JP3661030B2 - 折り畳み容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製の折り畳み容器に係り、より詳細には、容器を組み上げて物品を収納し、積み重ねた状態で保管や輸送を行う場合に、その積み重ねた状態でも内容物の確認及び取り出しを容易に行うことのできる折り畳み容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、小物品を輸送する場合には、その小物品を容器に収納し、これを積み重ねてトラック等に積載して、目的地まで輸送している。そして、輸送し終えると、空になった容器を再び積み重ねてトラック等に積載して、返送していた。
【0003】
この場合、空になった容器をそのまま積載して返送するのでは、輸送効率が極めて悪いことから、返送時には折り畳むことのできる容器が従来より提案されている。
【0004】
この折り畳み容器は、図14に示すように、矩形状の上枠体81及び底板82と、これら上枠体81及び底板82の間の対向する各縁部間に設けられた長側板83,83及び短側板84,84とで構成され、各長側板83,83は、上部長側板85と下部長側板86とで構成されている。
【0005】
そして、上枠体81の短辺側の下縁部811,811のそれぞれに短側板84,84の上縁部841,841を軸91により枢支して、短側板84,84を内方側に折り込み可能に連結し、上枠体81の長辺側の下縁部812,812のそれぞれに上部長側板85,85の上縁部851,851を軸92により枢支して、上部長側板85,85を内方側に折り込み可能に連結し、底板82の長辺側の上縁部822,822のそれぞれに下部長側板86,86の下縁部861,861を軸93により枢支して、下部長側板86,86を内方側に折り込み可能に連結し、上部長側板85,85の下縁部852,852と下部長側板86,86の上縁部862,862とを軸94により枢支して、内方側に折り込み可能に連結した構造となっている。
【0006】
このような構造の折り畳み容器を折り畳む手順は、まず短辺側に設けられた短側板84,84を軸91回りに内方側に跳ね上げ、次に長辺側の上部長側板85,85と下部長側板86,86とを連結している軸94部分を内方に押し込むようにしながら、上部長側板85,85を軸92回りに、下部長側板86,86を軸93回りにそれぞれ内方に折り込んで、底板82上に下部長側板86,86と上部長側板85,85とを順次折り重ねる。これにより、折り重ねられた上部長側板85,85の上に、跳ね上げられた短側板84,84が重なり、これら下部長側板86,86、上部長側板85,85及び短側板84,84を内包するように上枠体81が重なって、折り畳みを完了する。
【0007】
一方、このように折り畳まれた容器を組み立てる手順は、上記の折り畳み手順と全く逆の手順で行えばよい。すなわち、矩形状の上枠体81を底板82から離すように持ち上げて、折り重ねられていた上部長側板85,85と下部長側板86,86とを起立させ、次に跳ね上げていた両短側板84,84をそれぞれ軸91回りに下方かつ外方に折り開き、その下縁部842,842を底板82の短辺側の上縁部821,821に係合して、組み立てを完了する。
【0008】
図15は、短側板84の下縁部842と、底板82の短辺側の上縁部821との係合構造を示している。
【0009】
すなわち、短側板84の下縁部842の中央部に嵌入口843を形成し、底板82の短辺側の上縁部821の対向する位置に嵌入爪823を形成している。そして、短側板84を軸91回りに下方かつ外方に垂直になるまで折り開いたとき、嵌入口843に嵌入爪823が嵌入係止されるようになっている。
【0010】
また、この状態まで開いたとき、短側板84の全体が、上枠体81の短辺側の下縁部811と、両長側板83,83の側縁部831,831と、底板82の短辺側の上縁部821とで形成される開口部に嵌合される形となる。
【0011】
そのため、この係止構造と、短側板84の開口部への嵌合力とによって、短側板84が簡単には内方側へ跳ね上がらないようになっている。
【0012】
このような構造の折り畳み容器では、容器を組み立てて小物品を収納し、積み重ねた状態で保管している場合、その収納物の検査や確認あるいは取り出し及び収納を行うためには、積み重ねた容器をいちいち下ろしてそれらを行わなければならないといった問題があった。
【0013】
そこで、このような問題を解決すべく、容器の一側面に開口部を設け、この開口部に蓋体を取り付けた構造の折り畳み容器が提案されている(特公平5−25743号公報参照)。
【0014】
この改良型の折り畳み容器は、矩形上枠の長辺側の端縁部に二つ折れ用の上側片を内方に折り畳み自在に枢支連結し、矩形上枠に対向する矩形下板の長辺側の端縁部に二つ折れ用の下側片を内方に折り畳み自在に枢支連結し、上下側板を内方に折り畳み自在に枢支連結し、矩形上枠もしくは矩形下板の短辺側の端縁部にあおり側板を連結した合成樹脂製折り畳み容器であって、上下側片にて構成された左右の長尺側板のうち少なくとも一方の長尺側板においてその長さ方向の中間部に長い長尺開口を上下側板にわたって切除して形成し、長尺開口の両側に残る上側片部分の上端が矩形上枠に係脱自在もしくは折り畳み自在に取着され、又、長尺開口の両側に残る下側片部分の下端が矩形下板に折り畳み自在に枢着され、上側片部分と下側片部分とが内側に折り畳み自在に枢支連結され、長尺開口を閉塞する蓋体を内外方向に回動自在に枢着し、長尺開口の開口上端部に係止爪が設けられ、蓋体の上縁部においてスプリングにてロック片が弾性付勢されて突出され、ロック片に一体化されるとともに蓋体に対して昇降自在になされた把手状の外し体が蓋体の外側方に突出され、外し体の押下げ操作にてロック片を係止爪から外し自在になし、蓋体を上下に二分割するとともにこれら分割半体を折り畳み自在に枢支連結して成るものである。
