JP3637488B2 - 帯及び該帯の製織法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太鼓部と腹部とのいずれか一方が縦絽組織に織成され、他方が横絽組織に織成されてなる帯及び該帯の製織法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、夏もの帯として縦絽組織または横絽組織で織成された帯が汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
縦絽組織または横絽組織で織成された従来の夏もの帯は絽目が一方向に走っているので、帯を着用した際に太鼓部における絽組織の絽目方向と腹部における絽組織の絽目方向とが同一方向にならないという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は、絽組織に織成された帯を着用した際に太鼓部における絽組織の絽目方向と腹部における絽組織の絽目方向とが同一方向になる帯を提供することを技術的課題として、その具現化をはかるべく研究・実験を重ねた結果、経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織を織成すると共に全部の経糸を使用して横絽組織を織成すれば、一つの帯に縦絽組織と横絽組織とを連続して織成することができるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
【0006】
即ち、本発明に係る帯は、太鼓部が経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成されていると共に腹部が全部の経糸を使用して横絽組織に織成されているものである。
【0007】
また、本発明に係る帯は、太鼓部が全部の経糸を使用して横絽組織に織成されていると共に腹部が経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成されているものである。
【0008】
また、本発明に係る帯の製織法は、太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成すると共に腹部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成するものである。
【0009】
また、本発明に係る帯の製織法は、太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成すると共に腹部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成するものである。
【0010】
また、本発明に係る帯の製織法は、太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成すると共に腹部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成して前記縦絽組織に織成された太鼓部となる部位における使用しなかった経糸を横絽組織の手前にて切断するものである。
【0011】
また、本発明に係る帯の製織法は、太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成すると共に腹部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成して該縦絽組織に織成された腹部となる部位における使用しなかった経糸を横絽組織の手前にて切断するものである。
【0012】
また、本発明は、前記帯或いは帯の製織法において、紗組織の模様が織成されているものである。
【0013】
さらに、本発明は、前記いずれかの帯或いは帯の製織法において、縫取り緯糸入り組織の模様が織成されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0015】
実施の形態1.
【0016】
図1は本実施の形態に係る帯の平面図、図2は図1に図示した太鼓部と腹部との境界近傍の組織を示す部分拡大平面図、図3は図2に図示した太鼓部の製織法を説明する図であり、図3の(a)は縦絽組織に織成された太鼓部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図、図3の(b)は筬を模型的に図示した部分拡大正面図、図4は図2に図示した横絽組織に織成された第一腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図、図5は図2に図示した横絽組織に織成された第二腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図、図6は本実施の形態に係る帯の織物設計図、図7,図8及び図9は本実施の形態に係る帯を製織する際に使用する紋紙の平面図であり、図7,図8及び図9に図示する紋紙を繋げて一枚の紋紙となる。また、図10は縦絽組織の紋意匠図に基づき経糸の作動を指示する紋紙のパンチ穴を形成する説明図、図11は横絽組織の紋意匠図に基づき経糸の作動を指示する紋紙のパンチ穴を形成する説明図、図12は図1に図示した帯の着用時における外観を示す一部省略斜視図であり、これらの図において、1は帯、2は縦絽組織7(図3参照)に織成された折り返し部、3は縦絽組織7に織成されたたれ先部、4は縦絽組織7に織成された太鼓部、5aは模様入り横絽組織8(図4参照)に織成された第一腹部、5bは模様無しの無地の横絽組織8’(図5参照)に織成された第二腹部、6は模様入り横絽組織8に織成された手先部であり、縦絽組織7は経糸を所望本数飛びに使用して織成され、横絽組織8,8’は全部の経糸を使用して織成されており、図2に示すように、縦絽組織7の織成において使用しなかった経糸は横絽組織8の手前にて切断されて切断端片9となっている。そして、折り返し部2、たれ先部3及び太鼓部4における縦絽組織7の絽目7aは帯1の長手方向に対して平行(図2において左右方向)に、また、第一腹部5aにおける横絽組織8、第二腹部5bにおける横絽組織8’及び手先部6における横絽組織8の絽目8aは帯1の短手方向に対して平行(図2において上下方向)に走っており、縦絽組織7の絽目方向と横絽組織8,8’の絽目方向とは直行する位置関係となっている。
【0017】
また、図3において、10a 〜10x は経糸、11は縦絽組織7における緯糸、12は筬、13は太鼓部4の平織組織、14は縦絽組織7における縦絽目7aの位置であり、最初の6本の経糸10a 〜10f は筬12の一羽に通され、次の6本の経糸10g 〜10l は筬12の二羽に通され、次の6本の経糸10m 〜20r は筬12の三羽に通され、次の6本の経糸10s 〜10x は筬12の四羽に通されており、以後の経糸においても同様のパターンとなっている。
【0018】
次に、製織方法について説明する。
【0019】
図6に示すように、筬一羽に通した経糸10a,10c,10e を紋針 (イ) にて三本交差把吊とし、筬一羽に通した経糸10b,10d,10f を紋針 (ロ) にて三本交差把吊とし、筬二羽に通した経糸10g 〜10l を紋針 (A) にて六本把吊とし、筬三羽に通した経糸10m,10o,10q を紋針 (ハ) にて三本交差把吊とし、筬三羽に通した経糸10n,10p,10r を紋針 (ニ) にて三本交差把吊とし、筬四羽に通した経糸10s 〜10x を紋針 (B) にて六本把吊とし、以後の筬の羽に通した経糸においても同様のパターンにて以後の紋針 (イ), (ロ), (A), (ハ), (ニ), (B),…に装着する。また、棒刃を18枚使用して、棒刃 (番号1) に筬一羽に通した経糸10a を、棒刃 (番号2) に筬三羽に通した経糸10m を、棒刃 (番号3) に筬一羽に通した経糸10b を、棒刃 (番号4) に筬三羽に通した経糸10n を、棒刃 (番号5) に筬一羽に通した経糸10c を、棒刃 (番号6) に筬三羽に通した経糸10o を、棒刃 (番号7) に筬一羽に通した経糸10d を、棒刃 (番号8) に筬三羽に通した経糸10p を、棒刃 (番号9) に筬一羽に通した経糸10e を、棒刃 (番号10) に筬三羽に通した経糸10q を、棒刃 (番号11) に筬一羽に通した経糸10f を、棒刃 (番号12) に筬三羽に通した経糸10r を、棒刃 (番号13) に筬二羽に通した経糸10g と筬四羽に通した経糸10s を、棒刃 (番号14) に筬二羽に通した経糸10h と筬四羽に通した経糸10t を、棒刃 (番号15) に筬二羽に通した経糸10i と筬四羽に通した経糸10u を、棒刃 (番号16) に筬二羽に通した経糸10j と筬四羽に通した経糸10v を、棒刃 (番号17) に筬二羽に通した経糸10k と筬四羽に通した経糸10w を、棒刃 (番号18) に筬二羽に通した経糸10l と筬四羽に通した経糸10x を装着し、以後の筬の羽に通した経糸においても同様のパターンにて前記棒刃 (番号1) 〜 (番号18) に装着する。さらに、6の倍数番目の経糸10f,10l,10r,10x をそれぞれ各紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に) に装着すると共に、以後の経糸に対しても同じパターンにて以後の紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…に装着して紋フルエ一本把吊とする。なお、伏せを12枚 (番号一〜番号十二) 使用して該各伏せに図5に示すように各経糸を装着する。
【0020】
図7〜図9に示すように、15は紋紙、16は経糸の作動を指示する紋紙15のパンチ穴を空ける位置であり、紋紙15には針使い列番号が (1番) 〜 (84番) まで設けられており、針使い列番号 (5番) 〜 (28番) 及び (30番) 〜 (35番) を三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16に使用し、針使い列番号 (36番) 〜 (50番) を六本把吊の紋針 (A), (B),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16に使用し、針使い列番号 (52番) 〜 (55番) 及び (57番) 〜 (82番) を紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16に使用する。なお、パンチ穴位置16に記載された (ヒ) は杼箱交換針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、1番目の (た) 〜4番目の (た) は経糸弛め装置針1番〜4番に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (同) は地緯糸と箔緯糸の同口コワ経糸の針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、1番目の (耳) 〜4番目の (耳) は耳経糸の針1番〜4番に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (地) は地緯糸のコワ針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (箔) は箔緯糸のコワ針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (1) 〜 (18) は棒刃 (番号1) 〜 (番号18) の針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (一) 〜 (十二) は伏せ (番号一) 〜 (番号十二) の針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (ス) は織機の運転を停止させる針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、 (△) は経糸の巻き取りを停止させる針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、一番目の (助) はフルエ経糸 (経糸)10f,10rの運動を助ける針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16、2番目の (助) はフルエ経糸 (経糸)10l,10xの運動を助ける針に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16である。
【0021】
図10に示す17は縦絽組織7の紋意匠図であり、同図においては、紋意匠図17の紋図口一本目が三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…360 本の内の紋針 (イ) , (ロ) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (い) に対応し、紋図口二本目が三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…360 本の内の紋針 (ハ) , (ニ) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (は) に対応し、以後の紋図口においても同様のパターンで対応している。即ち、紋フルエ針 (ろ), (に) は作動させないので、紋図口は180 本となっている。
【0022】
紋意匠図17に基づき、紋図口一本目の一越目の図柄の状態により、針使い列番号5番における最初の (イ) 及び (ロ) のパンチ穴位置16では、「 (イ) 及び (ロ) のパンチ穴位置16に穴を空けない」、「 (イ) のパンチ穴位置16のみ穴を空ける」、「 (ロ) のパンチ穴位置16のみ穴を空ける」及び「 (イ) 及び (ロ) のパンチ穴位置16に穴を空ける」の組合せから選択して紋針 (イ) 及び (ロ) に指示を与えるパンチ穴を形成すると共に、針使い列番号52番における最初の (い) のパンチ穴位置16では、「 (い) のパンチ穴位置16に穴を空けない」及び「 (い) のパンチ穴位置16に穴を空ける」のいずれかを選択して紋フルエ針 (い) に指示を与えるパンチ穴を形成する。次に、紋図口二本目の一越目の図柄の状態により、針使い列番号5番における最初の (ハ) 及び (ニ) のパンチ穴位置16では、「 (ハ) 及び (ニ) のパンチ穴位置16に穴を空けない」、「 (ハ) のパンチ穴位置16のみ穴を空ける」、「 (ニ) のパンチ穴位置16のみ穴を空ける」及び「 (ハ) 及び (ニ) のパンチ穴位置16に穴を空ける」の組合せから選択して紋針 (ハ) 及び (ニ) に指示を与えるパンチ穴を形成すると共に、針使い列番号52番における最初の (は) のパンチ穴位置16では、「 (は) のパンチ穴位置16に穴を空けない」及び「 (は) のパンチ穴位置16に穴を空ける」のいずれかを選択して紋フルエ針 (は) に指示を与えるパンチ穴を形成する。以後、同様にして紋意匠図17の図柄に基づきパンチ穴を形成する。
【0023】
また、図11に示す18は横絽組織8,8’の紋意匠図であり、同図においては、紋意匠図18の紋図口一本目が三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…360 本の内の紋針 (イ), (ロ) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (い) に対応し、紋図口二本目が六本把吊の紋針 (A), (B),…180 本の内の紋針 (A) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (ろ) に対応し、紋図口三本目が三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…360 本の内の紋針 (ハ), (ニ) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (は) に対応し、紋図口四本目が六本把吊の紋針 (A), (B),…180 本の内の紋針 (B) に対応していると共に、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…360 本の内の紋フルエ針 (に) に対応し、以後の紋図口においても同様のパターンで対応して紋図口は360 本となっている。紋意匠図18においても、同様に、該紋意匠図18の図柄に基づき紋紙15にパンチ穴を形成する。
