JP3644326B2 - ボトルの栓装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はボトルの栓装置に関し、詳しくは、操作部材の押動によって注出路をワンタッチで開いて内容液を注出できるようにするボトルの栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようにワンタッチの操作で開く栓装置は、片手で把持して傾け内容液を注出するような小型のボトルに使用して便利であり、広く採用されている。本出願人はそのような栓装置として、図9に示すようなものを既に提供している。図示するものは金属製のボトル本体aに栓装置bを装着した場合で、通常はボトル本体aの肩部に装着したキャップcによって覆われるようにしている。
【0003】
栓装置bは、ボトル本体aの口部に装着されたときの注ぎ口dと、この注ぎ口dおよびボトル本体a内を繋ぐ注出路eと、を形成した口部材fを有し、この口部材fに前記注出路eを上動付勢により閉じ状態に保つ弁体gと、押動、押動解除により弁体gを開閉するとともに開き位置に保持する操作部材hとを有し、操作部材hと弁体gとの間に操作部材hを1回下方に押動し、押動を解除する都度、弁体gを開き位置と閉じ位置とに切り換え保持する開閉切り替え機構iを設けている。
【0004】
これにより、1つの操作部材hを押し下げ操作する都度、弁体gを開いたり閉じたりすることができ、使用に便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の栓装置bでは、部品点数が多く構造の複雑なものとなり高価につく。また、操作部材hは弁体gを開いたときの復帰高さと、弁体gを閉じたときの復帰高さとに少々の差を持たせてある。これにより、操作した当の本人は操作状態の違いが分かるにしても、操作しなかった者には操作状態の区別がつきにくいので、使用上とまどうことがある。
【0006】
そこで、本出願人は、図8に示すような栓装置bを提案した。この栓装置bは図9のものと共通する部材には同一の符号を付し異なる点のみ説明すると、下方に押圧操作する操作部材hと、この操作部材hの押圧、押圧解除に伴う弧回動によって弁体gを開閉する弧回動部材jとを組み合わせ装備している。弧回動部材jは軸kまわりに弧回動し、操作部材hからの押動、押動解除により弁体gを開閉する開閉カム面j1と、操作部材hからの弁体gを開き切った後の押動により弁体gを開き位置に保持する開き保持カム面j2と、弁体gの開き位置で開き保持カム面j2による弁体gの開き位置への保持を解除する押動操作を受ける開き保持解除操作部j3とを有している。
【0007】
この開き保持解除操作部j3は栓装置bの軸線nまわりの1箇所に偏って設けた注出路eの上端を弁体gの開閉に同期して開閉する蓋部材を兼用するようになっている。
【0008】
このような栓装置bは部品点数が少なく構造が簡単であるため、コストが低減する。また、操作部材hは弁体gが開かれていると下動位置にあり、弁体gが閉じられていると上動位置にあるので、操作状態が分かりやすく使用に便利である。しかも、開き保持解除操作部j3が注出路eを開いているかどうかによって弁体gの開閉状態が分かる。万一、弁体gが開いた状態のままキャップcが閉じられるようなことがあっても、キャップcはその装着時に開き保持解除操作部j3を押動して弧回動部材jによる弁体gの開き位置への保持を解除するので、栓装置bは閉じ状態に自動復帰することができ内容液が漏れ出るなどのトラブルは生じない。
【0009】
しかし、図8に示すような栓装置bは初期操作が重く軽快に操作できないきらいがある。これにつき本発明者等が種々に実験をし研究をしたところ、小さな操作ストロークで弧回動部材を大きく弧回動させて、弁体gに十分な開閉ストロークを与えるのに、操作部材hの1箇所にある操作凸部h1によって弧回動部材jの軸kに近い位置を押動している結果、弁体gを閉じ位置に付勢しているばねmによる操作抵抗が大きく働き、開き操作の特に初期段階の操作がしにくいことが判明した。
【0010】
本発明の目的は、開き操作の全体としてのストロークの増大を抑えながら初期段階の操作抵抗を軽減して開き操作しやすいボトルの栓装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のボトルの栓装置は、ボトル本体の口部に装着されたときの注ぎ口と、この注ぎ口およびボトル本体内を繋ぐ注出路と、を形成した口部材を有し、この口部材に前記注出路をばね付勢により閉じ状態に保つ弁体と、押動、押動解除により弁体を開閉するとともに開き位置に保持する操作部材とを設けたものにおいて、操作部材からの押動、押動解除に伴い弧回動して弁体が開閉するように双方を連動させる弧回動部材を有し、操作部材を押動して開き操作する際の操作部材による弧回動部材への押動位置が、この弧回動部材の回動支点から押動を受ける受動点までの受動腕長さが開き操作の初期から開き操作が進行するのに伴い短くなる側に操作部材および弧回動部材の一方または双方に設けた複数の凸部による押動の授受で段階的に適宜変位するようにしたことを特徴としている。
