JP3157072B2 - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

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JP3157072B2 JP22105593A JP22105593A JP3157072B2 JP 3157072 B2 JP3157072 B2 JP 3157072B2 JP 22105593 A JP22105593 A JP 22105593A JP 22105593 A JP22105593 A JP 22105593A JP 3157072 B2 JP3157072 B2 JP 3157072B2
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忠彦 一木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の輸送、運搬など
に用いられ、折り畳み可能となされた合成樹脂製の折り
畳みコンテナに関するものであり、特に缶入り飲料品の
輸送、運搬に好適に用いられるコンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品の輸送、運搬などに箱状に
組立可能となされ、保管時に折り畳み可能となされた折
り畳みコンテナとしては、上方周枠と、底板と、折り曲
げ可能となされるとともに、上記上方周枠および底板に
対して回動可能に連結された上長側板および下長側板か
らなる一対の長側板と、上記上方周枠に対して回動可能
に連結されるとともに、底板および長側板に当接し、長
側板を支承するようになされた一対のあおり板とを具備
したものが知られている(例えば、実公昭58−866
3号公報、実公昭58−8679号公報参照)。
【0003】従来より、この折り畳みコンテナの各構成
部材は、金属材料などで構成された連結部材によって回
動可能に連結されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の折
り畳みコンテナは、単に金属材料などで構成された連結
部材によって各部材間を連結しているだけであるため、
組立状態においてがたつき易く、耐荷重強度や耐衝撃強
度においても充分なものが得られない。特に、この折り
畳みコンテナの連結部材を樹脂材料とした場合、折り畳
みコンテナ全体が樹脂材料となるのでリサイクル資源と
して活用するには便利となるが、上記がたつきや耐荷重
強度、耐衝撃強度の面でいっそう不十分なものになって
しまう。
【0005】また、上記従来の折り畳みコンテナは、上
方周枠の開口部分から物品の出し入れを行うとともに、
この上方周枠の上に他のコンテナの底板を重ねるように
して多段に積み上げられるようになされているため、こ
のコンテナに物品を入れて多段に積み上げた後、上から
2段目以下にあるコンテナ内の物品を取り出したいよう
な場合、上に積み上げたコンテナを取り除かなければな
らないといった不都合を生じることとなる。
【0006】さらに、上記従来の折り畳みコンテナは、
上方に開口したものであるため、この開口部分から塵や
埃が入り易くなる。そのため、このような場合に別途上
方周枠の部分に蓋体を設けることが提案されているが、
その都度蓋体を着脱しなければならず煩わしいといった
不都合を生じることとなる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、安定した組立状態が得られるとともに、耐荷重強
度、耐衝撃強度に優れ、かつ、積み上げ状態で内容物を
取り出すことができ、塵や埃が入らないように完全に内
容物を収納することができる使い勝手の良い折り畳みコ
ンテナを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の折り畳みコンテナは、天板と、底板と、折り
曲げ可能となされるとともに、上記天板および底板に対
して回動可能に連結された上長側板および下長側板から
なる一対の長側板と、上記天板に対して回動可能に連結
されるとともに、底板および長側板に係合するようにな
された一対のあおり板とを具備し、各部材間の連結部分
のうち少なくとも1か所の連結部分の近傍に、組立状態
で互いに嵌合状態となる補強リブが形成され、かつ、あ
おり板の少なくとも一方が外方向に回動するようになさ
れるとともに天板の上面に重ね合わせられるようになさ
れ、このあおり板は、長側板を伸ばした組立状態で、底
板および長側板に外側から係合するようになされたもの
である。
【0009】
【作用】本発明によると、組立状態において、補強リブ
を形成した連結部分のがたつきが防止されると同時にこ
の連結部分が補強されることとなる。
【0010】また、外方向に回動するようになされたあ
おり板を開閉してコンテナ内に物品を収納することがで
きるとともに、このように物品を収納した後、あおり板
を底板および長側板に係合させることで、物品を完全に
収納することができる。
【0011】また、あおり板は、底板および長側板に外
側から係合するようになされているので、コンテナ中に
上下左右の間隙なく収納された物品を単にスライドさせ
るだけできわめて容易に取り出すことができる。
【0012】さらに、底板および長側板とあおり板との
係合を解除して長側板を折り曲げ、あおり板を天板の上
面に重ね合わせることで折り畳むことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1ないし図3は合成樹脂製折り畳みコン
テナ(以下、単にコンテナと言う。)1の各状態におけ
る全体構成の概略を示し、図4ないし図7は同コンテナ
1における各部材の連結状態を示している。
【0015】すなわち、このコンテナ1は、天板2、底
板3、長側板4およびあおり板5を具備したものであっ
て、各部材間を連結する軸部6と軸受部7との近傍に、
ぞれぞれ組立状態で互いに嵌合状態となる差込リブ8お
よび嵌合リブ9が設けられるとともに、あおり板5が外
方向に回動するようになされたものである。
【0016】天板2は、長方形の板状に形成されてい
る。この天板2の長辺には、長辺方向に沿ってレール部
21が突設されている。このレール部21には、それぞ
れ内辺側に面した2か所に切欠部22が設けられてお
り、この切欠部22には後述するあおり板5の係合片5
1が収納できるようになされている。また、このレール
部21の裏側には、長辺方向に沿って軸孔を有する軸受
部7が、適宜の間隔を存した状態で、複数箇所に一体成
形されている。さらに、この各軸受部7の間には、板状
の差込リブ8が設けられ、レール部21全体を補強する
ようになされている。一方、この天板2の短辺には、短
辺方向に沿って軸孔を有する軸受部7が、適宜の間隔を
存した状態で、複数箇所に一体成形されている。
【0017】底板3は、天板2と略同じ外周りの寸法、
形状となされている。この底板3の長辺には、長辺方向
に沿って長辺立上り壁31が形成されている。また、こ
の底板の長辺立上り壁31の内側には、長辺方向に沿っ
て軸孔を有する軸受部7が、適宜の間隔を存した状態
で、複数箇所に一体成形されている。さらに、この各軸
受部7の間には、差込リブ8が設けられ、長辺立上り壁
31全体を補強するようになされている。一方、この底
板3の短辺には、手を掛ける把手32と、あおり板5の
係合片51が係合する係合溝33とが設けられている。
【0018】長側板4は、上長側板41の下辺と下長側
板42の上辺とが回動可能に連結されている。すなわ
ち、図4に示すように、上長側板41の下辺には、下辺
方向に沿って軸芯61を有する片持ち軸部6が均等間隔
を存して、この上長側板41とともに一体成形されてい
る。また、下長側板42の上辺には、上辺方向に沿って
軸孔を有する軸受部7が均等間隔を存して、この下長側
板42とともに一体成形されている。そして、上長側板
41に形成された軸部6を、下長側板42に形成された
軸受部7に挿通させることで、上長側板41と下長側板
42とが互いに回動可能となされている。
【0019】また、上長側板41の下辺には、複数の差
込片81を有する差込リブ8が、下辺全体に沿って、上
長側板41と一体に成形されている。一方、下長側板4
2の上辺にも、複数の嵌合部91を有する嵌合リブ9
が、上辺全体に沿って、下長側板42と一体に成形され
ている。そして、図8に示すように、この上長側板41
と下長側板42とを、折曲状態から同一平面となる組立
状態に回動させると、上長側板41の差込リブ8の差込
片81が、下長側板42の嵌合リブ9の嵌合部91に嵌
合することとなる。この嵌合状態で、上長側板41と下
長側板42とのがたつきが防止されるとともに、軸部6
と軸受部7とによる連結状態が補強されることとなる。
【0020】一方、長側板4の下辺、すなわち、下長側
板42の下辺には、図5に示すように、下辺方向に沿っ
て軸芯61を有する片持ち軸部6が均等間隔を存して、
この下長側板42とともに一体成形されている。また、
この各軸部6の間には、嵌合リブ9が設けられ、軸部6
の近傍を補強するようになされている。この嵌合リブ9
には、嵌合部91が設けられ、図9に示すように、組立
状態において底板3の長辺立上り壁31の内側に設けた
差込リブ8と嵌合するようになされている。そして、こ
の片持ち軸部6を、底板3の長辺立上り壁31の内側に
形成された軸受部7に差し込み、この片持ち軸部6を撓
ませて軸受部7に係合させることで、底板3と長側板4
とが連結される。この際、片持ち軸部6を押し込むこと
によって係合せせるので、片持ち軸部6に設けられた軸
芯61は、押し込みやすいように斜めにカットされてい
る。また、押し込む際には、互いの部材に設けた差込リ
ブ8と嵌合リブ9とが緩衝し合わないように、斜め方向
から押し込んで連結される。
【0021】また、長側板4の上辺、すなわち、上長側
板41の上辺には、図6に示すように、上辺方向に沿っ
て軸芯61を有する片持ち軸部6が均等間隔を存して、
この上長側板41とともに一体成形されている。また、
この各軸部6の間には、嵌合リブ9が設けられ、軸部6
の近傍を補強するようになされている。この嵌合リブ9
にも、嵌合部91が設けられ、組立状態において天板2
のレール部21の裏面に設けた差込リブ8と嵌合するよ
うになされている。そして、上記下長側板42と同様
に、この片持ち軸部6を、天板2のレール部21の裏側
に形成された軸受部7に押し込み、この片持ち軸部6を
撓ませて軸受部7に係合させることで、天板2と長側板
4とが連結される。
【0022】これにより、長側板4は、上長側板41の
外面と下長側板42の外面とが対面するように折り曲げ
可能となされている。また、この折り曲げ状態で、長側
板4は、天板2と底板3との間に形成される空間に収納
されることとなる。さらに、この折り曲げ状態から、上
長側板41と下長側板42とが同一平面となるように延
ばした状態で、上長側板41の外面が、天板2のレール
部21の裏側に当接され、下長側板42の外面が、底板
3の長辺立上り壁31の内側に当接されるようになされ
ている。同時に、この組立状態で、天板2、上長側板4
1、下長側板42および底板3の各連結部分の差込リブ
8と嵌合リブ9とが嵌合して、これら連結部分のがたつ
きが防止されると同時にこれらの連結部分が補強される
こととなる。
【0023】また、この長側板4を構成する上長側板4
1および下長側板42の両側辺には、組立状態であおり
板5と係合するようになされた係合孔43が形成されて
いる。
【0024】あおり板5は、方形状に形成されている。
このあおり板5の上辺には、図7に示すように、上辺方
向に沿って軸芯61を有する片持ち軸部6が均等間隔を
存して、このあおり板5とともに一体成形されている。
そして、上記上長側板41と天板2との連結と同様に、
片持ち軸部6を、天板2の短辺に形成された軸受部7に
押し込み、この片持ち軸部6を撓ませて軸受部7に係合
させることで、天板2とあおり板5とが連結される。こ
のあおり板5は、水平方向に配置した天板2に対してあ
おり板5が垂直状態となった位置から、矢符Aに示す外
方向の軌道を通り、天板2の上面にあおり板5が裏返し
に重ね合わされる水平状態となった位置まで、270°
の範囲で回動できるようになされている。
【0025】また、あおり板5には、長側板4の上長側
板41および下長側板42のそれぞれに設けられた係合
孔43に係合する係合片51が設けられている。同様
に、あおり板5の底辺にも、底板3の係合溝33に係合
するための係合片51が設けられている。そして、あお
り板5を垂直状態となるように回動させることにより、
この係合片51が長側板4に設けられた係合孔43およ
び底板3に設けた係合溝33に係合してこの状態が保た
れるようになされている。また、あおり板5を回動させ
て天板2の上面に裏返しに重ね合わせることにより、こ
のあおり板5に設けた係合片51が、レール部21に設
けた切欠部22に収納されるようになされている。
【0026】このようにして構成されるコンテナ1は、
上記各構成部材が、同一の合成樹脂材料によって形成さ
れる。この場合、軸部6および軸受部7を含めた連結部
分も合成樹脂材料によって構成されるため、耐用年数後
のリサイクル資源として有効に利用できる。一方、この
連結部分である軸部6および軸受部7を合成樹脂材料に
よって構成することにより、連結部分の強度不足が懸念
されるが、この連結部分の近傍に設けた差込リブ8と嵌
合リブ9とが組立状態において互いに嵌合することによ
って、耐荷重強度および耐衝撃強度においても優れたコ
ンテナ1となる。
【0027】なお、この合成樹脂材料としては、例え
ば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂などが
挙げられる。また、各部材の成形方法としては、射出成
形による一体成形が好適である。
【0028】次に、このコンテナ1の使用方法について
説明する。
【0029】まず、図3に示す折り畳み状態から図1に
示す組み立て状態にする場合、図2に示すように、天板
2と底板3との間を広げて行く。
【0030】そして、この天板2と底板3との間に収納
されていた上長側板41と下長側板42とを延ばすとと
もに、天板2上に裏返しに重なっていたあおり板5を2
70°回動させて垂直状態にする。
【0031】その後、このあおり板5の係合片51を長
側板4の係合孔43および底板3の係合溝33に係合さ
せることで、組み立てが完了することとなる。
【0032】このコンテナ1に物品を収納する場合は、
いずれか一方のあおり板5の係合を解除し、あおり板5
を開けて物品を挿入することができる。
【0033】一方、上述とは逆に、あおり板5を矢符A
方向に沿った外方向の軌道で270°回動させて天板2
の上に裏返しに重ね合わせ、長側板4を折り畳むこと
で、この組み立て状態から折り畳み状態に戻すことがで
きる。この際、あおり板5の両側辺に設けた係合片51
は、天板2のレール部21に設けた切欠部22に収納さ
れる。
【0034】このコンテナ1によると、組み立て状態
で、コンテナ1の側面となるあおり板5を開けて物品を
収納することができるので、このコンテナ1の上に他の
コンテナ1や他の荷物などを積載した状態であっても、
物品の出し入れを容易に行うことができる。ただし、こ
のようにコンテナ1の上に他のコンテナ1や他の荷物な
どを積載した状態であおり板5を開ける場合は、荷重に
よってコンテナ1が崩れないように、何れか一方のあお
り板5は、必ず長側板4および底板3に係合させた状態
にしておかなければならない。また、あおり板5が開い
て内部の物品が飛び出すことが無いように、あおり板5
に一層の係合力を持たせる場合には、あおり板5を底板
3および長側板4にロックするためのロック機構(図示
省略)などを設けてもよい。
【0035】また、このコンテナ1の上に、同じコンテ
ナ1を積載してるような場合、上段のコンテナ1の底板
3の把手32に手をかけ、下段にあるコンテナ1のレー
ル部21の上をスライドさせながら手前に引き寄せるこ
とで荷降ろしを容易に行うことができる。
【0036】さらに、このコンテナ1の場合、物品を完
全にコンテナ1内に収納することができるので、特に医
療品や食品類の運搬に使用する場合には、塵や埃などの
侵入を防止することができ、衛生的である。ただし、本
実施例のコンテナ1の場合、内部に物品が完全に収納さ
れてしまいコンテナ1内の物品の確認がしにくくなるの
で、長側板4やあおり板5などを透明もしくは半透明の
部材としてコンテナ1の内部が透視できるようにしてお
いてもよい。
【0037】なお、本実施例では、天板2と上長側板4
1との間、上長側板41と下長側板42との間、下長側
板42と底板3との間に、それぞれ差込リブ8および嵌
合リブ9を設けて組立時のがたつき防止と補強とを図っ
ているが、このような位置に差込リブ8および嵌合リブ
9を設けるものに限定されるものではなく、適宜の連結
部分にのみ、必要に応じて差込リブ8および嵌合リブ9
を設けて組立時のがたつき防止と補強とを図るものであ
ればよい。
【0038】また、本実施例では、長側板4およびあお
り板5に軸部6を設け、天板2および底板3に軸受部7
を設けているが、これとは逆に、天板2および底板3に
軸部6を設け、長側板4およびあおり板5に軸受部7を
設けたものであってもよい。同様に、差込リブ8の位置
に嵌合リブ9を設け、嵌合リブ9の位置に差込リブ8を
設け、互いの位置関係が逆となるように設けたものであ
ってもよい。
【0039】さらに、本実施例のコンテナ1の場合、あ
おり板5が両方ともに外方向に回動するように構成して
いるが、いずれか一方のあおり板5のみが外方向に回動
し、他方のあおり板5は従来のコンテナのように内側に
回動するように構成したものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、組
立状態において連結部分のがたつきを防止すると同時に
この連結部分を補強することができるので、安定した組
立状態が得られると同時に、耐荷重強度、耐衝撃強度に
優れた性能を得ることができる。
【0041】また、外方向に回動するようになされたあ
おり板を開閉してコンテナ内に物品を収納することがで
きるので、物品を収納したコンテナを多段に積み重ねて
も、あおり板を外方向に回動させることで、内部に間隙
なく収納される大きさの物品を、容易に出し入れするこ
とができる。さらに、あおり板を閉塞した状態で、物品
を完全に閉じ込めることができるので、別途に蓋体など
を用いることなく、コンテナ内への塵や埃の侵入を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳みコンテナの組み立て完了状態での全体
構成の概略を示す斜視図である。
【図2】折り畳みコンテナの組み立て途中段階での全体
構成の概略を示す斜視図である。
【図3】折り畳みコンテナの折り畳み完了状態での全体
構成の概略を示す斜視図である。
【図4】上長側板と下長側板との連結状態を示す部分分
解斜視図である。
【図5】底板と下長側板との連結状態を示す部分分解斜
視図である。
【図6】天板と上長側板との連結状態を示す部分分解斜
視図である。
【図7】軸受部と軸部との他の実施例を示す連結状態前
後の部分断面図である。
【図8】上長側板と下長側板との折曲状態および組立状
態を示す部分断面図である。
【図9】底板と下長側板との折曲状態および組立状態を
示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 折り畳みコンテナ 2 天板 3 底板 4 長側板 41 上長側板 42 下長側板 5 あおり板 6 軸受部(連結部分) 7 軸部(連結部分) 8 差込リブ(補強リブ) 9 嵌合リブ(補強リブ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、底板と、折り曲げ可能となされ
    るとともに、上記天板および底板に対して回動可能に連
    結された上長側板および下長側板からなる一対の長側板
    と、上記天板に対して回動可能に連結されるとともに、
    底板および長側板に係合するようになされた一対のあお
    り板とを具備し、 各部材間の連結部分のうち少なくとも1か所の連結部分
    の近傍に、組立状態で互いに嵌合状態となる補強リブが
    形成され、かつ、あおり板の少なくとも一方が外方向に
    回動するようになされるとともに天板の上面に重ね合わ
    せられるようになされ、このあおり板は、長側板を伸ば
    した組立状態で、底板および長側板に外側から係合する
    ようになされたことを特徴とする折り畳みコンテナ。
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