JP3657637B2 - 集合住宅用テレビインターホンシステム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
【0002】
本発明は、例えばマンションなどの集合住宅における訪問者などの姿を各住戸内において確認しながら通話が出来る集合住宅用テレビインターホンシステムに関する。
【従来の技術】
【0003】
この種の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、訪問者がマンションなどの共同玄関に設置されたロビーインターホンのテンキーを操作して訪問すべき住戸の住戸番号を入力操作すると、ロビーインターホンに内蔵したテレビカメラが駆動され、テレビカメラによって撮像された訪問者の姿は映像信号となって、映像制御盤(不図示)を介し、更に同軸ケーブルを通じて住戸用インターホン(住宅情報盤)に付設されたモニタテレビユニットに送出されて、そのCRTに映し出される。これに対して、住戸人側では、モニタテレビユニットに映し出された訪問者の姿を確認して通話を行い、住宅情報盤の解錠スイッチを操作すると、共同玄関が解錠され、訪問者は集合住宅内に入ることができるようになっている。 ところで、このような住戸用インターホンにおけるモニタテレビユニットは、図4に示したような回路構成になっている。
すなわち、ロビーインターホンのテンキー操作によって住戸番号が入力されると、警報監視盤(不図示)から住戸用インターホンには呼出信号が送出され、これを受けた住戸用インターホンでは、モニタテレビユニットの端子T3,T4にテレビ駆動信号(例えば、接点出力またはオープンコレクタ出力となっている)を出力するので、モニタテレビ駆動制御回路のトランジスタQにはベース抵抗R1を介してベース電流が流れて、トランジスタQがオンされ、リレーコイルRLが通電される。
【0004】
この結果、リレー接点SWは接点bを開じるため、テレビ駆動電源が端子T1,T2より定電圧回路CVに供給されて復調回路DCおよびテレビ回路TCからなるテレビ制御回路TVCは駆動し、ロビーインターホンのテレビカメラから同軸ケーブルを通じて映像信号入力端子T5に送出される映像信号はマッチングトランスTを介して受信され、復調回路DCで復調されると、訪問者の姿はCRTに映し出される。なお、DはリレーコイルRLには並列に接続した逆起電力防止用のダイオードである。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のこのような集合住宅用テレビインターホンシステムでは、ロビーインターホンのテレビカメラからの映像信号は同軸ケーブルを用いて送出され、さらに通話のためには、音声信号伝送用のペア線が使用され、各種の制御を行うために制御信号(住戸呼出し、電気錠、警報などの各種制御用の信号)伝送用のペア線が使用される。また、直流のテレビ駆動用電源(DC24V)は、ペア線を必要とし、1つのシステムには、3組のペア線と1本の同軸ケーブルが使用され、このように配線数が多いことから配線作業に手間がかかるなどの問題があった。なお、図5の(a)は同軸ケーブルによって伝送される映像信号と周波数、同図の(b)は音声用ペア線によって伝送される音声信号と周波数、(c)は制御用ペア線によって伝送される制御信号と周波数、(d)は映像電源用ペア線によって伝送される映像電源と周波数の関係を示している。
そして、このようなモニタテレビユニットでは、端子T1,T2に印加されるテレビ駆動電源としては、一般に直流の24Vが使用されているため、有極性であるため、端子T1,T2に映像電源用ペア線を接続する配線施工時には極性を誤りなく接続しなければならない。
【0006】
さらに、リレーコイルRLには駆動電源の電圧がそのまま印加され、このリレーコイルRLはその定格内で使用されるため、リレーコイルRLへの印加電圧がモニタテレビユニットの動作電圧範囲となる、つまり駆動電源の電圧をリレーコイルの定格電圧内に設定しなければならず制限を受けるという問題がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、同軸ケーブルを用いることなく映像信号が伝送できるため、配線数を低減でき、しかもテレビ駆動電源の接続端子を無極性として配線の接続作業を容易にし、さらに駆動電源の電圧が大きくてもリレーコイルには、常時定格電圧内の電圧を印加できる集合住宅用テレビインターホンシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために提案される請求項1に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムは、共同玄関に設置され、テレビカメラを備えたロビーインターホンと、各住戸に設置され、モニタテレビユニットを付加した住戸用インターホンと、ロビーインターホンのテレビカメラからの映像信