JP3636448B2 - 情報再生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、CD−ROMなどの記録媒体およびその再生装置に適用する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、辞書、地図などのデータが記録された12cm径、または8cm径のCD−ROMを用い、キーボードなどの入力装置から所望の単語を検索語として入力することにより、その検索語に対応した情報を検索してディスプレイなどに表示させる情報再生装置が知られている。この再生装置によれば、所望の単語、言葉の意味などを手軽に、かつ短時間で検索することができる。
【0003】
図20は従来の情報再生装置に関するブロック回路図を示したものである。ここでは情報記録媒体としてCD−ROMを用いた場合について説明する。図において、1はCD−ROMドライブ、2はデータ処理部、3はインターフェイス部、4はキーボードなどによる入力部、5はCPU、6は文字情報などをディスプレイ上に表示させる表示部、7はシステム立ち上げプログラムおよび検索プログラムなどを格納しているROMである。
【0004】
次に、動作を図21のフローチャートに沿って説明する。CD−ROMドライブ1には、辞書データなどを記録したCD−ROMが装着されている。まず、電源をONすると、CPU5はS1でROM7に格納されたプログラムにしたがってCD−ROMドライブ1を制御し、初期設定データを読み出す。CD−ROMから読み出されたデータは、データ処理部2でデータ処理を施され、インターフェイス部3を介してCPU5に送られ、そこで使用可能状態(S2)となる。利用者はディスプレイなどの表示部6に表示されるメニューを選択、例えば検索方法などをキーボードなどの入力部4により入力・選択し、検索を開始する。
【0005】
次に、検索動作を図22のフローチャートに沿って説明する。利用者は、表示の指示に従って、S3で入力部4から検索したい文字を入力すると、インターフェイス部3を介してCPU5に指示が与えられる。CPU5は、S4でROM7に格納されている検索プログラムに従ってCD−ROMの所定箇所を順次再生するようCD−ROMドライブ1を制御しながら、目的とするデータのアドレスを探し出す。このとき、通常の文字検索では、前方一致のインデックスが用いられる。前方一致インデックス中の階層化されたエントリー、すなわち、本文から抽出された見出し語とそのアドレスのペアを順に上の階層からたどっていき、最終的に目標箇所にたどり着く。そこで、S5でこの本文データをCD−ROMから再生して、S6で文字情報を表示部6上に表示させる。
【0006】
次に、一枚のディスク上に複数種類の辞書などの情報が存在するディスクを使用する場合について、図23のフローチャートに沿って説明する。まず、電源をONすると、CPU5はS1でROM7に格納されたプログラムにしたがってCD−ROMドライブ1を制御し、初期設定データを読み出す。CD−ROMから読み出されたデータは、データ処理部2でデータ処理を施され、インターフェイス部3を介してCPU5に送られる。ここで、CPU5はS2で表示部6にメニュー選択画面を表示し、S3で入力部4により使用する情報を指定した後、CPU5はS4でCD−ROMドライブを制御し、指定した情報に関する設定データを読み出し、ここで初めて、選択した情報が使用可能状態となる(S5)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の情報再生装置はこのように構成されており、CD−ROMのファイルは階層構造になっており、また、初期設定データのアドレスはディスク上に点在しているため、初期設定データをすべて読み出すのに多くの時間を費やしてしまい、利用者が電源を入れてから使用可能となるまでの時間が長いという問題点があった。
【0008】
本発明は上記の問題点を解消するためのもので、電源をONした後の待ち時間を短縮することにより利便性を高めることのできる情報再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る情報再生装置は、
記録媒体より情報を再生する情報再生装置において、
上記記録媒体より入力待機状態データ及び記録媒体固有の識別コードを読み出す手段と、
上記入力待機状態データを記憶する記憶手段とを具備し、
上記記憶手段は、利用者が少なくとも一度使用した記録媒体に対して上記識別コードをも記憶し、
システムの立ち上げの際に、装着された記録媒体より読み出された識別コードが上記記憶手段に記憶されている識別コードと一致した場合には、その識別コードに関連付けられている入力待機状態データを読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行う
ことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明に係る情報再生装置は、
記録媒体より情報を再生する情報再生装置において、
上記記録媒体より入力待機状態データを読み出す手段と、
上記入力待機状態データを記憶する手段と、
上記記録媒体の交換の有無を検出する検出手段とを具備し、
システムの立ち上げの際に、上記検出手段により、装着された記録媒体の交換が無かったものと判断された場合には、上記記憶手段から入力待機状態を読み出し、読み出された入力待機状態に対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行う
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1の発明に係る情報再生装置は、利用者が少なくとも一度使用した記録媒体に対しては、システムの立ち上げ時に、上記装置の記憶手段に記憶されている、識別コードに関連付けられている入力待機状態データを上記記憶手段より読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行うので、利用者がシステムの立ち上げの遅さを感じることなく利用できる。
【0012】
請求項2の発明に係る情報再生装置は、記録媒体の交換が無かったと判断された場合、システムの立ち上げ時に、入力待機状態データを上記記憶手段より読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行うので、利用者がシステムの立ち上げの遅さを感じることなく利用できる。
【0013】
【実施例】
実施例1.
