JP3641299B2 - 画像入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光性の記録媒体を使用する画像入力装置に関し、特に複数の色成分の比等の撮影条件に関する情報を記録媒体に記録する画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像レンズにより得られた光学像を光情報として電子的に現像することができる写真材料が知られており、例えば特開平5−2280号公報には、静電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒体が開示されている。この明細書では、このような記録媒体を電子現像型記録媒体と呼ぶ。
【0003】
上記公報に記載された電子現像型記録媒体において、静電情報記録媒体は光導電層と無機酸化物層を有し、電荷保持媒体は液晶表示素子を有している。この構成では、静電情報記録媒体と電荷保持媒体に電圧が印加された状態で静電情報記録媒体が露光されると、入射光量に応じた電荷が静電情報記録媒体に生成される。静電情報記録媒体に対向して配置された液晶表示素子にかかる電界の強さは、その生成電荷に応じて変化するので、液晶表示素子には光量分布に応じた画像が表示すなわち現像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような光量分布に応じた画像が記録される感光性の記録媒体を用いたものでは、高精細な画像を得ることはできるが、その記録媒体に複数の色成分の比等の撮影条件に関する情報を記録することができない。撮影条件の情報を記録するための記録媒体を別途設けることも考えられるが、構成が複雑になるとともにコスト高となり、好ましくない。
【0005】
本発明は、撮像された被写体像を感光性の記録媒体に記録し、さらに撮影条件の情報をその記録媒体に記録できる、簡単な構成を有する画像入力装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像入力装置は、被写体の光学像である被写体像が記録される第1の記録領域と、この第1の記録領域とは異なる位置に設けられた第2の記録領域とを有する感光性の記録媒体と、撮影時における被写体の複数の色成分の比を測定する撮影条件測定手段と、第1及び第2の記録領域を露光する光源と、第1及び第2の記録領域に記録された被写体像及び複数の色成分の比を読み出す読出手段と、被写体像の撮影時、撮影条件測定手段の測定結果に基づいて光源を駆動制御し、複数の色成分の比を第2の記録領域に記録し、読出手段が被写体像及び複数の色成分の比を読み出すとき、光源を駆動制御し、記録媒体に照明光を供給する制御手段とを備え、読出手段は、第2の記録領域に記録された複数の色成分の比に基づいて、第1の記録領域に記録された被写体像の読出し時の電荷蓄積時間を決定し、被写体像を読み出すことを特徴としている。
【0007】
第1の記録領域が、複数の色成分毎に被写体像を記録する複数の記録部を有するものであってもよい。
【0008】
画像読出手段は例えば、光源が対向可能な位置に配置されたラインセンサと、光源およびラインセンサと記録媒体とを相対移動させる移動手段とを有する。
【0009】
光源が複数の発光素子を有するものである場合、制御手段は、複数の色成分の比に応じて複数の発光素子の点灯または消灯をそれぞれ制御する。
【0010】
記録媒体は例えば、被写体像を可視像として電子的に保持し得る電子現像型の記録媒体である。
【0011】
また本発明に係る画像入力装置は、色分解光学系により分解された複数の色成分毎の被写体像がそれぞれ記録される複数の記録部を具備する第1の記録領域と、この第1の記録領域とは異なる位置に設けられた第2の記録領域とを有する記録媒体と、複数の発光素子を有する光源と、複数の色成分毎の被写体像を第1の記録領域の複数の記録部に記録する画像記録手段と、この画像記録手段による記録時に、被写体像の複数の色成分の比を複数の発光素子の点灯と消灯の組み合わせにより第2の記録領域に記録する色成分比記録手段と、光源を点灯させて第1の記録領域の複数の記録部に照明し、複数の記録部に記録された被写体像を読み出す画像読出手段と、この画像読出手段による読出時に、第2の記録領域から複数の色成分の比を読み出す色成分比読出手段とを備え、画像読出手段は、第2の記録領域から読み出された複数の色成分の比に基づいて、第1の記録領域の複数の記録部の被写体像のそれぞれの読出し時の電荷蓄積時間を決定し、被写体像を読み出すことを特徴としている。
【0012】
この画像入力装置において、色成分比読出手段及び画像読出手段は同一のラインセンサを有し、色成分比読出手段はラインセンサにより第2の記録領域から複数の色成分の比を読出し、画像読出手段は、この複数の色成分の比に基づいて、複数の色成分のうち相対的に大きい比率を占めることが複数の色成分の比から判断される色成分の被写体像を読み出すときのラインセンサの電荷蓄積時間を相対的に短く設定するものであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態を適用したスチルビデオカメラの外観図である。このスチルビデオカメラは電子現像型の画像入力装置であり、感光性の電子現像型記録媒体によって画像を現像するように構成されている。
