JP3649318B2 - ピッキング方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品収納用の収納体を各別に収容させた親箱と子箱とを、一群状態で、搬送手段にてピッキング作業部に搬送し、前記ピッキング作業部にて、各収納体ごとのピッキング情報に基づいて、前記各収納体に収納すべき物品をピッキングして収納するピッキング作業を実行し、そのピッキング作業が終了した後に、前記親箱に前記子箱に収容されている前記収納体を収納して、複数の収納体を、グループ化した状態で出荷するピッキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記ピッキング方法において、従来では、例えば、特開平7−172518号公報に示されるものがあった。
つまり、この公報に開示されたピッキング方法は、複数の構成員にて成る複数のグループのピッキング作業を行うにあたり、前記親箱及び複数の子箱を、親箱が先頭を行く一群状態でコンベア(搬送手段)にてピッキング作業部に搬送させるようにして、その搬送途中に設けられた識別ラベル貼付手段によって、親箱の外側面に、グループ化される各収納体に共通の管理情報としての、グループの識別情報等の情報を表示する識別ラベルを貼り付けるとともに、注文ラベル貼付手段によって、親箱及び子箱に各別に収容された物品収納用の収納体夫々の横側面に、その収納体夫々に対する個別管理情報としての、各構成員の注文情報を表示する注文ラベルを貼り付けるようにしていた。そして、ピッキング作業が終了した後は、子箱の各収納体が親箱に収納されてその親箱を出荷するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のピッキング方法は、グループ構成員の夫々が注文する物品を各別に収納体に収納させながらも、複数の収納体をグループ化した状態で出荷させて、物流コストの低減化を図ることができるようにしたものであるが、次のような点で未だ改善すべき余地があった。
【0004】
つまり、上記従来方法によれば、親箱及び子箱に各別に収容された物品収納用の収納体の夫々に前記注文ラベルを貼付けるとともに、それとは別に、親箱に前記識別ラベルを貼付ける必要があり、それだけ表示ラベルの枚数が多くなり、特に、手動で表示ラベルを貼付する場合において、貼付回数が多くなり作業の手間が大となる不利があった。又、上記従来方法のように表示ラベルを自動的に貼付ける構成とした場合においては、親箱に前記識別ラベルを貼付ける識別ラベル貼付手段と、前記各収納体の夫々に前記注文ラベルを貼付ける注文ラベル貼付手段とを夫々各別に備える必要があり、それだけ設備が複雑化するとともに設備費が大になる不利もあった。
【0005】
本発明はかかる点に着目してなされたものであり、その目的は、上述したような不利を解消して、極力、表示ラベルの数を少なくして、作業の手間を少なくすることができるとともに、設備を極力簡素化させて設備費を低減することも可能となるピッキング方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のピッキング方法によれば、前記搬送手段により前記ピッキング作業部へ搬送される前記子箱に収容させた収納体並びに前記親箱に収容させた収納体に、ラベル発行手段にて発行されて、前記グループ化される複数の収納体に共通の管理情報及び各収納体の夫々に対する個別管理情報を表示する表示ラベルを貼着し、前記ピッキング作業が終了した後に、前記親箱に前記子箱に収容されている前記収納体を収納して出荷することになるが、前記親箱に収容される収納体に貼着した前記表示ラベルを前記親箱に貼り替えてその親箱を出荷するようにした。
【0007】
このようなピッキング方法においては、前記親箱に収納されている複数の収納体(物品)をグループの構成員の夫々に配布する場合、前記親箱に収容されていた収納体以外の他の収納体には前記表示ラベルが貼着されているから、各表示ラベルに表示される個別管理情報によって前記各構成員は自分が注文したものであると容易に識別できる。そして、前記親箱に収容されていた収納体には表示ラベルが貼着されていないが、それ以外の収納体が上記したように識別されて取り出された後、親箱内に一つだけ収納体が残ることになり、又、親箱に表示ラベルが貼着されていることから容易に識別することができる。
