JP3635533B2 - 配管カバー - Google Patents

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば一般家屋において設置使用される内外セパレート型のエアコン装置の室外機、室内機相互間において、冷媒、ドレン水等を供給、排出、排水等を行うために配管される各種の配管類を保護するもので、配管類の曲り・直線の別、径の大小その他の配管形態がどのようになっていてもこれらを覆って保護、化粧でき、更には他の配管カバー夫々を接続するにも使用可能なチャック付きの蛇腹状の汎用性に富む配管カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から例えば内外セパレート型のエアコン装置においての室外機、室内機相互間を接続する各種の配管類は、そのままの露出状態であると外部からの衝撃その他によって破損、破断されることがあるから、それを防止すべく巻回される保護用テープ、覆われる保護用の配管カバー等によって化粧、保護されるものとなっている。このときの配管カバーは保護用テープに比し体裁が良好であるから、近時はこれが多用されており、また配管カバー自体は配管類の配管形態、径の大小その他によって形状、大きさ等の形態が種々に異なるものとして予め各別に用意されている。そして配管カバー相互を接続する継手も、配管カバー夫々に対応して例えば一般家屋等の建造物における貫挿配管させるときの躯体壁の内外面、配管支持する外壁面その他に応じて使い分けされて接続使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
すなわちこうした従来の配管カバーでは、上述のように配管類の配管形態等に対応して種々な大きさ、形状のものがその種類毎に相当数で各別に用意されているから、施工現場の状況その他に対応してそれらの中から選択されたものが使用される。ところが配管状況その他に対応して選択されたはずの部材がもし異なって施工現場に搬入されていると、施工が実施できず、また対応する部材の再度の搬入を待たなければならない等、極めて面倒なものであった。
【0004】
そればかりでなく特に曲り部分の接続施工では、種々な角度・方向・曲がり形態等に折曲設定されるから、その異なる角度その他の夫々に対応させた部材を予め用意するとしたら種別も極端に多くなり、その部材の管理、維持等が労力的、金銭的に解決可能であっても作業自体が面倒なことに変わりはない。しかも従来の配管カバーではその配管カバー内に配管類を挿通させる必要があるから、長尺な配管形態例えば2階、3階に設置される室内機から地上に設置の室外機に配管類を施工するには、長尺に構成した配管カバー内にその一端から他端に至るまで挿通させる必要があり、それは長くなればなるほど一層面倒なものとなって、作業員の労力の負担も大きくならざるを得ない。
【0005】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えばエアコン装置における各種の配管類を建築物の躯体壁に貫挿させて内外面で折曲配管して接続するとき、また躯体壁に沿って施工するとき、それらの配管類の保護覆い部分に直接に覆い被せることができ、しかもそれが直線状であっても、角度・方向・曲がり形態その他が異なっていても、更には配管類に径の大小等があってもこれらに対応でき、従来から提供されている種々に異なる複数種類の配管カバーを予め用意する煩雑さを解消できるようにし、また新設時に保護覆い可能とするのは勿論のこと、既設のものであってもこれに対応して直接にセットでき、取り扱い性に優れたものとする。