JP2014120978A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浮遊性異物と粘着性異物とに対する除去能力を両立させ、浮遊性異物と共に粘着性異物を効率良く除去可能な清掃部材を有する画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置1は、原稿Dを通過させるスリットガラス13と、通過する原稿Dの画像をスリットガラス13を通して読み取る画像読取部10と、スリットガラス13の原稿通過面を、回転して清掃する清掃用回転体46とを備える。清掃用回転体46は、原稿通過面に非接触の状態で回転可能な回転体本体部46aと、回転体本体部46aに支持され、回転方向下流側で原稿通過面上の異物を掻き取るように摺接する第1清掃部材46fと、原稿通過面上の異物を掃き取るように摺接する第2清掃部材46cとを有する。
【選択図】図2
【解決手段】画像読取装置1は、原稿Dを通過させるスリットガラス13と、通過する原稿Dの画像をスリットガラス13を通して読み取る画像読取部10と、スリットガラス13の原稿通過面を、回転して清掃する清掃用回転体46とを備える。清掃用回転体46は、原稿通過面に非接触の状態で回転可能な回転体本体部46aと、回転体本体部46aに支持され、回転方向下流側で原稿通過面上の異物を掻き取るように摺接する第1清掃部材46fと、原稿通過面上の異物を掃き取るように摺接する第2清掃部材46cとを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
従来、いわゆるシートスルータイプの自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder)を備えた画像読取装置が知られている。すなわち、この画像読取装置では、自動原稿搬送装置が原稿を1枚ずつスリットガラス面上に搬送し、その原稿がスリットガラス面上の読取位置を通過する際に原稿の画像を読み取るように構成されている。
シートスルー方式の場合、原稿画像の読み取りは、透明部材である長尺状のスリットガラスの一方面側に固定された画像読取部によって、スリットガラスの他方面側を通過する原稿の画像面に読取光学系の焦点をあわせて読み取る。このため、スリットガラス上にゴミなどの異物が付着していると、異物によって遮光された部分が読取画像において筋状の画像ノイズとなる。
スリットガラスに付着する異物には、紙などが主体の原稿から飛散する紙粉や、大気中の埃などの浮遊性異物、さらには、原稿に貼着したテープの粘着部や糊の剥がれ、修正液、ボールペンのインク塊などの粘着性異物などがある。
従来から、スリットガラスの表面にある異物の影響を除去するために、種々の方法が提案されている。その中には、例えばスリットガラス面の上に、清掃部材としてフェルト材や発泡材等の弾性部材を備えたローラを回転させるように構成し、その清掃部材によりガラス表面を清掃することでスリットガラス表面から異物を除去する方法がある(特許文献1参照)。
しかし、上記弾性部材を備えた清掃部材をはじめ、グランド接続される導通性ブラシで構成される清掃部材などの場合、浮遊性異物は比較的効率よく回収できるが、ガラスに対して弾性部材やブラシの毛先が接触する箇所でしか掃き取りができない。そのため、粘着性異物については効率的に除去することが難しい。
特に、粘着性異物の粘度が低いほど掃き取り効果は低くなる。また、ブラシで構成される清掃部材の場合、一旦ブラシ毛先に粘着性異物が付着すると、さらに清掃部材が回転したときに、付着した異物が清掃時に再びガラスに戻ってきて、かえって異物の付着領域を拡大させるおそれもある。
また、ブラシで構成される清掃部材の場合、一旦ブラシ毛先に粘着性異物が付着すると、異物が付着した箇所では、浮遊性異物に対して静電的に回収する効率も低下してしまう。
本発明は、浮遊性異物と粘着性異物とに対する除去能力を両立させ、浮遊性異物と共に粘着性異物を効率良く除去することを可能にした清掃部材を有する画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像読取装置において、原稿が通過する位置に配置された透明板部材と、通過する原稿の画像を前記透明板部材を通して読み取る画像読取手段と、前記透明板部材の原稿通過面を、回転して清掃する清掃用回転体と、を備え、前記清掃用回転体は、前記原稿通過面に非接触の状態で回転軸を中心に回転可能な回転体本体部と、前記回転体本体部の回転時に前記原稿通過面上の異物を掻き取るように前記回転体本体部の回転方向下流側に先端部を突出した状態で前記回転体本体部に支持される第1清掃部材と、前記回転体本体部の回転時に、前記原稿通過面上の異物を掃き取り可能となるように、前記回転体本体部に支持された第2清掃部材と、を有することを特徴とする。
本発明によると、浮遊性異物と粘着性異物とに対する除去能力を両立させ、浮遊性異物と共に粘着性異物を効率良く除去する清掃部材を有する装置を提供することができる。
以下、本発明に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の実施形態を、MFP(Multi Function Peripheral)装置を例に挙げて説明する。なお、図1は、本実施形態におけるMFP装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、MFP装置は、画像形成装置2と、画像形成装置2に接続された画像読取装置1と、画像形成装置2に接続されたシート給送装置3とを備えている。
画像読取装置1は、上面に、原稿Dが通過する位置に配置された透明板部材としてのスリットガラス13と、原稿台ガラスとしてのプラテンガラス16とが設けられた画像読取部10を有している。更に画像読取装置1は、画像読取部10の上方に設けられた自動原稿搬送部(ADF:Automatic Document Feeder)40を有している。画像読取部10は、通過する原稿Dの画像をスリットガラス13を通して読み取る画像読取手段を構成する。
自動原稿搬送部40は、原稿給送トレイ40aに載置された原稿Dを1枚ずつ画像読取部10のスリットガラス13上へ搬送して、スリットガラス13上を通過させる。スリットガラス13上を通過した原稿Dは、原稿排出トレイ40b上に排出される。
画像読取手段としての画像読取部(スキャナ部)10は、自動原稿搬送部40によってスリットガラス13上に搬送される原稿Dの画像面、または、プラテンガラス16上に載置された原稿Dの画像面に、線状光源である照明装置11からの光を照射する。そして、原稿Dの画像面からの反射光を、縮小光学系15を介して画像読取部(ラインセンサ)12に照射する。これにより、画像読取部12からは、原稿画像に対応した画像データが出力される。照明装置11としては、通常、キセノンランプのような希ガス照明、外面電極照明、また最近では発光ダイオード(LED)等が使用される。
また、上部に画像読取装置1を、下部にシート給送装置3を備えた画像形成装置2は、中央部にて矢印方向に回転可能な中間転写ベルト22を有している。画像形成装置2は更に、中間転写ベルト22に対して一次転写する画像を形成する、各色に対応する画像形成部23Y(イエロー),23M(マゼンタ),23C(シアン),23K(ブラック)を有している。
なお、図中の符号24Kは画像形成部23Kに設けられた感光体ドラム、25Kは画像形成部23Kに設けられた帯電器、26Kは画像形成部23Kに設けられた露光器、27Kは画像形成部23Kに設けられた現像器である。これら感光体ドラム、帯電器、露光器及び現像器等は、他の画像形成部23Y,23M,23Cにも同様に備えられている。符号28Kは、画像形成部23Kの感光体ドラム24Kに対向する一次転写ローラであり、他の画像形成部23Y,23M,23Cにも同様に備えられている。
また、符号21は中間転写ベルト22に対向配置された二次転写ローラ、20bはベルトクリーナである。上記画像形成部23Y,23M,23C,23K、中間転写ベルト22、及び二次転写ローラ21等により、画像読取装置1で読み取られた画像をシートSに形成する画像形成部が構成される。
さらに、二次転写ローラ21の搬送方向下流には、シート給送装置3に配置されたシートカセット31から給送されて二次転写ローラ21で画像を二次転写されたシートSを加熱及び加圧して、このシートSに画像を定着する定着器29が配置されている。
図2は、画像読取装置1を示す概略構成図である。画像読取部10の上面に配置されたスリットガラス13は、自動原稿搬送部40により搬送される原稿Dの搬送方向と直交する方向(主走査方向)に長く延びる長板状(スリット状)になっている。このスリットガラス13は、画像読取部10における原稿Dの搬送方向(副走査方向)の上流側の側部に配置されている。
原稿Dが載置されるプラテンガラス16は、スリットガラス13に対して原稿搬送方向(副走査方向)の下流側に、スリットガラス13とは適当な間隔をあけて配置されている。