【0024】
これにより、前記太鼓部4における縦絽組織7は、経糸を6本飛びに使用して、即ち、筬一羽に通した経糸10a 〜10f の6本を使用し、筬二羽に通した次の経糸10g 〜10l の6本は使用せず、筬三羽に通した次の経糸10m 〜10r の6本を使用し、筬四羽に通した次の経糸10s 〜10x の6本は使用せずに、以後の経糸についても同様にして緯糸11にて、例えば、図3に示す平織りに織成される。
【0025】
そして、使用されなかった経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…は帯1を織り上げた後、図2に示すように、第一腹部5aの手前にて切断する。
【0026】
従って、縦絽組織7と横絽組織8との境界においては経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…の切断端片9…が形成され、縦絽目位置14に縦方向に走る絽目7aが明確に現れる。なお、縦絽組織7において使用する経糸10a 〜10f,10m 〜20r,…と使用しない経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…とは織成による消費量が異なるので、別々の千切(図示せず。)に製経しておけばよい。
【0027】
前記腹部5a,5bにおける横絽組織8,8’は、図4及び図5に示すように、常法に従って全ての経糸10a …と、締緯糸19、箔緯糸20及び地緯糸(緯糸)11とを使用し、6の倍数番目の経糸、即ち、経糸10f,10l,10r,10x,…をフルエ経糸として該フルエ経糸と締緯糸19とにより横絽目を形成した、例えば、締緯糸一越,地緯糸三越,箔緯糸三越の三越風通横絽組織に織成すれば、締緯糸19が通された横絽目位置21に横方向に走る絽目8aが形成される。
【0028】
従って、縦絽組織7に織成された折り返し部2、たれ先部3及び太鼓部4と、横絽組織に織成された腹部5a,5b及び手先部6とからなる帯1を着用すれば、図12に示すように、太鼓部4の縦絽の絽目方向と腹部5a,5b の横絽の絽目方向とが同一方向となる。
【0029】
なお、縦絽組織7を織成する際には、全ての経糸の半分の経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…は使用しないので、製織中において縦絽織物の下面に這わしておいても、縦絽織物の上面に取り出しておいてもよい。また、経糸10a 〜10f,10m 〜10r,…と経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…との糸の本数、太さ、織筬間隔及び地組織を変更することにより各種の帯を製織することができる。
【0030】
また、図6に示す三本交差把吊と六本把吊との組合せにより、紋針数の制約が緩和されるので、三本交差把吊紋針 (イ), (ロ) と紋フルエ針 (い) と棒刃 (番号11) との作用により、経糸10f を経糸10a 〜10e と絡ませ、三本交差把吊紋針 (ハ), (ニ) と紋フルエ針 (は) と棒刃 (番号12) との作用により、経糸10r を経糸10m 〜10q と絡ませ、適宜に経糸を引き上げ、綟り・紗織組織を織成したり、経糸10a 〜10f,10m 〜10r を使用して畦地の縦絽地組織とは異なる縦絽変り地組織を織成してもよい。
【0031】
また、横絽組織8を織成する際には、全ての経糸を使用し、三本交差把吊紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ) と六本把吊紋針 (A), (B) と棒刃 (番号1) 〜 (番号18) と紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に) と12枚の伏せとを適宜作動させて模様を有する組織を織成すればよい。
【0032】
また、縦絽組織7及び横絽組織8において、縫取り緯糸を使用して伏せを作動させて縫取り緯糸の表面を経糸で荒く押さえたり或いは細かく押さえたり、また、伏せを作動させずに組織の表面に縫取り緯糸を浮かすことにより、変化のある模様を織成することができ、縫取り緯糸に細糸、太糸、金糸、銀糸及び箔糸を用いることにより、一層変化に富んだ模様を織成することができる。
【0033】
