JP7007317B2 - ホイール式作業車両 - Google Patents

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Description

本発明はホイール式油圧ショベル等のホイール式作業車両に係わり、特にタイヤのパンクを検出することができるホイール式作業車両に関する。
タイヤのパンクを検出するタイヤパンク検出装置を備えたホイール式作業車両として特許文献1に記載されたものがある。特許文献1では、リミットスイッチのようなON-OFF式の接触センサを用いてパンクを検出している。
特許第3649615号公報
特許文献1のように、リミットスイッチのような接触センサのON-OFFのみで検出を行うタイヤパンク検出装置では、例えば片輪のタイヤみで大きな段差を乗り越えようとした際などにその片輪の右前タイヤが段差を超えて降下し、片側のシリンダが大きく伸びる瞬間に接触センサがONとなり、タイヤがパンクしたと誤検知をしてしまう可能性がある。
本発明の目的は、誤検出が少なく、確実にタイヤのパンクを検出することができるホイール式作業車両を提供することである。
このような課題を解決するため、本発明は、下部走行体と、下部走行体に搭載された上部車体と、この上部車体に装荷された作業装置とを備え、前記下部走行体は、シャーシフレームと、前記シャーシフレームの前方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように、前記シャーシフレームに平行なピンの周りに回動可能に取付けられた前車軸と、前記シャーシフレームの後方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように固定された後車軸と、前記前車軸の両端に取り付けられた左右一対の前輪タイヤ及び前記後車軸の両端に取り付けられた左右一対の後輪タイヤと、前記ピンを中心にして左右対称の位置で、前記シャーシフレームに対して前記前車軸を懸架する左右一対の油圧シリンダと、前記左右一対の油圧シリンダが伸び縮みする際に発生する圧油を蓄圧し、前記左右一対の油圧シリンダの圧力振動を吸収するアキュムレータとを有するホイール式作業車両において、前記左右一対の油圧シリンダの少なくとも一方のシリンダ本体に上端が取り付けられ、前記前車軸に下端が取り付けられ、前記油圧シリンダのストロークを検出するストロークセンサと、前記ストロークセンサの検出値に基づいて、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えかつ前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えている時間が第2閾値を超えたかどうかを判定し、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超え、かつその時間が第2閾値を超えたときに、前記左右一対の前輪タイヤ及び後輪タイヤのいずれかの1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定するコントローラと、前記コントローラがいずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定したときにタイヤのパンクを警告するモニタとを備え、かつ前記アキュムレータの畜圧を検出する圧力センサを更に備え、前記コントローラは、前記圧力センサの検出値に基づいて、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であるかどうかを判定し、前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、かつ前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であると判定したときは、前記モニタに軽度の警告を表示させ、前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰しない振動であると判定したときは、前記モニタにより強い警告を表示させるものとする。
本発明によれば、誤検出が少なく、確実にタイヤのパンクを検出することができる。
本発明の作業車両の一実施例を示すホイール式油圧ショベルの側面図である。 図1に示したホイール式油圧ショベルの下部走行体をその前側から見た部分断面正面図である。 左右の油圧シリンダとアキュムレータを含むサスペンション装置の油圧回路を示す図である。 タイヤパンク検出装置のシステム構成を示す図である。 コントローラの処理機能の詳細を示すフローチャートである。 タイヤがパンクしていない正常時におけるアキュムレータの畜圧の時間推移を示す図である。 タイヤがパンクしたときのアキュムレータの畜圧の時間推移を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
図1は、本発明のホイール式作業車両の一実施例を示すホイール式油圧ショベルの側面図である。
ホイール式油圧ショベルは、下部走行体10と、旋回装置11を介して下部走行体10の上部に旋回可能に連結された上部旋回体12(上部車体)と、上部旋回体12の前部に上下方向に回動可能に取り付けられたフロント作業機13とを備えている。フロント作業機13は、ブーム13a、アーム13b、バケット13cから構成されている。また、上部旋回体12には運転室を形成するキャビン14と、図示しないエンジンや油圧ポンプなどが収納されたエンジンルーム15と、キャビン14及びエンジンルーム15の進行方向右側に位置し、後述するアキュムレータ26などが収納された図示しない機械室などが搭載されている。
ここで、本明細書においては、ホイール式油圧ショベルが前進走行するときの進行方向を基準として、「前」、「後」、「左」、「右」という。
図2は、図1に示したホイール式油圧ショベルの下部走行体10をその前側から見た部分断面正面図である。なお、カバー等の一部の構成部品は図示を省略している。
図1及び図2において、下部走行体10は、下部走行体10の前後方向の全長にわたって延在し、旋回装置11を支持するシャーシフレーム20と、シャーシフレーム20の前方部分の下面にシャーシフレーム20に直交するように、シャーシフレーム20の前後方向に対して平行なピン31(図2参照)の周りに回動可能に取付けられた前車軸21と、シャーシフレーム20の後方部分の下面にシャーシフレーム20に直交するようにボルト等の固定手段により固定された後車軸22と、前車軸21の両端に取り付けられた左右一対の前輪タイヤ23L,23R(以下左前タイヤ23L、右前タイヤ23Rという)及び後車軸22の両端に取り付けられた左右一対の後輪タイヤ24L,24R(以下左後タイヤ24L、右後タイヤ24Rという)と、上記ピン31を中心にして左右対称の位置で、シャーシフレーム20に対して前車軸21を懸架する左右一対の油圧シリンダ32L,32R(図2参照)と、左右一対の油圧シリンダ32L,32Rが伸び縮みする際に発生する圧油を蓄圧し、左右一対の油圧シリンダ32L,32Rの圧力振動を減衰するアキュムレータ26(図2参照)とを有している。
また、下部走行体10は、前車軸21とシャーシフレーム20を連結する、上述したピン31及び左右一対の油圧シリンダ32L,32Rと、前後一対の前側リンク33a及び後側リンク33b(図示せず)とを備えたサスペンション装置30を有している。
ここで、シャーシフレーム20の前方部分は、前板35a、後板35b(図示せず)、左右の側板35c,35dを有し、下側が開放したボックスフレーム35として形成され、ボックスフレーム35の側板35c,35dにそれぞれ左右のシリンダブロック36a,36bがボルトで取り付けられ、左右のシリンダブロック36a,36bに左右の油圧シリンダ32L,32Rがそれぞれピン37a,37bを介して回動可能に連結されている。また、左右の油圧シリンダ32L,32Rのピストンロッドの先端はピン38a,38bを介して回動可能に前車軸21に連結されている。
更に、ボックスフレーム35の内側には、前側リンク33aの一端が、前板35a及び後板35bに差し渡されて支持されたピン40を介して、ボックスフレーム35の前板35a及び後板35bに回動可能に連結されている。前側リンク33aの他端はボックスフレーム35の下側開口部を通って前車軸21に達し、前車軸21にピン31を介して回動可能に連結されている。後側リンク33bも同様にピン40,31を介してボックスフレーム35の前板35a及び後板35bと前車軸21に回動可能に連結されている。これによって前側リンク33a及び後側リンク33bは、ピン40を支点にしてボックスフレーム35の前板35a及び後板35bに対して回動するとともに、ピン31を支点にして前車軸21に対しても回動し、油圧シリンダ32L,32Rのピストンロッドの伸縮の範囲内でボックスフレーム35に対して(すなわち、シャーシフレーム20に対して)前車軸21は上下動し、かつ油圧シリンダ32L,32Rのピストンロッドの伸縮の範囲内でピン31を支点にして揺動する。
また、左前タイヤ23L或いは右前タイヤ23Rが上下動するとき、前車軸21はピン31を支点として回動する。また、左後タイヤ24L或いは右後タイヤ24Rが上下動するとき、後車軸22と一体のシャーシフレーム20はピン31を支点として回動する。
また、下部走行体10は、右油圧シリンダ32Rのシリンダ本体に上端が取り付けられ、前車軸21に下端が取り付けられ、右油圧シリンダ32Rのストロークを検出するストロークセンサ45を更に有している。
図3は、左右の油圧シリンダ32L,32Rとアキュムレータ26を含むサスペンション装置30の油圧回路を示す図である。
左油圧シリンダ32Lのボトム側は、油路51a,51、油路53及びマニホールド58を介してアキュムレータ26に接続され、右油圧シリンダ32Rのボトム側は油路52a,52、油路53及びマニホールド58を介してアキュムレータ26に接続されている。左油圧シリンダ32Lのロッド側は油路51b,51、油路53及びマニホールド58を介してアキュムレータ26に接続され、右油圧シリンダ32Rのロッド側は油路52b,52、油路53及びマニホールド58を介してアキュムレータ26に接続されている。油路51,52,51b,52b,53には図示しない絞りが設けられている。また、マニホールド58は、図示しない切換弁を介して油圧源に接続され、油圧シリンダ32L,32Rの圧油を給排して、シャーシフレーム20の高さ(車高)を調整できるようになっている。
油路51a,51bには、アキュムレータ26から油圧シリンダ32Lへの圧油の流れのみを許すパイロットチェック弁54a,54bが設けられ、油路52a,53bにはアキュムレータ26から油圧シリンダ32Rへの圧油の流れのみを許すパイロットチェック弁55a,55bが設けられている。パイロットチェック弁54a,54b及び55a,55bは制御パイロットライン56,57に接続されており、制御パイロットライン56,57は図示しない電磁弁に接続されている。この電磁弁はオペレータが走行モードを設定したときに作動し、制御パイロットライン56,57を介してパイロットチェック弁54a,54b及び55a,55bに制御パイロット圧を作用させる。これによりパイロットチェック弁54a,54b及び55a,55bは開弁し、油圧シリンダ32L,32Rからアキュムレータ26に圧油が供給可能となり、アキュムレータ26は油圧シリンダ32L,32Rの圧力振動を減衰することができるようになっている。
例えば、片輪の右前タイヤ23Rが障害物に乗り上げた際は片側の対応する油圧シリンダ32Rが縮み、ボトム側から圧油が押し出される。このボトム側から押し出された圧油の一部はアキュムレータ26に蓄圧され、蓄圧された圧油は油圧シリンダ32L,32Rを中立位置に戻すように油圧シリンダ32L,32Rのボトム側とロッド側に均等に戻される。この動作を繰り返すことで振動が減衰する。
また、本実施の形態のホイール式油圧ショベルは、前輪タイヤ23L,23R及び後輪タイヤ24L,24Rのパンクを検出するタイヤパンク検出装置110を備えている。
図4は、タイヤパンク検出装置110のシステム構成を示す図である。タイヤパンク検出装置110は、上述したストロークセンサ45と、前車軸21と後車軸22のいずれか一方に前輪タイヤ23L,23R及び後輪タイヤ24L,24Rのいずれかに隣接して取り付けられ、タイヤ回転数を検出することでホイール式油圧ショベルの走行速度を検出する車速センサ46と、図3に示したサスペンション装置30の油圧回路のマニホールド58に取り付けられ、アキュムレータ26の畜圧を検出する圧力センサ47と、ストロークセンサ45、車速センサ46及び圧力センサ47の検出信号を入力し、所定の演算処理を行うコントローラ100と、コントローラ100がいずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定したときにタイヤのパンクを警告するモニタ101とを有している。
コントローラ100は、ストロークセンサ45の検出値に基づいて、油圧シリンダ32Rのストロークが第1閾値Sa又はSbを超えかつ油圧シリンダ32Rのストロークが第1閾値Sa又はSbを超えている時間が第2閾値T0を超えたかどうかを判定し、油圧シリンダ32Rのストロークが第1閾値Sa又はSbを超え、かつその時間が第2閾値T0を超えたときに、前輪タイヤ23L,23R及び後輪タイヤ24L,24Rのいずれかの1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定する。
第1閾値は、油圧シリンダ32Rの伸び方向のストロークの第1閾値Saと、油圧シリンダ32Rの縮み方向のストロークの第1閾値Sbを含み、コントローラ100は、油圧シリンダ32RのストロークSが伸び方向のストロークの第1閾値Saを超えたかどうかと、縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超えたかどうかを判定する。
また、例えば片輪の右前タイヤ23R或いは左後タイヤ24Lがパンクしたときは、シャーシフレーム20に対して前車軸21の右端がタイヤの厚みa(図1参照)だけ下がる。このため、前車軸21の長さをL、前車軸21とリンク33a,33bとを連結するピン31の中心から油圧シリンダ6までの距離をl(図2参照)としたとき、油圧シリンダ32Rはa×l/(L/2)だけ伸びる。一方、片輪の左前タイヤ23L或いは右後タイヤ24Rがパンクしたときは、シャーシフレーム20に対して油圧シリンダ32Rはa×l/(L/2)だけ縮む。
