JP3659243B2 - ステータの支持装置およびそれを含むトルクコンバータ - Google Patents
ステータの支持装置およびそれを含むトルクコンバータ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されるトルクコンバータに関し、特に、トルクコンバータのステータを支持する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
動力源が出力するトルクを増幅して伝達するトルクコンバータには、ステータと呼ばれる羽根車が含まれる。この羽根車は、タービンランナからの作動油の流れをポンプインペラの入り口に向けるために、ワンウェイクラッチを介して回転軸に組み付けられる。
【0003】
図13に従来のステータ2000の支持装置を含むトルクコンバータ1000を示す。図13を参照して、ワンウェイクラッチアウタレース350およびワンウェイクラッチインナレース750の間隔は、アルミワッシャ650により保持される。このアルミワッシャ650は、スラストベアリングレース550を介してスラストベアリング450に作用する荷重を支持する。この場合、荷重を受けるアルミワッシャ650の剛性を確保するために、軸方向の厚みが必要になる。そのため、ワンウェイクラッチにアルミワッシャ650を組み付け、さらにスラストベアリング450を配置するので、軸方向の長さが長くなる。
【0004】
このような構成のステータの支持装置において、ワンウェイクラッチとスラストベアリング450の寿命は、軸方向と径方向とから受ける荷重に影響される。ステータの寿命もそのような荷重に影響される。したがってステータの寿命を維持するためには、荷重を適切に支持し、回転軸に対する組み付け位置の“ずれ”を規制し、十分に潤滑することが必要となる。また、このような寿命に対する要求に加えて、一方では、トルクコンバータを小型化するため、ステータが占める軸方向の長さを短縮する要請も高まっている。
【0005】
特開2001−323985号公報(特許文献1)は、軸方向の長さを短縮するステータ装置を開示する。このステータ装置は、ステータの内周に固定された外輪と、外輪と同軸に設置される内輪とのクリアランスを保持するエンドベアリングと、一方向係合要素が軸方向に移動することを制限する、軸受用バイメタル材から構成されるスラストワッシャとを含む。
【0006】
このステータ装置によると、クリアランスがエンドベアリングにより保持され、一方向係合要素の軸方向の移動は、スラストワッシャにより制限される。これにより、ステータの支持部分の長さを従来のアルミ製ブシュの軸方向長さよりも短くすることができる。
【0007】
また、実開平7−16049号公報(特許文献2)は、軸方向の寸法を短縮するトルクコンバータのステータ支持構造を開示する。このステータ支持構造は、ステータのステータキャリアに固定されたアウタレースと、アウタレースの内周に配置されたインナレースと、アウタレースの回転を一方向にのみ許容するワンウェイクラッチと、ポンプインペラ側のワンウェイクラッチ側面に配置された支持部材とを含む。
【0008】
このステータ支持構造によると、支持部材は、アウタレースとインナレースとワンウェイクラッチとを支持するように、ポンプインペラ側のワンウェイクラッチ側面に配置される。従来、一体成形されていた内周フランジに代えて、このような支持部材を配置することにより、ステータの取付部分の軸方向の寸法を短縮化することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−323985号公報(第2頁、第1図)
【0010】
【特許文献2】
実開平7−16049号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−323985号公報に開示されたステータ装置によると、スラストベアリングレースがスラストベアリングからの荷重を受け、ステータに伝える必要があるため、スラストベアリングレースの剛性が必要となり、軸方向長さが増加する。また、インナレースとの摩耗防止から潤滑用の油溝が必要となるという問題がある。
【0012】
また、実開平7−16049号公報に開示されたステータ支持構造によると、支持部材の使用により、ワンウェイクラッチのインナレースとアウタレースとのクリアランスの精度が低下するため、ワンウェイクラッチの寿命が低下するという問題がある。また、そのような支持部材は、トルクコンバータ内部への潤滑路が確保できなくなるという問題もある。
【0013】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、軸方向の長さを短縮することができ、さらには寿命の低下を防止することができる、ステータの支持装置およびその支持装置を含むトルクコンバータを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係るステータの支持装置は、ステータの内周に配置される一方向係合要素のアウタレースと、トルクコンバータの回転軸の外周に配置される一方向係合要素のインナレースとの隙間を保持するエンドベアリングと、アウタレースの端面に隣接するように配置され、エンドベアリングが回転軸の方向に移動することを規制するスラストベアリングレースと、スラストベアリングレースの転送面に配置され、一方向係合要素に作用する荷重を支持するためのスラストベアリングとを含む。アウタレースには油溝が設けられている。スラストベアリングレースには、油溝が設けられている位置に対応する位置に、油穴が設けられている。エンドベアリングには、油穴の位置に対応するように油穴が設けられている。
