JPH07172434A - 缶乃至ビン用折り畳み収納容器 - Google Patents

缶乃至ビン用折り畳み収納容器

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Publication number
JPH07172434A
JPH07172434A JP31962093A JP31962093A JPH07172434A JP H07172434 A JPH07172434 A JP H07172434A JP 31962093 A JP31962093 A JP 31962093A JP 31962093 A JP31962093 A JP 31962093A JP H07172434 A JPH07172434 A JP H07172434A
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JP
Japan
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plate
bottom plate
door
edge
storage container
Prior art date
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Pending
Application number
JP31962093A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Shikura
正勝 四倉
Toshiyuki Tachikawa
敏幸 立川
Masao Iwata
昌夫 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07172434A publication Critical patent/JPH07172434A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反復して使用可能であると共に、製造及び組
立が容易であり、缶やビンの未収納時にはコンパクトな
形で貯留及び輸送可能であり、しかも缶やビンの出し入
れも容易である缶乃至ビンの収納容器を提供する。 【構成】 収納容器は、天板と、底板と、対向する長辺
側面を形成する背板及び扉板と、案内板とを備え、その
全てがプラスチックで形成され、天板と背板、背板と底
板、及び底板と扉板が、夫々一方の板の長辺側の端縁部
に設けた軸と他方の板の長辺側の端縁部に設けた軸受を
備えたヒンジにて内側に折り曲げ可能に回動し得るよう
に連結され、且つ天板の長辺側の自由端縁部と扉板との
間に着脱自在の係止機構を設けると共に、天板及び底板
の一方の短辺側の自由端縁に夫々下向き及び上向きに突
出す収納物飛び出し防止用の突出縁部を設け、且つ案内
板の下端縁部と底板の他方の短辺側の自由端縁部がヒン
ジにて折り曲げ可能に回動し得るように着脱自在に連結
されると共に、案内板の両側端縁部と背板及び扉板との
間に着脱自在の係止機構を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リサイクル可能な缶乃
至ビン用収納容器に関するもので、より詳細には、ワン
ウエイのカートンケースに代わって缶乃至ビンを収納す
るのに使用され、反復使用可能な容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、缶詰製品及びビン詰製品に対する
ベンダーの普及には目ざましいものがある。これらのベ
ンダーへの製品の供給は勿論のこと、商店や一般家庭へ
の製品への供給は、多数個の缶或いはビンを収納したカ
ートンボックスにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
ートンボックスはワンウエイであり、流通にかかる費用
が莫大であるのみならず、貴重なパルプ資源を浪費し、
更にゴミとしての廃棄問題をも生じている。
【0004】現在使用されているカートンケースの価格
は、1箱当たり40〜50円程度であり、1年間当たり
の使用数は、ほぼ6600万ケースと見積られ、その費
用は莫大なものである。
【0005】従って、カートンケースに代わるリサイク
ル可能なプラスチック製の缶乃至ビン用収納容器を提供
できれば、流通費用節減の上でも、また省資源及びゴミ
廃棄問題の点でも、顕著な利点が達成される。
【0006】本発明の目的は、反復して使用可能である
と共に、製造及び組立が容易であり、缶やビンの未収納
時にはコンパクトな形で貯留及び輸送可能であり、しか
も缶やビンの出し入れも容易である缶乃至ビンの収納容
器を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、天板
と、底板と、対向する長辺側面を形成する背板及び扉板
と、案内板とを備え、その全てがプラスチックで形成さ
