JP3649622B2 - 衛星放送受信用コンバーター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偏波面の方向が相互に直交する2つの偏波、すなわち垂直偏波と水平偏波を受信するための衛星放送・衛星通信受信用に使用される衛星放送受信用コンバーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバーターを図6,図7に基づいて説明すると、図6は、従来の衛星放送受信用コンバーターの分解斜視図であり、また図7は、図6の7−7線における要部断面図である。
【0003】
図6,図7において、アルミダイキャスト、または亜鉛ダイキャストからなる本体部材21は、偏波を導入する導波管22と、回路部を収納する筐体23とにより一体で構成されている。
そして、導波管22は、偏波を導入する入口であるラッパ状のホーン部22aと、略円筒状からなる筒状部22bと、ホーン部22aと筒状部22bに跨って、その軸心部の長手方向、即ち軸方向に形成された空洞部22cと、空洞部の内壁部に凹状の嵌合部(図示せず)と、空洞部22cの一端を塞ぐように形成された短絡壁(図示せず)を有している。
また、筐体23は、導波管22と同じ材質から形成され、底壁部23aと、この底壁部23aの周囲を囲むように直立して形成された側壁部23bと、側壁部23bの上方が開放され、側壁部23bによって囲まれた収納部23cを有している。そして、側壁部23bの内側には複数の段差23dが設けられており、また底壁部23aには、空洞部22cの軸方向からみて互いに略90゜を成すように、導波管22の空洞部22cと収納部23cを連通するような斜め状態の貫通孔である孔23e、23f、23gが設けられている。そして、孔23eと孔23fは本体部材21軸方向からみて互いに重なり合う関係になっており、また孔23e、23fと23gは筒状部22bにおける円周方向に互いにずらした関係となっている。
【0004】
また、垂直偏波をキャッチする第一のプローブ24、水平偏波をキャッチする第二のプローブ25は、フッ素樹脂、ポリエチレン、テフロン等からなる筒状の絶縁部24a、25aと、絶縁部24a、25aの中心部を突き抜け、主として真鍮、ニッケル等の金属からなる線状の中心導体24b、25bとから形成されている。
そして、この第一、第二のプローブ24、25は、筐体23の底壁部23aに設けられた孔23e、23gに絶縁部24a、25aが圧入されて取り付けられ、その結果、中心導体24b、25bは本体部材21と絶縁状態になる。そして、第一、第二のプローブ24、25が取り付けられると、中心導体24b、25bの一端部は収納部23c側に突出し、他端部は導波管22の空洞部22cの中央近傍まで突出し、軸方向からみて互いに略90゜を成した状態となる。
【0005】
また、垂直偏波を反射する短絡棒26は、金属の棒状体からなり、筐体23の底壁部23aに設けられた孔23fに圧入されると共に、短絡棒26の下端部26aが導波管22の空洞部22cの内壁に形成された凹状の嵌合部(図示せず)に嵌入され、空洞部22cを貫通するように取り付けられている。この際、短絡棒26は、軸方向に対して第一と第二のプローブ24,25間に設置されると共に、上端部26bは筐体23の収納部23cにわずかに突出した状態となり、その上方部分は孔23fの内周壁部に接地した状態になっている。
【0006】
また、絶縁体からなる一枚の矩形状の板からなる回路基板27は、その上面部に回路パターン(図示せず)が形成されると共に、上下に貫通する孔27a、27bが設けられる。そして、回路基板27は、筐体23の底壁部23aに近い側に位置した段差23dに載置され、適宜手段で筐体23に固定される。
この際、筐体23の収納部23cに突出した第一、第二のプローブ24、25の中心導体24b、25bの一端部は、孔27a、27bを貫通して、回路基板27の上面部に突出した状態になり、その一端部は半田によって回路パターンと接続されて、回路パターンと電気的に導通した状態となっている。また、筐体23の収納部23cに突出した短絡棒26の上端部26bは、回路基板27の下方に近接した状態となり、回路基板27と非接触状態となっている。
【0007】
また、金属からなる一枚の矩形状の板で形成されるカバー28は、筐体23の底壁部23aに遠い側に位置した段差23dに載置されて、適宜手段によって固定される。そして、筐体23の収納部23cは密閉され、収納部23c内が電気的にシールドされた状態となっている。
【0008】
そして、従来の衛星放送受信用コンバーターは上記のような構成を有し、その動作は、以下となる。相互に直交する2つの偏波は、ホーン部22aから空洞部22c内に導入され、第一の偏波である垂直偏波は、短絡棒26に反射して空洞部22cの中央近傍に突出した第一のプローブ24の中心導体24bの他端部でキャッチされ、また第二の偏波である水平偏波は、短絡壁(図示せず)に反射して空洞部22cの中央近傍に突出した第二のプローブ25の中心導体25bの他端部でキャッチされる。そして、第一のプローブ24にキャッチされた垂直偏波は中心導体24bを介して、垂直偏波信号として回路基板27の回路パターンに伝達される。また、第二のプローブ25にキャッチされた水平偏波は中心導体25bを介して、水平偏波信号として回路基板27の回路パターンに伝達される。そして、回路基板27は、各プローブから伝達された偏波信号を合成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の衛星放送受信用コンバーターは、筐体23の孔23e、23gを軸方向からみて互いに略90゜の角度をつけて斜めに設けなければならず、本体部材21を金型成型する際、金型構造が複雑になり、加工が困難で作業性が悪いという問題があった。
また、第一、第二のプローブ24,25を斜めに取り付けているため、軸方向からみた孔27a、27b間の距離A2が長くなると共に、軸方向に直交する方向において左右にスペースが必要となり、本体部材21が大型化してしまうという問題があった。
さらに、第一、第二のプローブ24、25を斜めに取り付けているので、プローブ自体の全長が必然的に長くなってしまい、NF(雑音指数)特性が悪化するという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第一の解決手段として、中心部に空洞部を有する導波管と、前記空洞部の軸方向に間隔を置いて配置した状態で、前記空洞部内に先端部が突出するように取り付けられた第一と第二のプローブを備え、前記導波管には、軸方向に間隔を置いて配置され、互いに平行な状態で前記空洞部内に到る二つの孔が設けられ、前記二つの孔は、丸穴部と、この丸穴部に繋がって突出する穴部で形成される突出部を有し、前記第一と第二のプローブは、真っ直ぐな基部と、この基部から折り曲げられた前記先端部を有して、前記第一と第二のプローブは、大きさ、形状が互いに同一の部材から構成され、前記第一と第二のプローブは、前記基部が前記孔の前記丸穴部に、また、前記先端部が前記孔の前記突出部に挿入されて前記空洞部内に突出し、前記第一と第二のプローブの前記基部同士は、前記空洞部の径方向の線に対して垂直に、且つ、互いに平行な状態に取り付けられると共に、前記第一と第二のプローブの前記先端部同士は、互いに垂直な状態に配置された構成とした。
【0011】
また、第二の解決手段として、前記導波管と一体に形成された筺体を有し、この筺体には、前記二つの孔が設けられると共に、前記第一と第二のプローブの前記基部には、筒状の絶縁部が設けられ、前記絶縁部が前記孔の前記丸穴部に圧入されて、前記第一と第二のプローブが前記筺体に取り付けられた構成とした。
【0012】
また、第三の解決手段として、前記第一と第二のプローブの前記先端部同士は、前記空洞部の軸方向から見て互いに略90度を成す構成とした。
【0013】
また、第四の解決手段として、前記第一と第二のプローブにおける前記基部は、前記空洞部の径方向の線の中心点を径方向に直交する線を挟んで、互いに左右等しい位置に配設された構成とした。
【0014】
また、第五の解決手段として、前記第一と第二のプローブの前記先端部が、互いに前記空洞部の軸心に向かっている構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバーターを図1から図5に基づいて説明すると、図1は本発明の衛星放送受信用コンバーターの分解斜視図、図2は本発明の衛星放送受信用コンバーターの要部における分解断面図、図3は図1の3−3線における要部断面図、図4は図1の4−4線における第二のプローブの取付状態を示す要部断面図、図5は図1の5−5線における要部断面図である。
【0016】
次に本発明の衛星放送受信用コンバーターについて説明すると、図1乃至図5において、アルミダイキャスト、又は亜鉛ダイキャストからなる本体部材1は、偏波を導入する導波管2と、回路部を収納する筐体3とが一体で構成されている。
そして、導波管2は、偏波を導入する開口を有するラッパ状のホーン部2aと、略円筒状からなる筒状部2bと、ホーン部2aと筒状部2bに跨って、その中心部の長手方向すなわち軸方向に形成された空洞部2cと、筒状部2bにおいて、その内壁下面部に嵌合部2dと、空洞部2cの一端部を塞ぐように形成された短絡壁2eを有している。
また、筐体3は、導波管2と同じ材質から形成され、底壁部3aと、この底壁部3aの周囲を囲むように直立して形成された側壁部3bと、側壁部3bの上方が開放され、側壁部3bによって囲まれた収納部3cを有している。そして、側壁部3bの内側には、複数の段差3dが設けられており、また、空洞部2cの軸心を通る径方向の線Xと平行状態にある底壁部3aには、径方向の線Xに対して垂直に、導波管2の空洞部2cと収納部3cとを連通するような貫通孔である孔3e、3gが設けられている。そして、この孔3eと3gは、線Xに対し筐体3側に平行な線Zにおいて、線Xの中心点を径方向に直交する線Yを挟んで、互いに左右等しい位置に設けられている。また、底壁部3aには、線Xから45゜の角度をもって空洞部2cと収納部3cを斜めに連通するような貫通孔である3fが設けられている。そして、孔3eの底壁部3aにおける断面は、突出部3hと丸穴部3iとからなる形状を有しており、また孔3gの断面も同様に突出部3jと丸穴部3kとから形成されている。
【0017】
また、垂直偏波をキャッチする第一のプローブ4は、フッ素樹脂、ポリエチレン、テフロン等からなる筒状の絶縁部5と、絶縁部5の中心部を突き抜け、主として真鍮、ニッケル等の金属からなる線状の中心導体6とから構成され、中心導体6は、真っ直ぐな基部6aと、この基部から45゜に折り曲げられた先端部6bとからなる。
また、水平偏波をキャッチする第二のプローブ7は、フッ素樹脂、ポリエチレン、テフロン等からなる筒状の絶縁部8と、絶縁部8の中心部を突き抜け、主として真鍮、ニッケル等の金属からなる線状の中心導体9とから構成され、中心導体9は、真っ直ぐな基部9aと、この基部から45゜に折り曲げられた先端部9bとからなる。
そして、第一、第二のプローブは同一の大きさ、同一の形状となっている。
そして、この第一、第二のプローブ4,7は、第一のプローブ4の先端部6bが孔3eの突出部3hを通過し、絶縁部5が丸穴部3iにはまり、同様に、第二のプローブ7の先端部9bが孔3gの突出部3jを通過し、絶縁部8が丸穴部3kにはまることにより、互いに孔3e、3gに圧入され取り付けられる。その結果、第一、第二のプローブ4,7の基部6a、9aは軸心を通る径方向の線Xに垂直な状態で、かつ、軸方向からみて互いに平行な状態になる。また、中心導体6,9は本体部材1と絶縁状態となる。
【0018】
そして、第一、第二のプローブ4,7が取り付けられると、中心導体6,9の一端部は収納部3c側に突出し、先端部6b、9bは導波管2の空洞部2cの中央近傍まで突出する状態となる。そして、第一、第二のプローブ4,7の基部6a、9aは、軸心を通る径方向の線Xと平行な線Zにおいて、線Xの中心点を径方向に直交する線Yを挟んで、互いに左右等しい位置関係になっている。さらに、先端部6b、9bは互いに軸心に向かう状態となり、軸方向から見て互いに略90゜を成している。
【0019】
また、垂直偏波を反射する短絡棒10は、金属の棒状体からなり、筐体3の底壁部3aに設けられた孔3fに圧入されると共に、短絡棒10の下端部10aが導波管2の空洞部2cの内壁に形成された凹状の嵌合部2dに嵌入され、空洞部2cを貫通するように取り付けられている。この際、短絡棒10は、軸方向に対して第一と第二のプローブ4,7間に設置されると共に、上端部10bは筐体3の収納部3cにわずかに突出した状態となり、その上方部分は孔3fの内周壁部に接地した状態になっている。
【0020】
また、絶縁体からなる一枚の矩形状の板からなる回路基板11は、その上面部に回路パターン(図示せず)が形成されると共に、上下に貫通する孔11a、11bが設けられる。そして、回路基板11は、筐3の底壁部3aに近い側に位置した段差3dに載置され、適宜手段で筐体3に固定される。
この際、筐体3の収納部3cに突出した第一、第二のプローブ4、7の中心導体6,9の一端部は、孔11a、11bを貫通して、回路基板11の上面部に突出した状態になり、その一端部は半田によって回路パターンと接続されて、回路パターンと電気的に導通した状態となっている。また、筐体3の収納部3cに突出した短絡棒10の上端部10bは、回路基板11の下方に近接した状態となり、回路基板11と非接触状態となっている。さらに、軸方向から見た孔11a、11b間の距離A1は、従来例図7におけるA2より短くなっており、本体部材1が線X方向に小型になっている。
【0021】
また、金属からなる一枚の矩形状の板で形成されるカバー12は、筐体3の底壁部3aに遠い側に位置した段差3dに載置されて、適宜手段によって固定される。そして、筐体3の収納部3cは密閉され、収納部3c内が電気的にシールドされた状態となっている。
【0022】
そして、本発明の衛星放送用コンバーターは上記のような構成を有し、その動作は、以下となる。相互に直交する2つの偏波は、ホーン部2aから空洞部2c内に導入され、第一の偏波である垂直偏波は、短絡棒10に反射して空洞部2cの中央近傍に突出した第一のプローブ4の先端部6bでキャッチされ、また第二の偏波である水平偏波は、短絡壁2eに反射して空洞部2cの中央近傍に突出した第二のプローブ7の先端部9bでキャッチされる。そして、第一のプローブ4にキャッチされた垂直偏波は中心導体6を介して、垂直偏波信号として回路基板11の回路パターンに伝達される。また、第二のプローブ7にキャッチされた水平偏波は中心導体9を介して、水平偏波信号として回路基板11の回路パターンに伝達される。そして、回路基板11は、各プローブから伝達された偏波信号を合成する。
【0023】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されないのは言うまでもなく、上記実施形態の他に、第一、第二のプローブ4,7の先端部6b、9bは、軸方向からみて各々45゜だけでなく、互いに90゜を成すものであればよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバーターは、基部6a、9aが軸心を通る径方向の線Xに対して垂直に、かつ、互いに平行な状態で取り付けられるようにしたので、筐体3における孔3e、3gを筐体3の底壁部3aから垂直に設けることができ、金型構造が容易となり、作業性が高く、量産性の良好なコンバーターが提供できる。さらに、軸方向から見た孔11a、11b間の距離A1が短いので、小型化のコンバーターが提供できる。また、基部6a、9aを径方向の線Xに対して垂直に設けるようにしたので、第一、第二のプローブ4,7自体の全長が短くて済み、NF(雑音指数)特性が向上するので信頼性の高いコンバーターを提供できる。
【0025】
さらに、第一、第二のプローブの折り曲げられた先端部6b、9b同士が、軸方向からみて互いに略90゜を成すようにしたので、垂直偏波と水平偏波を的確にキャッチすることができ、性能の高いコンバーターを提供できる。
【0026】
さらに、第一、第二のプローブ4,7を大きさ、形状が同一の部材から構成したので、別体のプローブを製造する必要がなく、より量産性の高いコンバーターが提供できる。
【0027】
さらに、第一、第二のプローブ4,7における基部6b、9bを、軸心を通る径方向の線Xに平行する線Zにおいて、線Xの中心点を径方向に直交する線Yを挟んで、互いに左右等しい位置に配設したので、より的確に偏波をキャッチすることができ、より性能の高いコンバーターを提供できる。
【0028】
さらに、第一、第二のプローブ4,7の先端部6b、9bを互いに軸心に向かう構成としたので、最適な状態で偏波をキャッチすることができ、NF(雑音指数)特性がより向上するので、さらに性能が高く、信頼性の高いコンバーターが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバーターの分解斜視図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバーターの要部における分解断面図。
【図3】図1の3−3線における要部断面図。
【図4】図1の4−4線における第二のプローブの取付状態を示す要部断面図。
【図5】図1の5−5線における要部断面図。
【図6】従来の衛星放送受信用コンバーターの分解斜視図。
【図7】図6の7−7線における要部断面図。
【符号の説明】
1 本体部材
2 導波管
2a ホーン部
2b 筒状部
2c 空洞部
2d 嵌合部
2e 短絡壁
3 筐体
4 第一のプローブ
5 絶縁部
6 中心導体
6a 基部
6b 先端部
7 第二のプローブ
8 絶縁部
9 中心導体
9a 基部
9d 先端部
10 短絡棒
11 回路基板
12 カバー

Claims (5)

  1. 中心部に空洞部を有する導波管と、前記空洞部の軸方向に間隔を置いて配置した状態で、前記空洞部内に先端部が突出するように取り付けられた第一と第二のプローブを備え、前記導波管には、軸方向に間隔を置いて配置され、互いに平行な状態で前記空洞部内に到る二つの孔が設けられ、前記二つの孔は、丸穴部と、この丸穴部に繋がって突出する穴部で形成される突出部を有し、前記第一と第二のプローブは、真っ直ぐな基部と、この基部から折り曲げられた前記先端部を有して、前記第一と第二のプローブは、大きさ、形状が互いに同一の部材から構成され、前記第一と第二のプローブは、前記基部が前記孔の前記丸穴部に、また、前記先端部が前記孔の前記突出部に挿入されて前記空洞部内に突出し、前記第一と第二のプローブの前記基部同士は、前記空洞部の径方向の線に対して垂直に、且つ、互いに平行な状態に取り付けられると共に、前記第一と第二のプローブの前記先端部同士は、互いに垂直な状態に配置されたことを特徴とする衛星放送受信用コンバーター。
  2. 前記導波管と一体に形成された筺体を有し、この筺体には、前記二つの孔が設けられると共に、前記第一と第二のプローブの前記基部には、筒状の絶縁部が設けられ、前記絶縁部が前記孔の前記丸穴部に圧入されて、前記第一と第二のプローブが前記筺体に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信用コンバーター。
  3. 前記第一と第二のプローブの前記先端部同士は、前記空洞部の軸方向から見て互いに略90度を成すことを特徴とする請求項1、又は2記載の衛星放送受信用コンバーター。
  4. 前記第一と第二のプローブにおける前記基部は、前記空洞部の径方向の線の中心点を径方向に直交する線を挟んで、互いに左右等しい位置に配置されたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の衛星放送受信用コンバーター。
  5. 前記第一と第二のプローブの前記先端部が、互いに前記空洞部の軸心に向かっていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の衛星放送受信用コンバーター。
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