JP2003036942A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003036942A
JP2003036942A JP2001221988A JP2001221988A JP2003036942A JP 2003036942 A JP2003036942 A JP 2003036942A JP 2001221988 A JP2001221988 A JP 2001221988A JP 2001221988 A JP2001221988 A JP 2001221988A JP 2003036942 A JP2003036942 A JP 2003036942A
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Japan
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terminal
housing
ground terminal
shield
connector
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JP2001221988A
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English (en)
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Takashi Koide
隆史 小出
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド端子に対する係止力を向上させるコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 ハウジング20とアース端子50とから
なるコネクタ10は、ハウジング20のキャビティ21
内に収容したシールド端子15に対してランス25によ
る一次係止を行い、さらにアース端子50の当接片59
による二次係止を行ってから、シールド筐体Cに取り付
けられる。すなわち、コネクタ10はシールド端子15
に対して二重係止することができるので、シールド端子
15に対する係止力が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド端子を備
えたタイプのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、特開平
8−96895号公報に記載されたものがあった。この
コネクタはシールド端子を収容するハウジングにアース
端子を組み付けてから、導電性パネルに取付けられるも
ので、アース端子でもってシールド端子のシールドシェ
ルと導電性パネルとを短絡するようになっている。この
コネクタは、ハウジング内にシールド端子を挿入する
と、シールド端子がハウジング内に形成されたランスに
よって係止され、このランスの係止力によって抜け止め
がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たコネクタのようにシールド端子をランスの係止だけで
抜止を行うものでは、リテーナを使用して端子を二重に
係止するものと比較すれば係止力が必ずしも充分とはい
えない。すなわち、通常のコネクタであれば、リテーナ
をハウジングに組み付けることによって内部に収容され
ている端子に容易に係止させることができる。しかし、
シールドタイプのコネクタではシールド端子周りにアー
ス端子が配置されていることもあって、アース端子との
干渉を回避しつつリテーナをシールド端子に係止させる
構造を採るのは容易でない。こうした事情から、従来の
シールドタイプのコネクタにはランスのみによってしか
抜け止めが図られていなかったのである。本発明は上記
のような事情に基づいて完成されたものであって、シー
ルド端子に対する係止力を向上させるコネクタを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の目
的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内
側端子の周囲を包囲するシールドシェルを備えたシール
ド端子を、導電性を備えた固定物に対して固定するコネ
クタであって、前記シールド端子を係止して収容するハ
ウジングと、このハウジングに組付け可能で、前記シー
ルドシェルと前記固定物とを短絡するアース端子とを備
えるコネクタにおいて、前記アース端子は前記ハウジン
グに対して前記シールド端子の挿抜を許容する仮係止位
置と、前記シールド端子を抜け止め状態に係止する本係
止位置との間で移動可能に組み付けられるとともに、前
記アース端子と前記ハウジングとのいずれか一方に形成
した係止部を他方に形成した被係止部に対して係合させ
ることで、前記仮係止位置に係止する仮係止機構と前記
本係止位置に係止する本係止機構とを備えたところに特
徴を有する。
【0005】このような構造によれば、コネクタはシー
ルド端子をハウジングとアース端子とでもって二重に係
止できる。従って、シールド端子に対する係止力の向上
が可能となる。さらに、コネクタは、アース端子をシー
ルド端子の挿抜を許容する仮係止位置に組付けられるの
で、ハウジングとアース端子とを一体に組付けてから、
シールド端子の挿入作業を行うことができる。従って、
コネクタは、シールド端子装着前のコネクタの運搬やコ
ネクタに対するシールド端子の組付け時において、ハウ
ジングとアース端子とを1部品として扱うことができる
ので、作業性に優れる。また、仮係止機構及び本係止機
構を備えるので、仮係止位置と本係止位置とのそれぞれ
に確実に係止させることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記仮係止機構は前記アース端子に設けた舌
片を前記ハウジングに対して係合させるものであると共
に前記舌片が前記ハウジングに対する前記アース端子の
挿入方向後方側を斜めに曲げ起こして形成されており、
前記本係止機構は前記アース端子に形成した凸状部を前
記ハウジングに対して係合させるところに特徴を有す
る。これにより、仮係止機構の係止力を強化すると共に
本係止機構の構造を簡易なものとすることができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記本係止機構と前記仮係止機構とが、前記
アース端子と前記ハウジングとのいずれか一方に形成し
た凸状部を他方に形成した受部に対して係合させるとこ
ろに特徴を有する。本係止機構と仮係止機構との双方を
凸状部を受部に係合させる簡易な構成とすることができ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記本係止機構と前記仮係止機構とが、前記
アース端子に設けられた舌片を前記ハウジングに対して
係合させるものであって、かつ、前記舌片が前記ハウジ
ングに対する前記アース端子の挿入方向後方側を斜めに
曲げ起こして形成されたところに特徴を有する。斜めに
曲げ起こした舌片を係合させることで仮係止位置及び本
係止位置の双方におけるアース端子の係止力を強化する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態を図1〜図16に基づいて説明する。本実
施形態のコネクタ10は、図1及び図2に示すようなシ
ールド筐体Cに組み付けがなされる。シールド筐体Cは
導電性の板材により箱型状に形成され、その一面はコネ
クタ10に対する取付面となっている。この取付面には
図2に示すようなコネクタ差込み用の開口部Sとコネク
タ固定用の取り付け孔Aとが開口している。但し、差込
み用の開口部Sの両側縁部及び底縁部にはそれぞれ逃が
し部Tが張り出し状に形成されている。
【0010】一方、コネクタ10はハウジング20とア
ース端子50とからなる。ハウジング20は合成樹脂材
により一体に形成され、図9に示すように、前部は角筒
状に開口するフード部20Fとなっている。フード部2
0Fにおける外面の開口縁寄りには、左右側壁に一対、
底壁51の中央部に一つの張り出し部23が配されてい
る(図2,6参照)。図2に示すようにハウジング20
のフード部20Fは各張り出し部23を、シールド筐体
Cにおいてそれぞれ対応する逃がし部Tに適合させつつ
嵌め入れ可能であり、嵌め入れられた後にハウジング2
0全体を図示下方へずらすことで各張り出し部23を逃
がし部Tの開口縁に引掛けてコネクタ10全体がシール
ド筐体Cに仮保持されるようにしている。
【0011】また、フード部20Fは図示しない相手側
コネクタを内部に嵌合可能に形成され、相手側コネクタ
とは天井面に形成されたハウジングロック26が係止す
ることによって嵌合状態でロックされるようになってい
る。さらに、フード部20Fにおける左右両側壁の外面
でかつ上記した張り出し部23の所定間隔(シールド筐
体Cの肉厚よりもやや大きめの間隔)だけ後方の位置に
は一対の固定片22が張り出し形成されている。両固定
片22はシールド筐体Cの壁面に当接可能であるととも
に、それぞれにはシールド筐体Cの取り付け孔Aに対応
する固定孔22Aが貫通している。これについては、後
に改めて説明する。さらにまた、両固定片22,22の
付け根部分であってフード部20Fの開口面寄りにはア
ース端子の巻着片53の先端を差し込んで開き止めを行
う差込み溝22Bが形成されている(図7,8参照)。
【0012】ハウジング20はフード部20Fに連続し
て端子保持部20Rが備えられており、その内部にはシ
ールド端子15を収容するためのキャビティ21が前後
に貫通して形成されている。このキャビティ21は断面
が方形状に形成され、シールド端子15を後方より挿入
可能である(図9参照)。また、キャビティ21の図示
天井面には片持ち状にランス25が形成され、図示上下
方向に撓んでシールド端子15に一次係止可能となって
いる(図14参照)。
【0013】ここで、シールド端子15について説明す
るが、シールド電線Wの先端に接続されるシールド端子
15自体は公知のものであり、詳細な図示及び説明はし
ないが、次のように構成されている。シールド電線Wは
中心に芯線を有し、その周りに絶縁層が形成され、さら
にこの絶縁層には編組線が巻かれ、最外層に外被が配さ
れた同軸線となっている。シールド端子15は、芯線に
対して接続された内側端子17と、この内側端子17を
収容するシールドシェル16と、内側端子17とシール
ドシェル16との間に介在される誘電体18とからなっ
ている。
【0014】図3に示すように、シールドシェル16の
天井面の後部は開放され、開放された部分の前縁が前記
したランス25によって係止される係止縁16Aとな
り、また開放された部分の両側縁は外方へ折り曲げられ
て一対のスタビライザ19,19が形成されている。
【0015】ところで、キャビティ21内にはシールド
端子15の進入動作を案内するために、上記両スタビラ
イザ19,19が嵌め込まれる一対のガイド溝27,2
7が凹み形成されている(図9参照)。同図に示すよう
に、両ガイド溝27,27はキャビティ21の後端縁か
らキャビティ21の長さ方向に沿って延設され、ランス
25においてシールド端子15と係止する部分の先端位
置とほぼ同位置に至るまでのストロークに亘って形成さ
れており、その終端は行き止まりとなってスタビライザ
19を突き当てる突き当て部27Aとなっている。尚、
この実施形態においては、ガイド溝27は入り口側より
も奥側の方が幅狭になっている。これにより、シールド
端子15の挿入初期では、スタビライザ19は広い間隔
のガイド溝27を通過できるため、シールド端子15を
軽い力で挿入させることができ、挿入終期ではガイド溝
27の溝幅が絞られるため、シールド端子15をがたつ
きなく保持することができる。
【0016】また、キャビティ21内における底面の幅
方向両端部には一対の検知溝28が全長にわたって凹み
形成されている。この検知溝28はアース端子50がハ
ウジング20に対して仮係止位置にあるときに、検知溝
28内にアース端子50の所定部位(接触片56の先端
部)が位置するか否かを検知溝28に沿ってレーザー光
を通過させることによって検知する役割を果たす。
【0017】次に、ハウジング20に組み付けられるア
ース端子50について説明する。アース端子50は導電
性の金属板よりなり、図5に示すような展開形状から折
り曲げによって図2に示すように形成されている。底壁
51からは両側縁部52,52が起立し、さらにこの両
側縁部52,52の後端は底壁51の後縁に沿うように
して内側に曲げられ、撓み可能な一対の本係止片54が
形成されている。さらに、両本係止片54の対向する縁
部にはそれぞれ本係止突部54Aが突出形成されてい
る。この両本係止突部54A,54Aは後に説明する
が、アース端子50が仮係止位置にあるときには(図1
4の状態)、後述する装着孔31の孔縁に係止してハウ
ジング20に対してアース端子50がそれ以上に深く差
込まれないように仮規制する。また、アース端子50が
本係止位置(図15の状態)にあるときにはハウジング
20内の検知溝28に進入してここに係止可能となって
いる。
【0018】また、両側縁部52,52における本係止
片54とは反対側に一対の起立壁55,55が対向して
形成されている(図2参照)。両起立壁55,55には
一対の巻着片53が外方へ張り出し形成されている。両
巻着片53は内向きに開口するコの字状をなして形成さ
れ、共に両固定片22に対して整合して嵌め合わせるこ
とができるようになっている。また、両巻着片53,5
3には透孔53Aが形成され、アース端子50がハウジ
ング20に対し正規に取り付けられることで、両巻着片
53が固定片22に対して正規に嵌め合わされたときに
透孔53Aと固定孔22Aとが整合するようになってい
る(図4参照)。
【0019】さらに、図2に示すように、起立壁55に
おける途中の高さ位置には片持ち状に形成された一対の
接触片56,56がそれぞれ撓み可能に形成され、キャ
ビティ21内に収容されたシールド端子15のシールド
シェル16の側面に弾性力をもって接することができる
(図1参照)。両接触片56,56は徐々に内向きとな
るように内部へ向けて延出しており、付け根部側から先
端側にいくにつれ次第に幅狭となるように形成されてい
る。さらに、両接触片56,56の先端は略V字状をな
して外向きに屈曲しており、シールド端子15に対する
接触先端部56Aとなっている(図1,2参照)。
【0020】さらにまた、起立壁55において上記接触
片56を挟んで両側縁部52,52と反対側には一対の
係合片57,57が形成されている(図2参照)。両係
合片57,57は起立壁55から内向きに階段状に延出
しており、起立壁55から一段下がったところには対向
片58が形成され、その中央部には外面側への切り起こ
しによって係止爪60が形成されており、ハウジング2
0側に係止してアース端子50全体を仮係止位置に保持
できるようにしている。尚、本実施形態の係止爪60
は、予め対向片58に長孔60Aを打ち抜いて(図5参
照)、係止爪60の下端縁を直線状に形成してから切り
起こして形成されている。また、対向片58の先端縁は
内向きに直角にかつ撓み可能に折り曲げられて当接片5
9がそれぞれ形成されているが、当接片59は対向片5
8よりも幅狭となるように上端縁が切り落とされてい
る。
【0021】次に、ハウジング20へアース端子50を
組み込むための構成について説明すると、ハウジング2
0における端子保持部20Rの底面には、図7に示すよ
うに、アース端子50を組み付けるための装着孔31が
左右に分かれて開口し、内部のキャビティ21へと連通
している。また、この装着孔31へアース端子50を装
着するときに、端子保持部20Rとの干渉を避けるため
に、端子保持部20Rの両側壁には両装着孔31に連続
してアース端子50の差し込みスリット32が縦向きに
形成されている(図8参照)。また、端子保持部20R
における底面及び両側面のうち両装着孔31及び差し込
みスリット32を含む領域は、アース端子50が取り付
けられたときに周辺の面とアース端子50の外面とがほ
ぼ面一となるよう、アース端子50の肉厚分だけ凹ませ
た側面段差部35A及び底面段差部35Bとしてそれぞ
れ形成されている。
【0022】側面段差部35Aにおける上記差し込みス
リット32の下半部33はアース端子50の接触片56
をキャビティ21内へ導入するためのものであり、接触
片56の傾斜に適合できるよう、スリット32に隣接す
る部分の壁面はスリット32に向けて下り勾配となるよ
うな斜面33Aが形成されている。さらに、図7に示す
ように、スリット32の上半部34の一方の開口縁部で
上記した斜面33Aの後端縁とほぼ同じ深さ位置からは
鉤型形状をなす延長壁34Aが端子保持部20Rの側壁
37とほぼ平行に延出して形成されている。これによ
り、端子保持部20R内における側壁37との間にはア
ース端子50の係合片57の形状に適合可能なクランク
溝34Bが形成され、このクランク溝34Bの終端部は
当接片59を収容可能な引掛け部36となっている。さ
らに、図9に示すように、このクランク溝34Bの引掛
け部36はスタビライザ19に対するガイド溝27とほ
ぼ直交して通じ合うようになっている。
【0023】端子保持部20Rの側壁37であって、両
装着孔31の開口縁部にはアース端子50の両側縁部5
2,52及び本係止片54のそれぞれ内面に密着する受
け片40が形成されている。但し、両受け片40,40
の外面は周辺の面よりもアース端子50の肉厚分だけ内
側へ引っ込めてある。受け片40の前方にはこれと並列
に垂片41が形成されており、この垂片41と受け片4
0との間には隙間42が保有されており、アース端子5
0をハウジング20に組み付ける際に両対向片58,5
8に形成された係止爪60との干渉を避けることができ
るようにしている。
【0024】また、端子保持部20Rの側壁37の内面
で前記隙間42の上部に連続した面は図12に示すよう
に、テーパー面37Aとなっているとともに、このテー
パー面37Aの上方には連続して段差面38が形成され
ている。従って、アース端子50の組み付け時に係止爪
60はテーパー面37Aに沿って撓みつつ変位し、段差
面38に適合した時点で弾性復帰してここに係止する。
これにより、アース端子50は仮係止位置に保持され
る。なお、段差面38は端子保持部20Rの後端面から
穿孔された型抜き孔39を利用して形成されている。
【0025】続いて、本実施形態のコネクタ10の組付
けを説明すると、まず、アース端子50の両巻着片5
3,53をハウジング20の固定片22に適合させ、巻
着片53の先端を差込み溝22Bに差し込む。これと同
時に、両係合片57,57を差し込みスリット32に適
合させ、その状態で、ハウジング20に対する押し込み
を行う。このとき、係合片57の係止爪60はハウジン
グ20側における垂片41と受け片40との間の隙間4
2を通過してハウジング20内のテーパー面37Aに沿
って撓みつつ移動する。アース端子50の押し込みが進
行すると、両接触片56,56も受け片40及び垂片4
1の内側へ進入する。そして、係止爪60が段差面38
に至ると、係止爪60は弾性復帰して段差面38に係止
する(図13参照)。また、このときにはアース端子5
0の両本係止突部54A,54Aがハウジング20にお
ける装着孔31の孔縁に引掛かる(図14参照)ことか
ら、アース端子50はそれ以上の押し込みが規制される
とともに、抜け落ちに対しても規制された仮係止位置と
なる。
【0026】上記仮係止位置では、アース端子50の当
接片59の上端縁はハウジング20内のガイド溝27よ
りも下方に位置し、また図13に示すように、アース端
子50の接触片56は検知溝28内に臨むが、その上端
はキャビティ21の底壁よりも低位にある。したがっ
て、アース端子50が仮係止位置にあるときには、シー
ルド端子15はアース端子50と干渉することなくキャ
ビティ21内へ挿入することができる。こうしてキャビ
ティ21内へシールド端子15を所定深さまで挿入すれ
ば、ランス25はシールドシェル16の係止縁16Aと
係止(一次係止)する。尚、キャビティ21内の奥方の
左右側面及び底面には突条29が設けられているので、
挿入後のシールド端子15をがたつきなく保持できる。
【0027】ところで、アース端子50が仮係止位置に
あるときには、接触片56の接触先端部56Aが検知溝
28内に位置している。したがって、アース端子50が
ハウジング20に対して仮係止位置にあるものを光電式
検知装置に仕掛け、検知溝28の長さ方向からレーザー
光を投光すれば、アース端子50が正しく仮係止位置に
あるか否かによって、受光側でのレーザー光の受光の有
無が検出される。したがって、その結果に基づいてアー
ス端子50の装着異常を自動的に検出することができ
る。なお、検知溝28内に接触片56の接触先端部56
Aが有るか否かは目視によっても判別可能である。
【0028】上記の仮係止位置から、アース端子50を
さらに押し込むと、本係止片54が内方へ撓み本係止突
部54Aが装着孔31内へ押し込まれてゆく。そして、
検知溝28と適合した時点で本係止片54が弾性復帰し
本係止突部54Aが検知溝28の内壁に係止するので、
アース端子50全体が本係止位置となる(図16参
照)。
【0029】アース端子50が本係止位置になると、当
接片59がガイド溝27内に進入して、シールド端子1
5のスタビライザ19の後方に位置する。これによっ
て、シールド端子15の抜けが規制される。かくして、
シールド端子15はランス25による一次係止と併せて
アース端子50によって二次係止もなされていることに
なる。また、本係止に至ったアース端子50は接触片5
6の接触先端部56Aがシールド端子15のシールドシ
ェル16を左右から弾性力をもって接する。また、本係
止片54の上端縁がシールド端子15の下面に当接して
シールド端子15を押し上げているため、シールド端子
15の上下方向のがたつきも抑制される。
【0030】一方、シールド端子15が正規深さまで挿
入されない、いわゆる半挿入状態にあるときには、スタ
ビライザ19が当接片59の通過路であるクランク溝3
4Bの引掛け部36を塞いでいるため、当接片59がガ
イド溝27内に進入することができない。したがって、
作業者はこのような異常によってシールド端子15の半
挿入を知ることができる。
【0031】さらには、アース端子50がハウジング2
0に対し本係止位置になると、巻着片53の透孔53A
と固定片22の固定孔22Aとが整合するが、本係止に
至るまでの間は不整合の状態にある。したがって、本係
止位置にあれば、シールド筐体Cの壁面の取付け孔Aへ
ねじBによってコネクタ10全体の取付けが可能となる
が、本係止位置に至っていない場合には、取付け孔A、
透孔53A、固定孔22AへのねじBの差込みが不能と
なる。したがって、少なくともシールド筐体Cへの取付
けの段階になれば、アース端子50の取付け異常が確実
に検出される。もちろん、取付け以前の目視によっても
異常の検出は十分可能ではある。
【0032】尚、メンテナンス等で、ハウジング20か
らシールド端子15を抜き出す必要がある場合は、ハウ
ジング20底部の解除凹部21Aに治具等を入れてアー
ス端子50の底壁51を外方へ押し下げてアース端子5
0を仮係止位置に戻すことで二次係止を解除し、さらに
コネクタの前方から治具等を挿入してランス25による
一次係止を解除すればよい。
【0033】このように本実施形態のコネクタ10によ
れば、キャビティ21のランス25による一次係止に加
えアース端子50の当接片59による二次係止を行い、
シールド端子15に対して二重係止することができる。
さらに、アース端子50はシールド端子15の挿入方向
と交差する方向に組みつけられるので、シールド端子1
5は確実に抜け止めがなされる。
【0034】また、ハウジング20に対してアース端子
50を仮係止位置に組付けることで、ハウジング20と
アース端子50とを一体にしてからシールド端子15の
組付けを行うことができ、ハウジング20とアース端子
50とを別個に保持する必要がない。さらに、仮係止位
置においては接触片56はシールド端子15と接触しな
い位置にあるため、シールド端子15の挿入抵抗を低く
することができる。
【0035】また、本実施形態のアース端子50はシー
ルドシェル16に対して導通接続を行う接触片56を、
底壁51と係合片57との間に配置しているので、接触
片56が組付け時に他の部材等に引っ掛かったり、作業
者に直接手で触れられたりすることを制限して、接触片
56を変形から保護することができる。
【0036】さらに、検知溝28に光電式検知からの光
を通過させて、仮係止位置におけるアース端子50の接
触片56の接触先端部56Aが正規位置に配置されてい
るか否かを検知することで、接触片56が正規位置から
ずれてしまった不良品等を出荷前に未然に取り除くこと
ができる。
【0037】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図17ないし図23によって説明する。本実施形
態のコネクタ10Aは、アース端子50Aをハウジング
20Aに対して係止するためにリブ61と凸部62とを
係合させる構造である点が上記第1実施形態と異なる。
以下、上記第1実施形態と異なる構造を中心に説明し、
同様の構成は同様の符号を付して重複する説明は割愛す
る。
【0038】図17に示すように、アース端子50Aに
おける巻着壁53の外側壁53Sには外側壁53Sを内
側に突出させて2つのリブ61が上下に並設されてい
る。上側の第1リブ61Aは外側壁53Sの上部付近に
配設されると共に、下側の第2リブ61Bは外側壁53
Sの中央高さよりも若干下方に配設されており、両リブ
61A,61Bは上下方向に沿って一列に、すなわちア
ース端子の挿入方向に沿って一列に整列配置されている
(図17,18参照)。
【0039】一方、ハウジング20Aにおける固定片2
2の外側面22Sには、外方へ突出させて2つの凸部が
上下に並設されている。下側の第1凸部は外側面22S
の下部付近に配設されていると共に、上側の第2凸部は
外側面22Sの中央高さよりも若干上方に配設されてお
り、両凸部62A,62Bはリブ61同様、上下方向す
なわち、アース端子の挿入方向に沿って整列配置されて
いる(図17,18参照)。
【0040】続いて本実施形態のコネクタ10Aの組付
けを説明する。アース端子50Aをハウジング20Aの
下方から挿入孔31へ挿入すると、まずアース端子50
Aの第1リブ61Aとハウジング20Aの第1凸部62
Aとが当接するので、力を加えて強く押し込む。する
と、巻着壁53の外側壁53Sが外方へ拡がるように撓
み変形し、第1リブ61Aが第1凸部62Aを乗り越え
て第1凸部62Aと第2凸部62Bとの間へ進入する。
そして、図19に示すように、アース端子50Aは、第
1リブ61Aが第2凸部62Bと当接することによって
上方への移動が規制され、また、下側凸部と当接するこ
とで下方への移動が規制される。これにより、アース端
子50Aは仮係止位置に係止される(図19,21参
照)。
【0041】そして、アース端子50Aを仮係止位置に
係止した状態で端子金具15をハウジング20Aへ挿入
してから(図21参照)、アース端子50Aをさらに上
方へ押し込む。すると、巻着壁53の外側壁53Sが外
方へ撓み変形することで、第1リブ61Aが第2凸部6
2Bを乗り越えると共に第2リブ61Bが第1凸部62
Aを乗り越えて、第2リブ61Aが第1凸部62Aと第
2凸部62Bとの間へ進入する。すると、第2リブ61
Bが第1凸部62Aと当接すると共に第1リブ61Aが
第2凸部62Bと当接することで、アース端子50Aは
下方への移動が規制される。これにより、アース端子5
0Aは本係止位置へ係止される(図20,23)。アー
ス端子50Aを本係止位置に組付け端子金具15を抜止
めした後、コネクタ10Aはシールド筐体Cへ取り付け
られる。
【0042】このように本実施形態によれば仮係止位置
と本係止位置とに係止させるための構造は、リブ61と
凸部62とを形成するだけでよいので、コネクタ10A
を簡素な構造とすることができる。また、本係止位置に
おけるアース端子50Aは、第2リブ61Bと第1凸部
62Aとの係止に加えて第1リブ61Aと第2凸部62
Bとが係止することで、下方の抜け方向への移動は二重
に規制されるのでアース端子50Aの係止力が強化でき
る。さらに、アース端子50Aを本係止位置から仮係止
位置へ戻す場合やアース端子50Aをハウジング20A
から抜き外す場合に、アース端子50Aの巻着壁53を
外方に撓ませれば、アース端子50Aのリブ部61とハ
ウジング20Aの凸部62との係止解除ができ、解除操
作も容易であるので、メンテナンス等の作業性が向上す
る。
【0043】<第3実施形態>続いて、本発明の第3実
施形態を図24ないし図28によって説明する。本実施
形態のコネクタ10Bは上記第1実施形態と比べ、アー
ス端子50Bの本係止片54の構造が相違している。以
下、相違点を中心に説明し、上記第1実施形態と同様の
構成は同様の符号を付し、重複する説明は割愛する。
【0044】図24に示すように、アース端子50Bの
本係止片54は、底板51における後端縁の左右両端部
から上方に曲げ起こして形成されており、水平方向に延
びる上下片の外側の端部を垂直片で連結してなる略鉤形
状の板片である。さらに、本係止片54には上片から下
方へ垂下する舌片を後方斜め下向きに曲げ起こすことに
より係止舌片54Bが設けられる。一方、ハウジング2
0Bにおけるキャビティ21の後部両側には係止舌片5
4Bを係止させるための係止溝63が後方へ開口するよ
うにして形成されている(図27参照)。
【0045】次に、本実施形態のコネクタ10Bの組付
けを説明する。ハウジング20Bに対してアース端子5
0Bを組付けると上記第1実施形態同様、係止爪60が
段差部38に係合することでアース端子50Bの抜脱が
規制される。これと共に、係止舌片54Bが挿入孔31
の孔縁に当接することで本係止位置への挿入が規制さ
れ、これによりアース端子50Bが仮係止位置に係止さ
れる(図25参照)。この状態でシールド端子15をキ
ャビティ21内へ挿入し、仮係止位置のアース端子50
Bをさらに押し込むと、係止舌片54Bが撓み変形する
ことでアース端子50Bの奥方へ進入が可能となる。そ
して、係止溝63へ進入した係止舌片54Bが戻り変形
することで、係止舌片54Bの先端縁が係止溝63の底
壁に当接して係合することで抜け方向への移動が規制さ
れ、これにより、アース端子50Bは本係止位置に係止
される(図26参照)。そして、コネクタ10Bはシー
ルド筐体Cに取り付けられる。
【0046】尚、ハウジング20Bとアース端子50B
との係止解除を行う場合には、ハウジング20Bの後方
から治具を挿入して行わなければならない。具体的に
は、本係止を解除する場合には係止溝63に治具を挿入
して係止舌片54Bの係合解除を行い、仮係止を解除す
るには型抜き孔39に治具を挿入して係止爪60の係合
解除を行う。
【0047】このように、本実施形態によれば、本係止
または仮係止のいずれの係止機構も舌片をアース端子5
0Bの挿入方向後方側を斜めに曲げ起こして形成した係
止舌片54Bまたは係止爪60を用いて行っているので
係止力が強化できた。また、係止解除を行う場合には、
ハウジング20Bの後方から治具を挿入して係止解除し
なければならなず、不意の抜脱が抑制されるのでコネク
タ10Bの信頼性が向上する。また、本係止位置または
仮係止位置に達したことを、係止舌片54Bまたは係止
爪60が戻り変形する際の「カチッ」という音や感触で
判別できるので、装着作業の失敗を未然に防ぐことが可
能となる。
【0048】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではいずれも、雄側のシールド端子
15であったが、雌側のシールド端子であっても良い。 (2)上記実施形態ではいずれも、アース端子50の仮
係止位置から本係止位置への移動に伴い接触片56が退
避位置からキャビティ21内に進入してシールド端子に
対する接触を行う構成であったが、予め接触片56をキ
ャビティ21内に配置する構成であっても良い。 (3)上記第2実施形態では凸部同士を係合させる構造
であったが、一方に形成した凸部を他方に形成した凹部
に係合させる構造であっても良い。例えば、アース端子
に形成した凸部をハウジングに形成した凹部に嵌め入れ
るように係合するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの断面図
【図2】コネクタの分解斜視図
【図3】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタの
斜視図
【図4】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタの
斜視図
【図5】アース端子の展開図
【図6】ハウジングの背面図
【図7】ハウジングの底面図
【図8】ハウジングの側面図
【図9】ハウジングの側断面図
【図10】他の位置におけるハウジングの側断面図
【図11】ハウジングの平断面図
【図12】ハウジングの断面図
【図13】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタ
の背面図
【図14】仮係止位置においてシールド端子を挿入した
コネクタの側断面図
【図15】アース端子を本係止位置に組付けたハウジン
グの背面図
【図16】シールド端子を二重係止したコネクタの側断
面図
【図17】第2実施形態に係るコネクタの分解斜視図
【図18】アース端子を組付ける前のコネクタの背面図
【図19】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタ
の部分破断背面図
【図20】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタ
の部分破断背面図
【図21】シールド端子挿入前のコネクタの側断面図
【図22】シールド端子挿入後のコネクタの側断面図
【図23】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタ
の側断面図
【図24】第3実施形態のコネクタに係るアース端子の
斜視図
【図25】アース端子を仮係止位置に組付けてシールド
端子を挿入したコネクタの側断面図
【図26】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタ
の側断面図
【図27】アース端子を仮係止位置に組付けたコネクタ
の背面図
【図28】アース端子を本係止位置に組付けたコネクタ
の背面図
【符号の説明】
10…コネクタ 15…シールド端子 16…シールドシェル 17…内側端子 20…ハウジング 22A…固定孔(取付孔) 28…検知部(孔部) 50…アース端子 53A…透孔(取付孔) 56…接触片 56A…接触先端部(先端部) B…ねじ(取付部材) C…シールド筐体(固定物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側端子の周囲を包囲するシールドシェ
    ルを備えたシールド端子を、導電性を備えた固定物に対
    して固定するコネクタであって、 前記シールド端子を係止して収容するハウジングと、こ
    のハウジングに組付け可能で、前記シールドシェルと前
    記固定物とを短絡するアース端子とを備えるコネクタに
    おいて、 前記アース端子は前記ハウジングに対して前記シールド
    端子の挿抜を許容する仮係止位置と、前記シールド端子
    を抜け止め状態に係止する本係止位置との間で移動可能
    に組み付けられるとともに、 前記アース端子と前記ハウジングとのいずれか一方に形
    成した係止部を他方に形成した被係止部に対して係合さ
    せることで、前記仮係止位置に係止する仮係止機構と前
    記本係止位置に係止する本係止機構とを備えたことを特
    徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記仮係止機構は前記アース端子に設け
    た舌片を前記ハウジングに対して係合させるものである
    と共に前記舌片が前記ハウジングに対する前記アース端
    子の挿入方向後方側を斜めに曲げ起こして形成されてお
    り、 前記本係止機構は前記アース端子に形成した凸状部を前
    記ハウジングに対して係合させることを特徴とする請求
    項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記本係止機構と前記仮係止機構とが、
    前記アース端子と前記ハウジングとのいずれか一方に形
    成した凸状部を他方に形成した受部に対して係合させる
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記本係止機構と前記仮係止機構とが、
    前記アース端子に設けられた舌片を前記ハウジングに対
    して係合させるものであって、かつ、前記舌片が前記ハ
    ウジングに対する前記アース端子の挿入方向後方側を斜
    めに曲げ起こして形成されたことを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104254949A (zh) * 2012-03-05 2014-12-31 菲尼克斯电气公司 插塞连接器
JP2017033663A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 矢崎総業株式会社 コネクタ

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EP3796482A1 (de) * 2012-03-05 2021-03-24 Phoenix Contact GmbH & Co. KG Steckverbinder umfassend eine schutzleiterbrücke
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