JP3640739B2 - 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 - Google Patents
自転車用ブレーキ内蔵発電装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3640739B2 JP3640739B2 JP20533496A JP20533496A JP3640739B2 JP 3640739 B2 JP3640739 B2 JP 3640739B2 JP 20533496 A JP20533496 A JP 20533496A JP 20533496 A JP20533496 A JP 20533496A JP 3640739 B2 JP3640739 B2 JP 3640739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- brake
- permanent magnet
- fixed
- brake drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキを内蔵した発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自転車用ブレーキ内蔵発電装置は、図2に示す如く、車輪軸10にステータドラム11を固定し、その内側に所定の間隔を存してコイル12を固定し、該コイル12の外側にロータ13を配設してハブドラム14に取り付け、該ロータ13外周部13a内面に永久磁石16を固定し、外周部13aと永久磁石16とを前記コイル12外周の隙間に嵌入し、ロータ13のコイル12内側にブレーキドラム17を配設してロータ13に固定し、その内部にブレーキシュー18を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術にあっては、ロータの永久磁石がステータのコイルの外側で回転するのでロータが大径となり、ロータの外側面が外側に出ているため荷台用のロープ、ゴムロープ等と接触しハブ部に巻き込まれる原因となり、ロータ13にブレーキドラム17を重合固定しているので構造が複雑で重量も重くなるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決することを目的とし、車輪回転ハブに一体に形成したブレーキドラム内にブレーキシューを内装し、前記ブレーキドラムは、前記ブレーキシューが圧接して回転を停止するための外周円筒部と、この外周円筒部より径方向外側に延長される延長円板部とを設けるとともに、前記外周円筒部と前記延長円板部とは単一部材からなり、前記外周円筒部と前記延長円板部との間で形成された段部に、リング状に永久磁石を固定したバックヨークを圧入固定し、車軸に一体的に設けたステータカバーの外周部を前記延長円板部の外周縁近くまで延出するとともに、前記ステータカバーの外周部の内面に前記永久磁石に対向するようにコイルを固定し、前記ステータカバーと、該ステータカバーの外周部とで形成する空間の径方向内側に、前記ブレーキドラム、ブレーキシュー、永久磁石、バックヨークが収納されていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の態様を図示した実施例に基づいて説明する。
1は車輪回転ハブで、ブレーキドラム2を一体に固定し、内部にブレーキシュー3を内装し、該ブレーキドラム2の外周円筒部2a外側に延長円板部2bを設けて外周円筒部2aとの間で段部を形成するとともに、該段部にリング状に永久磁石4を固定したバックヨーク5を圧入固定している。6は車輪軸7に固定したステータカバーで、その外周部6a内面に前記永久磁石4に対向するようにコイル8を固定するとともに、前記ブレーキドラム延長円板部2bとの間で該永久磁石4及び該コイル8を収容密閉状態としている。なお、ブレーキシュー3は図示しないがステータカバー6に支持されている。
【0006】
次に作用について説明する。
車輪が回転すると車輪回転ハブ1と一体にブレーキドラム2が回転し、回転する永久磁石4と固定しているコイル8間に発電作用を生ずる。図示しないレバーを操作するとブレーキシュー3が回転しているブレーキドラム2の外周円筒部2a内面に圧接して回転を停止する。
【0007】
永久磁石4とコイル8との相互作用によりコイル8に発電する。図示しないレバーによりブレーキシュー3をブレーキドラム2の外周円筒部2a内面に圧接して回転を停止する。
【0008】
【発明の効果】
本発明によると、車輪回転ハブに一体に形成したブレーキドラム内にブレーキシューを内装し、該ブレーキドラム外周にリング状に永久磁石を固定したバックヨークを圧入し、車軸に一体的に設けたステータカバーに前記永久磁石の外周側に対向するようにコイルを設けているので、回転部分が全てステータの内側に配設できるので安全性を高めることができ、ブレーキドラム外周に永久磁石付バックヨークを圧入しているので、構造が簡単でコンパクトになり、ブレーキ部品は従来のものをそのまゝ使用でき、コストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例要部正断面図である。
【図2】従来装置の要部正断面図である。
【符号の説明】
1 車輪回転ハブ
2 ブレーキドラム
3 ブレーキシュー
4 永久磁石
5 バックヨーク
6 ステータカバー
7 車輪軸
8 コイル
Claims (1)
- 車輪回転ハブに一体に形成したブレーキドラム内にブレーキシューを内装し、前記ブレーキドラムは、前記ブレーキシューが圧接して回転を停止するための外周円筒部と、この外周円筒部より径方向外側に延長される延長円板部とを設けるとともに、前記外周円筒部と前記延長円板部とは単一部材からなり、前記外周円筒部と前記延長円板部との間で形成された段部に、リング状に永久磁石を固定したバックヨークを圧入固定し、車軸に一体的に設けたステータカバーの外周部を前記延長円板部の外周縁近くまで延出するとともに、前記ステータカバーの外周部の内面に前記永久磁石に対向するようにコイルを固定し、前記ステータカバーと、該ステータカバーの外周部とで形成する空間の径方向内側に、前記ブレーキドラム、ブレーキシュー、永久磁石、バックヨークが収納されていることを特徴とする自転車用ブレーキ内蔵発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20533496A JP3640739B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20533496A JP3640739B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029579A JPH1029579A (ja) | 1998-02-03 |
JP3640739B2 true JP3640739B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=16505206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20533496A Expired - Fee Related JP3640739B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3640739B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3696189B2 (ja) | 2002-08-26 | 2005-09-14 | 株式会社シマノ | 自転車用ハブダイナモ |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP20533496A patent/JP3640739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1029579A (ja) | 1998-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU625592A3 (ru) | Мотор-колесо | |
JP2004175175A (ja) | 車輪用回転電機の取付構造 | |
WO2019179178A1 (zh) | 一种无刷无齿内刹电机 | |
CN110143510A (zh) | 一种改进型曳引机 | |
JP4178075B2 (ja) | エレベータ用巻上機 | |
JP3640739B2 (ja) | 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 | |
JP2002220078A (ja) | 補助動力付き車両 | |
JP3094345B2 (ja) | ホイールモータ | |
CN212028389U (zh) | 车辆制动装置及车辆 | |
JP3162442B2 (ja) | 電動二輪車における車両構成部品配設構造 | |
ATE272510T1 (de) | Radantriebsvorrichtung | |
KR20180065299A (ko) | 브레이크 디스크를 갖는 허브유닛 | |
CN214506794U (zh) | 轮毂电机和电动代步车 | |
JP2004299824A (ja) | エレベータの巻上機 | |
JP2011143752A (ja) | 電動アシスト自転車 | |
KR19980087419A (ko) | 전동차량 | |
JPH0260694U (ja) | ||
CN208035837U (zh) | 集发电与制动功能为一体的自行车花鼓 | |
JPH1029580A (ja) | 自転車用ブレーキ内蔵発電装置 | |
JP2004270759A (ja) | 電磁ブレーキ | |
JP2004067039A (ja) | ハブモータユニット | |
FR2407397A1 (fr) | Ralentisseur perfectionne | |
JPS5895956A (ja) | 自転車用発電機 | |
JPS5713943A (en) | Motor with brake | |
JP4440804B2 (ja) | インホイールモータおよびホイール取付機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040506 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040705 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041028 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |