JP3660783B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3660783B2
JP3660783B2 JP17380797A JP17380797A JP3660783B2 JP 3660783 B2 JP3660783 B2 JP 3660783B2 JP 17380797 A JP17380797 A JP 17380797A JP 17380797 A JP17380797 A JP 17380797A JP 3660783 B2 JP3660783 B2 JP 3660783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
reference voltage
internal
acceleration test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17380797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1126692A (ja
Inventor
由展 山上
晃徳 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP17380797A priority Critical patent/JP3660783B2/ja
Priority to TW087110250A priority patent/TW390018B/zh
Priority to US09/106,150 priority patent/US6121786A/en
Priority to KR1019980025493A priority patent/KR100500009B1/ko
Publication of JPH1126692A publication Critical patent/JPH1126692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3660783B2 publication Critical patent/JP3660783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • G01R31/3004Current or voltage test

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体集積回路に関し、特に、内部降圧回路を搭載したものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体集積回路は、素子の微細化が進み、トランジスタ耐圧の低下に対する信頼性の確保と、低消費電力化とを実現するために、外部電源電圧を半導体集積回路内部で降圧し、その降圧電源によって内部回路を駆動する内部降圧回路を搭載する半導体集積回路が主流となっている。
【0003】
また、一般的に、半導体集積回路の良品と不良品を判別するためには、メモリテスターあるいはロジックテスター等を使用して、半導体集積回路の動作保証電圧の上限よりも数パーセント高い電圧や動作保証電圧の下限よりも数パーセント低い電圧を半導体集積回路に印加し、その仕様を満足する動作をするか否かを判定する動作マージン確認試験が実施される。また、半導体集積回路の初期故障を効果的にスクリーニングするために、半導体集積回路の動作保証電圧よりも高い電圧を高温度条件のもと一定時間印加する加速試験、通称バーンイン試験が実施される。
【0004】
以下、従来の技術について説明する。
【0005】
内部降圧回路を有する半導体集積回路の外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの特性を、図20(a)、(b)、(c)に示される特性に分類する。前記3種類の特性は、外部電源電圧VEXTが“0”から所定値V1の間、内部電源電圧VINTは、外部電源電圧VEXTに比例して上昇する特性を持つ。そして、外部電源電圧VEXTが所定値V1から所定値V2の間、内部電源電圧VINTは、一定電圧VAを示す特性を持つ。よって、半導体集積回路の外部電源電圧の動作保証電圧範囲が所定値V1以上所定値V2未満の範囲ならば、内部回路は一定電圧VAで駆動されるため、外部電源電圧に依存しない安定した動作が可能となる。外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧になると、それまで一定電圧VAであった内部電源電圧VINTは、外部電源電圧VEXTに比例し上昇する特性を持つ。これは、加速試験用の電圧特性であり、それまで一定電圧VAであった内部電源電圧よりも高い内部電源電圧にすることにより、加速試験時の内部回路に対する電圧加速を得るためである。図20(a)の場合は、外部電源電圧VEXTが所定値V2になると、内部電源電圧VINTは、一定電圧VAから一定電圧VBに一気に上昇する。そして、外部電源電圧VEXTに等しい特性で上昇する。図20(b)の場合は、外部電源電圧VEXTが所定値V2になると、内部電源電圧VINTは、一定電圧VAからVCに一気に上昇する。そして、電圧VCから外部電源電圧VEXTに比例し上昇する特性を持つ。図20(c)の場合は、外部電源電圧VEXTが所定値V2になると、一定電圧VAから外部電源電圧VEXTに比例して上昇する特性を持つ。
【0006】
次に、前記図20(a)、(b)、(c)3種類の特性に対応した内部降圧回路の回路構成ブロック図の一例を、それぞれ図19(a)、(b)、(c)に示す。
【0007】
図19において、1は基準電圧発生回路、2は加速試験検知回路、3はP型MOSトランジスタ、4は基準電圧選択回路、5は内部電源供給回路、6は内部回路、VREF1、VREF2、VREF3は基準電圧、VBI2は加速試験検知回路の出力信号、VINTは内部電源電圧、VEXTは外部電源電圧を示す。以上のように構成された半導体集積回路について、以下その動作を説明する。
【0008】
先ず、図19(a)の場合について説明する。基準電圧発生回路1で発生する基準電圧は、図21(a)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V1以上になると、一定電圧VAとなる特性を持ち、基準電圧VREF1として出力される。加速試験検知回路2は、加速試験用の内部電源電圧を発生させるかどうかを決定する回路であって、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満では加速試験検知回路2の出力信号VBI2として高レベルの信号を出力し、所定値V2以上では低レベルの信号を出力する。従って、加速試験検知回路2の出力信号VBI2をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタ3は、外部電源電圧VEXTが“0”から所定値V2の範囲でオフ、所定値V2以上でオンすることにより、基準電圧VREF1は、外部電源電圧VEXTが“0”から所定値V2の間は、図21(a)の特性に従い、所定値V2以上になると、P型MOSトランジスタ3がオンするので、強制的に外部電源電圧VEXTと等しい特性を持つ。そして、基準電圧VREF1に基づいて、内部電源供給回路5によって、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTが供給される。
【0009】
ここで、内部電源供給回路5は、図22に示すように、差動増幅器7と、P型MOSトランジスタQP3とにより構成するのが一般的である。図22において、差動増幅器7は、カレントミラーを構成するP型MOSトランジスタQP1、QP2と、前記P型MOSトランジスタQP1、QP2にそれぞれ直列に接続されたN型MOSトランジスタQN1、QN2と、更に差動増幅器7を流れる電流を制御するN型MOSトランジスタQN3により構成される。そして、差動増幅器7の一方の入力(N型MOSトランジスタQN1のゲート端子)に基準電圧VREF1を入力し、他方(N型MOSトランジスタQN2のゲート端子)にはP型MOSトランジスタQP3のドレイン端子である内部電源電圧VINTを入力し、差動増幅器7の出力(P型MOSトランジスタQP1のドレイン端子)は、P型MOSトランジスタQP3のゲート端子に入力にされる。
【0010】
以上のような構成の内部電源供給回路5の動作について、以下、説明する。
【0011】
差動増幅器7は、基準電圧VREF1と内部電源電圧VINTとを入力とし、内部電源電圧VINTの電圧が基準電圧VREF1よりも低ければ低レベルの信号を出力し、次段のP型MOSトランジスタQP3をオンさせて、外部電源電圧VEXTを内部電源電圧VINTに供給する。また、内部電源電圧VINTの電圧が基準電圧VREF1よりも高ければ、高レベルの信号を出力し、次段P型MOSトランジスタQP3をオフさせる。このように、P型MOSトランジスタQP3をオン、オフ制御することで、そのドレイン出力である内部電源電圧VINTは、基準電圧VREF1と等しい電圧を出力するようになる。以上のような構成により、図20(a)に示す特性が得られる。
【0012】
次に、図19(b)の場合について説明する。基準電圧発生回路1で2種類の基準電圧VREF1、VREF3を発生する。発生する基準電圧のうちVREF1は、図19(a)の場合と同様に図21(a)に示される特性を持つ。他方の基準電圧VREF3は、図21(b)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V2の時、基準電圧VCを通り、外部電源電圧に比例して上昇する特性を持つ。加速試験検知回路2は、前記図19(a)の場合と同じ動作をし、出力信号VBI2を発生する。基準電圧選択回路4は、2種類の基準電圧VREF1、VREF3を入力とし、加速試験検知回路2の出力信号VBI2によって、2種類の基準電圧のうちの何れか一方を選択し出力する回路である。出力信号VBI2が高レベルの時、基準電圧VREF1側を出力し、出力信号VBI2が低レベルの時、基準電圧VREF3側を出力するよう選択すれば、基準電圧選択回路4の出力は、外部電源電圧VEXTが“0”から所定値V2の間は、図21(a)の特性に従い、所定値V2以上では、図21(b)の特性に従う。そして、基準電圧選択回路4より出力された基準電圧をもとに、内部電源供給回路5によって、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTが発生する。以上のような構成により、図20(b)に示す特性が得られる。
【0013】
次に、図19(c)の場合について説明する。基準電圧発生回路1で2種類の基準電圧VREF1、VREF2を発生する。発生する一方の基準電圧VREF1は、図19(a)、(b)の場合と同様に、図21(a)に示される外部電源電圧VEXTが所定値V1以上で一定電圧VAとなる特性を持ち、他方の基準電圧VREF2は、図21(c)に示すように、外部電源電圧が所定値V2の時に基準電圧VAを通り、外部電源電圧VEXTに比例して上昇する特性を持つ。そして、発生した2種類の基準電圧VREF1、VREF2のうち、外部電源電圧に対する基準電圧値の高い方をもとに、それぞれの入力である内部電源供給回路5によって、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTが出力される。つまり、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合は、図21(a)の特性に従い、所定値V2以上になると、図21(b)の特性に従う内部電源電圧VINTが発生する。以上のような構成により、図20(c)に示すような特性が得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、以下に示すような問題点がある。
【0015】
先ず、図20(a)の場合は、外部電源電圧VEXTが所定値V2になると、内部電源電圧VINTは一定電圧VAから一定電圧VBに一気に上昇、つまり不連続な電圧特性を持つため、一定電圧VAから電圧VB間の内部電源電圧VINTによって駆動される内部回路の特性が確認できないという問題がある。従って、動作マージン確認試験では、内部電源電圧が一定電圧VA以下又は一定電圧VB以上での内部回路の動作保証しかできないのである。
【0016】
次に、図20(b)の場合は、外部電源電圧VEXTが所定値V2になると、内部電源電圧VINTは一定電圧VAからVCに一気に上昇、つまり不連続な電圧特性を持つため、前記図20(a)の場合と同様の問題が指摘できる。
【0017】
次に、図20(c)の場合は、外部電源電圧が所定値V2になると、図20(a)、(b)のような内部電源電圧VINTの不連続な電圧特性はなく、連続した電圧特性を持つため、前記図20(a)、(b)の場合に示したような問題は生じない。しかし、外部電源電圧VEXTが所定値V2以上での内部電源電圧VINTの特性は、図20(a)、(b)の場合に比べ低く、加速試験時に内部回路に対する十分な電圧加速が得られないという問題がある。
【0018】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであり、その目的は、半導体集積回路の動作マージン確認試験及び加速試験に、それぞれ適した内部電源電圧を供給できる内部降圧回路を搭載した半導体集積回路を提供することにある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
この課題を解決するために、本発明の半導体集積回路は、動作マージン確認試験時には、連続する内部電源電圧を発生させて、内部回路の動作特性を確認できない内部電源電圧範囲を無くすと共に、加速試験時には、内部回路に対する十分な電圧加速が得られる内部電源電圧を発生させる。
【0020】
具体的な構成について、請求項1記載の発明の半導体集積回路は、外部電源電圧を降圧し、内部電源電圧として内部回路に供給する内部降圧回路を搭載した半導体集積回路において、前記内部降圧回路は、外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の基準電圧と、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の基準電圧とを含む複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、前記第1の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を発生して前記内部回路に供給する第1の内部電源供給回路と、前記第2の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を発生して前記内部回路に供給する第2の内部電源供給回路と、加速試験時に出力される加速試験時制御信号により制御され、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する基準電圧比較回路と、加速試験時に、前記基準電圧比較回路の出力信号に基づいて、加速試験時の内部電源電圧を供給する加速試験時電圧供給回路を備えることを特徴とする。
【0021】
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の半導体集積回路において、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記基準電圧比較回路の出力信号により前記加速試験時電圧供給回路を動作させて、前記加速試験時の内部電源電圧を供給することを特徴とする。
