JP3639959B2 - 光ファイバコネクタ用アダプタ - Google Patents

光ファイバコネクタ用アダプタ Download PDF

Info

Publication number
JP3639959B2
JP3639959B2 JP32080296A JP32080296A JP3639959B2 JP 3639959 B2 JP3639959 B2 JP 3639959B2 JP 32080296 A JP32080296 A JP 32080296A JP 32080296 A JP32080296 A JP 32080296A JP 3639959 B2 JP3639959 B2 JP 3639959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting end
end side
optical fiber
fiber connector
side portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32080296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10148730A (ja
Inventor
高橋経裕
宮地明弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP32080296A priority Critical patent/JP3639959B2/ja
Publication of JPH10148730A publication Critical patent/JPH10148730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3639959B2 publication Critical patent/JP3639959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光ファイバコネクタと、他の光ファイバコネクタ或は発光手段などの関連する光学部品とを接続する部分で使用される光ファイバコネクタ用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の光ファイバコネクタ用アダプタは、ハウジングの一端に、光ファイバコネクタと嵌合する嵌合端を備え、嵌合端に嵌入される光ファイバコネクタの光学軸を、嵌合端と対向した接続端側の、関連する光学部品の光学軸と一致させる構造とされていた。前記嵌合端に光ファイバコネクタを嵌入していない状態で、接続端側に接続された関連する光学部品が動作状態にあると、嵌合端までレーザビームが導かれており、嵌合端へ光ファイバコネクタを嵌入する作業の際に、作業者の身体、特に目に重大な危害を与える恐れがあった。このような危険を避けるため、前記嵌合端に開閉可能のシャッタ板を設けたものが提案されている(例えば、同一出願人の実願平7−8699号「可動保護シールドを有する光ファイバ部品組立体」参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の様に、ハウジングの嵌合端に開閉可能のシャッタ板を設けた従来の光ファイバコネクタ用アダプタにおいては、光ファイバコネクタを嵌合端に接続する際には、先ず、シャッタ板を開の状態として嵌合端を開放した後、嵌合端に光ファイバコネクタを嵌入する作業をすることになる。従って、シャッタ板を開とした時に、関連する光学部品から導かれた有害なレーザビーム(5mW以上)の危険に晒される問題点があった。また、シャッタ板の付設によって光ファイバコネクタ用アダプタ全体が大型化する傾向があり、スペース効率を損なうという問題点もあった。
【0004】
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、光ファイバコネクタを接続する際の、有害なレーザビームによる危険を完全に無くすると共に、全体を可及的に小型化することを可能とした、光ファイバコネクタ用アダプタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的のもとになされた本発明は、ハウジングの嵌合端に嵌入される光ファイバコネクタを介して、嵌合端に設けたシャッタ部材のシャッタ板部分を開閉させる構造とし、かつ、このシャッタ部材を超弾性特性を有する形状記憶合金製として全体の小型化を図れるようにしたものである。
【0006】