伸び方向のストロークの第1閾値Saは、油圧シリンダ32Rの中立位置のストローク(走行時に前車軸21、後車軸22及びシャーシフレーム20が水平であるときの油圧シリンダ32Rのストローク)に、油圧シリンダ32Rのストローク変化量であるパンク伸び量a×l/(L/2)の範囲内における任意の値(例えばパンク伸び量の半分)を加算した値に設定される。同様に、縮み方向のストロークの第1閾値Sbは、油圧シリンダ32Rの中立位置のストロークから、油圧シリンダ32Rのストローク変化量であるパンク縮み量a×l/(L/2)の範囲内における任意の値(例えばパンク縮み量の半分)を減算した値に設定される。
このように第1閾値Sa又はSbは、油圧シリンダ32Rの中立位置のストロークに、いずれかの1つのタイヤがパンクをしたときの油圧シリンダ32Rのストローク変化量の範囲内における任意の値を加算或いは減算した値に設定される。
また、コントローラ100は、車速センサ46の検出値に基づいて、
第2閾値T0=(b/V)+α
b:前輪タイヤ22L,22Rと後輪タイヤ23L,23R間のホイールベース距離
V:走行速度
α:誤検出回避時間(例えば5~10秒)
の式により上記第2閾値T0を算出する。
なお、誤検出回避時間αは例えば2~3秒であってもよいし、10秒を超える時間であってもよい。
更に、コントローラ100は、圧力センサ47の検出値に基づいて、アキュムレータ26の畜圧の圧力変動が減衰する振動であるかどうかを判定し、ストロークセンサ45の検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、かつアキュムレータ26の畜圧の圧力変動が減衰する振動であると判定したときは、モニタ101にタイヤのパンクの軽度の警告を表示させ、ストロークセンサ45の検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、かつアキュムレータ26の畜圧の圧力変動が減衰しない振動であると判定したときは、モニタ101にタイヤのパンクのより強い警告を表示させる。
図5は、コントローラ100の処理機能の詳細を示すフローチャートである。
コントローラ100は、ストロークセンサ45の検出値に基づいて油圧シリンダ32RのストロークSを算出し、そのストロークSが伸び方向のストロークの第1閾値Saを超えたかどうかを判定する(ステップS100)。コントローラ100は、油圧シリンダ32RのストロークSが第1閾値Saを超えていない、すなわち、S≦Saであると判定した場合は、次いで、油圧シリンダ32RのストロークSが縮み方向の第1閾値Sbを超えたかどうかを判定し(ステップS110)、ストロークSが第1閾値Sbを超えていない、すなわち、S≧Sbであると判定した場合はスタートに戻り、制御サイクル毎にそれらの処理(ステップS100,S110の処理)を繰り返す。
一方、油圧シリンダ32RのストロークSが伸び方向のストロークの第1閾値Saを超えた、すなわち、S>Saであると判定した場合、或いはストロークSが縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超えた、すなわち、S<Sbであると判定した場合は、コントローラ100は、油圧シリンダ32RのストロークSが第1閾値Sa又はSbを超えている時間tをカウントする(ステップS120)。
次いで、コントローラ100は、車速センサ46の検出値に基づいてホイール式油圧ショベルの走行速度(車速)Vを算出し、上述したT0=b/Vの式に基づいて第2閾値T0を算出する(ステップS130)。次いで、コントローラ100は、油圧シリンダ32RのストロークSが第1閾値Sa又はSbを超えているカウント時間tが第2閾値T0を超えたかどうかを判定する(ステップS140)。そして、カウント時間tが第2閾値T0を超えない場合は、いずれのタイヤもパンクしていないと判定し、スタートに戻り、制御サイクル毎に今までの処理(ステップS100~S130の処理)を繰り返す。
一方、カウント時間tが第2閾値T0を超えた場合は、いずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、コントローラ100は、圧力センサ47の検出値に基づいて、アキュムレータ26の畜圧の圧力変動が減衰する振動であるかどうかを更に判定する(ステップS150)。
図6は、タイヤがパンクしていない正常時におけるアキュムレータ26の畜圧の時間推移を示す図であり、図7は、タイヤがパンクしたときのアキュムレータ26の畜圧の時間推移を示す図である。
タイヤが障害物を乗り上げた場合、アキュムレータ26の蓄圧は図6のように時間とともに減衰するように推移するが、タイヤがパンクするとアキュムレータ26は断続的な入力を受けるため、図7に示すように、アキュムレータ26の蓄圧は減衰の起きない推移になる。
コントローラ100は、圧力センサ47の検出値に基づいてアキュムレータの畜圧のピーク値の変化を監視し、アキュムレータ26の蓄圧が減衰する(図6の波形)と判定したときは、いずれのタイヤもパンクしておらず、ステップS140の判定は誤判定である可能性があると判定し、運転室のモニタ101にタイヤのパンク発生の可能性を示す軽度の警告を表示させる(ステップS160)。一方、コントローラ100は、アキュムレータ26の蓄圧が減衰しない(図7の波形)と判定したときは、タイヤがパンクした可能性が極めて高いと判定し、運転室のモニタ101にタイヤのパンクのより強い警告を表示させる(ステップS170)。
次に、本実施の形態におけるタイヤパンク検出装置110の動作を説明する。
<正常走行時>
タイヤのパンクも発生しておらず、片輪のタイヤが障害物に乗り上げていない正常走行時は、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Sa及び縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超えず、図5のフローチャートのステップS100及びS110においてNOと判定され、モニタ101にパンク発生の警告は表示されない。
<タイヤのパンク発生時>
走行時に、例えば、片輪の右前タイヤ23Rがパンクをしたとき、前車軸21の右端がタイヤの厚みa分だけ下がり、前車軸21がピン31を支点として回動し右側(図2では左側)に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ伸び、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Saを超える。また、走行時に、片輪の左前タイヤ23Lがパンクをしたときは、前車軸21の左端がタイヤの厚みa分だけ下がり、前車軸21がピン31を支点として回動し左側(図2では右側)に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ縮み、油圧シリンダ32RのストロークSは縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超える。
また、タイヤがパンクした場合は、油圧シリンダ32RのストロークSが第1閾値Sa又はSbを超える状態はカウント時間tが第2閾値T0を超えても継続する。
また、タイヤがパンクした場合は、アキュムレータ26は断続的な圧力変化を受けるため、アキュムレータ26の畜圧は図7のような減衰の起きない推移になる。このためコントローラ100は、運転室のモニタ101に、例えば「右前タイヤ23Rがパンクをした可能性が極めて高いです。直ちに点検をして下さい。」などの強い警告が表示される(ステップS100→S120→S130→S140→S150→S170)。これによりオペレータはタイヤのパンク発生を認識し、タイヤのパンク発生に対して適切な処置をとることができる。
また、タイヤがパンクした場合であっても、走行路の凹凸や走行速度などの影響を受け、アキュムレータ26の畜圧は様々な変化をする。このためコントローラ100は、アキュムレータ26の蓄圧が減衰する(図6の波形)と誤判定する可能性がある。しかし、そのような場合であっても、運転室のモニタ101に、例えば「右前タイヤ23Rがパンクをした可能性があります。念のため点検をして下さい。」などの軽度の警告が表示される(ステップS100→S120→S130→S140→S150→S160)。これによりオペレータはタイヤパンクの可能性を認識し、タイヤを点検するなど適切な処置をとることができる。
一方、走行時に、片輪の右後タイヤ24Rがパンクをしたときは、シャーシフレーム20に直交する方向に固定された後車軸22の右端がタイヤの厚みa分だけ下がり、シャーシフレーム20がピン31を支点として回動し後車軸22と一体に左側(図2では右側)に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ縮み、油圧シリンダ32RのストロークSは縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超える。また、走行時に、片輪の左後タイヤ24Lがパンクをしたときは、シャーシフレーム20に直交する方向に固定された後車軸22の左端がタイヤの厚みa分だけ下がり、シャーシフレーム20がピン31を支点として回動し後車軸22と一体に傾くため、油圧シリンダ32Rがタイヤの厚みa分だけ伸び、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Saを超える。
このように右後タイヤ24R或いは左後タイヤ24Lがパンクをしたときも、油圧シリンダ32Rは右前タイヤ23R或いは左前タイヤ23Lがパンクをしたときと同様の挙動をするため、右前タイヤ23R或いは左前タイヤ23Lがパンクをしたときと同様に、オペレータは、運転室のモニタ101に表示される警告に基づいてタイヤのパンク発生に対して適切な処置をとることができる。
<タイヤが段差に乗り上げたとき>
走行時に、例えば最初に片輪の右前タイヤ23Rが段差に乗り上げ、続いて右後タイヤ24Rが段差に乗り上げた場合を考える。この場合、最初に右前タイヤ23Rが段差に乗り上げたとき、前車軸21はピン31を支点として回動して左側(図2では右側)に傾くが、シャーシフレーム20は後車軸22が固定されているため傾かない。このため油圧シリンダ32Rは縮み、段差の高さが大きく、例えばタイヤの厚みaの半分以上である場合、油圧シリンダ32RのストロークSは縮み方向のストロークの第1閾値Sbを超える。
続いて右後タイヤ24Rが段差に乗り上げたときは、前車軸21だけでなく後車軸22も傾くため、シャーシフレーム20もピン31を支点として回動して左側(図2では右側)に傾く。このため前車軸21はシャーシフレーム20と平行になり、油圧シリンダ32Rは伸びて中立位置に戻る。このとき、右前タイヤ23Rが段差に乗り上げてから、右後タイヤ24Rが段差に乗り上げるまでの時間(カウント時間t)は、前述したb/Vであり(b:前輪タイヤと後輪タイヤ間のホイールベース距離、V:走行速度)、第2閾値(b/V)+αより短い。このため、図6のフローチャートのステップS140において判定はNOとなり、モニタ101にパンク発生の警告は表示されない。
また、右前タイヤ23Rと右後タイヤ24Rが段差に乗り上げた後、右前タイヤ23Rが段差を乗り越えた場合にも、同様に油圧シリンダ32RのストロークSが第1閾値を超える場合がある。
すなわち、右前タイヤ23Rと右後タイヤ24Rが段差に乗り上げた状態では、上記のように前車軸21はシャーシフレーム20と平行になり、油圧シリンダ32Rは中立位置に戻る。その後、後右前タイヤ23Rが段差を乗り越えた瞬間に、右前タイヤ23Rは油圧シリンダ32Rによって押されて地表まで下降し、前車軸21は地面と平行になる。一方、このとき、右後タイヤ24Rは段差に乗り上げた状態で、シャーシフレーム20はピン31を支点として回動して傾いたままであるため、油圧シリンダ32Rは伸び、例えばタイヤの厚みaの半分以上である場合、油圧シリンダ32RのストロークSは伸び方向のストロークの第1閾値Saを超える。
しかし、この場合も、右前タイヤ23Rが段差を乗り越えて地表に接触してから、右後タイヤ24Rが段差を乗り越えて地表に接触するまでの時間は、前述したb/Vであり(b:前輪タイヤと後輪タイヤ間のホイールベース距離、V:走行速度)、第2閾値(b/V)+αより短い。このため、図6のフローチャートのステップS140において判定NOとなり、モニタ101にパンク発生の警告は表示されない。
上記の動作は、右前タイヤ23R及び右後タイヤ24Rが段差に乗り上げた場合のものであるが、左前タイヤ23L及び左後タイヤ24Lが段差に乗り上げた場合も同様である。
このように本実施の形態によれば、誤検出が少なく、確実にタイヤのパンクを検出することができる。
また、本実施の形態によれば、1つのストロークセンサ45で4つのタイヤ23L,23R,24L,24Rのパンクを検出することができる。
~その他~
上記実施の形態では、ストロークセンサ45の検出値による判定とアキュムレータ26の減衰による判定の2つの判定を用いてタイヤのパンクを確実に検出できるようにしたが、ストロークセンサ45の検出値による判定だけでも、従来よりも誤検出を減らし、確実にタイヤのパンクを検出することができる。
上記実施形態では、ストロークセンサとして、右油圧シリンダ32Rのストロークを検出するストロークセンサ45だけを設けたが、複数のストロークセンサ(例えば右油圧シリンダ32Rのストロークを検出するストロークセンサと左油圧シリンダ32Lのストロークを検出するストロークセンサ)を設けてもよく、この場合は、より精度良くタイヤのパンクを検出することができる。

また、サスペンション装置30はリンク33a,33bを備える構成としたが、シャーシフレーム20と前車軸21との連結はピン31を介して回動可能に連結しただけの構成であってもよい。
更に、上記実施の形態では、ホイール式作業車両がホイール式油圧ショベルである場合について説明したが、上部車体が旋回しないタイプのホイール式作業車両に本発明を適用してもよい。
10 下部走行体
11 旋回装置
12 上部旋回体(上部車体)
13 フロント作業機
14 キャビン
20 シャーシフレーム
21 前車軸
22 後車軸
23L 前輪タイヤ(左前タイヤ)
23R 前輪タイヤ(右前タイヤ)