【0022】
請求項3記載の発明の半導体集積回路は、外部電源電圧を降圧し、内部電源電圧として内部回路に供給する内部降圧回路を搭載した半導体集積回路において、前記内部降圧回路は、外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の基準電圧と、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の基準電圧とを含む複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、前記第1の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する第1の内部基準電圧発生回路と、前記第2の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する第2の内部基準電圧発生回路と、加速試験時に出力される加速試験時制御信号により制御され、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する基準電圧比較回路と、加速試験時に、前記基準電圧比較回路の出力信号に基づいて、加速試験時の内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する加速試験時基準電圧発生回路と、前記第1及び第2の内部基準電圧発生回路並びに前記加速試験時基準電圧発生回路の出力より発生する前記内部基準電圧に基づいて、内部電源電圧を前記内部回路に供給する内部電源供給回路とを備えることを特徴とする。
【0023】
請求項4記載の発明は、前記請求項3記載の半導体集積回路において、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記基準電圧比較回路の出力信号により前記加速試験時基準電圧発生回路を動作させて、前記加速試験時の内部基準電圧を供給することを特徴とする。
【0024】
請求項5記載の発明は、前記請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記内部電源電圧は、外部電源電圧が半導体集積回路の動作保証電圧範囲内にあるとき、外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の電圧特性を有し、外部電源電圧が、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧より高い電圧特性となる電圧範囲のとき、非加速試験時には、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の電圧特性を有し、加速試験時には、前記第2の電圧特性よりも高い電圧特性で、且つ、外部電源電圧に依存性のある第3の電圧特性を有することを特徴とする。
【0025】
請求項6記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路において、前記加速試験時電圧供給回路は、外部電源電圧と内部電源電圧との間に配置されたMOSトランジスタにより構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧と同じ電圧の内部電源電圧を内部回路に供給することを特徴とする。
【0026】
請求項7記載の発明は、前記請求項1、請求項2又は請求項6記載の半導体集積回路において、前記加速試験時電圧供給回路は、外部電源電圧と内部電源電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたP型MOSトランジスタを含んで構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記P型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記P型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を内部回路に供給することを特徴とする。
【0027】
請求項8記載の発明は、前記請求項1、請求項2、請求項6又は請求項7記載の半導体集積回路において、前記加速試験時電圧供給回路は、外部電源電圧と内部電源電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタを含んで構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記N型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記N型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を内部回路に供給することを特徴とする。
【0028】
請求項9記載の発明は、前記請求項8記載の半導体集積回路において、前記加速試験時電圧供給回路の構成要素であるダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタは、メモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタであり、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、外部電源電圧よりも前記メモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を発生することを特徴とする。
【0029】
請求項10記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路において、前記加速試験時電圧供給回路は、外部電源電圧と内部電源電圧との間に、前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されるMOSトランジスタと、1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタと、前記1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタに対して各々並列に接続されたヒューズとを直列に接続した構成であって、前記各ヒューズの切断により、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、加速試験時の内部電源電圧を切り換えることが可能であることを特徴とする。
【0030】
請求項11記載の発明は、前記請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記加速試験時基準電圧発生回路は、外部電源電圧と内部基準電圧との間に配置されたMOSトランジスタにより構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧と同じ電圧の内部基準電圧を発生することを特徴とする。
【0031】
請求項12記載の発明は、前記請求項3、請求項4又は請求項11記載の半導体集積回路において、前記加速試験時基準電圧発生回路は、外部電源電圧と内部基準電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたP型MOSトランジスタを含んで構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記P型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記P型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生することを特徴とする。
【0032】
請求項13記載の発明は、前記請求項3、請求項4、請求項11又は請求項12記載の半導体集積回路において、前記加速試験時基準電圧発生回路は、外部電源電圧と内部基準電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタを含んで構成され、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記N型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記N型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生することを特徴とする。
【0033】
請求項14記載の発明は、前記請求項13記載の半導体集積回路において、前記加速試験時基準電圧発生回路の構成要素であるダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタは、メモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタであり、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、外部電源電圧よりも前記メモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生することを特徴とする。
【0034】
請求項15記載の発明は、前記請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記加速試験時基準電圧発生回路は、外部電源電圧と内部基準電圧との間に、前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されるMOSトランジスタと、1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタと、前記1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタに対して各々並列に接続されたヒューズとを直列に接続した構成であって、前記各ヒューズの切断により、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、加速試験時の内部基準電圧を切り換えることが可能であることを特徴とする。
【0035】
請求項16記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路において、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する前記基準電圧比較回路の出力は、ヒステリシス特性を持ち、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記加速試験時電圧供給回路が供給する内部電源電圧は、前記外部電源電圧の変化に対しヒステリシス特性を持つことを特徴とする。
【0036】
請求項17記載の発明は、前記請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する前記基準電圧比較回路の出力は、ヒステリシス特性を持ち、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記加速試験時基準電圧発生回路が供給する内部基準電圧は、前記外部電源電圧の変化に対しヒステリシス特性を持つことを特徴とする。
【0037】
請求項18記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路において、前記第2の基準電圧に基づいて内部電源電圧を供給する前記第2の内部電源供給回路は、前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に、内部電源電圧の供給を停止することを特徴とする。
【0038】
請求項19記載の発明は、前記請求項18記載の半導体集積回路において、前記第2の内部電源供給回路は、差動増幅器と、内部電源供給用ドライバーとにより構成され、前記差動増幅器が前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に前記差動増幅器の動作が停止することを特徴とする。
【0039】
請求項20記載の発明は、前記請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記第2の基準電圧に基づいて内部基準電圧を発生する前記第2の内部基準電圧発生回路は、前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に、内部基準電圧の発生を停止することを特徴とする。
【0040】
請求項21記載の発明は、前記請求項20記載の半導体集積回路において、前記第2の内部基準電圧発生回路は、差動増幅器と、内部基準電圧発生用ドライバーとにより構成され、前記差動増幅器が前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に前記差動増幅器の動作が停止することを特徴とする。
【0041】
請求項22記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路において、前記第1の基準電圧に基づいて内部電源電圧を供給する前記第1の内部電源供給回路は、前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記第1の内部電源供給回路は内部電源電圧の供給を停止することを特徴とする。
【0042】
請求項23記載の発明は、前記請求項22記載の半導体集積回路において、前記第1の内部電源供給回路は、差動増幅器と、内部電源供給用ドライバーとにより構成され、前記差動増幅器が前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記差動増幅器の動作が停止することを特徴としている。
【0043】
請求項24記載の発明は、前記請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路において、前記第1の基準電圧に基づいて内部基準電圧を発生する前記第1の内部基準電圧発生回路は、前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記第1の内部基準電圧発生回路は内部基準電圧の発生を停止することを特徴とする。
【0044】
請求項25記載の発明は、前記請求項24記載の半導体集積回路において、前記第1の内部基準電圧発生回路は、差動増幅器と、内部基準電圧発生用ドライバーとにより構成され、前記差動増幅器が前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記差動増幅器の動作が停止することを特徴とする。
【0045】
以上の構成により、請求項1ないし請求項25記載の半導体集積回路では、非加速試験時(動作マージン確認試験時)には、一定電圧の第1の基準電圧を持つ第1の電圧特性と、この一定電圧から外部電源電圧に応じて上昇する第2の電圧特性とにより、発生する内部電源電圧が連続するので、内部回路の動作特性を確認できない内部電源電圧範囲が無くなる。また、加速試験時には、前記第1の電圧特性よりも電圧の高い第3の電圧特性により、高圧の内部電源電圧が発生して、内部回路に対する十分な電圧加速が得られる。
【0046】
特に、請求項7〜請求項10及び請求項12〜請求項15記載の半導体集積回路では、追加するMOSトランジスタにより、そのしきい値電圧分、加速試験時に供給する内部電源電圧又は発生する内部基準電圧を、適宜低く変更、調整することが可能である。