号を入力するとともに、各住戸に設置された住戸用インターホンに付加されたモニタテレビユニットにテレビ駆動電源を供給する映像制御盤とを備えた集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、映像制御盤は、上記ロビーインターホンのテレビカメラから送出された映像信号に、テレビ駆動電源を重畳させた映像電源重畳信号を、1ペアの映像線を通じて、各住戸に設置された住戸用インターホンに付加したモニタテレビユニットに供給する構成としており、モニタテレビユニットは、映像制御盤から導出された映像線を通じて出力されるテレビ駆動電源にロビーインターホンのテレビカメラから送出される映像信号を重畳した映像電源重畳信号を入力する映像入力端子と、この映像入力端子に制御接点を通じ接続されたテレビ制御回路と、映像入力端子に制御接点を通じ、更に整流回路を通じて接続された内部電源回路と、住戸用インターホンから送出されて来るテレビ制御信号によって、上記制御接点を開閉するモニタテレビ駆動制御回路とを備えた構成としている。
【0009】
ここで、上記モニタテレビ駆動制御回路は、上記映像入力端子に別の整流回路を通じて接続され、映像入力端子から供給される映像電源重畳信号から取り出された直流のテレビ駆動電源が供給される構成とすることができる(請求項2)。
【0010】
一方、モニタテレビ駆動制御回路は、スイッチング素子を通電させ、リレーコイルを駆動させて上記制御接点を開閉制御する構成とし、映像線より上記映像電源重畳信号が出力されたときには、上記スイッチング素子を駆動して、上記制御接点を閉じる構成としてもよい(請求項3)。
【0011】
さらに、モニタテレビ駆動制御回路は、スイッチング素子を通電させてリレーコイルを駆動させて、上記制御接点を開閉制御する構成とし、上記リレーコイルにはツエナーダイオードを並列接続するとともに、そのツエナーダイオードに抵抗素子を接続して電圧抑制回路を構成するようにしてもよい(請求項4)。
【0012】
また、上記テレビ制御回路は、住戸用インターホンからテレビ駆動信号を受けるまでは、上記制御接点を開状態に保持して、上記映像入力端子とは電気的に遮断する構成にすることができる(請求項5)。さらにまた、上記各整流回路は全波整流式のダイオードブリッジで構成することが好ましい(請求項6)。
【作用】
【0013】
請求項1に記載された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、映像制御盤では、ロビーインターホンのテレビカメラから送られる映像信号にテレビ駆動電源を重畳して、映像電源重畳信号を生成し、この映像電源重畳信号を1ペアの映像線を通じて住戸用インターホンに伝送している。
【0014】
したがって、従来のシステムのような同軸ケーブルが不要となるとともに、映像信号とテレビ駆動電源とを同一のペア線を兼用して伝送するため、その分だけ配線数が減少する。
【0015】
また、住戸用インターホンにおいて、制御盤からモニタテレビユニットにテレビ駆動信号が送られると、このテレビ駆動信号を受けたモニタテレビ駆動制御回路は制御接点を閉成する。それにより、映像入力端子の映像電源重畳信号は制御接点および整流回路を通じて内部電源回路に供給される。ここに、上記整流回路を、例えばダイオードブリッジで構成すれば、映像入力端子は無極性となるので、映像入力端子に対するペア線を接続する際、極性を気にせず、そのまま接続できる。
【0016】
請求項2に記載された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、映像電源重畳信号が整流回路により整流されてテレビ駆動電源が取り出され、このテレビ駆動電源がモニタテレビ駆動制御回路に供給される。すなわち、モニタテレビ駆動制御回路の駆動電源を映像入力端子から供給することができる。
【0017】
請求項3に記載された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、映像線を通じて映像電源重畳信号が出力されると、この映像電源重畳信号から取り出されたテレビ駆動電源はモニタテレビ駆動制御回路に供給される。モニタテレビ駆動制御回路では、テレビ駆動電源の供給によりスイッチング素子が導通してリレーコイルに通電され、制御接点が閉じられる。
【0018】
このようなモニタテレビ駆動制御回路では、スイッチング素子として例えばトランジスタを用いた場合、このトランジスタのコレクタとベースとを予め短絡させておけば、オープンコレクタ出力または接点出力によるテレビ駆動信号も不要となる。
【0019】
請求項4に記載された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、映像電源重畳信号から取り出されたテレビ駆動電源の電源電圧が抵抗素子とツェナーダイオードとにより分圧され、リレーコイルに供給される電圧はツェナーダイオードのツェナー電圧以下に抑制される。したがって、映像入力端子への入力電圧に制限を受けない。