【0015】
すなわち、図14に示す折り畳み容器において、一方の長側板83の中間部に、長い長尺開口を上下長側板85,86にわたって切除して形成し、この長尺開口を閉塞する蓋体を内外方向に回動可能に枢着し、蓋体の閉塞状態を維持するロック手段を解除可能に設けた構成となっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような改良型の折り畳み容器では、蓋体を開いたとき上枠が残ることから、この上枠が邪魔になって中の物品が取り出しにくいといった問題があった。
【0017】
また、蓋体は、上下長側板85,86のほぼ全体にわたって切除された長尺開口を閉塞可能な大きな形状に形成されているため、これを開いたとき折り畳み容器の底面部よりも下方に垂れ下がることになる。そのため、この折り畳み容器を積み重ねて使用しているときに、上段の折り畳み容器の蓋体を開くと、下段の折り畳み容器の開口部を塞ぐ形となって、このままでは下部の折り畳み容器の蓋体を開くことができないといった問題があった。
【0018】
つまり、上下に積み重ねられた折り畳み容器の両方から例えば物品を取り出す場合には、まず上段(又は下段)の折り畳み容器の蓋体を開いて中の物品を取り出し、この蓋体を閉じてから、次に下段(又は上段)の折り畳み容器の蓋体を開いて中の物品を取り出すといった作業となるため、取り出し作業に時間がかかるといった問題があった。このことは、物品を折り畳み容器に収納する場合も同様である。
【0019】
本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、容器としての強度を維持しつつ、上枠の一部をも含めて上部長側板を開放できるようにするとともに、開いた上部長側板が折り畳み容器の底面部より下方に垂れ下がらないようにすることによって、折り畳み容器を積み重ねて使用する場合、上段の折り畳み容器の上部長側板を開いた状態でも、下段の折り畳み容器の上部長側板を開くことのできる構造とした折り畳み容器を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の折り畳み容器は、矩形状の上枠体及び底板と、これら上枠体及び底板の間の対向する各縁部間に設けられた長側板及び短側板とからなり、前記上枠体の短辺側の縁部のそれぞれに前記短側板の上縁部を枢支して前記短側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記上枠体の長辺側の縁部のそれぞれに上部長側板の上縁部を枢支して前記上部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記底板の長辺側の縁部のそれぞれに下部長側板の下縁部を枢支して前記下部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支して内方側に折り込み可能に連結した構造の折り畳み容器において、前記上枠体の一方の長辺側上枠の両端部と、各短辺側上枠の一端部とがそれぞれ第1の係合手段によって係脱可能に形成され、前記第1の係合手段の係合を解除することにより、前記長辺側上枠と前記上部長側板とが起立状態の前記下部長側板の外方側に折り返し可能に設けられたものである。
【0021】
また、本発明の請求項2記載の折り畳み容器は、請求項1記載のものにおいて、前記第1の係合手段は、短辺側上枠の一端部に設けられた下方側が開口となっている嵌合凹溝部と、これに対向する長辺側上枠の端部に設けられた嵌合突起部とで形成されるとともに、前記嵌合突起部を前記嵌合凹溝部に嵌合した状態で保持する保持手段を備えた構成とする。
【0022】
また、本発明の請求項3記載の折り畳み容器は、請求項2記載のものにおいて、前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とし、前記長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、前記嵌合突起部と前記嵌合凹溝部とは両者が一定の方向を向いたときのみ合致する形状に形成され、前記嵌合突起部を、前記第1の軸及び前記第2の軸をそれぞれ回動中心として前記嵌合凹溝部に回動及び摺接させながら嵌入することにより、前記嵌合凹溝部に対する前記嵌合突起部の嵌入方向のずれを、前記嵌合凹溝部及び前記嵌合突起部の弾性変形によって吸収し、強制的に嵌入することで、合致した嵌合状態を保持するものである。
【0023】
また、本発明の請求項4記載の折り畳み容器は、請求項1、2又は3記載のものにおいて、前記長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、前記上部長側板に設けられた係合部と前記長辺側上枠に設けられた被係合部とによって第2の係合手段が形成され、この第2の係合手段は、前記長辺側上枠と前記上部長側板とが一直線状にあるとき前記係合部と前記被係合部とが係合して直線状態を保持し、前記第2の軸を中心として強制的に屈曲させたとき前記係合部と前記被係合部との係合が解除されるものである。
