JP3659381B2 - 電池ケースおよびこの電池ケースを用いるメガホン - Google Patents

電池ケースおよびこの電池ケースを用いるメガホン Download PDF

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、一次電池、いわゆる乾電池のように電子機器に収納あるいは取り外しをして交換を行うことができる電池ケースの構造に関し、特に電池の取り付け、取り外しを容易にする構造に特徴を有する。また、この電池ケースを用いたメガホンの構造に関する。
【従来の技術】
電子機器の電池ケースは、電子機器の内部に電池収納個所を設け、この電池収納個所の前面に開閉可能な蓋を設けて、蓋を開けることにより電池を交換する構造である。
例えば、メガホンの電源として使用される乾電池は、図7に示すような構造で交換を行う。メガホンは、大きく分けてホーンマウス部71と、ハンドル72と、メガホンボディー73と、6個の乾電池を収納することができる電池ケース74と、マイクカバー75の5部分から構成される。電池ケース74は中心筒部76の一方端部に固定された電池端部支持部77と、中心筒部76の他方端部に固定された電池ケース下78とからなり、電池端部支持部77と電池ケース下78にそれぞれ電池接続端子が形成されている。乾電池を交換する場合は、最初にマイクカバー75を外して電池ケース74より古い乾電池79を取り外し、次に新しい乾電池80を電池端部支持部77と電池ケース下78の間にそれぞれ乾電池のプラス端子及びマイナス端子を接触させながら嵌め込む。そしてマイクカバー75を電池ケース74の外側より被せてメガホンボディー73のネジにねじ込み、マイクカバー75を固定するとともに電池ケースの外側を覆うことにより乾電池をメガホン内部に収納する。このようにして、電池収納部の蓋を開けて古い電池を取り出し、新しい電池と交換することができる。
また、登録実用新案第3010329号は、図8に示すように機器本体81の前面パネル82の開口83に着脱開閉式蓋体84と電池咬着ケース85とを一体に設けて、電池86の交換の際には電池咬着ケースを蓋体の解放と同時に機器本体の外に取り出す構造を開示している。
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の電子機器においては乾電池の交換は、電子機器の電池収納部の開口部より乾電池を取り外し、また乾電池を挿入する必要がある。ここで開口部は電池の脱落防止のため乾電池1個より少し大きい程度の大きさであり、開口部が小さいため電池の取り出し、収納が行いにくい。さらに乾電池を1個づつ決められた方向に合わせながら挿入するには相当の注意が必要であり、かつ面倒である。また上記メガホンの場合には、中心筒部の周囲に6個の電池を収納する構造であるから、電池を取り外し又は挿入するとき交換する電池が使用者の手前になるようメガホンを順次回転させる必要があり、電池交換に手間取る。
また、登録実用新案第3010329号は、電池咬着ケースを機器本体から取り出して電池交換するから電池交換は容易になるが、電池咬着ケースに咬着できる電池の数は電池間の電気接続のため2個に限定され、機器の電源設計を困難にする。また電池の端子と機器本体の電池端子の安定接続を維持するために、電池咬着ケースのストッパーが必要になり、ストッパーの機構、その操作が複雑になる。
本発明は上記したような問題点を解決して電池交換を容易にするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の電池ケースは、機器本体に形成した電池ケース収納部の開口部分と電池ケースの蓋体の周辺部分に嵌め合わせ構造を構成し、該電池ケースに備えられた電池取り付け部は上記蓋体と一体的に固定された中心筒部を有する電池ケース上と該中心筒部の先端部に固定された電池端部収納部を有する電池ケース下とからなり、上記蓋体に一方の電池端子を形成するとともに上記電池端部収納部に他方の電池端子を形成し、上記電池ケース下の外側に上記電池端子に接続されたプラス側電池端子とマイナス側電池端子を形成し、上記嵌め合わせ構造が嵌め合わせられたとき、上記電池ケース収納部に上記プラス側電池端子とマイナス側電池端子におのおの接触するプラス側接続端子とマイナス側接続端子を形成したことを特徴とする。
請求項1の発明は、電池ケースに電池取り付け部を備え、この電池ケースを機器本体から取り外して電池交換を行うことができるので、電池を小さい開口部より抜き取ったり挿入したりすることがなく、交換作業を容易に行うことができる。また嵌め合わせ構造によって電池ケースと機器本体を固定するからストッパーを必要としないし、電池ケースに電池の両側端子に接触する電池端子を形成しているから電池の数に制限がない。さらに電池の両側を押さえるから電池を安定に固定することができ、振動、衝撃が加わっても電池と電池端子が断続しない。
本発明の請求項2記載の電池ケースは、上記嵌め合わせ構造が上記開口部分に形成した雌ネジと、上記蓋部分に形成した雄ネジにより構成され、上記プラス側接続端子とマイナス側接続端子の一方は上記電池ケース収納部の中心位置に形成され、他方は上記中心位置より離れた周囲に形成されていることを特徴とする。請求項2の発明は、嵌め合わせ構造をネジとし、プラス側接続端子とマイナス側接続端子の一方を電池ケースの中心位置に形成したので、嵌め合わせと電池の端子接続を同時に行うことができる。
本発明の請求項3記載のメガホンは、メガホンボディー後部に形成した電池ケース収納部の開口部分に雌ネジを形成し、電池ケースの蓋体の周囲部分に雄ネジを構成し、該電池ケースを中心筒部と、電池端子を備える電池ケース上と、該電池ケース上に固定された電池端子を備える電池ケース下とから構成し、上記中心筒部の周囲に複数の電池を取り付けて、電池ケースを電池ケース収納部に挿入して上記雄ネジと雌ネジを嵌め合わせたとき、上記電池端子の一方に接続されたプラス側電池端子と電池端子の他方に接続されたマイナス側電池端子を、上記電池ケース収納部の底部に形成されたプラス側接続端子とマイナス側接続端子におのおの接触させて電池ケースを収納することを特徴とする。
請求項3の発明は、メガホンより電池ケースを取り外して電池交換を行うことができるので、電池をメガホンから離れて交換することができ、かつ交換の際は電池ケースを回転させて電池を交換すればよく、交換作業を容易に行うことができる。また電池ケースは電池の両側を押さえるから電池を安全に固定することができ、振動、衝撃が加わっても電池と電池端子が断続しない。
【発明の実施の形態】
本発明の電池ケースは、機器本体に形成した電池ケース収納部の開口部分に嵌め合わせ用の一方の構成を形成し、電池ケースの蓋体の周辺部分に嵌め合わせ用の他方の構成を形成する。嵌め合わせ構造は電池ケースが円筒形の場合、代表的にはネジにより構成されるが、スライド溝によって構成することもできる。電池ケースが角筒型の場合はスライド溝による嵌め合わせ構造が一般的である。この電池ケースに備えられた電池取り付け部は上記蓋体と一体的に固定された中心筒部を有する電池ケース上とこの中心筒部の先端部に固定された電池端部収納部を有する電池ケース下とからなり、蓋体に一方の電池端子を形成するとともに電池端部収納部に他方の電池端子を形成し、この電池ケース下の外側に電池端子に接続されたプラス側電池端子とマイナス側電池端子を形成する。そして電池ケースが機器本体の電池ケース収納部に嵌め合わせられたとき、電池ケースのプラス側電池端子とマイナス側電池端子が機器本体の電池ケース収納部のプラス側接続端子とマイナス側接続端子におのおの接触する構成である。
このように本発明は、電池ケースを機器本体より取り外して電池交換することができ、電池ケースの嵌め合わせと同時に電池ケースのプラス側電池端子とマイナス側電池端子を機器本体の電池ケース収納部のプラス側接続端子とマイナス側接続端子におのおの接触させることができる。
(実施例)
本発明のメガホンは、図1に示すようにホーンマウス1と、メガホンボディー2と、ハンドル3を組み合わせて構成され、メガホンボディー2の後方部分に電池ケースを備えている。
図2に示すように、ホーンマウス1は、内部にリング状永久磁石11、ヨーク12、プレート13よりなる磁気回路を収納し、ヨーク12とプレート13との間に形成される磁気ギャップにボイスコイルが挿入される。ボイスコイルの上端はドーム状振動板14に結合され、ボイスコイルに入力された音声信号が磁気回路とともに作用して振動板14の振動に変換される。振動板の前方にはイコライザ15、スロート16が備えられ、スロート16の開口部分にレフレクタ17、18が取り付けられ、ホーンマウス1の先端開口部より音声が放出される。レフレクタ18はホーンマウス1にネジ19によりネジ止めされるとともに、ネジ19をメガホンボディー2のボス20に締めこむことにより、ホーンマウス1とメガホンボディー2を結合している。このホーンマウスとメガホンボディーを結合する際、図4に示すようにホーンマウスの内側にスロートパッキング6を嵌め、外側にゴム、柔軟性樹脂よりなる防水パッキング7を介して取り付け、ホーンマウス1とメガホンボディー2の間隙を充填して気密及び防水構造にしている。
図4に示すように、メガホンボディー2の内部上方の後方部にマイクユニット21を配置する。マイクユニット21はメインマイク22とサブマイク23からなり、メインマイクとサブマイクは緩衝作用と防水作用のある例えばゴム等の薄い膜22a、23aを介して、マイクおさえ24に収納されメガホンボディー後方のリブ25に嵌め込むようにしてメガホンの水平方向に並べて取り付ける。メインマイク22はメガホンの中心線を通る垂直線上に配置され、メインマイク前方のメガホンボディーに小さい開口26が形成されて外部の音響を入力する。メインマイク22はゴム等の薄い膜22aで覆われ防水効果を得ているが、開口26に対応して開口22bが形成されており、音響が十分に入力される。さらにゴム等の薄い膜は緩衝作用があるためメガホン本体の振動が入力されるのを防止し、S/Nの高い入力信号を得ることができる。
サブマイク23はメガホンのハウリング防止用として用いられる。そのためサブマイク前方のメガホンボディーには開口が形成されず外部の音響が入力されない構造とされている。このためサブマイクの前方に開口がなく防水は完全に行なえる。メガホンはメガホン本体より出た音がメガホンの周囲を回りこんでマイクに入力する音響振動と、振動板のバックプレッシャがメガホン内部を伝わってマイクに入力する音響振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動によってハウリングを起こす。この中、サブマイクはスピーカ振動板のバックプレッシャがメガホン内部の細い隙間を伝わって入力する振動と、メガホン本体自身の振動がマイクに入力する振動をメインマイクと同相に受ける。これを電気信号に変換してメインマイクからの電気信号と逆位相で増幅器に入力してミキシングすることによりハウリング防止を行なう。
メガホンボディー後方上部に10W級アンプを構成するLSI、IC、抵抗、コンデンサ等の電気部品よりなる回路27を搭載するプリント配線基板28を取り付ける。プリント配線基板28はメガホンボディー後方のリブと基板おさえ29に挟むようにして取り付けられる。基板おさえ29には導電性でバネ性のある材料、例えばリン青銅板よりなるプラス側接続端子30とマイナス側接続端子31が備えられ、電池ケース収納後壁35bにネジ止めされる。メガホンボディーの下部にハンドルに取り付けられる電源スイッチ、ボリュームと接続するための接続線を通す穴32が形成されゴムブッシュが嵌められる。
メガホンボディー2の中央部にメガホンの軸方向に電池ケース収納部35を形成する。この電池ケース収納部35はメガホンボディーと連続的に一体形成された円筒形状の電池収納側壁35aと底板を形成する電池収納後壁35bとからなる。電池収納後壁35bに小さい開口が形成され、プラス側接続端子30とマイナス側接続端子31の先端が開口より臨出している。プラス側接続端子30が電池ケース収納部の中心に配置され、マイナス側接続端子31が中心位置より離れて平行に配置されている。この電池収納部35の前方開口部分に雌ネジ36を形成し嵌め合わせ構造の一方を構成する。
電池ケース4は、図5に示すように、前記電池収納部35の蓋となる蓋体41の周辺部分に雄ネジ42を有し、上記電池ケース収納部の開口部分に形成した雌ネジ36と嵌め合わせられる。蓋体の表面側に、A視に示すように中心より三方向に分割した指穴41aが形成され、雄ネジと雌ネジの嵌め合わせあるいは取り外しのために使用される。電池ケースは蓋体41、電池ケース上43、電池ケース下44から構成され、電池ケース上43は中心筒部43aとこの中心筒部の一方の端部に形成された電池端子部43bとからなり、電池端子部43bに一方の電池端子が備えられる。蓋体41と電池ケース上43は6個のネジ43cにより一体的に組み立てられる。ねじ43cは、電池ケース下44に形成したドライバー穴44cにドライバーを挿入して、ネジ43cを締め付けることにより組み立てる。電池ケース下44にドライバー穴44cを形成したので、ネジ43cが電池ケース下44の半径より内側にあっても容易に締め付けあるいは取り外しを行なうことができる。
電池ケース下44は電池収納時の倒れ止め用として、電池長の1/5程度の電池収納壁44aを備え、中心筒部43aの他方の端部にF視に明らかなように6個のネジ49によりネジ止めされ、他方の電池端子が備えられる。電池端子板45は導電性の高い金属材料よりなり、一つの電池のプラス電極と隣接する次の電池のマイナス電極を接続するため途中個所でねじられ、中心筒部43aの中空を通して配置される。電池端子板45の一方は電池端子部43bに巻き付けるようにして固定され、電池端子を構成する。電池端子板45の他方は中心筒部43aと電池ケース下44の中心突部44bに挟まれて固定され、その先端は電池のマイナス電極に接触するように折り曲げられ電池端子を構成する。電池端子板45が隣接する電池のプラス電極とマイナス電極を接続することにより電池ケースに挿入される6個の電池は全て同方向に挿入して直列接続される。直列接続されたマイナス側の端子はコード穴44dにリード線を通して金属材料よりなるリング状の電源端子46にはんだ付けして接続する。プラス側の端子は1つの電池端子板45を中心突部44bの一部切り欠きを通して中心近くまで延長して端子ネジ48に接続する。電源端子45と端子ネジ48はリング状の絶縁ブッシュ47を間に挿入することにより絶縁される。端子ネジ48は電池ケース下44に圧入されて固定される。従って、図5のF視より明らかなように電源端子46と端子ネジ48は、前記プラス側接続端子30とマイナス側接続端子31の間隔に等しい距離を隔てて同心円状に配置される。
図6に示すように、ハンドル3の前方に引きがね51が取り付けられる。電源スイッチはマイクロスイッチ52により構成され、VRSWケース上53のリブ53sに嵌め込むようにして取り付けられる。ボリューム54はVRSWケース上53を挟むようにしてVRナット55により取り付けられる。このようにしてマイクロスイッチとボリュームを取り付けた後、ゴムカバー56を挟んでVRSWケース下57とともにハンドルの段部にネジ止めされる。ボリュームの軸にはつまみ58が取り付けられ、つまみの周囲の一部がハンドル後方の穴から突出して操作できるようにしている。引きがね51をハンドル3に取付け、VRSWケース上53にマイクロスイッチ52、ボリューム54を取付け、つまみ58を取付けた後、つまみ58の一部をハンドル後方の穴から突出させてゴムカバー56、VRSWケース下57とともにハンドルの段部にネジ止めする訳であるが、VRSWケース上53の4個のネジ穴53a〜53dの中、2個のネジ穴53c、53dはつまみ58の半径の内側にあるので、つまみ58がネジ穴に一致する位置に切り欠き又は一部穴(図示しない)を形成し、この切り欠きにドライバーを挿入してネジ止めを行なう。マイクロスイッチとボリュームの配線はメガホンボディーの穴32を通して回路27に接続される。図3に示すように、ハンドルの上方両側にスライド溝59が形成されており、このスライド溝59にメガホンボディー2の下部に形成した突部33(図4の上方右側に示す)をはめ、ハンドルをメガホンボディーの後方までスライドさせてメガホンボディーとハンドルを一体化する。その後、メガホンボディー前方にホーンマウス1をネジ19でネジ止めして取り付けることにより、ハンドルの抜け止めをすると同時に全体を一体化し防水構造に組み立てる。
本発明のメガホンは以上のように構成されるから、電池交換をする場合は最初に蓋体41の3つの指穴41aにそれぞれ親指、人差し指、中指の3本を入れて回転させ電池ケース4をメガホンボディー2から取り外す。そして古い電池を取り去り新しい電池60を電池ケースの周囲に6個同方向に並べて挿入する。次に電池ケース4をメガホンの電池ケース収納部35に挿入して指穴に指を入れて電池ケースを回転させることにより、雄ネジと雌ネジを嵌め合わせて交換を行なう。これによって電池ケースのプラス側電池端子が接続された端子ネジ48とマイナス側電池端子が接続された電源端子46を、電池ケース収納部35の電池収納後壁の開口より臨出したプラス側接続端子30とマイナス側接続端子31におのおの接触させる。
【発明の効果】
本発明は、電池ケースに電池取り付け部を備え、この電池ケースを機器本体から取り外して電池交換を行うことができるので、電池を小さい開口部より抜き取ったり挿入したりすることがなく、交換作業を容易に行うことができる。また嵌め合わせ構造によって電池ケースと機器本体を固定するからストッパーを必要としないし、電池ケースに電池の両側端子に接触する電池端子を形成しているから電池の数に制限がない。さらに電池の両側を押さえるから電池を安定して固定することができ、振動、衝撃が加わっても電池と電池端子が断続しない。
また本発明では、嵌め合わせ構造をネジとし、プラス側電池端子とマイナス側電池端子の一方を電池ケースの中心位置に形成したので、嵌め合わせと電池の端子接続を同時に行うことができる。
更に本発明は、メガホンより電池ケースを取り外して電池交換を行うことができるので、電池をメガホンから離れて交換することができ、かつ交換の際は電池ケースを回転させて電池を交換すればよく、交換作業を容易に行うことができる。また電池ケースは電池の両側を押さえるから電池を安全に固定することができ、振動、衝撃が加わっても電池と電池端子が断続しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメガホンの外観を示す斜視図を示す。
【図2】本発明の実施例に示すメガホンの断面図を示す。
【図3】メガホンの後面図を示す。
【図4】ホーンマウスおよびメガホンボディーの分解断面図を示す。
【図5】本発明を構成する電池ケースの分解断面図を示す。
【図6】ハンドル部分の分解断面図を示す。
【図7】従来のメガホンの電池交換を説明する図である。
【図8】従来の機器における電池交換を説明する図である。
【符号の説明】
1 ホーンマウス
2 メガホンボディー
3 ハンドル
4 電池ケース
11 永久磁石
21 マイクユニット
22 メインマイク
23 サブマイク
28 プリント配線基板
30 プラス側接続端子
31 マイナス側接続端子
33 突部
35 電池ケース収納部
36 雌ネジ
41 蓋体
43 電池ケース上
44 電池ケース下
43a 中心筒部
43b 電池端子部
45 電池端子板
46 電源端子
48 端子ネジ
51 引きがね
52 マイクロスイッチ
54 ボリュウーム
58 つまみ
59 スライド溝

Claims (3)

  1. 機器本体に形成した電池ケース収納部の開口部分と電池ケースの蓋体の周辺部分に嵌め合わせ構造を構成し、該電池ケースに備えられた電池取り付け部は上記蓋体と一体的に固定された中心筒部を有する電池ケース上と該中心筒部の先端部に固定された電池端部収納部を有する電池ケース下とからなり、上記蓋体に一方の電池端子を形成するとともに上記電池端部収納部に他方の電池端子を形成し、上記電池ケース下の外側に上記電池端子に接続されたプラス側電池端子とマイナス側電池端子を形成し、上記嵌め合わせ構造が嵌め合わせられたとき、上記電池ケース収納部に上記プラス側電池端子とマイナス側電池端子におのおの接触するプラス側接続端子とマイナス側接続端子を形成したことを特徴とする電池ケース。
  2. 上記嵌め合わせ構造は、上記開口部分に形成した雌ネジと、上記蓋体に形成した雄ネジにより構成され、上記プラス側接続端子とマイナス側接続端子の一方は上記電池ケース収納部の中心位置に形成され、他方は上記中心位置より離れた周囲に形成されていることを特徴とする電池ケース。
  3. メガホンボディー後部に形成した電池ケース収納部の開口部分に雌ネジを形成し、電池ケースの蓋体の周囲部分に雄ネジを構成し、該電池ケースを中心筒部と、電池端子を備える電池ケース上と、該電池ケース上に固定された電池端子を備える電池ケース下とから構成し、上記中心筒部の周囲に複数の電池を取り付けて、電池ケースを電池ケース収納部に挿入して上記雄ネジと雌ネジを嵌め合わせたとき、上記電池端子の一方に接続されたプラス側電池端子と電池端子の他方に接続されたマイナス側電池端子を、上記電池ケース収納部の底部に形成されたプラス側接続端子とマイナス側接続端子におのおの接触させて電池ケースを収納することを特徴とするメガホン。
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