JP3649615B2 - パンク検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行車輪のアクスルを油圧シリンダによって懸架する搬送車両の空気入りタイヤのパンク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
搬送車両に空気入りタイヤを用いた場合、車両内外の人員、車両、積載物の安全、保全のために、タイヤがパンクした場合それを速やかに察知し対処する事が求められるので、トレーラや無人搬送車のように運転員が車両に乗車しないものにおいては自動的にタイヤのパンクを検出することが必要である。
【0003】
従来,タイヤのパンク検出装置として提示されているものの例としては、タイヤまたはタイヤ内圧を導出したホイール部に取り付けた空気圧センサの信号を無線または回転可能な接触子によって伝達し、制御装置に入力して判断を行い所定の制御を行うものがある。しかし、開発中の段階であり、適用した場合にも検出システムが複雑で高価であったり、整備が煩雑であったりして依然実用上の問題を含むものである。
【0004】
また、別の例としては特開平8−207647号に示されるものがあり、これは図5に概略を示すように、左右の車輪01が上下揺動するようにアクスル部02が揺動回転中心03をもって支持されているものにおいて、アクスル部02側の揺動回転面の両回転方向に検出子04を設け、支持側の同回転面に対向する部分に近接センサ05を設けて、もし一方のタイヤがパンクした場合、タイヤの収縮と撓みによってパンクしたタイヤ側が下降してアクスル部02が揺動回転するので、一方の検出子04を近接センサ05が検知するようにしたものである。
【0005】
このような装置は、揺動回転中心を持たない支持方法のアクスルには適用できないほか、検出のための回転角度が小さくしか取れないので、誤検出の可能性があり、また、正確な検出のためには精密な検出センサを要し、高価と取扱の煩雑さが問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来装置の問題点を解決し、油圧シリンダにより懸架される車輪のパンク又は異常空気圧を、簡潔な装置構成で確実に検知できるパンク検出装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダの前記アクスル部との取付け部の揺動中心線上に一端を揺動自在に取り付けられた検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケットにガイドされ且つ前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い前記ブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成されてなることを特徴とするパンク検出装置を提供するものである。
【0008】
請求項1の発明によれば、パンクした側のタイヤが収縮し撓むため同タイヤ側の油圧懸架シリンダが伸びて検知用ロッドが検知手段に対し移動し、予め検知用ロッドの検知位置をパンクまたはタイヤの異常空気圧の状態に合わせて設定しておけば、検知手段の信号が得られたことにより、どのタイヤがパンクしたか、異常空気圧となったかを知ることができる。
【0009】
さらに、検知用ロッドを油圧懸架シリンダの揺動中心線上に揺動自在に取り付け、且つ検知用ロッドを油圧懸架シリンダの中心線と平行に配置したので検知上誤差が生じない。
【0010】
また、パンク等による移動が大きい位置での検知なので、検知手段は廉価な通常のリミットスイッチ等の使用が可能となり、且つ精度を高めることができるものであり、油圧懸架シリンダ側のバンド状ブラケットは検知手段の取り付けと検知用ロッドのガイドを兼ねパンク検出装置を簡明な構造とすることができる。
(2)請求項2の発明は、走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダのロッド先端部に一端を固定された検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い同油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成されてなることを特徴とするパンク検出装置を提供するものである。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様に、パンクした側の油圧懸架シリンダに伸びを検知することにより、どのタイヤがパンクしたか、異常空気圧となったかを知ることができる。
【0012】
さらに、検知用ロッドを油圧懸架シリンダのロッド先端部に一端を固定し且つ油圧懸架シリンダの中心線と平行に配置したので検出上誤差が生じない。
【0013】
また、パンク等による移動が大きい位置での検知なので、検知手段は廉価な通常のリミットスイッチ等の使用が可能となり、且つ精度を高めることができるものであり、油圧懸架シリンダ内で検知のための構造が完結するのでパンク検出装置を簡明な構造とすることができる。
(3)請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のパンク検出装置において、前記ブラケットは前記油圧懸架シリンダのシリンダ本体に取り付けられたバンド状ブラケットであることを特徴とするパンク検出装置を提供するものである。
請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2の発明の作用効果に加え、パンク検出装置の製造組み立て上、メンテナンス上のメリットがより向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1から図3に基づいて本発明の実施の第1形態に係るパンク検出装置を説明する。図1は本実施の第1形態に係るパンク検出装置10の取り付け状態の説明図であり、車両のアクスル部の正面図である。図2は図1中A部詳細図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中、B−B矢視図である。また、図3は本実施の形態の作動説明図である。
【0015】
図1において、1は車輪、1aはその空気入りのタイヤ、2はアクスル部であり、6は車両の車体フレームである。アクスル部2はその上部のブラケット2aに油圧懸架シリンダ7のロッド先端部8をピン9で結合しており、油圧懸架シリンダ7のシリンダボディー側のシリンダ後端部11はピン12で車体フレーム6のブラケット6aに結合している。すなわちアクスル部2はその左右をそれぞれ油圧懸架シリンダ7で車体フレーム6に油圧懸架されている。
【0016】
各油圧懸架シリンダ7にはそのロッドのストロークにより車輪1のタイヤ1aのパンクを検知するパンク検出装置10が取り付けられており,図1のA部詳細を図2に示し、以下説明する。
【0017】
図2において、アクスル部2のブラケット2aには油圧懸架シリンダ7の取り付け用のピン9の外側端部を覆うようにロッド取付けブラケット13が取り付けられ、ロッド取付けブラケット13にはピン9の中心線に合わせた位置に球面ジョイント14を介して検知用ロッド15の一端が接続されており、その他端側は、検知用ロッド15が油圧懸架シリンダ7の中心線と平行に配置されるように油圧懸架シリンダ7のシリンダ本体に取り付けられたバンド状ブラケット16のガイド孔16aを挿通している。
【0018】
バンド状ブラケット16にはドグ18の検知手段であるリミットスイッチ17が装着されており、一方、バンド状ブラケット16の上方に突き出た検知用ロッド15にはドグ18が装着され、検知用ロッド15が下方に移動するとドグ18がリミットスイッチ17を蹴るようになっている。
【0019】
タイヤ1aがパンクした状態または異常に低圧化した状態では図3に概略を示すように、パンクしたまたは異常に低圧化した側のタイヤ1aが収縮し撓んで、その側のアクスル部2が下降して傾き、パンクしたまたは異常に低圧化した側の油圧懸架シリンダ7が伸びることとなる。
【0020】
従って、リミットスイッチ17とドグ18との間隔dを、タイヤ1aがパンクした時に油圧懸架シリンダ7が伸びる長さに合わせて設定しておけば、ドグ18がリミットスイッチ17を蹴り、リミットスイッチ17による信号が得られたことにより、どのタイヤ1aがパンクしたかを知ることができ、同信号に基づいて制御装置により、緊急停止、警告信号等必要な処置を自動的に行うことができるものである。
【0021】
また、間隔dは随意に設定できるので、完全なパンク状態のものに代えて、車両の許容傾き限界の状態に合わせて間隔dを設定することにより、タイヤ1aが異常空気圧となり収縮して車両の許容傾き限界の状態に至ったことを知ることも出来、タイヤ1aの異常状態を早急に知ると共に、車両の運転上、搬送上の危険状態を予告的に検出し、制御装置等により自動的に必要な対処を行い、危険状態を回避できるものである。
【0022】
さらに、油圧懸架シリンダ7の伸びの検知のために、検知用ロッド15を油圧懸架シリンダ7の揺動中心ともなるピン9の中心線に合わせて揺動自在に取り付け、且つ検知用ロッド15を油圧懸架シリンダ7の中心線と平行に配置したことは、油圧懸架シリンダ7の揺動によってもシリンダストロークの検出上誤差が生ぜず、パンク検出およびタイヤ空気圧異常等の検出の精度を高めるものである。
【0023】
以上説明した本実施の形態のパンク検出装置は、パンクやタイヤ1aの異常圧状態をアクスル部2の小さい揺動回転から検知するに際しアクスル部2の中心から離れた油圧懸架シリンダ7取り付け用ピン9の位置で測定できるので、前述の従来例のように揺動回転中心で傾きを検知するときのような問題は生じず、揺動回転を油圧懸架シリンダ7の伸びの大きな移動量として検知すればよく、検知手段も廉価な通常のリミットスイッチが使用可能となり、且つ精度を高めることができるものである。
【0024】
そしてそのための本発明の構成は、油圧懸架シリンダ7側のバンド状ブラケット16がリミットスイッチ17の取り付け台とロッド15のガイドを兼ね,ドグ18付きの検知用ロッド15をピン9の中心に合わせロッド取付けブラケット13上に揺動自在に取り付けるだけの簡易なものであり、製造組み立て上、メンテナンス上のメリットが大きい。
【0025】
なお、リミットスイッチ17は通常の機械的接触によるリミットスイッチとして説明したが、ドグ18の位置を検知するものであれば、電磁式、光電式を含め種々の近接スイッチを用い得るものである。
【0026】
次に図4に基づき、本発明の実施の第2形態に係るパンク検出装置を説明する。本実施の形態は、油圧懸架シリンダ7の伸びの検知の構造が前述の実施の第1形態と異なるだけで、他に関しては実施の第1形態と同じであるので、油圧懸架シリンダ7の伸びの検知のための構造についてのみ説明し、他は省略する。
【0027】
図4(a)は従来のシリンダの伸び検知のための構造の例であり、図4(b)は本実施の形態に用いたシリンダの伸び検知のための構造であり、その双方を一般的な形で説明する。
【0028】
従来は、シリンダ7’の伸びを検知する構造は、図4(a)に示す例のように、シリンダ7’のロッド側に取り付けられた可動物2’にロッド取り付けブラケット13’を介して検知用ロッド15’を取り付け、シリンダ7’のシリンダボディに取り付けたバンド状ブラケット16’にリミットスイッチ17’を取り付けたものであって、バンド状ブラケット16’のガイド孔16a’を挿通した検知用ロッド15’のドグ18’がシリンダ7’の伸びによってリミットスイッチ17’を蹴るように構成されている。したがって、予めドグ18’とリミットスイッチ17’との間隔をdに設定しておけば、シリンダ7’がその位置からdだけ伸びたことが検知されるものである。
【0029】
なお図4(a)のものにおいて、シリンダ7’の縮みを検知するときは、二点鎖線で図示したようにドグ18’とリミットスイッチ17’を逆に配置して同様に行えることは言うまでもない。
【0030】
しかしながら、図4(a)のような従来の構造の場合、シリンダ7’のロッド先端部8’の可動物2’への取り付け誤差、可動物2’への検知用ロッド15’の取り付け誤差(長さ、角度共に)などが製造組立時や経年的に生じそれらが集積し、ドグ18’がリミットスイッチ17’を蹴らないミスを生ずるおそれがあった。
【0031】
これに対して、本実施の形態に用いるものは、図4(b)のようにシリンダ7’のロッド先端部8’に直接ロッド取付けブラケット13’を取り付け、ロッド取付けブラケット13’に取り付けられた検知用ロッド15’をシリンダ7’中心線に平行に配して、その先にドグ18’を取り付けたものである。シリンダ7’のシリンダボディに取り付けたバンド状ブラケット16’にはリミットスイッチ17’を取り付け、シリンダ7’が伸びるとドグ18’がリミットスイッチ17’を蹴るように構成されている。予めドグ18’とリミットスイッチ17’との間隔をdに設定しておけば、シリンダ7’がその位置からdだけ伸びたことが検知されるものである。
【0032】
なお図4(b)のものにおいて、シリンダ7’の縮みを検知するときは、二点鎖線で図示したようにドグ18’とリミットスイッチ17’を逆に配置して同様に行えるものである。
【0033】
すなわち、図4(b)の構造の場合は、検知のための構造の検知用ロッド15’及びドグ18’とリミットスイッチ17’が共にシリンダ7’に直接取り付けられ、いわばシリンダ7’内において完結している構造となっており、その間に可動部や他部材が介入したり、または装置稼働に際し取り外し再組立が行われる等、組立誤差や経年誤差が生ずる可能性が少ないため、ドグ18’とリミットスイッチ17’の位置関係に狂いを生ずる可能性が少ない。また、検知用ロッド15’をシリンダ7’中心線に平行に配してあるのでシリンダ7’の伸縮位置による検知用ロッド15’の誤差が生じない。したがって、リミットスイッチ17’の作動が確実となり、検出機能の信頼性が高まるものである。
【0034】
本発明の実施の第2形態は、油圧懸架シリンダ7の伸びの検知において上述の図4(b)の構造を採用したものであり、ロッド先端部8に直接ロッド取付けブラケット13を取り付け、ロッド取付けブラケット13に取り付けられた検出用のロッド15を油圧懸架シリンダ7中心線に平行に配して、その先にドグ18を取り付けたものである。油圧懸架シリンダ7のシリンダボディに取り付けたバンド状ブラケット16にはリミットスイッチ17を取り付け、油圧懸架シリンダ7が伸びるとドグ18がリミットスイッチ17を蹴るように構成している。予めドグ18とリミットスイッチ17との間隔をdに設定しておけば、油圧懸架シリンダ7がその位置からdだけ伸びたときが検知されるものとなる。
【0035】
したがって、本実施の形態においては上述のようにドグ18とリミットスイッチ17の位置関係に狂いを生ずる可能性が少なく、油圧懸架シリンダ7の伸縮位置によるシリンダストロークの検出上誤差が生じない。したがって、リミットスイッチの作動が確実となり、検出機能の信頼性が高まるものである。
【0036】
以上、本発明を図示の実施の形態について説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的形態に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
(1)以上請求項1の発明によれば、パンク検出装置を、走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダの前記アクスル部との取付け部の揺動中心線上に一端を揺動自在に取り付けられた検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケットにガイドされ且つ前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い前記ブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成したので、油圧懸架シリンダの伸びを検知してどのタイヤがパンクしたか、異常空気圧となったかを知ることができ、緊急停止等の処置を行い、あるいは車両の運転上、搬送上の危険状態を予告的に検出し、制御装置等により自動的に必要な対処を行い、危険状態を回避できる。
【0038】
さらに、検出上誤差が生ぜず、パンク検出およびタイヤ空気圧異常等の検出の精度を高めるものである。
【0039】
また、検知手段は廉価な通常のリミットスイッチ等の使用が可能となり、且つ精度を高めることができるものであり、パンク検出装置を簡明な構造とすることができる。
(2)請求項2の発明によれば、パンク検出装置を、走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダのロッド先端部に一端を固定された検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い同油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成したので、請求項1の発明と同様に、どのタイヤがパンクしたか、異常空気圧となったかを知ることができ、緊急停止等の処置を行い、あるいは車両の運転上、搬送上の危険状態を予告的に検出し、制御装置等により自動的に必要な対処を行い、危険状態を回避できる。
【0040】
さらに、検出上誤差が生ぜず、パンク検出およびタイヤ空気圧異常等の検出の精度を高めるものである。
【0041】
また、検知手段は廉価な通常のリミットスイッチ等の使用が可能となり、且つ精度を高めることができるものであり、パンク検出装置を簡明な構造とすることができる。
(3)請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2に記載のパンク検出装置において、前記ブラケットは前記油圧懸架シリンダのシリンダ本体に取り付けられたバンド状ブラケットであるように構成したので、請求項1または請求項2の発明の作用効果に加え、パンク検出装置の製造組み立て上、メンテナンス上のメリットがより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の第1形態に係るパンク検出装置の取り付け状態の説明図であり、車両のアクスル部の正面図である。
【図2】図1中A部詳細図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中、B−B矢視図である。
【図3】実施の第1形態のパンク検出装置の作動説明図である。
【図4】(a)は従来のシリンダの伸び検知のための構造の例の説明図であり、(b)は実施の第2形態に用いたシリンダの伸び検知のための構造の説明図である。の双方を一般的な形で説明する。
【図5】従来のパンク検出装置の例の説明図である。
【符号の説明】
1 車輪
2 アクスル部
2’ 可動部
2a ブラケット
6 車体フレーム
6a ブラケット
7 油圧懸架シリンダ
7’ シリンダ
8 ロッド先端部
8’ ロッド先端部
9 ピン
10 パンク検出装置
11 シリンダ後端部
12 ピン
13 ロッド取付けブラケット
14 球面ジョイント
15 検知用ロッド
15’ 検知用ロッド
16 バンド状ブラケット
16’ バンド状ブラケット
17 リミットスイッチ
17’ リミットスイッチ
18 ドグ
18’ ドグ

Claims (3)

  1. 走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダの前記アクスル部との取付け部の揺動中心線上に一端を揺動自在に取り付けられた検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケットにガイドされ且つ前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い前記ブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成されてなることを特徴とするパンク検出装置。
  2. 走行車輪のアクスル部と車体との間に取り付けた油圧懸架シリンダを有する車両において、同油圧懸架シリンダのロッド先端部に一端を固定された検知用ロッドが前記油圧懸架シリンダに平行に配置され、前記油圧懸架シリンダの伸びに伴い同油圧懸架シリンダに取り付けられたブラケット上に設けられた検知手段が前記検知用ロッドの所定位置を検知することによりパンク又は異常空気圧を検出するように構成されてなることを特徴とするパンク検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパンク検出装置において、前記ブラケットは前記油圧懸架シリンダのシリンダ本体に取り付けられたバンド状ブラケットであることを特徴とするパンク検出装置。
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