図1はこの発明の一実施例による情報再生装置を示すブロック回路図である。この実施例1では、情報記録媒体としてCD−ROMを用いた場合について説明する。図において、図20と同一符号はそれぞれ同一または相当分を示しており、8は装着するCD−ROMの初期設定データなどを記憶しておくことのできるRAMである。
【0014】
次に、実施例1の動作を説明する。通常動作は従来例と同様であるので説明は省略する。図2は本実施例1のシステム立ち上げ時のフローチャートを示したものである。電源をONすると、CPU5はS1で装着されているCD−ROMからそのCD−ROM固有の識別コードを読み出し、S2でそれをRAM8に照会し、同一の識別コードが存在すれば、S3でそれに対応した初期設定データをRAM8より読み出し、S4でシステムの立ち上げを行う。この場合、初期設定データをRAM8より読み出すためディスクより読み出す場合と比較して、アドレスサーチなどをする必要がないため、すばやく初期設定状態に到達することができる。もしS2で同一識別コードが存在しなければ、S5でディスクより初期設定データを読み出す通常通りのシステム立ち上げを行う。その上で、S6でCD−ROMの識別コードおよび識別コードに対応した初期設定データをRAM8に記憶させる。
【0015】
上記したRAM8は、バッテリでバックアップされているものや、不揮発性RAMのように電源をOFFしても記憶内容が保持されるものを用いる。
【0016】
また、RAM8に記憶する識別コードと初期設定データは、一種類以上何種類でもよい。
【0017】
実施例2.
図3はこの発明の実施例2による情報再生装置を示すブロック回路図である。図において図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、9は実施例1のROM7に示したプログラムの他にCD−ROMの識別コードおよび初期設定データなどが予め格納されているマスクROMなどの読み出し専用のメモリである。
【0018】
図4は本実施例2に関するフローチャートを示したものである。次に、実施例2の動作を図4のフローチャートに沿って説明する。電源をONすると、CPU5はS1で装着されているCD−ROMからそのCD−ROM固有の識別コードを読み出し、それをS2でマスクROM9に照会し、同一の識別コードが存在すれば、S3でそれに対応した初期設定データをROM9より読み出し、S4でシステムの立ち上げを行う。この場合も実施例1の場合と同様に、初期設定データをROM9より読み出すためすばやく初期設定状態に到達することができる。S2で同一識別コードが存在しなければ、S5でディスクより初期設定データを読み出す通常通りのシステム立ち上げを行う。
【0019】
本実施例2による方法では、マスクROMを用いるため、所定のCD−ROMに対して実施例1よりさらに迅速な立ち上げが可能となる。
【0020】
実施例3.
図5はこの発明の実施例3による情報再生装置を示すブロック回路図である。図において、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、10はCD−ROM装着口の開閉などによりCD−ROMの入れ替えを検出する装着口開閉検出部である。
【0021】
図6は本実施例3に関するフローチャートである。次に、実施例3の動作を説明する。電源をONすると、CPU5はS1で装着されているCD−ROMからそのCD−ROM固有の識別コードを読み出し、装着口開閉検出部10は電源OFF時におけるCD−ROM装着口の開閉によって、CD−ROMの入れ替えの有無を検出する。S2で「CD−ROM入れ替え無し」と判断された場合にはCPU5はS3でRAM8に記憶されている初期設定データを読み出し、S4でシステムの立ち上げを行う。これにより迅速に初期設定状態に到達することができる。また、CD−ROM装着口の開閉を検出した場合は、S2でCD−ROMの入れ替えがあったと判断し、従来例と同様に、S5でディスクより初期設定データを読み出す通常通りのシステムの立ち上げを行う。その上で、S6でRAM8に初期設定データを記憶させる。
【0022】
実施例4.
