JP3643355B2 - セグメントの接合構造およびその形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シールドトンネル覆工用の各セグメントリングのリング間において、接合すべき両セグメントの接合を行う接合構造およびその形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
セグメントリングを構成する各セグメントをトンネル軸方向へ移動させ、リング間において接合すべき両セグメントの接合を行う接合構造として、従来では、接合すべき一方のセグメントに雌型継手を設けると共に、接合すべき他方のセグメントに雄型継手を設けて、トンネル軸方向への移動で雌型継手と雄型継手とが互いに嵌合できるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の接合構造では、例えば、雌型や雄型というように異なる構造の継手を用意する必要がある等、継手構造が複雑になる傾向があると共に、セグメントの製作時において継手を含む接合部分の形成も面倒になる傾向がある。
【0004】
この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもので、その目的は簡単な構造で容易に接合できると共に、セグメントの製作時における接合部分の形成も容易に行えるセグメントの接合構造およびその形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の接合構造は、シールドトンネル覆工用の各セグメントリングを構成する各セグメントをトンネル軸方向へ移動させ、各セグメントリングのリング間において、接合すべき両セグメントの接合を行うものである。
【0006】
また、この発明の接合構造では、前記接合すべき両セグメントの接合面に開口した接合用孔内に設けた合成樹脂製の両接合用ボルトと、この両接合用ボルトのネジ部が螺合する雌ネジ部を内周面に有する合成樹脂製のカプラーとを備えている。そして、カプラーは、その雌ネジ部を、前記両接合用ボルトにおける一方の接合用ボルトのネジ部に螺合することで、前記接合用孔内に設けていると共に、この接合用孔内に設けたカプラーの雌ネジ部に、前記両接合用ボルトのネジ部を嵌入することで互いのネジ山を押し潰し、前記両セグメントを接合している。
【0007】
このようなこの発明によれば、接合すべき両セグメントの接合用孔内に設けた両接合用ボルトとカプラーとからなる簡単な構造であると共に、前記両接合用ボルトにおける一方の接合用ボルトのネジ部に螺合して前記接合用孔内に設けたカプラーの雌ネジ部に、前記両接合用ボルトのネジ部を嵌入させて互いのネジ山を押し潰すことで、即ち、セグメントをトンネル軸方向へ移動させることで、前記接合すべき両セグメントを接合することができる。
【0008】
また、一方の接合用ボルトのネジ部に螺合して前記接合用孔内に設けたカプラーの雌ネジ部に、前記両接合用ボルトのネジ部を嵌入させる時には、両接合用ボルトおよびカプラーが合成樹脂製であるために、互いのネジ部分が押し潰されて、容易に確実に嵌入できることになる。
【0009】
しかも、前記カプラーの雌ネジ部の部分と、前記両接合用ボルトのネジ部の部分との摩擦で、一方の接合用ボルトに設けたカプラーと、両接合用ボルトとが確実に接合されることになる。即ち、接合すべき両セグメントが確実に接合されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のセグメントの接合構造およびその形成方法を、図示する一実施形態によって説明する。
【0011】
接合構造1(図1参照)は、シールドトンネル覆工用の各セグメントリング(図示せず)を構成する各セグメント2をトンネル軸方向へ移動させ、各セグメントリングのリング間において、接合すべき両セグメント2の接合を行うものである。
【0012】
そして、この発明の接合構造1(図1および図2参照)では、両セグメント2の接合面2aに開口した接合用孔2b内に設けた合成樹脂製の両接合用ボルト3と、この両接合用ボルト3のネジ部3aが螺合する雌ネジ部4aを内周面に有する合成樹脂製のカプラー4とを備えており、カプラー4の内周面の雌ネジ部4aに、両接合用ボルト3における一方の接合用ボルト3のネジ部3aを螺合して、カプラー4を接合用孔2b内に設けていると共に、この接合用孔2b内に設けたカプラー4の内周面の雌ネジ部4aに、両接合用ボルト3のネジ部3aを嵌入して互いのネジ山を押し潰し、両セグメント2を接合している。
【0013】