【0012】
このような構成では、操作部材により弧回動部材を押動して弁体を開き操作するのに、操作部材による弧回動部材に対する押動位置が、弧回動部材の回動支点から押動を受ける受動点までの受動腕長さが短くなる側に適宜変位するので、開き操作の初期には操作抵抗低減上十分な受動腕長さが得られる押動位置を設定して操作ストロークの有効性をやや犠牲にして軽快に開き操作し始められるようにしながら、操作の進行により操作しやすくなるのに応じて受動腕長さが短くなる側への押動位置の適宜な変位を図って特に操作しにくくなるようなことなく操作ストロークの有効化を図り、全体として操作ストロークが特に大きくなるようなことなく軽快に開き操作することができる。また、操作部材は弁体が開かれていると下動位置にあり、弁体が閉じられていると上動位置にあって両位置が大きく違うので、操作状態が分かりやすく使用に便利である。
【0018】
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面の記載によって明らかになる。本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは種々な組み合わせで複合して用いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、その実施例とともに図1〜図7を参照しながら詳細に説明し、本発明の理解に供する。
【0020】
本実施の形態は、主として飲料用で携帯用の保温性を持った金属製ボトルに適用した場合の一例である。しかし、本発明はこれに限られることはなく、金属製以外の合成樹脂製のものなど他の材料よりなるボトルに適用しても有効であり、飲料以外の液体を容れるボトルや、携帯用以外のボトル、あるいは保温性のないボトルなどに適用しても有効である。
【0021】
本実施の形態の金属製ボトルは図1〜図7に示すように、保温性を持つため、一例として金属製の内容器1と外容器2とを二重に組合せて、それらの間を真空断熱空間3としたボトル本体5を採用している。内容器1と外容器2とは共に熱伝導性の低いステンレス鋼で形成され、口部4において互いが溶接接合されて金属製のボトル本体5を構成している。このボトル本体5の肩部に成形容易な合成樹脂製の肩部材6を装着して、この肩部材6に吊紐の連結部8を設けてある。また、ボトル本体5の口部4に成形容易な合成樹脂製の口部材9を装着して、この口部材9により注ぎ口11と、前記注ぎ口11およびボトル本体5内を繋ぐ注出路14とを形成して、この注出路14にそれを開閉する弁体15を設けて栓装置10を構成している。また、それらの外側に上方から被せて着脱できるように装着されるコップタイプのキャップ12を有している。
【0022】
本実施の形態の栓装置10は、特に、口部材9が、ボトル本体5の口部4の内周に着脱できるよう上方からねじ嵌めされて注ぎ口11および注出路14を形成する外筒部9aと、この外筒部9aの中央部に位置してまわりに筒状の注出路14を残し外筒部9aに放射状の連結部9cにより連結されたコア部9bとを有し、このコア部9bの下部に外筒部9a下端の注出路14の開口14aを下方から開閉する弁体15を支持している。弁体15はばね16により上動付勢して常時閉じ位置にあるようにしている。
【0023】
また、口部材9のコア部9bの上部に、上方からの図3に示す状態への押動、図1、図2に示す押動解除の状態により弁体15を開閉するとともに開き位置に保持する操作部材17と、操作部材17からの押動、押動解除に伴い弧回動して弁体15が開閉するように双方を連動させる弧回動部材18を設け、操作部材17による例えば図2に示すような弧回動部材18への押動位置Pが、この弧回動部材18の軸19による回動支点から押動を受ける受動点Rまでの受動腕長さLが短くなる側に適宜変位するようにしている。
【0024】
このコア部9bの上部に設けられた操作部材17により弧回動部材18を押動して弁体15を開き操作するのに、操作部材17による弧回動部材18に対する押動位置Pが、弧回動部材18の回動支点となる軸19から押動を受ける受動点Rまでの受動腕長さLが短くなる側に適宜変位する。
【0025】
これにより、開き操作の初期には操作抵抗低減上十分な受動腕長さLが得られる例えば図5(a)〜(c)に示す押動位置P1を設定して操作ストロークの有効性をやや犠牲にして軽快に開き操作し始められるようにしながら、操作の進行により操作しやすくなるのに応じて受動腕長さLが短くなる側への、図5(d)〜(f)に示す押動位置P2、図5(g)〜(i)に示す押動位置P3、および図5(j)(k)に示す押動位置P4のような適宜な変位を図って特に操作しにくくなるようなことなく操作ストロークの有効化を図り、全体として操作ストロークが特に大きくなるようなことなく軽快に開き操作することができる。また、操作部材17は弁体15が開かれていると下動位置にあり、弁体15が閉じられていると上動位置にあって、両位置が大きく違うので、操作状態が分かりやすく使用に便利である。
