JP3639912B2 - 両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法 - Google Patents
両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、住宅等建築物の内装ドア・玄関ドア等に使用される両開きドアや、その一種である親子ドアの召し合わせ部に反りが入り、使用しにくくなることを防止するための、両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、両開きドアや親子ドアの召し合わせ部には、補強や装飾のために召し合わせ部材を装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記召し合わせ部材を装着していても、室内外の温度差や湿度差等の条件により、ドアに反りが発生することが多く、その場合、ドアがきれいに閉じ合わなくなったり、ラッチが嵌まらなくなったり、隙間が開いたり、外観の見栄えが悪くなったりする欠点があった。
【0004】
この発明は、上記の欠点を除去するためなされたものであり、召し合わせ部材の内部に長尺の六角穴付ボルトを通し、緊張させることによって、ドアの召し合わせ部の反りを防止し、たとえ反りが発生しても簡単に修正でき、外観上の見栄えを良くするとともに、ドアの閉じ合わせをしっくりさせることができる両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法は、両開きドアの召し合わせ部に上下にわたって固着される召し合わせ部材に、一端に座グリを持つとともに他端近くにナットを回転不能に装着したボルト穴を上下に貫通して穿ち、このボルト穴に長尺の六角穴付ボルトを挿通して上記ナットに螺合することにより、この六角穴付ボルトの張力により上記召し合わせ部の反りを防止する両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法である。
【0006】
【作用】
上記構成の両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法においては、ドアの召し合わせ部に反りが発生しそうになると、長尺の六角穴付ボルトの一端の頭部に、六角レンチを嵌めて、ナットと螺合したネジを回し、この六角穴付ボルトを緊張させることによって、反りを修正でき、反りの新たな発生を防止できる。
【0007】
【実施例】
この発明の両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法の一実施例を、図面を参照して説明する。図1は、両開きドアの一種である親子ドアの召し合わせ部にボルト穴を穿ち、長尺の六角穴付ボルトとナットを螺合して装着した状態を示す親子ドア全体の正面説明図であり、図2は、親子ドアの召し合わせ部付近を示す一部欠截拡大平面図であり、図3は、召し合わせ部材の内部を示す一部欠截拡大説明断面図である。
【0008】
親子ドア(1)の召し合わせ部に上下にわたって固着される召し合わせ部材(2)にボルト穴(3)を上下に貫通して穿つ。ボルト穴(3)の一端には、座グリ(4)を設け、他端近くにナット(5)を回転不能に装着している。
【0009】
ナット(5)の他端への装着の仕方は、ナット(5)を嵌める六角の穴(6)を彫り、そこに回転不能にナット(5)を嵌め込むものである。
【0010】
ボルト穴(3)の座グリ(4)側から長尺の六角穴付ボルト(7)を挿通し、ナット(5)に螺合する。これらのボルト穴(3)やナット(5)や六角穴付ボルト(7)は外側からは見えない。
【0011】
実際には、上記のように、ボルト穴(3)を上下に貫通して穿つことが困難であることもあり、六角穴付ボルト(7)とナット(5)の召し合わせ部材(2)内部への装着は、以下のように行うことが多い。
【0012】
即ち、召し合わせ部材(2)に表面から見えない側から、六角穴付ボルト(7)とナット(5)がぴったり嵌まる溝〔図示せず〕を、上下にわたって彫り、六角穴付ボルト(7)にナット(5)を螺合した状態のものをその溝に嵌め、ナット(5)を接着剤でしっかり召し合わせ部材(2)に固定し、後から、隙間に充填部材〔図示せず〕を埋め込んで、結果的には、ボルト穴(3)が上下に貫通して穿たれて、そのボルト穴(3)に六角穴付ボルト(7)が挿通され、召し合わせ部材(2)に固定されたナット(5)に螺合している状態に仕上げ、その召し合わせ部材(2)をドアの召し合わせ部に装着する。
【0013】
ドア(1)が反りそうになったら、六角レンチ(8)を六角穴付ボルト(7)の頭部に嵌めて、ナット(5)と螺合したネジを回し、長尺の六角穴付ボルト(7)を緊張させることによって、召し合わせ部材(2)を真っ直ぐに修正し、ドア(1)の反りを防止する。
【0014】
【発明の効果】
この発明によると、召し合わせ部材に上下に貫通したボルト穴に、長尺の六角穴付ボルトを挿通し、固定されているナットに螺合し、この六角穴付ボルトの張力により、召し合わせ部の反りを防止するため、たとえ反りが発生しても、六角レンチにより簡単に修正でき、外観上の見栄えを良くするとともに、ドアの閉じ合わせをしっくりさせることができ、ラッチをいつも有効に機能させることができ、ドアに隙間が生じることを防止でき、室内外の温度差や湿度差の大きな条件下でも、両開きドアを有効に保全できる極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を施した親子ドアを示す正面説明図である。
【図2】同じく、親子ドアの召し合わせ部付近を示す一部欠截拡大平面図である。
【図3】同じく、召し合わせ部材の内部を示す一部欠截拡大説明断面図である。
【符号の説明】
1 親子ドア
2 召し合わせ部材
3 ボルト穴
4 座グリ
5 ナット
6 六角の穴
7 六角穴付ボルト
8 六角レンチ
Claims (1)
- 両開きドアの召し合わせ部に上下にわたって固着される召し合わせにおいて、召し合わせ部材に、一端に座グリを持つとともに他端近くにナットを回転不能に装着したボルト穴を上下に貫通して穿ち、該ボルト穴に長尺の六角穴付ボルトを挿通して上記ナットに螺合することにより、該六角穴付ボルトの張力により上記召し合わせ部の反りを防止することを特徴とする両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22757395A JP3639912B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22757395A JP3639912B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953369A JPH0953369A (ja) | 1997-02-25 |
JP3639912B2 true JP3639912B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=16863038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22757395A Expired - Lifetime JP3639912B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 両開きドアにおける召し合わせ部の反り防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3639912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5109768B2 (ja) * | 2008-04-02 | 2012-12-26 | 奥村遊機株式会社 | パチンコ機の遊技盤 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22757395A patent/JP3639912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0953369A (ja) | 1997-02-25 |
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