JP3661114B2 - ドアウエザーストリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドア周縁部に取付け、ボディパネル開口縁部と弾接させるドアウエザーストリップの弾接性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来ドア周縁部に取付け、ボディパネル開口縁部と弾接させるドアウエザーストリップ50として、図1乃至図4に示すように、ドア周縁部31のリテーナー32に嵌着する基底部51に、ボディパネル開口縁部20に弾接させる断面略楕円状の中空シール部52を一体に結合したものが使用されている。
【0003】
中空シール部の1つのタイプとして、ベンディングタイプと称するものがある。このタイプは、図2に示すように、ドア30を閉方向11に回動、進行させて、閉めた場合、最初に中空シール部52の先端部53がボディパネル開口縁部20面に弾接し、次いで中空シール部52の腹部54がボディパネル開口縁部20とドア周縁部31との間に挟まれ、過圧縮されるに伴って、中空シール部52の先端部53がボディパネル開口縁部20の外面を滑ると共に、図3に示す如く中空シール部52の腹部54がその付け根56を軸にドア30側に折り曲げられ、車内71側の表面がボディパネル開口縁部20の外面と弾接するようにしたものである。
【0004】
しかしながら、上記ベンディングタイプの中空シール部52の形状又は表面処理のバラツキによっては、中空シール部52の先端部53がボディパネル開口縁部20の外面を滑り難く、折り曲げられず、図4に示すように、そのままの位置で過圧縮される、所謂コンプレッションタイプの挙動を示し、車内71側の面が湾曲し、先端部53と下腹部55とで弾接し、連続して弾接しないと言う不具合を生じることがある。
【0005】
なお、図5に示す如く中空シール部52の腹部54が少し突出した形状のものは、最初に腹部54がボディパネル開口縁部20の外面に弾接するため、先端部53が滑り易く、中空シール部52の腹部54がドア30側に曲げられ易いと言う長所はあるが、ドア30を閉めたとき、図6に示す如く先端部53とボディパネル開口縁部20との間にV字状の隙間59が生じ易いと言う問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、上記従来のドアウエザーストリップは、ドア30を閉めた場合、中空シール部52の形状又は表面処理のバラツキによっては、連続して弾接しなかったり、先端部53とボディパネル開口縁部20との間にV字状の隙間59が生じたりすることであって、本発明は上記課題を解決した、ボディパネル開口縁部20との弾接性に優れたドアウエザーストリップを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図7に示す如く、ドア周縁部31のリテーナー32に嵌着する基底部41に、ボディパネル開口縁部20に弾接させる断面略楕円状の中空シール部42を一体に結合すると共に、ドア30を閉めたとき、最初に中空シール部42の先端部43をボディパネル開口縁部20に弾接させると共に、中空シール部42の腹部44をその付け根46を軸にドア30側へ折曲げるように構成したドアウエザーストリップ40であって、中空シール部42のボディパネル開口縁部20に弾接する側の付け根46の部分に、他の部分よりも剛性が大きい、略くの字状の突部47を形成しドア30を閉めたとき、最初に中空シール部42の先端部43がボディパネル開口縁部20に当接し、中空シール部42の腹部44がボディパネル開口縁部20とドア周縁部31との間に挟まれ、過圧縮され、それによって、中空シール部42が剛性の大きい突部47を介してドア周縁部31に強く押されるため、その先端部43はボディパネル開口縁部20の外面を滑って移動し、中空シール部42の腹部44はボディパネル開口縁部20に押されて、付け根46を軸にドア30側に折り曲げられ、中空シール部42の車内71側の表面がボディパネル開口縁部20の外面と連続して弾接することを特徴とするものでる。
【0008】
本発明によれば、ドア30を閉めたとき、先ず最初に中空シール部42の先端部43がボディパネル開口縁部20に当接し、次いで中空シール部42の腹部44がボディパネル開口縁部20とドア周縁部31との間に挟まれ、過圧縮されるに伴って、突部47がドア周縁部31に押されて、中空シール部42の先端部43がボディパネル開口縁部20面を滑って移動すると共に、中空シール部42の腹部44がその付け根46を軸にドア30側に折り曲げられ、中空シール部の車内71側の表面がボディパネル開口縁部20と連続して弾接する。この作用は、中空シール部42の形状又は表面処理に若干のバラツキがあっても殆ど影響されることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態例について、図1、図7及び図8により説明すると、20はボディパネル開口縁部、31はドア周縁部、32はドア周縁部31の内面に取付けたリテーナー、40はボディパネル開口縁部20とドア周縁部31との間をシールするドアウエザーストリップであって、リテーナー32に嵌着する基底部41、その基底部41に一体に結合した断面略楕円状の中空シール部42よりなる。この中空シール部42は、ドア30を閉めたとき、最初にその先端部43がボディパネル開口縁部20に当接すると共に、中空シール部42の腹部44がボディパネル開口縁部20に押されて、ドア30側へ折曲げられるよう構成してある。
