JP3646597B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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    • H04N5/7441Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal the modulator being an array of liquid crystal cells

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は変調手段である液晶パネルを青、緑、赤の各色光毎に配し、表示画像を装置内で合成して投写することで拡大画像を得る3板式投写型画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在透過型液晶ライトバルブを用いた投写型画像表示装置を中心にプロジェクター市場が急拡大しつつある。商品の流れは高輝度化と小型化に大別できる。特に小型化については従来主流であった液晶パネル有効開口部の対角長1.3インチのものから0.9インチ、将来は更に小型化が進むものと考えられる。有効開口部の小型化が進むと同時に透過型ではBM(ブラックマトリックス)の微細化が進んでおり、開口率は従来のひとまわり大きいパネルと同程度に高開口率化を実現できるようになっている。従ってこのパネル上の表示画像を合成する色合成部にもより高精度化が要求されている。
【0003】
次に液晶パネルを用いた従来の投写型画像表示装置の構造について述べる。青、緑、赤の各色光毎にパネルを配した3板式は色合成の特徴からクロスプリズム方式とミラー順次方式の2つがある。以下図7にクロスプリズム方式の構成による投写型画像表示装置と図8にミラー順次方式の構成による投写型画像表示装置の従来の概略基本構成を示したのでこれについて説明する。
【0004】
図7はクロスプリズム方式の投写型画像表示装置100を示す。光源部101、色分解光学系102、リレー光学系103、ライトバルブ部104、色合成光学系105、投写光学系106とからなる。光源部101は電極間の放電によりアークを形成しランダム偏光光を発生する光源107と、光源107からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター108とからなる。光源部101からの光は色分解光学系102に入射する。まず青透過ダイクロイックミラー109に入射した光のうち、青光はここを透過し全反射ミラー110で反射され、コンデンサーレンズ111を経て青用ライトバルブユニット112に至る。青透過ダイクロイックミラー109で反射された緑光、赤光は緑反射ダイクロイックミラー113に入射し、このうち緑光はコンデンサーレンズ114を経て緑用ライトバルブユニット115に至る。赤光は緑反射ダイクロイックミラー113を透過し、リレー光学系101に入射する。
【0005】
ここに入射し赤光は入射側レンズ116、全反射ミラー117、中間レンズ118、全反射ミラー119、コンデンサーレンズ120を経て赤用ライトバルブユニット121に至る。ライトバルブ部104は先に述べたように青用ライトバルブユニット112、緑用ライトバルブユニット115、赤用ライトバルブユニット121として各色光毎に配置されている。このライトバルブ部104は図2にあるように入射側偏光板122と液晶パネル123と出射側偏光板124とからなっており、入射側偏光板122はたとえば図2で示す矩形の外形形状の短手方向の偏光方向の光を透過し、これに直交する偏光方向の光を吸収するように設定されているとする。入射側偏光板122を透過した光は液晶パネル123に入射する。この液晶パネル123は外部信号により多数の各画素開口毎に透過光の偏光方向を変えることが出来る。
【0006】
ここでは各画素を駆動しない場合には偏光方向が90度回転せしめられ、駆動した場合には偏光方向の変化無く透過するものとする。出射側偏光板124は入射側偏光板122と直交した方向の偏光特性を有する。従って液晶パネル123が偏光方向を90度変えて透過した画素部の光の偏光方向は出射側偏光板124の透過軸と一致するためここを透過する。一方液晶パネル123が偏光方向を変えずに透過した画素部の偏光方向の光は出射側偏光板124の透過軸と直交するためここで吸収される。
【0007】
このようにしてライトバルブ部104を透過した光は色合成光学系105に入射する。色合成光学系105は青反射ダイクロイックミラー面125と赤反射ダイクロイックミラー面126が直交して配されるように三角柱のプリズムを4個貼り合わせてなる色合成プリズム127であり、ここに入射した青光、赤光は反射されて投写光学系106に入射する。緑光は青反射ダイクロイックミラー面125と赤反射ダイクロイックミラー面126を透過して投写光学系106に入射する。このようにして投写光学系106で前記ライトバルブ部102上の画像が図にはないスクリーン上に拡大投写される。
【0008】
次に図8にミラー順次方式の構成による投写型画像表示装置を示す。
【0009】
光源部201、色分解光学系202、ライトバルブ部203、色合成光学系204、投写光学系205とからなる。光源部201は電極間の放電によりアークを形成しランダム偏光光を発生する光源206と、光源206からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター207とからなる。光源部201からの光は色分解光学系202に至る。まず青反射ダイクロイックミラー208に入射した光のうち、青光はここで反射され更に反射ミラー209で反射され、コンデンサーレンズ210を経て青用ライトバルブユニット211に至る。
【0010】
青反射ダイクロイックミラー208を透過した緑光、赤光は緑反射ダイクロイックミラー212に入射し、このうち緑光はコンデンサーレンズ213を経て緑用ライトバルブユニット214に至る。赤光は緑反射ダイクロイックミラー212を透過し、コンデンサーレンズ215を経て赤用ライトバルブユニット216に至る。ライトバルブ部203は先に述べたように青用ライトバルブユニット211、緑用ライトバルブユニット214、赤用ライトバルブユニット216として各色光毎に配置されている。
【0011】
このライトバルブ部203は図2にあるように入射側偏光板217と液晶パネル218と出射側偏光板219とからなっており、入射側偏光板217はたとえば図2で示す矩形の外形形状の短手方向の偏光方向の光を透過し、これに直交する偏光方向の光を吸収するように設定されているとする。入射側偏光板217を透過した光は液晶パネル218に入射する。この液晶パネル218は外部信号により多数の各画素開口毎に透過光の偏光方向を変えることが出来る。ここでは各画素を駆動しない場合には偏光方向が90度回転せしめられ、駆動した場合には偏光方向の変化無く透過するものとする。出射側偏光板219は入射側偏光板217と直交した方向の偏光特性を有する。
【0012】
従って液晶パネル218が偏光方向を90度変えて透過した画素部の光の偏光方向は出射側偏光板219の透過軸と一致するためここを透過する。一方液晶パネル218が偏光方向を変えずに透過した画素部の偏光方向の光は出射側偏光板219の透過軸と直交するためここで吸収される。
【0013】
このようにしてライトバルブ部203を透過した光は色合成光学系204に入射する。色合成光学系204は緑反射ダイクロイックミラー220、赤反射ダイクロイックミラー221、全反射ミラー222とからなる。青用ライトバルブユニット211から出射された光は緑反射ダイクロイックミラー220、赤反射ダイクロイックミラー221を透過して投写光学系である投写レンズ223に入射する。この投写レンズ223は各ライトバルブ上の画像を図にはないスクリーン上に拡大投写可能に設定されているものである。
【0014】
緑用ライトバルブユニット214から出射された光は緑反射ダイクロイックミラー220で反射された後、赤反射ダイクロイックミラー221を透過して投写光学系である投写レンズ223に入射する。赤用ライトバルブユニット216から出射された光は全反射ミラー222、赤反射ダイクロイックミラー221で反射され、投写光学系である投写レンズ223に入射する。このようにして前記ライトバルブ部203上の画像が図にはないスクリーン上で色合成された拡大画像として得られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
以上に示した投写型画像表示装置は現在プレゼンテーション用に提供されている代表的な構成を示したものであり、以上の2構成それぞれの特徴を示す。
【0016】
クロスプリズム方式で色合成を行う投写型画像表示装置は1)パネルから投写レンズまでの投写距離が短く出来るため短焦点化、投写レンズの小型化に有利。2)色合成部が小型に形成され、反射面がプリズムで形成されているので振動や衝撃に対して精度を確保しやすい。などの有利な点が有る反面1)4つのプリズムの合わせ精度が確保できなと投写画像中央に縦線が出る。2)ひとつの反射面を形成する2つのプリズムのダイクロイックミラー面分光特性が同一でないと色ムラが生じる。3)ひとつの反射面を形成する2つのプリズムのダイクロイックミラー面がねじれ、ずれなく同一面を形成していないと投写画像に2重像などピントのボケが生じる。4)色分解光学系にリレー光学系が必要になることから装置が大きくなる、リレー光学系により光源像がリレー光学系を介さない2色に対して上下左右反転する事から光源あるいは照明光学系に輝度ムラがあった場合に色ムラとなって現れるため画質を大きく損ねる。などの問題があり、特に1)、3)、4)については先に述べたパネルの高精細化と共にその加工精度が更に高く要求される。
【0017】
ミラー順次方式で色合成を行う投写型画像表示装置は1)比較コストが安く、大型のパネルにも対応しやすい。2)軽量に出来る。3)リレー光学系がないので比較的小型に、かつ光源部の輝度ムラの影響が投写画像として検知されにくい。などの有利な点が有る反面1)斜めに配置された平行平面板を透過するため、非点隔差が生じ縦線と横線でピントの位置がずれて投写像がぼける。2)薄いガラス板上に形成されるダイクロイックミラー面の平面度が得られにくく。投写像がぼける。3)色合成部が大きくなることから機構的強度が得られにくく、振動など外力に対して弱く、コンバージェンス精度を維持しにくい。などの問題があり、特に後者の問題点1)2)についてはパネルの小型化、高精細化が進む中で致命的問題であり、クロスプリズム方式も解決すべき課題は或るものの現在この方式が主流を占めている。
【0018】
以上の状況を鑑み、パネルの小型化、高精細化への移行に上記従来の光学系の持つ問題点を克服できる新光学系を開発することが課題となっている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明による投写型画像表示装置は、白色光を発する光源部と、前記光源からの白色光を第1、第2および第3の色光に分光する色分解光学系と、前記色分解光学系を経た各前記第1、第2および第3の色光を調光できる長方形の有効開口部を備えたライトバルブ部と、前記ライトバルブ部で調光された前記第1、第2および第3の色光を合成する色合成光学系と、前記ライトバルブ部上の画像を拡大投写可能に投写レンズを備えており、前記色合成光学系はおよそ30度の頂角を備えた三角柱形状の第1、第2および第3のプリズムを各頂角が隣接するよう2つの接合面で接合されてなり、前記接合面は前記頂角を成す面であり色選択手段である第1および第2のダイクロイックミラー面が形成されており、また前記第1、第2および第3のプリズムの頂角と対向する面はそれぞれ前記第1、第2および第3の色光の入射面であり、前記ライトバルブ部は、前記第1、第2および第3の色光にそれぞれ対応する第1、第2および第3のライトバルブを備え、前記色分解光学系は、第1および第2のダイクロックミラーと、第1、第2および第3の反射ミラーとを備え、前記光源部から前記第1、第2および第3のライトバルブまでの前記第1、第2および第3の色光の光路長が等しくなるように構成されていることを特徴としてなる。
さらに、本発明による投写型画像表示装置は、前記光源部からの白色光は前記第1のダイクロックミラーに入射され前記第1および第2の色光と前記第3の色光とに分光され、前記第1および第2の色光は前記第1のダイクロックミラーに入射して第1の色光と第2の色光とに分光され、分光された第1の色光は、前記第1の反射ミラーで反射され、前記第1のライトバルブに入射し、分光された第2の色光は、前記第2の反射ミラーで反射され、前記第2のライトバルブに入射し、分光された第3の色光は、前記第3の反射ミラーで反射され、前記第3のライトバルブに入射することを特徴としてなる。
【0020】
さらに、本発明による投写型画像表示装置において、前記第1の色光は、前記のプリズム上の第の入射面から入射し、前記のプリズム、前記のダイクロイックミラー面、前記第2のプリズム、前記第2のダイクロイックミラー面、前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取り、前記第2の色光は、前記第2のプリズム上の第2の入射面から入射し、前記第2のプリズムを透過後、前記のダイクロイックミラー面で反射せしめられ再度前記第2のプリズムを透過後、前記第2のダイクロイックミラー面、前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取り、前記第3の色光は、前記第3のプリズム上の第3の入射面から入射し、前記第3のプリズムを透過後、前記第3プリズムの頂角を成す面のうち接合面でない面において反射せしめられ再度前記第3のプリズムを透過後前記第2のダイクロイックミラー面で反射せしめられ再々度前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取ることを特徴として構成出来る。
【0021】
前記第2、第3の入射面から入射する前記第2および第3の色光は前記、第2のダイクロイックミラー面に対してS偏光の偏光光であることを特徴とすることが望ましく、また前記第の入射面から入射する前記第1の色光は前記、第2のダイクロイックミラー面に対してP偏光の偏光光であることを特徴とすることが望ましい。
【0022】
前記第の入射面から入射する前記第1の色光は緑光であり、色合成光学系のダイクロイックミラーは赤反射と青反射の各特性を有していることが望ましい。
【0023】
前記第1、第2および第3のプリズムは同形状であることを特徴として構成することが可能である。
【0024】
特に色分解光学系において前記第のダイクロイックミラーと第の色光用ライトバルブ部近傍の前記第1の反射ミラーを結ぶ光軸と、第の色光用ライトバルブ部近傍の前記第1の反射ミラーと色合成光学系出射面を結ぶ光軸とがおよそ直交する関係にあり、第のダイクロイックミラーに入射する主光線の入射角は45度よりも小さいことを特徴として構成する、あるいは色分解光学系において前記第のダイクロイックミラーと第3の色光用ライトバルブ部近傍の前記第3の反射ミラーを結ぶ光軸と、第の色光用ライトバルブ部近傍の前記第1の反射ミラーと色合成光学系出射面を結ぶ光軸とがおよそ平行の関係にあり、第のダイクロイックミラーに入射する主光線の入射角は45度よりも大きいことを特徴として構成することが出来る。
【0025】
またライトバルブ部は少なくとも偏光子である入射側偏光板と、透過型液晶パネルと、検光子である出射側偏光板から構成されていることを特徴として構成できる。
【0026】
さらに、30度の頂角を備えた三角柱形状のプリズムの底面形状は直角三角形であることを特徴に構成することで接合後、最も簡単な形状となり望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明に依れば色合成光学系は略同形状のプリズムを接合することで形成されており、強度上の問題や経時変化にも有利であり、ガラスで光路が充填されていることから光路長を比較的短く形成できる。(従来例のクロスプリズムタイプよりは長くなるが、ミラー順次方式よりも圧倒的に短い)
更に色合成光学系の反射面は全て一つの面からなっているのでクロスプリズムタイプよりもピントに与えるデメリットはなく、また合わせ面の影や反射面を形成する2つの面の分光特性の差によ色ムラの発生無く構成できる。また、プリズム形状は3つとも基本的には同形状で構成可能なことや、先に述べた面の合わせ作業がないことからコスト的にも従来のクロスプリズムタイプより有利である。
【0028】
色分解光学系もリレー光学系を必要としない構成が可能なことから、全体構成も小型化を実現しつつリレー光学系による画像反転による色ムラや、リレー光学系分のコストが削減できることは言うまでもない。
【0029】
(実施の形態1)
図1は実施の形態1の概略構成図である。赤色光用光源部301、青色光用光源部302、緑色光用光源部303、ライトバルブ部304、色合成光学系305、投写光学系306とからなる。赤色光用光源部301は電極間の放電によりアークを形成し白色のランダム偏光光を発生する光源307と、光源307からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター308と、その開口前面に配置された赤透過ダイクロイックフィルター309とからなる。
【0030】
青色光用光源部302は電極間の放電によりアークを形成し白色のランダム偏光光を発生する光源310と、光源310からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター311と、その開口前面に配置された青透過ダイクロイックフィルター312とからなる。緑色光用光源部303は電極間の放電によりアークを形成し白色のランダム偏光光を発生する光源313と、光源313からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター314と、その開口前面に配置された緑透過ダイクロイックフィルター315とからなる。
【0031】
赤色光用光源部301からの赤色光は、コンデンサーレンズ316を経て赤用ライトバルブユニット317に至る。青色光用光源部302からの青色光は、コンデンサーレンズ318を経て青用ライトバルブユニット319に至る。緑色光用光源部303からの緑色光は、コンデンサーレンズ320を経て緑用ライトバルブユニット321に至る。ライトバルブ部303は先に述べたように赤用ライトバルブユニット317、青用ライトバルブユニット319、緑用ライトバルブユニット321として各色光毎に配置されている。このライトバルブ部303は図2にあるように入射側偏光板322と液晶パネル323と出射側偏光板324とからなっており、入射側偏光板322はたとえば図2で示す矩形の外形形状の短手方向の偏光方向の光を透過し、これに直交する偏光方向の光を吸収するように設定されているとする。
【0032】
入射側偏光板322を透過した光は液晶パネル323に入射する。この液晶パネル323は外部信号により多数の各画素開口毎に透過光の偏光方向を変えることが出来る。ここでは各画素を駆動しない場合には偏光方向が90度回転せしめられ、駆動した場合には偏光方向の変化無く透過するものとする。出射側偏光板324は入射側偏光板322と直交した方向の偏光特性を有する。従って液晶パネル323が偏光方向を90度変えて透過した画素部の光の偏光方向は出射側偏光板324の透過軸と一致するためここを透過する。一方液晶パネル323が偏光方向を変えずに透過した画素部の偏光方向の光は出射側偏光板324の透過軸と直交するためここで吸収される。ここで出射側偏光板321は紙面に対して手前−奥方向に振動方向(透過軸)を持つ用に設定されている。このようにしてライトバルブ部303を透過した光は色合成光学系304に入射する。
【0033】
色合成光学系304は頂角を30度とした三角柱形状のプリズム325,326,327を3つ接合してなり、その接合面には青反射ダイクロイックミラーコート面328、赤反射ダイクロイックミラーコート面329が施され、緑色光の入射面330にはλ/2位相差板331が備えられてなる。緑用ライトバルブユニット321から出射された光はλ/2位相差板331を透過することで偏光方向を90度捻られ、青反射ダイクロイックミラーコート面328、赤反射ダイクロイックミラーコート面329に対してP偏光の光となって、三角柱形状のプリズム325、326、327、青反射ダイクロイックミラーコート面328、赤反射ダイクロイックミラーコート面329を透過後、出射面332を透過して投写光学系である投写レンズ333に入射する。
【0034】
この投写レンズ333は各ライトバルブ上の画像を図にはないスクリーン上に拡大投写可能に設定されているものである。青用ライトバルブユニット319から出射された光は青反射ダイクロイックミラーコート面328、赤反射ダイクロイックミラーコート面329に対してS偏光の光であり、三角柱形状のプリズム326を透過後青反射ダイクロイックミラーコート面328で反射された後、再度三角柱形状のプリズム326を透過後赤反射ダイクロイックミラーコート面329を透過し三角柱形状のプリズム327を透過し出射面332を透過して投写光学系である投写レンズ333に入射する。
【0035】
赤用ライトバルブユニット317から出射された光は青反射ダイクロイックミラーコート面328、赤反射ダイクロイックミラーコート面329に対してS偏光の光となっており、三角柱形状のプリズム327に入射した光はプリズム側面で全反射され、再度三角柱形状のプリズム327を透過後赤反射ダイクロイックミラーコート面329で反射され、再々度三角柱形状のプリズム327を透過し出射面332を透過して投写光学系である投写レンズ333に入射する。
【0036】
このように本実施の形態に依れば色合成光学系はプリズムを接合することで形成されていることから強度上の問題や経時変化にも有利であり、コンバージェンス調整後もずれることなく高画質を維持できる。またガラスで光路が充填されていることから光路長を比較的短く形成できる。(空気に対して2/3)
更に色合成光学系の反射面は全て一つの面からなっているので良好なピントを実現すると同時にクロスプリズムタイプにあった合わせ面の影や反射面を形成する2つの面の分光特性の差によ色ムラの発生無く構成でき均一性の良い画像を提供できる。また、プリズム形状は3つとも基本的には同形状で構成可能なことや、先に述べた面の合わせ作業がないことからコスト的にも従来のクロスプリズムタイプより有利である。
【0037】
なお、本実施の形態において投写レンズから各ライトバルブまでの光路長はおよそ等しく構成されている。
【0038】
本実施の形態において機構面について言うと、各色光による投写画像の位置を合わせるコンバー調整において言えば一般に一色のライトバルブは固定しておき、他の2色のライトバルブに調整裕度を持たせるのが一般的であり、ここでは中央の青色光用のライトバルブを固定とする構成を取るのが調整のし易さや他の色光用のライトバルブ間の調整裕度を最小に出来ることから望ましいと思われる。
【0039】
先の説明においては偏光を用いた液晶パネルをライトバルブとしたが必ずしもこれに捕らわれるものではなく、偏光に依らず画像表示を行う画像表示素子を応用可能なことは言うまでもない。ただし後に述べるが、色合成プリズム内にダイクロイックミラーを設ける場合には緑をP偏光透過、青赤S偏光反射とした方が各色光の混色無く帯域設定可能なことからライトバルブは偏光を利用したものの方が望ましいとは言える。この際、光源には光源からのランダム偏光光を一方向の偏光方向をもつ偏光光として出射出来る偏光方向変換光学系を併用することで明るさ効率を上げることが本発明の実施の形態においても応用可能なことは言うまでもない。
【0040】
色合成部のプリズムにおいて色選択手段であるダイクロイックミラーの反射率を任意の色光の全帯域で反射率を確保するにはP偏光成分の光を入射させるのではなく、S偏光光であることが望ましい。同じ様な理由により現在商品化されている色合成にプリズムを使うタイプの色合成プリズムへの入射光はS偏光を扱っている。また、本実施の形態において色合成部プリズムのダイクロイックミラーを全て透過で使う緑色光について言えば、青反射ダイクロイックミラーにおいてS偏光光に対する分光特性がP偏光光に対するそれよりも長波長よりに拠っており、赤反射ダイクロイックミラーにおいてS偏光光に対する分光特性がP偏光光に対するそれよりも短波長よりに寄っていることから、先に述べたように青色光、赤色光がS偏光として色合成部で扱われた場合、緑色光はP偏光とした方がダイクロイックミラーの帯域を広く使えることから、有利であることは同業者で有れば周知の内容である。
【0041】
本実施の形態において赤の光路と青の光路は入れ替え可能であることは同業者には周知である。
【0042】
上記説明において光源は白色放電管からの光をフィルターで色選択していたが、必ずしもこれに捕らわれるものではなく、放電管でも各色光に適切なスペクトル分布を持つもので有れば色選択手段は必要ないことは明らかであり、また光源方式もレーザーやEL(エレクトロルミネッセンス)等放電管でない場合でも応用可能なことは言うまでもない。
【0043】
(実施の形態2)
図3は実施の形態2の概略構成図である。光源部401、色分解光学系402、ライトバルブ部403、色合成光学系404、投写光学系405とからなる。光源部401は電極間の放電によりアークを形成しランダム偏光光を発生する光源406と、光源406からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター407とからなる。光源部401からの光は色分解光学系402に至る。まず青反射ダイクロイックミラー408に入射した光のうち、青光はここで反射され更に反射ミラー409で反射され、コンデンサーレンズ410を経て青用ライトバルブユニット411に至る。青反射ダイクロイックミラー408を透過した緑光、赤光は赤反射ダイクロイックミラー412に入射し、このうち赤光はここで反射せしめられ、更に反射ミラー413で反射され、コンデンサーレンズ414を経て赤用ライトバルブユニット415に至る。緑光は赤反射ダイクロイックミラー412を透過し、反射ミラー416で反射され、コンデンサーレンズ417を経て緑用ライトバルブユニット418に至る。ライトバルブ部403は先に述べたように青用ライトバルブユニット411、赤用ライトバルブユニット415、緑用ライトバルブユニット418として各色光毎に配置されている。
【0044】
このライトバルブ部403は図2にあるように入射側偏光板419と液晶パネル420と出射側偏光板421とからなっており、入射側偏光板419はたとえば図2で示す矩形の外形形状の短手方向の偏光方向の光を透過し、これに直交する偏光方向の光を吸収するように設定されているとする。入射側偏光板419を透過した光は液晶パネル420に入射する。この液晶パネル420は外部信号により多数の各画素開口毎に透過光の偏光方向を変えることが出来る。ここでは各画素を駆動しない場合には偏光方向が90度回転せしめられ、駆動した場合には偏光方向の変化無く透過するものとする。出射側偏光板421は入射側偏光板419と直交した方向の偏光特性を有する。
【0045】
従って液晶パネル420が偏光方向を90度変えて透過した画素部の光の偏光方向は出射側偏光板421の透過軸と一致するためここを透過する。一方液晶パネル420が偏光方向を変えずに透過した画素部の偏光方向の光は出射側偏光板421の透過軸と直交するためここで吸収される。ここで出射側偏光板421は紙面に対して手前−奥方向に振動方向(透過軸)を持つ用に設定されている。このようにしてライトバルブ部403を透過した光は色合成光学系404に入射する。
【0046】
色合成光学系404は頂角を30度とした三角柱形状のプリズム422,423,424を3つ接合してなり、その接合面には赤反射ダイクロイックミラーコート面425、青反射ダイクロイックミラーコート面426が施され、緑色光の入射面427にはλ/2位相差板428が備えられてなる。緑用ライトバルブユニット418から出射された光はλ/2位相差板428を透過することで偏光方向を90度捻られ、赤反射ダイクロイックミラーコート面425、青反射ダイクロイックミラーコート面426に対してP偏光の光となって、三角柱形状のプリズム422、423、424、赤反射ダイクロイックミラーコート面425、青反射ダイクロイックミラーコート面426を透過後、出射面429を透過して投写光学系である投写レンズ430に入射する。
【0047】
この投写レンズ430は各ライトバルブ上の画像を図にはないスクリーン上に拡大投写可能に設定されているものである。赤用ライトバルブユニット415から出射された光は赤反射ダイクロイックミラーコート面425、青反射ダイクロイックミラーコート面426に対してS偏光の光であり、三角柱形状のプリズム423を透過後赤反射ダイクロイックミラーコート面425で反射された後、再度三角柱形状のプリズム423を透過後青反射ダイクロイックミラーコート面426を透過し三角柱形状のプリズム424を透過し出射面429を透過して投写光学系である投写レンズ430に入射する。
【0048】
青用ライトバルブユニット411から出射された光は赤反射ダイクロイックミラーコート面425、青反射ダイクロイックミラーコート面426に対してS偏光の光となっており、三角柱形状のプリズム424に入射した光はプリズム側面で全反射され、再度三角柱形状のプリズム424を透過後青反射ダイクロイックミラーコート面426で反射され、再々度三角柱形状のプリズム424を透過し出射面429を透過して投写光学系である投写レンズ430に入射する。
【0049】
このように本実施の形態に依れば色合成光学系はプリズムを接合することで形成されていることから強度上の問題や経時変化にも有利であり、コンバージェンス調整後もずれることなく高画質を維持できる。またガラスで光路が充填されていることから光路長を比較的短く形成できる。(空気に対して2/3)
更に色合成光学系の反射面は全て一つの面からなっているので良好なピントを実現すると同時にクロスプリズムタイプにあった合わせ面の影や反射面を形成する2つの面の分光特性の差によ色ムラの発生無く構成でき均一性の良い画像を提供できる。また、プリズム形状は3つとも基本的には同形状で構成可能なことや、先に述べた面の合わせ作業がないことからコスト的にも従来のクロスプリズムタイプより有利である。色分解光学系もリレー光学系を伴っていないことから全体構成も小型化を実現しつつリレー光学系による画像反転による色ムラや、リレー光学系分のコストが削減できることは言うまでもない。
【0050】
なお、本実施の形態において光源部から各ライトバルブまでの光路長は各色光とも等しく、投写レンズから各ライトバルブまでの光路長はおよそ等しく構成されており、特にここでは青反射ダイクロイックミラー408と反射ミラー416を結ぶ光軸と出射面429と反射ミラー416を結ぶ光軸がおよそ直交して、装置の投写方向の奥行きを抑える構成を取っており、光源から青反射ダイクロイックミラー408に至る主光線は45度よりも小さな入射角を持って入射するように設定し色分解光学系での光路長を等しく設定している。
【0051】
ただし、図4のように青反射ダイクロイックミラー408と反射ミラー416を結ぶ光軸と出射面429と反射ミラー416を結ぶ光軸がおよそ直交しない関係にあり、実施の形態3にあるように青反射ダイクロイックミラー408と反射ミラー409を結ぶ光軸と出射面429と反射ミラー416を結ぶ光軸が直交しない関係ではない場合にも光源から青反射ダイクロイックミラー408に至る主光線は45度よりも小さな入射角を持って入射するように構成される。
【0052】
本実施の形態において機構面について言うと、各色光による投写画像の位置を合わせるコンバー調整において言えば一般に一色のライトバルブは固定しておき、他の2色のライトバルブに調整裕度を持たせるが、ここでは中央の赤色光用のライトバルブを固定とする構成を取るのが調整のし易さや他の色光用のライトバルブ間の調整裕度を最小に出来ることから望ましいと思われる。
【0053】
先の説明においては偏光を用いた液晶パネルをライトバルブとしたが必ずしもこれに捕らわれるものではなく、偏光に依らず画像表示を行う画像表示素子を応用可能なことは言うまでもない。ただし説明は後述するが、色合成プリズム内にダイクロイックミラーを設ける場合には緑をP偏光透過、青赤S偏光反射とした方が各色光の混色無く帯域設定可能なことからライトバルブは偏光を利用したものの方が望ましいとは言える。この際、光源には光源からのランダム偏光光を一方向の偏光方向をもつ偏光光として出射出来る偏光方向変換光学系を併用することで明るさ効率を上げることが本発明の実施の形態においても応用可能なことは言うまでもない。
【0054】
実施の形態1同様に色合成部のプリズムにおいて色選択手段であるダイクロイックミラーの反射率を任意の色光の全帯域で反射率を確保するにはP偏光成分の光を入射させるのではなく、S偏光光であることが望ましい。同じ様な理由により現在商品化されている色合成にプリズムを使うタイプの色合成プリズムへの入射光はS偏光を扱っている。また、本実施の形態において色合成部プリズムのダイクロイックミラーを全て透過で使う緑色光について言えば、青反射ダイクロイックミラーにおいてS偏光光に対する分光特性がP偏光光に対するそれよりも長波長よりに拠っており、赤反射ダイクロイックミラーにおいてS偏光光に対する分光特性がP偏光光に対するそれよりも短波長よりに寄っていることから、先に述べたように青色光、赤色光がS偏光として色合成部で扱われた場合、緑色光はP偏光とした方がダイクロイックミラーの帯域を広く使えることから、有利であることは同業者で有れば周知の内容である。
【0055】
本実施の形態において赤の光路と青の光路は入れ替え可能であることは同業者には周知である。
【0056】
(実施の形態3)
図5は実施の形態3の概略構成図である。光源部501、色分解光学系502、ライトバルブ部503、色合成光学系504、投写光学系505とからなる。光源部501は電極間の放電によりアークを形成しランダム偏光光を発生する光源506と、光源506からの光をその回転対称軸上の一方向に反射するリフレクター507と光源から光を均一にライトバルブ上に導くためのインテグレータ光学系508とインテグレータ光学系508内に設けられた光源からのランダム偏光光を偏光方向の揃った偏光光とする偏光変換光学系509とからなる。詳細な説明は避けるがインテグレータ光学系508はライトバルブ開口部とおよそ相似形形状のマイクロレンズ集合体である第一レンズアレイ510と、前記第一レンズアレイ510と同形状の第2レンズアレイ511と、集光レンズ512とからなっている。これにより前記第一レンズアレイ510上のマイクロレンズの像をライトバルブ上に重畳することで均一な照明を可能にする。
【0057】
さらに偏光変換光学系509は図6にあるよう平行四辺形の断面を持つプリズムの集合体であり入射光に対し斜めに設けられたその界面(接合面)には偏光方向を分離する偏光ビームスプリッタ膜514が施されている。ここでP偏光光は透過するがS偏光光は反射されるが再度となりの偏光ビームスプリッタ膜514に入射することで反射され前記プリズム出射面に部分的に設けられた偏光方向変換素子515(入射する光の偏光方向を90度変換する。λ/2でも可)に入射し、これを透過することで出射光は全てS偏光光とするものである。このようにして光源部501から出射された光は偏光光となり色分解光学系502に至る。
【0058】
まず青透過ダイクロイックミラー516に入射した光のうち、青光はここを透過し反射ミラー517で反射され、コンデンサーレンズ518を経て青用ライトバルブユニット519に至る。青透過ダイクロイックミラー516で反射された透過した緑光、赤光は赤反射ダイクロイックミラー520に入射し、このうち赤光はここで反射せしめられ、更に反射ミラー521で反射され、コンデンサーレンズ522を経て赤用ライトバルブユニット523に至る。緑光は赤反射ダイクロイックミラー520を透過し、反射ミラー524で反射され、コンデンサーレンズ525を経て緑用ライトバルブユニット526に至る。ライトバルブ部503は先に述べたように青用ライトバルブユニット519、赤用ライトバルブユニット523、緑用ライトバルブユニット526として各色光毎に配置されている。
【0059】
このライトバルブ部503は図2にあるように入射側偏光板527と液晶パネル528と出射側偏光板529とからなっており、入射側偏光板527はたとえば図2で示す矩形の外形形状の短手方向の偏光方向の光を透過し、これに直交する偏光方向の光を吸収するように設定されているとする。入射側偏光板527を透過した光は液晶パネル528に入射する。この液晶パネル528は外部信号により多数の各画素開口毎に透過光の偏光方向を変えることが出来る。ここでは各画素を駆動しない場合には偏光方向が90度回転せしめられ、駆動した場合には偏光方向の変化無く透過するものとする。出射側偏光板529は入射側偏光板527と直交した方向の偏光特性を有する。
【0060】
従って液晶パネル528が偏光方向を90度変えて透過した画素部の光の偏光方向は出射側偏光板529の透過軸と一致するためここを透過する。一方液晶パネル528が偏光方向を変えずに透過した画素部の偏光方向の光は出射側偏光板529の透過軸と直交するためここで吸収される。ここで出射側偏光板529は紙面に対して手前−奥方向に振動方向(透過軸)を持つ様に設定されている。このようにしてライトバルブ部503を透過した光は色合成光学系504に入射する。
【0061】
色合成光学系504は頂角を30度とした三角柱形状のプリズム530,531,532を3つ接合してなり、その接合面には赤反射ダイクロイックミラーコート面533、青反射ダイクロイックミラーコート面534が施され、緑色光の入射面535にはλ/2位相差板536が備えられてなる。緑用ライトバルブユニット526から出射された光はλ/2位相差板536を透過することで偏光方向を90度捻られ、赤反射ダイクロイックミラーコート面533、青反射ダイクロイックミラーコート面534に対してP偏光の光となって、三角柱形状のプリズム530、531、532、赤反射ダイクロイックミラーコート面533、青反射ダイクロイックミラーコート面534を透過後、出射面537を透過して投写光学系である投写レンズ538に入射する。
【0062】
この投写レンズ538は各ライトバルブ上の画像を図にはないスクリーン上に拡大投写可能に設定されているものである。赤用ライトバルブユニット523から出射された光は赤反射ダイクロイックミラーコート面533、青反射ダイクロイックミラーコート面534に対してS偏光の光であり、三角柱形状のプリズム531を透過後赤反射ダイクロイックミラーコート面533で反射された後、再度三角柱形状のプリズム531を透過後青反射ダイクロイックミラーコート面534を透過し三角柱形状のプリズム532を透過し出射面537を透過して投写光学系である投写レンズ538に入射する。
【0063】
青用ライトバルブユニット519から出射された光は赤反射ダイクロイックミラーコート面533、青反射ダイクロイックミラーコート面534に対してS偏光の光となっており、三角柱形状のプリズム532に入射した光はプリズム側面で全反射され、再度三角柱形状のプリズム532を透過後青反射ダイクロイックミラーコート面534で反射され、再々度三角柱形状のプリズム532を透過し出射面537より投写光学系である投写レンズ538に入射する。
【0064】
このように本実施の形態2に依れば実施の形態1同様に色合成光学系はプリズムを接合することで形成されていることから強度上の問題や経時変化にも有利であり、コンバージェンス調整後もずれることなく高画質を維持できる。またガラスで光路が充填されていることから光路長を比較的短く形成できる。(空気に対して2/3) 更に色合成光学系の反射面は全て一つの面からなっているので良好なピントを実現すると同時にクロスプリズムタイプにあった合わせ面の影や反射面を形成する2つの面の分光特性の差によ色ムラの発生無く構成でき均一性の良い画像を提供できる。
【0065】
また、プリズム形状は3つとも基本的には同形状で構成可能なことや、先に述べた面の合わせ作業がないことからコスト的にも従来のクロスプリズムタイプより有利である。色分解光学系もリレー光学系を伴っていないことから全体構成も小型化を実現しつつリレー光学系による画像反転による色ムラや、リレー光学系分のコストが削減できることは言うまでもない。
【0066】
なお、本実施の形態において光源部から各ライトバルブまでの光路長は各色光とも等しく、投写レンズから各ライトバルブまでの光路長はおよそ等しく構成されており、特にここでは青透過ダイクロイックミラー516と反射ミラー517を結ぶ光軸と出射面537と反射ミラー524を結ぶ光軸がおよそ平行であり、装置の投写方向と直交した方向の装置の高さを抑える構成を取っており、光源から青透過ダイクロイックミラー516に至る主光線は45度より大きな入射角を持って入射するように設定し色分解光学系での光路長を等しく設定している。
【0067】
本実施の形態においてインテグレータ光学系、偏光変換光学系の一例を搭載した構成の説明を行ったが同等の機能を果たすもので有れば応用可能なことは言うまでもない。
【0068】
先の説明においては偏光を用いた液晶パネルをライトバルブとしたが必ずしもこれに捕らわれるものではなく、偏光に依らず画像表示を行う画像表示素子を応用可能なことは言うまでもない。ただしここでは詳細な説明は避けるが、色合成プリズム内にダイクロイックミラーを設ける場合には緑をP偏光透過、青赤S偏光反射とした方が各色光の混色無く帯域設定可能なことからライトバルブは偏光を利用したものの方が望ましいとは言える。この際、光源には光源からのランダム偏光光を一方向の偏光方向をもつ偏光光として出射出来る偏光方向変換光学系を併用することで明るさ効率を上げることが本発明の実施の形態においても応用可能なことは言うまでもない。
【0069】
本実施の形態において赤の光路と青の光路は入れ替え可能であることは同業者には周知である。
【0070】
また本発明において均一性を重視するなら色合成光学系はテレセントリックな光学系にして構成することが望ましいことは明らかである。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明の投写型画像表示装置では色合成部がプリズムブロックとなることからコンバージェンス調整後のずれに対して信頼性を確保出来、色合成光学系の反射面が一面で形成できることからフォーカス性能の良い、センター影や色ムラの発生無い画像を提供できるを抑えることが可能であり、同時に投写レンズのバックフォーカスを最小限とし投写レンズの小型化低コスト化をも可能にする。また色分解光学系がリレー光学系を必要としないことから色ムラに有利である。コスト面においても色合成プリズム形状は3つとも基本的には同形状で構成可能なことや、接合作業が容易なこと。色分解光学系がリレー光学系を必要としないことから有利であり低コスト化も同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の構成図
【図2】ライトバルブ部構成図
【図3】実施の形態2の構成図
【図4】実施の形態2の別の構成図
【図5】実施の形態3の構成図
【図6】実施の形態3の偏光変換光学系構成図
【図7】従来の投写型画像表示装置の概略構成図
【図8】従来の投写型画像表示装置の概略構成図
【符号の説明】
100 投写型画像表示装置
101、201、401、501 光源部
102、202、402、502 色分解光学系
103 リレー光学系
104、203、304、403、503 ライトバルブ部
105、204、305、404、504 色合成光学系
106、205、306、405、505 投写光学系
107、206、307、310、313、406、506 光源
108、308、311、314、407、507 リフレクター
109、516 青透過ダイクロイックミラー
110、117、119、209、222、409、413、416、432、 434、435、517、521、524 反射ミラー
111、114、120、210、213、215、316、318、320、 410、414、417、518、522、525 コンデンサーレンズ
112、211、319、411、519 青用ライトバルブユニット
113、212、431 緑反射ダイクロイックミラー
115、214、418、526 緑用ライトバルブユニット
116 入射側レンズ
118 中間レンズ
121、216、317、415、523 赤用ライトバルブユニット
122、217、322、419、527 入射側偏光板
123、218、323、420、528 液晶パネル
124、219、324、421、529 出射側偏光板
125、328、426、534 青反射ダイクロイックミラー面
126、329、425、533 赤反射ダイクロイックミラー面
127 色合成プリズム
208、408 青反射ダイクロイックミラー
221、312、433、520 赤反射ダイクロイックミラー
223、333、430、538 投写レンズ
330、427、535 入射面
331、428、536 λ/2位相差板
325、326、327、422,423,424、530、531、532三角柱のプリズム
332、429、537 出射面
301 赤色光用光源部
302 青色光用光源部
303 緑色光用光源部
309 赤透過ダイクロイックフィルター
312 青透過ダイクロイックフィルター
315 緑透過ダイクロイックフィルター
508 インテグレータ光学系
510 第一レンズアレイ
511 第2レンズアレイ
512 集光レンズ

Claims (12)

  1. 白色光を発する光源部と、前記光源からの白色光を第1、第2および第3の色光に分光する色分解光学系と、前記色分解光学系を経た前記第1、第2および第3の色光を調光できるライトバルブ部と、前記ライトバルブ部で調光された前記第1、第2および第3の色光を合成する色合成光学系と、前記ライトバルブ部上の画像を拡大投写可能投写レンズを備えた投写型画像表示装置であって
    前記色合成光学系はおよそ30度の頂角を備えた三角柱形状の第1、第2および第3のプリズムを各頂角が隣接するよう2つの面で接合されてなり、前記接合面は前記頂角を成す面であり色選択手段である第1および第2のダイクロイックミラー面が形成されており、また前記第1、第2および第3のプリズムの頂角と対向する面はそれぞれ前記第1、第2および第3の色光の入射面であり、
    前記ライトバルブ部は、前記第1、第2および第3の色光にそれぞれ対応する第1、第2および第3のライトバルブを備え、
    前記色分解光学系は、第1および第2のダイクロックミラーと、第1、第2および第3の反射ミラーとを備え、前記光源部から前記第1、第2および第3のライトバルブまでの前記第1、第2および第3の色光の光路長が等しくなるように構成されていることを特徴とする投写型画像表示装置。
  2. 前記光源部からの白色光は前記第1のダイクロックミラーに入射され前記第1および第2の色光と前記第3の色光とに分光され、前記第1および第2の色光は前記第1のダイクロックミラーに入射して第1の色光と第2の色光とに分光され、
    分光された第1の色光は、前記第1の反射ミラーで反射され、前記第1のライトバルブに入射し、
    分光された第2の色光は、前記第2の反射ミラーで反射され、前記第2のライトバルブに入射し、
    分光された第3の色光は、前記第3の反射ミラーで反射され、前記第3のライトバルブに入射することを特徴とする請求項1記載の投写型画像表示装置。
  3. 前記第1の色光は、前記のプリズム上の第の入射面から入射し、前記のプリズム、前記のダイクロイックミラー面、前記第2のプリズム、前記第2のダイクロイックミラー面、前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取り、
    前記第2の色光は、前記第2のプリズム上の第2の入射面から入射し、前記第2のプリズムを透過後、前記のダイクロイックミラー面で反射せしめられ再度前記第2のプリズムを透過後、前記第2のダイクロイックミラー面、前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取り、
    前記第3の色光は、前記第3のプリズム上の第3の入射面から入射し、前記第3のプリズムを透過後、前記第3プリズムの頂角を成す面のうち接合面でない面において反射せしめられ再度前記第3のプリズムを透過後前記第2のダイクロイックミラー面で反射せしめられ再々度前記第3のプリズムを透過して、前記第3のプリズム上の出射面に至る光路を取ることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  4. 前記第2、第3の入射面から入射する前記第2および第3の色光は前記、第2のダイクロイックミラー面に対してS偏光の偏光光であることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  5. 前記第の入射面から入射する前記第1の色光は前記、第2のダイクロイックミラー面に対してP偏光の偏光光であることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  6. 前記第1の色光は緑光であることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  7. 前記第1、第2および第3のプリズムは同形状であることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  8. 前記色分解光学系において前記第のダイクロイックミラーと前記第1 反射ミラーを結ぶ光軸と、前記第1の反射ミラーと色合成光学系出射面を結ぶ光軸とがおよそ直交する関係にあり、前記のダイクロイックミラーに入射する主光線の入射角は45度よりも小さいことを特徴とする請求項記載の投写型画像表示装置。
  9. 前記色分解光学系において前記第のダイクロイックミラーと前記第3の反射ミラーを結ぶ光軸と、前記第1の反射ミラーと色合成光学系出射面を結ぶ光軸とがおよそ平行の関係にあり、前記のダイクロイックミラーに入射する主光線の入射角は45度よりも大きいことを特徴とする請求項記載の投写型画像表示装置。
  10. 前記光源部からの白色光は偏光方向の揃った偏光光であることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  11. ライトバルブ部は少なくとも偏光子である入射側偏光板と、透過型液晶パネルと、検光子である出射側偏光板から構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の投写型画像表示装置。
  12. 前記第1、第2および第3のプリズムの底面形状は直角三角形であることを特徴とする請求項記載の投写型画像表示装置。
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