【0024】
また、本発明の請求項5記載の折り畳み容器は、請求項1、2、3又は4記載のものにおいて、前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とするとき、前記短側板の側縁部と前記下部長側板とを係合する第3の係合手段が設けられ、この第3の係合手段は、前記短側板の側縁部に形成された開孔と、この開孔に対応する前記下部長側板の側縁部において下部長側板の外面側から内面側に向けて貫通するように設けられた嵌入ピンと、この嵌入ピンの先端部が前記下部長側板の内部に埋没し、後端部が外面側に突出するように下部長側板の内面側から外面側に向けて嵌入ピンを付勢する弾性部材とで形成され、前記上部長側板が前記第1の軸を中心として前記下部長側板の外側面に折り重ねられたとき、この折り重ねられた前記上部長側板によって前記嵌入ピンの後端側が押し込まれることにより、前記弾性部材の付勢力に抗して前記嵌入ピンの先端部が前記開孔に嵌入されるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明の折り畳み容器の全体構成を示している。
【0027】
本発明の折り畳み容器は、基本的な部材構成については、図14に示した従来の折り畳み容器の構成と同様である。
【0028】
すなわち、矩形状の上枠体1及び底板2と、これら上枠体1及び底板2の間の対向する各縁部間に設けられた長側板3,3及び短側板4,4とで構成され、各長側板3,3は、上部長側板5と下部長側板6とで構成されている。
【0029】
そして、上枠体1の短辺側の下縁部11,11のそれぞれに短側板4,4の上縁部12,12を軸74により枢支して、短側板4,4を内方側に折り込み可能に連結し、上枠体1の長辺側の下縁部14,14のそれぞれに上部長側板5,5の上縁部15,15を軸(第2の軸)72により枢支して、上部長側板5,5を内方側に折り込み可能に連結し、底板2の長辺側の上縁部17,17のそれぞれに下部長側板6,6の下縁部18,18を軸73により枢支して、下部長側板6,6を内方側に折り込み可能に連結し、上部長側板5,5の下縁部21,21と下部長側板6,6の上縁部22,22とを軸(第1の軸)71により枢支して、内方側に折り込み可能に連結した構造となっている。
【0030】
また、図示は省略しているが、短側板4の下縁部42と、底板2の短辺側の上縁部23との係合構造も、図15に示したものと同様の構造となっている。
【0031】
このような基本構造において、本発明の折り畳み容器は、上枠体1の一方の長辺側上枠1Aの両端部25,25と、各短辺側上枠1B,1Dの一端部26,27とが、それぞれ第1の係合手段Wによって係脱可能に形成され、第1の係合手段Wの係合を解除することにより、長辺側上枠1Aとこれに連結された上部長側板5とが、起立状態の下部長側板6の外方側に折り返し可能に設けられたものである。すなわち、上枠体1は、他方の長辺側上枠1Cと両短辺側上枠1B,1Dとが一体的に形成され、長辺側上枠1Aのみが、このコ字形に形成された枠体1B,1C,1Dに対して係脱可能に設けられたものである。
【0032】
図2ないし図6は、この第1の係合手段Wの具体的構造を示している。ただし、この図には長辺側上枠1Aの一端部25と短辺側上枠1Bの一端部26とに設けられた第1の係合手段Wを示しているが、長辺側上枠1Aの一端部25と短辺側上枠1Dの一端部27とに設けられた第1の係合手段Wについても、全く同様の構造である。
【0033】
すなわち、短辺側上枠1Bの一端部26に、底面が開口された箱形の被嵌合部31が形成され、この被嵌合部31の長辺側上枠1Aの端部25と対向する面に、下端開口縁から上端部近傍まで達する案内溝部32が形成されている。この案内溝部32を形成する内方側のリブ片33は、外方側のリブ片34より下方に長く延設した形状となっており、この延設した部分33aが、後述する長辺側上枠1Aの端部25に形成された支持軸41の当たり止めとなる。
【0034】
また、この案内溝部32と対向する被嵌合部31の内面には、図4ないし図6に示すように、上部が半円弧形状に形成された嵌合凹溝部35が形成されている。この嵌合溝部35を形成する内方側のリブ片36は、外方側のリブ片37より下方に長く延設した形状となっており、この延設した部分36aが、後述する長辺側上枠1Aの端部25に形成された嵌合突起部42を嵌合凹溝部35内に案内する案内片となる。
【0035】
一方、長辺側上枠1Aの端部25には、上述した如く被嵌合部31の案内溝部32内を摺動する支持軸41が形成され、この支持軸41の先端部に、上部が半円弧形状に形成された嵌合突起部42が形成されている。嵌合突起部42の上部形状は、嵌合凹溝部35の上部形状と合致する形状となっている。すなわち、嵌合突起部42と嵌合凹溝部35とは、両者の中心軸L1,L2が一致したときのみ(図6参照)合致する形状に形成されている。
【0036】
ここで、嵌合突起部42を、軸72(図3参照)を回動中心として、嵌合凹溝部35に回動及び摺接させながら嵌入すると、図4及び図5に示すように、嵌入時点では嵌入方向である中心軸L2の方向が、嵌合凹溝部35の中心軸L1の方向とずれている。そのため、その中心軸L1,L2のずれによって、嵌入時点では嵌合突起部42が嵌合凹溝部35に2箇所(S1,S2)で当たってスムーズに入り込めない状態となっている。
