JP3657441B2 - 風呂給湯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽に自動的に湯張りを行う風呂給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の風呂給湯機として、例えば特公昭62−20466号公報により、給湯温度を検知する温度センサを備え、該温度センサにより検知された実際の給湯温度が設定された給湯温度に一致するように単位時間当たりの給湯量を増減した場合に、給湯温度の変化量と熱源の能力とからその時点での単位時間当たりの給湯量を求め、浴槽に給湯する残りの給湯必要量を単位時間当たりの給湯量で除して給湯残り時間を求めるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報により知られた従来の風呂給湯機では熱源の能力の変動及び給湯温度に関する誤差が全て単位時間当たりの給湯量の誤差として作用するため、求められた単位時間当たりの給湯量は不正確である。一方、給水圧力が十分に高く且つ安定していれば給湯管に介設された比例弁の開度により給湯量は比較的正確に求めることができるが、給水圧力が低い場合や変動する場合には比例弁の開度を基にしては正確な単位時間当たりの給湯量を求めることができない。尚、この場合に給湯管に流量センサを介設させ、流量センサが検知する単位時間当たりの流量を用いると水圧の変動により検知される数値が変動するので実用に耐えない。
【0004】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、水圧が低い場合や変動する場合であっても正確に給湯残り時間を求め得る風呂給湯機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、単位時間当たりの給湯量を記憶し、設定された水量の湯を浴槽内に自動湯張りする際、残りの給湯必要量と記憶された単位時間当たりの給湯量とから給湯残り時間を求める風呂給湯機において、実際の単位時間当たりの給湯量を検知し、記憶された単位時間当たりの給湯量と実際の単位時間当たりの給湯量との差が所定値以上の場合に限り、記憶されている単位時間当たりの給湯量を、修正量を制限して修正し、該修正した単位当たりの給湯量に基づいて給湯残り時間を求め、その求めた残り時間が所定の設定時間になった場合に、報知手段によって報知するようにしたことを特徴とする。
【0006】
記憶されている単位時間当たりの給湯量が実際の単位時間当たりの給湯量と相違している場合には実際の単位時間当たりの給湯量に近づくように修正する必要があるが、急激に修正すると給湯残り時間が大幅に変動して望ましくない。そこで、記憶されている単位時間当たりの給湯量を修正する場合には修正量を制限し、急激な修正を防止する。また、湯張り完了時間より設定時間前に、報知する報知手段を設けているので便利である。
【0007】
また、他の発明は、請求項1に記載の風呂給湯機であって、浴槽内の水位を検知する水位センサを備えており、所定水量が湯張りされたときに水位センサにより水位を検知し、設定水と検知水位とに基づいて前記残りの給湯必要量を求めることを特徴とする。
【0008】
水位センサは一般に追い焚き加熱のため浴槽の湯を循環させる管路に取り付けられており、該管路内に湯が充填されていなければ水位を検知できない。また、該管路内で湯が流れている場合には正確な水位を検知できない。従って、湯張り中は水位センサにより水位を検知しながら湯張りを行えない。そこで、所定水量が湯張りされたときに湯張りを一旦中断し、確実に水位センサに湯が接触している状態で水位を検知し、設定水と検知水位とに基づいて残りの給湯必要量を求めて、その時点からの給湯残り時間を補正すればよい。
【0009】
ところで、上記報知手段が一度報知した後に給湯残り時間が補正され再度報知することになると使用者は混乱して使い勝手が悪い。そこで、一度報知手段が作動した後は湯張りが完了するまで該報知手段の再度の作動を禁止する報知禁止手段を設けることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1は風呂給湯機であり、内部には追い焚き用の風呂熱交換器11と給湯用の給湯熱交換器12とが内蔵されている。風呂熱交換器11にはポンプ13が接続されており、浴槽2内の湯を吸湯管21を介して風呂熱交換器11に導き、該風呂熱交換器11で加熱した後送湯管22を介して浴槽2へ湯を戻す。尚、ポンプ13と風呂熱交換器11との間には温度センサ23が取り付けられており、浴槽2内の湯温を検知することができる。給湯熱交換器12には流量センサ31を介して水道管3が接続されており、水道管3からの浄水を加熱して出湯管32から浴槽内のカラン24,シャワー25や台所や洗面所のカラン35へ温水を配水する。給湯管32には温度センサ33が取り付けられており、給湯温度を検知することができる。また、給湯管32は流量センサ34及び湯張り弁14を介して吸湯管21に接続されている。該湯張り弁14はその開弁によって吸湯管21と給湯管32とを連通させるものであり、浴槽2に湯張りする際には湯張り弁14を開弁して給湯熱交換器12で加熱された湯を吸湯管21及び送湯管22を介して浴槽2へと湯張りする。尚、4はガス供給管であり、ガバナ41を介して風呂熱交換器11に内蔵されたバーナに接続されると共に比例弁42を介して給湯熱交換器12に内蔵されたバーナ(共に図示せず)に接続されている。尚、4aはガス供給管4を開閉する開閉電磁弁である。また、送湯管22の所定位置には水圧を検出することにより浴槽2内の水位を検知する水位センサ5が取り付けられている。そして該風呂給湯機1の作動は図外の制御装置によって制御される。
【0011】
上記構成による風呂給湯機1により浴槽2に湯張りする場合には、例えば図2に示すフローで行われる。図外のリモコンを介して湯張り開始指示がされると、制御装置はフラグFを0にリセットすると共に(S11)、湯張り弁14を開弁して給湯熱交換器12で加熱された給湯管32の湯を吸湯管21及び送湯管22を介して浴槽2へと湯張りする。制御装置内のメモリには給湯管32から浴槽2へ湯張りされる単位時間当たりの給湯量qが格納されている。浴槽2内に湯張りするための総給湯必要量Qは既知であり、メモリに格納されているqを呼び出し(S12)湯張りに要する給湯残り時間Tを、
T=Q/q
により求める(S13)。湯張り開始から10秒程度は給湯量が安定していないので、10秒経過した後実際の単位時間当たりの給湯量qoを流量センサ34で検知し、上記メモリに格納されているqを修正する(S14・S15・S16)。該修正は、qoとqとを比較し、
(a)|qo−q|<0.3リットル/分であれば、qを修正しない。
【0012】
(b)qo−q≧0.3リットル/分であれば、q+0.3を新たなqとして格納する。
【0013】
(c)qo−q≦-0.3リットル/分であれば、q-0.3を新たなqとして格納する。
【0014】
ここで、0.3リットル/分は一例であり、風呂給湯機1の能力やその他の要素により適宜設定する。給湯残り時間Tが5分以下になるまではS12に戻り、修正されたqを用いてTを更新する。該S17からS12に戻る際にディレイタイマを作動させて更新のインターバルを適宜設定してもよい。Tが5分以下になると例えば音声により湯張り終了まで5分以下になった旨を報知しフラグFを1にセットする(S18・S19・S20)。その後Tが0になるまでS12に戻って湯張りを続けるが(S21)、一度S19で報知した後に再びS17でTが5分以下と判断されてもS18からS21に飛んで2度目の報知は行わない。そして、最後までqを更新し続けながらTが0になった時点で湯張り動作を終了する(S21)。
【0015】
上記図2に示すフローは水位センサ5を用いない場合であったが、水位センサ5を用いる場合には、例えば図3に示すフローでもよい。上記の場合と同じくフラグFを0にセットした後メモリからqを呼び出し、総給湯必要量Qをqで割って給湯残り時間Tを求める(S31・S32・S33)。そして、Tが5分以下になればフラグFが0の場合にのみ例えば音声によりその旨を報知し、一旦報知するとフラグFを1にセットする(S34・S35・S36・S37)。この時点で既に湯張りした量が所定量以上になっているかを判断し(S38)、湯張り量が所定量に達していない場合にはS39に飛んで、湯張り開始から10秒以上経過している場合には実際の単位時間当たりの給湯量qoを流量センサ34で検知し、上記メモリに格納されているqを修正する。尚、湯張り開始から10秒経過していない場合には給湯量が安定していないのでqの修正は行わない。そして、再度Tを演算し、先に演算されているTを修正する(S39・S40・S41・S42)。Tを修正した結果Tが5分以上になった場合には5分以下になるまで待機した後、再びS38に行く。但しこの時点ではFは1にセットされているので2度目の報知は行わない。既に湯張りした湯張り量が所定量以上になると湯張りを一旦中断し(S43)水位センサ5によりその時点での水位Lを検知する(S45)。そして設定水位と検知水位Lとの差から残りの給湯必要量を演算し、それをqで除することにより給湯残り時間Tを求めて既に求められているTを修正する(S47)。Tが修正されると新たなTに基づいて湯張りを再開する(S48)。そして、その時点からの湯張り量がS46で求めた給湯必要量以上になるまで上記S39〜S42と同様にしてTを修正し(S50・S51・S52・S53)、湯張り量が給湯必要量以上になると湯張りを終了する(S49)。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、浴槽に自動で湯張りする際に給湯残り時間の誤差を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】湯張り動作の内容を示すフロー図
【図3】湯張り動作の他の実施の形態の内容を示すフロー図
【符号の説明】
1 風呂給湯機
2 浴槽
5 水位センサ
13 ポンプ
14 湯張り弁

Claims (3)

  1. 単位時間当たりの給湯量を記憶し、設定された水量の湯を浴槽内に自動湯張りする際、残りの給湯必要量と記憶された単位時間当たりの給湯量とから給湯残り時間を求める風呂給湯機において、実際の単位時間当たりの給湯量を検知し、記憶された単位時間当たりの給湯量と実際の単位時間当たりの給湯量との差が所定値以上の場合に限り、記憶されている単位時間当たりの給湯量を、修正量を制限して修正し、該修正した単位当たりの給湯量に基づいて給湯残り時間を求め、その求めた残り時間が所定の設定時間になった場合に、報知手段によって報知するようにしたことを特徴とする風呂給湯機。
  2. 浴槽内の水位を検知する水位センサを備えており、所定水量が湯張りされたときに水位センサにより水位を検知し、設定水と検知水位とに基づいて前記残りの給湯必要量を求めることを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯機。
  3. 前記報知手段が一度作動すると湯張りが完了するまで該報知手段の再度の作動を禁止する報知禁止手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の風呂給湯機。
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