この実施形態での両セグメント2には、その接合面2aに開口した接合用孔2bを形成している。そして、一方のセグメント2の接合用ボルト3は、接合用孔2b内においてカプラー4の雌ネジ部4aに螺合し、カプラー4を接合用孔2b内に設けている。また、接合すべき両セグメント2の両接合用ボルト3は、接合用孔2b内において、接合用孔2b内に設けたカプラー4の雌ネジ部4aに嵌入している。
【0014】
この実施形態での接合用ボルト3は、一方側にネジ部3aが形成されている本体3bと、この本体3bの他方側の端部に一体形成しているアンカー部3cとからなっている。この実施形態でのアンカー部3cは球形となっている。
【0015】
なお、このような構成からなるこの発明の接合構造1の形成方法の実施形態として、図4に示すように、外周面5aを接合用孔2bの形成面としていると共に、内部において、接合用ボルト3をそのアンカー部3cが外部へ露出するようにして着脱自在に取付けられる支持金具5を、両セグメント2の接合面2aを形成する型枠6(図4参照)の形成面6a側に固定することにより、両セグメント2の接合面2aにおいて、接合用孔2bの形成と接合用ボルト3の取付けとを行っている。
【0016】
この実施形態での接合用ボルト3の支持金具5への着脱自在な取付けは、接合用ボルト3の本体3bにおけるアンカー部3c側の大径部3dを利用して、その大径部3dが支持金具5の取付け孔5bに嵌合することで行われる。
【0017】
この実施形態での支持金具5は、図4に示すように、一方側の内周面に小径の取付け孔5bが形成されていると共に、他方側の内周面に大径の雌ネジ部5cが形成されている。そして、この取付け孔5bとネジ部5cとの間にゴム製のOリング7(図3参照)が配設されている。
【0018】
この実施形態での支持金具5の型枠6(形成面6a側)への固定は、図4に示すように、型枠6を外側から貫通し支持金具5の雌ネジ部5cに螺合する固定金具8を用いて行われる。
【0019】
この実施形態での固定金具8は、一方側の内周面に、支持金具5に取付けた接合用ボルト3のネジ部3aの部分が入り込む収納用孔8aが形成されていると共に、一方側の外周面に、支持金具5の雌ネジ部5cに螺合するネジ部8bが形成されている。
【0020】
また、この固定金具8には、その他方側に、ネジ部8bを雌ネジ部5cへ螺合させるときに用いる螺合用頭部8cが形成されていると共に、螺合用頭部8cとネジ部8bとの間に、型枠6の外側面に当面する鍔部8dが形成されている。
【0021】
そして、この固定金具8のネジ部8bが、型枠6の貫通孔6bを貫通し収納用孔8a内にネジ部3aを収納しながら、支持金具5の雌ネジ部5cに螺合して、固定金具8の鍔部8dと支持金具5の他方側の端面とで型枠6を挟持することにより、支持金具5が型枠6の形成面6aに固定されることになる(図4および図5参照)。
【0022】
この実施形態でのOリング7は、図4に示すように、支持金具5内部の取付け孔5bとネジ部5cとの間にセットされて、やはり支持金具5の内部にセットされた接合用ボルト3が、内部を貫通することになる。
【0023】
そして、このOリング7は、図5に示すように、支持金具5の雌ネジ部5cに螺合した固定金具8のネジ部8bの先端面で押し付けられて膨張し、接合用ボルト3を固定すると共に、支持金具5と接合用ボルト3との間を密閉することになる。
【0024】
この発明の接合構造1の形成方法は、即ち、両セグメント2の接合面2aへの、接合用孔2bの形成と接合用ボルト3の取付けは、次に述べるようにして行う。なお、両セグメント2の形成および取付け構造は同じであるので、ここでは一方のセグメント2について述べる。
【0025】
先ず、図3に示すように、支持金具5の内部に、Oリング7をセットすると共に、接合用ボルト3をセットする。
【0026】
そして、図4に示すように、支持金具5を型枠6の形成面6aに配置すると共に、この支持金具5を型枠6の外側から固定金具8によって固定する。この固定は、支持金具5の雌ネジ部5cに、型枠6の外側から、固定金具8のネジ部8bを螺合させることで行われる。
【0027】
次に、図5に示すように、型枠6内にコンクリート9を打設して、支持金具5の外周面形状に沿った内周面を有する接合用孔2b(ブロックアウト)を形成すると共に、支持金具5の外側になっている接合用ボルト3のアンカー部3cと打設コンクリート9とを一体化する。
【0028】
なお、このコンクリート9の打設時には、接合用ボルト3のアンカー部3cが球形であるため支持金具5の取付け孔5bと密着して、コンクリート9が取付け孔5b内に入り込むことを阻止することができる。
【0029】
次に、打設コンクリート9が硬化したら、図6に示すように、支持金具5の雌ネジ部5cに螺合している固定金具8を取外すと共に、型枠6を脱型する。この時点で、接合用ボルト3を支持している支持金具5は、セグメント2の内部(接合用孔2bの内部)に残されている。
【0030】