更には他の配管カバー相互の接続のための継手としても使用可能で、配管経路中で直線的あるいは曲線的に配管して接続するとき等の配管カバー自体の種々な形態、径の大小等が異なる場合でも、それが直線状であっても、角度・方向・曲がり形態その他が異なる曲線状であっても、更には配管類に径の大小等があっても、これらに対応して接続使用できる汎用性あるものとして、従来から提供されている種々に異なる複数種類の継手を予め用意する煩雑さを解消できるようにし、また新設時に接続使用可能とするのは勿論のこと、既設のものであってもこれに対応して、その接続部位に直接にセットでき、取り扱い性に優れた配管カバーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、伸縮、撓曲自在で、一側面に形成した切割部3によって開閉自在になっている配管カバー本体1と、この配管カバー本体1における開放させた切割部3の左右部分に跨って着脱自在に配装される撓曲自在な閉塞帯10とを備えて成るものである。
配管カバー本体1は、切割部3を有する蛇腹部2を備え、切割部3は、蛇腹部2の一部を配管カバー本体1の前後方向に沿って所定幅員で平坦化し、この平坦部分に、配管カバー本体1の外方に突出するようにした断面でコ字状を呈する細溝状の切開突部5を突設し、この切開突部5の奥底部外側面に切開案内溝6を形成することで設けることができる。
また配管カバー本体1の前後部には、外径ないし外形幅員が少なくとも肉厚分の段差の相違が設定されていて、段差部位で切断可能にしてある適数の段状に形成した接続手段7を一体にして設けることができる。
あるいは配管カバー本体1の前後部には、外径ないし外形幅員が異なる大形の第1接続部8、小形の第2接続部9を互いに切断分離可能にして一体に配置形成することもでき、第1接続部8は、段差状の窄み部8Aが形成され、配管カバー本体1の末端部側に配置されているものとでき、第2接続部9は、段差状の窄み部9A、回避溝9Bが形成され、配管カバー本体1の末端部に連設されているものとできる。またこれらの第1接続部8、第2接続部9は、少なくともいずれか一方のみを、配管カバー本体1に一体に配置形成することもできる。
閉塞帯10は、切離されている切割部3の端縁面夫々に左右側面が当接する閉塞帯片11に、切割部3の内側面に当接するよう左右に張り出し状にして閉塞帯片11自体の下部に突設した内側当接部片12と、同じく切割部3の外側面に当接するよう閉塞帯片11の上部に左右で突設した外側当接部片13とを一体状にして形成することができる。
外側当接部片13は、切割部3における切離された切開突部5左右における断面でL字状部分夫々を抱持するような断面でほぼ逆L字状を呈して形成でき、また外側当接部片13の外側面にはこの外側当接部片13ないし閉塞帯片11から切り離し自在にされる帯状のスライド操作片15を連設することができる。
【0007】
以上のように構成された本発明に係る配管カバーにあって、切離自在な切割部3によって開閉される配管カバー本体1は、例えばエアコン装置に関連して設置される各種の配管類Pを、その覆い部分で直接に装着させて覆ってこれらを保護、化粧させ、更には配管カバーC相互を接続させ、また切割部3の左右部分に跨る閉塞帯10によって側面で開放されている配管カバー本体1を閉塞させると共に、蛇腹部2の撓曲性によって配管態様が種々に異なることによるそれらの曲がり・直線の有無、方向・角度、径の大小等に対応させる。
配管カバー本体1における切割部3は、その切開突部5の切開案内溝6によって案内切断される例えばカッター刃等によって簡単に切り離させ、配管カバー本体1自体を開放させ、既設、新設を問わず配管類Pの保護すべき部位に直接に装着させることで配管類Pを覆い、また他の配管カバーC相互をも直接に接続させる。
このとき肉厚分の段差の相違が設定されて形成されている接続手段7は、複数で連続配置する配管カバー本体1相互更には他の配管カバーCをも体裁よく接続させ、蛇腹部2による撓曲自在性と相俟って任意な方向で曲げられ、更には直線的に配置される種々な配管類Pの配管態様に柔軟に対応させる。