【0020】
請求項5に記載された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムでは、テレビ駆動信号が入力されない限り制御接点が開状態を保持し、テレビ制御回路は映像入力端子に対して電気的に遮断されている。したがって、テレビ制御回路および内部電源回路は雷サージやノイズからも保護される。
【実施例】
【0021】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0022】
図2には請求項1において提案された本発明の集合住宅用テレビインターホンシステムがブロック図をもって示されている。
【0023】
同図において、マンションなどの集合住宅の共同玄関には、テレビカメラを備えたロビーインターホン1が設けられ、集合住宅の管理人室等には、集中管理用のコントローラを内蔵した警報監視盤2が設置されている。
【0024】
また、集合住宅の各住戸には、住戸用のインターホン4が設置されており、これらの住戸用インターホン4は、制御盤を内蔵したインターホン本体(住宅情報盤)5とモニテレビユニット6とからなり、モニテレビユニット6は訪問者の映像を映し出すためのCRT7を備えている。
【0025】
一方の映像制御盤3は、ロビーインターホン1のテレビカメラから変調されて送られてくる映像信号にテレビ駆動電源を重畳させた映像電源重畳信号を生成しており、この映像電源重畳信号は1ペアの映像線9aによって、端子台を介してモニタテレビユニット6に対し供給されている。なお、住戸用インターホン4には、住戸の玄関先で通話するためのドアホン子機8が接続されている。
【0026】
また、ロビーインターホン1、警報監視盤2、各住戸に設置された住戸用インターホン5とは1ペアの通話線9bで接続されるとともに、これらの間には呼出信号、電気錠解錠信号、セキュリティー信号などを伝送するための1ペアの制御線9cで接続されている。
【0027】
このようなテレビインターホンシステムでは、訪問者がロビーインターホン1のテンキー1aの操作により訪問すべき住戸番号を入力すると、その指定された住戸の住戸用インターホン4には警報制御盤2から呼出信号が出力され、ロビーインターホン1にはテレビカメラ駆動電源が供給されるので、テレビカメラは駆動され、このとき映像制御盤3から各住戸の住戸用インターホン4には映像電源重畳信号が送られて、そのモニタテレビユニット6のCRT7には訪問者の姿が映し出される。その結果、各住戸内においては、訪問者の姿を確認しながら、通話ができる。
【0028】
このようなテレビインターホンシステムでは、映像電源重畳信号を伝送するための1ペアの映像線9aと、通話のための1ペアの通話線9bと、各種の制御信号を伝送するための1ペアの制御線9cにより配線でき、そのため、従来のテレビインターホンシステムにおいて使用されていた同軸ケーブルが不要となるとともに、映像信号とテレビ駆動電源とを同一のペア線で重畳伝送しているため、その分だけ配線数が減少し、この構成の簡素化に伴って施工の手間が省け、相当の省力化が達成できる。
【0029】
図3の(a)は、1ペアの映像線9aによって伝送される映像信号とテレビ駆動電源の周波数配置、(b)は1ペアの通話線9bによって伝送される音声信号と周波数配置、(c)は1ペアの制御線によって伝送される制御信号の周波数配置を示しており、制御信号はDC24Vの正、負電圧を用いたパルス信号として送出されるようになっている。
【0030】
図1は、モニタテレビユニット6の電気回路図を示しており、同図において、図5と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0031】
このモニタテレビユニット6は、映像制御盤3から1ペアの映像線9aを通じて送られる映像電源重畳信号が入力される映像入力端子T6,T7と、警報監視盤2から呼出信号を受けた住戸用インターホン4の住宅情報盤5から送られてくるテレビ駆動信号が入力されるテレビ制御端子T8,T9とを備えている。
【0032】
映像入力端子T6,T7には、後述するテレビ駆動制御回路TDCのリレーコイルRLの制御接点SW、ダイオードブリッジからなる第一の全波整流回路DB1および一対のコイルL1,L2を介して内部電源回路となる定電圧回路CVが接続されている。
【0033】
映像入力端子T6,T7には、図示しているように、映像信号に24Vの直流電圧を重畳した映像電源重畳信号Sが入力されるが、この映像入力端子T6,T7は、第一の全波整流回路DB1を通じて定電圧回路CVに接続されるため無極性となる。したがって、この映像入力端子T6,T7に対するペア線の接続は極性を考慮することなく行うことが出来る。
【0034】
また、映像入力端子T6,T7には、制御接点SW、一対の直流阻止用コンデンサC1,C2およびマッチング用トランスTを介してテレビ制御回路TVCが接続されており、映像電源重畳信号Sから映像信号のみを分離抽出してテレビ制御回路TVCに供給するようになっている。
【0035】
なお、TDCは住戸用インターホン4の本体部である住宅情報盤5から出力されるテレビ駆動信号によって制御接点SWを開閉制御するモニタテレビ駆動制御回路であり(請求項2)、このモニタテレビ駆動制御回路TDCは、ダイオードブリッジからなる第2の整流回路DB2を介して映像入力端子T6,T7に接続されており、映像入力端子T6,T7から供給される映像電源重畳信号を全波整流してテレビ駆動電源を取り出して供給するようになっている(請求項2)。
したがって、ロビーインターホン1からの呼出によって警報監視盤2から呼出信号を受けた住宅情報盤5は、モニタテレビ駆動制御回路TDCの駆動電源を映像入力端子T6,T7から供給することができる。
【0036】
このモニタテレビ駆動制御回路TDCは、テレビ駆動信号の入力により両テレビ制御端子T8,T9間が短絡されたときに、上記テレビ駆動電源によりトランジスタからなるスイッチング素子Qを導通させリレーコイルRLを通電することによってリレーコイルRLを励磁させ、制御接点SWを常閉接点から常開接点に切り換える。また、リレーコイルRLに並列接続したツェナーダイオードZとこのツェナーダイオードZに直列した抵抗素子R2とにより電圧抑制回路VCが構成されているので(請求項4)、映像電源重畳信号から取り出されたテレビ駆動電源の電源電圧が抵抗素子R2とツェナーダイオードZとにより分圧され、ツェナーダイオードZのツェナー電圧以下に抑制されるので、映像入力端子T6,T7への入力電圧に制限を受けず、広い範囲の電源にも対応できる。
【0037】
また、上記実施例では、制御接点SWがテレビ駆動信号が入力されない限り、リレーの両切接点によって開状態を保持しているため、テレビ制御回路TVCは映像入力端子T6,T7に対し電気的にも遮断されている。そのため、テレビ制御回路TVCおよび定電圧回路CVは誘導雷サージやノイズから保護される。
【0038】
なお、テレビ制御端子T8,T9間を短絡しておけば、映像制御盤3においてテレビ駆動電源を映像信号に重畳するか否かにより、モニタテレビユニット6の駆動のオン、オフ制御を行うこともでき(請求項3)、これにより、オープンコレクタ出力または接点出力によるテレビ駆動信号が不要となり、構成をさらに簡素化できる利点がある。
【発明の効果】
【0039】
請求項1に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、映像信号を伝送するための同軸ケーブルが不要となるとともに、映像信号とテレビ駆動電源とを重畳することによって同一のペア線を兼用して多重伝送しているため、その分だけ配線数が減少し、このシステム構成を簡易化できる。したがって、システム構成における施工手間が省ける。
【0040】
また、映像入力端子が無極性となるので、この映像入力端子に対するペア線による映像線の誤接続は皆無となる。
【0041】
請求項2に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、モニタテレビ駆動制御回路の駆動電源を、住戸用インターホンの本体からではなく映像入力端子から供給することができる。
【0042】
請求項3に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、スイッチング素子として例えばトランジスタを用いた場合、このトランジスタのコレクタとベースとを予め短絡させておくことができ、オープンコレクタ出力または接点出力によるテレビ駆動信号が不要となる。
【0043】
請求項4に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、映像電源重畳信号から取り出されたテレビ駆動電源の電源電圧が抵抗素子とツェナダイオードとにより分圧されるとともに、ツェナーダイオードのツェナー電圧以下に抑制される。したがって、映像入力端子への入力電圧に制限を受けず、広い範囲の入力電圧に対応できる。
【0044】
請求項5に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムによれば、テレビ駆動信号が入力されない限り制御接点が開状態を保持して、テレビ制御回路は映像入力端子に対し遮断されている。このため、テレビユニットの非使用時においてテレビ制御回路および内部電源回路を雷サージやノイズから保護出来き、安全性の高いシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る集合住宅用テレビインターホンシステムにおける要部を構成するモニタテレビユニットの内部回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る集合住宅用テレビインターホンシステムの概構成を示す系統図である。
【図3】 (a)は、本発明システムの1ペアの映像線によって伝送される映像信号とテレビ駆動電源を重畳させた映像電源重畳信号の周波数配置を示す図である。
(b)は、本発明システムの1ペアの通話線によって伝送される音声信号の周波数配置を示す図である。
(c)は、本発明システムの1ペアの制御線によって伝送される制御信号の周波数配置を示す図である。
【図4】 従来のモニタテレビユニットの内部回路の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来の集合住宅用テレビインターホンシステムにおける同軸ケーブル、通話線、制御線、映像電源線によって伝送される各信号の周波数配置を示した図である。
【符号の説明】
1 ロビーインターホン
3 映像制御盤
4 住戸用インターホン
5 住宅情報盤
6 モニタテレビユニット
7 CRT
9a 1ペアの映像線
9b 1ペアの通話線
9c 1ペアの制御線
T6,T7 映像入力端子
SW 制御接点
TVC テレビ制御回路
CV 内部電源回路
DB1 整流回路
DB2 別の整流回路
TDC モニタテレビ駆動制御回路
Q スイッチング素子
RL リレーコイル
Z ツェナーダイオード
R2 抵抗素子
VC 電圧抑制回路
Claims (6)
- 共同玄関に設置され、テレビカメラを備えたロビーインターホンと、
各住戸に設置され、モニタテレビユニットを付加した住戸用インターホンと、
上記ロビーインターホンのテレビカメラからの映像信号を入力するとともに、各住戸に設置された住戸用インターホンに付加された上記モニタテレビユニットにテレビ駆動電源を供給する映像制御盤とを備えた集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、
上記映像制御盤は、上記ロビーインターホンのテレビカメラから送出された映像信号に、テレビ駆動電源を重畳させた映像電源重畳信号を、1ペアの映像線を通じて、上記各住戸に設置された住戸用インターホンに付加したモニタテレビユニットに供給する構成としており、
上記モニタテレビユニットは、
映像制御盤から導出された映像線を通じて出力されるテレビ駆動電源に上記ロビーインターホンのテレビカメラから送出される映像信号を重畳した映像電源重畳信号を入力する映像入力端子と、
この映像入力端子に制御接点を通じ接続されたテレビ制御回路と、
上記映像入力端子に上記制御接点を通じ、更に整流回路を通じて接続された内部電源回路と、
住戸用インターホンから送出されて来るテレビ制御信号によって、上記制御接点を開閉するモニタテレビ駆動制御回路とを備えた構成とした集合住宅用テレビインターホンシステム。 - 請求項1に記載された集合住宅用テレビインターホンシステムにおいて、
上記モニタテレビ駆動制御回路は、上記映像入力端子に別の整流回路を通じて接続され、映像入力端子から供給される映像電源重畳信号から取り出されたテレビ駆動電源が供給される構成とした集合住宅用テレビインターホンシステム。 - 上記モニタテレビ駆動制御回路は、スイッチング素子を通電させてリレーコイルを駆動させて上記制御接点を開閉制御する構成となっており、
上記映像入力端子より映像線を通じて上記映像電源重畳信号を入力したときには、上記スイッチング素子を駆動して、上記制御接点を閉じる構成としている請求項1または2に記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。 - 上記モニタテレビ駆動制御回路は、スイッチング素子を通電させてリレーコイルを駆動させて、上記制御接点を開閉制御する構成となっており、
上記リレーコイルにはツエナーダイオードを並列接続するとともに、そのツエナーダイオードに抵抗素子を接続して電圧抑制回路を構成している請求項3に記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。 - 上記テレビ制御回路は、住戸用インターホンからテレビ駆動信号を受けるまでは、上記制御接点を開状態に保持して、上記映像入力端子とは電気的に遮断する構成とした請求項1〜4のいずれかに記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
- 上記整流回路は、ダイオードブリッジで構成されている請求項1〜5のいずれかに記載の集合住宅用テレビインターホンシステム。
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- 1994-12-20 JP JP31738994A patent/JP3657637B2/ja not_active Expired - Lifetime
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