次に、図7に示すように、支持金具5の雌ネジ部5cに、再び、固定金具8のネジ部8bが螺合して、セグメント2の内部に残されている支持金具5に固定金具8を取付ける。
【0031】
そして、この固定金具8を利用して、セグメント2の内部(接合用孔2bの内部)に残されている支持金具5を引き抜くことになる。
【0032】
この時に、接合用ボルト3の支持金具5への取付けが、大径部3dと取付け孔5bとの嵌合だけで行われていることから、アンカー部3cが打設コンクリート9と一体化している接合用ボルト3は、支持金具5から抜け出して、支持金具5の外周面で形成された接合用孔2b内に配設されることになる。
【0033】
一方、この発明の接合構造1において、両セグメント2の接合は、次に述べるようにして行う。
【0034】
先ず、図2に示すように、接合用ボルト3のネジ部3aに、カプラー4の雌ネジ部4aを螺合させて、一方のセグメント2の接合用ボルト3にカプラー4を取付ける。この時のカプラー4は、2〜3回、回しての螺合となる。
【0035】
次に、図2に示すように、他方のセグメント2をトンネル軸方向へ移動させて、他方のセグメント2における接合用ボルト3のネジ部3aを、一方のセグメント2の接合用ボルト3に螺合したカプラー4の雌ネジ部4a内に嵌入する。
【0036】
この接合用ボルト3のネジ部3aの、カプラー4の雌ネジ部4a内への嵌入時には、雌ネジ部4aのネジ山が切ってあるが、接合用ボルト3およびカプラー4がともに合成樹脂製であるため、ぎゆっと押し入れて雌ネジ部4aのネジ山を押し潰すようにすることで嵌入できるようになる。
【0037】
次に、図1に示すように、接合すべき両セグメント2の接合面2aを当面させることで、両セグメント2の接合用ボルト3のネジ部3aが、互いのネジ山を押し潰しながら、完全にカプラー4の雌ネジ部4a内に入り込むことになる。
【0038】
そして、接合用ボルト3のネジ部3aとカプラー4の雌ネジ部4aとのネジ山部分の摩擦によって、両セグメント(コンクリートセグメント)2の接合面2aに開口する接合用孔2b(ブロックアウト)内に突出する接合用ボルト3どうしを、カプラー4にて接続することになる。即ち、両セグメント2が接合することになる。
【0039】
なお、両セグメント2の接合面2aを当面させた時には、図1に示すように、一方のセグメント2の接合用ボルト3も、螺合していたカプラー4の雌ネジ部4a内に完全に入り込み、連通した両セグメント2の接合用孔2bの中央部に位置することになる。
【0040】
即ち、連通した両セグメント2の接合用孔2bの中央部に位置した合成樹脂製のカプラー4は、接合すべき両セグメント2の間にまたがり圧縮されるため、接合箇所の止水効果も発揮できる。
【0041】
このようなこの発明の接合構造1によれば、接合すべき両セグメント2の接合用孔2b内に設けた両接合用ボルト3とカプラー4とからなる簡単な構造であると共に、一方のセグメント2の接合用ボルト3のネジ部3aに螺合して接合用孔2b内に設けたカプラー4内周面の雌ネジ部4aに、両セグメント2に設けた両接合用ボルト3のネジ部3aを嵌入させることで、即ち、セグメント2をトンネル軸方向へ移動させることで、接合すべき両セグメント2を接合できる。
【0042】
また、一方のセグメント2の接合用ボルト3のネジ部3aに螺合して接合用孔2b内に設けたカプラー4内周面の雌ネジ部4aに、接合すべき両セグメント2に設けた両接合用ボルト3のネジ部3aを嵌入するときには、接合用ボルト3およびカプラー4が合成樹脂製であるために、互いのネジ部分が押し潰されて容易かつ確実に嵌入できることになる。
【0043】
しかも、カプラー4の雌ネジ部4aの部分と、両接合用ボルト3のネジ部3aの部分との摩擦で、一方のセグメント2の接合用ボルト3に螺合することで取付けたカプラー4と、接合すべき両セグメント2における両接合用ボルト3とが確実に接合される。即ち、接合すべき両セグメント2が確実に接合されることになる。
【0044】
さらに、ネジ部3aを有する本体3bおよびアンカー部3cを一体形成してなる接合用ボルト3と、この接合用ボルト3を着脱自在に取付けられる支持金具5と、この支持金具5を型枠6にその外側から固定する固定金具8とを用いることにより、合成樹脂製の接合用ボルト3およびカプラー4と、セグメント2の接合面2aに形成した接合用孔2bとからなる接合構造1を簡単に形成できる。
【0045】
即ち、セグメント2の接合面2aへの接合用孔2bの形成と、接合用ボルト3をアンカー部3cによってセグメント2と一体化させセグメント2の接合用孔2b内に突出した状態にすることを、支持金具5および固定金具8によって、容易かつ確実に行うことができる。
【0046】
図8〜図10は、この発明のセグメント2の接合構造1の別形態を示すものである。
【0047】