即ち本発明は、ハウジングの一端に、光ファイバコネクタと嵌合する嵌合端を備え、他端に光ファイバコネクタその他の光学部品と嵌合する接続端を備え、前記光ファイバコネクタと前記光学部品を光学軸を一致させて結合するようにした光ファイバコネクタ用アダプタにおいて、前記ハウジング2は、嵌合端5を備える嵌合端側部分2aと接続端6を備える接続端側部分2bとが光学軸7に沿って接合された構成とされ、前記嵌合端側部分2aは、上側壁8、底壁9および左右の側壁10を備え、嵌合端5が開口して成ると共に、超弾性特性を有する形状記憶合金製のシャッタ部材25が取り付けられて成り、前記シャッタ部材25は、嵌合端側部分2aの上側壁8に添接設置された支持板部分26と、支持板部分26の先端から支持板部分26の基部の方向に斜めに延びるシャッタ板部分27とで構成され、しかも、前記シャッタ板部分27は、嵌合端側部分2aを成す上側壁8の嵌合端5から嵌合端側部分2aの内部に向って斜めに延びて光学軸7を横断するように配置されており、嵌合端側部分2aの嵌合端5へ嵌合する光ファイバコネクタを介してシャッタ板部分27が光学軸7を横断する位置から光学軸7を横断しない位置へ退避可能であると共に、嵌合端側部分2aの嵌合端5へ嵌合した光ファイバコネクタを抜き取ると、シャッタ板部分27が、光学軸7を横断しない位置から光学軸7を横断する元の位置へ、シャッタ部材25の弾性によって復帰するようにしてあることを特徴とする光ファイバコネクタ用アダプタである。
【0007】
また、前記ハウジング2の嵌合端側部分2aは、接続端側部分2bと接合される接合端壁11の中央部に、円筒状スリーブ22を内側に装着・保持した円筒20を備えると共に、前記シャッタ板部分27を有する支持板部分26が添接設置された嵌合端側部分2aの上側壁8の左右に位置する側壁10と円筒20との間に、左右の側壁10に沿って形成された光ファイバコネクタに対するラッチ片23を備えて成り、前記嵌合端側部分2aを成す上側壁8の嵌合端5から嵌合端側部分2aの内部に向って斜めに延びて光学軸7を横断するシャッタ板部分27を中にして、その左右に前記ラッチ片23が位置していることを特徴とする光ファイバコネクタ用アダプタである。
【0008】
また、前記シャッタ部材が、支持板部分の基部に直角に連続する垂下片を有し、この垂下片が前記ハウジングの嵌合端側部分と接続端側部分の接合部に挟持されている光ファイバコネクタ用アダプタである。
【0009】
更には、前記シャッタ部材が、Ni(ニッケル)−Ti(チタン)二元合金、又は、Ni−Ti二元合金にCr(クロム)、Fe(鉄)、V(バナジウム)、Co(コバルト)のうちの何れかの金属の第三元素を添加した合金でなる超弾性特性を有する形状記憶合金の圧延材から打ち抜き成形されたものである光ファイバコネクタ用アダプタである。
【0010】
また、シャッタ部材が、支持板部分及びシャッタ板部分の長手方向を前記の圧延材の圧延方向又は圧延方向と直交する方向の何れかに一致させて打ち抜かれたものである光ファイバコネクタ用アダプタである。
【0011】
【作用】
本発明の光ファイバコネクタ用アダプタによれば、光ファイバコネクタをハウジングの嵌合端に嵌入することで、嵌合端の内側に光学軸を横断させて設置したシャッタ板部分を、光ファイバコネクタを介して、光学軸を横断しない位置に退避させることができる。また、嵌合端に嵌入した光ファイバコネクタを引き抜くと、シャッタ板部分はシャッタ部材の弾性で、自動的に光学軸を横断する元の位置に復帰させることができる。従って、ハウジングの嵌合端が開放されて、有害なレーザビームが外部に直接放出されることがなくなり、危険性を無くすることができる。また、シャッタ部材を超弾性特性を有する形状記憶合金製としたので、シャッタ板部分を比較的大きく変位させることが可能で、この為、シャッタ部材のハウジングに対する取り付け構造が単純にでき、結果として光ファイバコネクタ用アダプタ全体の小型化を可能とする。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付の図を参照して説明する。
【0013】
図示した光ファイバコネクタ用アダプタ1は、二つの光ファイバコネクタ(図示していない)相互を接続できるようにした実施例のものである。この光ファイバコネクタ用アダプタ1は合成樹脂の成型品でなるハウジング2が二つに分割されており、嵌合端側部分2aと接続端側部分2bとからなって、嵌合端側部分2aの接合端3と、接続端側部分2bの接合端4とを当接して一体に結合させてある。嵌合端側部分2aと接続端側部分2bは夫々角筒状に形成されており、嵌合端側部分2aの開口した嵌合端5から接合端3に向かって、また接続端側部分2bの開口した接続端6から接合端4に向かって、夫々、内部に光ファイバコネクタを嵌入できるように構成されている。
