JP3655748B2 - 抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法に関し、詳しくは抗菌剤の含有に起因して、浴槽が膨れや表面の荒れ(凹凸発生)等を生じたり変色したりするのを防止するための技術手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽の汚れは、主として人間の排出した垢や石鹸滓等が浴槽に付着し、これを細菌等の微生物が餌として増殖し、浴槽内面に強固に固定されるなどして生じる。
そこで浴槽に抗菌剤を含有させ、抗菌性を持たせることで微生物の増殖を抑え、浴槽を汚れ難くしたり或いは汚れを落しやすくすることが考えられている。
【0003】
ところで抗菌剤の種類には従来種々のものが知られているが、大別すると有機系の抗菌剤と無機系の抗菌剤とに分けることができる。
而して有機系の抗菌剤は耐熱性が低く耐久性が劣る問題があり、そこで一般には耐熱性に優れ、また広い抗菌スペクトルを有して種々の菌に対して有効に抗菌性を発揮する無機系の抗菌剤が主として用いられている。
【0004】
この無機系の抗菌剤の場合、ゼオライト,リン酸カルシウム,リン酸ジルコニウム,シリカゲル,溶解性ガラス,チタニア等の無機酸化物を担体として、その担体に銀,銅,亜鉛等の抗菌成分を担持させたもの(担持の形態にはイオン交換,吸着,固溶,ガラス成分としての担持等各種形態がある)が一般的であり、特にこのうち銀が最も抗菌能力が高く安全性も高いことから、抗菌成分として銀を担持させた銀系抗菌剤が最も多く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで長時間温水に浸漬される樹脂浴槽においては、抗菌剤を含有させると、特に透明感や深みのある浴槽(例えば光線透過率で10%以上)の隠蔽性の低い浴槽では、浴槽が変色(例えば黄変)する問題を生じたり、或いは抗菌剤が浴槽成形材料中で異物として存在することとなって浴槽に膨れが生じたり、表面の荒れ(凹凸発生)が生じるなどの問題が惹起されることが経験された。
【0006】
この傾向は抗菌剤を多量(例えば浴槽成形材料と抗菌剤とを合せた合計量に対して0.5重量%より多量)に含有させたときに特に強く、また抗菌剤として銀系抗菌剤を用いたときに顕著に認められた。
【0007】
銀系抗菌剤の場合、抗菌能力に優れている利点を有する反面、変色を起し易い問題があり、樹脂浴槽においてこのような抗菌剤を多量に含有させたときに上記変色等の問題を生じ易かった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1の樹脂浴槽の製造方法は、樹脂材料及びフィラーを含む浴槽成形材料に抗菌剤を含有させて所定形状に成形することで、抗菌性を有する樹脂浴槽を得るに際し、前記樹脂材料に前記フィラーを添加混合するに先立って予め該樹脂材料に該抗菌剤を添加混合し、しかる後該フィラーを添加混合した上で、該混合した材料を浴槽形状に成形することを特徴とする。
【0009】
請求項2の樹脂浴槽の製造方法は、請求項1において、前記抗菌剤として銀を抗菌成分の主成分とする銀系抗菌剤を用いることを特徴とする。
【0010】
請求項3の樹脂浴槽の製造方法は、請求項1,2の何れかにおいて、前記抗菌剤を、前記浴槽成形材料と該抗菌剤との合計量に対する比率で0.01〜0.5重量%の量で添加混合することを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】
上記のように請求項1の樹脂浴槽の製造方法は、樹脂材料にフィラーを添加混合するに先立って予め樹脂材料に抗菌剤を添加混合し、しかる後フィラーを添加混合した上でその混合した材料を浴槽形状に成形するものである。
【0012】
本発明者は炭酸カルシウム等のフィラーを含有する樹脂浴槽においては、その製造時において樹脂材料にフィラーを添加混合するに先立って、抗菌剤を先ず予め添加混合し、しかる後にフィラーを添加混合した場合には、少ない抗菌剤の添加量の下でも十分な抗菌性の得られることが判明した。
本発明はこのような知見の下になされたものである。
尚この請求項1の製造方法においては各種抗菌剤、例えば銀,銅,亜鉛の何れかを抗菌成分の主成分とするような抗菌剤を用いることが可能である。
【0013】
ここでフィラーを樹脂材料に添加混合するに先立って抗菌剤を先ず添加混合した場合に良好な結果の得られる理由は次の点にあるものと考えられる。
即ち、例えばフィラーと抗菌剤とを同時に樹脂材料に混合した場合、本発明者の実験の結果では十分な抗菌性が得られないことが確認されているが、これは抗菌剤とフィラーとが互いに付着した状態となってしまって、抗菌剤が樹脂材料中に十分に分散して行かないことによるものと考えられる。
【0014】
しかるにフィラーの添加混合に先立って予め樹脂材料中に抗菌剤を添加混合した場合、フィラーによる阻害を受けないで抗菌剤が樹脂材料中に均一且つ十分に分散でき、この結果、少ない抗菌剤の添加量の下でも十分に樹脂浴槽に抗菌能力を付与できるものと考えられるのである。
【0015】
而して本発明によれば、少ない抗菌剤量で樹脂浴槽に十分な抗菌能力を付与できることから、特に透明感,深み感のある隠蔽性の低い(例えば光線透過率で10%以上)樹脂浴槽において、変色の問題を解決でき、また抗菌剤の添加含有に起因する樹脂浴槽の膨れや表面荒れ等の劣化の問題も解決することが可能となる。
【0016】
本発明は、抗菌剤として銀を抗菌成分の主成分とする銀系抗菌剤を用いた場合に適用して特に効果が大きい(請求項2)。
かかる銀系抗菌剤の場合、抗菌能力が高い反面で他の抗菌剤に比べて変色し易い問題があり、従ってこのような抗菌剤を用いた樹脂浴槽の製造方法に本発明を適用することで、優れた抗菌能力と変色ないし劣化の抑制の両特性を確保することが可能となる。
【0017】
ここで銀系抗菌剤とは銀を抗菌成分の主成分とする抗菌剤、より詳しくは抗菌成分中銀を最も多く含有する抗菌剤を意味する。
但し銀を担持する担体としては上記例示した担体或いはそれ以外の各種担体が可能である。但し特に上記した隠蔽性の低い樹脂浴槽の場合には担体として溶解性ガラス、例えばボロン,シリコン,マグネシウム,リン酸等を成分としたホウケイ酸系ガラスが望ましい。
【0018】
このようにした場合、抗菌剤の添加によって樹脂浴槽の隠蔽性を損なうことがなく、またガラス成分や銀イオンの溶出の程度を制御することが可能であって、これにより長期間抗菌効果を維持できる利点が得られる。
【0019】
本発明においては、また、抗菌剤の添加含有量を浴槽成形材料と抗菌剤との合計量に対する比率で0.01〜0.5重量%の範囲とすることができる(請求項3)。
抗菌剤の添加含有量をただ単にこのような0.01〜0.5重量%の少ない量としただけであると十分な抗菌能力を得ることが難しいが、本発明では樹脂材料に抗菌剤を添加混合した後においてフィラーを添加混合するようにしており、このことから少ない抗菌剤添加量の下でも十分な抗菌機能を樹脂浴槽に持たせることができる。
そしてこのように抗菌剤の添加含有量を少なくすることで、樹脂浴槽の変色の問題や表面の膨れ,荒れ等の劣化の問題も効果的に解消することが可能である。
【0020】
【実施例】
次に本発明の実施例を以下に具体的に説明する。
SMCとフィラーとしての炭酸カルシウムとを成形して樹脂浴槽を製造するに際し(この例では浴槽成形材料の内訳は不飽和ポリエルテル樹脂が30重量%,ガラス繊維が30重量%,炭酸カルシウムが40重量%)、先ずガラス繊維含有のSMCに対して抗菌剤を表1に示す各種量で添加混合し、しかる後にフィラーとしての炭酸カルシウムを添加混合した。
【0021】
そしてこれを常法に従って浴槽形状に成形し、抗菌性と抗菌剤の分散状態とを測定・評価した。
尚、比較のためにSMCに対してフィラーと抗菌剤とを同時に添加混合して浴槽を成形し、これについて抗菌性と抗菌剤の分散状態とを測定・評価した。結果が表1及び図1に併せて示してある。
【0022】
【表1】
【0023】
但し抗菌剤としては
銀 :0.5〜5重量%
ボロン :1〜30重量%
シリコン :0〜15重量%
リン酸 :0〜80重量%
マグネシウム:0〜20重量%
の組成からなる銀ホウケイ酸ガラス系抗菌剤を用いた。
この抗菌剤の表1中の添加量(含有量)は、浴槽成形材料(不飽和ポリエステル樹脂,ガラス繊維,炭酸カルシウム)と抗菌剤とを合せた量に対する比率(重量%)である。
【0024】
また抗菌性の測定・評価については、銀等無機抗菌剤研究会の「抗菌加工製品の抗菌力試験方法I(1995年度版)」に準じた方法で行なった。
具体的な手順は以下の通りである。
大腸菌(IFO 3972)を普通寒天培地に37±1℃で16〜24時間前々培養した菌を、更に普通寒天培地に移植し、37±1℃で16〜20時間前培養した。
次に1/500濃度の普通ブイヨンに前培養した菌を分散させ、抗菌加工試料(5cm角)3個,抗菌無加工試料(5cm角)3個,対照区用に3個の滅菌シャーレに0.5ml(1.0〜5.0×105の菌を含む)を接種し、被覆フィルムを被せて35±1℃,相対湿度90%以上の条件下で24時間保存した。
一方3個の滅菌シャーレに菌分散液を0.5ml接種し、フィルムを被せた後直ちにSCDLP培地10mlで洗い出し、洗い出し液1ml中の生菌数を標準寒天培地を用いた寒天平板培養法により測定し、3個の平均値をaとした。同様にして24時間保存後の生菌数を求め、抗菌加工試料の菌数をd、抗菌無加工試料の菌数をc、対照区の菌数をbとした。
【0025】
ここで表1中抗菌性の評価の○,△,×は以下の基準に従って評価を行なった。
ここで増減値差は以下の式(1)にて表わされるものである。
増減値差=log(c/a)−log(d/a)=log(c/d)・・・(1)
上記式から分かるように増減値差が例えば2.0とは、例えば抗菌処理しない場合の生菌数が1000で、抗菌処理したときの生菌数が10、即ち生菌数が二桁減少していることを意味するものである。
【0026】
図1は、本実施例の方法と比較例の方法とで樹脂浴槽中における抗菌剤の分散状態をEPMAで測定した結果を模式的に表わしたものである。
【0027】
これら表1及び図1の結果から、本実施例の場合抗菌剤の含有量が0.01〜0.5重量%の低レベル量であっても良好な抗菌性を示すこと、また本実施例の方法の場合、浴槽中において銀系抗菌剤が良好に分散した状態にあることが分かる。
【0028】
次に不飽和ポリエステル樹脂25重量%,ガラス粉(フィラー)70重量%,残部がガラス繊維その他の添加材から成る組成の浴槽成形材料に抗菌剤を加えて成形し、樹脂浴槽(人造大理石)を製造するに際して(浴槽の光線透過率は10%以上)、上記組成からなる銀ホウケイ酸ガラス系抗菌剤を浴槽成形材料との比率が重量%で、
A・・・浴槽成形材料99.9:抗菌剤0.1
B・・・浴槽成形材料99.5:抗菌剤0.5
C・・・浴槽成形材料99.0:抗菌剤1.0
となるように添加混合し、得られた浴槽について耐変色性を評価した。
【0029】
ここで耐変色性の試験は以下の条件で行なった。
即ち、得られた樹脂浴槽を70℃の温水中に0hr,300hr,600hr,1200hr浸漬し、その後における変色を評価した。ここで変色についてはJIS K 7105の規定に基づいて、温水浸漬前後における色差を測定することにより行なった。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】
この結果から明らかなように、抗菌材を1.0%と多量に添加した浴槽では600時間の温水浸漬によって変色が見られたが、抗菌剤の添加量が0.5%以下の場合そのような変色は1200時間浸漬後においても認められなかった。
【0032】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において得られた樹脂浴槽中における抗菌剤の分散状態を比較例における分散状態とともに表わす図である。
Claims (3)
- 樹脂材料及びフィラーを含む浴槽成形材料に抗菌剤を含有させて所定形状に成形することで、抗菌性を有する樹脂浴槽を得るに際し、
前記樹脂材料に前記フィラーを添加混合するに先立って予め該樹脂材料に該抗菌剤を添加混合し、しかる後該フィラーを添加混合した上で、該混合した材料を浴槽形状に成形することを特徴とする抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法。 - 請求項1において、前記抗菌剤として銀を抗菌成分の主成分とする銀系抗菌剤を用いることを特徴とする抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記抗菌剤を、前記浴槽成形材料と該抗菌剤との合計量に対する比率で0.01〜0.5重量%の量で添加混合することを特徴とする抗菌性を有する樹脂浴槽の製造方法。
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