JP3656552B2 - シールド端子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジングに収容されるシールド端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシールド端子として、特開平10−190832号公報に記載のようなものがあるが、例えば、図22に示すシールド端子1は、シールド電線Wの芯線に対して接続される内側端子3と、この内側端子3を収容するシールドシェル2と、内側端子3とシールドシェル2との間に介在する誘電体4とから構成される。このシールド端子1におけるシールドシェル2には、内部に誘電体4を係止するために天井壁から内側に向けて係止爪5が曲げ伏されている。
また、シールド端子1は、ハウジングのキャビティ内に挿入されると、キャビティ内に設けられたランスが、撓み変形しつつ、シールドシェル2の天井壁上を前端縁から後端縁6に亘って摺接しつつ移動する。そして、天井壁の後端縁6を通過したところで戻り変形して、天井壁の後端縁6に対して係止する。これにより、シールド端子1がキャビティ内に抜止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シールドシェル1の天井壁には、係止爪5を曲げ伏したために凹部7が生じている。このため、シールド端子の挿入工程において、ランスがこの凹部7に進入して引掛かってしまうと、シールド端子1の挿入抵抗が大きくなってしまう虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド端子をハウジングに挿入する際の挿入抵抗の低減を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、シールド電線の芯線に対して接続される内側端子と、この内側端子を収容可能な角筒状をなす本体部を有しかつこの本体部の一側面には切り込み縁に沿って曲げ伏すことで同面に凹部を形成しつつ前記内側端子を抜け止め状態で係止させる係止爪が前後方向に沿って形成されてなるシールドシェルと、このシールドシェルと前記内側端子との間に介在される誘電体とからなるとともに、全体がコネクタハウジングのキャビティ内に挿通される途上では、このキャビティ内に形成された撓み可能なランスが、前記シールドシェルにおける凹部が形成された側面上を挿通方向に沿って摺接しつつ撓み変形し、全体が正規深さまで挿通されたときには前記凹部を通過した後の部位に配された被係止部に係止可能となっているシールド端子であって、前記係止爪の先端側は末広がり状に幅広となるように形成される一方、前記ランスの先端部の幅は、前記凹部における前記係止爪の基端側と対応する部分の幅よりも幅広に形成され、かつ前記ランスの先端部における前後方向の長さ寸法は前記凹部における前記係止爪の先端の末広がり部分に対応した部分の前後方向の長さ寸法よりも大に設定されているところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明によれば、シールド端子がコネクタハウジングのキャビティ内に挿入されると、撓み変形したランスは、シールド端子の側面上を摺接しつつ被係止部へ至る。
この途上において、シールド端子の側面に係止爪を曲げ伏すことによって生じる凹部が形成されるような物にあっては、ランスは凹部を通過するのであるが、ランスの先端部の幅は凹部よりも幅広に形成されているので、ランスがシールドシェルの凹部に入り込んで引掛かってしまうことがない。従って、シールド端子の挿入抵抗が低減される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図21に基づいて説明する。
本実施形態のシールド端子は、図1及び図4に示すようにシールド筐体Cに組み付けられるコネクタ10に収容されるものである。シールド筐体Cは、導電性の板材により箱型状に形成され、その一面はコネクタ10に対する取付面となっている。この取付面には図2に示すようなコネクタ差込み用の開口部Sとコネクタ固定用の取り付け孔Aとが開口している。但し、差込み用の開口部Sの両側縁部及び底縁部にはそれぞれ逃がし部Tが張り出し状に形成されている。
【0007】