【0008】
従って、本発明方法によれば、グループ構成員の夫々が注文する物品を各別に収納体に収納させながらも複数の収納体をグループ化した状態で出荷させて、物流コストの低減化を図ることができるものでありながら、親箱に収容される収納体に貼着した表示ラベルを親箱に貼り替えるようにしたので、表示ラベルを貼着する作業を行うときは各収納体に貼着するだけでよく、各収納体に表示ラベルを貼着した後、再度、親箱に別途表示ラベルを貼着する必要がないので、それだけ表示ラベルの数を少なくすることができ、作業の手間を少ないものとすることができる。しかも、各表示ラベルをラベル発行手段により自動で貼着させるようにした場合には、ラベル発行手段を1つのもので済ませることが可能となり、上記従来の方法に比べて設備構成を簡素化させて設備費を低減することも可能となる。
【0009】
請求項2に記載のピッキング方法によれば、前記搬送手段により前記ピッキング作業部へ搬送される子箱並びに前記親箱に、ラベル発行手段にて発行されて、前記グループ化される複数の収納体に共通の管理情報及び各収納体の夫々に対する個別管理情報を表示する表示ラベルを貼着し、前記ピッキング作業が終了した後に、前記親箱に前記子箱に収容されている前記収納体を収納して出荷することになるが、前記子箱に貼着した前記表示ラベルを、その子箱に収容されている前記収納体に貼り替えて出荷するようにした。
【0010】
このようなピッキング方法においては、前記親箱に収納されている複数の収納体をグループの構成員の夫々に配布する場合、前記親箱に収容されていた収納体以外の他の収納体には前記表示ラベルが貼り替えられて貼着されているから、各表示ラベルに表示される個別管理情報によって前記各構成員は自分が注文したものであると容易に識別できる。そして、前記親箱に収容されていた収納体には表示ラベルが貼着されていないが、それ以外の収納体が上記したように識別されて取り出された後、親箱内に一つだけ収納体が残ることになり、又、親箱に表示ラベルが貼着されていることから容易に識別することができる。
【0011】
従って、本発明方法によれば、グループ構成員の夫々が注文する物品を各別に収納体に収納させながらも複数の収納体をグループ化した状態で出荷させて、物流コストの低減化を図ることができるものでありながら、子箱に貼着した前記表示ラベルをその子箱に収容されている収納体に貼り替えるようにしたので、表示ラベルを貼着する作業を行うときは小箱と親箱に貼着するだけでよく、それらに表示ラベルを貼着した後、再度、前記各収納体に別途表示ラベルを貼着する必要がないので、それだけ表示ラベルの数を少なくすることができ、作業の手間を少ないものとすることができる。しかも、各表示ラベルをラベル発行手段により自動で貼着させるようにした場合には、ラベル発行手段を1つのもので済ませることが可能となり、上記従来の方法に比べて設備構成を簡素化させて設備費を低減することも可能となる。
【0012】
このピッキング方法は、次のような場合に特に有効である。例えば、グループ構成員の夫々が注文する物品の数が多く、各収納体を親箱内に複数収納させるのではなく、各収納体を各親箱に1個づつ収納させて出荷するような出荷形態の割合が多くなる場合、つまり、親箱の割合が小箱に比べて多くなるような場合には、第1発明のように、収納体に貼着した表示ラベルを親箱に貼り替えるような場合に比べて、張り替え作業の手間が少なくて済む。
【0013】
請求項3に記載のピッキング方法によれば、請求項1又は2において、前記親箱に貼着した前記表示ラベルには、その親箱に収納される全収納体の夫々に対応する全ての前記個別管理情報を表示するようにした。
【0014】
従って、親箱に貼着することになる表示ラベルに、その親箱に収納される全収納体の夫々に対応する全ての個別管理情報が表示されるので、作業終了時に、親箱に収納されるべき全ての収納体が、確実に親箱に収納されているか否かを容易に確認することができる。又、本発明によれば、前記親箱に収納されている複数の収納体をグループの構成員の夫々に配布する場合、親箱に貼着した表示ラベルに全ての個別管理情報を表示するようにしたので、そのような情報が分かりやすいものとなる。
【0015】
請求項4に記載のピッキング方法によれば、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記親箱と前記子箱とが、外形仕様が同じであり、前記収納体が、その上方開口側部分を前記親箱及び前記子箱の上端から外側に折り返した状態で収納される袋状体で構成されている。
【0016】
従って、親箱と子箱とが外形仕様が同じであるから、ラベル発行手段は搬送手段による搬送経路の所定個所にて常に同じ位置にラベルの貼着を行えばよく、ラベルの貼着位置が異なるものに比べて、より構成を簡素化できる利点がある。又、収納体が袋状体であるから、ピッキング作業後において親箱に収納する場合に、例えば、硬質材にて形成される箱形の固定容器等に比べて無駄な空スペースが少なく効率よく収納することが可能になる。
【0017】
請求項5に記載のピッキング方法によれば、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記表示ラベルは、その貼着作用面における周縁部の少なくとも一部に非貼着部が設けられている。
【0018】
従って、表示ラベルは、その貼着作用面の全面が貼着されるのではなく、前記非貼着部は、子箱や親箱又は各収納体に対して貼着されないので、その表示ラベルを張り替えるときに、作業者はその非貼着部を手で持って剥すことができ、周縁全域が貼着される場合に比べて作業が行い易いものとなる。
【0019】
請求項6に記載のピッキング方法によれば、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ラベル発行手段が、前記表示ラベルを発行するとともに、その表示ラベルを貼着対象部位に自動で貼着するようにしたので、例えば、表示ラベルを手作業で貼着する方法に比べて、表示ラベルの貼着忘れ等の作業ミスの無い状態で能率よく作業を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るピッキング方法について図面に基づいて説明する。
図1に、複数人がグループでまとめて注文した商品(物品の一例)を、ピッキング情報に基づいて物品収納用の収納体の一例であるビニール袋に収納するとともに、複数のビニール袋をグループ化した状態で箱に収納して出荷するためのピッキング設備が示されている。
【0021】
つまり、このピッキング設備では、複数の構成員からの注文情報がグループ化されて管理される状態で入力され、これらの入力される注文情報に基づいて、前記各ビニール袋毎にピッキング情報としてのオーダーナンバーが設定され、そのピッキング情報(オーダーナンバー)に基づいて、各ビニール袋に収納すべき商品をピッキングして収納するピッキング作業を行うように構成されている。
そして、そのときの注文状況に応じて、グループ化されて管理される複数の各ビニール袋の夫々が収納される各集品箱1のいずれかを親箱Aとし他のものを小箱Bとして設定して、小箱Bに収納されているビニール袋5は同グループの親箱A内に収納してグループ化した状態で親箱Aを出荷したり、又、前記複数の構成員からの注文が多い場合には、親箱A内に一つのビニール袋5を収納した状態で各親箱Aを出荷したりするようになっている。
【0022】
前記グループ化されて管理される複数の各ビニール袋5又は各集品箱1には、それらに共通の管理情報の一例である班名、及び、各ビニール袋の夫々に対する個別管理情報の一例である各構成員の名前を表示する表示ラベルLが貼着されて作業員が識別可能に設けられ、更には、前記親箱Aに対応する表示ラベルLと前記小箱Bに対応する表示ラベルLとは、その表示状態を異ならせて容易に識別できるようにしている。
【0023】
このピッキング設備の具体的な作業管理形態について説明すると、基本的には、各グループの各構成員毎に対応して一つの集品箱1を割り振り、その集品箱1にその構成員の注文商品を収納し、出荷する場合には、各グループに対応する複数の集品箱1内の商品を一つの集品箱1(前記親箱Aに対応する)に詰め合わせて出荷し、他の空になった集品箱1(前記小箱Bに対応する)は回収して搬送経路の始端部に戻すようにする詰め合わせ出荷形態と、前記各構成員の注文商品が収納されている各集品箱1を夫々そのまま出荷させる個人別出荷形態とがある。
