JP4983020B2 - 車両用トルクコンバータのステータ支持装置 - Google Patents

車両用トルクコンバータのステータ支持装置 Download PDF

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    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Description

本発明は、車両用トルクコンバータのステータを支持する支持装置に関し、特に、そのステータの内周側に配設される一方向クラッチの回転軸方向の相対移動を好適に抑制するための改良に関する。
車両の動力源と自動変速機との間の動力伝達経路に設けられ、その動力源により発生させられたトルクを増幅して上記自動変速機に伝達する流体伝動装置であるトルクコンバータが普及している。斯かるトルクコンバータは、一般に、固定翼車であるステータを備えて構成されており、そのステータは、通常、一方向係合要素である一方向クラッチ(ワンウェイクラッチ)を介して上記トルクコンバータの回転軸(出力軸)の外周側に配設される。この一方向クラッチの回転軸方向の相対移動を抑制するための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたステータの支持装置がそれである。この技術によれば、外周部に爪を備えたスラストベアリングレースが設けられており、その爪によって一方向クラッチのアウターレースを外径側から締め付けることで、回転軸方向に関して上記スラストベアリングレースの位置が固定されるようになっている。
特開2004−132526号公報 実案2607205号号明細書等 特開平9−17738号公報
しかし、前記従来の技術では、前記スラストベアリングレースに設けられた爪の締め付けによってそのスラストベアリングレースを一方向クラッチのアウターレースに固定していることから、前記回転軸の周方向に関してそのスラストベアリングレースの相対移動の抑制が弱いという不具合があった。また、前記爪が径方向の荷重を受け持つ構造となることから、その爪の耐久性や強度の確保が困難であると共に、その爪の形状精度や材料による対応等が要求され、コストアップに繋がるという弊害があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ステータの内周側に配設される一方向クラッチの回転軸方向の相対移動を好適に抑制する車両用トルクコンバータのステータ支持装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、車両用トルクコンバータのステータを、その内周側に配設される一方向クラッチを介して支持するステータ支持装置であって、その一方向クラッチのアウターレース、インナーレース、及びそれらの間隙に配設されるエンドベアリングと、前記アウターレースの軸方向の1端面に隣接するように配設され、前記エンドベアリングが前記アウターレース及びインナーレースに対して軸方向に移動することを抑制するためのスラストベアリングレースと、前記ステータの内周面に内周側に突出して設けられた凸部と、前記アウターレースの外周面に設けられ前記凸部が嵌合されるように軸方向に連通した凹溝と、前記スラストベアリングレースの外周部に設けられ前記ステータの軸方向に延在して前記凹溝に嵌合される爪部とを、備え、前記爪部は、前記ステータの軸方向に延在して設けられる軸方向部と、そのステータの径方向に延在してその軸方向部の外周側に設けられる径方向部とを、有するものであり、その径方向部は、前記ステータの軸方向において前記凹溝の一部と重なるようにその凹溝に嵌合されたものであり、前記ステータの内周側に、そのステータの径方向において前記径方向部と重なるように配設されるスナップリングを備えたものであることを特徴とするものである。
このようにすれば、前記一方向クラッチのアウターレース、インナーレース、及びそれらの間隙に配設されるエンドベアリングと、前記アウターレースの軸方向の1端面に隣接するように配設され、前記エンドベアリングが前記アウターレース及びインナーレースに対して軸方向に移動することを抑制するためのスラストベアリングレースと、前記ステータの内周面に内周側に突出して設けられた凸部と、前記アウターレースの外周面に設けられ前記凸部が嵌合されるように軸方向に連通した凹溝と、前記スラストベアリングレースの外周部に設けられ前記ステータの軸方向に延在して前記凹溝に嵌合される爪部とを、備え、前記爪部は、前記ステータの軸方向に延在して設けられる軸方向部と、そのステータの径方向に延在してその軸方向部の外周側に設けられる径方向部とを、有するものであり、