この発明の実施例4の情報再生装置は、図1に示す実施例1と同じ構成を有する。本実施例4の情報再生装置では、一枚のディスク上に複数種類の辞書などの情報が存在するディスクを使用する。したがって、電源をONしてから実際に使用できるまでさらに時間がかかる。本実施例4はこの時間を短縮するためのものである。
【0023】
次に、動作について図7のフローチャートに沿って説明する。電源をONすると、実施例1の場合と同様、S1でCD−ROMから識別コードを読み出し、S2でそれをRAM8に照会し、同一の識別コードが存在すれば、S3でそれに対応した初期設定データをRAM8より読み出す。さらに、CPU5はS4で複数種類の情報の中から所定の情報を選択し、S5でその設定データをRAM8より読み出す。そのため、利用者は直ちに所望する情報を使用することができる。
【0024】
この実施例4では、初期設定データおよび所定の情報の設定データを予めRAM8に記憶していたが、RAM8を使用せず、使用する情報を選択する画面を表示せず、初期設定データに続き所定の情報の設定データを連続してCD−ROMより読み出してもよい。
【0025】
実施例5.
実施例5の情報再生装置はRAM8に記憶するデータの種類が異なることを除いては図1に示す実施例1と同じ構成を有する。図8はこの実施例5のフローチャートである。実施例5では、複数種類の情報の中から、どの情報を選択するかは、予めCD−ROMに記録されており、S7でCD−ROMより初期設定データを読み出すと同時に、どの情報を選択するかという情報を同時に読み出し、S11でRAM8に記憶しておくものである。
【0026】
次に、実施例5の動作を図8のフローチャートに沿って説明する。この実施例5の動作は実施例4とほぼ同様であるので、異なる部分について説明する。複数種類の情報からどの情報を選択するかは元々CD−ROMに記録されており、S4でこの情報をRAM8より読み出す。
【0027】
この実施例5では、初期設定データおよび所定の情報の設定データを予めRAM8に記憶していたが、RAM8を使用せず、使用する情報を選択する画面を表示せず、初期設定データに続き所定の情報の設定データを連続してCD−ROMより読み出してもよい。
【0028】
実施例6.
実施例6の情報再生装置はRAM8に記憶するデータの種類が異なることを除いては図1に示す実施例1と同じ構成を有する。図9はこの実施例6のフローチャートである。この実施例6は、図9に示すように、電源をOFFする時などにS3で最後に使用した情報の種類をRAM8に記憶しておき、次回システムを立ち上げる時に、前回最後に使用した情報を選択するようにしたものである。この実施例6のシステム立ち上げ時の動作は、実施例5の図8のフローチャートと同様であり、図8中のS5において、図9中のS3で書き込んだ情報の種類をRAM8から読み出す。
【0029】
なお、実施例6では、最後に使用した情報の種類をRAM8に記憶しておいたが、情報記録媒体としてMD等の記録可能な媒体を使用した場合、その情報記録媒体に記録してもよい。
【0030】
実施例7.
図10はこの発明の実施例7による情報再生装置を示すブロック回路図である。図において、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、11は使用回数計数部で、CD−ROM固有の識別コードとともに情報の使用回数を計数し、記憶する部分である。
【0031】
次に、実施例7の動作を図11のフローチャートに沿って説明する。電源をONすると、まずS1でCD−ROMからCD−ROM固有の識別コードを読み出し、S2でRAM8にそれと同一の識別コードが存在するか照会する。もし、同一の識別コードがRAM8に存在すれば、S4で使用回数計数部11から最も使用回数の多い情報を選択し、S5でその情報に対する設定データを読み出し、システムの立ち上げを迅速に行うことができる。もし、S2で同一の識別コードが存在しなければ、従来例と同様のシステムの立ち上げを行い、さらにS9で利用者が使用する情報を選択する操作を行うことにより、所望する情報が使用可能の状態となる。
【0032】
また、図12のフローチャートに示すように、実際に文字を検索すると使用回数計数部11は、S7でその情報の使用回数をインクリメントし、記憶する。このように使用頻度を計数しているため、システムを立ち上げる際、最も頻繁に使用する情報を自動的に立ち上げることができる。
【0033】
なお、実施例7では、使用回数計数部11で検索する回数を計数したが、使用する情報を選択する回数を計数してもよい。
【0034】
また、実施例7では計数した回数を使用回数計数部11に記憶したが、RAM8に記憶してもよい。
【0035】
また、実施例7では計数した回数を使用回数計数部11に記憶したが、情報記録媒体としてMD等の記録可能な媒体を使用した場合、その情報記録媒体に記録してもよい。
【0036】
実施例8.
