JP3653490B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものであり、特に画像形成装置本体に対し引き出し自在の給紙カセットを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば複写機等の画像形成装置において、画像形成装置本体前面側へ引出し自在の給紙カセットが備えられた所謂フロントローディングタイプの画像形成装置が広く実用に供されている。この給紙カセットの引出し機構は、アキュライド(登録商標)と呼ばれる引出し部材を用いて行われているものが非常に多い。
【0003】
図5及び図6を用いてさらに詳細に説明すると、アキュライド50は、断面略コ字状の固定部材51と該固定部材51内をスライド自在な中間スライド部材52と該中間スライド部材52をスライド自在に支持する断面略コ字状のスライド部材53とこれら各部材間にスライド動作をスムーズにするため長手方向に複数個設けられたベアリング54とから構成されている。
【0004】
このアキュライド50は複写機本体70の下方部に形成された収納口71内に、該収納口71内へ収納される給紙カセット72を両側方から挟むようにしてそれぞれ配置されている。この一対のアキュライド50のうち、固定部材51は収納口71内にある複写機本体側板73へビス(不図示)等によってそれぞれ固定されている。一方、上記一対のアキュライド50のうち、スライド部材53は給紙カセット72の両側方へビス(不図示)等により取り付けられている。給紙カセット72の前面側には把手74が設けられたカバー部材75が取り付けられている。このような構成により、ユーザーは該把手74を手で持って、図5の矢印A方向あるいは該A方向と反対の方向に給紙カセット72を移動させることで、該給紙カセット72を複写機本体70の収納口71に装着する収納状態と、該収納口71から給紙カセット72を引き出した引出し状態(図5に示す状態)とをスムーズに移動させることができる。これによって、給紙カセット72への用紙補給や、給紙部での紙詰まり処理、あるいは給紙部等のメンテナンス等が行えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の技術には以下のような問題点があった。即ち,給紙カセット72はビスにより一対のアキュライド50へ取り付けられている。よって、例えばユーザーが給紙部の紙詰まり処理を行おうとした場合、給紙カセット72を複写機本体の前面側へ引き出した後行われるが、収納口71内へ手を入れなければ処理できない紙詰まりの場合には、非常にやりにくく、また収納口71に手を入れることができないものもあった。
【0006】
また、サービスマンが給紙部のメンテナンスを行う場合等、給紙カセット72を一対のアキュライドから取り外さなければならない場合,取り外し作業は比較的容易であるが、メンテナンス等の作業が終了し、給紙カセット72を一対のアキュライド50に取りつける場合、取りつけ作業が非常に煩雑であった。即ち,アキュライド50の固定部材51に対し中間スライド部材52及びスライド部材53を引き伸ばした状態(図5で示すアキュライドの状態、以下単にアキュライドを引き伸ばした状態という)でスライド部材53に給紙カセット72をビス等により取りつけるが、アキュライド50を引き伸ばした状態では該スライド部材53はかなりのガタがある。スライド部材53は中間スライド部材52を介して固定部材51に支持されているからである。このような、ガタのあるスライド部材53に給紙カセット72をビス等により取りつけるのは非常にやり難い作業であった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、給紙カセットをアキュライドから容易に取り外しまたは取付ができ、これによって給紙部での紙詰まり処理やメンテナンス作業が容易に行える画像形成装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、断面略コ字状の固定部材と該固定部材内をスライド自在な中間スライド部材と該中間スライド部材をスライド自在に支持する断面略コ字状のスライド部材とからなる一対の引出し部材によって支持され、画像形成装置本体に対し引出し自在な給紙カセットを備えた画像形成装置において、それぞれのスライド部材はその自由端にて連結部材により連結され、一方のスライド部材と他方のスライド部材には該給紙カセットを支持するための支持部がそれぞれ形成され、該支持部には該給紙カセットを所定位置に位置決めするための位置決め部材がそれぞれ設けられており、給紙カセットには該位置決め部材と係合する位置決め係合部と該支持部と係合する支持部とを有しており、前記位置決め部材は一方のスライド部材の一端側と他方のスライド部材の他端側にそれぞれ設けられている、先端が先細りの断面略円形状のピンによって形成されており、前記位置決め係合部は、用紙給送方向下流側のスライド部材の自由端側に設けられたピンに対応する第1位置決め係合部と、用紙給送方向上流側のスライド部材の自由端側に設けられたピンに対応する第2位置決め係合部と、用紙給送方向上流側のスライド部材の自由端側と反対側に設けられたピンに対応する第3位置決め係合部とからなり、該第1位置決め係合部は、円形状であり、該第2位置決め係合部は、長孔形状であり、該第3位置決め係合部は、半円状に切り欠いた形状であることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
この発明によれば、それぞれのスライド部材はその自由端にて連結部材により連結されているので、引出し部材を引き出した状態でスライド部材のガタによりスライド部材が移動したとしても、一対のスライド部材の間隔は給紙カセットが取り付けられる間隔を保ったまま一対のスライド部材のそれぞれの自由端と連結部材とが一体となって移動する。
【0010】
また、一方のスライド部材と他方のスライド部材には該給紙カセットを支持するための支持部がそれぞれ形成され、該支持部には該給紙カセットを所定位置に位置決めするための位置決め部材がそれぞれ設けられており、給紙カセットには該位置決め部材と係合する位置決め係合部と該支持部と係合する持部とを有しているので、給紙カセットのスライド部材への取りつけ及び取り外しが非常に容易となる。これによって、給紙部での紙詰まり処理やメンテナンス作業が非常に容易となる。
【0012】
この発明によれば、前記位置決め部材は一方のスライド部材の一端側と他方のスライド部材の他端側にそれぞれ設けられているので、給紙カセットの位置決め精度が向上する。給紙カセットの位置決め精度が低ければ給紙部での紙詰まりの原因となるが、本発明によればそのような原因による紙詰まりは発生しない。
【0014】
この発明によれば、前記位置決め部材はピンによって形成されており、該ピンの先端が先細り形状となっているので、給紙カセットのスライド部材への取付がより容易となる。
【0016】
この発明によれば、ピンは断面略円形状であり、用紙給送方向下流側のスライド部材に設けられたピンに対応する第1位置決め係合部が円形状であるので、給紙カセットの位置は用紙給送方向下流側で決まることとなる。即ち、給紙カセットが画像形成装置本体に装着された状態において、用紙給送方向下流側には給紙カセット内の用紙を給送する給紙手段があり、該給紙手段と給紙カセットの位置が決まることとなるので安定した給紙が可能となる。
【0017】
さらに、用紙給送方向上流側のスライド部材の自由端側と反対側に設けられたピンに対応する第3位置決め係合部は半円状に切り欠いた形状であるので、第3位置決め係合部をスライド部材上をスライドさせながらピンに係合させ、その後第1位置決め係合部と第2位置決め係合部とをそれぞれに対応するピンに係合させるだけでよい。このとき、第2位置決め係合部は長孔形状となっている。即ち、これら3つの位置決め係合部をそれぞれに対応するピンに同時に係合させる必要がないので、給紙カセットの取付けが非常に容易となる。さらに、ピンの先端は先細り形状となっているのでさらに容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の画像形成装置としての一実施形態である複写機の概略断面図、図2は本発明の一実施形態である複写機の模式的分解斜視図、図3は給紙カセットを引き出した状態を示す断面図、図4は給紙カセットを示す平面図である。
【0019】
まず、図1を参照して、この複写機は、複写機本体1の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の側方及び上方に配設された用紙搬送部(用紙搬送装置)200と、この用紙搬送部200の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300よりも排出側に配設された定着部400と、これらの画像形成部300および定着部400の上方に配設された光学系部材などからなる画像読取部500を備えている。
【0020】
給紙部100は、4つの給紙カセット111のうちの選択された給紙カセット111から、円弧外周部を有する給紙ローラ112の回転動作によって給紙カセット111の出口側(図1の右側)に転写用紙115を送り出すとともに、給紙カセット111の幅方向両端上部にそれぞれ設けられたさばき部116によってさばくことにより、最上位置の転写用紙115を1枚ずつ確実に用紙搬送部200に給紙するようになっている。また、後述するようにこれら4つの給紙カセット111は複写機本体1に対し、引き出し自在に構成されている。
【0021】
用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された転写用紙115を、搬送ローラ対202およびレジストローラ対203によって画像形成部300に向けて搬送し、さらに画像形成部300から定着部400において画像形成がなされた転写用紙115を排出ローラ対205によって排出トレイ204上に排出するようになっている。
【0022】
画像形成部300は、電子写真プロセスによって、用紙115に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム301と、この感光体ドラム301の周囲にその回転方向に沿って、帯電ユニット302、露光ユニット303、現像ユニット304、転写ユニット305、クリーナー306および除電ユニット307を備えている。
【0023】
帯電ユニット302は、高電圧が印加される帯電ワイヤを備え、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体ドラム301の表面に所定電位を与えるものである。露光ユニット303は、後述する画像読取部500によって読み取られた原稿の画像データに基づいてレーザ発光器から出力されるレーザ光を、ポリゴンミラーおよび反射鏡を介して感光体ドラム301に照射することにより、感光体ドラム301表面の電位を選択的に減衰させて、この感光体ドラム301の表面に静電潜像を形成するものである。現像ユニット304は、上記静電潜像をトナーにより現像して、感光体ドラム301の表面にトナー像を形成するものである。転写ユニット305は、感光体ドラム301の表面のトナー像を転写用紙115に転写するものである。この複写機においては、転写ユニット305は、感光体ドラム301から所定距離だけ離間した転写ローラによって構成されている。クリーナー306は、転写後の感光体ドラム301の表面に残留しているトナーを除去するものである。除電ユニット307は、感光体ドラム301の表面の残留電荷を除去するものである。
【0024】
定着部400は、この画像形成部300の用紙搬送方向の下流側に配置され、画像形成部300においてトナー像が転写された用紙115を、加熱ローラ401およびこの加熱ローラ401に押し付けられる加圧ローラ402によって挟んで加熱し、用紙115上にトナー像を定着させるものである。
【0025】
画像読取部500は、コンタクトガラス501上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、その反射光を反射鏡を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るものである。なお、露光ランプおよび反射鏡は走査動作部を形成しており、この走査動作部が、所定の速度で図1の左右方向に移動領域508を移動動作することにより、コンタクトガラス501上に載置された原稿の全面を走査し、原稿全面の画像を読み取ることができる様になっている。
【0026】
次に、図2乃至図4を参照して給紙部100の構成について説明する。尚,従来技術と同様の部分については同一番号を付し、一部省略して説明する。本実施形態における給紙カセット111は、フロントローディングタイプの複写機である。したがって、4つの給紙カセット111の全てが複写機本体1に対し引出し自在に構成されている。この引出し機構については、図6で示すアキュライド(引出し部材)50と同様のもの50a、50bが用いて行われている。このアキュライド50a、50bは複写機本体1の下方部に形成された収納口71内に、該収納口71内へ収納される給紙カセット111を両側方から挟むようにしてそれぞれ配置されている。この一対のアキュライド50a、50bのうち、固定部材51a、50bは収納口71内にある複写機本体側板73へビス(不図示)等によってそれぞれ固定されている。
【0027】
一方、上記一対のアキュライド50a、50bのうち、それぞれのスライド部材53a53bはその自由端にて連結部材120によって連結されている。該連結はビス(不図示)によって行われているがそれ以外の方法でもかまわない。該連結部材120は給紙カセット111の外装カバーとしての役目も果たしている。該連結部材120の前面側中央部には把手121が設けられ、該把手121を前面側から後面側へ、あるいは後面側から前面側へスライドさせることによって一対のアキュライド50a、50bがスライドするような構成となっている。このように、それぞれのスライド部材53a、53bはその自由端にて連結部材120により連結されているので、一対のスライド部材53a、53bの間隔は一定間隔を保ったまま一対のスライド部材のそれぞれの自由端と連結部材とが一体となって移動する。このため、アキュライド50a、50bを引き出した状態でスライド部材のガタはなくなり、しかも一対のスライド部材53a、53bは一定間隔を保っているので、後述する給紙カセット111の一対のスライド部材53a、53bへの取付けが非常に容易となる。
【0028】
また、左側スライド部材(一方のスライド部材)53aの前面側(自由端側)と後面側にはそれぞれ支持部131、131が設けられている。また、右側スライド部材(他方のスライド部材)53bの前面側(自由端側)にも支持部131が設けられている。これら支持部131、131、131は給紙カセット111を支持するためのものである。また、これらそれぞれの支持部131、131、131には給紙カセット111を所定位置に位置決めするための位置決めピン132、132、132が設けられている。また、該位置決めピン131は断面略円形状であり、先端が先細り形状となっている(図2参照)。
【0029】
一方、転写用紙115を収納する給紙カセット111の前面側上方右側、前面側上方左側及び後面側上方左側部にはそれぞれ前記支持部131、131、131と係合する第1支持部133、第2支持部134、第3支持部135がそれぞれ設けられている。これら第1支持部133、第2支持部134、第3支持部135にはそれぞれ前記位置決めピン132、132、132と係合する第1位置決め係合部136、第2位置決め係合部137、第3位置決め係合部138が設けられている。第1位置決め係合部136は円形状であり、第2位置決め係合部137は長孔形状であり、第3位置決め係合部138は第3非支持部135を半円状に切り欠いた形状となっている。
【0030】
したがって、位置決めピン132は断面略円形状であり、第1位置決め係合部136が円形状であるので、給紙カセット111の位置は用紙給送方向下流側で決まることとなる。即ち、給紙カセット111が複写機本体1に装着された状態において、用紙給送方向下流側には給紙カセット111内の転写用紙115を給送する給紙ローラ112があり、該給紙ローラ112と給紙カセット111の位置が決まることとなるので安定した給紙が可能となる。
【0031】
さらに、第3位置決め係合部138は半円状に切り欠いた形状であるので、第3位置決め係合部138をスライド部材53a上をスライドさせながら位置決めピン132に係合させ、その後第1位置決め係合部136と第2位置決め係合部137とをそれぞれに対応する位置決めピン132、132に係合させるだけでよい。即ち、これら3つの位置決め係合部136、137、138をそれぞれに対応するピン132、132、132に同時に係合させる必要がないので、給紙カセット111の取付けが非常に容易となる。さらに、位置決めピン132の先端は先細り形状となっているのでさらに容易となる。
【0032】
また、給紙カセット111の右側及び左側側面にはその長手方向にわたって支持片139、139が形成されている。該支持片139、139はスライド部材53a、53bと係合して給紙カセット111のアキュライド50a、50bへの支持を補助するためのものである。
【0033】
以上のような構成により、給紙カセット111のアキュライド50a、50bのうちのスライド部材53a、53bへの取り付け及び取り外しが非常に容易となる(図2参照)。即ち,例えばコピー動作中に給紙部付近で紙詰まりが発生したとする。すると、ユーザーは該当する給紙カセット111を複写機本体1から引き出すために、把手121を持って後面側から前面側へ移動させる。このとき、紙詰まり処理が、収納口71内へ手を入れなければならないものである場合には、一対のスライド部材53a、53bによって支持されている給紙カセット111を取り出す(図2参照)。該給紙カセット111を取り出すと収納口71を塞ぐものは何もないので、該収納口71内へ手を入れることが容易となる。よって、収納口71内での紙詰まり処理が終了すれば、給紙カセット111を一対のスライド部材53a、53bへ支持させるべく取り付ける。このとき、給紙カセット111の第1位置決め係合部136、第2位置決め係合部137、第3位置決め係合部138がそれぞれ位置決めピン132、132、132と係合するように取り付ける。それぞれの位置決めピン132、132、132は先端が先細り形状となっているので取付けが非常に容易なる。このように、給紙カセット111の取付けが終了すれば、再び把手121を持って、前面側から後面側へ移動させることで、給紙カセット111は複写機本体に装着されることとなる。
【0034】
尚,上記実施形態では、支持部に設けられた位置決め部材を一方のスライド部材の前面側と後面側及び他方のスライド部材の前面側の3箇所に設けるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、一方のスライド部材と他方のスライド部材のそれぞれに支持部を設け該支持部に位置決め部材を設ける(それぞれに1箇所づつ設ける)ようにしてもかまわない。この場合、支持部と支持部に設けられた位置決め部材を、一方のスライド部材の一端側(前面側または後面側)と他方のスライド部材の他端側(後面側または前面側)のそれぞれに1箇所づつ設けるようにしたほうが、位置決め精度が向上する。
【0035】
また、上記実施形態では、最上段の給紙カセットについて説明したが、それ以外の給紙カセットについても同様の構成をとることができる。
【0036】
また、上記実施形態は複写機の例について説明したが、本発明はファクシミリやプリンター等の画像形成装置全般に適用が可能である。
【0037】
【発明の効果】
この発明によれば、それぞれのスライド部材はその自由端にて連結部材により連結されているので、引出し部材を引き出した状態でスライド部材のガタによりスライド部材が移動したとしても、一対のスライド部材の間隔は給紙カセットが取り付けられる間隔を保ったまま一対のスライド部材のそれぞれの自由端と連結部材とが一体となって移動する。
【0038】
また、一方のスライド部材と他方のスライド部材には該給紙カセットを支持するための支持部がそれぞれ形成され、該支持部には該給紙カセットを所定位置に位置決めするための位置決め部材がそれぞれ設けられており、給紙カセットには該位置決め部材と係合する位置決め係合部と該支持部と係合する支持部とを有しているので、給紙カセットのスライド部材への取りつけ及び取り外しが非常に容易となる。これによって、給紙部での紙詰まり処理やメンテナンス作業が非常に容易となる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である複写機の概略断面図。
【図2】 本発明の一実施形態である複写機の模式的分解斜視図。
【図3】 給紙カセットを引き出した状態を示す断面図。
【図4】 給紙カセットを示す平面図。
【図5】 従来の給紙カセットの構成を示す図。
【図6】 アキュライドの構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 複写機本体
50a、50b アキュライド(引出し部材)
51a、51b 固定部材
52a、52b 中間スライド部材
53a、53b スライド部材
71 収納口
111 給紙カセット
120 連結部材
131 支持部
132 位置決めピン
133 第1支持部(支持部)
134 第2支持部(支持部)
135 第3支持部(支持部)
136 第1位置決め係合部(位置決め係合部)
137 第2位置決め係合部(位置決め係合部)
138 第3位置決め係合部(位置決め係合部)

Claims (1)

  1. 断面略コ字状の固定部材と該固定部材内をスライド自在な中間スライド部材と該中間スライド部材をスライド自在に支持する断面略コ字状のスライド部材とからなる一対の引出し部材によって支持され、画像形成装置本体に対し引出し自在な給紙カセットを備えた画像形成装置において、
    それぞれのスライド部材はその自由端にて連結部材により連結され、
    一方のスライド部材と他方のスライド部材には該給紙カセットを支持するための支持部がそれぞれ形成され、
    該支持部には該給紙カセットを所定位置に位置決めするための位置決め部材がそれぞれ設けられており、
    給紙カセットには該位置決め部材と係合する位置決め係合部と該支持部と係合する支持部とを有しており、
    前記位置決め部材は一方のスライド部材の一端側と他方のスライド部材の他端側にそれぞれ設けられている、先端が先細りの断面略円形状のピンによって形成されており、
    前記位置決め係合部は、用紙給送方向下流側のスライド部材の自由端側に設けられたピンに対応する第1位置決め係合部と、用紙給送方向上流側のスライド部材の自由端側に設けられたピンに対応する第2位置決め係合部と、用紙給送方向上流側のスライド部材の自由端側と反対側に設けられたピンに対応する第3位置決め係合部とからなり、
    該第1位置決め係合部は、円形状であり、
    該第2位置決め係合部は、長孔形状であり、
    該第3位置決め係合部は、半円状に切り欠いた形状であることを特徴とする画像形成装置。
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