JP4858531B2 - 光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特にDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置等に好適な光源装置及び投影装置に関する。
従来、プロジェクタ装置にあっては超高圧水銀ランプ等の放電ランプを光源に用いるものが主流であるが、電力消費が著しい点、発熱量が多く、冷却のために少なからず騒音が発生しまう点、適正な冷却による温度管理を行なわないと高価であるにも拘わらず容易に劣化して寿命が短くなってしまう点等、コストや使い勝手の面で不具合が多い。
一方で、近時はRGB(赤緑青)各色で発光する、固体発光素子であるLED(発光ダイオード)の高輝度のものが広く実用化されており、プロジェクタ装置の光源として使用することも模索されている。
しかしながら、一つのLEDで得られる照度は上記超高圧水銀ランプ等と比較するとまだまだ低く、以下に多くのLEDを小さいスペース内に配置できるかがプロジェクタ装置の光源として重要な問題となる。
図4は、ライトトンネル10の一端面10aにLED11,11,‥‥を配置した例を示すものである。ここでは、該一端面10aに配置ピッチAで計7個のLED11,11,‥‥を配置している。
ライトトンネル10の内面は全面が反射ミラーとなっており、各LED11,11,‥‥からそれぞれ配光角αで出射された光は、適宜ライトトンネル10の内壁で反射されながらライトトンネル10内を進行する過程で輝度分布が均一化され、その後にここでは図示しないマイクロミラー素子等の光変調素子に照射されることで光像が形成されて、投影レンズ系により投影表示される。
このように、LED11,11,‥‥を単純に光路に垂直な断面に沿って規則配置する場合、配置できるLED11,11,‥‥の数は限られており、プロジェクタ装置の光源として充分な照度が得られない。
同様に、RGBの各色LEDをアレイ状に配列して光源部を構成する技術は他にも考えられている。例えば、固体光源を用いた照明装置で、簡易な構成で均一な強度分布の光を出力するべく、断面が方形で、内面が反射性のロッドレンズの入り口側に、光源となるRGBのLED素子をアレイ状に配置された照明パネルを用いるようにし、簡易な構成ながら光の利用効率を高めるようにした技術がある。(例えば、特許文献1)
特開2003−262795号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術も、輝度分布を均一化するロッドレンズ20の入射開口に合わせた矩形の照明パネルをRGBの各色LEDをアレイ状に配列して形成するようにしたものであり、有効なパネルのサイズがロッドレンズ20の開口サイズとなるため、配列できるLEDの数が限定されるものとなる。
この点に関し、LEDを平面ではなく立体的に配列することで、より多くのLEDを配列して明るい光源装置を構成することができる。
図5は、(四)角錐台形のハウジング20の下底面開口を出射面とした光源装置の断面構成を例示するものであり、上程部内面と各斜面内面は全面が全反射ミラーとなる。図示する如く各斜面の外面側に多数のLED21,21,‥‥を配列し、それぞれ該斜面に形成した貫通孔を介して、図中に個々の照射範囲を示すようにその発光がハウジング20内の下底面より直接、あるいは相対する斜面内面で1度反射された後に出射するものとしている。
しかしながら、各上記LED21,21,‥‥はいずれもハウジング20の斜面に形成した貫通孔を介してハウジング20内部に発生した光を照射するようになるもので、図中にいずれも矢印L,L,‥‥で示すように、その一部は、対向する斜面のより下底面開口寄りにある他のLED21のための貫通孔を介してハウジング20外に出射してしまい、投影に有効な照明光とはならない。
このように、ハウジング20の形状を工夫することで、充分な光量を得ることができる程度の多数のLED21,21,‥‥を配列しながらも、出射光の一部がハウジング20外に漏れてしまうことで、発生した光を無駄にしてしまうことになる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、より多くのLEDを光源に用いると共に、その発光をより有効に投影光として活用することが可能な光源装置及び投影装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、緑色及び青色の波長域の光を透過し、該緑色及び青色の波長域以外の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成された第1の斜面、この第1の斜面と対向して赤色の波長域の光を透過し、該赤色の波長域以外の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成された第2の斜面、上記第1及び第2の斜面と隣接し、内面が全反射ミラーで構成された、相対向する第3及び第4の斜面を有する角錐形または角錐台形の光源ハウジングと、上記第1の斜面外面に配設され、その緑色及び青色の波長域の出射光が上記第2の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第2の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、緑色及び青色の原色を発光する第1の発光素子群と、上記第2の斜面外面に配設され、その赤色の波長域の出射光が上記第1の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第1の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、赤色の原色を発光する第2の発光素子群とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記光源ハウジングは、上底内面を全反射ミラーで構成した角錐台形であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記光源ハウジング開口に対し、内周壁面すべてが全反射ミラーで構成され、透過光の輝度分布を均一化する角筒状の光学部材を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、緑色及び青色の波長域の光を透過し、該緑色及び青色の波長域以外の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成された第1の斜面、この第1の斜面と対向して赤色の波長域の光を透過し、該赤色の波長域以外の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成された第2の斜面、上記第1及び第2の斜面と隣接し、内面が全反射ミラーで構成された、相対向する第3及び第4の斜面を有する角錐形または角錐台形の光源ハウジング、上記第1の斜面外面に配設され、その緑色及び青色の波長域の出射光が上記第2の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第2の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、緑色及び青色の原色を発光する第1の発光素子群、及び上記第2の斜面外面に配設され、その赤色の波長域の出射光が上記第1の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第1の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、赤色の原色を発光する第2の発光素子群を有する光源部と、この光源部の上記第及び第2の発光素子群を原色毎に時分割発光駆動する発光駆動手段と、この発光駆動手段で原色毎に時分割発光駆動された光源ハウジングからの出射光束により投影光像を形成する光変調手段と、この光変調手段で形成された投影光像を投影対象に向けて投影する投影手段とを具備したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、より多くのLEDを光源に用いると共に、その発光をより有効に投影光として活用することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、上底面の内側を全反射ミラーとすることで、当該位置に至る僅かな光も投影光として活用して、光源の効率効率をより高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、光源ハウジングからの光の輝度分布を均一化した上で出射させるものとしたことで、より表示品質の高い投影光源を実現できる。
請求項4記載の発明によれば、より多くのLEDを光源に用いると共に、その発光をより有効に投影光として活用することが可能となる。
以下本発明をプロジェクタ装置30に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、このプロジェクタ装置30を上から見た横断平面図である。このプロジェクタ装置30は、平面形状が矩形状をなすプロジェクタケース31内に、光源装置32と、複数の画素を行方向及び列方向にマトリックス状に配列した表示エリアを有し、上記複数の画素に入射した光の出射を制御して画像を表示する表示素子33と、上記光源装置32からの出射光を上記表示素子33に入射させる光源側光学系34と、上記表示素子33からの出射光を図示しないスクリーン等の投影面に投影する投影レンズ35とを逆L字状に配置し、開いたスペースに電源部36を配置して構成される。
次に上記光源装置32の具体的な構成について説明する。図2は、図1の光源装置32をII−II線に沿って切断した場合の縦断面の構成を、上記図4の光源装置と比較して示すものである。
光源装置32は、その軸方向が水平な光軸となり、下底面が投影画像と相似した例えばアスペクト比が縦3:横4の矩形の開口となった角錐台形の光源ハウジング40と、この光源ハウジング40の上側の第1の斜面41の外面に配列して取付けられたLED43G,43B,43G,43B,‥‥と、同光源ハウジング40の下側の第2の斜面42の外面に配列して取付けられたLED44R,44R,‥‥とで構成される。
上記第1の斜面41は、波長600[nm]未満の光を透過し、波長600[nm]以上の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成されるものであり、この第1の斜面41と相対向する第2の斜面42は、反対に波長600[nm]以上の光を透過し、波長600[nm]未満の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成される。
また、ここでは図示しない両側面となる第3及び第4の斜面は、上底面45と共にそれぞれ内面全面が全反射ミラーで構成される。
第1の斜面41側に取り付けられたLED43G,43B,43G,43B,‥‥は、その発生した光が上記第1の斜面41を構成する第1のダイクロイックミラーを透過するよう、波長600[nm]未満の原色であるG(緑)及びB(青)で発光する。
これらLED43G,43B,43G,43B,‥‥の配光軸は、いずれも第1の斜面41に対して同一の角度をもち、光源ハウジング40開口面に向けて揃えられるもので、その配光角を考慮し、各LED43G,43B,43G,43B,‥‥で発生された光は第1の斜面41を透過した後、直接あるいは適宜隣接する第3,第4の斜面を介して対面である第2の斜面42の内面で最大1回反射された後に光源ハウジング40開口より出射し、上記光源側光学系34に至る。
同様に、第2の斜面42側に取り付けられたLED44R,44R,‥‥は、その発生した光が上記第2の斜面42を構成する第2のダイクロイックミラーを透過するよう、波長600[nm]以上の原色であるR(赤)で発光する。
これらLED44R,44R,‥‥の配光軸は、いずれも第2の斜面42に対して同一の角度をもち、光源ハウジング40開口面に向けて揃えられるもので、その配光角を考慮し、各LED44R,44R,‥‥で発生された光は第2の斜面42を透過した後、直接あるいは適宜隣接する第3,第4の斜面を介して対面である第2の斜面42の内面で最大1回反射された後に光源ハウジング40開口より出射し、上記光源側光学系34に至る。
なお、第1の斜面41外面に取付けるLED43G,43B,43G,43B,‥‥と第2の斜面42外面に取付けるLED44R,44R,‥‥は、各色の発光照度に対応してトータルでその混色が白となるように各原色毎の個数が調整されることで、光源装置としてのホワイトバランスが予め設定されているものとする。
上記表示素子33(図1参照)は、カラーフィルタのような入射光を着色する手段を備えない表示素子であり、この実施の形態では、一般にDMD(Digital Micromirror Device)(登録商標)と略称されるマイクロミラー素子を用いている。以下、この表示素子33をマイクロミラー素子と言う。
上記マイクロミラー素子33は、その構成は図示しないが、1つ1つの画素をそれぞれ、CMOSをベースとするミラー駆動素子によって一方の傾き方向と他方の傾き方向とに傾動されるアレイ状に配列されたマイクロミラーにより形成したものであり、これらのマイクロミラーは、縦横の幅が10[μm]〜20[μm]の極薄金属片(例えばアルミニウム片)からなっている。
このマイクロミラー素子33は、その正面方向に対して一方向に傾いた入射方向から所定の角度範囲の入射角で入射した光を、上記複数のマイクロミラーの傾き方向の切換えにより上記正面方向と斜め方向とに反射して画像を表示するものであり、一方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより正面方向に反射し、他方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより斜め方向に反射し、正面方向への反射による明表示と、斜め方向への反射による暗表示とにより画像を表示する。
なお、上記明表示の明るさは、上記マイクロミラーを上記一方の傾き方向(入射光を正面方向に反射させる傾き方向)に傾けておく時間幅を制御することによって任意に変化させることができ、したがって、上記マイクロミラー素子33により、明るさに階調をもたせた画像を表示させることができる。
すなわち、上記光源装置32で赤色のLED44R,44R,‥‥と緑色のLED43G,43G,‥‥、及び青色のLED43B,43B,‥‥を時分割で循環的に発光駆動し、それに同期してマイクロミラー素子33でそれぞれの色成分に応じた画像を階調表示することで、結果としてカラー画像の投影表示を行なうことが可能となるものである。
上記マイクロミラー素子33は、上記プロジェクタケース31内の後部領域の一側部に、その正面方向を上記プロジェクタケース31の前面の一側部に設けられた投影口37に対向させて配置される。
また、上記光源装置32からの出射光を上記マイクロミラー素子33に入射させる光源側光学系34は、光源装置32からの出射光を上記マイクロミラー素子33の前面に向けて投射する光源側レンズ系34aとミラー34bとからなっている。
光源側レンズ系34aは、上記光源装置32の出射開口に接続されたレンズ支持筒34c内に、レンズ中心を光軸と一致させて配置される。
上記光源側光学系34のミラー34bは平面鏡からなり、上記マイクロミラー表示素子28の正面方向領域を挟んで上記レンズ支持筒36の出射端と対向させるとともに、上記光源装置32から出射し、光源側レンズ系34aを透過した光を上記マイクロミラー素子33に向けて反射し、その反射光を上記マイクロミラー素子33にその正面方向に対して一方の方向に傾いた方向から投射するように配置される。
マイクロミラー素子33で形成された光像は、投影レンズ35により合焦位置及びズーム画角が調整されて、投影対象となる図示しないスクリーンに向けて投影表示される。
すなわち、この投影レンズ35は、入射側固定鏡筒35aと、この固定鏡筒35aに係合され、回転操作により軸方向に進退移動される出射側可動鏡筒35bとを備え、これらの鏡筒35a,35b内にそれぞれ複数枚のレンズ素子を組合わせて構成されたレンズ群を設け、合焦位置及びズーム画角を可変できる。
この投影レンズ35の出射側可動鏡筒35bは図示しないモータにより電動駆動されるものであるが、ユーザの手動操作にも対応するものとし、上記プロジェクタケース31の投影レンズ配置側の側面には、上記投影レンズ35の可動鏡筒35bを手動により回転させて軸方向に移動させ、上記投影レンズ35の焦点調整を行なうための開口31aが設けられる。
また、上記プロジェクタケース31内には、プロジェクタケース31の後面に設けられた図示しないUSB端子、カラー画像信号及び音声信号の入力端子、ビデオ信号入力端子等の入出力コネクタ部に接続された表示/音声系回路基板38が、プロジェクタケース31の後面部に沿って立設状態で配置され、この回路基板38に、上記マイクロミラー素子33、上記投影レンズ35の出射側可動鏡筒35bを電動駆動するモータ(図示せず)等が接続される。
このような構成にあって、光源装置32の赤色LED44R,44R,‥‥、緑色LED43G,43G,‥‥、及び青色LED43B,43B,‥‥を時分割で発光駆動することにより赤、緑、青の3色に順次着色された光が得られるもので、この光源装置32からの光が光源側光学系34のミラー34bで反射されてマイクロミラー素子33に投射される。
したがって、この赤、緑、青の光の投射周期に同期させてマイクロミラー素子33で赤、緑、青の原色画像データを順次表示駆動させることにより、マイクロミラー素子33から順次出射する赤、緑、青の原色の光像を投影レンズ35により拡大して投影対象となる図示しないスクリーン等に投影するものであり、上記投影対象で赤、緑、青の3原色の各光像が重なって見えるフルカラー画像が表示される。
このように、光源装置32を角錐台形の光源ハウジング40の1組の相対する斜面41,42を透過/反射特性が相反するダイクロイックミラーで構成し、これら各斜面に波長特性の合致した原色で発光するLED43G,43B,43G,43B,‥‥,44R,44R,‥‥を多数配列するものとしたので、より多くのLEDを光源に用いると共に、その発光をより有効に投影光として活用することが可能となる。
また、特に光源装置32の光源ハウジング40を角錘台形とし、その上底内面全面を全反射ミラーとすることで、光源装置32の軸長を抑えてコンパクトにすると共に、発光素子であるLED43G,43B,43G,43B,‥‥,44R,44R,‥‥の発した光のうち、この上底内面に至る僅かな光も投影光として活用して、光源の効率をより高めることができる。
なお、光源ハウジング40は角錘台形ではなく角錘形であってもよい。
また、上記実施の形態では、光源ハウジング40の上側の第1の斜面にLED43G,43B,43G,43B,‥‥を配列して取付け、同光源ハウジング40の下側の第2の斜面にLED44R,44R,‥‥を配列して取付け、両側面である第3及び第4の斜面の内側を全反射ミラーとしたが、変形例として、光源ハウジング40の上側の第1の斜面にLED43B,43B,‥‥を配列して取付け、第1の斜面は、B(青)の波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成され、光源ハウジング40の下側の第2の斜面にLED44R,44R,‥‥を配列して取付け、第2の斜面は、R(赤)の波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成され、その両側面である第3の斜面又は第4の斜面のどちらか一方にLED43G,43G,‥‥を配列して取付け、取付けた第3の斜面または第4の斜面は、G(緑)の波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光を反射する第3のダイクロイックミラーで構成され、残るLEDが取付けられていない第4の斜面または第3の斜面は内面を全反射ミラーとした構成にしてもよい。3色のLEDを取付ける斜面を3つにしたので、より多くのLEDを取付けることができ、より多くの光を投影光として活用することができる。
なお、上記実施の形態では、図1に示した如く光源装置32を光源側光学系34に直接接続するものとしたが、光源装置32と光源側光学系34との間に、輝度分布の均一化を図る光学部材を介在させるものとしてもよい。
図3は、光源装置32の後段に矩形筒状のライトトンネル51を配置した場合を例示する。この場合、ライトトンネル51は、その断面が光源装置32の光源ハウジング40の下底面の開口と合同の、投影画像の例えばアスペクト比縦3:横4の矩形となり、内周面全体に反射膜(図示せず)が設けられた角筒状体からなっており、その一端に光を入射させる入射面が形成され、他端に上記入射面から入射した光の出射面が形成されている。
このライトトンネル51は、上記入射面から入射した光をロッド内周面の反射膜により反射しながら導いて上記出射面から均一な輝度分布の光を出射するものであり、その出射面が上記光源側光学系34に光軸を一致させて直接接続される。
このように、光源装置32と光源側光学系34との間にライトトンネル51を介在するよう配設することで、光源装置32で発生される光がその光軸に垂直な断面で輝度分布にむらのあるものであったとしても、これを確実に均一化して光源側光学系34へ伝送させることができるので、結果として得られる投影画像にも輝度分布のむらがなく、より表示品質の高い投影光源を実現できる。
なお、上記ライトトンネル51は中空の矩形筒状であるものとして説明したが、輝度分布を均一化する手段としてはこれに限らず、例えば光学ガラスや光学プラスチックで構成された角柱状体で、その入射面及び出射面を除く周面にアルミニウム等の金属膜をミラー面となるように蒸着させたインテグレータロッドなど、中空ではなく透光部材が充填された他の光学部材を用いるものとしてもよい。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の一形態に係るプロジェクタ装置の筐体内の構成を示す図。 図1のII−II線に沿った光源装置の構成を示す縦断面図。 同実施の形態に係る光源装置の他の構成例を示す図。 一般的なライトトンネル端面に配置したLED光源を例示する図。 LEDランプハウジングの構成例を示す断面図。
符号の説明
10…ライトトンネル、11…LED、20…ハウジング、21…LED、30…プロジェクタ装置、31…プロジェクタケース、31a…開口、32…光源装置、33…表示素子(マイクロミラー素子)、34…光源側光学系、34a…光源側レンズ系、34b…ミラー、34c…レンズ支持筒、35…投影レンズ、35a…入射側固定鏡筒、35b…出射側可動鏡筒、36…電源部、37…投影口、38…表示/音声系回路基板、40…光源ハウジング、41…第1の斜面(第1のダイクロイックミラー)、42…第2の斜面(第2のダイクロイックミラー)、43B…青色LED、43G…緑色LED、44R…赤色LED、51…ライトトンネル、L…漏れ光、α…配光角。

Claims (4)

  1. 緑色及び青色の波長域の光を透過し、該緑色及び青色の波長域以外の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成された第1の斜面、この第1の斜面と対向して赤色の波長域の光を透過し、該赤色の波長域以外の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成された第2の斜面、上記第1及び第2の斜面と隣接し、内面が全反射ミラーで構成された、相対向する第3及び第4の斜面を有する角錐形または角錐台形の光源ハウジングと、
    上記第1の斜面外面に配設され、その緑色及び青色の波長域の出射光が上記第2の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第2の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、緑色及び青色の原色を発光する第1の発光素子群と、
    上記第2の斜面外面に配設され、その赤色の波長域の出射光が上記第1の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第1の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、赤色の原色を発光する第2の発光素子群と
    を具備したことを特徴とする光源装置。
  2. 上記光源ハウジングは、上底内面を全反射ミラーで構成した角錐台形であることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 上記光源ハウジング開口に対し、内周壁面すべてが全反射ミラーで構成され、透過光の輝度分布を均一化する角筒状の光学部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  4. 緑色及び青色の波長域の光を透過し、該緑色及び青色の波長域以外の光を反射する第1のダイクロイックミラーで構成された第1の斜面、この第1の斜面と対向して赤色の波長域の光を透過し、該赤色の波長域以外の光を反射する第2のダイクロイックミラーで構成された第2の斜面、上記第1及び第2の斜面と隣接し、内面が全反射ミラーで構成された、相対向する第3及び第4の斜面を有する角錐形または角錐台形の光源ハウジング、上記第1の斜面外面に配設され、その緑色及び青色の波長域の出射光が上記第2の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第2の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、緑色及び青色の原色を発光する第1の発光素子群、及び上記第2の斜面外面に配設され、その赤色の波長域の出射光が上記第1の斜面を介さずに上記角錐形または角錐台形の光源ハウジングの下底面開口より直接、あるいは上記第1の斜面で1回反射された後に上記下底面開口より出射するように配列された、赤色の原色を発光する第2の発光素子群を有する光源部と、
    この光源部の上記第及び第2の発光素子群を原色毎に時分割発光駆動する発光駆動手段と、
    この発光駆動手段で原色毎に時分割発光駆動された光源ハウジングからの出射光束により投影光像を形成する光変調手段と、
    この光変調手段で形成された投影光像を投影対象に向けて投影する投影手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
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