その径方向部は、前記ステータの軸方向において前記凹溝の一部と重なるようにその凹溝に嵌合されたものであり、前記ステータの内周側に、そのステータの径方向において前記径方向部と重なるように配設されるスナップリングを備えたものであることから、前記ステータとアウターレースとの周方向の相対回転を抑制するためにそのアウターレースに設けられている凹溝に前記爪部を嵌合させることで、従来技術において既存の構成である前記アウターレース外周の嵌合溝を利用してそのアウターレースに対するスラストベアリングレースの周方向の相対回転を好適に抑制できると共に、その爪部は前記ステータの軸方向に延在して設けられたものであることから、従来の構成に比べ耐久性や強度が容易に確保できることに加え、前記径方向部とスナップリングが前記ステータの径方向において重なるため、そのスナップリングによって前記ステータに対する前記スラストベアリングレースの軸方向の移動を抑制できる。すなわち、ステータの内周側に配設される一方向クラッチの回転軸方向の相対移動を好適に抑制する車両用トルクコンバータのステータ支持装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記スラストベアリングレースの外周部には、前記ステータの軸方向に延在して前記アウターレースの軸方向の1端部の外周を覆うための縁部が設けられており、前記爪部は、その縁部における前記ステータの軸方向の端部に設けられたものである。このようにすれば、前記縁部により径方向の荷重を受け持つことができ、更に優れた耐久性や強度を実現できる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用されるトルクコンバータ14を備えた動力伝達装置10の構成を説明する骨子図である。この動力伝達装置10は、例えば、横置き型の自動変速機16を有してFF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両等に好適に採用されるものであり、走行用の動力源として例えば内燃機関により構成されるエンジン12を備えている。そのエンジン12の出力は、本発明の一実施例であるステータ支持装置124を備えたトルクコンバータ14、上記自動変速機16、図示しない差動歯車装置、及び一対の車軸等を介して左右の駆動輪へ伝達されるようになっている。
上記トルクコンバータ14は、上記エンジン12のクランク軸18に連結されたポンプインペラ(ポンプ翼車)20、上記自動変速機16の入力軸22に連結されたタービンランナ(タービン翼車)24、及び一方向クラッチ(一方向係合要素)28を介して変速機ケース36(ハウジング)に連結されたステータ(固定翼車)30を備えて構成され、上記エンジン12により発生させられたトルクを増幅して上記自動変速機16に伝達する流体伝動装置である。また、それ等のポンプインペラ20及びタービンランナ24の間にはロックアップクラッチ26が設けられている。そのロックアップクラッチ26は、係合側油室32内の油圧と解放側油室34内の油圧との差圧ΔPにより摩擦係合させられる油圧式摩擦クラッチであり、それが完全係合させられることにより、上記ポンプインペラ20及びタービンランナ24は一体回転させられる。また、所定のスリップ状態で係合するように差圧ΔPすなわち係合トルクがフィードバック制御されることにより、車両の駆動(パワーオン)時には例えば50rpm程度の所定のスリップ量でタービンランナ24がポンプインペラ20に対して追従回転させられる一方、車両の非駆動(パワーオフ)時には例えば−50rpm程度の所定のスリップ量でポンプインペラ20がタービンランナ24に対して追従回転させられる。
前記自動変速機16は、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置40を主体として構成されている第1変速部41と、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置42及びダブルピニオン型の第3遊星歯車装置44を主体として構成されている第2変速部43とを同軸線上に有し、上記入力軸22の回転を変速して出力歯車46から出力する。上記入力軸22は入力部材に相当するもので、エンジン等の走行用駆動源によって回転駆動されるトルクコンバータのタービン軸などであり、上記出力歯車46は出力部材に相当するものであり、カウンタ軸を介して或いは直接的に差動歯車装置と噛み合い、左右の駆動輪を回転駆動する。なお、この車両用自動変速機16は中心線に対して略対称的に構成されており、図1では中心線の下半分が省略されている。以下の実施例についても同様である。