自動原稿搬送部40の原稿給送トレイ40a上に載置された原稿Dは、ピックアップローラ42によって原稿給送トレイ40a上から搬送路49に送り出され、分離ローラ対43へ搬送される。分離ローラ対43は、互いに圧接する捌きローラ43aと給送ローラ43bとを備えている。
分離ローラ対43は、捌きローラ43aと給送ローラ43bとの間のニップ部にピックアップローラ42で送り出される原稿Dを、1枚ずつに分離してレジストレーションローラ対44へ搬送する。レジストレーションローラ対44は、搬送される1枚の原稿Dを所定の姿勢とし、かつ、所定のタイミングで読取前ローラ対45に搬送する。
読取前ローラ対45は、所定のタイミングで原稿Dをスリットガラス13に向けて搬送して、スリットガラス13の表面上を通過させる。スリットガラス13上には、原稿Dが搬送されないタイミングで回転されることによってスリットガラス13の表面を清掃する清掃用回転体46が配置されている。清掃用回転体46及び後述の清掃用回転体46’は、画像読取部10と対向するスリットガラス13の原稿通過面を、一方向に回転して清掃するように構成される。
読取前ローラ対45によって原稿Dが搬送される場合、清掃用回転体46は、スリットガラス13との間に空間を形成する非接触状態(図2に示された状態)とされ、その空間内を原稿Dが通過して読取後ローラ対47に搬送される。
読取前ローラ対45によってスリットガラス13上に搬送される原稿Dは、読取前センサ(通紙センサ)41によって検出されるようになっており、読取前センサ41によって原稿Dの先端部及び後端部がそれぞれ検出される。これにより、画像読取部10における画像の読み取りタイミング、清掃用回転体46の回転等が制御される。
読取前ローラ対45及び読取後ローラ対47は、原稿Dを所定の速度でスリットガラス13上を通過させるように回転する。読取後ローラ対47を通過した原稿Dは、排出ローラ対48によって排出トレイ40b上に排出される。
画像読取部10に設けられたスリットガラス13の下方には、線状光源である照明装置11が、主走査方向に沿った状態で、矢印Aで示す方向にスライド可能に構成された第1スライダ18に搭載されている。
第1スライダ18は、自動原稿搬送部40によって搬送される原稿Dを読み取る場合には、図2に示すように、照明装置11がスリットガラス13の下方における所定のシートスルーポジションに位置した状態で停止される。一方、プラテンガラス16上の原稿を読み取る場合には、図2に矢印Aで示す方向に移動される。
また、スリットガラス13の下方には、縮小光学系15が配置されている。縮小光学系15は、スリットガラス13上を通過する原稿Dまたはプラテンガラス16上に載置された原稿Dからの反射光を、画像読取部12へ導く。この画像読取部12は、主走査方向に沿って配列された複数の光電変換素子を有するCCD(Charge Coupled Device)が基板上に実装されて構成される。なお、符号15b,15c、15dはミラー等の反射部材、15eは光学部材、19は第2スライダを示す。
次に、図3及び図4を参照して、画像読取装置1の主要部及び清掃用回転体46の構成について説明する。なお、図3は、画像読取装置1における主要部の具体的構成を示す断面図、図4は、清掃用回転体46の構成を示す概略図である。
図3及び図4に示すように、スリットガラス13上に配置された清掃用回転体46は、スリットガラス13の上方にて主走査方向(図の紙面垂直方向(手前−奥方向)に相当)に沿って配置された軸体である回転体本体部46aを有している。回転体本体部46aは、スリットガラス13の原稿通過面上に配置され、この原稿通過面に非接触の状態で軸心(回転軸)Oを中心に一方向に回転可能に構成される。
さらに清掃用回転体46は、回転体本体部46aに取り付けられた(支持された)第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cを有している。第1清掃部材46fは、回転体本体部46aの一方向回転時に原稿通過面上の異物を掻き取る(或いは、掬い取る)ように回転体本体部46aの回転方向下流側に先端部を突出した状態で回転体本体部46aに支持されている。第2清掃部材46cは、回転体本体部46aにおける第1清掃部材46fの回転方向上流側に支持され、回転体本体部46aの一方向回転時に、第1清掃部材46fに続いて原稿通過面上の異物を掃き取るように摺接するように構成される。
回転体本体部46aは、例えば、金属製の円柱体の一部を軸心Oの延在方向に平行な平坦面46dで切り欠いた形状をしており、従って、軸心Oに平行な平坦面46dと、軸心Oを中心とした略半円形状の外周面46eとで囲まれた断面D字状になっている。