【0014】
カメラ本体11を前方から見ると、前面の略中央には複数の撮像レンズ等を備えた撮像光学系12が設けられ、撮像光学系12の右上方にはストロボ13および測色センサ18が配設されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズスイッチ14が設けられ、これを半押しすると、測距動作および測色センサ18の測色値等に基づいて測色動作が行われ、また全押しすると、撮像動作が行われる。
【0015】
被写体観察用のファインダ15はカメラ本体11の上面の中央部に設けられ、スキャンスタートスイッチ16等の操作スイッチはファインダ15の側方に設けられている。カメラ本体11の側方には記録媒体挿入口19が設けられ、この記録媒体挿入口19より電子現像型記録媒体30(図2)が挿入、排出される。またこのカメラにより得られた画像信号を外部に出力するため、記録媒体挿入口19近傍には出力端子17が設けられる。
【0016】
図2および図3は本スチルビデオカメラの構成を示す図である。
システムコントロール回路20は、マイクロコンピュータであり、本カメラ全体の制御を行う。システムコントロール回路20には、レリーズスイッチ14およびスキャンスタートスイッチ16が接続され、これらのスイッチ14、16の操作に従って、撮像動作および画像信号の読み出し動作等が行われる。またシステムコントロール回路20には、このスチルビデオカメラの種々の設定状態等を表示するための表示素子68と、ストロボ13の発光制御を行うためのストロボ駆動回路69が接続されている。
【0017】
撮像光学系12には絞り12aが設けられ、撮像光学系12の後方には電子現像型記録媒体30が設けられる。電子現像型記録媒体30はスキャナ系駆動モータ46の駆動により図において上下方向に移動可能であり、スキャナ系駆動モータ46はシステムコントロール回路20から出力される指令信号に従って動作する。
【0018】
電子現像型記録媒体30は、マスク部材によって区画された赤(R)、緑(G)、青(B)の各色成分毎の画像が記録される3つの記録部を有する第1記録領域30aと、撮影条件の情報が記録される第2記録領域30bとを有し、これらは電子現像型記録媒体30の長手方向に沿って配置されている。
【0019】
なお図2および図3では第1記録領域30aが撮像光学系12の後方に配置しており、このときの電子現像型記録媒体30の位置を本実施形態では撮像位置という。
【0020】
撮像光学系12と電子現像型記録媒体30の間には色分解光学系29が設けられる。色分解光学系29では、撮像光学系12からの光束が各赤(R)、緑(G)、青(B)の色光成分毎の3光束に分解されるとともに、各光束が同一平面上に結像するようにその光路長が補正され、これにより第1記録領域30aの各記録部にそれぞれ所定の色光成分毎の被写体像が形成される。
【0021】
撮像光学系12と色分解光学系29の間にはクイックリターンミラー21が設けられ、クイックリターンミラー21の上方にはファインダ光学系23のピント板23aが配設されている。なお図2では、ファインダ光学系23はクイックリターンミラー21の側方に位置するように示されているが、実際にはクイックリターンミラー21の直上に位置している。シャッタ22は色分解光学系29の後方に設けられ、電子現像型記録媒体30が撮像位置に定められているとき、第1記録領域30aがシャッタ22の後方に配置される。
【0022】
絞り12a、クイックリターンミラー21およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路24、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26によって駆動され、これらの回路24、25、26は露出制御回路27により制御される。露出制御回路27はシステムコントロール回路20から出力される指令信号に従って動作する。
【0023】
露出制御時、測光センサ28からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を調整される。クイックリターンミラー21は通常、被写体観察位置(傾斜状態)に定められ、撮像光学系12を通過した光をファインダ光学系23に導いているが、撮像動作時、露出制御回路27の制御に従い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめられ退避位置(水平状態、図4参照)に定められる。
【0024】
シャッタ22は通常閉塞しているが、撮像動作時、露出制御回路27の制御に従って、シャッタ駆動回路26によって所定時間開放され、これにより色分解光学系29を通過した各光束が第1記録領域30aの各記録部に結像される。
【0025】
測色センサ18は、透過光の分光分布が異なる赤、緑、青の色フィルタを備える複数の光電変換素子を有し、この測色センサ18からは光電変換素子により得られる各色信号R、G、Bの比(R/GおよびB/G)が出力される。システムコントロール回路20には、測色センサ18から入力されるR/GおよびB/Gにおける複数の色成分の比との対応を示す色成分比信号化テーブルTが記憶されており、このテーブルTを利用して周囲光の色成分比が求められ、撮影画像のホワイトバランスの制御に用いられる。
【0026】
ここで、色温度及びホワイトバランスについて簡単に説明する。
例えば、一様な白い被写体を撮影した場合、撮像素子から得られるR成分、G成分、B成分の出力の割合は、被写体を照明する照明光の色温度によって変化する。例えば、色温度の低い照明光によると、R成分の出力の割合が大きくなり、本来は白い被写体が赤みがかった被写体となってしまう。このような照明光の色温度の違いによらずに本来の色を再現させる目的で、G成分とR成分との比R/G及びG成分とB成分との比B/G信号を得て、この信号に基づいて、映像中に多く含まれる一方の色成分信号の増幅度を抑えるとともに、少ない他方の色成分信号の増幅度を大きくして両者のバランスをとって、ホワイトバランスを調整する。
【0027】
本実施形態では、複数の色成分の比に基づくホワイトバランスの調整は、電子現像型記録媒体に記録された各色成分毎の画像をラインセンサで読みとる際のラインセンサの露光時間(電荷蓄積時間)を変化させて行っている。例えば、照明光の色温度が相対的に低い場合には、被写体像が赤みがかるのを防止すべく、R成分の画像を読み出すラインセンサの露光時間を相対的に短くしている。なお、色成分信号の増幅度をそれぞれ変化させてホワイトバランス調整を行うことも可能である。
【0028】
読み出し時に利用される、画像の複数の色成分の比を示す露光パターンは、被写体像の撮影時に、記録パターン部91を介して第2記録領域30bに記録される。すなわち記録パターン部91は、電子現像型記録媒体30が撮像位置に定められているときに第2記録領域30bの前方に定められる位置に定められる。コリメータレンズアレイ92は電子現像型記録媒体30の移動方向に沿って記録パターン部91の下方に固定される。
【0029】
本実施形態の光源42は、電子現像型記録媒体30に記録された画像、情報等を読み出すときに第1記録領域30aおよび第2記録領域30bを照射する読み出し用の光源であるとともに、第2記録領域30bに撮影条件の情報を記録するための照明用光源としても兼用されている。
【0030】
光源42は光源駆動モータ94の駆動により電子現像型記録媒体30の前面に沿って移動可能であり、記録パターン部91の前方に位置する撮像位置(図2および図3において実線で示す)と、コリメータレンズアレイ92の前方に位置する読み出し位置(図2および図3において斜線で示す位置)とに配置可能である。光源42のオンオフ制御は照明光源駆動回路45により行われる。
【0031】
光源42が撮像位置に定められた状態で撮影動作が実行され、第1記録領域30aへ被写体像が記録される。またこの状態で光源42からの光が記録パターン部91の貫通孔(図6)を介して第2記録領域30bに照射され、これにより撮影条件の情報が第2記録領域30bに記録される。
【0032】
光源42が読み出し位置に定められた状態では、光源42、コリメータレンズアレイ92、スキャナ光学系43およびラインセンサ44は、これらの光学系の光軸が同一平面P(図3の紙面に垂直な面)上に定められるように配置される。この状態において電子現像型記録媒体30が撮像位置より図において下方に移動すると、第2記録領域30bが順次光源42とラインセンサ44の間に位置して平面Pを横切る。本実施形態ではこの平面Pを読出し面という。
【0033】
光源42からの照明はコリメータレンズアレイ92により平行光束となり、読出し面P上に位置する電子現像型記録媒体30に照射され、電子現像型記録媒体30を透過した光はスキャナ光学系43の作用によりラインセンサ44の受光面に結像し、ラインセンサ44から画像または情報が読み出される。
【0034】
本実施形態では、まず第2記録領域30bに記録された撮影条件の情報が読み出され、この露光パターンに基づいて第1記録領域30aに記録された画像情報を読み出す際の各色毎のラインセンサ44への露光時間が制御される。
【0035】
ラインセンサ44としては例えば2000画素のCCD1次元センサ等が用いられ、ラインセンサ44に発生した画素信号の読み出し動作等の制御はラインセンサ駆動回路47により行われる。
【0036】
ラインセンサ44から読み出された画素信号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62によってデジタル信号に変換される。デジタルの画素信号は、システムコントロール回路20の制御に従って、画像処理回路63においてシェーディング補正、ドロップアウト補正およびガンマ補正等の処理を施された後、メモリ64に一時的に格納される。
【0037】
なお、メモリ64はRAMとE2 PROMを備えている。画像データはRAMに格納され、RAMは、第1記録領域30aに記録されたR、G、Bの各画像の内、少なくとも2つの記録領域より読み出される全画素データを格納する記録容量を有している。E2 PROMにはシェーディング補正等の補正データが格納される。
【0038】
メモリ64から読み出された画素信号は、画像処理回路63からインターフェイス回路65に入力されてフォーマットの変換等の所定の処理を施され、出力端子17を介して外部のディスプレイ装置(図示せず)等に出力可能である。また画像処理回路63から出力された画素信号は、記録装置制御回路66において、画像圧縮あるいはフォーマットの変換等の所定の処理を施され、画像記録装置67において例えばICメモリカード等の記録媒体に記録可能である。インターフェイス回路65と記録装置制御回路66はシステムコントロール回路20からの指令信号に従って動作する。
【0039】
図4、5は、電子現像型記録媒体30および光源42近傍の構成を示す斜視図である。なお、図5では説明のために記録パターン部91およびコリメータレンズアレイ92を実際よりも右方に示しており、実際には光源42は記録パターン部91とコリメータレンズアレイ92の間を移動する。
【0040】
電子現像型記録媒体30の下縁部にはラック81aが形成され、このラック81aにスキャナ系駆動モータ46のギア列46aに設けられたピニオン46bが噛合している。スキャナ系駆動モータ46が正転または逆転駆動することにより、電子現像型記録媒体30が長手方向に沿って移動する。
【0041】
光源42は、支持枠42aと、この支持枠42aに支持された複数個の発光素子(LED、発光体)42bとを有する。発光素子42bはコリメータレンズアレイ92の長手方向に沿って並設され、コリメータレンズアレイ92は発光素子42bの発する光束を平行光束として射出する機能を有する。なお、光源としては、電子現像型記録媒体30の散乱特性に優れた450nm程度の青色波長近傍のものが好ましい。
【0042】
ガイドレール93は、光源42の下端部に摺接して光源42の移動を案内する。光源駆動モータ94はワイヤ94aを介して光源42の一端に接続し、またリターンスプリング95は光源42を撮像位置の方向に付勢している。ガイド96は光源42上部に形成された孔を貫通し、ガイドレール93とともに光源42の移動を案内している。
【0043】
光源42は、光源駆動モータ94が正転すると図の右方向に移動してコリメータレンズアレイ92の前方、すなわち読み出し位置に定められ、光源駆動モータ94が逆転することによりリターンスプリング95のバネ力により記録パターン部91の前方、すなわち撮像位置に定められる。光源42の読み出し位置、撮像位置の検出は不図示のフォトインタラプタにより行われる。
【0044】
記録パターン部91には光源42のLEDの配列に対応して複数の貫通孔91aが形成される。撮像位置において、各LEDが発する光は貫通孔91aを通過して第2記録領域30bの所定位置に照射される。
【0045】
図6は記録パターン部91を電子現像型記録媒体30側から見た図である。
図において貫通孔91a内部に斜線が施されている部分では発光素子42bが消灯しており、斜線のない部分では発光素子42bが点灯していることを示している。
【0046】
本実施形態では、測色センサ18から出力されるR/G、B/G信号に基づいて複数の色成分の比が演算され、この複数の色成分の比に基づいて、画像読出し時におけるラインセンサ44への露光時間が制御される。このため、第2記録領域30bには、複数の色成分の比としてのR/GおよびB/Gの情報が記録される。すなわち第2記録領域30bに記録される露光パターン(すなわち複数の色成分の比)は、光源42の各発光素子42bが照明光源駆動回路45によりオンオフ(点灯または消灯)制御されることにより決定される。
【0047】
光源42は8個の発光素子(LED)42bを有し、8bit の情報が書き込める。したがって、8bit のうち4bit をR/Gの情報を記録するために割り当て、残りの4bit をB/Gの情報を記録するために割り当てて256通りの露光パターンの組み合わせが可能である。
【0048】
第2記録領域30bに記録された露光パターンは第1記録領域30aに記録された撮影画像と同様にしてラインセンサ44により読み取られる。
【0049】
図7は電子現像型記録媒体30の構成を示す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示されたものと同じである。
すなわち電子現像型記録媒体30は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32と電源33とを備えている。静電情報記録媒体31は、基板34、電極層35、無機酸化物層36および光導電層37を積層して成り、光導電層37は電荷発生層37aと電荷輸送層37bを重合させて構成される。電荷保持媒体32は、液晶支持体38と液晶電極層39の間に液晶40を封入して構成される。静電情報記録媒体31の電荷輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持体38とは微小間隙をもって対向している。