【0015】
第1の発明によると、支持装置はトルクコンバータのステータを支持する。そのステータは一方向係合要素を介して、トルクコンバータの回転軸に取り付けられる。その支持装置のエンドベアリングは、ステータの内周に配置される一方向係合要素のアウタレースと、回転軸の外周に配置される一方向係合要素のインナレースとの隙間を適切に保持する。したがって、一方向係合要素に対する負荷が不均等にならず、一方向係合要素の寿命の低下が防止される。スラストベアリングレースは、アウタレースの端面に隣接するように配置される。このスラストベアリングレースは、エンドベアリングが回転軸の方向に移動することを規制する。スラストベアリングは、スラストベアリングレースに隣接するように配置される。このスラストベアリングは一方向係合要素に作用する荷重を支持する。すなわちアウタレースの端面は、スラストベアリングレースを介してスラストベアリングに作用する荷重を受けることになる。このようにすると、一方向係合要素のアウタレースの剛性により荷重を十分に支持することができるため、スラストベアリングの寿命の低下を防止することができる。また、その他の構成要素(たとえばスラストベアリングレース)が荷重を支持する場合に比べて軸方向長さを短縮することができる。これにより、軸方向の長さを短縮することができ、さらには寿命の低下を防止することができるステータの支持装置を提供することができる。さらに、アウタレースに設けられた油溝を介して、ステータの中心から径方向に潤滑することができる。これにより、トルクコンバータ内部の潤滑を十分に確保することができる。
【0016】
第2の発明に係るステータの支持装置は、第1の発明の構成に加えて、スラストベアリングレースは、エンドベアリングおよびインナレースが回転軸の方向に移動することを規制する形状である。
【0017】
第2の発明によると、エンドベアリングに加えて、一方向係合要素のインナレースが軸方向に移動することが規制される。すなわち、そのインナレースの移動を規制するための構成要素が不用になる。したがって、部品点数を削減することができる。
【0018】
第3の発明に係るステータの支持装置は、第1または第2の発明の構成に加えて、エンドベアリングに設けられている油穴は複数である。複数の油穴の間隔は、スラストベアリングレースの円周方向に設けられている油穴の、円周方向の長さを下回る。
【0019】
第3の発明によると、エンドベアリングとスラストベアリングレースとがどのような位相であっても、エンドベアリングに設けられている油穴とスラストベアリングレースの円周方向に設けられている油穴との間で油路が形成される。したがって、アウタレースに設けられた油溝を介して、ステータの中心から径方向に潤滑することができる。これにより、トルクコンバータ内部の潤滑を十分に確保することができる。
【0020】
第4の発明に係るトルクコンバータは、第1〜3のいずれかの発明に係るステータの支持装置を含む。
【0021】
第4の発明によると、ステータの支持装置の寿命の向上にともない、そのような支持装置を含むトルクコンバータの寿命も向上する。これにより、寿命が向上されるトルクコンバータを提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0023】
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るステータの支持装置を含むトルクコンバータ100の構造を説明する。このトルクコンバータ100は、ポンプインペラ102とタービンランナ104とステータ200とを含む。ステータ200の内周には、ワンウェイクラッチアウタレース300とワンウェイクラッチインナレース700とスプラグ702とから構成されるワンウェイクラッチが配置される(以下、ワンウェイクラッチを「OWC」と表わす)。ステータ200は、このように構成されるOWCを介して変速機固定軸130に取り付けられ、一方向への回転のみが許容される。
【0024】
ポンプインペラ102は、エンジン出力軸110に取り付けられ、エンジン(図示しない)の動力をトルクコンバータ100内の作動油の流れのエネルギに変換する。タービンランナ104は、このエネルギを回転エネルギに変換し、タービンハブ106が取り付けられた変速機入力軸120を回転して、トルクを変速機構(図示しない)に伝達する。
【0025】
ステータ200は、ポンプインペラ102とタービンランナ104との間に配置される。ステータ200は、ポンプインペラ102からタービンランナ104に伝達されるトルクを増大する。ステータ200は、タービンランナ104の出口からの作動油の流れをポンプインペラ102の入り口に向けることにより、トルクコンバータ100内の作動油の流れを整える。
【0026】
