A)吸排口、75…3ポート用固定鉄心(A)弁座、76…3ポート用固定鉄心(B)、77…3ポート用固定鉄心(B)外面切込部、78…3ポート用固定鉄心(B)吸排口、79…3ポート用固定鉄心(B)端面開口部、80…本発明の第1実施例の2ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット、81…本発明の第2実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット、82…本発明の第3実施例の3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニット、83…本発明の第1実施例の単体式の電磁式直動弁装置、84…本発明の第2実施例の単体式の電磁式直動弁装置、85…本発明の第3実施例の単体式の電磁式直動弁装置、86…本発明の一実施例の2連式の電磁式直動弁装置、87…本発明の一実施例の多連式の電磁式直動弁装置、90…流体導入体、91…流体導入体ベース、92…掛止誘導溝、93…本管出入口、94…蓋体、95…掛止爪、96…突起筒、97…蓋体ベース、98…本管掛止凹部、99…印刷配線基板用マイクロコネクタ

Claims (6)

  1. 2ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットは、上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部に装着し外面切込部を有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端又は他端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートを設けた可動鉄心と、からなり、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴し、
    3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットは、上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部に装着し外面切込部と流体の出入が可能な吸排口と弁座とを有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートと他端に該固定鉄心の弁座を閉塞する弁体とを設けた可動鉄心と、からなり、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴し、
    或いは、上部に固定鉄心案内溝を有し下部に弁本体外径係止爪部を有する略コ字状のソレノイドヨークと、弁座を有する弁本体と、気密パッキン類を外周部に装着し外面切込部と流体の出入が可能な吸排口と端面開口部とを有する固定鉄心と、圧縮コイルスプリングと、一端に該弁本体の弁座を閉塞する着座シートを設け他端が略球面の可動鉄心と、座金状軟質部材と、からなり、該弁本体には、他ユニットの弁本体の本管掛止凹形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凸形口と、他ユニットの弁本体の本管掛止凸形口に掛止でき掛止爪或いは掛止誘導溝を有する本管掛止凹形口と、流体の出入が可能な分岐口と、上部フランジと、電磁コイルを巻装する巻枠部と、下部フランジと、該ソレノイドヨークが外嵌されるヨーク外径係止部と、を設け、該弁本体の巻枠部内周部には該可動鉄心と該圧縮コイルスプリングと該座金状軟質部材と該固定鉄心とを挿入し、該ソレノイドヨークの固定鉄心案内溝を該固定鉄心の外面切込部に外嵌すると共に、該ソレノイドヨークの弁本体外径係止爪部を該弁本体のヨーク外径係止部に外嵌すると、該固定鉄心と該ソレノイドヨークとが固定されることを特徴し、
    弁本体の上部フランジには端子片支持部を設け、該端子片支持部には端子片を設け、略コ字状のソレノイドヨーク上部に設けられた固定鉄心案内溝から、端子片支持部或いは端子片が突出している2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁ユニットにおいて、
    二つの端子片の間隔を2.5mmにして、印刷配線基板用マイクロコネクタが嵌合できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
  2. 請求項1記載の2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットにおいて、各ユニットの弁本体の上部フランジの一方の平面部に係止凸部又は係止凹部を設け、該上部フランジの他方の端子片支持部に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジの一方の平面部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の上部フランジの他方の端子片支持部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
  3. 請求項1記載の2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットにおいて、各ユニットの弁本体の上部フランジの端子片支持部に係止凹部又は係止凸部を設け、各ユニットの一方に固定鉄心案内溝を有し他方に平面部を有するソレノイドヨークの該平面部に係止凹部又は係止凸部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジの端子片支持部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨークの平面部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
  4. 請求項1記載の2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットにおいて、各ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジの一方に係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジに設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の上部フランジ或いは下部フランジに設けられた係止係止凹部又は係止係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
  5. 請求項1記載の2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットにおいて、各ユニットの弁本体に係止鍔部を設け、該係止鍔部の一方に係止係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットの弁本体の係止鍔部に設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットの弁本体の係止鍔部に設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
  6. 請求項1記載の2ポート或いは3ポートの連結可能型電磁式直動弁の一ユニットにおいて、各ユニットのソレノイドヨークの一方に係止凸部を設け他方に係止凹部を設け、一ユニットのソレノイドヨークに設けられた係止凸部又は係止凹部が、他ユニットのソレノイドヨークに設けられた係止凹部又は係止凸部と嵌合し、一ユニットと他ユニットとの捻り戻りを防止できることを特徴とする連結可能型電磁式直動弁ユニット。
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