【0050】
電源33は記録媒体駆動回路41によりオンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層35と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。この電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化するため、液晶40には、その画像が可視像として表示され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32は分散型液晶表示素子であり、現像された可視像は電界を除去しても保持される。
【0051】
本実施形態の動作を説明する。
図8および図9〜11は、撮像動作を示すタイミングチャートおよびフローチャートである。
【0052】
ステップS11において、レリーズスイッチ14が押下されたことが検知されると(T11)、ステップS13、S15において、測色センサ18からの出力信号(R/GおよびB/G)および測光センサ28からの出力信号(測光値)が検出され、ステップS17、S19では、これらに基づいて色成分比、露出演算が開始される(T17、T19)。また、レリーズスイッチ14が押下されてから所定時間が経過した後、ステップS21では記録媒体活性化信号が出力され(T21)、これにより電源33がオン状態となって静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。ステップS23、S25において、色成分比演算および露出演算が完了すると(T23、T25)、この演算結果に従って、ステップS27以下において撮像動作が行われる。
【0053】
ステップS27では絞り12aの開度が全開状態から所定開度まで変化し、またクイックリターンミラー21が被写体観察状態から退避状態へ移動する(T27、T28)。ステップS29においてミラー21の退避位置移動と絞り12aの開度調整が完了したことが検出されると、ステップS31においてシャッタ22が開放する(T31)。ステップS33において露出演算により求められた露出期間が経過したことが検出されると、ステップS35においてシャッタ22が閉じる(T35)。このシャッタ22の閉塞動作の完了に伴い、ステップS37ではミラー21を観察位置に復帰させるとともに、絞り12aが全開状態まで開放し(T37、T38)、ステップS39において記録媒体活性化信号の出力が停止される(T39)。
【0054】
すなわち、記録媒体活性化信号は少なくともシャッタ22が開放している間出力され、この間、電子現像型記録媒体30に所定の電圧が印加される。そして、この状態で露光されることにより、電子現像型記録媒体30には被写体像が可視像として現像される。この可視像は記録媒体活性化信号の出力が停止しても保持される。
【0055】
ステップS41においてミラー21と絞り12aが初期状態に復帰したことが確認されると、ステップS43においてミラー21と絞り12aの駆動が停止される。
【0056】
ステップS45以下では、第2記録領域30bのほぼ中央部Pwに、複数の色成分の比を示すR、B信号の露光パターンが記録される。シャッタ22の閉塞動作の完了を受けて、光源42が撮像位置にない場合、ステップS45においてリターンスプリング95のバネ力により撮像位置への移動を開始する(T45)。ステップS47において不図示のスイッチのオンにより光源42が撮像位置に定められたことが検出されると(T47)、ステップS49において再び記録媒体活性化信号が出力され(T49)、静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。
【0057】
ステップS51では光源42の各発光素子42bが、システムコントロール回路20の制御に基づいて照明光源駆動回路45により駆動されて所定の露光パターンで点灯し、この露光パターンが第2記録領域30bに記録される。ステップS53において光源42が点灯して所定時間が経過し、露出が完了すると、ステップS55において光源42が消灯し、ステップS57において記録媒体活性化信号の出力が停止され(T57)、撮像動作が終了する。
【0058】
このように本実施形態では、簡素な構成で感光性の記録媒体の第1記録領域30aに撮像された被写体像が記録され、また撮影条件の情報、すなわち撮影画像の複数の色成分の比に応じた露光パターンが第1記録領域30aとは異なる位置に設けられた第2記録領域30bに記録される。
【0059】
図12および図13〜17は、電子現像型記録媒体上の画像の読み出し動作を示すタイミングチャートおよびフローチャートである。これらの動作ルーチンは、スキャンスタートスイッチ16が押下されることにより実行される。