【0047】
更に、請求項16及び請求項17記載の半導体集積回路では、加速試験時に、供給する内部電源電圧、又は発生する内部基準電圧が、外部電源電圧の変化に対してヒステリシス特性を持つので、外部電源電圧がノイズ等により変動しても、安定した内部電源電圧特性、及び安定した内部基準電圧特性が得られる。
【0048】
加えて、請求項18ないし請求項21記載の半導体集積回路では、加速試験時に、その試験に関係しない(動作しない)内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路が、加速試験時制御信号に基づいて、非活性状態になるので、その内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を流れる定常電流が低減され、低消費電力となる。
【0049】
また、請求項22ないし請求項25記載の半導体集積回路では、加速試験時に、加速試験時電圧供給回路又は加速試験時基準電圧発生回路が、基準電圧比較回路の出力に基づいて、各々、加速試験時の内部電源電圧を供給又は内部基準電圧を発生している際には、この際に関係しない(動作しない)内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路が、前記基準電圧比較回路の出力に基づいて、非活性状態になるので、その内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を流れる定常電流が低減され、低消費電力となる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0051】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態における半導体集積回路のブロック構成を示す図であり、降圧した内部電源電圧を内部回路に供給する内部降圧回路と内部回路のブロック構成を示す。図2は、図1の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【0052】
図1において、1は基準電圧発生回路、5は内部電源供給回路、6は内部回路、8は基準電圧比較回路、9は加速試験時電圧供給回路である。VREF1、VREF2は基準電圧発生回路1より発生する基準電圧、BIMは加速試験時に基準電圧比較回路8を活性化するための加速試験時制御信号、VBIは基準電圧比較回路8の出力信号、VINTは内部回路6を駆動するための内部電源電圧である。
【0053】
以上のように構成された本実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0054】
基準電圧発生回路1で複数の基準電圧VREF1、VREF2を発生する。発生する一方の基準電圧VREF1(第1の基準電圧)は、図21(a)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V1以上になると、外部電源電圧VEXTにほとんど依存性のない一定電圧VAの特性を持つ。発生する他方の基準電圧VREF2(第2の基準電圧)は、図21(c)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V2の時、基準電圧VAを通り、外部電源電圧に比例して上昇する特性を持つ。
【0055】
先ず、非加速試験時の場合は、加速試験時制御信号BIMにより、基準電圧比較回路8は活性化せず、次段の加速試験時内部電源供給回路9も活性化されない。従って、基準電圧発生回路1より発生した2種の基準電圧VREF1、VREF2のうち、外部電源電圧に対する基準電圧値の高い方をもとに、それぞれの入力である内部電源供給回路5によって、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTが出力される。つまり、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の時は、図21(a)の特性に従い、所定値V2以上になると、図21(c)の特性に従う内部電源電圧VINTが発生する。非加速試験時の外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図2に示すように、特性線I(第1の電圧特性)(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と、特性線II(第2の電圧特性)(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)とで示される電圧特性を持つ。
【0056】
次に、加速試験時の場合は、加速試験時制御信号BIMにより、基準電圧比較回路8が活性化する。基準電圧比較回路8は、基準電圧発生回路1より発生する2種の基準電圧VREF1、VREF2同士を比較し、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性になると、その出力信号VBIによって、次段の加速試験時内部電源供給回路9を活性化し、内部電源電圧VINTを外部電源電圧VEXTと等しくする。つまり、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる外部電源電圧(即ち、所定値V2以上)で、内部電源電圧VINTは、外部電源電圧VEXTと等しい電圧特性を持つ。また、所定値V2未満の場合は、非加速試験時の場合と同様に、内部電源供給回路5によって、内部電源電圧VINTが出力される。加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図2に示すように、特性線I(第1の電圧特性)(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と、特性線III (第3の電圧特性)(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)とで示される電圧特性を持つ。
【0057】
つまり、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部電源電圧を発生することが可能となる。
【0058】
図5は本発明の第1の実施の形態における半導体集積回路を示す前記図1のブロック構成の具体的な回路を示す。
【0059】
図5において、QP1〜QP10はP型MOSトランジスタ、QN1〜QN9はN型MOSトランジスタ、VEXTは外部電源電圧を示す。また、同図中、図1又は従来例と同一機能の構成は、同一符号で示している。
【0060】
基準電圧発生回路1は2種の基準電圧VREF1、VREF2を発生し、内部電源供給回路5と基準電圧比較回路8とに出力する。
【0061】
基準電圧VREF1が入力される内部電源供給回路(第1の内部電源供給回路)5は、P型MOSトランジスタQP1、QP2及びN型MOSトランジスタQN1〜QN3で構成される差動増幅器7と、この差動増幅器7の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタ(内部電源供給用ドライバー)QP3とにより構成され、そのドレイン端子を内部電源電圧VINTに出力する。
【0062】
また、基準電圧VREF2が入力される内部電源供給回路(第2の内部電源供給回路)5は、P型MOSトランジスタQP4、QP5及びN型MOSトランジスタQN4〜QN6で構成される差動増幅器7と、この差動増幅器7の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタ(内部電源供給用ドライバー)QP6とにより構成され、そのドレイン端子を内部電源電圧VINTに出力する。
【0063】
基準電圧VREF1と基準電圧VREF2とをそれぞれ入力とする基準電圧比較回路8は、P型MOSトランジスタQP7、QP8及びN型MOSトランジスタQN7〜QN9で構成される差動増幅器13と、この差動増幅器13中のP型MOSトランジスタQP7に並列に接続されたP型MOSトランジスタQP9とで構成されており、加速試験時制御信号BIMが、P型MOSトランジスタQP9とN型MOSトランジスタQN9のゲート端子にそれぞれ入力される。また、この差動増幅器13の出力信号VBIは、加速試験時電圧供給回路9に出力される。この加速試験時電圧供給回路9は、前記出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP10で構成され、そのドレイン端子の電圧を内部電源電圧VINTに出力する。
【0064】
以上のように構成された第1の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0065】
基準電圧発生回路1で発生する2種の基準電圧VREF1、VREF2は、前記実施の形態で説明したように、基準電圧VREF1は、図21(a)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V1以上になると、一定電圧VAとなる特性を持ち、基準電圧VREF2は、図21(c)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V2の時、基準電圧VAを通り、外部電源電圧に比例して上昇する特性を持つ。
【0066】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルとなり、この信号をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN9はオフし、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は非活性状態になる。また、この信号をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP9はオンするため、差動増幅器13の出力信号VBIは強制的に高レベルを出力する。よって、出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP10もオフするため、加速試験時電圧供給回路9による内部電源電圧VINTへの影響はない。基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5は、差動増幅器7と、この差動増幅器7の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP3で構成される。また、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5についても同一の回路構成である。この内部電源供給回路5の動作の詳細については、従来例で説明したので、省略する。
【0067】
基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性である場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合)を考えると、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5は、基準電圧VREF1と等しい電圧を内部電源電圧VINTとして出力する。また、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5も、基準電圧VREF2と等しい電圧を内部電源電圧VINTとして出力しようとするが、今、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性であるため、発生する内部電源電圧VINTの値は、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5により発生する値に従う。反対に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性の場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の場合)は、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5により発生する内部電源電圧VINTの値に従う。
【0068】
従って、非加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図2に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線II(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)で示される電圧特性を持つ。
【0069】
次に、加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは高レベルとなり、この信号をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP9はオフし、更に基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は活性状態となる。この差動増幅器13は、基準電圧VREF1と基準電圧VREF2とを比較し、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性である場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合)、出力信号VBIに高レベルを出力するため、次段の加速試験時電圧供給回路9を構成するP型MOSトランジスタQP10はオフする。よって、加速試験時電圧供給回路9による内部電源電圧VINTへの影響はないため、発生する内部電源電圧VINTの値は、非加速試験時の外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合と同じになる。
【0070】
逆に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の場合)は、出力信号VBIは低レベルを出力するため、次段のP型MOSトランジスタQP10がオンする。よって、加速試験時電圧供給回路9により、発生する内部電源電圧VINTは、強制的に外部電源電圧VEXTと等しい値をとる。
【0071】
従って、加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図2に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線III (外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)で示される電圧特性を持つ。
【0072】
つまり、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部電源電圧を発生することが可能となる。
【0073】
(第2の実施の形態)
図3は本発明の第2の実施の形態における半導体集積回路の回路構成ブロック図を示すものであり、降圧した内部電源電圧を内部回路に供給する内部降圧回路と内部回路のブロック構成を示す。図4(a)、(b)は、図3の半導体集積回路の電圧特性を示すものである。
【0074】