一方、コネクタ10はハウジング20とアース端子50とからなっている。ハウジング20は合成樹脂材により一体に形成され、図9に示すように、前部は角筒状に開口するフード部20Fとなっている。フード部20Fにおける外面の開口縁寄りには、左右側壁に一対、底壁51の中央部に一つの張り出し部23が配されている。ハウジング20のフード部20Fは各張り出し部23を、シールド筐体Cにおいてそれぞれ対応する逃がし部Tに適合させつつ嵌め入れ可能であり、嵌め入れられた後にハウジング20全体を図示下方へずらすことで各張り出し部23を逃がし部Tの開口縁に引掛けてコネクタ10全体がシールド筐体Cに仮保持されるようにしている。
【0008】
また、フード部20Fは図示しない相手側コネクタと嵌合可能に形成され、相手側コネクタとは天井面に形成されたハウジングロック26が係止することによって嵌合状態でロックされるようになっている。さらに、フード部20Fにおける左右両側壁の外面でかつ上記した張り出し部23の所定間隔(シールド筐体Cの肉厚よりもやや大きめの間隔)だけ後方の位置には一対の固定片22が張り出し形成されている。両固定片22はシールド筐体Cの壁面に当接可能であるとともに、それぞれにはシールド筐体Cの取り付け孔Aに対応する固定孔22Aが貫通している。これについては、後に改めて説明する。さらにまた、両固定片22,22の付け根部分であってフード部20Fの開口面寄りにはアース端子50の巻着片53の先端を差し込んで開き止めを行う差込み溝22Bが形成されている。
【0009】
ハウジング20はフード部20Fに連続して端子保持部20Rが備えられており、その内部にはシールド端子15を収容するためのキャビティ21が前後に貫通して形成されている。このキャビティ21は断面が方形状に形成され、後述するシールド端子15を後方より挿入可能である。また、キャビティ21の図示天井面には片持ち状にランス25が形成され、図示上下方向に撓んでシールド端子15に一次係止可能となっている。
【0010】
また、キャビティ21内にはシールド端子15の進入動作を案内するために、シールド端子15の後部に形成されたスタビライザ19,19が嵌め込まれる一対のガイド溝27,27が凹み形成されている(図9参照)。同図に示すように、両ガイド溝27,27はキャビティ21の後端縁からキャビティ21の長さ方向に沿って延設され、ランス25においてシールド端子15と係止する部分の先端位置とほぼ同位置に至るまでのストロークに亘って形成されており、その終端は行き止まりとなってスタビライザ19を突き当てる突き当て部27Aとなっている。尚、この実施形態においては、ガイド溝27は入り口側よりも奥側の方が幅狭になっている。これにより、シールド端子15の挿入初期では、スタビライザ19は広い間隔のガイド溝27を通過できるため、シールド端子15を軽い力で挿入させることができ、挿入終期ではガイド溝27の溝幅が絞られるため、シールド端子15をがたつきなく保持することができる。
【0011】
また、キャビティ21内における底面の幅方向両端部には一対の検知溝28が全長にわたって凹み形成されている。この検知溝28はアース端子50がハウジングに対して仮係止位置にあるときに、検知溝28内にアース端子50の所定部位(接触片56の先端部)が位置するか否かを検知溝28に沿ってレーザー光を通過させることによって検知する役割を果たす。
【0012】
次に、ハウジング20に組み付けられるアース端子50について説明する。アース端子50は導電性の金属板よりなり、図5に示すような展開形状から折り曲げによって形成されている(図2参照)。底壁51からは両側縁部52,52が起立し、さらにこの両側縁部52,52の後端は底壁51の後縁に沿うようにして内側に曲げられ、撓み可能な一対の本係止片54が形成されている。さらに、両本係止片54の対向する縁部にはそれぞれ本係止突部54Aが突出形成されている。この両本係止突部54A,54Aは後に説明するが、アース端子50が仮係止位置にあるときには(図14の状態)、後述する装着孔31の孔縁に係止してハウジング20に対してアース端子50がそれ以上に深く差込まれないように仮規制する。また、アース端子50が本係止位置(図15の状態)にあるときにはハウジング20内の検知溝28に進入してここに係止可能となっている。