図8での接合用ボルト3の球形としたアンカー部3cには、打設コンクリート9との付着力を高めるべく、外周面に複数個の突起3eを一体形成している。また、図9および図10での接合用ボルト3の球形としたアンカー部3cには、別部材のアンカー体10を設けている。
【0048】
そして、図9でのアンカー体10は、フック状に形成したものを、接合用ボルト3の軸方向へ延びるようにして、アンカー部3cに設けている。また、図10でのアンカー体10は、フック状に形成したものを、接合用ボルト3の軸方向と直交する方向へ延びるようにして、アンカー部3cに設けている。
【0051】
【発明の効果】
この発明によれば、接合すべき両セグメントの接合用孔内に設けた両接合用ボルトとカプラーとからなる簡単な構造であると共に、一方のセグメントの接合用ボルトのネジ部に螺合して接合用孔内に設けたカプラー内周面の雌ネジ部に、両セグメントの両接合用ボルトのネジ部を嵌入させることで、即ち、セグメントをトンネル軸方向へ移動させることで、接合すべき両セグメントを接合することができる。
【0052】
また、一方のセグメントの接合用ボルトのネジ部に螺合して接合用孔内に設けたカプラー内周面の雌ネジ部に、接合すべき両セグメントの両接合用ボルトのネジ部を嵌入させる時には、接合用ボルトおよびカプラーが合成樹脂製であるために、互いのネジ部分が押し潰されて、容易かつ確実に嵌入できる。
【0053】
しかも、カプラーの雌ネジ部の部分と、接合すべき両セグメントにおける両接合用ボルトのネジ部の部分との摩擦で、一方のセグメントの接合用ボルトに螺合して接合用孔内に設けたカプラーと、接合すべき両セグメントにおける両接合用ボルトとが確実に接合される。即ち、接合すべき両セグメントが確実に接合されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のセグメントの接合構造を示す概略図である。
【図2】 この発明の接合構造における接合過程を示す概略図である。
【図3】 この発明の接合構造の形成過程を示す概略図である。
【図4】 この発明の接合構造の形成過程を示す概略図である。
【図5】 この発明の接合構造の形成過程を示す概略図である。
【図6】 この発明の接合構造の形成過程を示す概略図である。
【図7】 この発明の接合構造の形成過程を示す概略図である。
【図8】 この発明の接合構造の別形態を示す概略図である。
【図9】 この発明の接合構造の別形態を示す概略図である。
【図10】 この発明の接合構造の別形態を示す概略図である。
Claims (6)
- シールドトンネル覆工用の各セグメントリングを構成する各セグメントをトンネル軸方向へ移動させ、前記各セグメントリングのリング間において、接合すべき両セグメントの接合を行う接合構造であり、
前記両セグメントの接合面に開口した接合用孔内に設けた合成樹脂製の両接合用ボルトと、この両接合用ボルトのネジ部が螺合する雌ネジ部を内周面に有する合成樹脂製のカプラーとを備えており、
前記カプラーは、その雌ネジ部を前記両接合用ボルトにおける一方の接合用ボルトのネジ部に螺合することで、前記接合用孔内に設けていると共に、この接合用孔内に設けたカプラーの雌ネジ部に、前記両接合用ボルトのネジ部を嵌入することで互いのネジ山を押し潰し、前記両セグメントを接合していることを特徴とするセグメントの接合構造。 - 前記接合用ボルトは、一方側にネジ部が形成されている本体と、この本体の他方側の端部に形成している球形のアンカー部とからなることを特徴とする請求項1記載のセグメントの接合構造。
- 前記接合用ボルトの球形としたアンカー部は、その外周面に複数固の凸部を一体形成していることを特徴とする請求項2記載のセグメントの接合構造。
- 前記接合用ボルトの球形としたアンカー部には、別部材のアンカー体を設けていることを特徴とする請求項2記載のセグメントの接合構造。
- 外周面を前記接合用孔の形成面としていると共に、内部において、前記接合用ボルトをそのアンカー部が外部へ露出するようにして着脱自在に取付けられる支持金具を、前記両セグメントの接合面を形成する型枠の形成面側に固定し、型枠内にコンクリートを打設した後、前記型枠と支持金具を取外すことにより、前記両セグメントの接合面において、前記接合用孔の形成と前記接合用ボルトの取付けとが行われることを特徴とする請求項1または請求項2記載のセグメントの接合構造の形成方法。
- 前記支持金具の前記型枠の形成面側への固定は、支持金具の雌ネジ部に、型枠の外側から型枠を貫通して螺合するネジ部を有する固定金具と、支持金具とで型枠を狭持することで行っていることを特徴とする請求項5記載のセグメントの接合構造の形成方法。
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