【0060】
ステップS201においてスキャナ駆動指令信号が出力されたことが確認されると(T201)、ステップS202において光源駆動モータ94が駆動し、光源42が読出し位置への移動を開始する(T202)。ステップS203において光源42が読出し位置(コリメータレンズアレイ92に対向する位置)に定められたことが不図示の読出し位置検出スイッチのオンにより確認されると(T203)、ステップS204において照明光源42が点灯するとともに(T204)、ステップS205において記録媒体送り駆動信号が出力されてスキャナ系駆動モータ46が正転し、電子現像型記録媒体30が撮像位置よりラインセンサの配置されている方向(図2および図3における下方)へ移動し始めるとともに(T205)、ステップS206においてラインセンサ駆動電源がオン状態となる(T206)。
【0061】
ステップS207において第2記録領域30bの中央部Pwが読出し面Pに達したことが検出されると、ステップS208において記録媒体送り駆動信号の出力が停止され、スキャナ系駆動モータ46が停止される(T208)。この停止動作は、例えばスキャナ系駆動モータ46を回転駆動するためのパルス信号を計数すること等によって制御される。
【0062】
ステップS211ではラインセンサ44に対する露出が開始され(T211)、電荷蓄積が行われる。 ステップS212において、例えば一定時間が経過したことを検知することにより、ラインセンサ44の露出が完了したことが確認されると、ステップS213においてラインセンサ44の読み出し走査が開始され、第2記録領域30bに記録されていた露光パターンの信号の出力が開始されるとともに(T213)、ステップS214ではスキャナ系駆動モータ46を正転させる記録媒体送り駆動信号が出力されて(T214)、電子現像型記録媒体30がさらにラインセンサ側へ移動する。
【0063】
読み出された複数の色成分の比を示す露光パターンの信号は、所定の処理を経てメモリ64に格納される。この信号は、R/G及びB/Gのデータにデコードされ、後述するR画像及びB画像をラインセンサにて読み取る際のラインセンサの露光量(電荷蓄積時間)の設定に利用される。
【0064】
電子現像型記録媒体30の移動中において、ステップS215においてラインセンサ44の読み出し走査が終了したことが確認されると、ステップS216においてその読み出し走査が停止される(T216)。なお、この読み出し走査の終了は、例えばラインセンサ駆動回路47から出力されるラインセンサ44を駆動するためのパルス信号を計数することにより制御される。ステップS215において読み出し走査の終了が確認されなかった場合、ステップS216がスキップされてステップS217が実行され、電子現像型記録媒体30の移動により第1記録領域30aのR画像の最初に読み出される主走査線PRが読出し面Pに達したか否かが判定される。R画像の最初の主走査線PRが読出し面Pに達していない場合、ステップS215〜S217が再び実行される。
【0065】
ステップS217においてR画像の最初の主走査線PR(図4参照)が読出し面Pに達したことが検出されると、ステップS218において記録媒体送り駆動信号の出力が停止され、スキャナ系駆動モータ46が停止される(T218)。この停止動作は、例えばスキャナ系駆動モータ46を回転駆動するためのパルス信号を計数すること等によって制御される。ここで主走査方向はラインセンサ44の長手方向であり、副走査方向は電子現像型記録媒体30の移動方向である。次いでステップS219において、ラインセンサ44の読み出し走査の終了が確認され、ステップS220において読み出し走査が停止される。すなわち、ステップS216を実行することなくステップS215〜S217のループを抜けた場合であっても、ステップS220においてラインセンサ44の読み出し走査が終了する。
【0066】
ステップS221では、ステップS207〜S216で第2記録領域30b上の複数の色成分の比を示す露光パターンから解読したR/Gの値に基づいてラインセンサ44のR成分画像読み取り時の1ライン分の露光量(電荷蓄積時間)が設定される(T221)。
【0067】
なお、露光量の設定は、G成分の適正露光量を基準として、複数の色成分の比から比率が大きいと判断されるものほど露光時間を短くするようになっており、例えばR/G>B/Gである場合、R成分画像が記録されている第1記録領域30a上のラインセンサ44の電荷蓄積時間は、B成分の電荷蓄積時間よりも短く設定され、画像信号は既にホワイトバランス調整がなされた状態でラインセンサ44から出力される。
【0068】
ステップS231ではラインセンサ44に対する露出が開始され(T231)、1主走査線分の電荷蓄積が行われる。ステップS232では、ステップS221において設定されたR画像の露出量に相当する所定時間が経過したことが確認され、露出が完了したことが確認されると(T232)、ステップS233において読み出し走査が開始され、R画像に対応する画素信号の出力が開始され、メモリ64へ格納される(T233)。ステップS234ではスキャナ系駆動モータ46を正転させる記録媒体送り駆動信号が出力されて(T234)、電子現像型記録媒体30がさらに下降する。