【0037】
そこで、本発明では、この当接状態を、嵌合凹溝部35及び嵌合突起部42の当接部分S1,S2の弾性変形によって吸収することにより、嵌合突起部42を嵌合凹溝部35に強制的に嵌入できるようにしたものである。つまり、図5に示す状態から、当接部分S1,S2を弾性圧縮するように若干力を入れて長辺側上枠1Aを内方側へ押し込むと、嵌合突起部42が嵌合凹溝部35内を上方へ摺動し、中心軸L2の方向が中心軸L1の方向に近づく。そして、中心軸L2の方向と中心軸L1の方向との角度差が或る値以下になると、今度は当接部分S1,S2の弾性復元力によって、人手等による力を加えなくても、嵌合突起部42が嵌合凹溝部35内をさらに上方に押し上げられ、最終的には嵌合凹溝部35の半円弧状部分に嵌合突起部42の半円弧状部分が嵌まり合って、図6に示す嵌合状態となる。
【0038】
そして、嵌合後は両中心軸L1,L2の方向が一致することから、この嵌合状態(図6に示す状態)を保持することができるようになっている。つまり、嵌合凹溝部35から嵌合突起部42を抜くためには、嵌合凹溝部35の中心軸L1に対して嵌合突起部42の中心軸L2をずらせる必要があるが、中心軸L2をずらせるためには、上述したように当接部分S1,S2を若干弾性圧縮させるだけの力を加える必要があるので、一旦嵌合した後は、人手等によって軸72部分を外方に押し出さない限り、嵌合突起部42と嵌合凹溝部35との嵌合状態は保たれることになる。
【0039】
また、本発明の折り畳み容器は、長辺側上枠1Aの下縁部14と上部長側板5の上縁部15とが第2の係合手段Xによって係脱可能に形成されている。
【0040】
図7及び図8は、この第2の係合手段Xの具体的構造を示している。
【0041】
すなわち、長辺側上枠1Aの下縁部14に、横長の長穴45を形成するとともに、これに対向する上部長側板5の上縁部15を若干上方に起立させ、かつ外方に突出させて、係合爪46を形成したものである。本実施形態では、このような第2の係合手段Xを、長辺側上枠1A及び上部長側板5の左右両側の2箇所に設けている。
【0042】
ただし、軸72の中心から係合爪46の先端までの距離を、軸72の中心から長穴45の下端縁45aまでの距離より、若干長く形成しておくものとする。このように形成すると、図8に示すように、軸72部分を外方(図中、右方向)に押し出して長辺側上枠1Aを回動させたとき、長穴45の下端縁45aが係合爪46の先端に当接し、これを乗り越えることによって、長穴45と係合爪46との係合が解除(図中、二点鎖線により示す)されることになる。つまり、長穴45の下端縁45aが係合爪46の先端を乗り越えるだけの力を加えない限り、長辺側上枠1A及び上部長側板5の連結部分(軸72部分)が自重によって外方に押し出されることはない。
【0043】
なお、図8に示すように、軸72は、長辺側上枠1Aに形成されたリブ片47と、上部長側板5の上縁部15に形成されたリブ片48とを嵌挿するように設けられており、これによって長辺側上枠1Aが上部長側板5に対して回動可能な構成となっている。
【0044】
つまり、本発明の折り畳み容器は、長辺側上枠1Aの両端部25,25と各短辺側上枠1B,1Dの一端部26,27とを、それぞれ第1の係合手段Wにより若干の係合保持力を持たせて係脱可能に形成し、長辺側上枠1Aの下縁部14と上部長側板5の上縁部15とを、第2の係合手段Xにより若干の係合保持力を持たせて係脱可能に形成しているので、箱状に組み立てた後は、長辺側上枠1Aと上部長側板5とが簡単には開かない構造となっている。つまり、容器としての機能を十分に果たせる構造となっている。
【0045】
また、本発明の折り畳み容器は、短側板4の一方の側縁部19と下部長側板6の側縁部29とが第3の係合手段Yによって係脱可能に形成されている。
【0046】
図9及び図10は、この第3の係合手段Yの具体的構造を示している。
【0047】
すなわち、短側板4の側縁部19は外方側に開口した横断面コ字状に形成されており、この側縁部19の下部長側板6の側縁部29と対向する片19aに、開孔51が形成されている。
【0048】
また、下部長側板6の側縁部29は上面が開口した方形の筒形状に形成されており、この側縁部29のうち前記開孔51と対向する2片29a,29bに、それぞれ開孔52,53が形成されている。この開孔52,53には、中央部に鍔状のリブ片55が形成された嵌入ピン54の両端部がそれぞれ挿通されており、リブ片55より内方側の嵌入杆54aには、コイル状のスプリング56が貫挿されている。このスプリング56の両端は、側縁部29の内方側の片29aと嵌入ピン54のリブ片55とに当接して、リブ片55を側縁部29の外方側の片29bに押し付けるように(矢符r1方向に)付勢している。つまり、嵌入ピン54は、通常の状態では、内方側の嵌入杆54aの先端が開口52の外面側とほぼ面一の状態となっており、外方側の嵌入杆54bが開口53から外方に突出した状態となっている。
【0049】
そして、上部長側板5が軸71を中心として下部長側板6の外側面に折り重ねられたとき(図10に二点鎖線で示す)、この折り重ねられた上部長側板5によって外方側の嵌入杆54bが矢符r2方向に押し込まれ、スプリング56の付勢力に抗して、内方側の嵌入杆54aが短側板4の側縁部19に形成された開孔51に嵌入されることにより、短側板4と下部長側板6とが確実に係合されるようになっている。
