JP3644561B2 - バイク用フレームおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイク用フレームおよびそのバイク用フレームの製造方法に関する。より詳しくは、例えばバイク用フレームの2本の丸形メインパイプからなるダウンチューブ間にクロスパイプが配設されたバイク用フレームおよびそのバイク用フレームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車やスクータあるいは鞍状型の三輪車等のバイクには、一般に、フレーム全体がゆりかご(クレードル)形をしたバイク用フレームが広く採用されている。
【0003】
クレードル形のバイク用フレームには、ヘッドパイプから2本のダウンチューブ(丸形メインパイプからなる)を平行に配置した形式のダブルクレードル形フレームと、1本のダウンチューブが途中で2本に分岐する形式のセミダブルクレードル形フレームとがある。いずれの形式のものも、ダウンチューブでエンジンを抱え込むもので、高い強度と剛性を有する。
【0004】
ところで、前記2本のダウンチューブ(丸形メインパイプ)間には、強度を保持するために溶接固定された丸形又は角形のクロスパイプが設けられている。この丸形又は角形のクロスパイプをダウンチューブへ溶接する場合、丸形又は角形のクロスパイプの両端面を所定の形にカットし、この切り口部を2本のダウンチューブの取付面にそれぞれ突き当てて当接させ、この突き合せラインに沿って溶接固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各バイク用フレームの2本のダウンチューブの曲面上の突き合せラインに合せてクロスパイプの切り口を加工形成することは容易でなく、特にダウンチューブの軸からずれた位置や傾斜させて取付ける場合の切り口加工は、困難であった。従って、従来のパイプ状態の端面を所定の形にカットしたクロスパイプをダウンチューブに取り付ける方法では取付けの自由度がなく、取付位置や角度が制約されるとともに、取付精度及び溶接強度を出しにくく、フレームの製造が難しかった。
【0006】
また、クロスパイプとダウンチューブの取付面との溶接は、クロスパイプが丸形の場合、曲面同士を当接させ、突き合せラインが曲線となる部分を溶接固定することになって溶接が面倒であり、またロボット等による自動溶接が困難であった。
【0007】
さらに、丸形又は角形パイプからなる閉鎖されたクロスパイプを用いるため、もし、必要があって丸形のクロスパイプ外面に他部品取付用のナットを設ける場合には、曲面となっている表面の一部に平坦な平面を形成し、その平坦な面に設けることになり、周辺部品の取付が簡単に取付けできない。また、ナットが外面に露出するため見栄えが悪い。
【0008】
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであって、丸形パイプへのクロスパイプの取付自由度を向上させフレームの製造を簡単にし、クロスパイプの溶接固定の自動化を容易にし、また周辺部品の取付にあたっても外観を損わないようにするバイク用フレームおよびそのバイク用フレームの製造方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、2本のパイプ間を連結してクロスパイプを配設し、該クロスパイプの両端切口部を前記2本のパイプの取付面に合致した端面形状に加工し、該切口部と前記2本のパイプとの突き合せラインに沿ってこのクロスパイプを溶接固定したバイク用フレームにおいて、前記クロスパイプは、板金の状態で前記突き合せラインを、平面に展開した端部の形状に加工形成し、この板金を巻き加工し、該巻き加工した板金の両側縁同士の継ぎ目部を溶接した筒状体からなる板金巻きパイプで構成し、前記板金巻きパイプは、板金を矩形断面形状の角形に巻き加工した筒状体からなる板金角形巻きパイプであり、該角形巻きパイプの4側面のうち1つの側面に前記継ぎ目部が形成され、該継ぎ目部が形成された側面以外の3側面のうちいずれかの側面の内面に、周辺部品の取付用ナットを溶接固定したことを特徴とするバイク用フレームを提供する。
【0010】
この構成によれば、平板無加工の板金状態でクロスパイプの両端切口部を突き合せライン形状に加工形成するため、切口部の加工が容易にでき、しかも取付ける相手側の丸形パイプの径や位置あるいは取付角度に対応してこれを展開した突き合せライン形状が計算機等を用いて予め容易に正確に算出できるため、取付けの位置や角度等の制約がなくなり、設計自由度が向上するとともに取付精度が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
好ましい実施の形態においては、前記板金巻きパイプは、板金を角形に巻き加工した筒状体からなる板金角形巻きパイプであることを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、突き合せラインが直線部を有する角形の筒状体が形成されるため、この直線部に沿って溶接を行うことにより、溶接作業の自動化が容易にできる。