れ、天板と背板、背板と底板、及び底板と扉板が、夫々
一方の板の長辺側の端縁部に設けた軸と他方の板の長辺
側の端縁部に設けた軸受を備えたヒンジにて内側に折り
曲げ可能に回動し得るように連結され、且つ天板の長辺
側の自由端縁部と扉板との間に着脱自在の係止機構を設
けると共に、天板及び底板の一方の短辺側自由端縁に夫
々下向き及び上向きに突出す収納品飛び出し防止用の突
出縁部を設け、且つ案内板の下端縁部と底板の他方の短
辺側自由端縁部とがヒンジにて着脱自在且つ折り曲げ可
能に回動し得るように連結されると共に、案内板の両側
端縁部と背板及び扉板との間に着脱自在の係止機構を設
けていることを特徴とする缶乃至ビン用折り畳み収納容
器が提供される。
【0008】本発明において、前記ケースは、扉板と底
板及び背板と天板が平面状に連続して展開でき、折り畳
む際は、扉板と平板を平面状に展開し、その上に天板と
背板が平面状になる様に展開して重ね折り畳むことがで
きるようにしておくと、折り畳みがコンパクトにでき取
扱いやすく好適である。
【0009】本発明において、前記天板と背板、背板と
底板、及び底板と扉板の各ヒンジの軸及び軸受が、一方
の板の長辺側の端縁部に設けられ両端をブラケットによ
り支持された軸、及び他方の板の長辺側の端縁部に設け
られ軸の径よりも小さい間隔の開きを有する対向先端部
と対向先端部の内側に軸との摺動面を有し、軸嵌入の際
は樹脂のスプリングアクションにより対向先端部の間隔
が開かれ軸を内側に嵌入枢着し得るように形成された軸
受を備えていることが好適である。
【0010】また前記天板の長辺側の自由端縁部と扉板
との間の着脱自在の係止機構として、天板の該端縁から
下向きに突出す係止片と、扉板の長辺側の自由端縁部に
設けられ係止片を嵌入係止する係止孔、及び係止孔に続
き扉板上部側面に設けられ容器組立て時及び折り畳み時
に係止片の先端部を収容する係合孔を設けておくと好適
である。また前記天板及び底板の飛出し防止用の突出縁
部が、リブよりなり且つ折り畳み時互に組込可能に複数
個の凹凸部を設けていることが好適である。
【0011】また天板、底板、背板及び扉板は、リブで
補強されており、且つ背板及び扉板の上部及び下部に断
面台形状の凹凸面とリブとの組合せの凹凸構造、背板及
び扉板の中部の外側面にラベル貼布、マーキング等用の
面を設け、底板の上面に収納物の搬入方向に平行に多数
の凸条リブを設けていることが好適である。
【0012】また案内板が、ほぼくさび形の断面を有
し、底板と連続して平面形状に展開でき、上面に収納物
の搬入方向に平行に多数の凸条リブを設けていることが
好適である。更にまた案内板の両側端縁部と背板及び扉
板との間の係止機構として、案内板の上部側端縁から横
に凸出した係合片を設け、背板及び扉板の端縁部内側に
係合凹部を設けておくと好適である。
【0013】
【作用】本発明の缶乃至ビン用折り畳み収納容器(以下
収納容器という)は、天板と、底板と、対向する長辺側
面を形成する背板及び扉板と、案内板とを備え、その全
てがプラスチックで形成されている。
【0014】天板と背板、背板と底板、及び底板と扉板
は夫々一方の板の長辺側の端縁部に設けた軸と他方の板
の長辺側の端縁部に設けた軸受を備えたヒンジにて内側
に折り曲げ可能に回動し得るように連結されているの
で、天板、背板、底板、扉板の順に連続して展開でき、
また天板と背板、背板と底板、底板と扉板をヒンジにて
角度180゜に展開することも折り畳むことも可能とな
り、また角度90゜近傍に保持することも可能となる。
天板と背板、背板と底板、及び底板と扉板を夫々ほぼ角
度90゜をなすようにヒンジにて折り曲げ、更に天板の
長辺側の自由端縁部と扉板との間の係止機構により両者
を係止し接続すると収納容器の箱形を形成することがで
きる。
【0015】案内板の下端縁部と底板の一方の短辺側の
自由端縁部がヒンジにて折り曲げ可能に回動し得るよう
に着脱自在に連結されるので、案内板が底板と連続して
平面状に展開でき、折り曲げて立上げることができ、更
に案内板の両側端縁部と背板及び扉板との間に着脱自在
の係止機構により案内板を立上げた状態で背板及び扉板
に係止できる。この係止と共に天板の長辺側の自由端縁
部と扉板との間を係止すると本発明の収納容器が組立て
られる。
【0016】収納容器への缶乃至ビンの収納は、収納容
器を組立てる前例えば図1の展開状態或いは天板、背
板、底板及び扉板を箱形に組み、案内板を底板に対し平
面状に展開した状態で容器内、底板上に収納される。収
納は缶乃至ビンを案内板上面をスライドさせ更に底板面
をスライドさせて底板上面に先から順につめて収納す
る。
【0017】底板の一方の短辺側の自由端縁に上向きに
突出す飛び出し防止用の突出縁を設けているので、缶乃
至ビンが飛び出すことなく順につめて配列させながら詰
めることができる。実施例ではジュース缶又はビール缶
が5列、1列6個、計30個詰められる。所定個数を収
納すると収納容器は前記したようにして組立てることが
できる。
【0018】組立て状態で、天板及び底板の一方の短辺
側の自由端縁に夫々下向き及び上向きに突出して設けた
飛出し防止用の突出縁部と他方の短辺側の案内板により
収納された缶乃至ビンの飛び出しを防止することができ
る。
【0019】扉板と底板、及び背板と天板が平面状に連
続して展開でき背板と底板を内側に折り曲げることがで
きるので、折り畳むときは扉板と底板を平面状に展開
し、その上に天板と背板が平面状になる様に重ねて折り
畳むことが可能となる。
【0020】天板と背板、背板と底板、及び底板と扉板
を夫々連結するヒンジが、一方の板の長辺側の端縁部に
設けられ両端をブラケットにより支持された軸、及び他
方の板の長辺側の端縁部に設けられ軸の径よりも小さい
間隔の開きを有する対向先端部と対向先端部の内側に軸
との摺動面を有し、軸嵌入の際は樹脂のスプリングアク
ションにより対向先端部の間隔が開かれ軸を内側に嵌入
枢着できる。
【0021】軸が両端をブラケットで支持されているた
め応力に対し変形がなく、また軸受は軸を枢着すると樹
脂のスプリングアクションにより復元するので軸が外れ
ない。この様な構造によりオールプラスチックで金属を
用いないですみ、しかも組込みがスムースにできるが、
一旦組込むと外れにくい安定した構造を形成できる。ま
た軸受の両側にブラケットの回動可能に凹部を設けてい
るので回動良好と共に横ずれを防止する。
【0022】前記天板の長辺側の自由端縁部と扉板の間
に設けた係止機構として、天板の該端縁から下向きに突
出し先端部に係止用凸部を設けた係止片を設け、扉板の
長辺側の自由端縁に係止孔、それに続く扉板上部側面に
係合孔を設けているので、容器組立て時には係止片を係
止孔に嵌入し、先端部を係合孔へ突き出すことにより係
止用凸部を係止孔の下端に係合させて係止することがで
きる。そのとき先端部は係合孔に収容される。また係止
を解除するときは係止片先端部を指で押しワンタッチで
係止を解くことができる。また折り畳み時には係止片が
先端部を板厚から出すことなく係合孔に収容することが
できるので扉板と底板の平面状の展開上に、天板と背板
の平面状の展開を接してコンパクトにほぼ水平に安定し
た折り畳みすることを可能にする。
【0023】前記天板と底板の飛出し防止用の突出縁部
をリブ条に設け、そのリブの折り畳み時互に当たる部分
に互に組み可能に複数の凹凸部を設けているので、折り
畳みがコンパクトにでき、折り畳み時容器の段積みによ
る突出縁部の変形が防止される。
【0024】天板、底板、、背板、扉板はリブで補強で
補強されることにより軽量にでき且つ強度を向上でき
る。背板及び扉板の上部及び下部に設けた断面台形状の
凹凸面とリブとの組合せの凹凸構造は、荷重に対し板の
変形防止にすぐれると共にまた凹凸が容器持ち運びの際
の把手を容易にする。中央のラベル貼布、マーキング等
用の面にラベル、マーキング等を施こすことができる。
このような背板及び扉板の構造は、またデザインの点に
おいて外観を優れたものにしている。
【0025】底板の上面の缶乃至ビンの搬入方向と平行
に設けられた多数の凸条リブは、缶乃至ビンとの接触面
を減らしスライド性を向上し向きが搬入方向と一致する
ところから缶乃至ビンの搬入、搬出を容易にする。
【0026】案内板は、底板と平面状に連続して展開で
き、上面に缶乃至ビンの搬入方向と平行に多数のリブを
設けているので缶乃至ビンのスライド性を向上する。缶
乃至ビンを案内板上面をスライドさせて容器内(底板上
面)に搬入でき、また搬出も容易である。
【0027】案内板の上部側端縁から横に凸出する係合
片は容器組立て時背板及び扉板の短縁部内側の係合凹部
に嵌合し、この状態で係止することができ、容器の形状
保持に役立ち、また缶乃至ビンの飛び出しを防止する。
【0028】
【実施例】本発明の収納容器を実施例で更に詳細に説明
する。図1は収納容器の一実施例の斜視図で、この容器
はジュース缶又はビール缶を5列、各列6個づつ計30
個立てて収納できるもので、缶を容器内に入れるときの
状態をほぼ示している。図1において、収納容器は、ほ
ぼ矩形の天板1と底板2と、対向する長辺側面を形成す
る背板3及び扉板4と、案内板5から成る。
【0029】天板1と背板3、背板3と底板2、及び底
板2と扉板4は、夫々一方の板の長辺端縁部に設けた軸
と他方の板の長辺端縁部に設けた軸受を備えたヒンジ
6,7及び8にて、互に内側に折り曲げ可能に回動し得
るように一体に連結されている。更に互に角度180゜
に開いて展開可能であるが、天板1と背板3、扉板4と
底板2は、夫々ヒンジにて平面状に連続して展開でき
る。背板3と底板2とは、ヒンジにて折り畳みを可能に
するため、この実施例ではヒンジ7が底板の上面の上に
あるように設けているので、平面状に連続して展開しな
いが、ヒンジの位置をずらして設ければ折り畳みもでき
平面状に連続して展開することも可能である。また、板
厚と底板4との接触を利用し図1のように背板3と扉板
4を底板2に対して角度90゜よりやや外開き(角度1
00゜前後)にして開きをとめることもできる。この場
合も樹脂のスプリングアクションにより、角度180゜
の展開ができる。
【0030】また天板1の長辺側の自由端縁1Aに、自
由端縁1Aから天板1に直交し下向きに突出す係止片9
が2個設けられ、扉板4の長辺側の自由端縁4Aの対応
する位置に容器組立て時に係止片9を嵌入し係止する係
止孔10が、また扉板4の側面上部に係止孔10に続く
係合孔11が設けられている。係合孔11は、容器の組
立て時に係止片9の先端部を嵌合し、折り畳み時には係
止片9を嵌合し収容する。
【0031】天板1の一方の短辺側の端縁1Cには天板
1に直交し下向きに突出すリブ状の突出縁部12が設け
られ、対向する底板2の一方の短辺側の端縁20には、
底板2に直交し上向きに突出すリブ状の突出縁13が設
けられている。突出縁部12及び13は、収納容器に収
納された缶が容器外に飛び出すのを防止する。突出縁部
12及び13にはまた、容器の折り畳み時互いに噛み合
いよりコンパクトに畳めるように歯形状乃至波形状の凹
凸14及び15が複数個設けられている。
【0032】案内板5は、その下端縁で底板2の他方の
短辺側の下端縁とヒンジ16にて、互に平面状に展開可
能且つ内側に折り曲げ可能に回動し得るように着脱自在
に連結されている。
【0033】天板1、底板2、背板3、扉板4及び案内
板5は、内面側に補強リブを設け、更に背板3と扉板4
には凹凸構造を設けている。これらの補強リブ、凹凸構
造はプラスチックの使用量を減らし軽量化しながら、機
械的強度の向上板の変形防止に役立っている。
【0034】底板2の上面側には、缶の搬入方向に平行
即ち長辺に平行に多数の凸条リブ17を設けている。凸
条リブ17は、缶の搬入の際接触面を減じスライド性を
向上しガイドの役目をなすと共に補強リブを兼ねてい
る。図示省略しているが案内板5の上面にも缶の搬入方
向に平行に多数のガイド兼補強を兼ねたリブを設けてい
る。
【0035】収納容器に缶を収納するときは、ほぼ図1
の状態で、缶を案内板上面をスライドさせ更に底板2上
面をスライドさせて搬入する。その際突出縁12,13
により飛び出しが防止され、缶が押出されることがな
い。予定収納個数(30個)収納すると、天板1と背板
3、背板3と底板2、底板2と扉板4を夫々直交するよ
うにヒンジにて折り曲げ、案内板5を立上げ、案内板5
と背板3及び扉板4に係止し、係止片9を係止孔10に
嵌入係止して図2、図11及び図12の側面図のように
組立てられる。或いは図3のように案内板5を平面状に
展開したまま容器を組立てて缶乃至ビンを収納し、次い
で天板1と扉板4の係止を解き、案内板5をおこしてあ
らためて図2、図11及び図12に示すように組立てら
れる。
【0036】収納容器を折り畳むときは、天板1の係止
片9と扉板4の係止孔10との係止を解除し、案内板5
の背板3及び扉板4との係止を解除し次いで扉板4と底
板2を平面状に展開し、その上に天板1と背板3を平面
状に展開して重ね合わす。係止片9は扉板4の係合孔1
1に嵌合し、天板1の突出縁の凹凸部14と底板2の突
出縁の凹凸部15が互いにくみ合ってコンパクトに水平
に折り畳むことができる。図4は、折り畳み状態の側面
図である。折り畳むとき、案内板5は取外してもよい。
【0037】次に天板1、底板2、背板3、扉板4及び
案内板5について詳細に説明する。天板1は、図5
(A)の裏面図に示すように、矩形で、外側表面は平ら
で裏面側に長辺及び短辺に平行に多数のリブを設けてい
る。周囲端縁はリブ状に形成され、長辺側の一方の端縁
1Aには図5(A)のAA断面図(図5(B))、図5
(A)の拡大B部視図(図5(C))に示す係止片9を
2個設けている。係止片9は端縁1Aの内側から天板1
に直交し且つ下方に突出し逆梯形状をしている。先端部
手前にに外側にふくらむ係止用凸部9Aを設け、その先
に内向きのテーパを設けている。
【0038】長辺側の他方の短縁1Bには、中央と両端
近傍に背板3の軸47を軸受するための軸受20と軸受
20の両側に凹部21を設け、両端の凹部21Aは、他
の凹部よりもやや幅広になっており、凹部21Aの内側
側面から軸受20に向い片持ちで先端に外向きに拡がる
ようにテーパーをもつ短軸22を設けている。この凹部
21には軸47の両端を支持するブラケット46が回動
可能に嵌合し得る。
【0039】軸受20は、図5(A)のC部の拡大平面
図(表側から見た)である図5(D)、図5(D)のE
E断面図である図5(E)及び図5(B)のD部拡大図
である図5(E)に示すように、軸47を嵌入し得る間
隔の対向先端部23と内面側の軸47との摺動面24
と、対向先端部23にその間隔を軸47の径よりも小さ
い間隔となるように設けられた頭が丸い軸止め凸部25
と、軸止め凸部25の内側に摺動面24の一部を切欠い
た切欠孔26を備えている。
【0040】軸47を軸受20に連結する際は、軸47
を対向先端部23に当て内側に押し込むと押圧力により
樹脂のスプリングアクションが働らき対向先端部23を
開き、摺動面24に軸47が接するように嵌入でき、嵌
入されると樹脂のスプリングアクションにより対向先端
部23が復元する。切欠孔26は組入れた軸47を軸受
20から取外すときに用いられ、切欠孔26を通して背
面から軸47をドライバー、棒等の先を用いて押圧する
ことにより取外すことができる。単に力をかけて引き離
すように引張っても取外しができないようになってい
る。
【0041】天板1の短辺側の一方の端縁1Cには、リ
ブ状の突出縁部12を設け、突出縁部12に切欠部12
Aを設け、凹凸部14を形成している。また他方の端縁
部に、端縁1Dの内側に端縁1Dに沿って内側(下方)
に突出すリブ状の突出縁部27を設けている。
【0042】底板2は、図6(A)の平面図と、図6
(A)のAA断面図及びBB断面図である図6(B)及
び図6(C)に示すように、矩形で、裏面は平らで、上
面に長辺及び短辺に平行に多数の補強リブを設けてい
る。長辺に平行なリブは凸条リブ17であり短辺に平行
なリブよりも高さが高く、段差なく一様に設けられ、凸
条リブ17の頭が缶を積載する際の缶底との接触面とな
っている。長辺側の一方の端縁2Aには内側に端縁2A
より底板面に垂直に底板面の上にはみ出して、両端をブ
ラケット28で支持された背板3と連結するための軸2
9が中央及び両端近傍に設けられ、ブラケット28のう
ち最両端のブラケット28Aの両外側に凹部30を設
け、その外側にブラケット31を設け、ブラケット31
の軸29側に向い片持ちで先端にテーパーをもつ短軸3
2を設けている。
【0043】長辺側の他の端縁2Bには、中央と両端近
傍にブラケット33に両端を支持された軸34(扉板4
と連結するための)が設けられ、最外側のブラケット3
3Aに片持ちで先端にテーパーをもつ短軸35が、また
ブラケット33Aの外側に凹部36を設けている。図6
(A)のC視図である図6(D)及び図6(A)に示す
ように軸34のある凹部37の内側に垂直方向に2本の
凸条38を設けている。
【0044】短辺側の一方の端縁2Cには、リブ状端縁
を上向きに(垂直に)立上げたリブ状の突出縁部13を
設け、その一部を切欠いた切欠部13Aを設けて歯形乃
至波形状の凹凸部15を設けている。
【0045】他方の端縁2Dには、端縁2Dから外側に
はみ出す、中央の両端をブラケット40で支持された軸
41(案内板5を連結するための)と両端の軸受孔42
(案内板5を連結するための)を有するブラケット43
を設けている。ブラケット43の内側に軸受孔42に達
する浅いガイド溝44が設けられている。
【0046】図6(E)は図6(A)の拡大DD断面図
であり、E6(F)は図6(A)のE部拡大図であり、
図6(G)は図6(C)のF部拡大図である。
【0047】背板3を図7に示す。図7(A)は、側面
図(右半分)と背面図(左半分)であり、図7(B)は
図7(A)の拡大AA断面図であり、図7(C)は図7
(A)の拡大BB断面図であり、図7(D)は図7
(A)の拡大C視図であり、図7(E)は図7(A)の
DD断面図であり、図7(F)は図7(A)のE部拡大
図である。
【0048】背板3はほぼ矩形で、図7(A)に示すよ
うに、上部と下部に図7(E)に示す断面梯形状の凹凸
面3Eとリブとの組合せの凹凸構造とその中央部のリブ
構造を設け、中央部に表側を背板3の外面より僅かに凹
む平らなラベル等の標示面3Fを設け、裏側にリブ構造
を設け、軽量であり乍ら荷重や取扱いに対し十分に耐え
る強度、耐変形性を有している。
【0049】長辺側の一方の端縁(上端縁)3Aには、
中央及び両端部近傍に端縁3Aよりはみ出し、両端をブ
ラケット46に支持された軸47(天板1と連結するた
めの)を設け、ブラケット46のうち最外側のブラケッ
ト46Aは幅広で、その外側に軸受孔49(短軸22
の)を設けている。図7(G)は図7(A)の下部拡大
断面図である。図7(D)、図7(G)に示すように軸
受孔49は上下方向に長めに設けている。
【0050】下端縁3Bには、中央部及び両端部近傍に
下端部3Bより下方にはみ出して軸受50(底板2と連
結するための)を設けている。また最外側の軸受50の
外側に凹部51を形成しブラケット52を設けている。
軸受50は図7(F)に示すように、対向先端部53が
底板2の軸29の径よりも小さい間隔を形成するように
軸止め凸部54を設け対向先端部53の内側に軸29と
の摺動面55を設けている。また軸止め凸部54のある
部分の摺動面55に切欠孔56を設けている。またブラ
ケット52に軸受孔57(短軸32の)、それに続くガ
イド溝58を設けている。
【0051】一方の側端縁3Cの内側、背板3の裏側の
上部にリブで囲まれた係合凹部59、下部にリブで囲ま
れた係合凹部60を設けている。係合凹部59及び60
は、夫々収納容器組立て時天板1及び案内板5を係止す
るのに用いられる。
【0052】扉板4を図8に示す。図8(A)は、側面