上記第1変速部41を構成している第1遊星歯車装置40は、サンギヤS1、キャリアCA1、及びリングギヤR1の3つの回転要素を備えており、サンギヤS1が前記入力軸22に連結されて回転駆動されるとともにリングギヤR1が第3ブレーキB3を介して回転不能に前記変速機ケース36に固定されることにより、キャリヤCA1が中間出力部材として前記入力軸22に対して減速回転させられて出力する。また、上記第2変速部43を構成している第2遊星歯車装置42及び第3遊星歯車装置44は、一部が互いに連結されることによって4つの回転要素RM1〜RM4が構成されており、具体的には、上記第3遊星歯車装置44のサンギヤS3によって第1回転要素RM1が構成され、上記第2遊星歯車装置42のリングギヤR2及び第3遊星歯車装置44のリングギヤR3が互いに連結されて第2回転要素RM2が構成され、上記第2遊星歯車装置42のキャリアCA2及び第3遊星歯車装置44のキャリアCA3が互いに連結されて第3回転要素RM3が構成され、上記第2遊星歯車装置42のサンギヤS2によって第4回転要素RM4が構成されている。また、上記第2遊星歯車装置42及び第3遊星歯車装置44は、キャリアCA2及びCA3が共通の部材にて構成されているとともに、リングギヤR2及びR3が共通の部材にて構成されており、且つ第2遊星歯車装置42のピニオンギヤが第3遊星歯車装置44の第2ピニオンギヤを兼ねているラビニヨ型の遊星歯車列とされている。
上記第1回転要素RM1(サンギヤS3)は第1ブレーキB1によって選択的に前記変速機ケース36に連結されて回転停止させられ、第2回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2ブレーキB2によって選択的に前記変速機ケース36に連結されて回転停止させられ、第4回転要素RM4(サンギヤS2)は第1クラッチC1を介して選択的に前記入力軸22に連結され、第2回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2クラッチC2を介して選択的に前記入力軸22に連結され、第1回転要素RM1(サンギヤS3)は中間出力部材である第1遊星歯車装置40のキャリアCA1に一体的に連結され、第3回転要素RM3(キャリアCA2、CA3)は前記出力歯車46に一体的に連結されて回転を出力するようになっている。第1ブレーキB1〜第3ブレーキB3、第1クラッチC1、第2クラッチC2(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキBという)は、多板式のクラッチやブレーキなど油圧アクチュエータによって係合制御される油圧式摩擦係合装置で、図3に示す油圧制御回路88に備えられたソレノイド弁Sol1〜Sol5、及びリニアソレノイド弁SL1、SL2の励磁、非励磁や図示しないマニュアルバルブによって油圧回路が切り換えられるようになっている。
図2の作動表は、上記各変速段とクラッチC1、C2、ブレーキB1〜B3の作動状態との関係をまとめたもので、「○」は係合を表している。このように、本実施例の車両用自動変速機16においては、3組の遊星歯車装置40、42、44と2つのクラッチC1、C2及び3つのブレーキB1〜B3を用いて前進6段の多段変速が達成される。また、各変速段の変速比は、第1遊星歯車装置22、第2遊星歯車装置26、及び第3遊星歯車装置28の各ギヤ比ρ1、ρ2、ρ3によって適宜定められ、例えばρ1≒0.45、ρ2≒0.38、ρ3≒0.41とすれば、図2に示す変速比が得られる。
図3は、前記エンジン12や自動変速機16等の作動を制御するために車両に設けられた制御系統を説明するブロック線図である。この図3に示す電子制御装置48は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、そのCPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、前記エンジン12の出力制御、前記自動変速機16の変速制御、及び前記ロックアップクラッチ26のロックアップクラッチ制御等の基本的な制御を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用と油圧制御用とに分けて構成される。