【0026】
このような押動位置Pの変位は、図に示す実施例では操作部材17の上下動と弧回動部材18の弧回動との間の相対姿勢の変化により得られるが、図に示す実施例のように操作部材17が上下に平行移動するだけでも、弧回動する弧回動部材18との間で、押動位置が変位するための相対姿勢の変化が得られる。もっとも、操作部材17も弧回動するものであってもよいのは勿論である。
【0027】
また、図1〜図7に示す実施例では、操作部材17と弧回動部材18とが、一方または双方に、他方の平坦面との間で押動を授受する1つまたは押動位置の変位方向に並ぶ複数の凸部17c、18cを有している。これら凸部17c、18cによると、操作部材17と弧回動部材18との相対姿勢の変化の際の押動位置の変位を段階的にではあるが部材どうしの干渉を容易に防止しながら設定することができる。
【0028】
弧回動部材18はまた、操作部材17からの押動、押動解除により弁体15を開閉する開閉カム面18a1と、操作部材17からの弁体15を開き切った後の押動により弁体15を開き位置に保持する開き保持カム面18a2と、弁体開き位置で開き保持カム面18a2による弁体15の開き位置への保持を解除する押動操作を受ける開き保持解除操作部18bとを有している。
【0029】
これにより、弧回動部材18が操作部材17の押動により開閉カム面18a1を越えない範囲で図2に示すように弁体15と関係している間、操作部材17の押動、押動解除に連動して弁体15は開閉され、操作部材17の弁体15を開き切った後の押動により図3に示すように開閉カム面18a1を越えて開き保持カム面18a2が弁体15に関係すると、操作部材17の押動解除によっても弁体15を開き位置に保持することにより、栓装置10を装着したボトル本体5を傾けて内容液を開かれた注出路14を通じ注出するのに好適となり、開き保持解除操作部18bを押動操作することにより弧回動部材18をその開閉カム面18a1が弁体15に関係するように切替えて、操作部材17が押圧解除状態にあることにより弁体15を閉じ状態とするように自動復帰させることができる。
【0030】
特に、操作部材17が、コア部9bの上面にほぼ同じ高さから押し込み操作されて弧回動部材18を押動するものであり、弧回動部材18の開き保持解除操作部18bは、コア部9bの上面とほぼ同じ高さから弁体15の開き操作によってコア部9bの上面から上方に突出するようにされている。これにより、操作部材17の押圧操作の有無に、開き保持解除操作部18bがコア部9bの上面に突出しているかどうかの違いが加わり、弁体15の開閉状態がより分かりやすくなる。
【0031】
図1〜図5に示す第1の実施例では、特に、コア部9bが外筒部9aと連結された基部9b1とこの基部9b1の上部にねじ嵌めして着脱できるように装着した頭部9b2とで構成し、基部9b1に弁体15およびばね16を装着し、頭部9b2は外筒部9aとの間で注ぎ口11での環状流路を所定の形状および大きさに設定するのに併せ、操作部材17および弧回動部材18を収容保持し、頭部9b2の上端を塞ぐ蓋9b4に、操作部材17を押動操作する操作窓31と、弧回動部材18の開き保持解除操作部18bの出没を図り突出状態ではそれを押動操作できるようにする操作窓32を設けてある。
【0032】
開き保持解除操作部18bを押動することにより弧回動部材18による弁体15の開き位置への保持を解除して閉じ状態に復帰させることができ、万一、弁体15が開いた状態のまま栓装置10を覆うキャップ12がボトル本体5に装着されるようなことがあっても、キャップ12はその装着時に開き保持解除操作部18bを押動するので前記閉じ状態への復帰を自動的に行わせることができ内容液が漏れ出るなどのトラブルは生じない。
【0033】
口部材9はボトル本体5の口部4の内周のねじ20に着脱できるようにねじ嵌めされ、肩部材6はボトル本体5の肩部5aの外まわりに肩部5a上に延びる口部4の上方から着脱できるように嵌め合わされ、口部4の外まわりのねじ21に着脱できるようにねじ嵌めされた肩固定部材22により固定されている。この固定がより確実なように肩部材6と肩部5aとの間には、ボトル本体5の軸線5bの方向に嵌り合う凹部24aと凸部24bとによる回り止め嵌め合い部24が設けられている。
【0034】
このように、ボトル本体5の肩部5aの外まわりや口部4に着脱できるように装着された肩部材6や口部材9が、ボトル本体5と別体であるため、成形しやすい合成樹脂製として形状はもとより色も自由に設定でき、必要に応じて図1に示すような吊紐の連結部8や図示しないハンドル、前記口部材9が弁体15を有して構成する栓装置10などの付帯物を設けたり、後付けしたり、しやすい。