【0024】
前記詰め合わせ出荷形態においても、そのときの注文状況に応じて次の2形態がある。
つまり、前記表示ラベルLを前記各ビニール袋5に貼着した状態でピッキング作業を行い、ピッキング作業後に、親箱に対応するビニール袋5の表示ラベルLは親箱Aに張り替える袋貼り作業形態と、前記表示ラベルLを前記各集品箱1に貼着した状態でピッキング作業を行い、ピッキング作業後に、小箱Bに貼着した表示ラベルLはその小箱Bに収納されているビニール袋5に張り替える箱貼り作業形態とがある。
【0025】
次に、前記ピッキング設備の具体的な構成について説明する。
後述するような集品箱1を一列状に搬送する搬送手段としてのローラコンベア式の集品コンベア2が設けられるとともに、この集品コンベア2には、外形仕様が同一で上方側が開口している複数の集品箱1が、集品コンベア2の搬送上手側からほぼ連続的に供給されるようになっており、搬送途中の収容作業個所4にて自動袋挿入装置40によってビニール袋5が各集品箱1に各別に収容されるように構成されている。このビニール袋5は、その上方開口側部分5aを各集品箱1の上端から外側に折り返した状態で収納されるようになっている(図8参照)。尚、前記集品箱1は発泡スチロール材にて構成されている。
【0026】
そして、前記収容作業個所4よりも搬送下手側に、前記各ビニール袋5又は各集品箱1に前記表示ラベルを自動的に貼着するラベル発行手段の一例としてのオートラベラー6が設置されている。
前記オートラベラー6にて発行される表示ラベルLについて説明すると、図7に示すように、商品を注文したグループの班名9や、オーダーナンバー8、グループ構成員の名前10等の各情報が表示されることになる。前記グループの班名9が共通の管理情報に対応し、前記グループ構成員の名前10が個別管理情報に対応する。前記親箱Aに貼着する表示ラベルLと前記小箱Bに貼着する表示ラベルLとは、作業員Sが容易に判別できるようにそのラベル表示形態を異ならせている。具体的には、上記したような表示内容を表す文字や記号等の文字情報と文字情報以外の背景部分とを互いに白黒反転させた表示形態としている。
【0027】
このような情報が印字された表示ラベルLは、裏面の貼着作用面に予め接着剤が塗布されており、図3に示すように、オートラベラー6における出退移動する押し出し具11によって接着面が先端側に向くように集品箱1側に向けて押し出されて、ビニール袋5又は集品箱1に貼着させるように構成されている。又、このオートラベラー6は、ラベル貼着個所を、ビニール袋5における集品箱1の上端から外方側に折り返された部分5aに貼着する状態(図9参照)と、集品箱1の横外側面における所定個所に貼着する状態(図13参照)とに切り換え可能に構成されている。つまり、図示はしないが、手動調節式の高さ調節機構によってオートラベラー6全体を上下方向に高さ調節できるように構成され、高さ調節により上記各状態に切り換えることができるようになっている。
【0028】
前記表示ラベルLは、その貼着作用面における周縁部の少なくとも一部に非貼着部が設けられている。つまり、図4(イ)に示すように、貼着作用面Laにおける周縁部の一部に接着剤Qが塗布されていない非貼着部Pが形成され、この非貼着部Pは貼着されないので図4(ロ)に示すように浮き上がる状態となる。このようにしておくと、後述するように張り替えるときに、この非貼着部Pを手で持って容易に剥すことができる。尚、この非貼着部Pは図4に示すように、下方側に位置するように貼着しておくと、剥す作業が行い易いものとなる。
【0029】
尚、ラベル貼着個所においては、集品箱1の搬送方向両側部の下方側個所、つまり、集品コンベア2の左右両側部分に、集品箱1の姿勢が不安定になるのを防止するガイド部材12が備えられている。このとき、各集品箱1が同一外形仕様であるから、全てのビニール袋5に対する貼着位置は常に同じ位置になるとともに、姿勢安定作用も全て同様に機能するのであり、貼着位置を変更調節する構成としたり、オートラベラー6を複数設置する等の構成の複雑化を招くこともない。