【0014】
嵌合端側部分2aは、上側壁8、底壁9および左右の側壁10と、接合端壁11を備えており、嵌合端5が開口している。また、接続端側部分2bは、上側壁12、底壁13および左右の側壁14と、接合端壁15を備えており、接続端6が開口している。夫々の側壁10、14から接合端壁11、15と面一にしてフランジ16、17が外側に形成してあり(図2)、両フランジ16、17を重ねるようにして嵌合端側部分2aと接合端側部分2bが光学軸7に沿って接合されて一体にしてある。一体化は、超音波溶着、接着剤、鳩目等の手段で行うことができる。
【0015】
嵌合端側部分2aの接合端壁11の中央部に円筒20が嵌合端5に向かって形成してあると共に、接続端側部分2bの接合端壁15の中央部に円筒21が接続端6に向かって形成してあり、嵌合端側部分2aと接続端側部分2bを結合すると両円筒20、21が光学軸7上で中心軸を一致させて整列するようになっている。この結合に際し、円筒状スリーブ22が内側に装着され、両円筒20、21で保持されている。夫々の円筒20、21と側壁10、14の間には、光ファイバコネクタに対するラッチ片23、24が側壁10、14に沿って形成してある。
【0016】
嵌合端側部分2aには、更に、図6乃至図8に示した形状に、超弾性特性を有する形状記憶合金の圧延材から打ち抜き成形されたシャッタ部材25が取り付けてある。このシャッタ部材25は、長方形の支持板部分26と、この支持板部分26の先端に鋭角的に連続し、支持板部分26の基部の方向に斜めに延びるシャッタ板部分27と、支持板部分26の基部に直角に連続する垂下片28とからなっている。このような形状のシャッタ部材25に合わせて、前記ハウジング2の嵌合端側部分2aの上側壁8の外面には長手方向に沿って、支持板部分26に合致させた凹入溝29が形成してあり、支持板部分26を凹入溝29内にセットし、垂下片28を前記接合端壁11、15の当接部分に挟持するようにしてシャッタ部材25が嵌合端側部分2aに取り付けられている。
【0017】
上記のようにして取り付けられたシャッタ部材25のシャッタ板部分27は、嵌合端側部分2aの開口した嵌合端5から内部に斜めに延びて光学軸7を横断する。シャッタ部材25の垂下片28には開口窓30が形成してある。この開口窓30は、嵌合端側部分2aの接合端3に上下に設けた突部31、32のうち、上部の突部31に係合させる。これらの突部31、32に合わせて接合端側部分2bの接合端4には凹入穴33、34が形成してあり、突部31、32と凹入穴33、34の係合によって両部分2a、2bの接合が適切にできると共に、シャッタ部材25を嵌合端側部分2aに確実に取り付けられるようになっている。
【0018】
更に、前記接続端側部分2bの外側には、パネルロック部材35が取り付けてある。このパネルロック部材35は金属板を門形に打ち抜き成形したもので、接続端側部分2bの上側壁12及び両側壁14の外面には金属板の厚さに相当する深さで装着凹部36が形成してあり、上側壁12、両側壁14の外面とパネルロック部材35の外面は面一である。パネルロック部材35の両側片からは、片持ち状のパネルロック37が切り起こされてフランジ17に向かって延びており、光ファイバコネクタ用アダプタ1をパネル(図示していない)の取り付け開口へ、接続端側部分2bから装着することで、フランジ17及びパネルロック37の先端をパネルの取り付け開口の縁に係合できるようになっている。また、前記フランジ16、17には、ねじ穴38、39が形成してあり、パネルのねじ穴と合わせて、ねじ止めなどによる固定もできるようになっている。
【0019】
上記実施例の光ファイバコネクタ用アダプタ1によれば、嵌合端側部分2aの嵌合端5側から、及び、接続端側部分2bの接続端6側から、夫々、光ファイバコネクタを嵌入して、二つの光ファイバコネクタの接続をすることができる。各光ファイバコネクタの先端面に突出するフェルール(光ファイバの先端に取り付けられている。)が円筒状スリーブ22内に進入し、フェルールの端面同志が付き合わせられる。今、接合端側部分2bに既に光ファイバコネクタが嵌入され、かつ、レーザビームが導かれている場合を考える。嵌合端側部分2aの嵌合端5は開口状態となっているが、内部は光学軸7を横断するようにシャッタ板部分27が延びているのでレーザビームは遮断されて外部に放出されることがなく、安全を確保することができる。開口した嵌合端5へ光ファイバコネクタを嵌合すると、光ファイバコネクタのハウジングがシャッタ板部分27に当たり、光ファイバコネクタの進入に従ってシャッタ板部分27はシャッタ部材25の弾力に抗して押し上げられて光学軸7を横断しない位置へ退避する。光ファイバコネクタを完全に嵌入した時には、シャッタ板部分27は嵌合端側部分2aの上側壁8の下側に略平行の状態となる。一方、嵌合した光ファイバコネクタを嵌合端側部分2aから引き抜く時は、光ファイバコネクタの退避に従ってシャッタ板部分27は弾力で光学軸7側へ復帰し、最終的に光学軸7を横断する元の位置に復帰する。従って、光ファイバコネクタを引き抜く際も、レーザビームが外部に放出されることがなく、安全を確保することができる。