図(右半分)と背面図(左半分)であり、図8(B)は
図8(A)のAA断面図であり、図8(C)は図8
(A)のBB断面図であり、図8(D)は図8(A)の
C視図であり、図8(E)は図8(A)のDD断面図で
あり、図8(F)は図8(A)のE視図(右半分)であ
り、図8(G)は図8(B)の部分拡大図であり、図8
(H)は図8(F)の拡大GG断面図であり、図8
(I)は図8(A)の拡大F視図である。
【0053】扉板4はほぼ矩形で、図7(A)に示すよ
うに、上部と下部に図8(E)に示す断面梯形状の凹凸
面4Eとリブとの組合せの凹凸構造とリブ構造、上部の
左右端部寄りに係合孔11を設け、中央部に扉板4の外
面より僅かに凹む平らなラベル等の標示面4Fを設け、
裏側にリブ構造を設けている。凹凸構造は、背板3の凹
凸構造と共に容器持ち運びの際の把手を容易にする。凹
凸構造、リブ構造が板体を背板3同様軽量であり乍ら強
度の強いものにしている。
【0054】上端縁4Aには、左右に板の長辺方向に長
い係合孔11に通ずる係止孔10を設け、係止孔10の
入口両側を上端縁4Aより上に突出す突縁61を設けて
いる。係止孔10は図8(G)に示すように内面が内向
きにテーパーを設け下方が狭くなり、係合孔11に通じ
ている。
【0055】下端縁4Bには、中央部及び左右端部寄り
に下端縁4Bから下方にはみ出す軸受62(底板2と連
結するための)を設けている。左右端部寄りの軸受62
の外側に凹部63を形成しブラケット64、またブラケ
ット64に軸受孔65(短軸35の)を設けている。こ
の軸受62は背板3の軸受50と同様の構造を有し、対
向先端部66が底板2の軸34の径よりも小さい間隔を
形成するように軸止め凸部67を設けその内側に軸34
との摺動面68を設けている。また軸止め凸部67のあ
る部分の摺動面68に切欠孔69を設けている。
【0056】一方の側端縁4Cの内側、扉板4の裏側に
上部及び下部に背板3と同様に係合凹部70及び係合凹
部71を設けている。係合凹部70は天板1の係止に、
係合凹部71は案内板5の係止に用いられる。
【0057】案内板5を図9に示す。図9(A)は容器
組立て時に外側となる側面図で展開時の裏面図であり、
図9(B)は組立て時の内側となる背面図で展開時の上
面図である。図9(C)は図9(A)の拡大A視図であ
り、図9(D)は図9(A)の拡大BB断面図であり、
図9(E)は図9(A)の拡大CC断面図である。
【0058】案内板5は、ほぼ長方形で断面がほぼくさ
び形をなしている。展開時の上面が凸条リブ72を除け
ば平らな面で、裏面の周縁リブでくさび形断面を形成し
裏面に補強リブをくさび形に合せた高さに設けて板を補
強している。上端縁5Aが厚みが薄く下端縁5Bに向っ
て厚みが厚くなっている。下端縁5B部の中央に、軸受
73(底板1に連結するための)を設け、その両側に凹
部74を設けている。この軸受73の構造は天板1の軸
受20と同様の構造となっている。側端縁5C,5Dの
下端部に短軸75(底板2に連結するための)を設けて
いる。短軸75は片持ちで先端が図9(A)のB部拡大
図の図9(F)に示すようにテーパーを設けている。
【0059】側端縁5C,5Dの上端部に外方に上面と
面一に凸出する係合片76(背板、扉板4の係合孔6
0,71に係合するための)を設けている。
【0060】底板2への背板3の組込みは背板3の外面
を下に向け、軸29と対応する軸受50を合せて押しこ
むと樹脂のスプリングアクションにより軸29が押しこ
まれ摺動面55に接し軸受50に枢着し、短軸32が軸
受孔57に枢着し、両者のブラケットが対応する凹部に
おさまりヒンジ7を形成し連結する。
【0061】同様に底板2への扉板4の組込みは、扉板
4の外面を下に向け、軸34と対応する軸受62を合せ
て押し込むと樹脂のスプリングアクションにより軸34
が押しこまれ軸受62に枢着し、短軸35が軸受孔65
に枢着し、両者のブラケットが対応する凹部におさまり
ヒンジ8を形成し連結する。
【0062】背板3への天板1の組込は、背板3を内面
側を上にし天板1の上面を下向きにして背板3の軸47
の上に対応する天板1の軸受20を合せて軸受20を軸
47に押圧すると樹脂のスプリングアクションにより、
軸47が軸受20に枢着し、短軸22が軸受孔42に枢
着し、両者のブラケットが対応する凹部におさまりヒン
ジ6を形成し連結する。ヒンジの例として図10(A)
にヒンジ6の平面図を示す。図10(B)はその部分拡
大図である。
【0063】底板2への案内板5の組込みは、案内板5
の内面側(上面)を上向きに展開状態の向きで軸受73
を底板2の軸41上に合わせ押出し、軸受73に軸41
を枢着し、短軸75を軸受孔42に枢着しブラケット4
0を凹部74に嵌合しヒンジ16を形成し連結される。
【0064】組立ては、図2に示すように組立てられ
る。図1の展開状態からの組立ては、案内板5、背板3
と扉板4をおこし、案内板5の左右の係合片76を背板
3の係合孔60及び扉板4の係合孔71に夫々係合し次