更に大小異径(異形)の第1接続部8、第2接続部9のいずれかの選択によって、大小異径(異形)の他の配管カバーCに対応させて接続可能にさせ、しかも第1接続部8の窄み部8A、第2接続部9の窄み部9A、回避溝9B夫々は、例えば半割、係合構造の例えば係合部が内方に突出している配管カバーCにおける突状部分を回避して円滑に接続させる。
閉塞帯片11の下部では内側当接部片12が、上部では外側当接部片13が夫々で設けられた閉塞帯10は、この閉塞帯10の端縁にて切割部3の端縁に嵌め合わせスライドさせることで、内側当接部片12、外側当接部片13による空隙内に切割部3の接離されている左右部分を接合させ、開放されている切割部3を閉塞し、また蛇腹部2による撓曲作用に追随し、撓曲方向を問わずに配管カバーC相互の接続部位における種々な方向の曲がり等に対応させる。
閉塞帯10に一体形成のスライド操作片15は、切割部3に嵌め合わせた閉塞帯10自体を牽引スライドさせ、装着終了後では切り離すことで得られる一層の撓曲性によって配管カバー本体1のいずれの方向への曲がりその他にも十分に対応可能にさせる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態を説明すると、図において示される符号1は、例えば保護すべき冷媒、ドレン水用の配管類Pを保護収納する配管カバー本体であり、伸縮、撓曲自在となるように連続凹凸状の蛇腹部2を備え、配管類Pを収納するに足りる容量を備えた筒状に例えばポリエチレン樹脂にて形成されていると共に、筒方向に沿った前後端の間で設けられた切開可能な切割部3によって左右に開閉分離されるようにしてある。この配管カバー1自体は、配管類Pをその側方から直接に覆うべく所定長さ例えば1mあるいは適当な単位長さの長尺状に形成されたり、あるいは継手として使用するに適するように例えば20cm程度の長さに形成される。もとよりその長さは特に限定されるものではなく、作業現場における配管類Pの配置形態等に対応して適当に切断されることもある。
【0009】
蛇腹部2は、配管カバー本体1の前後で適宜深さに設定した連続する凹凸波形状に形成されており、凹凸夫々の幅員が縮小されることで曲がりの内側となり、逆に幅員が拡張することで曲がりの外側となるようになっている。なおこの蛇腹部2の凹凸波形形状は夫々が独立されるものとしたり、螺旋状になるように1本状のものとしたり等、いずれであってもよい。
【0010】
図示にあっての配管カバー本体1は断面で基本的にほぼ矩形状を呈するように成形されており、その一側面における蛇腹部2部位で切割部3が形成されている。この切割部3自体は、蛇腹部2における一部の側面を配管カバー本体1の前後端の間で蛇腹となる凹凸面を設けずに所定幅員で平坦面状に形成すると共に、この平坦部分に、配管カバー本体1の外方に突出するようにした断面でコ字状を呈する細溝状の切開突部5を突設し、この切開突部5の奥底部外側面に例えば断面でU字状の切開案内溝6を形成することで設けられている(図3(A)参照)。すなわちこの切割部3は、切開案内溝6内に切り入れられ、案内される適当なカッター刃(図示せず)によって切開突部5が左右に切離されることで配管カバー本体1自体をその側部面で開放させるのであり、切離開放されたときの切開突部5の左右部分は断面でほぼL字状を呈して、平坦面の外方に突出されている。また図示のように、切開突部5の端部は端部に至るに従い次第に高さが低くなる傾斜状に形成することで、後述する閉塞帯10をその端部から差し入れ、スライドさせるのを容易に行えるように配慮してある。
【0011】
なお切開案内溝6は図4に示されるように断面でV字状に形成されることもある。更に場合によっては配管カバー本体1自体は、切割部3にて当初から開閉可能に左右に分離されて成形されていることもあり、当初から直接に配管類Pに覆い被せるように構成してあってもよい。
【0012】
また配管カバー本体1の前後部は、他の撓曲自在な配管カバー本体1ないし他の直管状の配管カバーCに接続させるよう、外径ないし外形幅員が少なくとも肉厚分の段差の相違を設定して適数の段状に形成した接続手段7を一体にして設けてあり、この接続手段7にも、蛇腹部2に形成した切割部3に連続するようにした同様な切割部3を設けてある。図示にあっての接続手段7は異径あるいは幅員が異なるようにして前後に連続させた2段構成のものとしてあり、配管カバー本体1の中心側に位置する大径ないし大形の接続部分の内径ないし内法幅員が端部側に位置する小径ないし小形の接続部分の外径ないし外法幅員に比し小さくはないものとしてある。すなわち配管カバー本体1の前後の接続手段7のいずれか一方における小径等の接続部分を段差部位にて切断除去し、他の配管カバー本体1における大径等の接続部分内に嵌め入れることで、複数の配管カバー本体1を接続手段7を介して相互に接続可能なものとする(図10参照)。
【0013】
図1、図5乃至図7には別の形態の接続部構造のものが示されている。すなわち配管カバー本体1の前後部に、外径ないし外形幅員が異なる大形の第1接続部8、小形の第2接続部9を互いに切断分離可能にして一体に配置形成してあり、大小異径(異形)の例えば直管状の他の配管カバーCとの接続に際し、そのいずれかを選択することでいずれにもしっくり接続できるようにする。すなわち直管状の配管カバーCは、一般的に使用される市販のもので大小の2種類が存することを考慮したもので、図示例にあっては対向状にして相互に噛み合わせることで断面で例えば丸みを帯びた矩形状を呈する管状となるように半割状に形成された断面で溝状の半割部材の開口縁に、対向配置で相互に噛み合い係合される係合縁C1を形成したものである。
【0014】
第1接続部8は、図1、図5、図6に示すように大形の配管カバーCの端部内に嵌め入れられるよう配管カバーC内形にほぼ合致する外形を有し、相互に噛み合う係合縁C1を回避するよう段差状に形成された窄み部8Aによって配管カバーC内形にほぼ合致する凸字形の外形を有している。なお図示のように、この第1接続部8には配管カバー本体1に形成してある切割部3と同様な切割部3を形成することで、第1接続部8も同様に後述する閉塞帯10によって閉塞できるようにしてある。もとより、この切割部3が形成されないこともあり、これらの形成は任意に選択できる。
【0015】
第2接続部9は、図7、図8に示すように小形の配管カバーC、例えば幅員が異なる半割部材によって断面でほぼ凸字形を呈する配管カバーC端部内に嵌め入れられ、また相互に噛み合う係合縁C1を回避するよう段差状に形成された窄み部9Aによって配管カバーC内形にほぼ合致する凸字形の外形を有し、配管カバーC自体を例えば躯体壁に取り付けるために配管カバーCに形成した取付溝C2を回避する回避溝9Bを配置して成る。回避溝9Bは図示にあって配管カバー本体1における切割部3に連続させる位置に配置してあるも、これに限定されるものではない。
【0016】
そしてこれらの第1接続部8、第2接続部9は、図示にあっては第1接続部8が配管カバー本体1の末端側に、第2接続部9が配管カバー本体1の中央側よりにして両者を一体にして連続配置させてある。そして大形の配管カバーCを接続する場合にはそのままで、小形の配管カバーCを接続する場合には第1接続部8、第2接続部9相互の境界に形成した切断用の溝部に切り入れられるカッター刃等にて第1接続部8を切断除去することで使用するものとしてある。もとより、これらの第1接続部8、第2接続部9の配置を逆にすることも、更には第1接続部8、第2接続部9の少なくともいずれか一方のみを配管カバー本体1の前後部で一体に配置形成することも可能である。
【0017】
一方、予め切り離し開放状に形成されていたり、作業現場等で切割部3で切離状態とされたりして開放された配管カバー本体1を切割部3にて閉塞するとき、その閉塞状態を維持するよう切割部3における左右部分に跨るようにした閉塞用の帯状の可撓性ある閉塞帯10(いわゆるチャック)が別に用意されている。この閉塞帯10は、軟質性素材例えば熱可塑性ゴム弾性樹脂材(TPE:サーモプラスチックエクストマー)等の柔軟性ある素材によって形成されており、切離されて端縁同士が突き合わせ状態とされている切割部3を閉塞し、配管カバー本体1を開放不能にすると同時に、撓曲される配管カバー本体1の撓曲状態に対応追随して撓曲されるものとしてある。
【0018】
図示のように閉塞帯10自体は、突き合わせられるよう切離されている切割部3の端縁面夫々に左右側面が当接する閉塞帯片11に、切割部3の内側面に当接するよう左右に張り出し状にして閉塞帯片11自体の下部に突設した内側当接部片12と、切離された前記切開突部5の左右の断面でL字状部分夫々を抱持するような断面でほぼ逆L字状を呈するよう閉塞帯片11の上部に左右で突設した外側当接部片13とを一体状に形成すると共に、外側当接部片13の外側面にはこの外側当接部片13ないし閉塞帯片11から切り離し自在にされる帯状のスライド操作片15を連設したものである。すなわち閉塞帯片11、内側当接部片12、外側当接部片13等が一体となった断面形状は、角張ったほぼ「大」の字形状を呈し、外側当接部片13内に抱持した切割部3の左右部分と共に撓曲される柔軟性を備えており、またこの閉塞帯10自体の長さは切割部3の長さにほぼ対応している。
【0019】
この閉塞帯10における閉塞帯片11左右に、左右の外側当接部片13夫々によって形成される抱持空隙は、切離される切割部3における切開突部5の左右部分夫々に内側当接部片12と共にほぼ密着させて収納するような容積、形状のものとしてある。ただこの閉塞帯10自体を切割部3全体に嵌め合わせるとき、閉塞帯10の前後のいずれかの端縁を切割部3の端縁に一旦は嵌め合わせた後にスライド可能な余裕分が適当に設定されていることが望ましい。
【0020】
またスライド操作片15は、これの基部においていずれかの側面で図示のように断面でほぼV字形を呈する切離溝16が形成されていて、この切離溝16に沿って切り入れられるカッター刃あるいはスライド操作片15自体を挟み込んで強制的にでも切り離すことによって外側当接部片13ないし閉塞帯片11から切断分離されるようになっている。
【0021】
次にこれの使用の一例を説明するに、例えば内外セパレータ型のエアコン装置における室外機、室内機相互間で配管される各種の配管類Pを保護すべく、切離した切割部3によって開放状態とした配管カバー本体1自体を配管類Pの保護覆い部位に直接に覆い被せる。その後に閉塞帯10を左右に分離している切割部3の左右部分夫々に、内側当接部片12、外側当接部片13による空隙部分によって嵌め合わせ(図1参照)、スライド操作片15を手指、所定の狭持具等によって挟み、切割部3に沿って閉塞帯10自体をスライドさせることで配管カバー本体1を閉塞し(図2、図3(B)参照)、閉塞後では配管カバー本体1自体の向きを回転させて閉塞帯10を隠せばよい。また配管カバー本体1の蛇腹部2の撓曲自在性を利用して配管類Pにおける曲がり・方向その他に対応して伸縮させたり、曲げたりする。
【0022】
更に必要であれば接続手段7、第1接続部8、第2接続部9夫々を切断除去すると共に、配管カバー本体1における蛇腹部2の末端部を突き合わせて配置し、その突き合わせ部分を跨ぐように、蛇腹部2の凹凸に噛み合う凹凸を備えた平面でほぼ溝形を呈する継手部材31を覆い被せることによって複数の配管カバー本体1を接続して配管類Pを覆って接続する(図1参照)。そしてこの継手部材31開口縁に突設した取付片によって躯体壁W等に固定したり、継手部材31の開放両端を適当な閉塞ベルト32にてネジ止めすることで配管カバー本体1周囲を囲繞して閉塞固定したりする。また接続手段7、第1接続部8、第2接続部9夫々によって他の直管状の配管カバーCと共に配管類Pを覆って接続することも可能である(図5乃至図8参照)。なお配管カバー本体1相互の継手部材31、閉塞ベルト32を介しての直接の接続は、例えばエアコン装置における室外機をベランダの天井部から吊り下げ支持するとき、その室外機からの配管類Pを躯体壁に至るまでで宙吊り状に配置するときの保護、化粧を図るのに好適である。