【0020】
嵌合端側部分2aの嵌合端5へ光ファイバコネクタを嵌合又は引き抜く際に、シャッタ部材25のシャッタ板部分27が変形する量は比較的大きい(約45度)が、シャッタ部材25は超弾性特性を有する形状記憶合金製としたので、弾性変形できる範囲が大きく、この結果、光ファイバコネクタの嵌合、引き抜きによってシャッタ部材25が塑性変形することがなく、確実に安全性を確保することができる。また、シャッタ部材25を超弾性特性を有する形状記憶合金製として大きな弾性変形領域が得られる結果、嵌合端側部分2aに対するシャッタ部材25は、実施例のように支持板部分26を上側壁8へ添接して取り付けるような簡単な構造にすることができる。従って、シャッタ部材25を、変形量が少なくできるように工夫された特殊な形状の大きなものとしたり、嵌合端側部分2aに、シャッタ部材25を支持するための特別な構造を付加的に設ける必要をなくすことができる。即ち、シャッタ部材25付きの嵌合端側部分2aは、大型化させることなく、必要な限度において小型化することが可能で、機器のスペース効率の向上に寄与することができる。
【0021】
前記形状記憶合金において超弾性特性を有するものとしては、Niの比率を高くしたNi−Ti二元合金や、Ni−Ti合金に、変態温度を安定的に低下させるCr、Fe、V、Coのような第三元素を添加した合金を使用することができる。シャッタ部材25はこのような超弾性特性を有する形状記憶合金が所定の厚さに圧延された圧延材から打ち抜き、成形加工によって製造する。圧延材からの打ち抜き加工は、図9に示したような圧延材40の圧延方向41の方向とシャッタ部材25の支持板部分26及びシャッタ板部分27の長手方向(図6の左右の方向)を42のように一致させたり、或は、43のように圧延方向と直交する方向44と支持板部分26及びシャッタ板部分27の長手方向を一致させて行われる。
【0022】
尚、実施例では、二つの光ファイバコネクタを接続できるようにした光ファイバコネクタ用アダプタ1について説明したが、接続端側部分2b側をレーザビームの発光手段そのものの構成部材とするなどの変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上に説明の通り、本発明によれば、光ファイバコネクタの嵌合又は引き抜きに際し、そのハウジングを介して、光学軸を横断するようにして設けたシャッタ板部分を開閉できるので、シャッタ板部分の開閉操作によってレーザビームが外部に放出される危険を回避し、安全な光ファイバコネクタ用アダプタを提供できる効果がある。また、シャッタ部材を超弾性特性を有する形状記憶合金製としたので、シャッタ部材自体を小型化できると共に、シャッタ部材を取り付ける嵌合端側部分にシャッタ部材を支持する特別の付加構造を不要にでき、結果として全体を小型化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の光ファイバコネクタ用アダプタの拡大縦断面図である。
【図2】 同じく実施例の平面図である。
【図3】 同じく実施例の平面図である。
【図4】 同じく実施例の接続端側部分の接続端から見た側面図である。
【図5】 同じく実施例の嵌合端側部分の嵌合端から見た側面図である。
【図6】 同じく実施例のシャッタ部材の正面図である。
【図7】 同じく実施例のシャッタ部材の平面図である。
【図8】 同じく実施例のシャッタ部材の側面図である。
【図9】 実施例のシャッタ部材を打ち抜く圧延材の説明図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコネクタ用アダプタ
2 ハウジング
2a 嵌合端側部分
2b 接続端側部分
3、4 接合端
5 嵌合端
6 接続端
7 光学軸
8 嵌合端側部分の上側壁
9 嵌合端側部分の底壁
10 嵌合端側部分の側壁
11 嵌合端側部分の接合端壁
12 接続端側部分の上側壁
13 接続端側部分の底壁
14 接続端側部分の側壁
15 接続端側部分の接合端壁
16、17 フランジ
20、21 円筒
22 円筒状スリーブ
23、24 ラッチ片
25 シャッタ部材
26 支持板部分
27 シャッタ板部分
28 垂下片
29 凹入溝
30 開口窓
31、32 突部
33、34 凹入穴
35 パネルロック部材
36 装着凹部
37 パネルロック
38、39 ネジ穴
40 圧延材

Claims (5)

  1. ハウジング2の一端に、光ファイバコネクタと嵌合する嵌合端5を備え、他端に光ファイバコネクタその他の光学部品と嵌合する接続端6を備え、前記光ファイバコネクタと前記光学部品を光学軸7を一致させて結合するようにした光ファイバコネクタ用アダプタ1において、
    前記ハウジング2は、嵌合端5を備える嵌合端側部分2aと接続端6を備える接続端側部分2bとが光学軸7に沿って接合された構成とされ、前記嵌合端側部分2aは、上側壁8、底壁9および左右の側壁10を備え、嵌合端5が開口して成ると共に、超弾性特性を有する形状記憶合金製のシャッタ部材25が取り付けられて成り、前記シャッタ部材25は、嵌合端側部分2aの上側壁8に添接設置された支持板部分26と、支持板部分26の先端から支持板部分26の基部の方向に斜めに延びるシャッタ板部分27とで構成され、しかも、前記シャッタ板部分27は、嵌合端側部分2aを成す上側壁8の嵌合端5から嵌合端側部分2aの内部に向って斜めに延びて光学軸7を横断するように配置されており、嵌合端側部分2aの嵌合端5へ嵌合する光ファイバコネクタを介してシャッタ板部分27が光学軸7を横断する位置から光学軸7を横断しない位置へ退避可能であると共に、嵌合端側部分2aの嵌合端5へ嵌合した光ファイバコネクタを抜き取ると、シャッタ板部分27が、光学軸7を横断しない位置から光学軸7を横断する元の位置へ、シャッタ部材25の弾性によって復帰するようにしてあることを特徴とする光ファイバコネクタ用アダプタ。
  2. 前記ハウジング2の嵌合端側部分2aは、接続端側部分2bと接合される接合端壁11の中央部に、円筒状スリーブ22を内側に装着・保持した円筒20を備えると共に、前記シャッタ板部分27を有する支持板部分26が添接設置された嵌合端側部分2aの上側壁8の左右に位置する側壁10と円筒20との間に、左右の側壁10に沿って形成された光ファイバコネクタに対するラッチ片23を備えて成り、前記嵌合端側部分2aを成す上側壁8の嵌合端5から嵌合端側部分2aの内部に向って斜めに延びて光学軸7を横断するシャッタ板部分27を中にして、その左右に前記ラッチ片23が位置していることを特徴とする請求項1記載の光ファイバコネクタ用アダプタ。
  3. シャッタ部材25は、支持板部分26の基部に直角に連続する垂下片28を有し、この垂下片28がハウジング2の嵌合端側部分2aと接続端側部分2bの接合部に挟持されている請求項記載の光ファイバコネクタ用アダプタ。
  4. シャッタ部材25は、Ni−Ti二元合金、又は、Ni−Ti二元合金にCr、Fe、V、Coのうちの何れかの金属の第三元素を添加した合金でなる超弾性特性を有する形状記憶合金の圧延材40から打ち抜き成形されたものである請求項1記載の光ファイバコネクタ用アダプタ。
  5. シャッタ部材25は、支持板部分26及びシャッタ板部分27の長手方向を圧延材40の圧延方向又は圧延方向と直交する方向の何れかに一致させて打ち抜かれたものである請求項4記載の光ファイバコネクタ用アダプタ。
JP32080296A 1996-11-15 1996-11-15 光ファイバコネクタ用アダプタ Expired - Fee Related JP3639959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32080296A JP3639959B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 光ファイバコネクタ用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32080296A JP3639959B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 光ファイバコネクタ用アダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10148730A JPH10148730A (ja) 1998-06-02