いで、天板1の係止片9を扉板4の係止孔10に係止し
て組立てる。組立てる時係止片9の係止用凸部9Aが係
止孔10の内面をスライドし挿入されるとき樹脂のスプ
リングアクションで係止片9は内側へ押されて押込まれ
る。係止片9の係止用凸部9Aが係止孔9を抜けると樹
脂のスプリングアクションにより係止片9が元に復し、
係止用凸部9Aが係止孔9の下端で係止される。その際
天板1の突出縁部27の端部が背板3と扉板4の係合凹
部59,70に係合する。
【0065】図11(A)に背板側から見た側面図、図
11(B)に図11(A)のAA断面図を示す。また図
12(A)に扉板側から見た側面図、図12(B)に図
12(A)のAA断面図を示す。
【0066】缶の収納は、前述したように図1或いは案
内板5を展開して組立てた状態で収納する。後者の場
合、収納後一旦係止片9と係止孔10の係止を解いて案
内板5を立上げて組立てる。
【0067】組立を解除するとき係止片9の先端部を内
側に押し天板1を上げるとワンタッチで解除でき背板3
と扉板4を開き案内板5を展開できる。
【0068】使用済み収納容器の折り畳みは、前記した
通りである。折り畳み状態では、係止片9の先端部が係
合孔11に嵌合し先端が扉板4の厚みの範囲内に止ま
る。折り畳み状態で水平のため、容器同士を積重ねても
くずれたり、スライドしにくいので、多段積みが可能で
ある。また収納容器に缶を収納した状態で、多段積みが
可能である。
【0069】本発明の収納容器は、天板、底板、背板、
扉板及び案内板が、夫々別個に成形される。使用される
プラスチックとしては、汎用の公知の樹脂を用いること
ができる。通常ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン・α−オレフィン共
重合体等オレフィン系樹脂が用いられるが、そのほか塩
化ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−アクリレート共重合体、ポリアクリレート、ポリ
スチレン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリアミド等を用いることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明の収納容器は、従来のカートンケ
ースに代わって使用でき、反復して使用可能であると共
に、製造及び組立が容易であり、缶やビンの未収納時に
は折り畳みコンパクトな形で貯留及び輸送可能であり、
しかも缶やビンの出し入れも容易であるという利点を有
し、貴重な天然資源を保護し、ゴミの廃棄処理をも軽減
できるものである。
【0071】またオールプラスチック製のため、繰返し
使用したのちスクラップにし容易に再生利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶乃至ビン用折り畳み収納容器の缶乃
至ビン収納時の状態を示す斜視図である。
【図2】開口部の一方から見た収納容器(組立て時)の
側面図である。
【図3】収納容器の缶乃至ビン収納時の他の状態を示す
斜視図である。
【図4】収納容器を折り畳んだ状態を示す一側面図であ
る。
【図5】収納容器の天板の詳細を示す説明図である。
【図6】収納容器の底板の詳細を示す説明図である。
【図7】収納容器の背板の詳細を示す説明図である。
【図8】収納容器の扉板の詳細を示す説明図である。
【図9】収納容器の案内板の詳細を示す説明図である。
【図10】天板と背板を連結するヒンジ部分の平面図と
部分拡大図である。
【図11】図11(A)は背板側から見た収納容器の側
面図であり、図11(B)は図11(A)のAA断面図
である。
【図12】図12(A)は扉板側から見た収納容器の側
面図であり、図12(B)は図12(A)のAA断面図
である。
【符号の説明】
1 天板 2 底板 3 背板 3E 凹凸面 3F ラベル等の標示面 4 扉板 4E 凹凸面 4F ラベル等の標示面 5 案内板 6,7,8 ヒンジ 9 係止片 10 係止孔 11 係合孔 12,13 飛び出し防止用の突出縁部 14,15 凹凸部 16 ヒンジ 17 凸条リブ 20 天板の軸受 21 凹部 22 短軸 23 対向先端部 24 摺動面 25 軸止め凸部 26 切欠孔 27 突出縁部 28,31,33,40,43 底板のブラケット 29,34,41 軸 32,35 短軸 42 軸受孔 46,52 背板のブラケット 47 軸 49,57 軸受孔 50 軸受 53 対向先端部 54 軸止め凸部 55 摺動面 57 軸受孔 59,60 係合凹部 62 扉板の軸受 64 ブラケット 65 軸受孔 66 対向先端部 67 軸止め凸部 68 摺動面 70,71 係合凹部 72 案内板の凸条リブ 73 軸受 74 凹部 75 短軸 76 係合片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 昌夫 岐阜県本巣郡穂積町大字本田474番地の1 三甲株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、底板と、対向する長辺側面を形