また、図3に示す制御系統では、アクセルペダル50の操作量であるアクセル開度Accがアクセル開度センサ51により検出されるようになっている。このアクセルペダル50は、運転者の出力要求量に応じて大きく踏み込み操作されるもので、アクセル操作部材に相当し、アクセル開度Accは出力要求量に相当する。また、前記エンジン12の吸気配管には、スロットルアクチュエータ54によってアクセル開度Accに応じた開き角すなわちスロットル開度θTHとされる電子スロットル弁56が設けられている。また、アイドル回転速度制御のために上記電子スロットル弁56をバイパスさせるバイパス通路52には、前記エンジン12のアイドル回転速度NEIDLを制御するために前記電子スロットル弁56の全閉時の吸気量を制御するISC(アイドル回転速度制御)バルブ53が設けられている。この他、前記エンジン12の回転速度NEを検出するためのエンジン回転速度センサ58、前記エンジン12の吸入空気量Qを検出するための吸入空気量センサ60、その吸入空気の温度TAを検出するための吸入空気温度センサ62、上記電子スロットル弁56の全閉状態(アイドル状態)及びそのスロットル開度θTHを検出するためのアイドルスイッチ付スロットルセンサ64、前記出力歯車46の回転速度NOUTに対応する車速Vを検出するための車速センサ66、前記エンジン12の冷却水温TWを検出するための冷却水温センサ68、常用ブレーキであるフットブレーキの操作の有無を検出するためのブレーキスイッチ70、シフトレバー72のレバーポジション(操作位置)PSHを検出するためのレバーポジションセンサ74、前記入力軸22の回転速度NINに対応するタービン回転速度NTを検出するためのタービン回転速度センサ76、油圧制御回路88内の作動油の温度であるAT油温TOILを検出するためのAT油温センサ78、アップシフトスイッチ80、ダウンシフトスイッチ82などが設けられており、それらのセンサやスイッチから、エンジン回転速度NE、吸入空気量Q、吸入空気温度TA、スロットル開度θTH、車速V、エンジン冷却水温TW、ブレーキ操作の有無、シフトレバー72のレバーポジションPSH、タービン回転速度NT、AT油温TOIL、変速レンジのアップ指令RUP、ダウン指令RDN、などを表す信号が電子制御装置48に供給されるようになっている。また、フットブレーキの操作時に車輪がロック(スリップ)しないようにブレーキ力を制御するABS(アンチロックブレーキシステム)84に接続され、ブレーキ力に対応するブレーキ油圧等に関する情報が供給されるとともに、エアコン86から作動の有無を表す信号が供給されるようになっている。
図3に示す油圧制御回路88は、前述した変速用のソレノイド弁Sol1〜Sol5、リニアソレノイド弁SL1、SL2の他に、主にロックアップ油圧すなわち前記係合側油室32内の油圧と解放側油室34内の油圧との差圧ΔPを制御するリニアソレノイド弁SLU、主にライン油圧を制御するリニアソレノイド弁SLT等を備えている。この油圧制御回路88内の作動油は、前記ロックアップクラッチ26へも供給されるとともに、前記自動変速機16等の各部の潤滑にも使用される。また、前記自動変速機16の各油圧式摩擦係合装置及びロックアップクラッチ26は、前記エンジン12に機械的に連結されてエンジン回転速度に同期してエンジン12により直接回転駆動される機械式のオイルポンプ90により発生させられる油圧を元圧として油圧制御回路88により制御される。
前記電子制御装置48は、前記エンジン12の出力制御、前記自動変速機16の変速制御、及び前記ロックアップクラッチ26のロックアップクラッチ制御等を行う。このエンジン12の出力制御については、前記スロットルアクチュエータ54により前記電子スロットル弁56を開閉制御する他、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁92を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ等の点火装置94を制御し、また、アイドル回転速度制御のために前記ISCバルブ53を制御する。また、前記電子スロットル弁56の制御は、例えば予め設定された関係(マップ)から実際のアクセル開度Accに基づいて前記スロットルアクチュエータ54を駆動し、アクセル開度Accが増加するほどスロットル開度θTHを増加させる。また、前記エンジン12の始動時には、スタータ(電動モータ)96によってエンジン12のクランク軸18をクランキングする。
