JP7007317B2 - ホイール式作業車両 - Google Patents
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Description
第2閾値T0=(b/V)+α
b:前輪タイヤ22L,22Rと後輪タイヤ23L,23R間のホイールベース距離
V:走行速度
α:誤検出回避時間(例えば5~10秒)
の式により上記第2閾値T0を算出する。
タイヤのパンクも発生しておらず、片輪のタイヤが障害物に乗り上げていない正常走行時は、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Sa及び縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超えず、図5のフローチャートのステップS100及びS110においてNOと判定され、モニタ101にパンク発生の警告は表示されない。
走行時に、例えば、片輪の右前タイヤ23Rがパンクをしたとき、前車軸21の右端がタイヤの厚みa分だけ下がり、前車軸21がピン31を支点として回動し右側(図2では左側)に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ伸び、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Saを超える。また、走行時に、片輪の左前タイヤ23Lがパンクをしたときは、前車軸21の左端がタイヤの厚みa分だけ下がり、前車軸21がピン31を支点として回動し左側(図2では右側)に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ縮み、油圧シリンダ32RのストロークSは縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超える。
走行時に、例えば最初に片輪の右前タイヤ23Rが段差に乗り上げ、続いて右後タイヤ24Rが段差に乗り上げた場合を考える。この場合、最初に右前タイヤ23Rが段差に乗り上げたとき、前車軸21はピン31を支点として回動して左側(図2では右側)に傾くが、シャーシフレーム20は後車軸22が固定されているため傾かない。このため油圧シリンダ32Rは縮み、段差の高さが大きく、例えばタイヤの厚みaの半分以上である場合、油圧シリンダ32RのストロークSは縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超える。
~その他~
上記実施の形態では、ストロークセンサ45の検出値による判定とアキュムレータ26の減衰による判定の2つの判定を用いてタイヤのパンクを確実に検出できるようにしたが、ストロークセンサ45の検出値による判定だけでも、従来よりも誤検出を減らし、確実にタイヤのパンクを検出することができる。
11 旋回装置
12 上部旋回体(上部車体)
13 フロント作業機
14 キャビン
20 シャーシフレーム
21 前車軸
22 後車軸
23L 前輪タイヤ(左前タイヤ)
23R 前輪タイヤ(右前タイヤ)
24L 後輪タイヤ(左後タイヤ)
24R 後輪タイヤ(右後タイヤ)
26 アキュムレータ
30 サスペンション装置
31 ピン
32L,32R 油圧シリンダ
33a 前側リンク
33b 後側リンク
45 ストロークセンサ
46 車速センサ
47 圧力センサ
54a,54b,55a,55b パイロットチェック弁
100 コントローラ
101 モニタ
Claims (4)
- 下部走行体と、下部走行体に搭載された上部車体と、この上部車体に装荷された作業装置とを備え、
前記下部走行体は、
シャーシフレームと、前記シャーシフレームの前方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように、前記シャーシフレームに平行なピンの周りに回動可能に取付けられた前車軸と、前記シャーシフレームの後方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように固定された後車軸と、前記前車軸の両端に取り付けられた左右一対の前輪タイヤ及び前記後車軸の両端に取り付けられた左右一対の後輪タイヤと、前記ピンを中心にして左右対称の位置で、前記シャーシフレームに対して前記前車軸を懸架する左右一対の油圧シリンダと、前記左右一対の油圧シリンダが伸び縮みする際に発生する圧油を蓄圧し、前記左右一対の油圧シリンダの圧力振動を吸収するアキュムレータとを有するホイール式作業車両において、
前記左右一対の油圧シリンダの少なくとも一方のシリンダ本体に上端が取り付けられ、前記前車軸に下端が取り付けられ、前記油圧シリンダのストロークを検出するストロークセンサと、
前記ストロークセンサの検出値に基づいて、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えかつ前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えている時間が第2閾値を超えたかどうかを判定し、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超え、かつその時間が第2閾値を超えたときに、前記左右一対の前輪タイヤ及び後輪タイヤのいずれかの1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定するコントローラと、
前記コントローラがいずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定したときにタイヤのパンクを警告するモニタとを備え、
かつ
前記アキュムレータの畜圧を検出する圧力センサを更に備え、
前記コントローラは、
前記圧力センサの検出値に基づいて、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であるかどうかを判定し、
前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、かつ前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であると判定したときは、前記モニタに軽度の警告を表示させ、前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰しない振動であると判定したときは、前記モニタにより強い警告を表示させることを特徴とするホイール式作業車両。 - 請求項1記載のホイール式作業車両において、
前記第1閾値は、前記油圧シリンダの中立位置のストロークに、前記いずれかの1つのタイヤがパンクをしたときの前記油圧シリンダのストローク変化量の範囲内における任意の値を加算或いは減算した値に設定されていることを特徴とするホイール式作業車両。 - 請求項1記載のホイール式作業車両において、
前記第1閾値は、前記油圧シリンダの伸び方向のストロークの第1閾値と、前記油圧シリンダの縮み方向のストロークの第1閾値を含み、
前記コントローラは、前記油圧シリンダのストロークが前記伸び方向のストロークの第1閾値を超えたかどうかと、前記縮み方向のストロークの第1閾値を超えたかどうかを判定することを特徴とするホイール式作業車両。 - 請求項1記載のホイール式作業車両において、
前記作業車両の走行速度を検出する車速センサを更に備え、
前記コントローラは、
前記車速センサの検出値に基づいて、
第2閾値=(b/V)+α
b:前輪タイヤと後輪タイヤ間のホイールベース距離
V:走行速度
α:誤検出回避時間
の式により前記第2閾値を算出することを特徴とするホイール式作業車両。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019064609A JP7007317B2 (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | ホイール式作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019064609A JP7007317B2 (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | ホイール式作業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020163930A JP2020163930A (ja) | 2020-10-08 |
JP7007317B2 true JP7007317B2 (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=72716695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019064609A Active JP7007317B2 (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | ホイール式作業車両 |
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JP (1) | JP7007317B2 (ja) |
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2019
- 2019-03-28 JP JP2019064609A patent/JP7007317B2/ja active Active
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JP2020163930A (ja) | 2020-10-08 |
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