【0010】
本発明では、さらにそのうえ、ボディパネル開口縁部20に弾接する側の付け根46の部分には、他の部分よりも剛性が大きい、くの字状の突部47が形成してある。しかも、この突部47は、ドア周縁部31とラップするか、ドア30が閉められ、過圧縮されて撓んだとき、ドア周縁部31に弾接するようにしてある。
【0011】
作用について説明すると、ドア30を閉めたとき、先ず最初に中空シール部42の先端部43がボディパネル開口縁部20に当接する。次いで中空シール部42の腹部44がボディパネル開口縁部20とドア周縁部31との間に挟まれ、過圧縮される。それによって、中空シール部42が剛性の大きい突部47を介してドア周縁部31に強く押されるため、その先端部43はボディパネル開口縁部20の外面を滑って移動する。同時に中空シール部42の腹部44は、ボディパネル開口縁部20に押されて、付け根46を軸にドア30側に折り曲げられ、中空シール部42の車内71側の表面がボディパネル開口縁部20の外面と連続して弾接する。上記作用は、中空シール部42が剛性の大きい突部47に支えられて、ドア周縁部31に強く押されるよう構成されているため、中空シール部42の形状又は表面処理に若干のバラツキがあっても、その影響を殆ど受けることはない。
【0012】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されるため、ボディパネル開口縁部20との弾接性に優れていて、中空シール部42の形状又は表面処理に若干のバラツキがあっても殆ど影響されることなく、ドア30を閉めたとき、先端部43がボディパネル開口縁部20の表面を滑って移動し、中空シール部42の腹部44がその付け根46を軸にドア30側に折り曲げられ、中空シール部42の車内71側の表面がボディパネル開口縁部20と連続して弾接し、常に満足すべきシールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 ドアを開いた状態における従来例を示す図1の符号12−12断面図である。
【図3】 ドアを閉じた状態の図2相当図である。
【図4】 図2においてドアを閉じたとき弾接性に問題のある異常状態を示す断面図である。
【図5】 ドアを開けた状態における他の従来例を示す図1の符号12−12断面図である。
【図6】 図5においてドアを閉じたとき弾接性に問題のある状態を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態例を示す図1の符号12−12断面図である。
【図8】 図7のドアを閉めた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 ボディパネル開口縁部
30 ドア
31 ドア周縁部
32 リテーナー
40 ドアウエザーストリップ
41 基底部
42 中空シール部
43 先端部
44 腹部
46 付け根
47 突部
50 ドアウエザーストリップ
51 基底部
52 中空シール部
53 中空シール部の先端部
54 中空シール部の腹部
55 中空シール部の下腹部
56 付け根
59 隙間
71 車内

Claims (1)

  1. ドア周縁部(31)のリテーナー(32)に嵌着する基底部(41)に、ボディパネル開口縁部(20)に弾接させる断面略楕円状の中空シール部(42)を一体に結合すると共に、ドア(30)を閉めたとき、最初に中空シール部(42)の先端部(43)をボディパネル開口縁部(20)に弾接させると共に、中空シール部(42)の腹部(44)をその付け根(46)を軸にドア(30)側へ折曲げるように構成したドアウエザーストリップ(40)であって、
    中空シール部(42)のボディパネル開口縁部(20)に弾接する側の付け根(46)の部分に、他の部分よりも剛性が大きい、略くの字状の突部(47)を形成し
    ドア(30)を閉めたとき、最初に中空シール部(42)の先端部(43)がボディパネル開口縁部(20)に当接し、中空シール部(42)の腹部(44)がボディパネル開口縁部(20)とドア周縁部(31)との間に挟まれ、過圧縮され、それによって、中空シール部(42)が剛性の大きい突部(47)を介してドア周縁部(31)に強く押されるため、その先端部(43)はボディパネル開口縁部(20)の外面を滑って移動し、中空シール部(42)の腹部(44)はボディパネル開口縁部(20)に押されて、付け根(46)を軸にドア(30)側に折り曲げられ、中空シール部(42)の車内(71)側の表面がボディパネル開口縁部(20)の外面と連続して弾接することを特徴とするドアウエザーストリップ。
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