さらに、従来では一完全返し中、棒刃一枚に経糸1本を装着しているが、伏せ枚数分の幅と紋フルエ針分の幅とこれらの作動に必要な幅分とを合わせた幅の綜絖前後幅が必要であるから、棒刃枚数が多くなれば、綜絖の前後の幅が長くなって製織不可能となるが、本実施の形態では、棒刃の枚数を少なくするために、経糸の一完全返し24本中、偶数間の筬の羽に通している経糸10g 〜10l,10s 〜10x の各同じ番目の経糸、即ち、経糸10g 及び10s 、経糸10h 及び10t 、経糸10i 及び10u 、経糸10j 及び10v 、経糸10k 及び10w 、経糸10l 及び10x の各2本を棒刃各一枚に装着したから、棒刃枚数が少なくてすむので、綜絖幅を狭くすることができる。
【0034】
また、綜絖の通糸株をジャガードの縦針に吊る順序を経糸順とせず、三本交差把吊の紋針 (イ), (ロ), (ハ), (ニ),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16を紋紙15の針使い列番号 (5番) 〜 (28番) 及び (30番) 〜 (35番) に設け、六本把吊の紋針 (A), (B),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16を紋紙15の針使い列番号 (36番) 〜 (50番) に設け、紋フルエ針 (い), (ろ), (は), (に),…に対応したジャガードの縦針を作動させるパンチ穴位置16を紋紙15の針使い列番号 (52番) 〜 (55番) 及び (57番) 〜 (82番) に設けて別枠位置に形成したから、綜絖装置の製作が容易となり、通糸株をジャガードの縦針に整然と順序良く吊ることができ、製織時の経糸の捌きが良くなるので、縦絽組織7と横絽組織8,8’とを同一織物に容易に織成することができる。なお、パンチ穴はコンピュータ処理によれば、容易に形成することができる。
【0035】
また、紋フルエ針を作動させる際には、経糸の開口時に該経糸に負荷が掛かるが、経糸弛め装置を取り付ければ、経糸の開口が容易になる。
【0036】
本実施の形態によれば、縦絽組織7の織成において使用しなかった経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…を横絽組織8の手前にて切断しているので、縦方向に走る絽目7aを縦絽目位置14に明確に現わすことができる。また、縦絽組織7を織成する際には、奇数間の筬羽に通された経糸10a 〜10f,10m 〜10r,…を使用し、横絽組織8,8’を織成する際には、全部の筬羽間に通された経糸10a,…を使用し、経糸の引き上げ,引き下げ,綟り動作を筬羽奇数間の経糸と筬羽偶数間の経糸とを個々に作動させる図6に示す織物設計図により実施しているので、縦絽織物内に各種紗織、各種変り地組織、縫取り緯糸入り織等による複雑な変化のある模様(図柄)を構成することができる。
【0037】
実施の形態2.
【0038】
本実施の形態は前記実施の形態1における縦絽組織の織成の際に使用しない経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…を引き上げて上面に取り出した状態で織り上げ、該経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…を切断せずに使用して縦絽組織7の裏側に裏地を織成して二重織りの太鼓部4となっている帯であり、図13は縦絽組織に織成された太鼓部織組織を拡大して模型的に示す二重織りの裏面組織の平面図であり、図1〜図11と同一符号は同一又は相当部分を示し、同図において、22は経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…を使用して裏地用緯糸23にて織成した裏地である。
【0039】
本実施の形態においては、縦絽組織7で使用しなかった経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…を用いて縦絽組織7の裏側に裏地用緯糸23を使って組織を構成したので、地緯糸11と異なる色の裏地用緯糸23や箔緯糸等を使用すれば、縦絽組織7の縦絽目7aから裏地模様が見える太鼓部4を構成することができる。
【0040】
実施の形態3.
【0041】
図14は縦絽組織に織成された太鼓部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図、図15は横絽組織に織成された腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図であり、これらの図において、図1〜図11と同一符号は同一又は相当部分を示し、本実施の形態は前記実施の形態1の変形例である。
【0042】
変形例1:図14に示す縦絽組織7の地組織に織成された太鼓部4と図15に示す横絽組織8に織成された第一腹部5aとを有する帯1であり、太鼓部4は経糸を6本飛びに使用して経糸10a 〜10f,10m 〜20r,…と地緯糸(緯糸)11により一越二越畦地組織に織成されて模様が形成されている。使用しなかった6本飛びの経糸10g 〜10l,10s 〜10x,…は縦絽組織7と横絽組織8との境界において切断され、絽目7aが縦絽目位置14にて縦方向(図14において上下方向)に形成される。また、第一腹部5aは全ての経糸10a,…と締緯糸19と箔緯糸20と地緯糸11とを使用し、6の倍数番目の経糸、即ち、経糸10f,10l,10r,10x,…をフルエ経糸として該フルエ経糸と締緯糸19とにより、横絽目位置21にて横方向(図15において左右方向)に横絽目8aが形成された横絽箔緯出し組織が織成されている。
【0043】
実施の形態4.
【0044】
図16及び図17は縦絽組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図、図18は縦絽組織に織成された帯の部位を拡大して模型的に示す表面組織の平面図、図19は横絽組織に織成された帯の部位を拡大して模型的に示す表面組織の平面図であり、これらの図において、図1〜図11と同一符号は同一又は相当部分を示し、本実施の形態は前記実施の形態1の変形例である。
【0045】
変形例2:図16に示す縦絽組織7は経糸10a 〜10e,10m 〜20q,…とフルエ経糸10f,10r …と地緯糸11とにより、一越五越紗地に織成されている。
【0046】
変形例3:図17に示す縦絽組織7は経糸10a 〜10e,10m 〜20q,…とフルエ経糸10f,10r …と地緯糸11とにより、変り二越紗地に織成されている。
【0047】
前記変形例2における一越五越紗地の縦絽組織7により帯1の太鼓部4を織成すれば、第一腹部5aを常法により横絽組織8に織成すればよく、前記変形例3における変り二越紗地の縦絽組織7により帯1の第一腹部5aを織成すれば、太鼓部4を常法により横絽組織8に織成すればよい。
【0048】
変形例4:図18及び図19において、24は縦絽組織7に織成された帯1の部位、25は横絽組織8に織成された帯1の部位、26は縫取り緯糸であり、帯1の部位24は縫取り緯糸26を使用して三越紗地に織られた縫組織の模様を有する縦絽組織7からなり、帯1の部位25は縫取り緯糸26を使用して縫取り緯糸入り組織に織られた縫組織の模様を有する横絽組織8からなる。
【0049】
本変形例では、帯1の部位24を太鼓部4とすれば、帯1の部位25を第一腹部5aとすればよい。
【0050】
【実施例】
本実施例を図1〜図11及び図18,図19を参照して説明する。
【0051】
経糸として、生糸28中2本合わせ糸を撚って2本合わせにした第一経糸1080本と、生糸21中4本合わせの第二経糸1080本とを使用し、縦絽組織7では第一経糸900 本を経糸10a 〜10e, 10m〜10q,…に、第一経糸180 本をフルエ経糸10f,10r,…に用いた。また、横絽組織8,8’では第一経糸に加えて第二経糸900 本を経糸10g 〜10k, 10s〜10w,…に、第二経糸180 本をフルエ経糸10l,10x,…に用いた。
【0052】
緯糸として、縦絽組織7では生糸28中2本合わせ糸を撚って2本合わせにした第一緯糸を地緯糸11に用い、箔糸を縫取り緯糸26に用いた。また、横絽組織8では縫取り緯糸26に加えて絹紡糸120 中2本合わせ糸を撚って2本合わせにした第二緯糸を地緯糸11に用い、生糸28中2本合わせを撚った第三緯糸を締緯糸19に用い、さらに、平箔を箔緯糸20に用いた。
【0053】
そして、ジャガード900 口を使用して前記経糸を図6に示す織物設計図に従って装着し、紋紙15に紋意匠図17に表現された図柄を紗組織と縫組織とにより現すために、パンチ穴を形成した。
【0054】
前記経糸10a 〜10e, 10m〜10q,…、前記フルエ経糸10f,10r,…、前記第一緯糸の地緯糸11及び箔糸の縫取り緯糸26により、図18に示す三越紗地に縫組織の模様を形成した縦絽組織7からなる太鼓部4の部位24を織成した。
【0055】
また、前記経糸10a 〜10e, 10g〜10k, 10m〜10q, 10s〜10w,…、前記フルエ経糸10f,10l,10r,10x,…、前記第二緯糸の地緯糸11、前記第三緯糸の締緯糸19、平箔の箔緯糸20及び前記縫取り緯糸26により、図19に示す縫取り緯糸入り縫組織の模様を形成した横絽組織8からなる第一腹部5aの部位25を織成した。
【0056】
そして、縦絽組織7の織成において使用しなかった経糸10g 〜10k, 10s〜10w,…及びフルエ経糸10r,10x,…は横絽組織8の手前にて切断した。
【0057】
縦絽組織7からなる太鼓部4の部位24では縦方向(図18において上下方向)に走る縦絽目7aが形成され、横絽組織8からなる第一腹部5aの部位25では横方向(図19において左右方向)に走る横絽目8aが形成された帯1を得た。
【0058】
当該帯1を着用したところ、図12に示すように、太鼓部4における絽目と第一腹部5aにおける絽目が同一方向となっていた。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、縦絽組織を織成する場合には経糸を所望本数飛びに使用すると共に横絽組織を織成する場合には全部の経糸を使用して一つの帯を製織したから、帯を着用した際に太鼓部における絽組織の絽目方向と腹部における絽組織の絽目方向とが同一方向になる帯を提供することができる。
【0060】
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る帯の平面図である。
【図2】図1に図示した太鼓部と腹部との境界近傍の組織を示す部分拡大平面図である。
【図3】図2に図示した太鼓部の製織法を説明する図である。