JP3639959B2 true JP3639959B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=18125407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32080296A Expired - Fee Related JP3639959B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 光ファイバコネクタ用アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3639959B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4566451B2 (ja) * 2001-05-18 2010-10-20 モレックス インコーポレイテド 光コネクタ用アダプタ
JP4190017B2 (ja) * 2002-10-02 2008-12-03 神保電器株式会社 光コンセント
US20070019913A1 (en) * 2003-02-18 2007-01-25 Furukawa Techino Material Co., Ltd. Optical connector-use adaptor and optical connector use shutter component
JP4240503B2 (ja) 2006-07-12 2009-03-18 日本航空電子工業株式会社 光コネクタ
CN102879866B (zh) * 2011-07-11 2014-11-05 东侑光电股份有限公司 一种光纤适配器
US9874702B2 (en) * 2014-10-29 2018-01-23 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Optical connector assembly apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10148730A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2119998C1 (ru) Узел зуба, вершина зуба и переходник
JPH09211264A (ja) 光ファイバコネクタ用アダプタ
RU2318227C2 (ru) Муфта для стекловолоконных соединителей с подгоняемой предохранительной заслонкой
JP4090067B2 (ja) 光アダプター用シャッターとそれを用いた光コネクタ
JP4240503B2 (ja) 光コネクタ
DE102008031235B4 (de) Schließe
JP3639959B2 (ja) 光ファイバコネクタ用アダプタ
EP0962799A2 (en) Optical connector with shutter
JP2014139633A (ja) Lc形光コネクタ相互接続用アダプタ
EP0758461A1 (de) Federscharnier
US4617698A (en) Spring-biased hinge assembly for spectacles
JP2002289298A (ja) 可動型コネクタ組立体
DE19860063A1 (de) Türaußengriffbaugruppe
JP4782729B2 (ja) 光コネクタ
EP1504296B1 (de) Optischer steckverbinder
JP5398560B2 (ja) 光コネクタ及びその組立方法
DE19633827C1 (de) Verriegelungsbügel für eine Steckvorrichtung
JP6962698B2 (ja) シャッタ付き光アダプタ
EP2840426A1 (en) LC type plug with shutter
DE102004033395B4 (de) Lichtleitersteckverbinder
JPH0129746Y2 (ja)
WO2004074895A1 (ja) 光コネクタ用アダプタ及び光接続用シャッタ部品
KR20130002432U (ko) 커넥터
JP3721509B2 (ja) 光コネクタ
DE102015210077A1 (de) Brillenelement für eine Brille, Brille und Verfahren zur Herstellung eines Brillenelementes

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040929

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees