JP3645737B2 - 読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置あるいはスキャナ装置に適用され、原稿情報を光学的に読み取る読取センサと、読取センサの読取位置に原稿を押圧し、かつ読取時の白基準となる白色ローラを具備した読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は原稿読取装置の構成図であり、1,1は原稿を搬送する搬送ローラ、2は、搬送ローラ1,1間に設置されて、内蔵されている原稿照明手段3と受光素子4などにより、原稿情報を光学的に読み取る読取センサ、5は、読取センサ2における読取位置に設けられたコンタクトガラス6の上方に設置され、原稿をコンタクトガラス6に押圧し、かつ読取時に読取センサ2が白基準情報を読み取るための白基準となる白色ローラである。
【0003】
前記構成の原稿読取装置では、搬送ローラ1,1によって読取センサ2へ搬送されてきた原稿は、コンタクトガラス6上に白色ローラ5により押圧され、この押圧状態にて搬送されながらコンタクトガラス6下面から、読取センサ2によって光学的に原稿情報が読み取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の原稿読取装置の構成において、原稿読取時、原稿がコンタクトガラス6に押圧されながら搬送されるため、コンタクトガラス6表面上に紙粉をはじめとする塵埃などが付着しやすく、その塵埃などが原因して読取情報にノイズが入り、読取情報に基づいて再生された画像に黒スジが発生するなど、画像品質を低下させてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の問題を解決し、原稿読取位置のコンタクトガラスに対するクリーニングを簡単な構成によって可能にした読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、原稿情報を光学的に読み取る読取センサにおけるコンタクトガラス上に原稿を押圧し、かつ読取時の白基準となる白色ローラ回転可能に設け、この白色ローラの外周における前記読取センサの主走査方向に弾性部材を延在、この弾性部材により前記コンタクトガラス表面の清掃を行う読取装置において、前記白色ローラの外周面から突出するように前記弾性部材を設け、この弾性部材の突出部分が、前記コンタクトガラスに接触しているときに、前記白色ローラの外周面と同一面にまで変形するように構成したものであり、この構成によって、コンタクトガラス表面上の塵埃などを、白色ローラの回転によって弾性部材によりコンタクトガラス表面上から除去することができ、しかも白色ローラの回転が円滑に行われて、コンタクトガラスの清掃が確実に行われる
【0008】
また本発明は、前記弾性部材を白色ローラに着脱可能に設けたものであり、この構成によって、除去した塵埃などによって汚れた弾性部材を容易に交換することができる。
【0009】
また本発明は、前記コンタクトガラスに近接した原稿搬送路に、前記弾性部材により除去された塵埃などを収納する凹部を設けたものであり、この構成によって、除去された塵埃などの散逸を防ぐことができ、さらに除去された塵埃などの回収が可能になる。
【0010】
また本発明は、前記弾性部材に接触して、前記弾性部材に付着した塵埃などを除去あるいは吸収する接触部材を備えたものであり、この構成によって、弾性部材のリフレッシュを行うことができ、弾性部材の使用寿命が長くなる。
【0011】
また本発明は、前記接触部材により前記白色ローラが前記コンタクトガラスに押圧されるものであり、この構成によって、接触部材が、弾性部材のクリーナと白色ローラの押圧部材とを兼ねるため部品点数を削減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図9にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0013】
図1は本発明の第1実施形態を説明するための原稿読取装置の構成図、図2は第1実施形態における白色ローラの斜視図であり、本実施形態の特徴は、白色ローラ10の外周における読取センサ2の主走査方向に、かつ読取センサ2の読取範囲幅以上の長さに弾性部材(例えばフェルト材,発泡材あるいは布など)11を延在させ、この弾性部材11の端部を白色ローラ10の外周面より突出させた構成にある。
【0014】
前記構成により、白色ローラ10を回転させることによって、コンタクトガラス6の表面に付着した塵埃Gなどを、弾性部材11により払い落としたり、また擦り落としたり、あるいは付着,吸着させたりすることによって、除去することができる。このため、従来、コンタクトガラス6上の塵埃などが原因して発生していた読取情報におけるノイズが少なくなり、読取情報に基づく再生画像の品質を向上させることができる。
【0015】
ところで、弾性部材11は白色ローラ10の外周面から突出しており、このように突出したままであると白色ローラ10の回転に際して、弾性部材11がコンタクトガラス6に接したときに密着せずに、塵埃などを良好に擦り落すことができなかったり、また弾性部材11がコンタクトガラス6に接したときと離れる際に、白色ローラ10に上下動を発生させて、異常音を発生させたり、動作を不安定にさせる等の問題が発生するおそれがある。
【0016】
このため、弾性部材11の材料としては、図3に示すように、コンタクトガラス6に接触した状態において、白色ローラ10の外周面と同一面になり、白色ローラ10に対して上昇力を生じさせないように圧縮する材質,特性のものを採用する。
【0017】
さらに、弾性部材11は塵埃などの除去を繰り返すことにより、弾性部材11自体が汚れていく。このように汚れた場合には弾性部材11を含めた白色ローラ10全体を交換してもよいが、白色ローラ10が使用寿命に達していない場合もあり、図4,図5に示すように、弾性部材11を白色ローラ10に対して着脱可能に設け、弾性部材11のみを交換することによって、コンタクトガラス6に対する清掃効果を維持することができる。
【0018】
図4に示す例では、弾性部材11の一部に接着剤Sを塗布し、白色ローラ10に形成した凹部10a底面に接着剤S側を押し付けるようにして取り付け、また弾性部材11の一部を持って引き剥がすことによって、取り外すことができる。
【0019】
図5に示す例では、白色ローラ10に奥側が幅広であり、かつ外側が幅狭になっている側面視台形状の凹部10bを形成し、弾性部材11の外形を凹部10bより大きい側面視台形状にして、この弾性部材11を圧縮した状態で凹部10bに嵌め込むようにして取り付ける。また弾性部材11を外側に引っ張ることによって取り外すことができる。
【0020】
図6は本発明の第2実施形態を説明するための原稿読取装置の要部を示す構成図であり、この第2実施形態では、読取センサ2における原稿搬送方向下流側の原稿搬送ガイド板15の下側に凹溝あるいは凹状箱などからなる塵埃収納凹部16を設置しており、弾性部材11によって除去された塵埃Gなどを塵埃収納凹部16に落とし込むようにして、白色ローラ10の回転に伴う弾性部材11の除去動作時に、塵埃などが原稿搬送ガイド板15の搬送面などに散逸してしまうことを防ぎ、またその塵埃などの回収ができるようにしている。
【0021】
図7は本発明の第3実施形態を説明するための原稿読取装置の要部を示す構成図であり、この第3実施形態では、白色ローラ10上方の原稿搬送ガイド板18に、白色ローラ10の外周面より突出した弾性部材11の端部と接触して塵埃などを吸着する接触部材19を突設している。このため、除去した塵埃などが付着している弾性部材11は、白色ローラ10の回転により上方位置に達すると接触部材19に接触することによって、付着している塵埃などが接触部材19により吸着され除去される。このような弾性部材11のクリーニングを行うことによって、清掃効果を維持することができる。
【0022】
また接触部材19を、図8に示すように、弾性材により形成して白色ローラ10の上部に当接させ、白色ローラ10がコンタクトガラス6に圧接する押圧力を接触部材19によって与えるようにすることも考えられる。この場合、接触部材19は、弾性部材11のクリーナと白色ローラ10の押圧部材との両機能を兼ねることになるため部品点数を削減することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンタクトガラス表面上の塵埃などを、白色ローラの回転によって弾性部材によりコンタクトガラス表面上から除去することができ、原稿読取位置のコンタクトガラスに対するクリーニングが簡単な構成によって実現し、塵埃などの存在が読取情報にノイズとして混入することを防止することができるため、読取の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための原稿読取装置の構成図
【図2】本発明の第1実施形態における白色ローラの斜視図
【図3】本発明の第1実施形態における弾性部材がコンタクトガラスに接触した状態を示す説明図
【図4】本発明の第1実施形態における白色ローラに対する弾性部材の取り付け構成を示す説明図
【図5】本発明の第1実施形態における白色ローラに対する弾性部材の他の取り付け構成を示す説明図
【図6】本発明の第2実施形態を説明するための原稿読取装置の要部を示す構成図
【図7】本発明の第3実施形態を説明するための原稿読取装置の要部を示す構成図
【図8】本発明の第3実施形態における接触部材の他の設置例を示す構成図
【図9】従来の原稿読取装置の構成図
【符号の説明】
2 読取センサ
6 コンタクトガラス
10 白色ローラ
11 弾性部材
16 塵埃収納凹部
19 接触部材

Claims (5)

  1. 原稿情報を光学的に読み取る読取センサにおけるコンタクトガラス上に原稿を押圧し、かつ読取時の白基準となる白色ローラ回転可能に設け、この白色ローラの外周における前記読取センサの主走査方向に弾性部材を延在、この弾性部材により前記コンタクトガラス表面の清掃を行う読取装置において、前記白色ローラの外周面から突出するように前記弾性部材を設け、この弾性部材の突出部分が、前記コンタクトガラスに接触しているときに、前記白色ローラの外周面と同一面にまで変形することを特徴とする読取装置
  2. 前記弾性部材を白色ローラに着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の読取装置。
  3. 前記コンタクトガラスに近接した原稿搬送路に、前記弾性部材により除去された塵埃などを収納する凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載の読取装置。
  4. 前記弾性部材に接触して、前記弾性部材に付着した塵埃などを除去あるいは吸収する接触部材を備えたことを特徴とする請求項1,2または記載の読取装置。
  5. 前記接触部材により前記白色ローラが前記コンタクトガラスに押圧される構成であることを特徴とする請求項4記載の読取装置。
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