    成する背板及び扉板と、案内板とを備え、その全てがプ
    ラスチックで形成され、天板と背板、背板と底板、及び
    底板と扉板が、夫々一方の板の長辺側の端縁部に設けた
    軸と他方の板の長辺側の端縁部に設けた軸受を備えたヒ
    ンジにて内側に折り曲げ可能に回動し得るように連結さ
    れ、且つ天板の長辺側の自由端縁部と扉板との間に着脱
    自在の係止機構を設けると共に、天板及び底板の一方の
    短辺側の自由端縁に夫々下向き及び上向きに突出す収納
    物飛び出し防止用の突出縁部を設け、且つ案内板の下端
    縁部と底板の他方の短辺側の自由端縁部がヒンジにて折
    り曲げ可能に回動し得るように着脱自在に連結されると
    共に、案内板の両側端縁部と背板及び扉板との間に着脱
    自在の係止機構を設けていることを特徴とする缶乃至ビ
    ン用折り畳み収納容器。
  2. 【請求項2】 前記収納容器は、扉板と底板、及び背板
    と天板が平面状に連続して展開でき、折り畳む際は、扉
    板と底板を平面状に展開し、その上に天板と背板が平面
    状になる様に重ねて折り畳むことを特徴とする請求項1
    記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記天板と背板、背板と底板、及び底板
    と扉板を夫々連結するヒンジが、一方の板の長辺側の端
    縁部に設けられ両端をブラケットにより支持された軸、
    及び他方の板の長辺側の端縁部に設けられ軸の径よりも
    小さい間隔の開きを有する対向先端部と対向先端部の内
    側に軸との摺動面を有し、軸嵌入の際は樹脂のスプリン
    グアクションにより対向先端部の間隔が開かれ軸を内側
    に嵌入枢着し得るように形成された軸受を備えている請
    求項1又は2記載の収納容器。
  4. 【請求項4】 前記天板の長辺側の自由端縁部と扉板と
    の間の着脱自在の係止機構が、天板の該端縁から下向き
    に突出す先端部に係止用凸部を設けた係止片と、扉板の
    長辺側の自由端縁部に設けられ係止片を嵌入係止する係
    止孔、及び係止孔に続き扉板上部側面に設けられ、容器
    組立て時及び折り畳み時に係止片の先端部を収容する係
    合孔から成る請求項1,2又は3記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 前記天板及び底板に設けられた飛出し防
    止用の突出縁部がリブよりなり、且つ折り畳み時互に組
    込可能に複数個の凹凸部を設けている請求項1記載の収
    納容器。
  6. 【請求項6】 前記天板、底板、背板及び扉板は、リブ
    で補強されており、且つ背板及び扉板の上部及び下部に
    断面台形状の凹凸面とリブとの組合せの凹凸構造、背板
    及び扉板の中部の外側面にラベル貼布、マーキング等用
    の面を設け、底板の上面に収納物の搬入方向に平行に多
    数の凸条リブを設けている請求項1記載の収納容器。
  7. 【請求項7】 案内板が、ほぼくさび形の断面を有し、
    底板と連続して平面形状に展開でき、上面に収納物の搬
    入方向に平行に多数の凸条リブを設けている請求項1記
    載の収納容器。
  8. 【請求項8】 案内板の両側端縁部と背板及び扉板との
    間の係止機構が、案内板の上部側端縁から横に凸出した
    係合片と、背板及び扉板の短縁部内側に設けた係合凹部
    とから成る請求項1記載の収納容器。
JP31962093A 1993-12-20 1993-12-20 缶乃至ビン用折り畳み収納容器 Pending JPH07172434A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213881A (ja) * 2007-03-03 2008-09-18 Sanko Co Ltd 蓋付きコンテナ
US7641999B2 (en) 2004-08-27 2010-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell stack
JP2013063799A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Sanko Co Ltd 折畳コンテナ
JP2014076813A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Gifu Plast Ind Co Ltd 運搬用容器

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