【0050】
つまり、第1の係合手段Wを解除して長辺側上枠1Aと上部長側板5とを外方に折り返したとき、下部長側板6と短側板4とを第3の係合手段Yで係合することにより、下部長側板6と短側板4とのがたつきを防止している。
【0051】
このように、長辺側上枠1Aと上部長側板5とを外方に折り返したときのみ、下部長側板6と短側板4とを第3の係合手段Yで係合するように構成したのは、箱状に組み立てた容器を折り畳む場合、短側板4を内方側に跳ね上げたときに嵌入ピン54が邪魔にならないようにするためである。
【0052】
また、本発明の折り畳み容器は、第3の係合手段Yと同様の機能を持たせるために、短側板4の両側縁部19,20と両下部長側板6,6の側縁部29,29とのそれぞれが第4の係合手段Zによって係脱可能に形成されている。
【0053】
図11及び図12は、この第4の係合手段Zの具体的構造を示している。ただし、これらの図には短側板4の側縁部19と、これに対向する下部長側板6の側縁部29とに設けられた第4の係合手段Zを示しているが、短側板4の側縁部20と、これに対向する下部長側板6の側縁部29とに設けられた第4の係合手段Zについても、全く同様の構造である。
【0054】
すなわち、方形の筒形状に形成された下部長側板6の側縁部29のうち、短側板4側に延設された片29cの先端縁部分の一部を、下部長側板6に沿って内方側に延設して係止片61を形成し、この係止片61の先端に抜け止め用の突起部62を形成している。
【0055】
一方、短側板4の側縁部19には、外方側に向けて開口した係止溝64を形成し、この係止溝64を構成する外方側のリブ片64aに、係止片61の突起部62が嵌まり込むための係止用孔65を開設したものである。
【0056】
つまり、第4の係合手段Zは、短側板4を組み立て方向に開いたとき(すなわち、折り畳まれた短側板4を下方かつ外方に開いたとき)、短側板4の係止溝64に下部長側板6の係止片61が嵌入し、係止片61の突起部62が係止用孔65に嵌まり込んで、係合状態を保持するものである。
【0057】
すなわち、折り畳み容器の組み立て時、短側板4の下縁部42が底板2の短辺側の上縁部23に係合するのと同時に、第4の係合手段Zによって短側板4の側縁部19と下部長側板6の側縁部29とが係合するものである。
【0058】
このように、本発明の折り畳み容器では、組み立てた状態で長辺側上枠1Aと上部長側板5とを外方に折り返した場合でも、短側板4と下部長側板6とが第3の係合手段Y及び第4の係合手段Zによって確実に係合固定されるので、箱体としての強度も十分に得られるものである。
【0059】
次に上記構成の折り畳み容器の折り畳み手順、組み立て手順、及び長辺側上枠1Aと上部長側板5とを外方に開く手順について順次説明する。
【0060】
折り畳み手順は、まず短辺側に設けられた短側板4,4を軸74回りに内方側に跳ね上げ、次に長辺側の上部長側板5,5と下部長側板6,6とを連結している軸71部分を内方に押し込むようにしながら、上部長側板5,5を軸72回りに、下部長側板6,6を軸73回りにそれぞれ内方に折り込んで、底板2上に下部長側板6,6と上部長側板5,5とを対称形状に順次折り重ねる。これにより、折り重ねられた上部長側板5,5の上に、跳ね上げられた短側板4,4が重なり、これら下部長側板6,6、上部長側板5,5及び短側板4,4を内包するように上枠体1が重なって、折り畳みを完了する。
【0061】
一方、このように折り畳まれた容器を組み立てる手順は、上記の折り畳み手順と全く逆の手順で行えばよい。すなわち、矩形状の上枠体1を底板2から離すように持ち上げて、折り重ねられていた上部長側板5,5と下部長側板6,6とを起立させ、次に跳ね上げていた短側板4,4を軸74回りに下方かつ外方に折り開き、その下縁部42,42を底板2の短辺側の上縁部23,23に係合するとともに、第4の係合手段Zを係合して、組み立てを完了する。
【0062】
次に、このようにして組み立てられた容器において、長辺側上枠1Aと上部長側板5とを外方に開く手順を説明する。
【0063】
すなわち、長辺側上枠1Aを手で持ち、軸72部分を内方側から外方側へ押し出すようにすると、第1の係合手段Wの嵌合突起部42が回動しながら嵌合凹溝部35内を下方側へ摺動し、当接部分S1,S2を若干弾性圧縮させて嵌合突起部42を嵌合凹溝部35から強制的に抜き出して、第1の係合手段Wの係合を解除する。また、このとき軸72部分が外方に押し出されることによって、長辺側上枠1Aに形成された長穴45の下端縁45aが、上部側板部5の上縁部15に形成された係合爪46の先端に当接し、これを乗り越えることによって、第2の係合手段Xの係合も解除(図8に二点鎖線で示す状態)される。
【0064】
これにより、長辺側上枠1A及び上部長側板5がフリーの状態となって、下部長側板6の外面側に折り返され、長辺側上枠1A及び上部長側板5の部分が容器の開口部となる。このとき、上述した如く、下部長側板6の外側面に折り重ねられた上部長側板5によって、第3の係合手段Yである外方側の嵌入杆54bが、図10に示すように矢符r2方向に押し込まれ、スプリング56の付勢力に抗して、内方側の嵌入杆54aが短側板4に形成された開孔51に嵌入されることにより、短側板4と下部長側板6とが確実に係合される。
【0065】
