JP3736956B2 - ハードトップ車のウェザーストリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードトップ車のドア開口部に設けられるウェザーストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードトップ車のウェザーストリップは、直接ドアガラス端縁と弾接し車外側から車内側に水等が侵入しないようにシールしている。上記ウェザーストリップは、一般に、ルーフパネル側ウェザーストリップとセンターピラー側ウェザーストリップとから構成され、上記ルーフパネル側ウェザーストリップの一端と上記センターピラー側ウェザーストリップの一端とが型成形によって直交するように接続されている。
【0003】
例えば、実開平5−93942号公報には、図5に示すようなウェザーストリップ31が開示されている。このウェザーストリップ31のルーフパネル側ウェザーストリップ32は、断面中空状に形成されていると共に、このルーフパネル側ウェザーストリップ32の中空部33の車外側に設けられたリップ34の付け根に、ドアガラス35のルーフパネル側上端縁35aを弾接させシールしている。
【0004】
一方、センターピラー側ウェザーストリップ36は、断面中空状に形成されていると共に、このセンターピラー側ウェザーストリップ36の中空部37の一部にはドアガラス35のセンターピラー側端縁35bを弾接させている。そして、上記センターピラー側ウェザーストリップ36の中空部37に設けられた、リップ38が上記ルーフパネル側ウェザーストリップ32のリップ34の付け根位置近傍まで延設されていると共に、徐々に収束した構成となっており、このリップ38が、センターピラー側ウェザーストリップ36の中空部37とドアガラス35との弾接部分よりドア内周側の位置においてドアガラス35側面に弾接している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このウェザーストリップ31においては、センターピラー側のリップ38を上記リップ34の付け根近傍で収束させているのでドアガラス35に対するシール性が低下してしまう。そのため、上記リップ38が収束したコーナー部39に水が直接当たった場合に車内に水が侵入しやすい。尚、上記コーナー部39にスペーサー等の詰め物をして反力を上げシール性を高める方法もあるがそれだけ工数が増加し好ましくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の請求項1の発明では、ドアガラスのルーフパネル側上端部に弾接する膨出部を有する中空のルーフパネル側ウェザーストリップと、ドアガラスのセンターピラー側先端部の車内側側面に弾接する中空部を有し、該中空部の車体ドア開口部内周側の端部にドアガラスのセンターピラー側先端部の車内側側面に弾接するインナーリップを設けたセンターピラー側ウェザーストリップと、両者を一体に接続する型成形部と、からなり、上記インナーリップとセンターピラー側ウェザーストリップの車外側側面とによって画成された断面略U字形の溝が、上記型成形部において上記膨出部付け根位置まで連続しているハードトップ車のウェザーストリップにおいて、上記膨出部から上記インナーリップの上端の車外側の表面にわたって、ドアガラス角部の曲率に沿った突起部を一体に成形したことを特徴としている。これによって、上記型成形部においても、上記ドアガラス角部のドアガラス端面に水が直接あたることがなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
この実施例は、一例として、センターピラーを有するハードトップ車のフロントドアに適用したものであって、車体のドア開口部に取り付けられるウェザーストリップ1は、図1に示すように、ドアガラス上部と弾接する断面中空状のルーフパネル側ウェザーストリップ2と、ドアガラス側部(後端縁)と弾接する断面中空状のセンターピラー側ウェザーストリップ3と、上記ルーフパネル側ウェザーストリップ2と上記センターピラー側ウェザーストリップ3とを型成形により接続した、図1の斜線部で示す、型成形部4と、からなっている。
【0009】
このウェザーストリップ1を構成する上記ルーフパネル側ウェザーストリップ2と上記センターピラー側ウェザーストリップ3とは、別々に押出成形された後に、上記ルーフパネル側ウェザーストリップ2の一端と、上記センターピラー側ウェザーストリップ3の一端とを、図2に示すように、略直交させて型成形することによって接続されている。
【0010】
上記ルーフパネル側ウェザーストリップ2は、ルーフパネル側基部5とルーフパネル側中空部6とにより構成されている。このルーフパネル側基部5は、図3に示すように、車体ドア開口部に沿って固定された薄肉の金属からなる断面略コ字形状のルーフパネル側リテーナ7に嵌合されている。また、上記ルーフパネル側中空部6は、上記ルーフパネル側基部5から車体ドア開口部内周側に向かって張り出すように形成されている。
【0011】
このルーフパネル側中空部6の車内側には、上記ルーフパネル側リテーナ7の車内側端縁を覆い隠すルーフパネル側サブリップ8が一体に設けられている。また、上記ルーフパネル側中空部6の車外側には、膨出部9が設けられている。この膨出部9は、ドアガラス閉時に、ドアガラス10のルーフパネル側上端縁10aに弾接するように車外側に向かって張り出している。
【0012】
上記センターピラー側ウェザーストリップ3は、センターピラー側基部11とセンターピラー側中空部12とにより構成されている。このセンターピラー側基部11は、車体ドア開口部に沿って固定された薄肉の金属からなる断面略コ字形状のセンターピラー側リテーナ13に嵌合されている(図3参照)。
【0013】
また、上記センターピラー側中空部12は、上記センターピラー側基部11から車体ドア開口部内周側に向かって張り出すように形成されている。このセンターピラー側中空部12の車内側には、上記センターピラー側リテーナ13の車内側端縁を覆い隠すセンターピラー側サブリップ14が一体に設けられている。
【0014】
また、上記センターピラー側中空部12の車体ドア開口部内周側端部からは、車外側に向い、かつ上記センターピラー側中空部12の表面に沿って、舌片状のインナーリップ15が延設している。
【0015】
そして、上記インナーリップ15と上記センターピラー側中空部12との間には断面略U字形の溝16が画成されている。このインナーリップ15は、ドアガラス10のセンターピラー側端縁10bよりドア開口部内周側で、該ドアガラス10の車内側側面に弾接するように形成されている。つまり上記ドアガラス10のセンターピラー側端縁10bは、上記センターピラー側中空シール部12と上記インナーリップ15とによって、二重にシールされている。
【0016】
ルーフパネル側ウェザーストリップ2とセンターピラー側ウェザーストリップ3とが接続された上記型成形部4は、ドア開口部外周側において、ルーフパネル側の上縁とセンターピラーの後端縁とが略直交するように形成されている。
【0017】
また、上記型成形部4の車体ドア開口部内周側においては、上記ルーフパネル側中空部6と上記インナーリップ15とが所定の曲率で滑らかに連続している。
【0018】
そして、ルーフパネル側ウェザーストリップ2の膨出部9は、型成形部4においても同様の形状で該型成形部4後端まで直線状に延長されており、上記インナーリップ15と上記センターピラー側中空部12とによって画成された上記溝16は、型成形部4においては、上記膨出部9の付け根の位置まで延設されている。
【0019】
この膨出部9と溝16とが略直角に交わる部分の型成形部4外表面には、略三角柱状の突起部18が上記型成形部4と一体に成形されている。この突起部18は、ドアガラス角部10cの曲率に合わせた曲線状側面19を有していると共に、図3に示すように、上端が上記膨出部9に一体に連続しており、かつドアガラスルーフパネル側上端の後端は、かつセンターピラー側ウェザーストリップ3のインナーリップ15の先端縁に沿って形成されている。つまり、図2に斜線を施して示す範囲に形成されている。
【0020】
また、この突起部18はドアガラスより厚肉に形成されて、ドアガラス閉時には図4に示すように、型成形部4上のドアガラス角部10cに弾接する。尚、この突起部18の高さつまり突出長は、インナーリップ15上端部と膨出部9との間の段差に略等しく設定されており、突起部18の頂面と膨出部9とが滑らかに連続している。
【0021】
上記のようにウェザーストリップ1の型成形部4には、ドアガラス角部10cの曲率に対応した突起部18が形成されていることによって、ドアガラス10のセンターピラー側端縁10bがセンターピラー側ウェザーストリップ3のインナーリップ15より車体ドア開口部内周側に位置して、センターピラー側中空部12とインナーリップ15とにより二重にシールされない型成形部4においても、上記突起部18の曲線状側面19がドアガラス端縁に密着するので、ドアガラス端面に水が直接当たらずウェザーストリップ1の型成形部4の反力に頼ることなくシール性の低下が防止できる。
【0022】
また、型成形部4にスペーサー等の詰め物をする必要がなくなるので、部品点数の削減によるコストの低減が可能となる。
【0023】
尚、本実施例においては、突起部18はドアガラス10より厚肉に形成されているが、該ドアガラス10と型成形部4との接触面20に直接水があたらない程度に薄肉にしても上述の効果を得られる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ウェザーストリップの型成形部にドアガラス角部の曲率に対応した突起部を設け、この突起部をドアガラス角部に弾接させることによって、ウェザーストリップの反力に頼ることなく高いシール性を確保できる。
【0025】
また、上記突起部によって、ドアガラス角部のシール性を確保できるので、上記型成形部にスペーサー等の詰め物をする必要がなくなり、部品点数の削減によるコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェザーストリップの全体概略図。
【図2】本発明に係るウェザーストリップの要部斜視図。
【図3】本発明に係るウェザーストリップの要部斜視図。
【図4】図2のA−A線に沿った断面図。
【図5】従来例のウェザーストリップを示す斜視図。
【符号の説明】
9…膨出部
15…インナーリップ
18…突起部

Claims (1)

  1. ドアガラスのルーフパネル側上端部に弾接する膨出部を有する中空のルーフパネル側ウェザーストリップと、ドアガラスのセンターピラー側先端部の車内側側面に弾接する中空部を有し、該中空部の車体ドア開口部内周側の端部にドアガラスのセンターピラー側先端部の車内側側面に弾接するインナーリップを設けたセンターピラー側ウェザーストリップと、両者を一体に接続する型成形部と、からなり、上記インナーリップとセンターピラー側ウェザーストリップの車外側側面とによって画成された断面略U字形の溝が、上記型成形部において上記膨出部付け根位置まで連続しているハードトップ車のウェザーストリップにおいて、上記膨出部から上記インナーリップの上端の車外側の表面にわたって、ドアガラス角部の曲率に沿った突起部を一体に成形したことを特徴とするハードトップ車のウェザーストリップ。
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