図2を参照して、本実施の形態に係るステータの支持装置の構造を説明する。変速機固定軸130の外周には、OWCアウタレース300およびOWCインナレース700から構成されるワンウェイクラッチが配置される。OWCアウタレース300とOWCインナレース700との間には、複数のスプラグ702が配置される。それぞれのスプラグ702は、保持器704により予め定められた位置に保持される。さらに、このOWCアウタレース300とOWCインナレース700との間には、OWCエンドベアリング600が配置される。このOWCエンドベアリング600は、OWCアウタレース300とOWCインナレース700との間隔を一定に保持する。さらにOWCエンドベアリング600は、スプラグ702が軸方向に移動することを規制する。なお、軸方向とは変速機固定軸130の方向をいう。
【0027】
OWCアウタレース300の両端面には、スラストベアリングレース500が隣接するように配置される。このスラストベアリングレース500は、OWCエンドベアリング600およびOWCインナレース700の移動を規制する。したがって、スラストベアリングレース500の内径は、変速機固定軸130が貫通する程度の長さである。
【0028】
スラストベアリングレース500の表面は、ベアリングの転動体(ころ、あるいはボールなど)が滑らかに転がるように表面加工あるいは表面処理が施されている。スラストベアリング400は、そのような表面加工あるいは表面処理がなされたスラストベアリングレース500に隣接するように配置される。これによりOWCアウタレース300の端面は、スラストベアリングレース500を介してスラストベアリング400が受ける荷重を支持することができる。
【0029】
図3を参照して、本実施の形態に係るステータ200のホイール部の形状を説明する。図3は、ステータ200のホイール部の断面図である。ステータ200のホイール部には、ステータホイール爪202が設けられている。OWCアウタレース300とステータ200との位置は、このステータホイール爪202により定められる。なお、このステータホイール爪の形状、数および爪が設けられる位置は、特に限定されない。
【0030】
図4を参照して、本実施の形態に係るOWCアウタレース300の形状を説明する。図4は、OWCアウタレース300の端面を示す。OWCアウタレース300には、ステータホイール爪202(図3)とのはめあいが一致するように、OWCアウタレース切り欠き302が設けられている。OWCアウタレース300の端面には、油溝304が中心からOWCアウタレース切り欠き302の方向に設けられており、潤滑油が油溝304上を流れることができる。
【0031】
図5を参照して、本実施の形態に係るスラストベアリングレース500の形状を説明する。このスラストベアリングレース500には、スラストベアリングレース切り欠き502とスラストベアリングレース油穴504とが設けられている。これらの切り欠きおよび油穴は、予め定められた位置になるように設けられる。すなわち、このスラストベアリングレース切り欠き502およびスラストベアリングレース油穴504の数と、それぞれが設けられる位置とは、図4に示したOWCアウタレース切り欠き302および油溝304の位置に合わせて定められる。これにより、スラストベアリングレース油穴504からスラストベアリング切り欠き502への潤滑経路は油溝304により確保される。したがって、ステータの位相がどのような状態であっても、スラストベアリングレース500を潤滑することができる。
【0032】
図6を参照して、本実施の形態に係るOWCエンドベアリング600の形状を説明する。図6は、OWCエンドベアリング600の断面図である。OWCエンドベアリング600の外径は、OWCアウタレース300の内径よりも所定の隙間だけ小さい。OWCエンドベアリング600の内径は、OWCインナレース700の外径よりも所定の隙間だけ大きい。このようなOWCエンドベアリング600は、OWCアウタレース300とOWCインナレース700との間隔を適切に保持しつつ、スプラグ702が軸方向に移動するのを規制する。
【0033】
OWCエンドベアリング600には、複数のOWCエンドベアリング油穴602(たとえば第1の油穴602A、第2の油穴602Bなど)が設けられている。これらの油穴は、スラストベアリングレース500に設けられているスラストベアリングレース油穴504(図5)の位置に対応するように設けられている。すなわち、OWCエンドベアリング油穴602が設けられる円周とスラストベアリングレース油穴504が設けられている円周とが重なるように、それぞれの油穴が設けられる。それらの油穴の間隔は、OWCエンドベアリング600がどのような位相であっても、スラストベアリングレース油穴504との潤滑経路が確保される間隔である。
【0034】
図6を参照して、たとえば、第1の油穴602Aおよびそれに隣接する第2の油穴602Bは、スラストベアリングレース油穴504に現われるように設けられる。これにより、OWCエンドベアリング600がスラストベアリングアウタレース500とスプラグ702との間に配置されていても、スプラグ702の潤滑が可能になる。なお、OWCエンドベアリング油穴602の形状、位置、数などはこの場合に限定されず、潤滑経路が確保される形状、位置あるいは数であればよい。
【0035】