そのため、短側板4と下部長側板6とが第3の係合手段Y及び第4の係合手段Zによって確実に係合固定されるので、長辺側上枠1A及び上部長側板5を開いた場合でも、箱体としての強度が十分に得られるものである。
【0066】
また、開いた上部長側板5は、底板2より下方に垂れ下がらないので、例えば折り畳み容器を積み重ねて使用する場合、上段の折り畳み容器の上部長側板5を開いていても、下段の折り畳み容器の上部長側板5を開くことができるものである。
【0067】
次に、開いた長辺側上枠1Aと上部長側板5とを閉める手順について説明する。
【0068】
閉める手順は、上記の開く手順と全く逆であって、長辺側上枠1Aを手で持って持ち上げ、長辺側上枠1Aの両端部25,25に形成された第1の係合手段Wの支持軸41,41を、それぞれ短辺側上枠1B,1Dの一端部26,27に設けられた被嵌合部31,31の案内溝部32,32の当たり止め部33a,33aに当接して、案内溝部32,32内を回動させながら上方に摺動させる。
【0069】
これにより、支持軸41,41の先端に設けられた嵌合突起部42,42が、軸72,72を回動中心として、嵌合凹溝部35,35に回動及び摺動しながら嵌入される。このとき、嵌合凹溝部35,35と嵌合突起部42,42との当接部分S1,S2を弾性圧縮して嵌合突起部42,42を嵌合凹溝部35,35に強制的に嵌入すると、最後は当接部分S1,S2の弾性復元力によって、嵌合突起部42,42が嵌合凹溝部35,53内をさらに上方に押し上げられ、嵌合凹溝部35,35の半円弧状部分に嵌合突起部42,42の半円弧状部分が完全に嵌まり合って、第1の係合手段W,Wが完全な係合状態(図6参照)となる。
【0070】
また、このとき軸72部分が内方に押し込まれることによって、長辺側上枠1Aに形成された長穴45の下端縁45aが、上部側板部5の上縁部15に形成された係合爪46の先端に当接し、これを乗り越えて、第2の係合手段Xも図8に実線で示す係合状態となる。
【0071】
つまり、本発明の折り畳み容器は、長辺側上枠1Aの両端部25,25と各短辺側上枠1B,1Dの一端部26,27とを、それぞれ第1の係合手段Wにより若干の係合保持力を持たせて係合し、長辺側上枠1Aの下縁部14と上部長側板5の上縁部15とを、第2の係合手段Xにより若干の係合保持力を持たせて係合しているので、箱状に組み立てた後は、長辺側上枠1Aと上部長側板5とが簡単には開かない構造となっている。つまり、容器としての機能を十分に果たせる構造となっている。
【0072】
なお、上記の実施形態では、第1の係合手段Wを嵌合突起部42と嵌合凹溝部35とで構成し、嵌合突起部42と嵌合凹溝部35との強制嵌入によって保持力を持たせるようにしているが、例えば図13に示すような構成とすることが可能である。
【0073】
すなわち、嵌合突起部42を円弧形状とするとともに、嵌合凹溝部35の中程に突起部35aを設け、嵌合突起部42が突起部35aを乗り越えることによって、嵌合凹溝部35の内奥まで嵌まり込むように構成してもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の折り畳み容器は、矩形状の上枠体及び底板と、これら上枠体及び底板の間の対向する各縁部間に設けられた長側板及び短側板とからなり、上枠体の短辺側の縁部のそれぞれに短側板の上縁部を枢支して短側板を内方側に折り込み可能に連結し、上枠体の長辺側の縁部のそれぞれに上部長側板の上縁部を枢支して上部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、底板の長辺側の縁部のそれぞれに下部長側板の下縁部を枢支して下部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支して内方側に折り込み可能に連結した構造の折り畳み容器において、上枠体の一方の長辺側上枠の両端部と、各短辺側上枠の一端部とをそれぞれ第1の係合手段によって係脱可能に形成し、第1の係合手段の係合を解除することにより、長辺側上枠と上部長側板とを起立状態の下部長側板の外方側に折り返し可能に設けたものである。すなわち、蓋体である上部長側板を開いたとき、長辺側上枠も一緒に開くので、中の物品を取り出すときに(又は、物品を収納するときに)、長辺側上枠が邪魔になるといったことがない。また、開いた上部長側板が折り畳み容器の底面部より下方に垂れ下がらない構造であるので、折り畳み容器を積み重ねて使用する場合、上段の折り畳み容器の上部長側板を開いていても、下段の折り畳み容器の上部長側板を開くことができるため、折り畳み容器を積み重ねた状態での物品の収納、取り出しといった作業の作業性が向上するものである。
【0075】
また、本発明の請求項2又は3記載の折り畳み容器は、第1の係合手段を、短辺側上枠の一端部に設けられた下方側が開口となっている嵌合凹溝部と、これに対向する長辺側上枠の端部に設けられた嵌合突起部とで形成するとともに、嵌合突起部を前記嵌合凹溝部に嵌合した状態で保持する保持手段を備え、この保持手段は、上部長側板の下縁部と下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とし、長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、嵌合突起部と嵌合凹溝部とは両者が一定の方向を向いたときのみ合致する形状に形成し、嵌合突起部を、第1の軸及び第2の軸をそれぞれ回動中心として嵌合凹溝部に回動及び摺接させながら嵌入することにより、嵌合凹溝部に対する嵌合突起部の嵌入方向のずれを、嵌合凹溝部及び嵌合突起部の弾性変形によって吸収し、強制的に嵌入することで、合致した嵌合状態を保持するように構成している。そのため、一旦嵌合した後は、人手等によって第1の軸部分を外方に押し出さない限り、嵌合突起部と嵌合凹溝部との嵌合状態は保たれるので、長辺側上枠と上部長側板とが不測に外れるといった事態の発生を防止することができる。
【0076】
また、本発明の請求項4記載の折り畳み容器は、長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、上部長側板に設けられた係合部と長辺側上枠に設けられた被係合部とによって第2の係合手段を形成するとともに、この第2の係合手段は、長辺側上枠と上部長側板とが一直線状にあるとき係合部と被係合部とが係合して直線状態を保持し、第2の軸を中心として強制的に屈曲させたとき係合部と被係合部との係合が解除されるように構成している。そのため、第1の係合手段と相まって、長辺側上枠と上部長側板とが不測に外れるといった事態の発生をより確実に防止することができる。
【0077】
また、本発明の請求項5記載の折り畳み容器は、上部長側板の下縁部と下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とするとき、短側板の側縁部と下部長側板とを係合する第3の係合手段を設けるとともに、この第3の係合手段を、短側板の側縁部に形成された開孔と、この開孔に対応する下部長側板の側縁部において下部長側板の外面側から内面側に向けて貫通するように設けられた嵌入ピンと、この嵌入ピンの先端部が下部長側板の内部に埋没し、後端部が外面側に突出するように下部長側板の内面側から外面側に向けて嵌入ピンを付勢する弾性部材とで形成し、上部長側板が第1の軸を中心として下部長側板の外側面に折り重ねたとき、この折り重ねた上部長側板によって嵌入ピンの後端側が押し込まれることにより、弾性部材の付勢力に抗して嵌入ピンの先端部が開孔に嵌入するように構成している。すなわち、長辺側上枠と上部長側板とを外方に折り返したとき、下部長側板と短側板とを第3の係合手段で係合することにより、下部長側板と短側板とのがたつきを確実に防止することができる。また、長辺側上枠と上部長側板とを外方に折り返したときのみ、下部長側板と短側板とを第3の係合手段で係合するように構成したので、箱状に組み立てた容器を折り畳む場合、短側板を内方側に跳ね上げたときに嵌入ピンが邪魔になるといったこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳み容器の全体構成を示した斜視図である。
【図2】第1の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図3】第1の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図4】第1の係合手段の具体的構造を示す一部拡大図であって、図3に示すF−F線に沿う断面図である。
【図5】第1の係合手段の具体的構造を示す一部拡大図であって、図3に示すF−F線に沿う断面図である。
【図6】第1の係合手段の具体的構造を示す一部拡大図であって、図3に示すF−F線に沿う断面図である。
【図7】第2の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図8】第2の係合手段の具体的構造を示す一部拡大図であって、図7に示すG−G線に沿う断面図である。
【図9】第3の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図10】第3の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図11】第4の係合手段の具体的構造を示す一部拡大した斜視図である。
【図12】第4の係合手段の具体的構造を示す一部拡大図であって、図1に示すE−E線に沿う断面図である。
【図13】第1の係合手段の他の実施形態を示す一部拡大した縦断面図である。
【図14】従来の折り畳み容器の全体構成を示す斜視図である。
【図15】短側板の下縁部と底板の短辺側の上縁部との係合構造を示す一部拡大した斜視図である。
【符号の説明】
1 上枠体
1A 長辺側上枠
2 底板
3 長側板
4 短側板
5 上部長側板
6 下部長側板
31 被嵌合部
32 案内溝部
35 嵌合凹溝部
41 支持軸
42 嵌合突起部
45 長穴
46 係止爪
51,52,53 開孔
55 嵌入ピン
56 スプリング(弾性部材)
71 軸(第1の軸)
72 軸(第2の軸)
73,74 軸
Claims (5)
- 矩形状の上枠体及び底板と、これら上枠体及び底板の間の対向する各縁部間に設けられた長側板及び短側板とからなり、前記上枠体の短辺側の縁部のそれぞれに前記短側板の上縁部を枢支して前記短側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記上枠体の長辺側の縁部のそれぞれに上部長側板の上縁部を枢支して前記上部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記底板の長辺側の縁部のそれぞれに下部長側板の下縁部を枢支して前記下部長側板を内方側に折り込み可能に連結し、前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支して内方側に折り込み可能に連結した構造の折り畳み容器において、
