JPS625514Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625514Y2
JPS625514Y2 JP1981100256U JP10025681U JPS625514Y2 JP S625514 Y2 JPS625514 Y2 JP S625514Y2 JP 1981100256 U JP1981100256 U JP 1981100256U JP 10025681 U JP10025681 U JP 10025681U JP S625514 Y2 JPS625514 Y2 JP S625514Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
door
carved
main body
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981100256U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5811092U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10025681U priority Critical patent/JPS5811092U/ja
Publication of JPS5811092U publication Critical patent/JPS5811092U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS625514Y2 publication Critical patent/JPS625514Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、住宅の玄関等に用いられる木彫扉の
錠前取付側面を覆うと共に、防犯用の目隠し突片
を有する召合せエツジに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような木彫扉として、第1図及び
第2図に示すように、木彫扉の錠前取付側面Sに
2つの工程H1,H2によつて段付きの錠前挿入孔
Hを穿孔し、この挿入孔Hに錠前を挿入して固着
するものがあつた。このような木彫扉は、木材特
有の温かさ、木彫独特の豪華絢爛さを生かすため
に、扉外周部には金属製の框などを固着していな
い。このため、扉と扉枠の隙間を通して、錠前の
ラツチやデツドボルトを外部から覗き見ることが
でき、ドライバー等を用い、扉をこじあけられる
恐れがあつた。
そこで、例えば実開昭55−18582号公報に示さ
れているような召合せエツジのエツジ本体を木彫
扉の錠前取付側面に固定してこの側面を覆うと共
に、前記エツジ本体の先端室外側面に突出させた
目隠し突片によつて、室外側から扉と扉枠の隙間
を覆うことで、外部からドライバー等によつて扉
をこじあけられないようにすることが考えられ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、木彫扉は、左,右取付勝手で扉枠に
蝶番を介し外開きに枢着されるが、左取付勝手を
右取付勝手にする場合等に、前述したような召合
せエツジが固定されていると、次のような問題点
がある。すなわち、木彫扉は、左取付勝手と右取
付勝手の場合に、表裏反転させて、建物の玄関等
に取付けられる。しかし、出荷時に木彫扉の左,
右取付勝手を間違つて召合せエツジを木彫扉に固
着し、取付現場に運んでしまい、木彫扉を取付勝
手をなおすために表裏反転させると、召合せエツ
ジの目隠し突片が室内側に位置してしまう。そこ
で、召合せエツジを上下(天地)反転させて目隠
し突片を室外側に位置させることが必要になる
が、従来の召合せエツジでは十分な強度で召合せ
フランジを木彫扉に固着できなかつたり、外観を
損つたりするという問題点があつた。
本考案は、前述した問題点を解決して、木彫扉
の左,右取付勝手をその取付現場で変更した場合
に、召合せエツジの上下反転が容易にでき、その
反転後の木彫扉への固着が十分な強度で、しかも
外観を損うことなしにできる木彫扉の召合せエツ
ジを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、木彫扉1の竪框3の錠前取付側面6
に対し、錠前フロント面10と略同一垂直面上に
位置して固着され、かつ前記竪框3の扉厚T寸法
と略同一または若干短寸に形成したエツジ本体7
と、このエツジ本体7の先端室外側に突出した所
要幅寸法の目隠し突片8とを一体に形成した木彫
扉の召合せエツジにおいて、 前記エツジ本体7の上下方向に沿つて多数の木
ねじ挿通孔19を互いに等しい相互間隔C寸法で
形成すると共に、上端の前記挿通孔19とエツジ
本体7上端との間隔A寸法と、下端の挿通孔19
とエツジ本体7下端との間隔B寸法とを異なら
せ、召合せエツジの上下反転時に全部の挿通孔1
9の木彫扉1に対する上下方向位置が変るように
挿通孔19を配置したものである。
〔作用〕
本考案による召合せエツジは、前述した配置で
エツジ本体7の上下方向に沿つて多数の木ねじ挿
通孔19を形成し、召合せエツジの上下反転時に
全部の挿通孔19の木彫扉に対する上下方向位置
が変るようにしたので、木彫扉を取付現場で表裏
反転させて左,右取付勝手を変え、召合せエツジ
を上下反転させて木彫扉に固着する場合に、前記
挿通孔19に挿通して木彫扉にエツジ本体7を締
付けてある木ねじ17を外し、召合せエツジを上
下反転させると、全部の挿通孔19が上下反転前
の木彫扉に対する上下方向位置が変わるために、
全部の挿通孔19が木ねじ17抜き出し後に木彫
扉に残つている孔と異なつた位置になり、したが
つて上下反転後に前記挿通孔19から木ねじ17
を木彫扉にねじ込むことで、この扉に召合せエツ
ジを容易にしかも十分な強度で確実に固着でき
る。
これに対して、召合せエツジを上下反転させた
場合に、反転前の上下方向位置に全部または一部
の木ねじ挿通孔が配置されると、これらの挿通孔
に木ねじを挿通して召合せエツジを木彫扉に締め
付けても、木彫扉に残されている木ねじ抜き出し
後の孔に木ねじがねじ込まれ、このため十分な強
度で召合せフランジを木彫扉に固着できない。そ
こで、十分な強度で召合せフランジを固着するた
めにエツジ本体の既設ねじ挿通孔と上下方向に異
なつた位置に扉の取付現場でねじ挿通孔を新たに
穿つことが考えられるが、これは多大の手間を必
要とする上に、既に穿つてあるねじ挿通孔が外部
から見えて外観を損なうことになる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図を参照して詳
述する。
第3図は本考案の一実施例に係る召合せエツジ
を取付けた木彫扉を外側から見た正面図であつ
て、木彫扉1は、上下框2,2、竪框3,3、鏡
板4,…等から構成されている。5は一実施例に
係る召合せエツジであつて、該エツジ5は、アル
ミニウム合金又は合成樹脂等の押し出し形材から
なり、第4図及び第5図A,Bに示すように、木
彫扉1の竪框3における錠前取付側面6に固着さ
れ、エツジ本体7と目隠し突片8とで構成される
ものである。上記エツジ本体7は、前記錠前取付
側面6に対し、第5図Bに示す錠前9のフロント
面10と略同一垂直面上に位置するように形成さ
れると共に、竪框3の扉厚T寸法と略同一寸法も
しくは小許短寸となるように形成される。即ち、
フロント面10と面一にさせるためには、まず、
錠前取付側面6の内外コーナー部に、第6図に示
すような切欠部11を設け、この2つの切欠部1
1,11と係合するように、エツジ本体7の前後
面に鉤状係合片12,12を屈曲形成させるもの
である。この際、エツジ本体7には、前記錠前9
のフロント10aの肉厚tよりも短い間隙gが錠
前取付側面6とエツジ本体7との間に形成され
る。尚、第6図中、13は錠前取付用の孔であ
り、第2図のものと異り、同一内径である。18
は蝶番である。
前記目隠し突片8は、少なくとも錠前9のラツ
チ14又は図示しないデツドボルトを竪框3と竪
枠或は方立等との隙間から覗き見できないように
するに足る幅寸法を有するものにする。この目隠
し突片8は、第4図にも示すように、意匠的な美
感を保持させるため、木彫扉1内側方向に小許湾
曲した湾曲面15を有する。
更に、エツジ本体7と目隠し突片8は、傾斜片
16で一体に連着されている。
次に、このようにして形成された召合せエツジ
5は、本実施例のものでは8本の木ねじ17で固
着されるのであるが、本実施例のものでは、第7
図A,Bに示すようにエツジ5のエツジ本体7に
穿孔した木ねじ挿通孔19は、互いに等しい相互
間隔C寸法で形成し、上端の前記挿通孔19とエ
ツジ本体7上端との間隔A寸法と、下端の挿通孔
19とエツジ本体7下端との間隔B寸法とを異な
らせてある。なお、具体的には、前記間隔A=38
mm、間隔B=50mm、間隔C=250mmにしてある。
ところで、アルミサツシ等の金属材同士の場合
では、エツジ材に対し、ピツチを一致させてタツ
ピング加工を施した場合、たとえ左右取付勝手違
いが生じても金属材であるため同じ孔を用いても
螺締作業上何らの支障を生じないのである。これ
に対し、木彫扉の場合には南洋杉等高級の無垢材
を用いても、材質上の限界があつて、ねじ止めの
場合に、同じ孔の再使用は困難である。
しかし、本実施例では、前述したように、エツ
ジ本体7に穿つた木ねじ挿通孔7は、互いに等し
い相互間隔C寸法で、上,下端の前記挿通孔7と
エツジ本体7の上,下端との間隔A,B寸法を互
いに異ならせることで、エツジ5を上,下反転さ
せた時に、全部の挿通孔19の木彫扉に対する上
下方向位置が大きく変わる配置にしてある。
したがつて、第5図Aに示すように右勝手に木
彫扉1に取付けたエツジ5を、取付現場で左勝手
に取付ける場合には、木彫扉1を表裏反転すると
共に、木ねじ17を挿通孔19から抜き出し、エ
ツジ5を上下反転させると、全部の挿通孔9が、
エツジ5の上下反転前の上下方向位置に残つてい
る木ねじ17を抜き出し後の木彫扉1の孔と異な
つた位置になり、上下反転後に挿通孔19から木
ねじ17を木彫扉1にねじ込むことで、この扉に
エツジ5を十分な強度で確実に固着でき、木彫扉
を容易に左勝手に取付けることができる。なお、
木彫扉にはエツジを上下反転させた場合のどちら
にも対応するように1つの挿通孔に対し2つずつ
木ねじ下孔を穿つておくことが好ましい。
又、本実施例では、エツジ本体7の室内側の鉤
状係合片12と木彫扉の取付面が面一となるた
め、木彫扉の取付枠体に装着されている気密材と
密着できて、十分な気密効果を奏することが可能
である。
第8図及び第9図に示すものは本考案の互いに
異なる他の実施例図であつて、第8図に示すもの
は、エツジ5′のエツジ本体7と目隠し突片8と
が目隠し突片8側に突出するR面で、又、第9図
に示すものは、エツジ5″のエツジ本体7と目隠
し突片8とが木彫扉の正面長手方向に突出するR
面で、夫々連続されているものである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の構成からなり、エツジ本体7
の先端室外側に所要幅寸法の目隠し突片8を突設
したことで、錠前のラツチやデツドボルトが外部
から覗き見できなくなり、木彫扉の防犯効果を増
大させることが可能となつたり、又、錠前フロン
ト面10と略同一垂直面に位置するように召合せ
エツジを配設させたことにより、即ち、エツジ本
体の見込外面と木面との厚みを、錠前フロント部
の厚みに合せたことにより、錠前フロント面の木
加工を一工程少くすることができて2重加工が不
要となり、作業能率を向上させることができる。
とくに、本考案は、エツジ本体の上下方向に沿
つて多数の木ねじ挿通孔を互いに等しい相互間隔
C寸法で形成すると共に、上,下端の前記挿通孔
とエツジ本体の上,下端との間隔A,B寸法を互
いに異ならせ、召合せエツジの上下反転時に全部
の挿通孔の木彫扉に対する上下方向位置が変わる
ように前記挿通孔を配置したので、木彫扉の取付
現場でその左,右取付勝手を変更する場合に、召
合せエツジの上下反転が容易にでき、その反転後
の木彫扉への固着が十分な強度で、しかも外観を
損なうことなしにできるという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来技術説明のための木彫
扉の正面図と部分拡大断面図、第3図は本考案の
一実施例に係る木彫扉の召合せエツジの取付状態
を示す正面図、第4図は召合せエツジの上面図、
第5図Aは木彫扉に取付けた状態の横断面図、第
5図Bは錠前の部分切欠上面図、第6図は竪框の
錠前取付個所部分横断面図、第7図A,Bはエツ
ジに穿孔した木ネジ螺締孔の位置関係を示した正
面図、第8図及び第9図は他の実施例上面図であ
る。 1……木彫扉、2……上下框、3……竪框、4
……鏡板、5……召合せエツジ、6……竪框の上
下取付側面、7……エツジ本体、8……目隠し突
片、9……錠前、10……フロント面、10a…
…フロント、11……切欠部、12……鉤状係合
片、13……錠前取付用の孔、14……ラツチ、
15……湾曲面、16……傾斜面、17……木ね
じ、18……蝶番、19……木ねじ挿通孔、t…
…フロント肉厚、g……間隙、T……扉厚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 木彫扉1の竪框3の錠前取付側面6に対し、錠
    前フロント面10と略同一垂直面上に位置して固
    着され、かつ前記竪框3の扉厚T寸法と略同一ま
    たは若干短寸に形成したエツジ本体7と、このエ
    ツジ本体7の先端室外側に突出した所要幅寸法の
    目隠し突片8とを一体に形成した木彫扉の召合せ
    エツジにおいて、 前記エツジ本体7の上下方向に沿つて多数の木
    ねじ挿通孔19を互いに等しい相互間隔C寸法で
    形成すると共に、上端の前記挿通孔19とエツジ
    本体7上端との間隔A寸法と、下端の挿通孔19
    とエツジ本体7下端との間隔B寸法とを異なら
    せ、召合せエツジの上下反転時に全部の挿通孔1
    9の木彫扉1に対する上下方向位置が変わるよう
    に挿通孔19を配置したことを特徴とする木彫扉
    の召合せエツジ。
JP10025681U 1981-07-07 1981-07-07 木彫扉の召合せエツジ Granted JPS5811092U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025681U JPS5811092U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 木彫扉の召合せエツジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025681U JPS5811092U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 木彫扉の召合せエツジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811092U JPS5811092U (ja) 1983-01-24
JPS625514Y2 true JPS625514Y2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=29894955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10025681U Granted JPS5811092U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 木彫扉の召合せエツジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811092U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224557U (ja) * 1985-07-30 1987-02-14
JP6418382B2 (ja) * 2014-09-08 2018-11-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 扉体およびそれに取り付けられる保護パネル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518582B2 (ja) * 1977-09-28 1980-05-20

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518582U (ja) * 1978-07-20 1980-02-05
JPS55143366U (ja) * 1979-04-02 1980-10-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518582B2 (ja) * 1977-09-28 1980-05-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5811092U (ja) 1983-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6393779B1 (en) Door frame assembly and method of mounting the same
US7661227B2 (en) Cover for covering an opening in a building
US3159416A (en) Circular strike
US5187898A (en) Adjustable door frame
JPS625514Y2 (ja)
US4376353A (en) Building structure
JPS6345496Y2 (ja)
US20140346787A1 (en) Safe and Secure Door Plate
JP4347106B2 (ja) 面格子の取付構造
JPS6224711Y2 (ja)
JPH0113193Y2 (ja)
JPH0130544Y2 (ja)
AU709589B2 (en) Window or door assembly with minimised width timber reveal
JPS6229599Y2 (ja)
JPS6134476Y2 (ja)
JPS6030393Y2 (ja) 雨戸障子におけるコ−ナ−ピ−ス
JPS6337425Y2 (ja)
JPH0130535Y2 (ja)
JPH0328700Y2 (ja)
JPS5921270Y2 (ja) 金属製戸袋
JPS6015876Y2 (ja) 引手の取付構造
JP2001323733A (ja) 枠材及びサッシ
JPS587915Y2 (ja) 建具
JP2550346Y2 (ja) 窓のサッシ
JPS645030Y2 (ja)