【0069】
以下、ステップS215〜S220と同様にしてステップS235〜S240が実行される。すなわちステップS233ではラインセンサ44に蓄積された電荷が読み出され(T233)、またステップS238では電子現像型記録媒体30が所定量移動して次の走査線位置で停止する(T238)。なお、ステップS237では、電子現像型記録媒体30の移動によりラインセンサ44が次の主走査線の位置すなわち次の読み出し位置に定められたか否かが判定される。
【0070】
ステップS241ではR画像の全主走査線(全ライン)に関する読み出し動作が完了したか否か、すなわち、R画像が記録されている全領域の読み出し動作が完了したか否かが判定される。全主走査線の数は例えば2000であり、例えばステップS233においてカウントアップされるカウンタを設け、このカウンタの値を判定することにより行われる。R画像の読み出しが完了していない場合、ステップS231へ戻り、上述した動作が繰り返される。
【0071】
このように本実施形態では、電子現像型記録媒体30が所定時間の停止と所定量の移動とを繰り返すと共に、電子現像型記録媒体30の停止時にラインセンサがスキャナ光学系43を介して第1、第2の領域30a、30b上の記録像を順次走査することにより各々の領域上の像に対応した画像信号が読み出される。
【0072】
ステップS241においてR画像の全主走査線の読み出しが完了したと判定されると、ステップS242において記録媒体送り駆動信号が出力されてスキャナ系駆動モータ46が正転し、電子現像型記録媒体30がさらに下降する。ステップS243では、電子現像型記録媒体30の移動によりG画像の最初の主走査線PGが読出し面Pに達したか否かが判定され、G画像の最初の主走査線PGが読出し面Pに達したことが検出されると、ステップS244において記録媒体送り駆動信号の出力が停止され、スキャナ系駆動モータ46が停止される(T244)。
【0073】
なお、G画像の露出量は、基準となる所定の露出量(電荷蓄積時間)であり、ここではステップS221の場合のように露出量を補正する必要はない。
【0074】
以下、ステップS251〜S264では、上述したステップS231〜S244と同様にしてG画像の全主走査線の読み出し動作が行われる。G画像の全主走査線の読み出しが完了すると、ステップS265ではR画像の場合と同様にして前述の複数の色成分の比を示す露光パターンから解読したB/Gのデータに基づいてB画像の露出量(電荷蓄積時間)が設定される(T265)。
【0075】
ステップS271〜S281では、上述したステップS231〜S241と同様にしてB画像の全ラインの読み出しが行われ、ステップS281において、B画像の全ラインの読み出しが完了、すなわち被写体像の全画像の読み出しが完了したと判定されると、ステップS282においてラインセンサ44の駆動電源がオフ状態に切り換えられるとともに(T282)、ステップS283において光源42が消灯される(T283)。また、シャッタ22が閉塞され、記録媒体送り駆動信号が出力されて、上記ステップS284において電子現像型記録媒体30が記録媒体挿入口19の方へ排出移動し始める(T284)。ステップS285では光源駆動モータ94が駆動し、光源42が、初期位置である撮像位置への移動を開始する(T285)。
【0076】
ステップS286において電子現像型記録媒体30が排出完了位置(例えば電子現像型記録媒体30の一部が記録媒体挿入口19より外部の臨んでいる状態)に達したことが確認されると、ステップS287において記録媒体送り駆動信号の出力が停止され(T287)、電子現像型記録媒体30が排出完了位置に定められる。ステップS288において光源42が初期位置に復帰したことが確認されると、ステップS289において光源駆動モータ94が停止して光源42の移動が停止する(T289)。例えば光源の初期位置の検知動作は、光源42の一部がフォトインタラプタ(図示せず)を横切ることによって出力される信号に基づいて行われる。
【0077】
このように本実施形態では、第2記録領域30bに記録されている露光パターンに基づいて第1記録領域30aに記録されている被写体像が読み出されるため、ホワイトバランス調整の行われた良好な画像が得られる。
【0078】
また撮影条件に関する情報が直接第2記録領域30bに記録されているため、この情報を被写体像と同様にして読み出すことができ、装置が簡素化される。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、撮像された被写体像を感光性の記録媒体に記録し、さらに撮影条件の情報をその記録媒体に記録できる、簡単な構成を有する画像入力装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したスチルビデオカメラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記録ユニット近傍の構成を示す図である。