【図4】図2に図示した横絽組織に織成された第一腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図5】図2に図示した横絽組織に織成された第二腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る帯の織物設計図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る帯を製織する際に使用する紋紙の平面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る帯を製織する際に使用する紋紙の平面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る帯を製織する際に使用する紋紙の平面図である。
【図10】縦絽組織の紋意匠図に基づき経糸の作動を指示する紋紙のパンチ穴を形成する説明図である。
【図11】横絽組織の紋意匠図に基づき経糸の作動を指示する紋紙のパンチ穴を形成する説明図である。
【図12】図1に図示した帯の着用時における外観を示す一部省略斜視図である。
【図13】縦絽組織に織成された太鼓部織組織を拡大して模型的に示す二重織りの裏面組織の平面図である。
【図14】縦絽組織に織成された太鼓部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図15】横絽組織に織成された腹部織組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図16】縦絽組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図17】縦絽組織を拡大して模型的に示す裏面組織の平面図である。
【図18】縦絽組織に織成された帯の部位を拡大して模型的に示す表面組織の平面図である。
【図19】横絽組織に織成された帯の部位を拡大して模型的に示す表面組織の平面図である。
【符号の説明】
1 帯
2 折り返し部
3 たれ先部
4 太鼓部
5a 第一腹部
5b 第二腹部
6 手先部
7 縦絽組織
7a 縦絽目
8,8’ 横絽組織
8a 横絽目
9 切断端片
10a〜10x 経糸
11 緯糸(地緯糸)
12 筬
13 平織組織
14 縦絽目位置
15 紋紙
16 パンチ穴位置
17,18 紋意匠図
19 締緯糸
20 箔緯糸
21 横絽目位置
22 裏地
23 裏地用緯糸
24,25 帯の部位
26 縫取り緯糸
(イ)〜(ニ) 紋針
(A),(B) 紋針
(番号1)〜(番号18) 棒刃
(い)〜(に) 紋フルエ針
A 帯締め
B 帯上げ

Claims (10)

  1. 太鼓部が経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成されていると共に腹部が全部の経糸を使用して横絽組織に織成されていることを特徴とする帯。
  2. 太鼓部が全部の経糸を使用して横絽組織に織成されていると共に腹部が経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成されていることを特徴とする帯。
  3. 紗組織の模様が織成されている請求項1又は2記載の帯。
  4. 縫取り緯糸入り組織の模様が織成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の帯。
  5. 太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成すると共に腹部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成することを特徴とする帯の製織法。
  6. 太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成すると共に腹部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成することを特徴とする帯の製織法。
  7. 太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成すると共に腹部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成して前記縦絽組織に織成された太鼓部となる部位における使用しなかった経糸を横絽組織の手前にて切断することを特徴とする帯の製織法。
  8. 太鼓部絽組織の絽目方向と腹部絽組織の絽目方向とが直行する方向となるように太鼓部となる部位を全部の経糸を使用して横絽組織に織成すると共に腹部となる部位を経糸を所望本数飛びに使用して縦絽組織に織成して該縦絽組織に織成された腹部となる部位における使用しなかった経糸を横絽組織の手前にて切断することを特徴とする帯の製織法。
  9. 紗組織の模様が織成されている請求項5乃至8のいずれかに記載の帯の製織法。
  10. 縫取り緯糸入り組織の模様が織成されている請求項5乃至9のいずれかに記載の帯の製織法。
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