24L 後輪タイヤ(左後タイヤ)
24R 後輪タイヤ(右後タイヤ)
26 アキュムレータ
30 サスペンション装置
31 ピン
32L,32R 油圧シリンダ
33a 前側リンク
33b 後側リンク
45 ストロークセンサ
46 車速センサ
47 圧力センサ
54a,54b,55a,55b パイロットチェック弁
100 コントローラ
101 モニタ

Claims (4)

  1. 下部走行体と、下部走行体に搭載された上部車体と、この上部車体に装荷された作業装置とを備え、
    前記下部走行体は、
    シャーシフレームと、前記シャーシフレームの前方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように、前記シャーシフレームに平行なピンの周りに回動可能に取付けられた前車軸と、前記シャーシフレームの後方部分の下面に前記シャーシフレームに直交するように固定された後車軸と、前記前車軸の両端に取り付けられた左右一対の前輪タイヤ及び前記後車軸の両端に取り付けられた左右一対の後輪タイヤと、前記ピンを中心にして左右対称の位置で、前記シャーシフレームに対して前記前車軸を懸架する左右一対の油圧シリンダと、前記左右一対の油圧シリンダが伸び縮みする際に発生する圧油を蓄圧し、前記左右一対の油圧シリンダの圧力振動を吸収するアキュムレータとを有するホイール式作業車両において、
    前記左右一対の油圧シリンダの少なくとも一方のシリンダ本体に上端が取り付けられ、前記前車軸に下端が取り付けられ、前記油圧シリンダのストロークを検出するストロークセンサと、
    前記ストロークセンサの検出値に基づいて、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えかつ前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超えている時間が第2閾値を超えたかどうかを判定し、前記油圧シリンダのストロークが第1閾値を超え、かつその時間が第2閾値を超えたときに、前記左右一対の前輪タイヤ及び後輪タイヤのいずれかの1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定するコントローラと、
    前記コントローラがいずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定したときにタイヤのパンクを警告するモニタとを備え
    かつ
    前記アキュムレータの畜圧を検出する圧力センサを更に備え、
    前記コントローラは、
    前記圧力センサの検出値に基づいて、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であるかどうかを判定し、
    前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、かつ前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰する振動であると判定したときは、前記モニタに軽度の警告を表示させ、前記ストロークセンサの検出値に基づいていずれか1つのタイヤがパンクをした可能性があると判定し、前記アキュムレータの畜圧の圧力変動が減衰しない振動であると判定したときは、前記モニタにより強い警告を表示させることを特徴とするホイール式作業車両。
  2. 請求項1記載のホイール式作業車両において、
    前記第1閾値は、前記油圧シリンダの中立位置のストロークに、前記いずれかの1つのタイヤがパンクをしたときの前記油圧シリンダのストローク変化量の範囲内における任意の値を加算或いは減算した値に設定されていることを特徴とするホイール式作業車両。
  3. 請求項1記載のホイール式作業車両において、
    前記第1閾値は、前記油圧シリンダの伸び方向のストロークの第1閾値と、前記油圧シリンダの縮み方向のストロークの第1閾値を含み、
    前記コントローラは、前記油圧シリンダのストロークが前記伸び方向のストロークの第1閾値を超えたかどうかと、前記縮み方向のストロークの第1閾値を超えたかどうかを判定することを特徴とするホイール式作業車両。
  4. 請求項1記載のホイール式作業車両において、
    前記作業車両の走行速度を検出する車速センサを更に備え、
    前記コントローラは、
    前記車速センサの検出値に基づいて、
    第2閾値=(b/V)+α
    b:前輪タイヤと後輪タイヤ間のホイールベース距離
    V:走行速度
    α:誤検出回避時間
    の式により前記第2閾値を算出することを特徴とするホイール式作業車両。
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