また、前記自動変速機16の変速制御については、前記シフトレバー72のレバーポジションPSHに応じて、例えば、図4に示すような予め記憶された変速線図(変速マップ)から実際のスロットル開度θTH及び車速Vに基づいて前記自動変速機16の変速すべきギヤ段を決定しすなわち現在のギヤ段から変速先のギヤ段への変速判断を実行し、その決定されたギヤ段への変速作動を開始させる変速出力を実行する。この図4の実線はアップシフト線で、破線はダウンシフト線であり、車速Vが低くなったりスロットル弁開度θTHが大きくなったりするに従って、変速比(=入力回転速度NIN/出力回転速度NOUT)が大きい低速側のギヤ段に切り換えられるようになっており、図中の「1」〜「6」は第1速ギヤ段「1st」〜第6速ギヤ段「6th」を意味している。また、前記ロックアップクラッチ26のロックアップクラッチ制御では、そのロックアップクラッチ26の係合トルクすなわち係合力を連続的に制御する。例えば、図5に示すようなスロットル弁開度θTH及び車速Vをパラメータとして予め記憶された解放領域、スリップ制御領域、係合領域のマップに従って前記ロックアップクラッチ26の係合状態を制御するものであり、タービン回転速度NTとエンジン回転速度NEとの回転速度差(スリップ量)NSLP(=NE−NT)を目標回転速度差(目標スリップ量)NSLP *に制御するために前記ロックアップクラッチ26の前記差圧ΔPを制御するソレノイド弁SLU用の駆動信号である駆動デューティ比DSLUを出力する。このスリップ制御では、運転性を損なうことなく燃費を可及的に良くすることを目的として前記エンジン12の回転変動を吸収しつつ前記トルクコンバータ14の動力伝達損失を可及的に抑制するために、前記ロックアップクラッチ26がスリップ状態に維持される。
図6は、前記トルクコンバータ14の構成を詳しく説明する断面図である。この図6に示すように、前記トルクコンバータ14は、前述したポンプインペラ20、タービンランナ24、ロックアップクラッチ26、一方向クラッチ28、及びステータ30等を備えて構成されている。
前記ポンプインペラ20は、前記エンジン12の出力を伝達するクランク軸18に連結されてそのクランク軸18と同じ回転数でその軸心まわりに回転させられるフロントカバー98に連結されており、前記エンジン12の駆動によりそのフロントカバー98が回転させられると、前記ポンプインペラ20がそのフロントカバー98と一体的に回転させられるようになっている。そして、前記ポンプインペラ20の回転により、そのポンプインペラ20内に充填されている作動油がそのポンプインペラ20内の羽根車に押されて回転させられ、それによって発生した遠心力で外周方向に追いやられる。この作動油は前記ポンプインペラ20と向き合うように配置されている前記タービンランナ24の羽根車に衝突し、その衝撃力によってそのタービンランナ24を回転させた後、そのタービンランナ24の羽根車のカーブに沿って流れ、前記ステータ30を通って前記ポンプインペラ20に戻り前記トルクコンバータ14内を循環する。
また、前記ポンプインペラ20が回転を始めた状態等、そのポンプインペラ20とタービンランナ24との間の相対回転速度差が比較的大きい場合には、前記タービンランナ24から流出する作動油の流れは前記ポンプインペラ20の回転を妨げる方向に流れるが、前記変速機ケース36と一体的に設けられた非回転部材である管状の固定軸23にスプライン嵌合された一方向クラッチ28を介して支持されたステータ30がそのポンプインペラ20とタービンランナ24との間に設けられていることで、そのステータ30の羽根車によって作動油の流れが前記ポンプインペラ20の流れを助ける方向に変換させられる。一方、前記タービンランナ24の回転数が上がり、前記ポンプインペラ20とタービンランナ24との間の相対回転速度差が減少すると、逆に前記ステータ30が流れを妨げるように働くが、前記一方向クラッチ28によりそのステータ30が回転させられることで、そのようにして流れを妨げることが防止される。前記タービンランナ24は、出力軸に相当する前記自動変速機16の入力軸22にスプライン嵌合されているタービンハブ100にリベット102によって連結されているため、上述のようにして前記タービンランナ24が回転させられると、その回転は上記タービンハブ100を介して前記入力軸22から前記自動変速機16に伝達される。
図7は、前記トルクコンバータ14における前記一方向クラッチ28近傍の構成を詳しく説明するために一部を拡大して示す部分断面図である。この図7に示すように、前記一方向クラッチ28は、前記ステータ30の内周側に配設されるアウターレース104と、非回転部材である上記固定軸23の外周側に配設されるインナーレース106と、上記アウターレース104とインナーレース106との間隙に配設されるスプラグ107及び一対のエンドベアリング108とを、備えて構成されている。また、前記タービンハブ100とアウターレース104との間隙にはスラストベアリング110が配設され、前記タービンハブ100に対する上記アウターレース104の周方向の相対回転が軸方向に支持されつつ許容されるようになっている。同様に、前記フロントケース98と一体的に形成されてそのフロントケース98と一体回転させられるリアケース112とアウターレース104との間隙にはスラストベアリング114が配設され、そのリアケース112に対する上記アウターレース104の周方向の相対回転が軸方向に支持されつつ許容されるようになっている。また、上記スラストベアリング110のローラ111とアウターレース104との間には円板状のスラストベアリングレース116が、上記スラストベアリング114のローラ115とアウターレース104との間には同じく円板状のスラストベアリングレース118がそれぞれ配設されている。
図8は、前記一方向クラッチ28に備えられた各要素及び上記スラストベアリングレース116の構成を詳しく説明する斜視図である。この図8に示すように、前記アウターレース104は、後述するインロー構造のために軸方向に少なくとも1段の段差(径方向寸法差)のある構成とされ、比較的径方向寸法の大きい大径部104aと、比較的径方向寸法の小さい小径部104bとを有している。また、その外周面には少なくとも1本(図8では4本)の凹溝104fが軸方向に連通(貫通)して形成されている。前記ステータ30の内周面には内周側に突出して上記凹溝104fに嵌合されるための凸部30f(図7を参照)が設けられており、前記トルクコンバータ14に組付けられた状態では、前記アウターレース104の外周面に形成された凹溝104fと、前記ステータ30の内周面に形成された凸部30fとが嵌め合わされることで、前記アウターレース104に対するステータ30の周方向の相対回転が不能とされ、それらが共通の軸心まわりに一体回転させられる。なお、本実施例において、上記凹溝104fは上記大径部104a及び小径部104bを軸方向に連通して形成されているが、少なくともその大径部104aに関し軸方向に連通して形成されていればよく、必ずしも上記小径部104bまで及んでいなくともよい。
また、図8に示すように、前記タービンハブ100側のスラストベアリングレース116の外周部には、前記ステータ30の軸方向(回転軸方向すなわち入力軸22の軸心方向)に延在して前記アウターレース104の小径部104b(本実施例ではその軸方向端部)の外周を覆うための縁部116eと、その縁部116eにおける軸方向端部からその軸方向に延在(オフセット)して鉤状の爪部116fが設けられている。この爪部116fは、前記ステータ30の軸方向に延在して設けられる軸方向部116sと、そのステータ30の径方向に延在してその軸方向部116sの外周側に設けられる径方向部116dとを、有するものであり、前記アウターレース104の凹溝104fに嵌合され得るように好適にはその凹溝104と同数(図8では4つ)設けられている。すなわち、前記トルクコンバータ14に組付けられた状態では、前記アウターレース104の外周面に形成された凹溝104fと、前記スラストベアリングレース116の外周部に形成された爪部116f(本実施例ではその径方向部116d)とが嵌め合わされ、前記縁部116eが前記アウターレース104の小径部104bの端部を覆うと共に、前記スラストベアリングレース116が前記アウターレースの軸方向の1端面に当接させられるインロー構造とされており、斯かる構成により前記アウターレース104に対するスラストベアリングレース116の周方向の相対回転が不能とされ、それらが共通の軸心まわりに一体回転させられる。また、このようにインロー構造とされていることで、前記一方向ベアリング28及びスラストベアリングレース116の芯出しが容易とされる。
また、図7に示すように、前記爪部116fにおける径方向部116dはスナップリング120との係合部として機能するものであり、前記スラストベアリングレース116が前記トルクコンバータ14に組付けられた状態では、前記ステータ30の内周側にそのステータ30の径方向において前記スラストベアリングレース116の径方向部116dと重なる(ラップする)ようにスナップリング120が、また前記スラストベアリングレース118の外周部と重なるようにスナップリング122が、前記アウターレース104、スラストベアリングレース116、及びスラストベアリングレース118のステータ30に対する軸方向の相対移動を禁止するためにそれぞれ設けられる。前記スラストベアリングレース116は、前記アウターレース104、インナーレース106、及びエンドベアリング108の軸方向の1端面に隣接するように配設されているため、前記エンドベアリング108が前記アウターレース104及びインナーレース106に対して軸方向に移動することを抑制するための支持部材として機能する。このように、本実施例では、前記一方向クラッチ28、スラストベアリングレース116、118、及びスナップリング120、122からステータ支持装置124が構成されており、そのステータ支持装置124により前記ステータ30の固定軸23に対する一方向の相対回転が許容されつつ逆方向の相対回転が禁止され、前記トルクコンバータ14が前述のように作動して、動力源である前記エンジン12により発生させられたトルクが適宜増幅されて前記自動変速機16に伝達されるのである。
このように、本実施例によれば、前記ステータ30の内周側に配設される一方向クラッチ28のアウターレース104とインナーレース106との間隙に配設されるエンドベアリング108と、前記アウターレース104の軸方向の1端面とに、隣接するように配設された、前記エンドベアリング108が前記アウターレース104及びインナーレース106に対して軸方向に移動することを抑制するためのスラストベアリングレース116を有し、前記ステータ30の内周面には内周側に突出した凸部30fが設けられると共に、前記アウターレース104の外周面にはその凸部30fが嵌合されるように軸方向に連通した凹溝104fが設けられたものであり、前記スラストベアリングレース116の外周部には、前記ステータ30の軸方向に延在して前記凹溝104fに嵌合される爪部116fが設けられていることから、前記ステータ30とアウターレース104との周方向の相対回転を抑制するためにそのアウターレース104に設けられている凹溝104fに前記爪部116fを嵌合させることで、従来技術において既存の構成を利用して前記アウターレース104に対するスラストベアリングレース116の周方向の相対回転を好適に抑制できると共に、その爪部116fは前記ステータ30の軸方向に延在して設けられたものであることから、従来の構成に比べ耐久性や強度が容易に確保できる。また、形状精度や材料の対応等によるコストアップといった弊害も生じさせない。すなわち、ステータ30の内周側に配設される一方向クラッチ28の回転軸方向の相対移動を好適に抑制する車両用トルクコンバータのステータ支持装置を提供することができる。
また、前記スラストベアリングレース116の外周部には、前記ステータ30の軸方向に延在して前記アウターレース104の軸方向の1端部の外周を覆うための縁部116eが設けられており、前記爪部116fは、その縁部116eにおける前記ステータ30の軸方向の端部に設けられたものであるため、前記縁部116eにより径方向の荷重を受け持つことができ、更に優れた耐久性や強度を実現できる。また、このような構成により、必要な耐久性や強度を維持しながら前記スラストベアリングレース116の肉厚を薄くすることが可能となり、前記トルクコンバータ14の薄型化に寄与する。
また、前記爪部116fは、前記ステータ30の軸方向に延在して設けられる軸方向部116sと、そのステータ30の径方向に延在してその軸方向部116sの外周側に設けられる径方向部116dとを、有するものであり、前記ステータ30の内周側に、そのステータ30の径方向において前記径方向部116dと重なるように配設されるスナップリング120を備えたものであって、前記径方向部116dとスナップリング120が前記ステータ30の径方向において重なるように構成されているため、そのスナップリング120によって前記ステータ30に対する前記スラストベアリングレース116の軸方向の移動を抑制できる。
また、前記爪部116fが前記ステータ30の軸方向に延在(オフセット)して設けられていることで、前記ステータ30の軸方向寸法を可及的に短くでき、延いては前記トルクコンバータ14を薄型化できる。また、前記ステータ30の軸方向にオフセットされた構成は周方向の荷重に関し比較的強いことから、従来のものに比べて前記スラストベアリングレース116の厚み寸法(板の厚み)を薄くすることができ、その点でも前記トルクコンバータ14の薄型化に寄与する。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施され得る。
例えば、前述の実施例において、前記アウターレース104は、前述した図8に示すように、軸方向に1段の段差(径方向寸法差)のある構成とされ、比較的径方向寸法の大きい大径部104aと、比較的径方向寸法の小さい小径部104bとを有するものであったが、例えば、図9及び図10に示すように、軸方向に2段の段差(径方向寸法差)のある構成とされ、前記大径部104a及び小径部104bの間にその大径部104aよりも径方向寸法が小さく小径部104bよりも径方向寸法が大きい中径部104cを有するものであってもよい。この中径部104cは、好適には、図9に示すようにその径方向寸法(外径)が前記スナップリング120の内周面の径方向寸法(内径)よりも小さく、且つ前記スラストベアリングレース116がアウターレース104に組付けられた際、そのスラストベアリングレース116が前記アウターレース104の軸方向の1端面に接し得るような軸方向寸法とされる。斯かる構成によれば、前記爪部116fにおける軸方向部116sの側面が前記凹溝104fにおける中径部104cに該当する部分に当接させられることから、前記アウターレース104に対するスラストベアリングレース116の周方向の相対回転を更に確実に抑制できると共に、更に優れた耐久性や強度を実現できる。
