JP3653598B2 - 移動作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば収穫物の運搬などに用いる歩行型キャリヤなどの移動作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種移動作業機は、機体の下方両側に、正逆方向に回転駆動可能とした左右一対のクローラ式走行装置を設けると共に、前記機体の進行方向後方側に操作部を配設して、該操作部に前記各走行装置を操作する左右一対の操作レバーを前後揺動可能に設けている。
【0003】
そして、前記機体を前後何れかの方向に直進走行させるときには、前記操作部の後方側を追従歩行するオペレータが、前記各操作レバーを前後同一方向に揺動操作して、前記各走行装置を前後同一方向に回転駆動させることにより、前記機体の前後方向への直進走行を行い、また、この機体の方向転換を行う場合で通常の旋回時には、前記操作レバーの一方側を中立状態として他方側の操作レバーを最大限度内で揺動操作することにより、前記機体を緩やかな角度で旋回させ、さらに、該機体の急旋回を行う場合には、前記各操作レバーを互いに逆方向に揺動操作し、前記各走行装置を互いに逆方向に回転駆動させることにより、前記機体を、その中心部を中心に小さな旋回半径で急激にスピンターンさせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、左右の2つの操作レバーをオペレータが適正に操作するのは熟練を要するし、適正な操作をしている場合には問題がないが、例えば機体の直進走行を行っている場合に前記各操作レバーを誤って操作し、オペレータが意識しない状態下でスピンターンが行われたりすると、このスピンターンは小さな旋回半径で行われるため、前記機体が前記操作部の後部側を追従歩行するオペレータ側に急激に旋回して、該オペレータの身体に前記機体一部が接触したり、また、オペレータの操作空間を急に狭くして驚かしたりすることがあった。
【0005】
本発明の目的は、簡易な操作でスピンターンが行え、しかも、左右の操作レバーを誤操作等した場合の問題、すなわちオペレータが意識しない状態下でスピンターンがなされて接触事故等を招くという問題をなくすことができ、オペレータの安全性を確保できるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、機体の左右に備える走行装置の回転を互いに逆転させるスピンターンを可能にした移動作業機において、前記機体は、前記走行装置で支持された本機側フレームと該本機側フレームに連結ピンにより水平方向に回動可能に連結された操作部側フレームとを有しており、該操作部側フレームには、前記連結ピンを中心とする円弧面及び該円弧面の途中に設けられた突部を有しており、前記本体側フレームには、前記走行装置の回転を互いに逆転させる制御を行う制御部と、前記突部の周方向の両側で前記円弧面と対接し、前記操作部側フレームの回動により前記突部が係合して前記円弧面と離隔する方向へ押動される2つの係合体と、該係合体の押動を検出する2つのスイッチと、該スイッチのいずれか一つがオン動作されたときスピンターン開始信号を前記制御部に出力するスピンターン判定部とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用効果】
機体のスピンターン時には、オペレータが操作部側フレームを本機側フレームに対し一定角度回動させ、この回動でスピンターン開始制御手段を作動させることによりスピンターンが開始されるため、第一に操作が簡易だし、しかも、オペレータが意識しない限りスピンターンは行われることなく、無意識状態下でのスピンターンを確実に阻止できる。このスピンターンを開始するとき、前記本機側フレームに対し操作部側フレームを一定角度回動させるべく、オペレータは操作部側フレームの回動とともにスピンターンに先行して移動することから、前記本機側フレームがオペレータの身体一部に直接接触するのを防止できることは勿論、前記操作部側フレームがオペレータに接触するのを防止できて、オペレータの安全性を確保することができ、しかも、前記操作部側フレームの後方側に形成される操作空間を急激に狭くしたりすることもなくなって、オペレータを驚かしたりするのを防止することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図7は、本発明を適用する移動作業機の一例としてスピンターン可能とした歩行型キャリヤを示しており、このキャリヤは、機体1の下部両側に正逆方向に回転駆動可能とした左右一対のクローラ式走行装置2,2を設けると共に、前記機体1の上部には収穫物などの各種荷物を搭載する荷台3を、かつ、該荷台3の後部側に操作部4をそれぞれ設ける一方、この操作部4には、図1で明らかなように、前後方向に延びる左右一対のガイド孔4a,4aを形成して、これら各ガイド孔4aに前記各走行装置2への回転動力を断続操作する前後揺動可能な左右一対のスティック状サイドクラッチレバー5,5を突設させている。尚、前記各走行装置2は、1つの駆動輪21及び複数個の転動輪22と、これら各輪21,22の周りに掛回された無端ベルト23とから構成されている。駆動輪21は後部に設ける他、前部に設けてもよい。
【0009】
また、前記各走行装置2を回転駆動させるにあたって、図1の実施形態では、2P,2Mタイプの油圧式回転駆動機構を採用しており、つまり、可変斜板71,71をもち、前記機体1に搭載したエンジン6に連動連結される左右一対の可変式ポンプ7,7と、該各ポンプ7で回転駆動される左右一対のポンプモータ8,8と、これら各モータ8と前記各走行装置2の駆動輪21との間に介装され、前記各サイドクラッチレバー5,5により入り切り操作される左右一対のクラッチ9,9とを備えており、さらに、前記各ポンプ7,7には、その可変斜板71,71の傾斜角度を可変制御して、該各ポンプ7から各モータ8への流体流量を制御し、かつ、これら各ポンプ7の流体吐出方向を変更する左右一対の制御部10,10を設けている。
【0010】
そして、前記各制御部10で前記各ポンプ7の斜板71の傾斜角度を可変制御し、これら各ポンプ7からの圧力流体を同一方向に向けて吐出することにより、該圧力流体で前記各モータ8を正転又は逆転させ、この回転力を前記各クラッチ9を介して前記各駆動輪21側に伝達し、前記各走行装置2を共に正転又は逆転させて前記機体1の直進又は後進走行を行うのであり、また、前記各制御部10による前記各斜板71の角度変更で、前記各ポンプ7から各モータ8への流体吐出方向を逆向きとすることにより、前記各駆動輪21を介して各走行装置2を互いに正逆方向に回転駆動させ、前記機体1を小さな旋回半径でスピンターンさせるのである。尚、前記各サイドクラッチレバー5は、以上のような機体1の走行時に、その前後揺動操作で前記各クラッチ9を入り切り操作することにより、前記各走行装置2への回転動力を断続操作するのであり、また、前記一方側クラッチ9を切り操作して一方側走行装置2を駆動停止した状態で、他方側クラッチ9を入り操作して他方側走行装置2の駆動を行うことにより、前記機体1の通常の旋回を行えるようにしている。
【0011】
しかして、以上の構成において、前記機体1を、前記荷台3などが設けられる本機側フレーム11と、前記操作部4が設けられる操作部側フレーム12とに分割して、この操作部側フレーム12と前記本機側フレーム11とを互いに水平方向に相対回転可能に連結させる。
【0012】
具体的には、図1の実施形態で示すように、前記本機側フレーム11を、前後方向に平行状に延びる左右一対の縦枠11a,11aと、これら各縦枠11a間に架設される車幅方向に延びる横枠11bとで形成して、該横枠11bの車幅方向中央部に後方に向かって突出する突片13を設ける。また、前記操作部側フレーム12を、前後方向に平行状に延びる左右一対の縦枠12a,12aと、これら各縦枠12a間に架設される車幅方向に延びる横枠12bとで形成して、この横枠12bの車幅方向中央部に前方に向かって突出する前記突片13を受入可能なコ字形の連結具14を設ける。
【0013】
そして、前記突片13と連結具14との間に連結ピン15を挿入することにより、該連結ピン15を中心に前記本機側フレーム11と操作部側フレーム12とを相対回転可能に連結すると共に、これら各フレーム11,12における横枠11b,12bの車幅方向両外側部で前記連結ピン15を中心とした左右同距離位置に、それぞれ一対のコイルばねなどの弾性体16,16を架設する一方、前記操作部側フレーム12の後上方で前記操作部4の背後両側位置には、スピンターン時に操作部側フレーム12を本機側フレーム11に対し前記連結ピン15を中心に回動操作させる左右一対の操作ハンドル17,17を取付けるのである。前記各弾性体16は、前記連結ピン15を中心とする本機側フレーム11と操作部側フレーム12との相対回転は許し、通常の走行時には前記各フレーム11,12を常に同一方向に指向させて機体直進性は保持可能となるような弾性力とされている。
【0014】
また、前記本機側フレーム11と操作部側フレーム12との間には、この操作部側フレーム12が本機側フレーム11に対し一定角度回動されたとき、スピンターンを開始するスピンターン開始制御手段30を設ける。
【0015】
このスピンターン開始制御手段30は、例えば図1,図2で明らかにしたように、前記操作部側フレーム12の連結具14に設けた円弧面(以下カム面と言う)32及び該カム面32の途中に設けられた円弧形状の突部31と、前記本機側フレーム11の突片13上に設けられ、前記各制御部10,10に接続される左右一対のリミットスイッチなどのスイッチ(以下検出スイッチと言う)33,33と、これら各検出スイッチ33をオン・オフ動作するロッド34,34が結合され、前記カム面32に対接するボールから成る係合体35,35と、前記各検出スイッチ33,33の何れかがオン動作されたとき、該検出スイッチ33の検出動作に基づいてスピンターンが行われたか否かを判定し、前記各制御部10,10にスピンターン開始信号を出力するスピンターン判定部36とを備えている。
【0016】
更に詳しく説明すると、前記コ字形連結具14における上部片14aの前端側外周面を前記連結ピン15を中心とする円弧形状に形成して、この外周面を前記カム面32となし、該カム面32の一部を円弧形状に膨出させて前記突部31を形成する。このとき、前記カム面32の突部31は、前記各フレーム11,12が同一方向を指向して直進姿勢を保持しているとき、前記各係合体35を押動操作することなく、該各係合体35の中間部位に位置され、また、前記各フレーム11,12が前記連結ピン15を中心に相対回転されたとき、前記各係合体35の何れか一方を押動操作するように形成している。
【0017】
また、前記本機側フレーム11の突片13上には前後方向に向けて左右一対の筒体37,37を固定し、その内部に前記各ロッド34を進退自由に挿通支持させると共に、該各ロッド34の後端側で前記各筒体37の後端開口部位に、前記カム面32に対接される前記各係合体35を配置し、これら各係合体35と前記各筒体36の内壁との間には、前記各係合体35を前記カム面32側に常時付勢するバネ38を介装させる一方、前記突片13上で前記筒体37から突出される各ロッド34の前端側には、前記各検出スイッチ33を対向配置するのである。
【0018】
次に、以上の構成による作用について説明する。先ず、以上のキャリヤで荷物の運搬作業を行う場合で、前記機体1を直進走行させるときには、図3に示すように、前記本機側フレーム11に対し操作部側フレーム12、つまり荷台3側に対し操作部4を回動させることなく、これら荷台3と操作部4とをそれぞれ同一方向に指向させて直進姿勢を保持し、斯かる状態で前記各制御部10からの信号で前記各ポンプ7から圧力流体を同一方向に吐出して前記各モータ8を正転させることにより、前記各クラッチ9を介して前記各走行装置2が共に同図矢印A方向に前進回転されて、前記機体1の直進走行が行われる。また、前記機体1の直進走行時には、前記荷台3と操作部4とが、それぞれ前記各弾性体16により同一方向に指向されて機体直進性が保持される。
【0019】
このとき、前記スピンターン開始制御手段30は解除され、つまり、図2の実線で示すように、前記各フレーム11,12が同一方向に指向されて直進走行を行っているときには、これら各フレーム11,12に設けた前記突片13と連結具14もそれぞれ同一方向に指向されて、前記各係合体35が前記カム面32における突部31の非形成部位に位置されることから、前記各ロッド34が後退状に保持されて前記各検出スイッチ33が共にオフ動作し、これに伴い前記スピンターン判定部36から制御信号が出力されて前記左右制御部10によるスピンターンが禁止される。
【0020】
また、前記機体1をスピンターンさせる場合で、例えば図4に示すように、機体1を同図矢印Cで示す左方向にスピンターンさせるときには、オペレータが前記左右操作ハンドル17を把持して、前記本機側フレーム11に対し操作部側フレーム12を前記各弾性体16に抗しながら、同矢印C方向に一定角度回動させる。すると、前記本機側フレーム11に設けた突片13に対し前記操作部側フレーム12に設けた連結具14が連結ピン15を中心として同方向へと回動されるため、図2の仮想線で示すように、この連結具14側に設けたカム面32の突部31で前記突片13に設けた左側係合体35が押動されて左側ロッド34を進出動作させ、これに伴い該ロッド34で左側検出スイッチ33がオン動作されて、該スイッチ33からの入力信号により前記スピンターン判定部36から前記左右制御部10にスピンターン開始信号が出力される。そして、このスピンターン開始信号が出力されたとき、前記各制御部10で前記各ポンプ7の各斜板71を角度変更し、前記各ポンプ7から各モータ8への流体吐出方向を正逆向きとすることにより、該各モータ8が正逆回転されて、右側の走行装置2が図4矢印A方向に前進回転され、また、左側の走行装置2が前進方向Aとは逆の後進方向Bに回転駆動されて、前記本機側フレーム11つまり荷台3のC方向へのスピンターンが行われることになる。
【0021】
以上のように、前記機体1のスピンターン時には、オペレータが前記操作部4に設けた左右操作ハンドル17を把持して、前記本機側フレーム11に対し操作部側フレーム12を前記各弾性体16に抗して一定角度回動させ、この回動でスピンターン開始制御手段30から前記各制御部10にスピンターン開始信号を出力することによりスピンターンが開始されるため、オペレータが意識しない限りスピンターンは行われることなく、無意識状態下でのスピンターンを確実に阻止できる。また、スピンターンを開始するとき、前記本機側フレーム11に対し操作部側フレーム12を一定角度回動させるべく、オペレータは操作部側フレーム12の回動に追従しながらスピンターンに先行して、スピンターンと同方向の図4矢印C方向に移動することから、前記本機側フレーム11がオペレータの身体一部に直接接触するのを防止できることは勿論、前記操作部側フレーム12がオペレータに接触するのを防止できて、オペレータの安全性を確保することができ、しかも、前記操作部側フレーム12の後方側に形成される操作空間を急激に狭くしたりすることもなくなって、オペレータを驚かしたりするのを防止することもできる。
【0022】
また、各図の実施形態では、前記操作部4にスピンターンと非スピンターンとを選択するモード切換スイッチ18を設け、オペレータがモード切換スイッチ18を切換操作してスピンターンモードを選択したとき、このスイッチ18の切換に伴い前記スピンターン判定部36から前記各制御部10にスピンターン開始信号を出力してスピンターンを可能となし、一方、オペレータが前記スイッチ18を切換操作することなく非スピンターンモードを選択したときには、前記スピンターン判定部36から各制御部10にスピンターン開始信号を出力することなく、オペレータが意識しない状態下でのスピンターンを禁止するようにしており、斯くするときには、オペレータの安全性を一層高めることができる。
【0023】
さらに、前記操作部側フレーム12の後方部には、図5に示すように、前記スピンターン判定部36に至るスイッチ37を配設し、その近くに該スイッチ37を押動操作する操作体38をもつロッド39を上下移動可能に支持して、該ロッド39の下端側にステップ40を水平状位置と上向き退避位置とに揺動可能に連結すると共に、前記操作体38と前記フレーム12との間で前記ロッド39の周りに、該ロッド39の下動を規制する筒状ストッパ41を設け、また、該ストッパ41の内部で前記ロッド39の周囲に、前記操作体38を前記スイッチ37に対し離間方向に付勢させるバネ42を設けるようにしてもよい。
【0024】
そして、スピンターン時に、図5の仮想線に示すように退避位置に収納されている前記ステップ40を実線で示す水平状位置へと揺動させ、該ステップ40上にオペレータが搭乗し、前記ロッド39を介して操作体38を前記ストッパ41に当接されるまで下動させ、これに伴い前記操作体38で前記スイッチ37をオン動作させることにより、前記スピンターン判定部36から前記各制御部10にスピンターン開始信号を出力させるのである。斯くするときには、オペレータが前記ステップ40に搭乗しない限りはスピンターンが行われないため、無意識状態下でのスピンターンを確実に阻止でき、しかも、オペレータが前記ステップ40に搭乗した状態でスピンターンを行うときには、このスピンターンと同時に前記ステップ40も回動されることから、前記各フレーム11,12がオペレータに接触したりするのを確実に防止できる。
【0025】
また、図6に示すように、前記操作部側フレーム12の後方部にオペレータが搭乗可能なステップ43を設けると共に、該ステップ43上に前記スピンターン判定部36に至るスイッチ44を配設して、前記ステップ43上にオペレータが足を乗せて前記スイッチ44をオン動作させることにより、前記スピンターン判定部36から前記各制御部10にスピンターン開始信号を出力させるようにしてもよい。斯くするときにも、前述した場合と同様に、オペレータが前記ステップ43に足を乗せない限りはスピンターンが行われないため、無意識状態下でのスピンターンを確実に阻止でき、しかも、オペレータが前記ステップ43に搭乗した状態でスピンターンを行うことにより、前記各フレーム11,12がオペレータに接触したりするのを確実に防止できる。
【0026】
尚、前記スピンターン開始制御手段30としては、以上の実施例で挙げたもの以外に、例えば前記本機側フレーム11と操作部側フレーム12との相対角度を検出可能な光及び超音波センサやその他の角度検出器などを用い、これら各者からの信号を前記スピンターン判定部36に出力させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる移動作業機の要部を示す平面図。
【図2】スピンターン開始制御手段の一例を示す一部切欠いた平面図。
【図3】機体の直進走行状態を示す概略平面図。
【図4】同機体のスピンターン状態を示す概略平面図。
【図5】他の実施例を示す一部切欠いた側面図。
【図6】同じく別の実施例を示す側面図。
【図7】移動作業機の一例として示すキャリヤの側面図。
【符号の説明】
1……機体
11…本機側フレーム
12…操作部側フレーム
2……走行装置
30…スピンターン開始制御手段
Claims (1)
- 機体の左右に備える走行装置の回転を互いに逆転させるスピンターンを可能にした移動作業機において、前記機体は、前記走行装置で支持された本機側フレームと該本機側フレームに連結ピンにより水平方向に回動可能に連結された操作部側フレームとを有しており、該操作部側フレームには、前記連結ピンを中心とする円弧面及び該円弧面の途中に設けられた突部を有しており、前記本体側フレームには、前記走行装置の回転を互いに逆転させる制御を行う制御部と、前記突部の周方向の両側で前記円弧面と対接し、前記操作部側フレームの回動により前記突部が係合して前記円弧面と離隔する方向へ押動される2つの係合体と、該係合体の押動を検出する2つのスイッチと、該スイッチのいずれか一つがオン動作されたときスピンターン開始信号を前記制御部に出力するスピンターン判定部とを備えていることを特徴とする移動作業機。
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