前記上枠体の一方の長辺側上枠の両端部と、各短辺側上枠の一端部とがそれぞれ第1の係合手段によって係脱可能に形成され、前記第1の係合手段の係合を解除することにより、前記長辺側上枠と前記上部長側板とが起立状態の前記下部長側板の外方側に折り返し可能に設けられたことを特徴とする折り畳み容器。 - 前記第1の係合手段は、短辺側上枠の一端部に設けられた下方側が開口となっている嵌合凹溝部と、これに対向する長辺側上枠の端部に設けられた嵌合突起部とで形成されるとともに、前記嵌合突起部を前記嵌合凹溝部に嵌合した状態で保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の折り畳み容器。
- 前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とし、前記長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、
前記嵌合突起部と前記嵌合凹溝部とは両者が一定の方向を向いたときのみ合致する形状に形成され、前記嵌合突起部を、前記第1の軸及び前記第2の軸をそれぞれ回動中心として前記嵌合凹溝部に回動及び摺接させながら嵌入することにより、前記嵌合凹溝部に対する前記嵌合突起部の嵌入方向のずれを、前記嵌合凹溝部及び前記嵌合突起部の弾性変形によって吸収し、強制的に嵌入することで、合致した嵌合状態を保持することを特徴とする請求項2記載の折り畳み容器。 - 前記長辺側上枠の縁部と前記上部長側板の上縁部を枢支する軸を第2の軸とするとき、
前記上部長側板に設けられた係合部と前記長辺側上枠に設けられた被係合部とによって第2の係合手段が形成され、この第2の係合手段は、前記長辺側上枠と前記上部長側板とが一直線状にあるとき前記係合部と前記被係合部とが係合して直線状態を保持し、前記第2の軸を中心として強制的に屈曲させたとき前記係合部と前記被係合部との係合が解除されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の折り畳み容器。 - 前記上部長側板の下縁部と前記下部長側板の上縁部とを枢支する軸を第1の軸とするとき、
前記短側板の側縁部と前記下部長側板とを係合する第3の係合手段が設けられ、この第3の係合手段は、前記短側板の側縁部に形成された開孔と、この開孔に対応する前記下部長側板の側縁部において下部長側板の外面側から内面側に向けて貫通するように設けられた嵌入ピンと、この嵌入ピンの先端部が前記下部長側板の内部に埋没し、後端部が外面側に突出するように下部長側板の内面側から外面側に向けて嵌入ピンを付勢する弾性部材とで形成され、
前記上部長側板が前記第1の軸を中心として前記下部長側板の外側面に折り重ねられたとき、この折り重ねられた前記上部長側板によって前記嵌入ピンの後端側が押し込まれることにより、前記弾性部材の付勢力に抗して前記嵌入ピンの先端部が前記開孔に嵌入されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の折り畳み容器。
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|---|---|---|---|
| JP22158296A JP3661030B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 折り畳み容器 |
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|---|---|---|---|
| JP22158296A JP3661030B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 折り畳み容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059358A JPH1059358A (ja) | 1998-03-03 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP22158296A Expired - Lifetime JP3661030B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 折り畳み容器 |
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Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR101330655B1 (ko) * | 2012-05-01 | 2013-11-19 | 지피에스코리아(주) | 고자립성 및 고밀폐성을 갖는 발포수지 재질의 절첩식 상자 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP22158296A patent/JP3661030B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH1059358A (ja) | 1998-03-03 |
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