【0013】
さらに好ましい実施の形態では、前記板金角形巻きパイプの内面の所定部位に、周辺部品の取付用ナットを板金状態で溶接固定したことを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、角形パイプを展開した平板状態で端緑の加工とともに孔明け加工、更にその内面側にナットを溶接することが容易にできる。
【0015】
従って、他部品等を容易に装着することができ、取付強度とともに部品配置の自由度が高まり、スペースの有効利用が図られ、組立作業性とともに使用性及び外観が向上する。
【0016】
また前記本発明のバイク用フレームの製造を実施するため、本発明は、2本のパイプ間を連結してクロスパイプを溶接固定したバイク用フレームの製造方法において、板金の状態で該板金の両端が前記2本のパイプの取付面に合致するように切断加工する工程と、該切断加工された板金を矩形断面形状の角形に巻き加工する工程と、該巻き加工された板金の両側縁同士の継ぎ目部を溶接固定し筒状体の板金巻きパイプを形成する工程と、該板金巻きパイプを前記2本のパイプ間に配設し板金巻きパイプと前記2本のパイプの取付面を溶接固定する工程からなり、該角形巻きパイプの4側面のうち1つの側面に前記継ぎ目部が形成され、前記板金を巻き加工する前に、前記継ぎ目部が形成される側面以外の3側面のうちいずれかの側面の内面に、周辺部品の取付用ナットを溶接固定することを特徴とするバイク用フレームの製造方法を提供する。
【0017】
この方法により、平板状態での打ち抜き加工等により板金を切断し、これを巻き加工してパイプを形成することができ、前述のように、突き合せラインが容易に形成され、取付自由度の向上および溶接自動化が達成される。
【0018】
好ましい実施の形態では、上記方法において、前記板金を角形に巻き加工するとともに、この巻き加工をする前に、板金角形巻きパイプの内面となる所定位置に周辺部品の取付用ナットを溶接固定することを特徴としている。
【0019】
これにより、角形の直線部に沿って、溶接が容易にでき自動化も容易にできる。また周辺部品取付用ナットが容易にパイプ内面に溶接でき、前述のように、他部品の取付強度、外観の向上および部品配置の自由度が高められる。
【0020】
【実施例】
図1〜図2は、ダブルクレードル形に適用した本発明のバイク用フレームの一実施例を示し、図1はその側面図、図2は平面図である。
ヘッドパイプ1は円筒体であり、ハンドルのステアリング軸が回転可能に装着される。このヘッドパイプ1の上部には、燃料タンク(図示せず)を保持する2本の丸形メインパイプからなるタンクレール2が設けられている。一方、ヘッドパイプ1の下部には、エンジン(図示せず)を保持する2本の丸形メインパイプからなるダウンチューブ3が設けられる。前記タンクレール2とダウンチューブ3は、それぞれパイプ後端でリヤアームブラケット4により結合されている。また、リヤアームブラケット4には、ピボットを保持するピボット孔5が形成されている。このピボット孔5に後輪を支持するリヤアームが装着される。
【0021】
前記タンクレール2の後端側には、シートを保持する後方に延びる長い丸形パイプからなる2本のシートレール6が設けられている。これらのシートレール6は、ライダーの脚をまたがらせるため、幾分内側に湾曲し幅狭に形成されている。各シートレール6の後方には、さらに上方に突出するサブレール7が設けられている。このサブレール7を設けたシートレール6上に2人乗り用タンデムシートが保持される。
【0022】
また、シートレール6とリヤアームブラケット4の間には、バックステー8が設けられ、シートレール6が補強支持されている。前記2本のダウンチューブ3の傾斜部には、両ダウンチューブを連結して補強するクロスパイプ10が溶接固定されている。
【0023】
図3〜図5はこのクロスパイプを示し、図3は、図1のA方向矢視図、図4は図3のB−B断面図、図5は、クロスパイプ接合部の斜視図である。
このクロスパイプ10は、その両端の切口部11aをダウンチューブ3の取付面9に突き合わせて当接させ、溶接固定したものである。この場合、切口部11aが取付面9へ当接する突き合せライン11は、上下両辺が直線でその間がダウンチューブ3の側面に沿った湾曲形状である。この突き合せライン11の上下の直線部に沿って溶接され、溶接ビード20が形成されている。
【0024】
このクロスパイプ10は、板金を折曲げて形成した板金角形巻きパイプで構成されている。この板金角形巻きパイプは、まず板金の状態でその板金の両端を丸形メインパイプからなるダウンチューブ3の取付面9への突き合せライン11を展開した形状に切断加工し、この板金を角形に巻き加工して、その両側縁13a同士を合せて継ぎ目13とし、この継ぎ目を溶接固定して筒状体としたものである。
【0025】
二輪車として見たときの継ぎ目13の位置は、本実施例の場合、クロスパイプ10の背面(後面)であり、図示しないエンジンに対面する部分となるため見えにくく、外観を損わない。この継ぎ目13の位置はクロスパイプ10の下面としてもよい。
【0026】
このようなクロスパイプは、板金の状態(展開状態)でクロスパイプ10の突き合せライン11を加工するため、パイプ状態になった時の形状を予め計算機等により算出でき、クロスパイプ10の切口部端面形状の突き合せライン11を丸形メインパイプからなるダウンチューブ3の取付面9の形状に対し正確に合致させることができる。また、このクロスパイプ10の切口部11aの形状は、ダウンチューブ3の径や取付面9の位置,角度等にかかわらず容易に正確に算出できるため、クロスパイプ10をダウンチューブ3に取付ける際の自由度が増大し、取付位置や角度が制約されず、かつ取付精度が向上し、フレームの製造も簡単に行われる。
【0027】
また、前記板金角形巻きパイプからなるクロスパイプ10の内面の平坦な所定部位、例えば下部内面には、板金が孔明けされるとともにその部分に周辺部品の取付用ナット12が、図4の実線位置又は両側の点線位置にプロジェクション溶接によって固定されている。従って、その取付用ナット12を用いて周辺部品の取付が簡単に行われる。この場合、ナットが外に現れないため、外観が良好になる。また、周辺部品とナットとによりクロスパイプを締上げる構成となるため、ナットがクロスパイプ外面に溶接された場合のように部品を溶接強度のみで保持する構成に比べ、取付け強度が高まる。
【0028】
この板金角形巻きパイプからなるクロスパイプ10は、前述のように、両端切口部11aを湾曲状の2本のダウンチューブ3の取付面4に当接させて、板金角形巻きパイプと丸形メインパイプが合致する突き合せライン11の直線状になった上下2辺でそれぞれ溶接固定して2本のダウンチューブ3間に設けられている。従って、直線部のみ溶接すればよいため、ロボットによる自動溶接が容易になる。なお、このクロスパイプ10のダウンチュウブ3への突き当て部には、取付け状態で下側に位置する部分に水抜き孔25が設けられている(図5参照)。
【0029】
図6〜図9は、本発明に係るバイク用フレームの製造方法の一実施例を工程に沿って順番に示し、図6,図7は板金状態の平面図(展開図)、図8,図9は巻き加工した後の斜視図である。
【0030】
まず、図6に示すようにクロスパイプ10を形成する板金15を用意し、プレス機により丸形メインパイプからなるダウンチューブ3の取付面9に合致するように打ち抜き切断加工する。このプレス機による打ち抜き切断加工は、板金15の状態(展開した状態)でクロスパイプ10の端面切口部11aの形状がダウンチューブ3の取付面9への突き合せライン11(図5)に合致するように予め計算してプレス機によって打ち抜き切断加工する。従って、クロスパイプ10の端面切口部形状を、丸形メインパイプからなるダウンチューブ3の取付面9の曲面状態や位置および角度にかかわらずその形状に容易かつ正確に合致させることができる。15bはバイク組立後に下側になる面であり、この面の左右両側に水抜き孔25の切口が形成される。
【0031】
次に、図7に示すように、板金角形巻きパイプの内面となる平坦な所定部位に、周辺部品の取付用ナット12をプロジェクション溶接によって溶接固定する。この取付用ナット12の溶接に際しては、板金角形巻きパイプ内面の平坦な所定部位、例えば下部内面15aに予め取付孔14を穿設し、その取付孔14の位置に溶接する。この取付孔14の穿設は、前述のプレス機による打ち抜き加工の際に行うと、製造工程上有利になるが、取付ける周辺部品の種類やレイアウト等を考慮し、プレス成形後取付用ナット12の溶接固定前に形成してもよい。
【0032】
取付用ナット12の溶接固定は、板金15の状態で行われるため、簡単に取付けできる。また、角形巻き加工する板金角形巻きパイプ内に設けるため、平坦なナット取付面が確保できる。また、平坦なナット取付面を確保するために、特別にパイプの一部に対しプレスによる水平出し加工をする必要もないため、強度が低下することもない。
【0033】
次に、打ち抜かれた板金15を、図6,7の折れ線16に沿って折り曲げて矩形断面形状の角形に巻き加工する。これにより、図8に示すように、内面に取付用ナット12が取付けられ板金の両側縁13aが合わされた筒状体17が形成される。その後、図9に示すように、角形に巻き加工された筒状の両側縁13aを溶接固定して継ぎ目13を形成する。これにより、角形巻きパイプの4側面のうち1つの側面(図では上面)に継ぎ目13が形成され、この継ぎ目13が形成された側面(上面)以外の3側面のうちいずれかの側面(図では下面)の内面に、周辺部品の取付用ナット12が溶接固定されるとともに、継ぎ目13を溶接固定した筒状の板金角形巻きパイプからなるクロスパイプ10が形成される。
【0034】
その後、板金角形巻きパイプからなるクロスパイプ10を2本の丸形メインパイプからなるダウンチューブ3間に配設し、クロスパイプ10と2本のダウンチューブ3の取付面9とが当接する突き合せラインの直線状になった上下2辺をそれぞれ溶接する。
【0035】
上記実施例は、ダウンチューブを平行に配置したダブルクレードル形バイク用フレームのタンデム形の例を示したが、本発明はタンデム形である必要はなく、また1本のダウンチューブが途中で2本に分岐するセミダブルクレードル形バイク用フレームにも適用できる。
【0036】
また、本発明は2本の丸形パイプからなるダウンチューブ間にクロスパイプが配設されたバイク用フレームに限らず、2本の丸形パイプからなるタンクレール、シートレール等他の部分にクロスパイプを配設する場合にも適用できる。なお、ダウンチュウブは丸形パイプに限らず、角パイプ、異形パイプその他各種断面形状の部材に対し適用可能である。クロスパイプを溶接固定する2本の丸形パイプも、正確な丸形に限らず、若干変形した丸形パイプでも適用可能である。また、巻き加工するクロスパイプは、角形に限らず、丸形その他の形状でもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、平板無加工の板金状態でクロスパイプの両端切口部を突き合せライン形状に加工形成するため、切口部の加工が容易にでき、しかも取付ける相手側の丸形パイプの径や位置あるいは取付角度に対応してこれを展開した突き合せライン形状が計算機等を用いて予め容易に正確に算出できるため、取付けの位置や角度等の制約がなくなり、設計自由度が向上するとともに取付精度が向上する。
【0038】
また、クロスパイプを板金角形巻きパイプとすることにより、突き合せラインが直線部を有する角形の筒状体が形成されるため、この直線部に沿ってに溶接を行うことにより、溶接作業の自動化ができる。
【0039】
また、板金角形巻きパイプの内面となる所定部位に周辺部品の取付用ナットを溶接固定することにより、他部品取付用ブラケット等を容易に装着することができ、取付強度とともに部品配置の自由度が高まり、スペースの有効利用が図られ、組立作業性とともに使用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したバイク用フレームの側面図。
【図2】 図1のバイク用フレームの平面図。
【図3】 図1のA方向矢視図。
【図4】 図3のB−B断面矢視図。
【図5】 本発明のバイク用フレームの要部斜視図。
【図6】 板金をプレス機で打ち抜きした状態を示す平面図。
【図7】 打ち抜きした板金に取付用ナットを溶接した状態を示す平面図。
【図8】 板金を角形に巻き加工し筒状体にした状態を示す要部斜視図。
【図9】 筒状体の継ぎ目を溶接固定し板金角形巻きパイプを形成した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
3:ダウンチューブ、9:取付面、10:クロスパイプ、11:突き合せライン
12:取付用ナット、13:継ぎ目、13a:側縁、15:板金、
17:筒状体。
Claims (2)
- 2本のパイプ間を連結してクロスパイプを配設し、該クロスパイプの両端切口部を前記2本のパイプの取付面に合致した端面形状に加工し、該切口部と前記2本のパイプとの突き合せラインに沿ってこのクロスパイプを溶接固定したバイク用フレームにおいて、
前記クロスパイプは、板金の状態で前記突き合せラインを、平面に展開した端部の形状に加工形成し、この板金を巻き加工し、該巻き加工した板金の両側縁同士の継ぎ目部を溶接した筒状体からなる板金巻きパイプで構成し、
前記板金巻きパイプは、板金を矩形断面形状の角形に巻き加工した筒状体からなる板金角形巻きパイプであり、
該角形巻きパイプの4側面のうち1つの側面に前記継ぎ目部が形成され、
該継ぎ目部が形成された側面以外の3側面のうちいずれかの側面の内面に、周辺部品の取付用ナットを溶接固定したことを特徴とするバイク用フレーム。 - 2本のパイプ間を連結してクロスパイプを溶接固定したバイク用フレームの製造方法において、
板金の状態で該板金の両端が前記2本のパイプの取付面に合致するように切断加工する工程と、
該切断加工された板金を矩形断面形状の角形に巻き加工する工程と、
該巻き加工された板金の両側縁同士の継ぎ目部を溶接固定し筒状体の板金巻きパイプを形成する工程と、
該板金巻きパイプを前記2本のパイプ間に配設し板金巻きパイプと前記2本のパイプの取付面を溶接固定する工程からなり、
該角形巻きパイプの4側面のうち1つの側面に前記継ぎ目部が形成され、
前記板金を巻き加工する前に、前記継ぎ目部が形成される側面以外の3側面のうちいずれかの側面の内面に、周辺部品の取付用ナットを溶接固定することを特徴とするバイク用フレームの製造方法。
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JPH1086876A JPH1086876A (ja) | 1998-04-07 |
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1996
- 1996-09-12 JP JP24177196A patent/JP3644561B2/ja not_active Expired - Lifetime
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