また、前述の実施例において、前記爪部116fは前記アウターレース104の外周面に形成された凹溝104fと同数だけ設けられていたが、その凹溝104fより少ない個数の爪部116fが前記スラストベアリングレース116に設けられたものであっても本発明の一応の効果は得られる。
また、前述の実施例では、前記一方向クラッチ28の軸方向両端面に当接させられるスラストベアリングレース116、118のうち前記タービンハブ100側のスラストベアリングレース116に爪部116fが設けられた例について説明したが、反対側のスラストベアリングレース118に爪部が設けられたものであってもよく、また、両側のスラストベアリングレースに爪部が設けられたものであっても構わない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用されるトルクコンバータを備えた動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。 図1の自動変速機において複数の変速段を成立させる際の係合要素の作動状態を説明する作動表である。 図1のエンジンや自動変速機等の作動を制御するために車両に設けられた制御系統を説明するブロック線図である。 図3の電子制御装置によって行われる自動変速機の変速制御で用いられる変速線図を例示する図である。 図3の電子制御装置によって行われるロックアップクラッチの係合状態の制御で用いられる関係を例示する図である。 図1のトルクコンバータの構成を詳しく説明する断面図である。 図6のトルクコンバータにおける一方向クラッチ近傍の構成を詳しく説明するために一部を拡大して示す部分断面図である。 図6のトルクコンバータに備えられた一方向クラッチの各要素及びスラストベアリングレースの構成を詳しく説明する斜視図である。 図6のトルクコンバータにおける一方向クラッチ近傍の構成の他の一例を詳しく説明するために一部を拡大して示す部分断面図である。 図9の構成に対応する一方向クラッチの各要素及びスラストベアリングレースの構成を詳しく説明する斜視図である。
符号の説明
14:車両用トルクコンバータ
28:一方向クラッチ
30:ステータ
30f:凸部
104:アウターレース
104f:凹溝
106:インナーレース
108:エンドベアリング
116:スラストベアリングレース
116d:径方向部
116e:縁部
116f:爪部
116s:軸方向部
120:スナップリング
124:ステータ支持装置

Claims (2)

  1. 車両用トルクコンバータのステータを、その内周側に配設される一方向クラッチを介して支持するステータ支持装置であって、
    該一方向クラッチのアウターレース、インナーレース、及びそれらの間隙に配設されるエンドベアリングと、
    前記アウターレースの軸方向の1端面に隣接するように配設され、前記エンドベアリングが前記アウターレース及びインナーレースに対して軸方向に移動することを抑制するためのスラストベアリングレースと、
    前記ステータの内周面に内周側に突出して設けられた凸部と、
    前記アウターレースの外周面に設けられ前記凸部が嵌合されるように軸方向に連通した凹溝と、
    前記スラストベアリングレースの外周部に設けられ前記ステータの軸方向に延在して前記凹溝に嵌合される爪部と
    を、備え、
    前記爪部は、前記ステータの軸方向に延在して設けられる軸方向部と、該ステータの径方向に延在して該軸方向部の外周側に設けられる径方向部とを、有するものであり、
    該径方向部は、前記ステータの軸方向において前記凹溝の一部と重なるように該凹溝に嵌合されたものであり、
    前記ステータの内周側に、該ステータの径方向において前記径方向部と重なるように配設されるスナップリングを備えたものである
    ことを特徴とする車両用トルクコンバータのステータ支持装置。
  2. 前記スラストベアリングレースの外周部には、前記ステータの軸方向に延在して前記アウターレースの軸方向の1端部の外周を覆うための縁部が設けられており、前記爪部は、該縁部における前記ステータの軸方向の端部に設けられたものである請求項1の車両用トルクコンバータのステータ支持装置。
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