このように、回転体本体部46aは、スリットガラス13の原稿通過面に対向して非接触状態で回転可能な軸心(回転軸)Oを中心とする外周面46eと軸心Oに平行な平坦面46dとで囲まれた断面略半円形状に構成される。平坦面46dに、第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cの各基部が取り付けられている。第1清掃部材46fは、平坦面46dから回転時の半径方向に突出するように支持された壁部と、この壁部の先端に取り付けられた先端部である先端傾斜部46bとから構成される。
回転体本体部46aは、回転駆動装置、例えばステッピングモータにより、軸心Oを回転中心軸として図3及び図4の矢印Bで示す方向(反時計回り方向)に回転される。回転体本体部46aの軸心(回転軸)Oは、スリットガラス13上を通過する原稿Dで反射されて画像読取部12に導かれる光の通過位置(読み取り位置)上に配置されている。
回転体本体部46aの外周面46eは、回転体本体部46aがステッピングモータで回転されることにより、スリットガラス13に対して所定の間隔をあけた対向状態とされる。回転体本体部46aの外周面46eは、スリットガラス13に対向した状態になることによって、スリットガラス13に対して例えば0.3〜0.5mm程度の距離(最小間隔)dRをあけた状態になる(図4(b)中の距離dRが例えば0.3〜0.5mm)。このように、外周面46eは、原稿Dがスリットガラス13の原稿通過面上を通過するとき、スリットガラス13との間に所定の間隔(最小間隔dR)をあけるように位置決め配置されている。
回転体本体部46aの外周面46eは、例えば、白色のPETフィルムが貼り付けられることにより白色基準面となっている。白色基準面の外周面46eを有する回転体本体部46aは、照明装置11のシェーディング補正を実施する場合、及び、原稿Dがスリットガラス13上を通過する場合に、外周面46eをスリットガラス13に対向させるように回転駆動されて停止する。
回転体本体部46aの長手方向(図の手前−奥方向)の一方の端部には、回転体本体部46aの外周面46eがスリットガラス13に対向したことを検出する外周面位置検出センサ(図示せず)が配置されている。この外周面位置検出センサによる検出信号に基づいて、回転体本体部46aの回転が制御される。
第1清掃部材46fは、図4(a)に示すように、回転体本体部46aの平坦面46dに対して、回転体本体部46aの軸心(回転中心軸)Oを通過する平坦面46dの垂直線LVに略平行になるように、その基部が平坦面46dに取り付けられている。なお、図4(a)におけるLHは、垂直線LVと直交する方向の直交線である。
ただし、第1清掃部材46fの先端部は、平坦面46dに対して角度θRの傾きを成し、回転体本体部46aの回転でスリットガラス13の表面に接触する際に弾性的に撓む薄板状の先端傾斜部46bとして構成されている。
先端傾斜部46bの距離(長さ)は、所定の距離dS以上ある。後述するが先端傾斜部46bは、回転体本体部46aの回転でスリットガラス13の表面に接触する際に弾性的に撓むように回転方向下流側に突出している。また、先端傾斜部46bの先端は、回転体外周面46eより所定量だけ離れた仮想円CO上に位置する。上記の角度θR、距離dS、仮想円COの詳細については後述する。
第1清掃部材46fの先端傾斜部46bは、回転体本体部46aの回転によってスリットガラス13の表面に接触して撓んだ状態になるように弾性部材によって構成されている。第1清掃部材46fは、先端傾斜部46b以外の基部側の部位は、比較的堅い部材によって形成されている。
上記の弾性部材は、厚みが例えば150〜200μmの樹脂シート(PETなど)等の薄板状弾性部材であり、回転体本体部46aの平坦面46dに、スリットガラス13の略全長に亘って主走査方向に沿った状態で取り付けられている。
一方、第2清掃部材46cは、回転体本体部46aの平坦面46dに対して、図4(a)に示すように、回転体本体部46aの軸心Oを通過する平坦面46dの垂直線LVに略平行になるように、その基部が平坦面46dに取り付けられている。第2清掃部材46cは、第1清掃部材46fに対して回転体本体部46aの回転方向上流側に、一定の間隔dCをあけるように配置されている。
第2清掃部材46cは、回転体本体部46aの回転時に、先端がスリットガラス13の表面に接触して撓んだ状態になるブラシを備えている。このブラシは導電性繊維であり、グランドに接続(アース接続)され、回転体本体部46aの平坦面46dに、スリットガラス13の略全長に亘って主走査方向に沿った状態で、かつ、一定(例えば2mm程度)の幅となるように取り付けられている。第2清掃部材46cの長さ(高さ)は、少なくとも上流側の先端が上記仮想円CO上に位置する長さとなっている。第2清掃部材46cは、第1清掃部材46fと同時にはスリットガラス13の原稿通過面に接触しない長さ(高さ)のブラシから構成される。
ここで、図4(b)は、外周面46eがスリットガラス13と対向する状態を表している。回動軌跡の仮想円COは、スリットガラス13の表面(原稿通過面)に対してオーバーラップしており、オーバーラップ領域の搬送方向長さdOは、読み取り位置を対称に挟んで、例えば2〜5mm程度に設定される。従って、回転体本体部46aが図4(a)の矢印B方向に回転すると、第1清掃部材46fと第2清掃部材46cそれぞれの先端がスリットガラス13の表面(原稿通過面)を摺動し、上記搬送方向長さdOの範囲の異物を除去することができる。
第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cの先端位置がともに仮想円CO上にある。つまり、回転体本体部46aの一方向回転時における第1清掃部材46fの先端の回動軌跡と第2清掃部材46cの先端の回動軌跡とが略同一軌跡上にあるので、両者のスリットガラス13上の異物除去領域は、上記のオーバーラップ領域dOで共通となる。
また、第1清掃部材46fの先端傾斜部46bの長さdSは、上記のオーバーラップ領域の搬送方向長さdOまであると、搬送方向長さdOの長さ全域に粘着性異物が付着していたとしても、すべて掻き取ることができるので好ましい。
図5は、画像読取装置1における制御機構を示すブロック図である。画像読取装置1にはメイン制御部100が設けられており、このメイン制御部100が画像読取部10及び自動原稿搬送部40を統括的に制御するようになっている。
メイン制御部100には、ユーザ等により操作される操作パネル200と、スキャナ制御部310と、ADF制御部410とが接続されている。
スキャナ制御部310は、CPU311及びメモリ312を有すると共に、照明装置11、画像読取部12及び画像処理部313がそれぞれ接続されている。
ADF制御部410は、CPU411及びメモリ412を有すると共に、自動原稿搬送部40を駆動する原稿搬送駆動部420、清掃用回転体46を回転駆動する回転体駆動部460、及び通紙センサである読取前センサ41がそれぞれ接続されている。回転体駆動部460は、清掃用回転体46を回転させる回転体モータM1、回転体モータM1を回転駆動するモータ駆動部461、及び、清掃用回転体46の回転位置を検出する位置検出センサ462を有している。
例えば、ユーザが操作パネル200に対して原稿の読み取り開始を指示した場合、以下のような制御が実行される。つまり、メイン制御部100は、操作パネル200から入力される読み取り開始指示に応答して、自動原稿搬送部40のADF制御部410と、画像読取部10のスキャナ制御部310とに対し、原稿の読み取り動作を開始させるコマンドを出力する。これにより、画像読取装置1における原稿の画像読み取り動作が開始される。
この構成の画像読取装置1では、原稿の画像を読み取る前に照明装置11のシェーディング補正を実施する場合に、清掃用回転体46における回転体本体部46aの外周面46eがスリットガラス13に対向するように回転体本体部46aを回転させる。これにより、回転体本体部46aの外周面46eが、スリットガラス13との間に0.3〜0.5mm程度の最小間隔dRを形成した状態で停止される。
このように、外周面46eは、画像読取手段としての画像読取部10に備えた照明装置(照明)11のシェーディング補正を実施する際の白色基準面となるように構成される。そして、清掃用回転体46は、シェーディング補正の際に、白色基準面となる外周面46eがスリットガラス13との間に所定の間隔(最小間隔dR)をあけるように回転する。
上記の状態で照明装置11が点灯されると、照明装置11から照射された光は、回転体本体部46aの外周面で反射されて、縮小光学系15を介して画像読取部(ラインセンサ)12に投影される。画像読取部12の出力は、白色基準面である外周面46eからの反射光の強度に対応しており、その出力が照明装置11の長手方向で均一になるようにシェーディング補正が実施される。
自動原稿搬送部40により搬送される原稿Dの画像を画像読取部10で読み取る場合には、シェーディング補正時と同様に、清掃用回転体46の回転体本体部46aの外周面46eがスリットガラス13に対向するように回転体本体部46aが回転される。これにより、回転体本体部46aの外周面46eとスリットガラス13との間に0.3〜0.5mm程度の最小間隔dRが形成された状態になる。
この状態で、照明装置11が点灯されて、スリットガラス13の原稿通過面上を原稿Dが通過する。スリットガラス13上を通過する原稿Dは、照明装置11から照射される光を反射し、この反射された光が、縮小光学系15を介して画像読取部12に投影される。これにより、原稿Dの画像面の画像が読み取られて、その画像に対応した画像データが得られる。
このようにして、スリットガラス13上を原稿Dが通過したことが、読取前の通紙センサである読取前センサ41で検出される。これにより、1枚の原稿Dの画像面における画像データが得られると、回転体本体部46aが、ステッピングモータ等の回転体モータM1によって1回転される。
ここで、図6を参照して、清掃動作を制御する処理シーケンスについて説明する。なお、図6は、清掃用回転体46の清掃動作を制御するための処理シーケンスを示すフローチャート図である。
まず、処理が開始されると、ステップS10において、メイン制御部100が原稿サイズの識別処理を実行する。そして、ステップS11にて上述のように読取前センサ(通紙センサ)41で原稿先端を検知すると、メイン制御部100は、ステップS10にて判明した原稿サイズに基づき、原稿サイズ分だけ搬送し、原稿後端が読み取り位置を通過するまで待つ(S12)。このとき、清掃用回転体46の外周面46eは、上述のようにスリットガラス13の原稿通過面との間に最小間隔dRを形成して対向する位置にある。
その後、ステップS13において、ADF制御部410の制御によるモータ駆動部461が回転体モータM1を駆動することで、清掃用回転体46の回転動作を開始させる。この回転動作は、位置検出センサ462がONとなって読み取り位置(図3参照)の対向側に清掃用回転体46の外周面46eが位置することを検出して(S14)回転体モータM1を停止させるまで行う(S15)。
以下、回転体本体部46aの回転による第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cの清掃動作について詳述する。
第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cは、回転体本体部46aの回転で、図7(a)のように何れもスリットガラス13に接触しない状態から、図7(b)のように第1清掃部材46fのみがスリットガラス13に接触した状態になる。これにより、第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cは、順次、スリットガラス13表面を摺動する。この際、先端傾斜部46bが樹脂シート等の薄板状弾性部材で構成された第1清掃部材46fは、スリットガラス13の表面に先端傾斜部46bを接触させて摺動することにより、先端傾斜部46bが撓んだ状態になる。
ここで、第1清掃部材46fがスリットガラス13に接触する瞬間の当接角度が45°以下となるように、図4(a)における先端傾斜部46b(距離dS)の角度θRが設定されている。これにより、先端傾斜部46bは、スリットガラス13と接触した瞬間の押圧が大きくなることなく、スリットガラス13面上をスムーズに移動(摺動)する。
このようにして、スリットガラス13の表面の紙粉、塵埃等の浮遊性異物131や、糊、修正液等の粘着性異物132が、撓んだ状態の第1清掃部材46fの先端傾斜部46bによってスリットガラス13表面から剥離されて掻き取られる(掬い取られる)。
ここで、第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cの間隔dCは、回転体本体部46aの回転によって、スリットガラス13に接触した状態になった第1清掃部材46fが撓んでも第2清掃部材46cに接触しないように設定されている。
また、第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cのスリットガラス13上の掻き取り領域(清掃領域)は、上記の搬送方向長さ(オーバーラップ領域)dOで共通となると上述した。こうすることで、第2清掃部材46cがスリットガラス13上に接触する前に、第1清掃部材46fで少なくとも粘着性異物132を除去することで、第2清掃部材46cの先端に粘着性異物132が付着するのを防ぐことができる。
その後、回転体本体部46aがさらに矢印B方向に回転することで、第2清掃部材46cがスリットガラス13に接触して摺動し始める。そして、図7(c)に示すように、ブラシで構成された第2清掃部材46cがスリットガラス13に接触して摺動して先端が撓んだ状態になり、第1清掃部材46fで剥離しきれなかった残りの浮遊性異物131がスリットガラス13の表面から除去される。
そして第2清掃部材46cは、導電性ブラシから構成され、且つグランドに接続されている。つまり、第2清掃部材46cは、第1清掃部材46fとは材質の異なる、導電性を有してアース接続された導電性ブラシから構成される。このため、スリットガラス13上の、特に浮遊性異物131を静電的に吸着して、効率よく回収することができる。
さらに回転すると、図8(a)に示すように、第1清掃部材46fで掬い取った浮遊性異物131が、平坦面46dに向かって落下する。これらの浮遊性異物131は、さらに回転が進んだ時に再びスリットガラス13上に落下するおそれがあるが、再度第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cによってスリットガラス13表面上より除去することができる。
また、両面粘着テープ47fを、図8(a)に示すように貼りつけることができる。このように、第1清掃部材46fの前記壁部の回転方向上流側の側面部と平坦面46dとの間に両面粘着テープ47fを取り付けると、両面粘着テープ47fの粘着性で、上記の落下した浮遊性異物131を有効に回収することができる。
メイン制御部100の制御により、清掃用回転体46の回転体本体部46aが1回転すると、回転体本体部46aの回転が停止される。これにより、回転体本体部46aの外周面46eがスリットガラス13に対向して最小間隔dRを形成する状態になり、その後、新たな原稿Dがスリットガラス13上に搬送されることによって、その原稿Dの画像面における画像が読み取られる。
この際、スリットガラス13は、第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cによって、粘着性異物及び浮遊性異物が付着していない状態になっているので、画像読取部12から出力される画像データに筋ノイズが発生するおそれがない。以降、原稿Dの画像面による画像の読み取りとスリットガラス13表面の清掃とが繰り返し実行される。
このように、清掃用回転体46が、PETシートのような薄板状弾性体からなる第1清掃部材46f、及びグランドに接続された導電性ブラシからなる第2清掃部材46cなどのように、異なる複数の材質の部材より構成される。これにより、浮遊性異物131に対する除去能力と、粘着性異物132に対する除去能力とを両立させた清掃用回転体46を提供することができる。
また、清掃用回転体46の回転時に先にスリットガラス13に接触する第1清掃部材46fを、粘着性異物132を除去可能な構成にしたので、第2清掃部材46cに粘着性異物132が付着することで除去能力が低下することを防ぐことができる。従って、清掃用回転体46の長寿命化に寄与することができる。
なお、上記実施形態では、清掃用回転体46の第1清掃部材46f及び第2清掃部材46cを回転体本体部46aの平坦面46dに対してそれぞれ略垂直に設ける構成としたが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば図8(b)に示す清掃用回転体46’のように、第2清掃部材46’cを平坦面46dに対して角度θBだけ、回転方向上流側に傾けるように取り付けた構成としてもよい。
図9(a)〜(c)は、上記のように角度θBだけ傾けて取り付けられ第2清掃部材46’cがスリットガラス13上を掃き取る様子を表したものである。
この構成の場合、スリットガラス13上に接触する第2清掃部材46’cの導電性ブラシの毛先が多くなるため、より効率的に浮遊性異物を静電吸着し除去することが可能となり、また摺擦するブラシの毛先をバランスよく分散させることができる。このため、摺擦によるブラシ先端の摩耗劣化を遅らせることができる。
また、上述した実施形態では、回転体本体部46aの外周面46eをシェーディング補正用の白基準面として併用する構成としたが、これに限定されるものでもない。
また、原稿1枚を読み取る毎に、前の原稿の読み取りを終了してから次の原稿の読み取り前までの間に回転体本体部46aを1回転させる構成としたが、清掃用回転体46による清掃タイミングは、これに限定されるものでもない。例えば、1枚目の原稿の読み取り開始前に回転体本体部46aを1回転させる方法や、電源オン時に回転体本体部46aを1回転させるなど方法を採用した構成としてもよい。