【図4】本実施形態の要部の構成を示す斜視図である。
【図5】光源近傍の構成図である。
【図6】記録パターン部の配列を示す図である。
【図7】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図8】撮像動作を示すタイミングチャートである。
【図9】撮像動作を示すフローチャートである。
【図10】撮像動作を示すフローチャートである。
【図11】撮像動作を示すフローチャートである。
【図12】読み出し動作を示すタイミングチャートである。
【図13】読み出し動作を示すフローチャートである。
【図14】読み出し動作を示すフローチャートである。
【図15】読み出し動作を示すフローチャートである。
【図16】読み出し動作を示すフローチャートである。
【図17】読み出し動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 カメラ本体
12 撮像光学系
18 測色センサ
20 システムコントロール回路
30 電子現像型記録媒体
30a 第1記録領域
30b 第2記録領域
42 光源
44 ラインセンサ
91 記録パターン部
92 コリメータレンズアレイ
Claims (7)
- 被写体の光学像である被写体像が記録される第1の記録領域と、この第1の記録領域とは異なる位置に設けられた第2の記録領域とを有する感光性の記録媒体と、
撮影時における前記被写体の複数の色成分の比を測定する撮影条件測定手段と、
前記第1及び第2の記録領域を露光する光源と、
前記第1及び第2の記録領域に記録された前記被写体像及び前記複数の色成分の比を読み出す読出手段と、
前記被写体像の撮影時、前記撮影条件測定手段の測定結果に基づいて前記光源を駆動制御し、前記複数の色成分の比を前記第2の記録領域に記録し、前記読出手段が前記被写体像及び前記複数の色成分の比を読み出すとき、前記光源を駆動制御し、前記記録媒体に照明光を供給する制御手段とを備え、
前記読出手段は、前記第2の記録領域に記録された前記複数の色成分の比に基づいて、前記第1の記録領域に記録された前記被写体像の読出し時の電荷蓄積時間を決定し、前記被写体像を読み出すことを特徴とする画像入力装置。 - 前記第1の記録領域が、前記複数の色成分毎に前記被写体像を記録する複数の記録部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
- 前記読出手段が、前記光源が対向可能な位置に配置されたラインセンサと、前記光源および前記ラインセンサと前記記録媒体とを相対移動させる移動手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
- 前記光源は、複数の発光素子を有し、前記制御手段は、前記複数の色成分の比に応じて前記複数の発光素子の点灯または消灯をそれぞれ制御することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
- 前記記録媒体が、前記被写体像を可視像として電子的に保持し得る電子現像型の記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
- 色分解光学系により分解された複数の色成分毎の被写体像がそれぞれ記録される複数の記録部を具備する第1の記録領域と、この第1の記録領域とは異なる位置に設けられた第2の記録領域とを有する記録媒体と、
複数の発光素子を有する光源と、
前記複数の色成分毎の前記被写体像を前記第1の記録領域の前記複数の記録部に記録する画像記録手段と、
この画像記録手段による記録時に、前記被写体像の前記複数の色成分の比を前記複数の発光素子の点灯と消灯の組み合わせにより前記第2の記録領域に記録する色成分比記録手段と、
前記光源を点灯させて前記第1の記録領域の前記複数の記録部に照明し、前記複数の記録部に記録された前記被写体像を読み出す画像読出手段と、
この画像読出手段による読出時に、前記第2の記録領域から前記複数の色成分の比を読み出す色成分比読出手段とを備え、
前記画像読出手段は、前記第2の記録領域から読み出された前記複数の色成分の比に基づいて、前記第1の記録領域の前記複数の記録部の前記被写体像のそれぞれの読出し時の電荷蓄積時間を決定し、前記被写体像を読み出すことを特徴とする画像入力装置。 - 前記色成分比読出手段及び前記画像読出手段は同一のラインセンサを有し、前記色成分比読出手段は前記ラインセンサにより前記第2の記録領域から前記複数の色成分の比を読出し、前記画像読出手段は、前記複数の色成分の比に基づいて、前記複数の色成分のうち相対的に大きい比率を占めることが前記複数の色成分の比から判断される色成分の前記被写体像を読み出すときの前記ラインセンサの電荷蓄積時間を相対的に短く設定することを特徴とする請求項6に記載の画像入力装置。
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