【0013】
また、両側縁部52,52における本係止片54とは反対側に一対の起立壁55,55が対向して形成されている(図2参照)。両起立壁55,55には一対の巻着片53が外方へ張り出し形成されている。両巻着片53は内向きに開口するコの字状をなして形成され、共に両固定片22に対して整合して嵌め合わせることができるようになっている。また、両巻着片53,53には透孔53Aが形成され、アース端子50がハウジング20に対し正規に取り付けられることで、両巻着片53が固定片22に対して正規に嵌め合わされたときに透孔53Aと固定孔22Aとが整合するようになっている(図4参照)。
【0014】
さらに、図2に示すように、起立壁55における両巻着片53,53と反対側の端縁の上部には、一対の係合片57,57が形成されている(図2参照)。両係合片57,57は起立壁55から内向きに階段状に延出しており、起立壁55から一段下がったところには対向片58が形成され、その中央部には外面側への切り起こしによって係止片60が形成されており、ハウジング20側に係止してアース端子50全体を仮係止位置に保持できるようにしている。尚、本実施形態の係止片60は、予め対向片58に長孔60Aを打ち抜いて(図5参照)、係止片60の下端縁を直線状に形成してから切り起こして形成されている。
また、対向片58の先端縁は内向きに直角にかつ撓み可能に折り曲げられて当接片59がそれぞれ形成されているが、当接片59は対向片58よりも幅狭となるように上端縁が切り落とされている。
【0015】
それに加えて、図2に示すように、起立壁55における側縁部52と係合片57との間には片持ち状に形成された一対の接触片56,56がそれぞれ撓み可能に形成されている。接触片53は、キャビティ21内に収容されたシールド端子15のシールドシェル16の側面に弾性力をもって接することができる(図1参照)。両接触片56,56は徐々に内向きとなるように内部へ向けて延出しており、付け根部側から先端側にいくにつれ次第に幅狭となるように形成されている。さらに、両接触片56,56の先端は略V字状をなして外向きに屈曲しており、シールド端子15に対する接触先端部56Aとなっている(図1,2参照)。
【0016】
次に、ハウジング20へアース端子50を組み込むための構成について説明すると、ハウジング20における端子保持部20Rの底面には、図7に示すように、アース端子50を組み付けるための装着孔31が左右に分かれて開口し、内部のキャビティ21へと連通している。また、この装着孔31へアース端子50を装着するときに、端子保持部20Rとの干渉を避けるために、端子保持部20Rの両側壁には両装着孔31に連続してアース端子50の差し込みスリット32が縦向きに形成されている。また、端子保持部20Rにおける底面及び両側面のうち両装着孔31及び差し込みスリット32を含む領域は、アース端子50が取り付けられたときに周辺の面とアース端子50の外面とがほぼ面一となるよう、アース端子50の肉厚分だけ凹ませた側面段差部35A及び底面段差部35Bとしてそれぞれ形成されている。
【0017】
図7に示すように、側面段差部35Aにおける上記差し込みスリット32の上半部34の一方の開口縁部にはハウジング20の内側に鉤型形状をなす延長壁34Aが端子保持部20Rの側壁37とほぼ平行に延出して形成されている。これにより、端子保持部20R内における側壁37との間にはアース端子50の係合片57の形状に適合可能なクランク溝34Bが形成され、このクランク溝34Bの終端部は当接片59を収容可能な引掛け部36となっている。また、図9に示すように、このクランク溝34Bの引掛け部36はスタビライザ19に対するガイド溝27とほぼ直交して通じ合うようになっている。
さらに、スリット32の下半部33は、開口部から直接キャビティ21内に貫通されており、アース端子50の接触片56をキャビティ21内へ挿通するようになっている。ここで、下半部33におけるスリット32の一方の開口縁部は、接触片56の傾斜に適合できるよう、外側の壁面にスリット32に向けて下り勾配となるような斜面33Aが形成されている。
【0018】
また、端子保持部20Rの側壁37であって、両装着孔31の開口縁部にはアース端子50の両側縁部52,52及び本係止片54のそれぞれ内面に密着する受け片40が形成されている。但し、両受け片40,40の外面は周辺の面よりもアース端子50の肉厚分だけ内側へ引っ込めてある。受け片40の前方にはこれと並列に垂片41が形成されており、この垂片41と受け片40との間には隙間42が保有されており、アース端子50をハウジング20に組み付ける際に両対向片58,58に形成された係止片60との干渉を避けることができるようにしている。
【0019】
さらに、端子保持部20Rの側壁37の内面で前記隙間42の上部に連続した面は図12に示すように、テーパー面37Aとなっているとともに、このテーパー面37Aに連続して段差面38が形成されている。従って、アース端子50の組み付け時に係止片60はテーパー面37Aに沿って撓みつつ変位し、段差面38に適合した時点で復帰してここに係止する。これにより、アース端子50は仮係止位置に保持される。なお、段差面38は端子保持部20Rの後端面から穿孔された型抜き孔39を利用して形成されている。
【0020】
さてここで、本実施形態のシールド端子15について説明する。
シールド端子15は、シールド電線Wの先端に接続されるものであり、このシールド電線Wは周知のもので、中心に芯線を有し、その周りに絶縁層が形成され、さらにこの絶縁層には編組線が巻かれ、最外層に外被が配された同軸線となっている。そして、シールド端子15は、芯線に対して接続される内側端子17と、この内側端子17を収容するシールドシェル16と、内側端子17とシールドシェル16との間に介在される誘電体18とから構成される(図17参照)。
【0021】
内側端子17は、導電性を有した雄型端子で、前部はタブ形状をなしている。また、その中央部には、誘電体18に挿入した際に収容孔18A内の上壁に食い込むことにより内側端子17を固定する一対の食込突起17A,17Aが設けられている。さらに、後部にはシールド電線の芯線を圧着するための一対の圧着片よりなる圧着部17Bが配されている。
誘電体18は、樹脂等の絶縁材料で作られており、内側端子17とシールドシェル16とを電気的に絶縁する。誘電体18の内部には内側端子17を収容して固定する収容孔18Aが設けられ、また、シールドシェル16内に固定されるために、上部の外壁には係止凹部18Bが設けられ、底部の外壁には当接部18Cが設けられている。
【0022】
シールドシェル16は、導電板を曲げ加工して形成されており、角筒状をなす本体部16Hを備え、本体部の左右両側壁には図示しない相手側のシールド端子と弾性的に接触して係止する接触片16Eが内向きにかつ斜め前方へ向けて形成されている。本体部16Hの天井面の後部は、図3及び図17に示すように開放され、開放された部分の前縁が前記した上述したランス25によって係止される係止縁16Aとなっている。また、開放された部分の両側縁は外方へ折り曲げられて一対のスタビライザ19,19が形成されている。さらに、本体部16Hの後方には、シールド電線Wの編組線と外皮とのそれぞれを圧着するための圧着部16Fが形成されている。
また、シールドシェル16は前述の誘電体18を本体部16Hの内側の所定位置までに挿入させるために、本体部16Hの底壁には突当片16Cが内向きにかつほぼ直角に切り起こしてある(図19参照)。
【0023】
さらに、シールドシェル16の本体部16Hの天井壁には、係止爪16Bが内向きにかつ斜め後方へ向けて切り伏してある(図18参照)。この係止爪16Bは、撓み変形することで、誘電体18の挿入を可能とし、誘電体18の係止凹部18Bに対して係止することで誘電体18を抜止する(図19参照)。
この係止爪16Bは、本体部16Hの天井壁に連なる基端側は一定幅に形成されると共に、誘電体18に対して当接する先端側は先端へ向けて末広がり状に幅広となる形状をなしている(図18参照)。
【0024】
ところで、シールドシェル16の天井壁には、上記係止爪16Bを形成するために、凹部16Dが生じてしまう。本実施形態では、この凹部16Dの幅に関して、係止爪16Bの基端側に対応して生じる箇所の幅L1がランス25の幅L2よりも幅狭(L1<L2)となるように設定してある(図18参照)。
【0025】
続いて、本実施形態のコネクタ10の組付けを説明すると、まず、アース端子50の両巻着片53,53をハウジング20の固定片22に適合させ、巻着片53の先端を差込み溝22Bに差し込む。これと同時に、両係合片57,57を差し込みスリット32に適合させ、その状態で、ハウジング20に対する押し込みを行う。このとき、係合片57の係止片60はハウジング20側における垂片41と受け片40との間の隙間42を通過してハウジング20内のテーパー面37Aに沿って撓みつつ移動する。アース端子50の押し込みが進行すると、両接触片56,56も受け片40及び垂片41の内側へ進入する。そして、係止片60が段差面38に至ると、係止片60は弾性復帰して段差面38に係止する(図13参照)。また、このときにはアース端子50の両本係止突部54A,54Aがハウジング20における装着孔31の孔縁に引掛かる(図14参照)ことから、アース端子50はそれ以上の押し込みが規制されるとともに、抜け落ちに対しても規制された仮係止位置となる。
【0026】
上記仮係止位置では、図13に示すように、アース端子50の接触片56は検知溝28内に臨むが、その上端はキャビティ21の底壁よりも低位にあり、シールド端子15に対して非接触状態となる退避位置となっている。さらに、アース端子50の当接片59の上端縁はハウジング20内のガイド溝27よりも下方に位置している。したがって、アース端子50が仮係止位置にあるときには、シールド端子15はアース端子50と干渉することなくキャビティ21内へ挿入することができる。
【0027】
さて、ここで、シールド端子15をキャビティ21内に挿入する工程について説明する。シールド端子15がキャビティ21内に挿入されると、ランス25はシールドシェル16の上端縁と当接することで、本体部16Hの天井壁の上面に乗り上げるように上方へ撓み変形し、これによりシールド端子15の進入が許容される。さらに、シールド端子15は、本体部16Hの天井壁とランス25とを挿入方向に沿って摺接させつつ奥方へ挿入されていく。すると、ランス25の先端部がシールドシェル16の凹部16Dにさしかかる(図19参照)。
ここで、本実施形態のシールド端子15は、シールドシェル16の凹部16Dの幅L1がランス25の先端部の幅L2よりも幅狭に形成されている(図18参照)ので、図19に示すように、ランス25が凹部に入り込んで引掛かってしまうことなく通過していく。
また、係止爪16Bの末広がり状に形成された先端部に対応する凹部16Dの幅は、ランス25の先端部と同等或いは若干幅広となるように形成しても、係止爪16Bの先端部に対応する箇所の前後方向の長さはランス25の先端部の長さ方向の幅に比べて極めて小さいので、この箇所にランス25が進入することはない。
【0028】
こうしてキャビティ21内へシールド端子15を所定深さまで挿入すれば、ランス25はシールドシェル16の係止縁16Aと係止(一次係止)する(図21参照)。尚、キャビティ21内の奥方の左右側面及び底面には突条29が設けられているので、挿入後のシールド端子15をがたつきなく保持できる。
【0029】
ところで、アース端子50が仮係止位置にあるときには、接触片56の接触先端部56Aが検知溝28内に位置している。したがって、アース端子50がハウジング20に対して仮係止位置にあるものを光電式検知装置に仕掛け、検知溝28の長さ方向からレーザー光を投光すれば、アース端子50が正しく仮係止位置にあるか否かによって、受光側でのレーザー光の受光の有無が検出される。したがって、その結果に基づいてアース端子50の装着異常を自動的に検出することができる。なお、検知溝28内に接触片56の接触先端部56Aが有るか否かは目視によっても判別可能である。
【0030】
上記の仮係止位置から、アース端子50をさらに押し込むと、本係止片54が内方へ撓み本係止突部54Aが装着孔31内へ押し込まれてゆく。そして、検知溝28と適合した時点で本係止片54が弾性復帰し本係止突部54Aが検知溝28の内壁に係止するので、アース端子50全体が本係止位置となる(図16参照)。
【0031】
アース端子50が本係止位置になると、当接片59がガイド溝27内に進入して、シールド端子15のスタビライザ19の後方に位置する。これによって、シールド端子15の抜けが規制される。かくして、シールド端子15はランス25による一次係止と併せてアース端子50によって二次係止もなされていることになる。
ここで、本係止に至ったアース端子50は接触片56の接触先端部56Aがシールド端子15のシールドシェル16の左右両側面に対して接触する接触位置に移動する。これにより、アース端子50とシールド端子15との導通接続がなされる。このとき、接触片56はシールドシェル16に対し左右から弾性力をもって接しているので、アース端子50とシールド端子15との接触抵抗を低減させると共に、シールド端子15の左右方向のがたつきを抑制する。また、本係止片54の上端縁がシールド端子15の下面に当接してシールド端子15を押し上げているため、シールド端子15の上下方向のがたつきも抑制される。
【0032】
一方、シールド端子15が正規深さまで挿入されない、いわゆる半挿入状態にあるときには、スタビライザ19が当接片59の通過路であるクランク溝34Bの引掛け部36を塞いでいるため、当接片59がガイド溝27内に進入することができない。したがって、作業者はこのような異常によってシールド端子15の半挿入を知ることができる。
【0033】
さらには、アース端子50がハウジング20に対し本係止位置になると、巻着片53の透孔53Aと固定片22の固定孔22Aとが整合するが、本係止に至るまでの間は不整合の状態にある。したがって、本係止位置にあれば、シールド筐体Cの壁面の取付け孔AへねじBによってコネクタ10全体の取付けが可能となるが、本係止位置に至っていない場合には、取付け孔A、透孔53A、固定孔22AへのねじBの差込みが不能となる。したがって、少なくともシールド筐体Cへの取付けの段階になれば、アース端子50の取付け異常が確実に検出される。もちろん、取付け以前の目視によっても異常の検出は十分可能ではある。
【0034】
尚、メンテナンス等で、ハウジング20からシールド端子15を抜き出す必要がある場合は、ハウジング20底部の解除凹部21Aに治具等を入れてアース端子50の底壁51を外方へ押し下げてアース端子50を仮係止位置に戻すことで二次係止を解除し、さらにコネクタの前方から治具等を挿入してランス25による一次係止を解除すればよい。これにより、接触片56が退避位置となるので、アース端子15の抜脱時の抵抗も小さいものとなる。
【0035】
このように本実施形態のシールド端子15では、シールドシェル16の上面に形成された凹部16Dの幅がランス25よりも幅狭に形成されており、シールド端子15をキャビティ21に挿入する際に、ランス25が凹部16Dに入り込んで引掛かってしまうことがないので、シールド端子15の挿入が円滑になされる。
さらに、シールド端子15は、係止爪16Bの先端部分を末広がり状として誘電体18の係止凹部18Bに対して当接する先端縁を幅広に形成したので、誘電体18に対する係止力を強化することができる。この際、凹部16Dのうち係止爪16Bの先端縁に対応する箇所の幅が、ランス25の先端部と同等かあるいは先端部よりも幅広となっていても、この幅広箇所の挿入方向に沿った長さをランス25の先端部よりも短くすることで、ランス25が凹部16Dに進入して引掛かることもない。
【0036】
また、本実施形態のコネクタ10では、アース端子50の接触片56を退避位置と接触位置とに移動可能に係止して、接触片56とシールド端子15とが干渉しない退避位置において、シールド端子15をハウジング20に対して挿入させることができるので、シールド端子15の挿入抵抗を低減させることができる。さらに、この接触片56の退避位置から接触位置への移動を、アース端子50の仮係止位置から本係止位置への移動と連動させているので、組付け工程数を減少させることができて、コネクタ10の組付け時の作業性が向上する。
【0037】
さらに、コネクタ10はキャビティ21のランス25による一次係止に加えアース端子50の当接片59による二次係止を行い、シールド端子15に対して二重係止することができる。さらに、アース端子50はシールド端子15の挿入方向と交差する方向に組みつけられるので、シールド端子15は確実に抜け止めがなされる。
【0038】
また、ハウジング20に対してアース端子50を仮係止位置に組付けることで、ハウジング20とアース端子50とを一体にしてからシールド端子15の組付けを行うことができ、ハウジング20とアース端子50とを別個に保持する必要がない。
【0039】
また、本実施形態のアース端子50はシールドシェル16に対して導通接続を行う接触片56を、底壁51と係合片57との間に配置しているので、接触片56が組付け時に他の部材等に引っ掛かったり、作業者に直接手で触れられたりすることを制限して、接触片56を変形から保護することができる。
【0040】
さらに、検知溝28に光電式検知からの光を通過させて、仮係止位置におけるアース端子50の接触片56の接触先端部56Aが正規位置に配置されているか否かを検知することで、接触片56が正規位置からずれてしまった不良品等を出荷前に未然に取り除くことができる。
【0041】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態は、誘電体18を係止する係止爪16Bを形成するために生じる凹部16Dであったが、係止爪16B以外の他のものを形成するために生じる凹部であってもよい。
(2)本発明は上記実施形態における凹部16Dの形状に限定されるものではなく、凹部の幅がランスよりも幅狭となっているものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの断面図
【図2】コネクタの分解斜視図
【図3】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタの斜視図
【図4】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタの斜視図
【図5】アース端子の展開図
【図6】ハウジングの背面図
【図7】ハウジングの底面図
【図8】ハウジングの側面図
【図9】ハウジングの側断面図
【図10】他の位置におけるハウジングの側断面図
【図11】ハウジングの平断面図
【図12】ハウジングの断面図
【図13】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタの背面図
【図14】仮係止位置においてシールド端子を挿入したコネクタの側断面図
【図15】アース端子を本係止位置に組付けたハウジングの背面図
【図16】シールド端子を二重係止したコネクタの側断面図
【図17】シールド端子の分解斜視図
【図18】シールド端子の凹部とハウジングのランスとの拡大斜視図
【図19】シールド端子の挿入過程におけるハウジングの側断面図
【図20】シールド端子の挿入過程におけるハウジングの断面図
【図21】シールド端子の挿入後におけるハウジングの側断面図
【図22】従来のシールド端子の斜視図
【符号の説明】
15…シールド端子
16…シールドシェル
16A…係止縁(被係止部)
16B…係止爪
16D…凹部
16H…本体部
17…内側端子
18…誘電体
20…コネクタハウジング
21…キャビティ
25…ランス
W…シールド電線
Claims (1)
- シールド電線の芯線に対して接続される内側端子と、この内側端子を収容可能な角筒状をなす本体部を有しかつこの本体部の一側面には切り込み縁に沿って曲げ伏すことで同面に凹部を形成しつつ前記内側端子を抜け止め状態で係止させる係止爪が前後方向に沿って形成されてなるシールドシェルと、このシールドシェルと前記内側端子との間に介在される誘電体とからなるとともに、
全体がコネクタハウジングのキャビティ内に挿通される途上では、このキャビティ内に形成された撓み可能なランスが、前記シールドシェルにおける凹部が形成された側面上を挿通方向に沿って摺接しつつ撓み変形し、全体が正規深さまで挿通されたときには前記凹部を通過した後の部位に配された被係止部に係止可能となっているシールド端子であって、
前記係止爪の先端側は末広がり状に幅広となるように形成される一方、前記ランスの先端部の幅は、前記凹部における前記係止爪の基端側と対応する部分の幅よりも幅広に形成され、かつ前記ランスの先端部における前後方向の長さ寸法は前記凹部における前記係止爪の先端の末広がり部分に対応した部分の前後方向の長さ寸法よりも大に設定されていることを特徴とするシールド端子。
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