これにより、本実施の形態に係るステータ200の支持装置によると、OWCアウタレース300の端面は、スラストベアリングレース500を介してスラストベアリング400に作用する荷重を支持することができる。このOWCアウタレース300の剛性はその荷重を支持するために十分であるため、スラストベアリングレース500の肉厚を厚くする必要がない。したがって、軸方向の長さを短縮することができる。
【0036】
また、スラストベアリングレース500は、OWCエンドベアリング600が軸方向に移動することを規制しつつ、OWCインナレース700の移動も規制する。したがって、OWCインナレース700の移動を規制するための専用の部品が不要となり、構成部品を削減することができる。
【0037】
さらに、OWCアウタレース300の端面に設けられたOWCアウタレース油溝304により、トルクコンバータ100の内部の潤滑を十分に確保することができる。したがって、潤滑不良によるスラストベアリングレース500の寿命の低下を防止することができる。
【0038】
また、軸方向に構成される部品数が削減されることにより組み付け時の“ガタ”が減少するため、スラストクリアランス調整工程を簡素化あるいは廃止することができる。さらに、ロックアップピストン112の位置決め精度が向上するため、たとえばロックアップクラッチの係合制御などトルクコンバータ100に係る制御の精度も向上させることができる。
【0039】
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係るステータの支持装置について説明する。本実施の形態に係るステータの支持装置の構造は、本発明をワンウェイクラッチの一方の端面にのみ適用した点で、前述の第1の実施の形態に係るステータの支持装置の構造と異なる。
【0040】
図7を参照して、本実施の形態に係るステータの支持装置の構造を説明する。なお、トルクコンバータのポンプインペラ、タービンランナおよびステータなどの構造(図1におけるA−A線の部分より上の部分)は、前述の第1の実施の形態に係るトルクコンバータ100の構造と同じであるので、ここでは繰り返さない。また、OWCアウタレース310、OWCインナレース710、スプラグ702および保持器704の位置関係は、前述の第1の実施の形態に係るステータの支持装置の構造と同じであるので、ここでは繰り返さない。
【0041】
図7に示すように、OWCアウタレース310とOWCインナレース710との間には、一方の端面にのみ、OWCエンドベアリング600が配置される。
【0042】
またステータ210の一方の内周部分の形状は、後述するように、OWCアウタレース310、保持器704およびOWCインナレース710の軸方向の移動を規制できる形状である。また、その内周部分は、OWCインナレース710の軸方向および径方向の移動(たとえば軸方向のずれ、径方向への振れなど)を防ぐことができる形状である。これによりOWCアウタレース310とOWCインナレース710との間に、エンドベアリングのように間隔を保持するための手段を使用することなく、OWCアウタレース310およびOWCインナレース710の間隔を保持することができる。
【0043】
図8に、本実施の形態に係るステータ210のホイール部の断面図を示す。図8は、図7に示されたOWCアウタレース310をBの方向から投影した図である。
【0044】
ステータ210にはステータ切り欠き212が設けられ、後述するスラストベアリングレース510の位置を固定する。ステータ内周部216の内径は、OWCインナレース710が軸方向に移動することを規制する程度の長さである。そのステータ内周部216には、潤滑油の流入が可能になるように複数の油穴214が設けられている。
【0045】
図9を参照して、本実施の形態に係るステータ210の内周に配置されるOWCアウタレース310の形状を説明する。図9は、図7に示されたOWCアウタレース310をBの方向から投影した図である。
【0046】
OWCアウタレース310には、複数のOWCアウタレース油溝314が設けられている。油溝314の間隔は、OWCアウタレース310とスラストレース510の回転位相にかかわらず潤滑経路が確保されるように定められる。この油溝314により、トルクコンバータ内部の潤滑を十分に確保することができる。
【0047】
図10を参照して、本実施の形態に係るステータ210の内部に配置されるスラストベアリングレース510の形状を説明する。スラストベアリングレース510の外周部には、スラストベアリングレース爪部512が設けられている。この爪部の大きさおよび位置は、前述のステータ210の内周部に設けられるステータ切り欠き212の大きさおよび位置に対応するものである。
【0048】
また、スラストベアリングレース510には、複数のスラストベアリングレース油穴514が設けられている。スラストベアリングレース油穴514は、OWCアウタレース油溝314(図9)との回転方向位相にかかわらず、OWCおよびトルクコンバータ内部の潤滑を十分に確保するように設けられる。このようにすると、潤滑不良による寿命の低下を防止することができる。
【0049】
これにより、本実施の形態に係るステータ210の支持装置によると、OWCアウタレース310は、一方の端面に配置されたスラストベアリングレース510を介してスラストベアリング410に作用する荷重を支持する。このスラストベアリングレース510は、さらに、OWCアウタレース310とOWCインナレース710との間隔を適正に保持するOWCエンドベアリング600が軸方向に移動することを規制しつつ、OWCインナレース710の軸方向の移動を規制する。したがって、OWCエンドベアリング610の移動を規制するための専用の部品が不要となるため、軸方向に構成される部品数を削減し、軸方向長さの誤差を小さくすることができる。
【0050】
また、OWCアウタレース310は、他方の端面においてステータ内周部216と内接する。このようにすると、ステータ内周部216がスラストベアリングおよびエンドベアリングとして機能することになり、部品点数を削減することができる。その結果、このように構成されるステータ210を含むトルクコンバータ全体の軸方向長さを短縮することができる。
【0051】
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係るステータの支持装置について説明する。本実施の形態に係るステータの支持装置の構造は、厚みが異なるスラストベアリングレースをOWCアウタレースのそれぞれの端面に配置した点で、第1および第2の実施の形態に係るステータの支持装置の構造と異なる。
【0052】
図11を参照して、本実施の形態に係るステータの支持装置の構造を説明する。なお、トルクコンバータのポンプインペラ、タービンランナおよびステータなどの構造(図1におけるA−A線の部分より上の部分)は、前述の第1の実施の形態に係るトルクコンバータの構造と同じであるので、ここでは繰り返さない。また、OWCアウタレース320、OWCインナレース720、スプラグ702および保持器704の位置関係は、前述の第1の実施の形態に係るステータの支持装置の構造と同じであるので、ここでは繰り返さない。
【0053】
図11を参照して、油穴114がタービンハブ126に設けられ、ロックアップピストン112側およびスラストベアリング402側の潤滑経路を確保する。したがって、発熱量が大きいクラッチライニング108(図1)の周辺の作動油を効率的にトルクコンバータ100の外部に排出することができ、クラッチライニング108の耐久性が向上する。
【0054】
またスラストベアリングレース520の肉厚は、スラストベアリングレース530の肉厚よりも薄い。これはトルクコンバータの内部潤滑経路をタービンハブ126の油穴114で構成し、OWCアウタレース部の油溝を廃止することによりスラストベアリングレース520に必要な剛性を下げることが可能になったためである。これにより、同じ肉厚のスラストベアリングレースを使用する場合(たとえば第1の実施の形態)よりも軸方向長さを短くすることができる。したがってトルクコンバータ100の軸方向の長さは短縮される。また、スラストベアリングレースの肉厚を薄くするために、スラストベアリング保持器の間をトルクコンバータ内部潤滑経路とし、アウタレースの油溝を廃止するという構成も可能である。
【0055】
図12を参照して、本実施の形態に係るスラストベアリングレース520の断面の形状を説明する。このスラストベアリングレース520には、複数のスラストベアリングレース爪部522および複数のスラストベアリングレース油穴524が設けられている。スラストベアリングレース爪部522により、スラストベアリングレース520はOWCアウタレース320における位置が固定される。スラストベアリングレース油穴524はOWCエンドベアリング油穴602(図6)と潤滑経路を形成するように設けられている。すなわち、スラストベアリングレース油穴524およびOWCエンドベアリング油穴602の位相が変化しても、潤滑経路は確保され、潤滑は継続される。
【0056】
これにより、本実施の形態に係るステータ220の支持装置によると、ワンウェイクラッチアウタレース320の端面に配置される一方のスラストベアリングレース520の肉厚を他のスラストベアリングレース530よりも薄くすることにより、ステータの組立時の軸方向長さをさらに短縮することができる。また、ロックアップピストン112の背面を潤滑してクラッチライニング108を冷却することができるため、潤滑不足による寿命の劣化を防止することができる。
【0057】
以上より、詳述した第1〜3の実施の形態に係るステータの支持装置によると、OWCアウタレースは、その端面に配置されたスラストベアリングレースを介してスラストベアリングに作用する荷重を支持する。OWCアウタレースの剛性はその荷重を支持するために十分であるため、スラストベアリングの寿命の低下を防止することができる。また、スラストベアリングレースの肉厚を最小限にすることができるため、軸方向の長さを短縮することができる。
【0058】
また、OWCアウタレースおよびOWCインナレースの間隔がOWCエンドベアリングにより適切に保持されるため、回転時の振れあるいはそれぞれの回転中心のずれが防止される。その結果、ワンウェイクラッチの寿命を向上させることができる。
【0059】
また、スラストベアリングレース、OWCアウタレースおよびOWCエンドベアリングに、ステータの回転状態にかかわらず潤滑路が確保されるように油溝および油穴を設けることにより、ステータの支持装置は常に潤滑される。さらに、ワンウェイクラッチの端面に設けられた潤滑油の油溝により、トルクコンバータ内の潤滑はスムーズになる。したがって、ステータその他のトルクコンバータの構成要素(たとえば、クラッチライニング)などの耐久性を向上させることができる。