【0035】
同時に、ボトル本体5の付帯物である口部材9、肩部材6、肩固定部材22、およびキャップ12の全てがボトル本体5に対し着脱できるので、ボトル本体5を含め全ての構成部材を丸洗いすることができ、それらの組み立て構造上できる相互間の隙間や隅角部の汚れや付着異物なども容易に確実に除去することができ、全体を長期に清潔に保てる。従って、クリーンルームや無菌室での使用にも適したものとなる。
【0036】
なお、図1に示すようにボトル本体5の底部の外容器2には真空排気用の開口131があり、この開口131を通じて真空断熱空間3が真空排気され、その状態で封孔材132による封孔処理や蓋板を外容器2にろう接やその他の方法で気密な状態で接合して封孔することにより前記真空状態が維持されるようにしている。
【0037】
図6に示す第2実施例は、図8に示す先の提案品のように注出路14が外筒部9aとコア部9bとの間の一方側に偏って形成され、弧回動部材18の開き保持解除操作部18bが注出路14に続く注ぎ口11を開閉する蓋を兼用するタイプのものとしてあり、操作部材17の側に設けた3つの凸部17cと弧回動部材18に設けた1つの凸部18cとによって、押動位置Pが順次変位するようにしてある。他の構成および奏する作用効果は特に変わるところはなく、重複する図示および説明は省略する。
【0038】
図7に示す第3の実施例は、操作部材17の側にだけ凸部17cを複数、具体的には5つの凸部17cを軸19に近い側から遠い側のものにつき突出度が順次おおきくなるようにして設け、押動位置Pが順次変位したもので、他の構成および奏する作用効果は第1の実施例のものと特に変わるところはなく、重複する図示および説明は省略する。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、操作部材により弧回動部材を押動して弁体を開き操作するのに、操作部材による弧回動部材に対する押動位置が、弧回動部材の回動支点から押動を受ける受動点までの受動腕長さが短くなる側に操作部材および弧回動部材の一方または双方に設けた複数の凸部による押動の授受で段階的に適宜変位するので、部材どうしの干渉を容易に防止しながら、開き操作の初期には操作抵抗低減上十分な受動腕長さが得られる押動位置を設定して操作ストロークをやや犠牲にしながらも軽快に開き操作し始められるようにしながら、操作の進行により操作しやすくなるのに応じて受動腕長さが短くなる側への押動位置の適宜な変位を図って特に操作しにくくなるようなことなく操作ストロークの有効化を図り、全体として操作ストロークが特に大きくなるようなことなく軽快に開き操作することができる。また、操作部材は弁体が開かれていると下動位置にあり、弁体が閉じられていると上動位置にあるので、操作状態が分かりやすく使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る第1の実施例の金属製ボトルの全体構成を示す断面図である。
【図2】図1の金属製ボトルに採用した栓装置の閉じ状態を示す断面図である。
【図3】図2の栓装置の閉じ状態を示す断面図である。
【図4】図2、3の栓装置の平面図である。
【図5】図2、3の栓装置の弁体の開閉操作の状態を(a)〜(k)の変化で示す動作説明図である。
【図6】第2の実施例の栓装置を閉じ状態で示す断面図である。
【図7】第3の実施例の栓装置の弁体の開閉操作の状態を(a)〜(k)の変化で示す動作説明図である。
【図8】本出願人が先に提案した栓装置の断面図である。
【図9】従来の栓装置を採用した金属製ボトルの全体の断面図である。
【符号の説明】
4 口部
5 ボトル本体
9 口部材
9a 外筒部
9b コア部
11 注ぎ口
14 注出路
15 弁体
16 ばね
17 操作部材
17c、18c 凸部
18 弧回動部材
18a1 開閉カム面
18a2 開き保持カム面
18b 開き保持解除操作部
19 軸
20 ねじ
P 押動位置
R 受動点
L 受動腕長さ

Claims (1)

  1. ボトル本体の口部に装着されたときの注ぎ口と、この注ぎ口およびボトル本体内を繋ぐ注出路と、を形成した口部材を有し、この口部材に前記注出路を上動付勢により閉じ状態に保つ弁体と、押動、押動解除により弁体を開閉するとともに開き位置に保持する操作部材とを設けたボトルの栓装置において、
    操作部材からの押動、押動解除に伴い弧回動して弁体が開閉するように双方を連動させる弧回動部材を有し、操作部材を押動して開き操作する際の操作部材による弧回動部材への押動位置が、この弧回動部材の回動支点から押動を受ける受動点までの受動腕長さが開き操作の初期から開き操作が進行するのに伴い短くなる側に操作部材および弧回動部材の一方または双方に設けた複数の凸部による押動の授受で段階的に適宜変位するようにしたことを特徴とするボトルの栓装置。
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