図3において、1は基準電圧発生回路、5は内部電源供給回路、6は内部回路、8は基準電圧比較回路、10は内部基準電圧発生回路、11は加速試験時基準電圧発生回路、VREF1、VREF2は基準電圧発生回路1より発生する基準電圧、BIMは加速試験時に基準電圧比較回路8を活性化するための加速試験時制御信号、VBIは基準電圧比較回路8の出力信号、VREFは内部基準電圧、VINTは内部回路6を駆動するための内部電源電圧である。
【0075】
以上のように構成された本実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0076】
基準電圧発生回路1で複数の基準電圧VREF1、VREF2を発生する。発生する一方の基準電圧VREF1(第1の基準電圧)は、図21(a)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V1以上になると、外部電源電圧VEXTにほとんど依存性のない一定電圧VAとなる特性を持つ。発生する他方の基準電圧VREF2(第2の基準電圧)は、図21(c)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V2の時、基準電圧VAを通り、外部電源電圧に比例して上昇する特性を持つ。
【0077】
先ず、非加速試験時の場合は、加速試験時制御信号BIMにより、基準電圧比較回路8は活性化せず、次段の加速試験時基準電圧発生回路11も活性化されない。従って、基準電圧発生回路1より発生した2種の基準電圧VREF1、VREF2のうち、外部電源電圧に対する基準電圧値の高い方をもとに、それぞれの入力である内部基準電圧発生回路10によって、内部基準電圧VREFが出力される。つまり、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の時は、図21(a)の特性に従い、所定値V2以上になると、図21(c)の特性に従う内部基準電圧VREFが発生する。
【0078】
非加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部基準電圧VREFの電圧特性は、図4(a)に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線II(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)で示される電圧特性を持つ。そして、発生した内部基準電圧VREFに基づいて内部電源供給回路5により、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTを発生する。よって、非加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図4(b)に示すように、図4(a)と同様に、特性線I(第1の電圧特性)と特性線II(第2の電圧特性)とで示される電圧特性を持つ。
【0079】
次に、加速試験時の場合は、加速試験時制御信号BIMにより、基準電圧比較回路8が活性化する。基準電圧比較回路8は、基準電圧発生回路1より発生する2種の基準電圧VREF1、VREF2同士を比較し、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性になると、その出力信号VBIによって、次段の加速試験時基準電圧発生回路11を活性化し、内部基準電圧VREFを外部電源電圧VEXTと等しくする。つまり、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる外部電源電圧(即ち、所定値V2以上)で、内部基準電圧VREFは、外部電源電圧VEXTに等しい電圧特性を持つ。また、所定値V2未満の場合は、非加速試験時の場合と同様に、内部基準電圧発生回路10によって、内部基準電圧VREFが出力される。加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する基準電圧VREFの電圧特性は、図4(a)に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線III (外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)で示される電圧特性を持つ。そして、発生した内部基準電圧VREFに基づいて内部電源供給回路5により、内部回路6を駆動するための内部電源電圧VINTを発生する。
【0080】
よって、加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図4(b)に示すように、図4(a)と同様に、特性線I(第1の電圧特性)と特性線III (第3の電圧特性)との双方で示される電圧特性を持つ。
【0081】
つまり、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部電源電圧を発生することが可能となる。
【0082】
図6は本発明の第2の実施の形態における半導体集積回路を示す前記図3のブロック構成の具体的回路を示す。
【0083】
図6において、QP11〜QP20はP型MOSトランジスタ、QN11〜QN16、QN18〜QN20はN型MOSトランジスタを示す。また、同図中、図3又は従来例と同一機能の構成は、同一符号で示している。
【0084】
基準電圧発生回路1は2種の基準電圧VREF1、VREF2を発生し、内部基準電圧発生回路10と基準電圧比較回路8とに出力する。
【0085】
基準電圧VREF1が入力される内部基準電圧発生回路(第1の内部基準電圧発生回路)10は、P型MOSトランジスタQP11、QP12及びN型MOSトランジスタQN11〜QN13で構成される差動増幅器14と、この差動増幅器14の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタ(内部基準電圧発生用ドライバー)QP13とにより構成されており、そのドレイン端子の電圧を内部基準電圧VREFに出力する。
【0086】
また、基準電圧VREF2が入力される内部基準電圧発生回路(第2の内部基準電圧発生回路)10は、P型MOSトランジスタQP14、QP15及びN型MOSトランジスタQN14〜QN16で構成される差動増幅器14と、この差動増幅器14の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタ(内部基準電圧発生用ドライバー)QP16とにより構成され、そのドレイン端子の電圧を内部基準電圧VREFに出力する。基準電圧VREF1と基準電圧VREF2とをそれぞれ入力とする基準電圧比較回路8は、P型MOSトランジスタQP7、QP8及びN型MOSトランジスタQN7〜QN9で構成される差動増幅器13と、この差動増幅器13中のP型MOSトランジスタQP7に並列に接続されたP型MOSトランジスタQP9とにより構成されており、加速試験時制御信号BIMが、P型MOSトランジスタQP9とN型MOSトランジスタQN9のゲート端子にそれぞれ入力される。また、この差動増幅器13の出力信号VBIは、加速試験時基準電圧発生回路11に出力される。
【0087】
加速試験時基準電圧発生回路11は、前記出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP17で構成され、そのドレイン端子を内部基準電圧VREFに出力する。
【0088】
内部基準電圧VREFを入力とする内部電源供給回路5は、P型MOSトランジスタQP18、QP19及びN型MOSトランジスタQN18〜QN20とで構成される差動増幅器7と、この差動増幅器7の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP20とで構成され、そのドレイン端子の電圧を内部電源電圧VINTに出力する。
【0089】
以上のように構成された第2の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0090】
基準電圧発生回路1で発生する2種の基準電圧VREF1、VREF2は、前記一実施の形態で説明したように、基準電圧VREF1は、図21(a)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V1以上になると、一定電圧VAとなる特性を持ち、基準電圧VREF2は、図21(c)に示すように、外部電源電圧VEXTが所定値V2の時、基準電圧VAを通り、外部電源電圧に比例して上昇する特性を持つ。
【0091】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルとなり、この信号をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN9はオフし、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は非活性状態になる。また、この信号をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP9はオンするため、差動増幅器13の出力信号VBIは強制的に高レベルを出力する。よって、出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP17もオフするため、加速試験時基準電圧発生回路11による内部基準電圧VREFへの影響はない。基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10は、差動増幅器14と、この差動増幅器14の出力をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP13で構成される。また、基準電圧VREF2を入力とする内部基準電圧発生回路10についても同一の回路構成である。これ等の回路構成は、第1の実施の形態における、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5、及び基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5と同一の回路構成である。
【0092】
従って、非加速試験時に発生する内部基準電圧VREFの電圧特性は、図4(a)に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線II(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)で示される電圧特性を持つ。
【0093】
次に、加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは高レベルとなり、この信号をゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP9はオフし、更に基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は活性状態となる。この差動増幅器13は、基準電圧VREF1と基準電圧VREF2とを比較し、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性である場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合)、出力信号VBIに高レベルを出力するため、次段の加速試験時基準電圧発生回路11を構成するP型MOSトランジスタQP17はオフする。よって、加速試験時基準電圧発生回路11による内部基準電圧VREFへの影響はないため、発生する内部基準電圧VREFの値は、非加速試験時の外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合と同様の値となる。逆に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる場合(外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の場合)は、出力信号VBIは低レベルを出力するため、次段のP型MOSトランジスタQP17がオンする。
【0094】
よって、加速試験時基準電圧発生回路11により、発生する内部基準電圧VREFは、強制的に外部電源電圧VEXTと等しい値をとる。従って、加速試験時における外部電源電圧VEXTに対する内部基準電圧VREFの電圧特性は、図4(a)に示すように、特性線I(外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の電圧特性)と特性線III (外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の電圧特性)とで示される電圧特性を持つ。
【0095】
内部電源供給回路5の回路構成は、従来例で説明した回路構成と同一であって、入力する内部基準電圧VREFと等しい電圧を内部電源電圧VINTとして出力する。従って、発生する内部電源電圧VINTの電圧特性は、図4(b)に示すように、非加速試験時は、特性線Iと特性線IIとで示される電圧特性を持ち、加速試験時は、特性線Iと特性線III とで示される電圧特性を持つ。
【0096】
つまり、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部基準電圧を発生し、この発生する内部基準電圧に基づいた内部電源電圧を発生することにより、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部電源電圧を発生することが可能となる。
【0097】
(第3の実施の形態)
図7は本発明の第3の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。図7において、QP21はP型MOSトランジスタ、QN21はN型MOSトランジスタ、F1、F2はヒューズを示す。図7は図5の加速試験時電圧供給回路9を構成するP型MOSトランジスタQP10のソース端子に、ダイオード型にゲート接続したN型MOSトランジスタQN21を直列に接続し、このN型MOSトランジスタQN21に、ダイオード型にゲート接続したP型MOSトランジスタQP21を直列に接続し、ダイオード型にゲート接続したトランジスタQP21、QN21と並列にヒューズF1、F2をそれぞれ接続した構成である。また、P型MOSトランジスタのしきい値電圧をVTP、N型MOSトランジスタのしきい値電圧をVTNとする。
【0098】
以上のように構成された第3の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0099】
P型MOSトランジスタQP10がオンするのは、第1の実施の形態で示したように、加速試験時で、且つ、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる場合である。ヒューズF1、F2が切断されていない場合は、トランジスタQP10のソース端子の電圧は、外部電源電圧VEXTと等しいので、内部電源電圧VINTの電圧特性は、第1の実施の形態で示した図2における特性線III と等しくなる。
【0100】
ヒューズF1を切断した場合は、P型MOSトランジスタQP10に対してダイオード型にゲート接続したP型MOSトランジスタQP21が直列に接続された構成となる。従って、加速試験時には、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる外部電源電圧の下での内部電源電圧VINTの電圧特性は、図8の特性線IVに示すように、外部電源電圧VEXTよりP型MOSトランジスタのしきい値電圧VTPだけ低くすることができる。
【0101】
同様に、ヒューズF2を切断すれば、P型MOSトランジスタQP10に対してダイオード型にゲート接続したN型MOSトランジスタQN21が直列に接続された構成となり、内部電源電圧VINTの電圧特性は、図8の特性線Vに示すように、外部電源電圧VEXTよりN型MOSトランジスタのしきい値電圧VTNだけ低くすることができる。尚、N型MOSトランジスタQN21をメモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタで構成すれば、内部電源電圧VINTの電圧特性は、外部電源電圧VEXTよりメモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低くすることが可能となる。また、直列接続しているそれぞれのトランジスタの順番を入れ換えても同様の効果が得られる。
【0102】
このように、加速試験時における内部電源電圧特性の変更が容易に実現できるので、加速試験における内部回路に対する電圧加速の選択自由度が増す。
【0103】
(第4の実施の形態)
図9は本発明の第4の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0104】
図9において、QP22はP型MOSトランジスタ、QN22はN型MOSトランジスタ、F3、F4はヒューズを示す。図9は図6の加速試験時基準電圧発生回路11を構成するP型MOSトランジスタQP17のソース端子に、ダイオード型にゲート接続したN型MOSトランジスタQN22を直列に接続し、このN型MOSトランジスタQN22に、ダイオード型にゲート接続したP型MOSトランジスタQP22を直列に接続し、ダイオード型にゲート接続したトランジスタQP22、QN22と並列にヒューズF3、F4をそれぞれ接続した構成である。また、P型MOSトランジスタのしきい値電圧をVTP、N型MOSトランジスタのしきい値電圧をVTNとする。
【0105】
以上のように構成された第4の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0106】
P型MOSトランジスタQP17がオンするのは、第2の実施の形態で示したように、加速試験時で、且つ、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる場合である。ヒューズF3、F4が切断されていない場合は、トランジスタQP17のソース端子の電圧は、外部電源電圧VEXTと等しいので、内部基準電圧VREFの電圧特性は、第2の実施の形態で示した図4(a)における特性線III と等しくなる。
【0107】
一方、ヒューズF3を切断した場合は、P型MOSトランジスタQP17に対しダイオード型にゲート接続したP型MOSトランジスタQP22が直列に接続された構成となるので、加速試験時に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1より高い電圧特性となる外部電源電圧の下での内部基準電圧VREFの電圧特性は、図10の特性線IVに示すように、外部電源電圧VEXTよりもP型MOSトランジスタのしきい値電圧VTPだけ低くすることができる。同様に、ヒューズF4を切断すれば、P型MOSトランジスタQP17に対しダイオード型にゲート接続したN型MOSトランジスタQN22が直列に接続された構成となるので、内部基準電圧VREFの電圧特性は、図10の特性線Vに示すように、外部電源電圧VEXTよりN型MOSトランジスタのしきい値電圧VTNだけ低くすることができる。
【0108】
尚、N型MOSトランジスタQN22をメモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタで構成すれば、内部基準電圧VREFの電圧特性は、外部電源電圧VEXTよりメモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低くすることが可能となる。また、直列接続しているそれぞれのトランジスタの順番を入れ換えても同様の効果が得られる。
【0109】
このように、加速試験時の内部基準電圧特性の変更が容易に実現できるので、これに伴って、加速試験時の内部電源電圧特性の変更が可能となり、加速試験における内部回路に対する電圧加速の選択自由度が増す。
【0110】
(第5の実施の形態)
図11は本発明の第5の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0111】
図11において、12a、12bはインバータ、QN23はN型MOSトランジスタを示す。図11は図5の基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力と、次段の加速試験時電圧供給回路9を構成するP型MOSトランジスタQP10の間に、インバータ12a、12bを接続し、基準電圧VREF1をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN8と並列にN型MOSトランジスタQN23を接続し、このN型MOSトランジスタQN23のゲート端子には、前記インバータ12bの出力が入力される構成である。
【0112】
以上のように構成された第5の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0113】
先ず、インバータ12bの出力信号VBIは、差動増幅器13の出力からインバータを2段を通過した信号であり、差動増幅器13の出力と同一極性である。よって、N型MOSトランジスタQN23が無い場合は、前記第1の実施の形態と同じ内部電源電圧特性を持つ。
【0114】
今、このインバータ12bの出力信号VBIを、基準電圧VREF1をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN8と並列に接続したN型MOSトランジスタQN23へ、正帰還のフィードバックをかけることにより、内部電源電圧VINTの電圧特性は、図12に示すように、外部電源電圧VEXTが低い電圧から高い電圧に変化する場合は、特性線Aを通る内部電源電圧特性となる。つまり、外部電源電圧VEXTがV3以上にならないと、出力信号VBIは低レベルにならない。逆に、外部電源電圧VEXTが高い電圧から低い電圧に変化する場合は、フードバックがかからないため(外部電源電圧がV3以上の時、出力信号VBIは低レベルを出力しており、出力信号VBIをゲート端子に入力するトランジスタQN23はオフするため)、特性線Bを通る内部電源電圧特性(第1の実施の形態と同じ)となる。
【0115】
このように、電圧V3−電圧V2の幅を持つヒステリシス特性を持たせることにより、加速試験時(加速試験時制御信号BIMが高レベル時)、外部電源電圧VEXTが所定値V2近傍で電源ノイズ等により変動した場合でも、安定した内部電源電圧特性を得ることが可能となる。
【0116】
(第6の実施の形態)
図13は本発明の第6の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0117】
図13は図6の基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力と、次段の加速試験時基準電圧発生回路11を構成するP型MOSトランジスタQP17の間に、インバータ12a、12bを接続し、基準電圧VREF1をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN8と並列にN型MOSトランジスタQN23を接続し、このN型MOSトランジスタQN23のゲート端子には、前記インバータ12bの出力が入力される構成である。
【0118】
以上のように構成された第6の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0119】
先ず、インバータ12bの出力信号VBIは、差動増幅器13の出力からインバータを2段を通過した信号であり、差動増幅器13の出力と同一極性である。よって、N型MOSトランジスタQN23が無い場合は、前記第1の実施の形態と同じ内部電源電圧特性を持つ。
【0120】
今、このインバータ12bの出力信号VBIを、基準電圧VREF1をゲート端子に入力するN型MOSトランジスタQN8と並列に接続したN型MOSトランジスタQN23へ、正帰還のフィードバックをかけることにより、内部基準電圧VREFの電圧特性は、図14に示すように、外部電源電圧VEXTが低い電圧から高い電圧に変化する場合は、特性線Aを通る内部基準電圧特性となる。つまり、外部電源電圧VEXTがV3以上にならないと、出力信号VBIは低レベルにならない。逆に、外部電源電圧VEXTが高い電圧から低い電圧に変化する場合は、フードバックがかからないため(外部電源電圧がV3以上の時、出力信号VBIは低レベルを出力しており、出力信号VBIをゲート端子に入力するトランジスタQN23はオフするため)、特性線Bを通る内部基準電圧特性(第2の実施の形態と同じ)となる。
【0121】
このように、電圧V3−電圧V2の幅を持つヒステリシス特性を持たせることにより、加速試験時(加速試験時制御信号BIMが高レベル時)、外部電源電圧VEXTが所定値V2近傍で電源ノイズ等により変動した場合でも、安定した内部基準電圧特性を得ることができる。よって、この内部基準電圧に基づいて発生する内部電源電圧も安定した電圧特性を得ることができる。実デバイスでは、約0.4V程度のヒステリシス特性を持たせることにより、良好な内部電源電圧特性を得ることができる。
【0122】
(第7の実施の形態)
図15は本発明の第7の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0123】
図15は図5の基準電圧VREF2を入力する内部電源供給回路5の差動増幅器7中のP型MOSトランジスタQP4と並列にP型MOSトランジスタQP23を接続し、このP型MOSトランジスタQP23のゲート端子と、前記差動増幅器7中のN型MOSトランジスタQN6のゲート端子に、加速試験時制御信号BIMの反転信号/BIMを入力する構成である。
【0124】
以上のように構成された第7の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0125】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルの信号であり、その反転信号/BIMは高レベルの信号である。/BIMをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP23はオフし、また、N型MOSトランジスタQN6はオンするので、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5中の差動増幅器7は、活性化状態となる。よって、非加速試験時の場合、第1の実施の形態と同一の動作を行う。
【0126】
次に、加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは高レベルとなり、その反転信号/BIMは、低レベルの信号となる。第1の実施の形態で示したように、加速試験時の内部電源電圧特性は、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合は、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5により発生する内部電源電圧VINTの電圧特性で決まり、また、外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の場合は、基準電圧比較回路8と、加速試験時電圧発生回路9により発生する内部電源電圧VINTの電圧特性で決まる。つまり、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5の動作には関係していない。よって、加速試験時制御信号の反転信号/BIMをP型MOSトランジスタQP23のゲート端子とN型MOSトランジスタQN6のゲート端子に入力することにより、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5を非活性状態にしても問題ない。
【0127】
このように、加速試験時、基準電圧VREF2を入力とする内部電源供給回路5を非活性状態にし、差動増幅器7を流れる定常電流を低減することにより、低消費電力化が可能となる。
【0128】
(第8の実施の形態)
図16は本発明の第8の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0129】
図16は図6の基準電圧VREF2を入力する内部基準電圧発生回路10の差動増幅器14中のP型MOSトランジスタQP14と並列にP型MOSトランジスタQP24を接続し、このP型MOSトランジスタQP24のゲート端子と、前記差動増幅器14中のN型MOSトランジスタQN16のゲート端子に、加速試験時制御信号の反転信号/BIMを入力する構成である。
【0130】
以上のように構成された第8の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0131】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルの信号であり、その反転信号/BIMは高レベルの信号である。/BIMをゲート端子に入力する、P型MOSトランジスタQP24はオフし、また、N型MOSトランジスタQN16はオンするので、基準電圧VREF2を入力とする内部基準電圧発生回路10中の差動増幅器14は、活性化状態となる。よって、非加速試験時の場合、第2の実施の形態と同一の動作を行う。
【0132】
次に、加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは高レベルとなり、その反転信号/BIMは、低レベルの信号となる。第2の実施の形態で示したように、加速試験時の内部基準電圧特性は、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満の場合は、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10により発生する内部基準電圧VREFの電圧特性で決まり、また、外部電源電圧VEXTが所定値V2以上の場合は、基準電圧比較回路8と、加速試験時内部基準電圧発生回路11により発生する内部基準電圧VREFの電圧特性で決まる。つまり、基準電圧VREF2を入力とする内部基準電圧発生回路10の動作には関係していない。よって、加速試験時制御信号の反転信号/BIMをP型MOSトランジスタQP24のゲート端子とN型MOSトランジスタQN16のゲート端子に入力することにより、基準電圧VREF2を入力とする内部基準電圧発生回路10を非活性状態にしても問題ない。
【0133】
このように、加速試験時、基準電圧VREF2を入力とする内部基準電圧発生回路10を非活性状態にし、差動増幅器14を流れる定常電流を低減することにより、低消費電力化が可能となる。
【0134】
(第9の実施の形態)
図17は本発明の第9の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0135】
図17は図5の基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力と、次段の加速試験時電圧供給回路9を構成するP型MOSトランジスタQP10の間に、インバータ12a、12bを接続し、また、基準電圧VREF1を入力する内部電源供給回路5の差動増幅器7中のP型MOSトランジスタQP1と並列にP型MOSトランジスタQP25を接続し、このP型MOSトランジスタQP25のゲート端子と、N型MOSトランジスタQN3のゲート端子とに、前記インバータ12bの出力信号VBIを入力した構成である。
【0136】
以上のように構成された第9の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0137】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルとなり、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は非活性状態となる。これは、第1の実施の形態で示した通りである。インバータ12bの出力信号VBIは、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力からインバータを2段を通過した信号であって、差動増幅器13の出力と同一極性であり、出力信号VBIは、高レベルを出力する。従って、出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP25はオフし、また、N型MOSトランジスタQN3はオンするので、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5中の差動増幅器7は、活性化状態となる。従って、非加速試験時の場合には、第1の実施の形態と同一の動作を行う。
【0138】
次に、加速試験時の場合、第1の実施の形態で示したように、加速試験時の内部電源電圧VINTの電圧特性は、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき(外部電源電圧が所定値V2未満)、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5により発生する内部電源電圧VINTの電圧特性で決まり、また、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき(外部電源電圧が所定値V2以上)は、基準電圧比較回路8と加速試験時電圧発生回路9とにより発生する内部電源電圧VINTの電圧特性で決まる。よって、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5の動作は、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のときには関係していない。加速試験時に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、インバータ12bの出力信号VBIは高レベルを出力し、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、低レベルを出力する。従って、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5は、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満で活性化状態となり、所定値V2以上で非活性化状態となる。
【0139】
このように、加速試験時に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、基準電圧VREF1を入力とする内部電源供給回路5を非活性状態にし、差動増幅器7を流れる定常電流を低減することにより、低消費電力化が可能となる。
【0140】
(第10の実施の形態)
図18は本発明の第10の実施の形態における半導体集積回路の回路図を示すものである。
【0141】
図18は図6の基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力と、次段の加速試験時基準電圧発生回路11を構成するP型MOSトランジスタQP17の間に、インバータ12a、12bを接続し、また、基準電圧VREF1を入力する内部基準電圧発生回路10の差動増幅器14中のP型MOSトランジスタQP11と並列にP型MOSトランジスタQP26を接続し、このP型MOSトランジスタQP26のゲート端子と、N型MOSトランジスタQN13のゲート端子とに、前記インバータ12bの出力信号VBIを入力した構成である。
【0142】
以上のように構成された第10の実施の形態の半導体集積回路について、以下、その動作を説明する。
【0143】
先ず、非加速試験時の場合、加速試験時制御信号BIMは低レベルとなり、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13は非活性状態となる。これは、第2の実施の形態で示した通りである。インバータ12bの出力信号VBIは、基準電圧比較回路8中の差動増幅器13の出力からインバータを2段を通過した信号であって、差動増幅器13の出力と同一極性であり、出力信号VBIは、高レベルを出力する。従って、出力信号VBIをゲート端子に入力するP型MOSトランジスタQP26はオフし、また、N型MOSトランジスタQN13はオンするので、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10中の差動増幅器14は、活性化状態となる。よって、非加速試験時の場合、第2の実施の形態と同一の動作を行う。
【0144】
次に、加速試験時の場合、第2の実施の形態で示したように、加速試験時の内部基準電圧VREFの電圧特性は、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき(外部電源電圧が所定値V2未満)、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10により発生する内部基準電圧VREFの電圧特性で決まり、また、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき(外部電源電圧が所定値V2以上)は、基準電圧比較回路8と加速試験時内部基準電圧発生回路11とにより発生する内部基準電圧VREFの電圧特性で決まる。よって、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10の動作は、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のときには関係していない。加速試験時に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、インバータ12bの出力信号VBIは高レベルを出力し、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、低レベルを出力する。従って、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10は、外部電源電圧VEXTが所定値V2未満で活性化状態となり、所定値V2以上で非活性化状態となる。
【0145】
このように、加速試験時に、基準電圧VREF2が基準電圧VREF1よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、基準電圧VREF1を入力とする内部基準電圧発生回路10を非活性状態にし、差動増幅器14を流れる定常電流を低減することにより、低消費電力化が可能となる。
【0146】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項25記載の半導体集積回路によれば、内部降圧回路において、非加速試験時(動作マージン確認試験時)には、一定電圧の第1の基準電圧を持つ第1の電圧特性と、この一定電圧から外部電源電圧に応じて上昇する第2の電圧特性とにより、発生する内部電源電圧を連続させたので、内部回路の動作特性を確認できない内部電源電圧範囲を無くすことができると共に、加速試験時には、前記第1の電圧特性よりも電圧の高い第3の電圧特性により、高圧の内部電源電圧が発生して、内部回路に対する十分な電圧加速が得られる。よって、加速試験時と非加速試験時にそれぞれ異なる内部電源電圧を発生させることを可能として、半導体集積回路の動作マージン確認試験及び加速試験に、それぞれ適した内部電源電圧を供給することができる。
【0147】
特に、請求項7〜請求項10及び請求項12〜請求項15記載の半導体集積回路によれば、追加するMOSトランジスタにより、そのしきい値電圧分、加速試験時に供給する内部電源電圧又は発生する内部基準電圧を、適宜低く変更、調整することが可能となる。
【0148】
更に、請求項16及び請求項17記載の半導体集積回路によれば、加速試験時に、供給する内部電源電圧、又は発生する内部基準電圧に、外部電源電圧の変化に対するヒステリシス特性を持たせたので、外部電源電圧がノイズ等により変動しても、安定した内部電源電圧特性、及び安定した内部基準電圧特性を得ることができる。
【0149】
加えて、請求項18ないし請求項21記載の半導体集積回路によれば、加速試験時に、その試験に関係しない(動作しない)内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を、加速試験時制御信号に基づいて、非活性状態にしたので、その内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を流れる定常電流を低減して、低消費電力化を図ることができる。
【0150】
また、請求項22ないし請求項25記載の半導体集積回路によれば、加速試験時に、加速試験時電圧供給回路又は加速試験時基準電圧発生回路が、基準電圧比較回路の出力に基づいて、各々、加速試験時の内部電源電圧を供給又は内部基準電圧を発生している際には、この際に関係しない(動作しない)内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を、前記基準電圧比較回路の出力に基づいて、非活性状態にしたので、その内部電源供給回路又は内部基準電圧発生回路を流れる定常電流を低減して、低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す半導体集積回路のブロック構成図である。
【図2】同半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す半導体集積回路のブロック構成図である。
【図4】同半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の半導体集積回路の具体的構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の半導体集積回路の具体的構成を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す要部回路図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す要部回路図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す要部回路図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態を示す要部回路図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態の半導体集積回路を示す具体的構成図である。
【図16】本発明の第8の実施の形態の半導体集積回路を示す具体的構成図である。
【図17】本発明の第9の実施の形態の半導体集積回路を示す具体的構成図である。
【図18】本発明の第10の実施の形態の半導体集積回路を示す具体的構成図である。
【図19】従来の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図20】従来の半導体集積回路の電圧特性を示す図である。
【図21】基準電圧の電圧特性を示す図である。
【図22】内部電源供給回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 基準電圧発生回路
5 内部電源供給回路
6 内部回路
7 差動増幅器
8 基準電圧比較回路
9 加速試験時電圧供給回路
10 内部基準電圧発生回路
11 加速試験時基準電圧発生回路
12a、12b インバータ
14 差動増幅器
QP1〜QP26 P型MOSトランジスタ
QP3、QP6 内部電源供給用ドライバー
QP13、QP16 内部基準電圧発生用ドライバー
QN1〜QN9、
QN11〜QN16、
QN18〜QN23 N型MOSトランジスタ
F1〜F4 ヒューズ
VREF1、VREF2 基準電圧
VREF 内部基準電圧
BIM 加速試験時制御信号
VBI 基準電圧比較回路の出力信号
VINT 内部電源電圧
VEXT 外部電源電圧

Claims (25)

  1. 外部電源電圧を降圧し、内部電源電圧として内部回路に供給する内部降圧回路を搭載した半導体集積回路において、
    前記内部降圧回路は、
    外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の基準電圧と、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の基準電圧とを含む複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記第1の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を発生して前記内部回路に供給する第1の内部電源供給回路と、
    前記第2の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を発生して前記内部回路に供給する第2の内部電源供給回路と、
    加速試験時に出力される加速試験時制御信号により制御され、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する基準電圧比較回路と、
    加速試験時に、前記基準電圧比較回路の出力信号に基づいて、加速試験時の内部電源電圧を供給する加速試験時電圧供給回路と
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により前記加速試験時電圧供給回路を動作させて、前記加速試験時の内部電源電圧を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 外部電源電圧を降圧し、内部電源電圧として内部回路に供給する内部降圧回路を搭載した半導体集積回路において、
    前記内部降圧回路は、
    外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の基準電圧と、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の基準電圧とを含む複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記第1の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する第1の内部基準電圧発生回路と、