1…画像読取装置、2…画像形成装置、10…画像読取手段(画像読取部)、11…照明(照明装置)、13…透明板部材(スリットガラス)、21,22,23Y,23M,23C,23K…画像形成部(二次転写ローラ,中間転写ベルト,画像形成部)、46,46’…清掃用回転体、46a…回転体本体部、131…浮遊性異物、132…粘着性異物、46b…先端傾斜部、46c…第2清掃部材、46d…平坦面、46e…外周面、46f…第1清掃部材、47f…両面粘着テープ、CO…回動軌跡(仮想円)、D…原稿、dR…所定の間隔(最小間隔)、O…回転軸(軸心,回転中心軸)、S…シート
Claims (12)
- 原稿が通過する位置に配置された透明板部材と、
通過する原稿の画像を前記透明板部材を通して読み取る画像読取手段と、
前記透明板部材の原稿通過面を、回転して清掃する清掃用回転体と、を備え、
前記清掃用回転体は、
前記原稿通過面に非接触の状態で回転軸を中心に回転可能な回転体本体部と、
前記回転体本体部の回転時に前記原稿通過面上の異物を掻き取るように前記回転体本体部の回転方向下流側に先端部を突出した状態で前記回転体本体部に支持される第1清掃部材と、
前記回転体本体部の回転時に、前記原稿通過面上の異物を掃き取り可能となるように、前記回転体本体部に支持された第2清掃部材と、を有する、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 前記第1清掃部材の前記先端部は、前記回転体本体部の回転で前記透明板部材の表面に接触する際に弾性的に撓む薄板状に構成され、かつ、
前記第2清掃部材は、ブラシを備える、
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 前記第2清掃部材は、導電性を有してアース接続された導電性ブラシである、
ことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。 - 前記第2清掃部材のブラシは、前記回転体本体部における前記第1清掃部材よりも前記清掃用回転体の回転方向における上流に支持される、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 前記回転体本体部は、回転時に前記原稿通過面に対向して非接触状態で回転可能な外周面と、前記回転軸に平行な平坦面と、で囲まれた断面略半円形状に構成され、
前記第1清掃部材及び前記第2清掃部材は、前記平坦面に取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 前記第1清掃部材は、前記平坦面から回転時の半径方向に突出するように支持された壁部と、前記壁部の先端に取り付けられた前記先端部とによって構成される、
ことを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。 - 前記壁部の回転方向上流側の側面部と前記平坦面との間には両面粘着テープが取り付けられている、
ことを特徴とする請求項6記載の画像読取装置。 - 前記外周面は、原稿が前記原稿通過面上を通過するときに前記透明板部材との間に所定の間隔をあけるように位置決め配置される、
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 前記外周面は、前記画像読取手段に備えた照明のシェーディング補正を実施する際の白色基準面となるように構成される、
ことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 前記清掃用回転体は、前記シェーディング補正の際に、前記白色基準面となる前記外周面が前記透明板部材との間に所定の間隔をあけるように回転する、
ことを特徴とする請求項9記載の画像読取装置。 - 前記回転体本体部の回転時における前記第1清掃部材の先端の回動軌跡と前記第2清掃部材の先端の回動軌跡とは、略同一軌跡上にある、
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取られた画像をシートに形成する画像形成部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
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