実施例8の情報再生装置はRAM8に記憶するデータの種類が異なることを除いては図1に示す実施例1と同じ構成を有する。図13はこの実施例8のフローチャートである。実施例8では、S7で使用中に次回立ち上げる時はどの情報から立ち上げるかを設定できるようにし、その情報をS8でRAM8、あるいは、情報記録媒体としてMD等の記録可能な媒体を使用した場合はその媒体自身に記録しておき、次回立ち上げた時は、図8に示した実施例のフローチャートと同様に、初期設定データと同時にS4でその情報を読み出し、予め設定した情報を自動的に立ち上げるようにしたものである。
【0037】
実施例9.
図14はこの発明の実施例9による情報再生装置を示すブロック回路図である。図において、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示しており、12は情報を選択するスイッチで、選択する情報を、電源をONする時に任意に設定できる。図15にスイッチ12の構成例を示す。図16はこの実施例9のフローチャートである。この実施例9は、電源をONする時にスイッチ12の位置を検出し、もしスイッチ12がONされていれば、CPU5の命令にしたがって、S5でスイッチ12の番号に対応した情報、図15に示すような場合は3番の情報の初期設定データをRAM8より読み出し、直ちに所望する情報を使用することができる。また、スイッチ12の位置がOFFの場合は、情報を選択する画面を表示するようにしてもよい。
【0038】
実施例10.
実施例10の情報再生装置はRAM8に記憶するデータの種類が異なることを除いては図1に示す実施例1と同じ構成を有する。図17はこの実施例10のフローチャートである。従来の情報再生装置では、システムを立ち上げると、CPU5はCD−ROMより初期設定データを読み出し、表示部6に初期画面を表示した後、モード選択状態(例えば、辞書の場合は「前方一致検索」等の選択状態)となり、入力部4によりモードを選択した後、実際に検索する文字の入力状態になる。従来の情報再生装置では以上のようなステップを踏んでいるため、電源をONしてから実際に検索する文字を入力するまで、非常に時間がかかる。
【0039】
そこで、この実施例10では、図17に示すように、入力待機状態の画面出力のための入力待機状態データをRAM8に記憶し、電源をONすると同時にS1でRAM8よりこの入力待機状態データを読み出し、S2で検索する文字の入力待機状態となる。そして、S5で入力を受け付けている間にCPU5はS3でCD−ROMより初期設定データを読み出す通常通りのシステム立ち上げ動作を行う。このため、利用者が検索しようとする文字を入力している間に初期設定データの読み出しが完了するので、見かけ上、電源をONすると同時にシステムが立ち上がったものと思わせることができる。
【0040】
なお、この実施例10では、RAM8を使用したが、実施例3に示すようなマスクROM9を使用してもよい。
【0041】
実施例11.
実施例11の情報再生装置はRAM8に記憶するデータの種類が異なることを除いては図1に示す実施例1と同じ構成を有する。図18はこの実施例のフローチャートである。従来の情報再生装置では、実施例10のところで説明したようなステップを踏んでいるため、電源をONしてから実際に検索する文字を入力するまで、非常に時間がかかる。そこで、この実施例11では、図18に示すように、CD−ROM固有の識別コードと、入力待機状態の画面出力のための入力待機状態データをRAM8に記憶し、電源をONすると同時にS1でRAM8よりこの入力待機状態データを読み出し、S2で検索する文字の入力待機状態となる。そして、S7で入力を受け付けている間にCPU5はS3〜S6でRAM8より識別コード、初期設定データを読み出す。このため、利用者が検索しようとする文字を入力している間に初期設定データの読み出しが完了するので、見かけ上、電源をONすると同時にシステムが立ち上がったものと思わせることができる。
【0042】
ただし、この実施例11では、識別コードを読み出した時、RAM8に記憶されている所定の情報でない場合は、S8で直ちに入力待機状態を解除し、従来例と同様のシステムの立ち上げを行う。
【0043】
なお、この実施例11では、RAM8を使用したが、実施例3に示すようなマスクROM9を使用してもよい。
【0044】
また、この実施例11では、電源をONすると同時に検索する文字の入力待機状態を表示したが、図19のフローチャートに示すように、CD−ROMより読み出した識別コードによりS2で同一種類の情報であることを確認してから表示してもよい。
【0045】
また、この実施例11では、入力待機状態の画面出力のための入力待機状態データRAM8に記憶したが、複数の識別コードと入力待機状態データを記憶し、電源をONすると同時にCD−ROMより識別コードを読み出し、その識別コードに対応した入力待機状態データをRAM8より読み出し、検索文字入力待機状態の画面を表示してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明に係る情報再生装置は、利用者が少なくとも一度使用した記録媒体に対しては、システムの立ち上げ時に、上記装置の記憶手段に記憶されている、識別コードに関連付けられている入力待機状態データを上記記憶手段より読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行うので、利用者がシステムの立ち上げの遅さを感じることなく利用できるという効果がある。
【0047】
請求項2の発明に係る情報再生装置は、記録媒体の交換が無かったと判断された場合、システムの立ち上げ時に、入力待機状態データを上記記憶手段より読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行うので、利用者がシステムの立ち上げの遅さを感じることなく利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1,4,5,6,8,10,11による情報再生装置のブロック回路図である。
【図2】 実施例1のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例2による情報再生装置のブロック回路図である。
【図4】 実施例2のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例3による情報再生装置のブロック回路図である。
【図6】 実施例3のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例4のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図8】 この発明の実施例5のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図9】 この発明の実施例6のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図10】 この発明の実施例7による情報再生装置のブロック回路図である。
【図11】 実施例7のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図12】 実施例7のシステム立ち上げの他の例のフローチャートである。
【図13】 この発明の実施例8のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図14】 本発明の実施例9による情報再生装置のブロック回路図である。
【図15】 実施例9で用いる情報を選択するスイッチの構成例を示す概念図である。
【図16】 この発明の実施例9のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図17】 この発明の実施例10のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図18】 この発明の実施例11のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図19】 実施例11のシステム立ち上げの他の例のフローチャートである。
【図20】 従来の情報再生装置のブロック回路図である。
【図21】 従来例のシステム立ち上げのフローチャートである。
【図22】 従来例の検索動作のフローチャートである。
【図23】 従来例の他の検索動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ、 4 入力部、 5 CPU、 7 ROM、 8 RAM、 9 マスクROM、 10 装着口開閉検出部、 11 使用回数計数部、 12 スイッチ
Claims (3)
- 記録媒体より情報を再生する情報再生装置において、
上記記録媒体より入力待機状態データ及び記録媒体固有の識別コードを読み出す手段と、
上記入力待機状態データを記憶する記憶手段とを具備し、
上記記憶手段は、利用者が少なくとも一度使用した記録媒体に対して上記識別コードをも記憶し、
システムの立ち上げの際に、装着された記録媒体より読み出された識別コードが上記記憶手段に記憶されている識別コードと一致した場合には、その識別コードに関連付けられている入力待機状態データを読み出し、対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行う
ことを特徴とする情報再生装置。 - 記録媒体より情報を再生する情報再生装置において、
上記記録媒体より入力待機状態データを読み出す手段と、
上記入力待機状態データを記憶する手段と、
上記記録媒体の交換の有無を検出する検出手段とを具備し、
システムの立ち上げの際に、上記検出手段により、装着された記録媒体の交換が無かったものと判断された場合には、上記記憶手段から入力待機状態を読み出し、読み出された入力待機状態に対応する画面出力を行った上で、その後も継続してシステムの立ち上げ処理を行う
ことを特徴とする情報再生装置。 - 上記入力待機状態データは、利用者が前回最後に使用した情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の情報再生装置。
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