【0060】
また、スラストベアリングの荷重を支持する機能およびOWCエンドベアリングおよびインナレースの移動を規制する機能をスラストベアリングレースに持たせることにより、軸方向に構成される部品点数を削減することができる。その結果、ステータの組み付け誤差を低減すると共に、軸方向長さを短縮することができる。したがって、そのようなステータを含むトルクコンバータの軸方向長さも短縮することができる。さらに、組み付け精度が向上することにより、トルクコンバータの制御(たとえばロックアップクラッチ制御)の精度を向上させることができる。
【0061】
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るステータの支持装置を含むトルクコンバータの構成を表わす図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係るステータの支持装置の構造を表わす図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係るステータのホイール部の断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係るワンウェイクラッチアウタレースの端面を表わす図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係るスラストベアリングレースを表わす図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係るワンウェイクラッチエンドベアリングの形状を表わす図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係るステータの支持装置の構造を表わす図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態に係るステータのホイール部の断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態に係るワンウェイクラッチアウタレースの端面を表わす図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係るスラストベアリングレースを表わす図である。
【図11】 本発明の第3の実施の形態に係るステータの支持装置の構造を表わす図である。
【図12】 本発明の第3の実施の形態に係るスラストベアリングレースを表わす図である。
【図13】 従来のステータの支持装置を含むトルクコンバータの構成を表わす図である。
【符号の説明】
100 トルクコンバータ、102 ポンプインペラ、104 タービンランナ、106,126 タービンハブ、108 クラッチライニング、110 エンジン出力軸、112 ロックアップピストン、114 油穴、120 変速機入力軸、130 変速機固定軸、200,210,220 ステータ、202 ステータホイール爪、300,310,320,350 ワンウェイクラッチアウタレース、302 ワンウェイクラッチアウタレース切り欠き、304,314 ワンウェイクラッチアウタレース油溝、400,402,450 スラストベアリング、500,510,520,530 スラストベアリングレース、502 スラストベアリングレース切り欠き、504,514,524 スラストベアリングレース油穴、512,522 スラストベアリングレース爪部、600 ワンウェイクラッチエンドベアリング、602 ワンウェイクラッチエンドベアリング油穴、650 アルミワッシャ、700,710,750 ワンウェイクラッチインナレース、702 スプラグ、704 保持器。
Claims (4)
- トルクコンバータのステータを支持する支持装置であって、
前記ステータの内周に配置される一方向係合要素のアウタレースと、前記トルクコンバータの回転軸の外周に配置される前記一方向係合要素のインナレースとの隙間を保持するエンドベアリングと、
前記アウタレースの端面に隣接するように配置され、前記エンドベアリングが前記回転軸の方向に移動することを規制するスラストベアリングレースと、
前記スラストベアリングレースの転送面に配置され、前記一方向係合要素に作用する荷重を支持するためのスラストベアリングとを含み、
前記アウタレースには油溝が設けられており、
前記スラストベアリングレースには、前記油溝が設けられている位置に対応する位置に、油穴が設けられており、
前記エンドベアリングには、前記油穴の位置に対応するように油穴が設けられている、ステータの支持装置。 - 前記スラストベアリングレースは、前記エンドベアリングおよびインナレースが前記回転軸の方向に移動することを規制する形状である、請求項1に記載のステータの支持装置。
- 前記エンドベアリングに設けられている油穴は複数であり、
前記複数の油穴の間隔は、前記スラストベアリングレースの円周方向に設けられている油穴の、前記円周方向の長さを下回る、請求項1または2に記載のステータの支持装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のステータの支持装置を含むトルクコンバータ。
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