    前記第2の基準電圧に基づいて、内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する第2の内部基準電圧発生回路と、
    加速試験時に出力される加速試験時制御信号により制御され、前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する基準電圧比較回路と、
    加速試験時に、前記基準電圧比較回路の出力信号に基づいて、加速試験時の内部電源電圧を供給するための内部基準電圧を発生する加速試験時基準電圧発生回路と、
    前記第1及び第2の内部基準電圧発生回路並びに前記加速試験時基準電圧発生回路の出力より発生する前記内部基準電圧に基づいて、内部電源電圧を前記内部回路に供給する内部電源供給回路と
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により前記加速試験時基準電圧発生回路を動作させて、前記加速試験時の内部基準電圧を供給する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 前記内部電源電圧は、
    外部電源電圧が半導体集積回路の動作保証電圧範囲内にあるとき、外部電源電圧が所定値以上のときに定電圧特性を有する第1の電圧特性を有し、
    外部電源電圧が、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧より高い電圧特性となる電圧範囲のとき、
    非加速試験時には、前記外部電源電圧が所定値以上のときでも前記外部電源電圧に依存した第2の電圧特性を有し、
    加速試験時には、前記第2の電圧特性よりも高い電圧特性で、且つ、外部電源電圧に依存性のある第3の電圧特性を有する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記加速試験時電圧供給回路は、
    外部電源電圧と内部電源電圧との間に配置されたMOSトランジスタにより構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧と同じ電圧の内部電源電圧を内部回路に供給する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。
  7. 前記加速試験時電圧供給回路は、
    外部電源電圧と内部電源電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたP型MOSトランジスタを含んで構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記P型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記P型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を内部回路に供給する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 前記加速試験時電圧供給回路は、
    外部電源電圧と内部電源電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタを含んで構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記N型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記N型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を内部回路に供給する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項6又は請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 前記加速試験時電圧供給回路の構成要素であるダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタは、
    メモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタであり、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、外部電源電圧よりも前記メモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部電源電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 前記加速試験時電圧供給回路は、
    外部電源電圧と内部電源電圧との間に、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されるMOSトランジスタと、
    1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタと、
    前記1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタに対して各々並列に接続されたヒューズと
    を直列に接続した構成であって、
    前記各ヒューズの切断により、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、加速試験時の内部電源電圧を切り換えることが可能である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。
  11. 前記加速試験時基準電圧発生回路は、
    外部電源電圧と内部基準電圧との間に配置されたMOSトランジスタにより構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧と同じ電圧の内部基準電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  12. 前記加速試験時基準電圧発生回路は、
    外部電源電圧と内部基準電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたP型MOSトランジスタを含んで構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記P型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記P型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項3、請求項4又は請求項11記載の半導体集積回路。
  13. 前記加速試験時基準電圧発生回路は、
    外部電源電圧と内部基準電圧との間に、ダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタを含んで構成され、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記N型MOSトランジスタがオン動作して、外部電源電圧よりも前記N型MOSトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項3、請求項4、請求項11又は請求項12記載の半導体集積回路。
  14. 前記加速試験時基準電圧発生回路の構成要素であるダイオード型にゲート接続されたN型MOSトランジスタは、
    メモリセルトランジスタと同じ不純物注入をしたN型MOSトランジスタであり、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、外部電源電圧よりも前記メモリセルトランジスタのしきい値電圧だけ低い電圧の内部基準電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項13記載の半導体集積回路。
  15. 前記加速試験時基準電圧発生回路は、
    外部電源電圧と内部基準電圧との間に、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されるMOSトランジスタと、
    1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタと、
    前記1個又は複数のダイオード型にゲート接続されたMOSトランジスタに対して各々並列に接続されたヒューズと
    を直列に接続した構成であって、
    前記各ヒューズの切断により、加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、加速試験時の内部基準電圧を切り換えることが可能である
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  16. 前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する前記基準電圧比較回路の出力は、ヒステリシス特性を持ち、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記加速試験時電圧供給回路が供給する内部電源電圧は、前記外部電源電圧の変化に対しヒステリシス特性を持つ
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。
  17. 前記第1の基準電圧と第2の基準電圧とを比較する前記基準電圧比較回路の出力は、ヒステリシス特性を持ち、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が前記第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記加速試験時基準電圧発生回路が供給する内部基準電圧は、前記外部電源電圧の変化に対しヒステリシス特性を持つ
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  18. 前記第2の基準電圧に基づいて内部電源電圧を供給する前記第2の内部電源供給回路は、
    前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に、内部電源電圧の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。
  19. 前記第2の内部電源供給回路は、
    差動増幅器と、内部電源供給用ドライバーとにより構成され、
    前記差動増幅器が前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に前記差動増幅器の動作が停止する
    ことを特徴とする請求項18記載の半導体集積回路。
  20. 前記第2の基準電圧に基づいて内部基準電圧を発生する前記第2の内部基準電圧発生回路は、
    前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に、内部基準電圧の発生を停止する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  21. 前記第2の内部基準電圧発生回路は、
    差動増幅器と、内部基準電圧発生用ドライバーとにより構成され、
    前記差動増幅器が前記加速試験時制御信号により制御されて、加速試験時に前記差動増幅器の動作が停止する
    ことを特徴とする請求項20記載の半導体集積回路。
  22. 前記第1の基準電圧に基づいて内部電源電圧を供給する前記第1の内部電源供給回路は、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記第1の内部電源供給回路は内部電源電圧の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路。
  23. 前記第1の内部電源供給回路は、
    差動増幅器と、内部電源供給用ドライバーとにより構成され、
    前記差動増幅器が前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記差動増幅器の動作が停止する
    ことを特徴とする請求項22記載の半導体集積回路。
  24. 前記第1の基準電圧に基づいて内部基準電圧を発生する前記第1の内部基準電圧発生回路は、
    前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記第1の内部基準電圧発生回路は内部基準電圧の発生を停止する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の半導体集積回路。
  25. 前記第1の内部基準電圧発生回路は、
    差動増幅器と、内部基準電圧発生用ドライバーとにより構成され、
    前記差動増幅器が前記基準電圧比較回路の出力信号により制御されて、
    加速試験時に、前記第2の基準電圧が第1の基準電圧よりも高い電圧特性となる外部電源電圧のとき、前記差動増幅器の動作が停止する
    ことを特徴とする請求項24記載の半導体集積回路。
JP17380797A 1997-06-30 1997-06-30 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP3660783B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17380797A JP3660783B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 半導体集積回路
TW087110250A TW390018B (en) 1997-06-30 1998-06-25 Semiconductor integrated circuit
US09/106,150 US6121786A (en) 1997-06-30 1998-06-29 Semiconductor integrated circuit
KR1019980025493A KR100500009B1 (ko) 1997-06-30 1998-06-30 반도체집적회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17380797A JP3660783B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1126692A JPH1126692A (ja) 1999-01-29
JP3660783B2 true JP3660783B2 (ja) 2005-06-15

Family

ID=15967535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17380797A Expired - Fee Related JP3660783B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 半導体集積回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6121786A (ja)
JP (1) JP3660783B2 (ja)
KR (1) KR100500009B1 (ja)
TW (1) TW390018B (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100295055B1 (ko) * 1998-09-25 2001-07-12 윤종용 전압조정이가능한내부전원회로를갖는반도체메모리장치
JP3558964B2 (ja) * 1999-07-23 2004-08-25 シャープ株式会社 半導体集積回路の検査装置及びその検査方法
US7002854B2 (en) * 2000-07-25 2006-02-21 Nec Electronics Corp. Internal voltage level control circuit and semiconductor memory device as well as method of controlling the same
JP3884266B2 (ja) 2001-02-19 2007-02-21 株式会社東芝 半導体メモリ装置及びその製造方法
WO2004066050A1 (en) * 2003-01-17 2004-08-05 Freescale Semiconductor, Inc. Power management system
JP5104118B2 (ja) * 2007-08-09 2012-12-19 富士通セミコンダクター株式会社 内部電源回路
US7759958B2 (en) * 2007-09-21 2010-07-20 International Business Machines Corporation Apparatus, system, and method for integrated component testing
US8164378B2 (en) * 2008-05-06 2012-04-24 Freescale Semiconductor, Inc. Device and technique for transistor well biasing
US8305829B2 (en) * 2009-02-23 2012-11-06 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory power gating circuit for controlling internal voltage of a memory array, system and method for controlling the same
US8305790B2 (en) * 2009-03-16 2012-11-06 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Electrical anti-fuse and related applications
US8957482B2 (en) * 2009-03-31 2015-02-17 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Electrical fuse and related applications
US8912602B2 (en) * 2009-04-14 2014-12-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. FinFETs and methods for forming the same
KR20100123458A (ko) * 2009-05-15 2010-11-24 삼성전자주식회사 전원 테스터를 포함하는 전자 장치
US8461015B2 (en) * 2009-07-08 2013-06-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. STI structure and method of forming bottom void in same
US9484462B2 (en) 2009-09-24 2016-11-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Fin structure of fin field effect transistor
US8298925B2 (en) 2010-11-08 2012-10-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Mechanisms for forming ultra shallow junction
US8264021B2 (en) * 2009-10-01 2012-09-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Finfets and methods for forming the same
US8264032B2 (en) * 2009-09-01 2012-09-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Accumulation type FinFET, circuits and fabrication method thereof
US8623728B2 (en) 2009-07-28 2014-01-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for forming high germanium concentration SiGe stressor
US8980719B2 (en) 2010-04-28 2015-03-17 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Methods for doping fin field-effect transistors
US8759943B2 (en) 2010-10-08 2014-06-24 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Transistor having notched fin structure and method of making the same
US8497528B2 (en) 2010-05-06 2013-07-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for fabricating a strained structure
US8629478B2 (en) * 2009-07-31 2014-01-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Fin structure for high mobility multiple-gate transistor
US8482073B2 (en) * 2010-03-25 2013-07-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Integrated circuit including FINFETs and methods for forming the same
US8472227B2 (en) * 2010-01-27 2013-06-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Integrated circuits and methods for forming the same
US8440517B2 (en) 2010-10-13 2013-05-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. FinFET and method of fabricating the same
US20110097867A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of controlling gate thicknesses in forming fusi gates
US9040393B2 (en) 2010-01-14 2015-05-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of forming semiconductor structure
JP2012038389A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8603924B2 (en) 2010-10-19 2013-12-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Methods of forming gate dielectric material
US9048181B2 (en) 2010-11-08 2015-06-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Mechanisms for forming ultra shallow junction
US8769446B2 (en) 2010-11-12 2014-07-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method and device for increasing fin device density for unaligned fins
US8592915B2 (en) 2011-01-25 2013-11-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Doped oxide for shallow trench isolation (STI)
US8877602B2 (en) 2011-01-25 2014-11-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Mechanisms of doping oxide for forming shallow trench isolation
US8431453B2 (en) 2011-03-31 2013-04-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Plasma doping to reduce dielectric loss during removal of dummy layers in a gate structure
US9733661B2 (en) * 2014-09-29 2017-08-15 Mediatek Inc. Power management circuit and associated power management method

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2945508B2 (ja) * 1991-06-20 1999-09-06 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2793427B2 (ja) * 1992-04-08 1998-09-03 株式会社東芝 半導体装置
EP0568294B1 (en) * 1992-04-27 1998-06-24 Fujitsu Limited Method for testing semiconductor integrated circuit
JP2865486B2 (ja) * 1992-07-02 1999-03-08 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
JP2885597B2 (ja) * 1993-03-10 1999-04-26 株式会社東芝 半導体メモリ
US5519333A (en) * 1994-09-09 1996-05-21 Sandia Corporation Elevated voltage level IDDQ failure testing of integrated circuits

Also Published As

Publication number Publication date
TW390018B (en) 2000-05-11
KR19990007477A (ko) 1999-01-25
JPH1126692A (ja) 1999-01-29
KR100500009B1 (ko) 2006-04-21
US6121786A (en) 2000-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3660783B2 (ja) 半導体集積回路
KR940002863B1 (ko) 집적 회로내에 내장된 스텝-다운 회로
KR100815388B1 (ko) 저전압 검출 회로
JP4686222B2 (ja) 半導体装置
JP3071600B2 (ja) 半導体記憶装置
US11042176B2 (en) Low dropout voltage regulator circuit
US6774698B1 (en) Voltage translator circuit for a mixed voltage circuit
US20070285152A1 (en) Power supply voltage controlling circuit and semiconductor integrated circuit
US7795848B2 (en) Method and circuit for generating output voltages from input voltage
CN113009953B (zh) 调节器用半导体集成电路以及风扇电动机系统
KR100904423B1 (ko) 반도체 메모리 소자
US6091287A (en) Voltage regulator with automatic accelerated aging circuit
US6359459B1 (en) Integrated circuits including voltage-controllable power supply systems that can be used for low supply voltage margin testing and related methods
JP2013206381A (ja) 過電流保護回路、および、電力供給装置
US8085006B2 (en) Shunt regulator
KR102506190B1 (ko) 발진회로 및 반도체 집적회로
JP2022044215A (ja) 電源用半導体集積回路
US5479093A (en) Internal voltage generating circuit of a semiconductor device
KR20080079553A (ko) 향상된 셋업 전압 특성을 갖는 기준전압 발생기 및 이를제어하는 방법
JPH0935484A (ja) 半導体メモリ装置の電圧検出回路
US20190288501A1 (en) Semiconductor integrated circuit
KR20010049488A (ko) 내부 전원 회로를 가진 반도체장치
KR100258362B1 (ko) 반도체 소자의 기준전압 발생장치
KR930008658B1 (ko) 전압레벨 검출회로
KR20100097813A (ko) 반도체 메모리 장치의 내부 전압 발생 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees