JP3660121B2 - インターホン装置 - Google Patents
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Description
本発明はインターホン装置に係わり、特に既設のインターホンからの呼出を、配線不要で設置される表示灯を点灯させ報知するインターホン装置に関する。
【従来の技術】
従来から、図3に示す呼出表示装置が提案されている。
同図に示す呼出表示装置は、住戸玄関に設置され、来訪者等が住戸内の居住者を呼び出す呼出時に押下操作する呼出ボタン60、居住者との通話を可能にするために用いるマイク61およびスピーカ62とから成るドアホン子機51と、住戸内に設置され、居住者が呼出応答および来訪者との通話を成立させるために用いる送受器70、ドアホン子機51の呼出ボタン60が押下操作されることにより呼出音を鳴動する呼出スピーカ71とから成るインターホン親機52と、来訪者等からの呼出を、表示ユニット54の制御により点灯して居住者に報知する表示灯53とで構成される。
また、ドアホン子機51とインターホン親機52間、インターホン親機52と表示ユニット54間は、それぞれ伝送線路L51、L52により適宜な方法で接続されている。
このような呼出表示装置において、来訪者等が住戸内の居住者を呼び出すために、住戸玄関に設置されるドアホン子機51の呼出ボタン60を押下すると、伝送線路L51を介してインターホン親機52に呼出信号S51が送出され、インターホン親機52の呼出スピーカ71にて呼出音が鳴動されるとともに、呼出信号S51を入力したインターホン親機52から伝送線路L52を介して表示ユニット54に、表示灯53を点灯させるための点灯信号S52が送出され、点灯信号S52を入力した表示ユニット54の制御により表示灯53が点灯される。よって、住戸内の居住者は、インターホン親機52の呼出スピーカ71にて鳴動される呼出音と表示灯53の点灯により、住戸玄関の来訪者等からの呼出を確認することができる。
また、呼出を確認した住戸内の居住者が、呼出応答のためにインターホン親機52の送受器70を取り上げると、フックオフ(図示せず)され、インターホン親機52から伝送線路L52を介して表示ユニット54に、表示灯53を消灯させるための消灯信号S53が送出され、消灯信号S53を入力した表示ユニット54の制御により表示灯53が消灯され待受状態に復旧する。更に、居住者が用いるインターホン親機52の送受器60と、伝送線路L51を介して来訪者等が用いるドアホン子機51のマイク61およびスピーカ62間の通話路が形成され、通話を成立させるための音声信号の送受が可能となる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の呼出表示装置は、住戸内に設置されるインターホン親機52と表示ユニット54上に設置される表示灯53とを伝送線路L52を介して結線する必要があり、表示灯(表示ユニット)を結線可能な端子(図示せず)を有するインターホン親機でないと相互配線が不可能であるといった難点があった。また、増設表示灯を設置する場合には、既設配線を再配線する必要があるといった難点があった。
本発明は上述の難点を解消するためになされたもので、表示灯を動作制御する表示ユニットに、インターホン親機の呼出スピーカにて鳴動される呼出音の認識機能を付加し、表示灯を点灯/消灯させることにより、インターホン親機と表示灯(表示ユニット)間の配線を不要とし、配線時における施工コストを削減でき、また、表示灯(表示ユニット)の接続端子を有しないインターホン親機にも使用可能で利便性の向上が図れるインターホン装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明のインターホン装置は、来訪者が呼出ボタンを押下操作して居住者を呼び出し通話するためのドアホン子機と、居住者が呼出スピーカから鳴動される呼出音を確認して通話するためのインターホン親機と、ドアホン子機からの呼び出しを居住者に点灯して報知する表示灯を有する表示ユニットとを備え、表示ユニットは、呼出音を集音し音響−電気変換して電気信号とするマイクと、電気信号をアナログ−デジタル変換しデジタル信号処理によりデジタル信号とするA/D変換器と、呼出音の呼出音パターンを事前に登録した呼出音パターンメモリと、A/D変換器から出力されたデジタル信号の呼出音パターンと呼出音パターンメモリに事前に登録されていた呼出音パターンを照合認識し、一致したとき点灯信号を送出して表示灯を点灯させるとともにタイマにより表示灯の点灯時間を計時し、一定時間後に消灯信号を送出して消灯させるための呼出音認識デジタルシグナルプロセッサとを有するものである。
このようなインターホン装置によれば、来訪者等が住戸内の居住者を呼び出すために住戸玄関に設置されるドアホン子機から呼出操作すると、住戸内に設置されるインターホン親機の呼出スピーカにて呼出音が鳴動される。この呼出音は、表示灯を動作制御する表示ユニットのマイクに入力され、マイク、A/D変換器等を介して信号処理(音響−電気変換、アナログデジタル変換)されたデジタル信号として呼出音認識デジタルシグナルプロセッサに入力される。呼出音認識デジタルシグナルプロセッサは、入力したデジタル信号を事前に登録された呼出音の鳴動パターンと照合認識させ、一致した場合にのみ表示灯を点灯させる。よって、住戸内の居住者は、インターホン親機の呼出スピーカにて鳴動される呼出音と表示灯の点灯により、住戸玄関の来訪者等からの呼出を確認することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明のインターホン装置を適用した好ましい形態例について図面を参照して説明する。
図1に示すインターホン装置は、住戸玄関に設置され、来訪者等が住戸内の居住者を呼び出す呼出時に押下操作する呼出ボタン10、居住者との通話を可能にするために用いるマイク11およびスピーカ12から成るドアホン子機1と、住戸内に設置され、居住者が呼出応答および来訪者との通話を成立させるために用いる送受器20、ドアホン子機1の呼出ボタン10が押下操作されることにより呼出音(呼出音信号S2)を鳴動する呼出スピーカ21とから成るインターホン親機2と、後述する表示ユニット4上に設置され、来訪者等からの呼出を点灯して居住者に報知する表示灯3と、インターホン親機2の呼出スピーカ21にて鳴動される呼出音を認識し、表示灯3を点灯/消灯する表示ユニット4とで構成される。また、ドアホン子機1とインターホン親機2間は、伝送線路L1により適宜な方法で接続されている。
表示ユニット4は図2のブロック図に示すように、インターホン親機2の呼出スピーカ21にて鳴動される呼出音(呼出音信号S2)を集音(入力)し、音響−電気変換し電気信号S12として送出するマイク40と、マイク40より送出される電気信号S13を増幅して送出する増幅器41と、増幅器41を介した電気信号S12をアナログ−デジタル変換しデジタル信号処理されたデジタル信号S13として送出するA/D変換器42と、呼出音の鳴動パターン(以下、呼出音パターン)が事前に登録されている呼出音パターンメモリー43と、上述のデジタル信号S13を呼出音パターンメモリー43に事前に登録された呼出音パターンと照合認識させ、一致した場合にのみ表示灯3を点灯させるための点灯信号S14を送出するとともに、表示灯3の点灯時間を計時するタイマー45が備えられた呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ44とで構成される。また、表示ユニット4のマイク40は、増幅器41、A/D変換器42を介して、入出力部に呼出音パターンメモリー43が、出力部に表示灯3がそれぞれ接続された呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ44に接続されている。
このように構成されたインターホン装置において、以下、その動作について図1および図2のブロック図を参照して説明する。
来訪者等が住戸内の居住者を呼び出すために、住戸玄関に設置される図1に示すドアホン子機1の呼出ボタン10を押下すると、伝送線路L1を介してインターホン親機2に呼出信号S1が送出され、インターホン親機2の呼出スピーカ21から呼出音信号S2が送出され呼出音が鳴動される。この呼出音信号S2が表示ユニット4のマイク40に入力(集音)されると、マイク40は入力した呼出音信号S2を音響−電気変換し電気信号S12として送出する。この電気信号S12は増幅器41にて増幅され、A/D変換器42にてアナログ−デジタル変換されデジタル信号処理されたデジタル信号S13として呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ44に送出される。
デジタル信号S13を入力した呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ44は、デジタル信号S13を呼出音パターンメモリー43に事前に登録された呼出音パターンと照合認識させ、一致した場合にのみタイマー45に予め設定された時間内において表示灯3を点灯させるための点灯信号S14を送出するとともに、タイマー45の計時を開始することから、点灯信号S14を入力した表示灯3が点灯される。また、タイマー45が計時を終了すると、呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ44から表示灯3を消灯させるための消灯信号S15が送出され、消灯信号S15を入力した表示灯3が消灯され待受状態に復旧する。よって、住戸内の居住者は、インターホン親機2の呼出スピーカ21にて鳴動される呼出音と表示灯3の点灯により、住戸玄関の来訪者等からの呼出を確認することができる。
また、呼出を確認した居住者が呼出応答のためにインターホン親機2の送受器20を取り上げると、フックオフ(図示せず)され、居住者が用いるインターホン親機2の送受器20と、伝送線路L1を介して来訪者等が用いるドアホン子機1のマイク11およびスピーカ12間の通話路が形成され、通話を成立させるための音声信号の送受が可能となる。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のインターホン装置によれば、表示灯を動作制御する表示ユニットに、インターホン親機の呼出スピーカにて鳴動される呼出音の認識機能を付加し、表示灯を点灯/消灯させることにより、インターホン親機と表示灯(表示ユニット)間の配線を不要とし、配線時における施工コストを削減でき、また表示灯(表示ユニット)の接続端子を有しないインターホン親機にも使用可能で利便性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインターホン装置の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示す表示ユニットおよび表示灯の構成を示すブロック図。
【図3】 従来の呼出表示装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1‥‥‥ドアホン子機
2‥‥‥インターホン親機
3‥‥‥表示灯
4‥‥‥表示ユニット
10‥‥‥呼出ボタン
21‥‥‥呼出スピーカ
40‥‥‥マイク
42‥‥‥A/D変換器
43‥‥‥呼出音パターンメモリ
44‥‥‥呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ
45‥‥‥タイマ
S 2 ‥‥‥呼出音
S12‥‥‥電気信号
S13‥‥‥デジタル信号
S14‥‥‥点灯信号
S 15 ‥‥‥消灯信号
Claims (1)
- 来訪者が呼出ボタン(10)を押下操作して居住者を呼び出し通話するためのドアホン子機(1)と、前記居住者が呼出スピーカ(21)から鳴動される呼出音(S 2 )を確認して通話するためのインターホン親機(2)と、前記ドアホン子機からの呼び出しを居住者に点灯して報知する表示灯(3)を有する表示ユニット(4)とを備え、
前記表示ユニットは、前記呼出音を集音し音響−電気変換して電気信号(S 12 )とするマイク(40)と、前記電気信号をアナログ−デジタル変換しデジタル信号処理によりデジタル信号(S 13 )とするA/D変換器(42)と、前記呼出音の呼出音パターンを事前に登録した呼出音パターンメモリ(43)と、前記A/D変換器から出力されたデジタル信号の呼出音パターンと前記呼出音パターンメモリに事前に登録されていた呼出音パターンを照合認識し、一致したとき点灯信号(S 14 )を送出して前記表示灯を点灯させるとともにタイマ(45)により前記表示灯の点灯時間を計時し、一定時間後に消灯信号(S 15 )を送出して消灯させるための呼出音認識デジタルシグナルプロセッサ(44)とを有することを特徴とするインターホン装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11073698A JP3660121B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | インターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP11073698A JP3660121B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | インターホン装置 |
Publications (2)
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JPH11308350A JPH11308350A (ja) | 1999-11-05 |
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Family
ID=14543225
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JP5469332B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2014-04-16 | パナソニック株式会社 | インターホンシステム及びインターホン親機 |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP11073698A patent/JP3660121B2/ja not_active Expired - Fee Related
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