JP3650918B2 - 作業車のブーム伸縮作動制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、配電工事等に用いられる電気絶縁性を有するブームを備えた高所作業車やクレーン車等の作業車のブーム伸縮作動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
絶縁部分を有するブームを備えた高所作業車は配電工事等に用いられる。このような高所作業車は、例えば図4に示すように、車体後部に水平旋回が自在に旋回台が配設され、旋回台の上に起伏作動が自在なブームが取り付けられ、ブームの先端に作業者が搭乗する作業台が取り付けられて構成される。ブームは基端ブームにテレスコピック状に伸縮自在に中間ブームおよび先端ブームが挿入されて構成され、このようなブームの起伏・伸縮作動を通じて作業台が昇降され、作業台に搭乗した作業者は任意の高所で作業を行うことができる。
【0003】
このような高所作業車により配電工事作業を行う場合、作業対象が活線(すなわち、通電状態の電線)であることも多く、安全を考えて地上側で作業する作業者が車体に触れることにより感電するのを防ぐ必要がある。よって、先端ブームを電気絶縁性材料であるFRP(繊維強化プラスチック)等の絶縁材料によって形成し、作業中に活線に触れることがあっても、この活線からブームを介して車体側に電気が流れるのを防止している。これにより、地上側で作業する作業者の感電を防止し、作業の安全性を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このように先端ブームに絶縁性を持たせた高所作業車では、絶縁材料によって形成された先端ブームが中間ブームに対して所定長さ以上突出していないと、作業台と車体間の絶縁性能が確保されないものである。そのため、全縮状態でも所定長さ先端ブームが中間ブームより突出するようにすると、ブーム格納時の作業車の全長が長くなり、格納状態、すなわち、走行状態での作業車の道路走行に支障をきたす場合があるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、全縮状態でのブーム長さを長くすることなく、かつ、ブームが中間ブームあるいは先端ブームの電気絶縁性材料により作られた部分を含む所定長さ以上伸長(突出)しない状態で作業を行うことを防止できる作業車のブーム伸縮作動制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の作業車のブーム伸縮作動制御装置は、ブームが所定長さ以下に縮小作動するのを規制するものであり、ブームの伸縮を操作する操作装置と、ブームの伸縮長さを検出するブーム長さ検出器と、ブーム長さ検出器からの信号によりブームが所定長さ以下に縮小作動するのを規制する縮小作動規制手段と、縮小作動規制手段によるブームの縮小作動の規制を解除する規制解除手段とを備え、縮小作動規制手段は、ブームの先端部の電気絶縁性を十分に確保できるブームの伸縮長さを所定長さとして設定した長さ設定器と、ブーム長さ検出器と長さ設定器からの信号によりブームが縮小作動により長さ設定器に設定された所定長さに達したときで、かつ操作装置によりブームを縮小操作したときに出力する比較演算器と、比較演算器からの出力によりブームが所定長さ以下に縮小作動するのを規制する縮小作動規制装置とより構成されている。
【0007】
このように構成された作業車のブーム伸縮作動制御装置によれば、ブーム長さ検出器からの信号により作動する縮小作動規制手段により、所定長さ以上伸長されたブームが所定長さ以下に縮小作動しようとすると縮小作動が規制され、ブームの絶縁性能を常に確保することができる。
【0008】
なお、本発明の作業車のブーム伸縮作動制御装置は、縮小作動規制手段によるブームの縮小作動の規制を解除する規制解除手段を備えることが好ましい。
【0009】
これにより、ブームを所定長さ以下に縮小しようとする縮小作動が縮小作動規制手段により規制されたときに、規制解除手段によりこの規制を解除することで、ブームの所定長さ以下への縮小作動が行えるので、格納時等にブームを全縮状態にすることができる。
【0010】
また、本発明の作業車のブーム伸縮作動制御装置は、ブーム長さ検出器からの信号によりブームが所定長さ以上に伸長するまで作動する警報手段を備えることが好ましい。
【0011】
このように構成された作業車のブーム伸縮作動制御装置によれば、ブームが所定長さに達したことをブーム長さ検出器が検出するまでの間、警報手段が作動した状態に保持されるので、ブームが所定長さ以上伸長されずに作業を行うことが防止され、ブームの絶縁性能を常に確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明のブーム伸縮作動制御装置を備えた作業車である高所作業車について、図4を参照しながら説明する。
この高所作業車10の車体11の後部には、車体11に対して水平旋回が自在な旋回台12が取り付けられている。この旋回台12は、油圧モータ(図示せず)の作動により車体11に対して旋回作動する。旋回台12の上部にはブーム20が枢支されている。このブーム20は、旋回台12に起伏自在に枢支された基端ブーム21と、この基端ブーム21に伸縮自在に挿入された中間ブーム22と、この中間ブーム22内に伸縮自在に挿入された先端ブーム23とからテレスコピック(入れ子式)に構成され、伸縮シリンダ14の伸縮作動によって伸縮自在に構成されている。また、このブーム20は起伏シリンダ13の伸縮作動によって車体11に対して起伏自在に配設されている。このため、ブーム20は旋回台12とともに旋回自在であり、かつ、起伏・伸縮自在である。車体11の前部には走行時等のブーム20の格納時に、ブーム20の下面を載置支持するブーム受け15が立設されている。
【0013】
先端ブーム23の先端は、ブーム20の起伏角度の如何によらず、常時垂直を維持する垂直ポスト16に対して水平旋回自在に作業台17が取り付けられている。この作業台17に搭乗した作業者は、作業台17に備えられた操作装置30を操作することにより、旋回台12の旋回作動、ブーム20の起伏・伸縮作動および作業台17の旋回作動を通じて任意の高所作業位置に移動して作業を行うことができる。
【0014】
また、このブーム20において、先端ブーム23は、作業台17と車体11(地面)間の電気的絶縁状態を維持するために、電気的絶縁性の高いFRPにより形成される。作業時には、作業台17と車体11間の電気的絶縁性能を十分に確保するために、先端ブーム23を中間ブーム22に対して所定長さ以上伸長させることで、先端ブーム23のFRP部分を中間ブーム22の先端より外部に出す必要がある。
【0015】
そこで、作業時には、先端ブーム23が所定長さ以下に縮小しないようにするとともに、作業開始時に先端ブーム23が所定長さ以上伸長していないことを作業者に認識させるために、この高所作業車10にはブーム伸縮作動制御装置が設けられている。
【0016】
このブーム伸縮作動制御装置を図1に示している。
ブーム伸縮作動制御装置は、ブーム長さ検出器25、縮小作動規制手段24、および規制弁33とより構成されている。
【0017】
ブーム長さ検出器25は、基端ブーム21に取り付けられ、ブーム20の伸縮長さを検出する。縮小作動規制手段24は、長さ設定器28、比較演算器26、縮小作動規制装置27とより構成される。長さ設定器28は、作業台17と車体11間の電気的絶縁性を十分に確保することのできる長さだけ先端ブーム23を伸長させたときのブーム20の伸縮長さを設定し、出力する。比較演算器26は、ブーム長さ検出器25と長さ設定器28からの信号により検出された実際のブーム20の伸縮長さに達したときで、かつ、ブーム20の伸縮を操作する操作装置30からの信号により操作装置30をブーム20の縮小作動側に操作したときに出力する。縮小作動規制装置27は、油圧源35とブーム20を伸縮作動する伸縮シリンダ14への圧油の供給を制御する制御弁32とを連結する管路37より分岐した管路38に挿入され、通常は管路38を遮断し、切り換わることで管路38を連通させる規制弁33を比較演算器26からの出力により切り換えて、油圧源35より吐出された圧油を管路38および規制弁33を介してタンク36へアンロードさせる。規制弁33は、制御弁32と伸縮シリンダ14とを連結する管路38より分岐してタンク36へつながる管路を設け、この管路に挿入しても良い。
【0018】
このような構成のブーム伸縮作動制御装置には、ブーム20の縮作動の規制を解除する規制解除スイッチ31を備えることが好ましい。規制解除スイッチ31は、比較演算器26に解除信号を出力して、比較演算器26の縮小作動規制装置27への信号の出力を停止させる。この規制解除スイッチ31は、作業台17に備えられる。
【0019】
このような構成によれば、高所作業車10を使用した作業時に、作業台17に搭乗した作業者が操作装置30を操作してブーム20を縮小作動させているときに、ブーム20の伸縮長さが長さ設定器28に設定された所定長さに達すると、比較演算器26が縮小作動規制装置27に信号を出力し、規制弁33が切り換えられて管路38を連通させ、油圧源35より吐出された圧油を伸縮シリンダ14へ供給せずに管路38を介してタンク36へアンロードさせる。これにより、ブーム20の所定長さ以下への縮小作動が規制されるので、作業台17と車体11間の電気的絶縁性を十分に確保することができる。
【0020】
ここで、ブーム20をさらに縮小させて格納状態にしたいとき等は、規制解除スイッチ31を操作すると、比較演算器26が縮小作動規制装置27への信号出力を停止するので、規制弁33が切り換えられて管路38を遮断し、操作装置30をブーム20の縮小作動側に操作すると、油圧源35より吐出された圧油が制御弁32を介して伸縮シリンダ14に供給され、ブーム20が所定長さ以下に縮小作動する。
【0021】
また、ブーム20の長さが長さ設定器28に設定された所定長さに達したときでも、操作装置30をブーム20の伸長作動側に操作したときには、比較演算器26が縮小作動規制装置27に信号を出力しないので、規制弁33が管路38を遮断し、油圧源35より吐出された圧油が制御弁32を介して伸縮シリンダ14に供給され、ブーム20が伸長作動する。
【0022】
上記の規制解除スイッチ31に代えて、図2に示すように制御装置40を備えても良い。制御装置40は、操作装置30のブーム20の縮小作動側への操作を中止して、操作装置30を中立状態に戻した後、再度操作装置30をブーム20の縮小作動側へ操作したときに、操作装置30からの信号により比較演算器26に解除信号を出力し、比較演算器26の縮小作動規制装置27への信号の出力を停止させるように構成される。
【0023】
このような構成により、ブーム20が所定長さに達してそれ以上の縮小作動が規制されたときに、操作装置30を一度中立状態に戻した後、再度操作装置30をブーム20の縮小作動側へ操作したときに、制御装置40が比較演算器26に解除信号を出力し、比較演算器26が縮小作動規制装置27への信号出力を停止するので、規制弁33が切り換えられて管路38を遮断し、操作装置30の操作に伴い、油圧源35より吐出された圧油が制御弁32を介して伸縮シリンダ14に供給され、ブーム20が所定長さ以下に縮小作動する。
【0024】
また、高所作業車10には、ブーム20を自動的に格納する自動格納装置が備えられている。この自動格納装置は、作業終了時に作業台17に備えられた格納スイッチを作動させると、格納制御手段がブーム20を全縮小させた後、ブーム20をブーム受け15上に位置するまで旋回作動させ、その後、ブーム20を倒伏作動させてブーム受け15上に載置格納するよう構成されている。この自動格納装置の格納スイッチを、上記規制解除スイッチ31あるいは制御装置40に代えてブーム20の縮小作動の規制を解除する規制解除手段としても良い。これにより、格納スイッチを操作すると、格納制御手段が信号を出力し、ブーム20を縮小作動させるが、格納制御手段が比較演算器26の縮小作動規制装置27への出力が出されないようにするので、ブーム20が所定長さに達しても規制弁33が管路38を遮断した状態に保持され、ブーム20が所定長さに達しても規制されることなく全縮作動する。
【0025】
上記例においては、一度所定長さ以上に伸長したブーム20が所定長さまで縮小されたときに、それ以上の縮小作動を規制することで、作業台17と車体11間の電気絶縁性能を十分に確保するものであるが、作業開始時にブーム20が全縮状態より所定長さまで伸長されない状態で作業するのを防止する必要がある。
【0026】
そのため、当該例においては、図1に示すように警報装置29を備える。警報装置29は、比較演算器26からの信号により、ブーム長さ検出器25により検出される実際のブーム20の伸縮長さが、長さ設定器28に設定されたブーム20の所定長さに達するまでの間作動するように構成されている。警報装置29は、聴覚により作業者に警報するブザーや、視覚により作業者に警報する表示灯あるいはモニタの少なくとも一つより構成される。この警報装置29は作業台17に備えられる。
【0027】
このような構成により、ブーム20が伸長作動して、全縮状態より長さ設定器28に設定された所定長さに達するまでの間、比較演算器26からの信号により警報装置29が作動しているので、作業台17に搭乗した作業者がブーム20の伸長状態を把握でき、ブーム20が所定長さに伸長されない状態での作業を防止することができる。
【0028】
また、上記例においては、所定長さ以上に伸長されたブーム20が、所定長さまで縮小されたときに、それ以上の縮小作動を規制することで、作業台17と車体11間の電気絶縁性能を十分に確保するものである。しかし、高所作業車10には、車両が過負荷状態になって転倒するのを防止するためのモーメントリミッタや、ブーム20や作業台17が車体11等と接触するのを防止する規制装置等の多数の安全装置が備えられているので、ブーム20の作動が何で規制されたのかが作業者に理解されないことがある。
【0029】
そのため、当該例においては、上記警報装置29によりブーム20が所定長さに達したことを表示させることで、作業台17に搭乗した作業者にブーム20の縮小作動が規制された原因を認識させることが好ましい。
【0030】
また、当該例においては、先端ブーム23を電気的絶縁性の高いFRPにより形成した場合について説明したが、中間ブーム22を電気的絶縁性の高い材料により形成しても良く、また、先端ブーム23の一部を電気的絶縁性の高い材料により形成しても良い。この場合には、長さ設定器28に設定された所定長さを、作業台17と車体11間の電気的絶縁性が十分に確保できるブーム20の伸長長さに設定する。
【0031】
また、当該例においては、規制弁33を設けたもので説明したが、図3に示すように縮小作動規制装置27の出力により操作装置30の縮小操作信号が制御弁32に送られないように縮小操作信号ラインに設けられた切換スイッチ41を切り換えるように構成しても良く、上記実施例に限定されるものではない。切換スイッチ41は、ブーム20の長さが長さ設定器28に設定された所定長さに達したときに比較演算器26の信号で出力する縮小作動規制装置27の信号により切り換えられて、制御弁32を縮小作動側に移動させる制御信号が制御弁32に伝達されないよう縮小操作信号ラインを遮断する。これにより、上記例にて備えられていた規制弁33を省くことができるので、回路を簡単にすることができる。
【0032】
なお、以上説明した例においては、高所作業車を例にしたが、本発明のブーム伸縮作動制御装置は、高所作業車への適用に限定されるものではない。例えば、先端ブームあるいは中間ブームを絶縁した伸縮式のブームを備えたクレーン車等に用いることも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明の作業車のブーム伸縮作動制御装置は、先端ブームあるいは中間ブームの少なくとも一部が電気絶縁性材料により形成された伸縮式のブームを備えた作業車において、作業時にブームが電気絶縁性を十分に確保できる所定長さ以下に縮小することが規制されるとともに、ブームの縮小作動の規制を解除する規制解除手段を設けている。よって、作業時にブームが縮小作動されることにより電気絶縁性を十分に確保できる所定長さ以下に縮小することが規制され、絶縁性を確保するために、格納状態、すなわち、全縮状態でも電気絶縁性材料により作られたブームを所定長さ伸長させておく必要がなく、ブームの全長を長くすることがなくなり、かつ、作業時にはブーム先端と車体間の電気絶縁性が十分に確保されるので、安全に活線での配電線の作業を行うことができる。
さらに、作業開始時にブームが電気絶縁性を十分に確保できる所定長さに達するまで警報手段が作動する。よって、ブームが電気絶縁性を十分に確保していない状態で作業を行うことを防止することができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業車のブーム伸縮作動制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るブーム伸縮作動制御装置の別構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るブーム伸縮作動制御装置の別構成を示すブロック図である。
【図4】図1のブーム伸縮作動制御装置を備えた高所作業車の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
10 高所作業車(作業車)
11 車体
20 ブーム
21 基端ブーム
22 中間ブーム
23 先端ブーム
24 縮小作動規制手段
25 ブーム長さ検出器
29 警報装置
31 規制解除スイッチ(規制解除手段)
Claims (2)
- 基端ブームに中間ブームおよび先端ブームがテレスコピック状に伸縮自在に挿入されて構成され、この中間ブームあるいは先端ブームの少なくとも一部が電気絶縁性材料により作られた伸縮式のブームを車体上に起伏自在に配設した作業車のブーム伸縮作動制御装置において、
前記ブームの伸縮を操作する操作装置と、
前記ブームの伸縮長さを検出するブーム長さ検出器と、
前記ブーム長さ検出器からの信号により前記ブームが所定長さ以下に縮小作動するのを規制する縮小作動規制手段と、
前記縮小作動規制手段による前記ブームの縮小作動の規制を解除する規制解除手段とを備え、
前記縮小作動規制手段は、前記ブームの先端部の電気絶縁性を十分に確保できる前記ブームの伸縮長さを所定長さとして設定した長さ設定器と、前記ブーム長さ検出器と前記長さ設定器からの信号により前記ブームが縮小作動により前記長さ設定器に設定された前記所定長さに達したときで、かつ前記操作装置によりブームを縮小操作したときに出力する比較演算器と、前記比較演算器からの出力により前記ブームが前記所定長さ以下に縮小作動するのを規制する縮小作動規制装置とより構成されていることを特徴とする作業車のブーム伸縮作動制御装置。 - 前記ブーム長さ検出器からの信号により前記ブームが前記所定長さ以上に伸長するまで作動する警報手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の作業車のブーム伸縮作動制御装置。
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- 1997-09-30 JP JP28266897A patent/JP3650918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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