【0030】
前記オートラベラー6の設置個所よりも搬送方向下手側個所には、集品コンベア2により連続的に搬送されてくる集品箱1を間欠的に所定個数(4個)づつ所定間隔をあけて下手側に向けて送り出していくように各集品箱1を搬送させる自動切出装置7が設けられている。つまり、この自動切出装置7は、図1に示すように、図示しない電磁ソレノイドの作動により、所定待機個所にて集品箱1を押え支持して搬送方向下手側への移動を阻止する作用状態と、押え支持を解除して集品箱1の移動を許容する退避状態とに切換自在な4個の挟持具41を備えて構成され、設備全体を制御する動作管理手段13の搬送開始指令に基づいて、集品箱1を4個づつ同時に下手側に送り出すとともに、それよりも下手側に位置する集品箱1の移動を阻止して搬送待機状態に維持するように構成されている。
【0031】
前記自動切出装置7の搬送方向下手側にはピッキング作業部3が備えられている。このピッキング作業部3は、複数(例えば15個)のピッキング作業ゾーンが形成されるとともに、各作業ゾーンの夫々には、図5、図6に示すように、複数種の商品が種類別に区分けされた状態で収容された商品載置棚14が集品コンベア2に沿って設置され、この商品載置棚14における各商品収納部14Aには数量表示機能付の商品表示部14Bが設けられている。又、集品コンベア2における搬送経路の横側外方側個所には表示ランプ式の箱表示部42が各集品箱1に対応して設けられている。
又、このピッキング作業部3における集品コンベア2の搬送形態は、前記自動切出装置7の終端位置までの搬送形態と異なっている。つまり、図5に示すように、前記各ピッキング作業ゾーンの夫々に対応して4個づつの集品箱1が所定の位置において搬送停止させた状態で作業員によるピッキング作業を行い、すべてのピッキング作業ゾーンにおけるピッキング作業が終了した後に、新たな集品箱1が図5に示すようなピッキング作業形態になるように、所謂、タクト運転によって搬送するように集品コンベア2の作動状態が動作管理手段13により制御されるようになっている。
【0032】
前記ピッキング作業部3よりも搬送下手側には、前記表示ラベルLに表示される班名9(共通の管理情報)に基づいて、各集品箱1毎に個別管理される複数の商品をグループ化した状態で1つの集品箱1(親箱A)に収納する詰め合わせ作業を実行する詰め合わせ作業部44が設けられ、詰め合わせが終了した集品箱1(親箱A)を、出荷コンベア15を介して出荷部16に向けて出荷するとともに、空になった集品箱1(子箱B)は回収コンベア45を介して集品コンベア2の搬送始端側個所に戻すように構成されている。
【0033】
上記した自動袋挿入装置40、オートラベラー6、自動切出装置7、集品コンベア2、ピッキング作業部3における商品表示部14B及び箱表示部42等は、図示しない入力手段にて入力される注文情報に基づいて、例えばマイクロコンピュータ等の制御手段を備えた動作管理手段13によって、その動作状態が管理されるようになっている。
【0034】
ピッキング作業を開始するに際して、作業員Sは、前記ピッキング作業部3における各ピッキング作業ゾーンに一人づつ、集品コンベア2と商品載置棚14との間に待機し、前記詰め合わせ作業部44にも作業員Sが待機することになる。又、作業に先立って、図示しない入力手段によって、複数の構成員からなる複数のグループの注文情報が入力されて、その情報に基づいて、前記オーダーナンバーや表示ラベル印字情報等を設定して動作管理手段13によって管理されることになる。そのときの注文の状況に応じて異なる作業管理形態、つまり、上記したような詰め合わせ出荷形態、又は、個人別出荷形態のいずれかが予め設定され、更に、詰め合わせ出荷形態においても、上記したような袋貼り作業形態と箱貼り作業形態とがあり、そのいずれかが予め設定されることになる。
【0035】
前記詰め合わせ出荷形態のうち袋貼り作業形態においては、オートラベラー6のラベル貼着個所をビニール袋5における集品箱1の上端から外方側に折り返された部分5aに設定し(図9参照)、前記詰め合わせ出荷形態のうち箱貼り作業形態においては、オートラベラー6のラベル貼着個所を集品箱1の横外側面における所定個所に設定する(図13参照)。
【0036】
又、個人別出荷形態では、オートラベラー6が、そのラベル貼着個所が集品箱1の外面に対応する状態に設定されるとともに、すべての表示ラベルLが前記親箱に貼着するものと同様な表示状態に設定される。
【0037】
次に、このピッキング設備を用いて行われる、詰め合わせ出荷形態のうちの袋貼り作業形態のピッキング方法について、前記動作管理手段13の制御内容と合わせて説明する。
先ず、集品コンベア2の搬送始端側から複数の集品箱1が順次供給され(ステップ1)、集品コンベア2により集品箱1が収容作業個所4まで搬送されたことが図示しないセンサにて検出されると、自動袋挿入装置40によってビニール袋5が各集品箱1に収容される(ステップ2)。
各集品箱1がオートラベラー設置位置に達すると、動作管理手段13にて管理される順序で、前記表示ラベルLを発行するとともに、その表示ラベルLを各集品箱1に収納されたビニール袋5の設定された位置に順次貼着する(ステップ3)。このとき、グループ管理される複数の集品箱数が設定されると、それらが連続的に搬送されるように、一群状態で搬送されるように管理され、それらの1グループの所定個数の集品箱1のうち搬送方向終端側に位置するものが親箱に対応し、同一グループ内のそれ以外のものが小箱に対応する。
【0038】
その後、後述するようなピッキング作業が終了するに伴って、自動切出装置7によって、集品箱を4個づつ所定間隔をあけた状態でタクト運転によって同時に下手側に送り出す(ステップ5)。
前記ピッキング作業部3における各ピッキング作業ゾーンに夫々4個づつ集品箱が所定の位置にセットされると各作業員Sがピッキング作業を実行する。つまり、前記各集品箱1は、動作管理手段13によって、自動切出装置7の作動情報、集品コンベア2の搬送距離情報、集品箱1の位置検出情報等に基づいて管理されて、前記ピッキング情報(オ−ダーナンバー)に対応して識別された状態で搬送されている。そして、各ピッキング作業ゾーンに夫々4個づつ集品箱が所定の位置にセットされ、ピッキング作業が開始されると、前記ピッキング情報(オ−ダーナンバー)に基づいて、ピッキング対象となる集品箱1に対応する箱表示部42が点灯するとともに、その集品箱1におけるピッキングすべき商品の商品表示部14Bが表示状態(数量情報も含む)となり、作業員Sはその商品をピッキングして収納するのである(ステップ6)。作業が終了すると、図示しない確認ボタンを押して作業終了を動作管理手段13に知らせる。すべてのピッキング作業ゾーンにて作業が終了すると、集品コンベア2を作動させて集品箱1を移動させる。
【0039】
そして、ピッキング作業が終了した集品箱1が詰め合わせ作業部44に搬送されてくると、詰め合わせ作業が実行される。つまり、小箱におけるビニール袋5をすべて集品箱1から取出して、それよりも搬送方向下手側に位置する親箱、即ち、同一グループ内の最後部に位置する集品箱1に収納(詰め合わせ)するのである。そして、このとき、親箱Aに収納されているビニール袋5に貼着されている表示ラベルLを剥して親箱Aの横側外面に張り替える(ステップ7,8)。各ビニール袋5の開口部分は折りたたむだけもよいが、紐等で縛ったり、接着テープで張り付けてもよい。
【0040】
そして、図12に示すように、グループ管理される所定個数のビニール袋5(商品を含む)が収納された前記親箱1(A)を出荷用の搬送台車15により出荷部16へ搬送させる。又、グループ管理される所定個数のうち、ビニール袋5が取り出されて空になった集品箱1(子箱B)は回収コンベア45を介して前記集品箱1として再利用されることになる(ステップ♯9、♯10)。
【0041】
次に、詰め合わせ出荷形態のうちの箱貼り作業形態のピッキング方法について説明する。
この作業形態では、オートラベラー6によるラベル表示方法及び詰め合わせ作業部44における作業方法以外については、上述した詰め合わせ出荷形態のうちの袋貼り作業形態と同様であるから、以下、異なる部分についてのみ説明する。つまり、この作業形態では、オートラベラー6による表示ラベルLの貼着位置を、図13に示すように、集品箱1の横外側面における所定個所に貼着する状態に設定して、オートラベラー6は、前記各集品箱1の横外側面に表示ラベルを自動で貼着するのである。そして、上記詰め合わせ作業部44では、図14、図15に示すように、小箱Bに貼着されている表示ラベルLをその小箱B内に収容されていたビニール袋5に張り替えて、そのビニール袋5を親箱Aに詰め合わせるようにするのである。
【0042】
全ての集品箱1を親箱Aとする個人別出荷形態の場合には、搬送されるすべての集品箱1が親箱に対応するものとなり、親箱用の表示ラベルが箱の外面に貼着されるとともに、ピッキング作業の後は、詰め合わせ作業が不要で、集品箱1の中の商品がそのまま出荷されることになる。
【0043】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、前記親箱A及び前記子箱Bの夫々において、前記ビニール袋5に貼着される表示ラベルLには、前記オーダーナンバー8、班名9、個人名10等の情報を表示する構成を例示したが、このような構成に代えて、次のような表示ラベルLでもよい。
例えば、図16に示すように、前記オーダーナンバー8と、班名9や個人名10等の情報に加えて、前記親箱Aに収納される全ビニール袋5(グループ管理される所定個数のビニール袋5の全て)の夫々に対応する全ての個人名20の情報(個別管理情報)を表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、親箱用の表示ラベルと小箱用の表示ラベルとが、文字部分と背景部分とが白黒反転する表示形態としたが、このような構成に代えて、例えば、親箱用の表示ラベルと小箱用の表示ラベルとが、ラベルの背景部分の色が異なる色に構成する等、各種の形態で実施してもよい。
【0044】
(2)上記実施形態では、前記収納体として、ビニール等の変形可能な材料で構成される場合を例示したが、このような構成に代えて、例えば変形しない硬質材にて構成するものでもよい。この場合、例えば図17に示すように、親箱Aに収容される収納体5は親箱Aの上端よりも上方に突出する形状として、その突出部分5bに表示ラベルLを貼着するとよい。前記収納体として、袋状体や箱型に代えて、円筒形状等の各種の形状にて実施してもよい。
【0045】
(3)上記実施形態では、ラベル発行手段としてのオートラベラーによって表示ラベルを自動的に箱やビニール袋に貼着する構成としたが、このような構成に限らず、オートラベラーによって表示ラベルの発行作業のみを行い、貼着作業は手動で実行するようにしてもよく、あるいは、予め発行されている表示ラベルを作業員が取出し易いように自動で繰り出すような構成としてもよい。
【0046】
(4)上記実施形態では、袋貼り作業形態と箱貼り作業形態とに切り換え自在に構成して、オートラベラーによる表示ラベルの自動貼着個所を上下に位置変更調節可能にしたが、このような構成に限らず、前記いずれかの位置に固定状態で設置して、前記いずれかの作業形態でのみ実行可能としてもよい。つまり、表示ラベルをビニール袋にのみ貼着する構成としてもよく、又、表示ラベルを集品箱にのみ貼着する構成としてもよい。
【0047】
(5)上記実施形態では、前記親箱と前記子箱とが、外形仕様が同じになるように構成する場合を例示したが、このような構成に限らず、例えば図18に示すように、互いに外形寸法が異なるものでもよい。但し、この場合でも、親箱Aと子箱Bとが、搬送方向と直交する方向に沿う外形寸法が集品コンベア2による搬送幅と略同じになるようにしておくと、搬送姿勢が安定するとともに、前記姿勢安定用のガイド部材12等を兼用することができる利点がある。
又、前記親箱と前記子箱とが、外形寸法が同じでも材質が異なるものであってもよい。
【0048】
(6)上記実施形態では、前記グループ管理情報や前記個別管理情報は、上記したような班名や個人名等の文字情報に限らず、コード化された数値情報等でもよい。
【0049】
(7)上記実施形態では、ピッキング作業部にて、各収納体(ビニール袋)毎に設定されたピッキング情報に基づいて、商品表示部14B及び箱表示部42等によりピッキングすべき商品を自動で表示させる構成としたが、このような作業方法に限らず、例えば、前記ピッキング情報に基づいて記載されたリストを用いて作業員がリストを見ながらピッキング作業を行うような形態であってもよい。
【0050】
(8)上記実施形態では、搬送手段としてローラコンベアを用いたが、これに限らず、ベルトコンベア等、他の形式のコンベアでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピッキング設備の平面図
【図2】フローチャート
【図3】オートラベラーを示す図
【図4】表示ラベルを示す図
【図5】ピッキング作業部の平面図
【図6】ピッキング作業部の搬送方向視での側面図
【図7】表示ラベルの表示状態を示す図
【図8】収納体を収容した状態の箱体の断面図
【図9】作業状態を示す説明図
【図10】作業状態を示す説明図
【図11】作業状態を示す説明図
【図12】作業状態を示す説明図
【図13】作業状態を示す説明図
【図14】作業状態を示す説明図
【図15】作業状態を示す説明図
【図16】別実施形態の表示ラベルを示す図
【図17】別実施形態の収納体と親箱の斜視図
【図18】別実施形態の親箱と子箱の斜視図
【符号の説明】
2 搬送手段
3 ピッキング作業部
5 収納体
6 ラベル発行手段
A 親箱
B 子箱
L 表示ラベル
Claims (6)
- 物品収納用の収納体を各別に収容させた親箱と子箱とを、一群状態で、搬送手段にてピッキング作業部に搬送し、前記ピッキング作業部にて、各収納体ごとのピッキング情報に基づいて、前記各収納体に収納すべき物品をピッキングして収納するピッキング作業を実行し、そのピッキング作業が終了した後に、前記親箱に前記子箱に収容されている前記収納体を収納して、複数の収納体を、グループ化した状態で出荷するピッキング方法であって、
前記搬送手段により前記ピッキング作業部へ搬送される前記子箱に収容させた収納体並びに前記親箱に収容させた収納体に、ラベル発行手段にて発行されて、前記グループ化される複数の収納体に共通の管理情報及び各収納体の夫々に対する個別管理情報を表示する表示ラベルを貼着し、前記ピッキング作業が終了した後に、前記親箱に収容される収納体に貼着した前記表示ラベルを、前記親箱に貼り替えて、その親箱を出荷するようにしたピッキング方法。 - 物品収納用の収納体を各別に収容させた親箱と子箱とを、一群状態で、搬送手段にてピッキング作業部に搬送し、前記ピッキング作業部にて、各収納体ごとのピッキング情報に基づいて、前記各収納体に収納すべき物品をピッキングして収納するピッキング作業を実行し、そのピッキング作業が終了した後に、前記親箱に前記子箱に収容されている前記収納体を収納して、複数の収納体を、グループ化した状態で出荷するピッキング方法であって、
前記搬送手段により前記ピッキング作業部へ搬送される前記子箱並びに前記親箱に、ラベル発行手段にて発行されて、前記グループ化される複数の収納体に共通の管理情報及び各収納体の夫々に対する個別管理情報を表示する表示ラベルを貼着し、前記ピッキング作業が終了した後に、前記子箱に貼着した前記表示ラベルを、その子箱に収容されている前記収納体に貼り替えて出荷するようにしたピッキング方法。 - 前記親箱に貼着した前記表示ラベルには、その親箱に収納される全収納体の夫々に対応する全ての前記個別管理情報を表示するようにした請求項1又は2記載のピッキング方法。
- 前記親箱と前記子箱とが、外形仕様が同じであり、前記収納体が、その上方開口側部分を前記親箱及び前記子箱の上端から外側に折り返した状態で収納される袋状体で構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のピッキング方法。
- 前記表示ラベルは、その貼着作用面における周縁部の少なくとも一部に非貼着部が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のピッキング方法。
- 前記ラベル発行手段が、前記表示ラベルを発行するとともに、その表示ラベルを貼着対象部位に自動で貼着するようにした請求項1〜5のいずれか1項に記載のピッキング方法。
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