【0023】
また図9、図10に示すように、例えば建造物の躯体壁Wの貫挿部位において配管される各種の配管類Pを保護すべく設置された直管状の他の配管カバーCを接続させて、これらの配管類Pを覆って閉塞状態にある配管カバー本体1内に配管類Pを予め挿通させ、適当に固定支持するのである。あるいは既設の配管カバーCであると、切離した切割部3によって開放状態とした配管カバー本体1自体によって配管カバーCの接続部位で配管類Pの側方から被せることで覆い、その後に閉塞帯10を左右に分離している切割部3の左右部分夫々に、内側当接部片12、外側当接部片13による空隙部分によって嵌め合わせ、スライド操作片15を手指、所定の狭持具等によって挟み、切割部3に沿って閉塞帯10自体をスライドさせることで配管カバー本体1を閉塞する(図2、図3(B)参照)。次いで配管カバー本体1の蛇腹部2の撓曲自在性を利用して他の配管カバーCの接続部位における曲がり・方向その他に対応して伸縮させたり、曲げたりし(図9参照)、更に必要であれば接続手段7によって複数の配管カバー本体1を接続して配管類Pを覆って相互に接続する(図10参照)。なお図示を省略したが、躯体壁Wにおける配管類Pの貫挿部位を覆ういわゆるウォールコーナー部材に直接に接続して使用することもある。
【0024】
なお図中符号20は化粧カバーであり、図示のように躯体壁Wに開口形成した貫挿口によって配管類Pを貫挿させるときの周縁の余分な開口部分を閉塞化粧するもので、図示のように左右逆反転の同一構造のものとして相互に嵌め合い連結可能にして分割形成されている。すなわち躯体壁W面に当接するベース21の裏面に貫挿口内に嵌め入れられる嵌め入れ筒22を、同じく表面に配管カバー本体1の蛇腹部2の端部外側面に噛み合う係止部24を内側面に突設形成した連結筒23を夫々を設けたものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているため、例えばエアコン装置における各種の配管類Pを建築物の躯体壁Wに貫挿させて内外面で折曲配管して接続するとき、また躯体壁Wに沿って配置施工するとき、それらの配管類Pに対する保護覆い部分に直接に覆い被せることができ、閉塞帯10による配管カバー本体1に対する閉塞後では配管類Pはその全周で囲繞されるのである。しかも配管類Pが直線状であっても、角度・方向・曲がり形態その他が異なっていても、更には配管類Pに径の大小等があってもこれらに対応でき、従来から提供されている種々に異なる複数種類の配管カバーを予め用意する煩雑さを解消でき、また新設時に保護覆い可能とするのは勿論のこと、既設のものであってもこれに対応して直接にセットでき、取り扱い性に優れたものとできる。
【0026】
更には他の配管カバーC相互の接続のための継手として使用することもでき、配管経路中で直線的に配管して接続するとき等の配管カバーC自体の種々な形態、径の大小等が異なる場合でも、それが直線状であっても、角度・方向・曲がり形態その他が異なっていても、更には配管類Pに径の大小等があっても、これらに対応して接続使用できる汎用性あるものとでき、従来から提供されている種々に異なる複数種類の継手を予め用意する煩雑さを解消でき、また新設時に接続使用可能とするのは勿論のこと、既設のものであってもこれに対応して、その接続部位に直接にセットでき、取り扱い性に優れたものとできる。
【0027】
すなわちこれは本発明において、蛇腹部2によって伸縮、撓曲自在で、切割部3によって開閉自在にした配管カバー本体1と、開放させた切割部3の左右部分に跨って着脱自在に配装する撓曲自在な閉塞帯10とを備えたからであり、これによって、配管類Pの種々に異なる配管態様すなわちその曲がりの有無、曲がり方向・角度、蛇行、段差その他であってもそれらにかかわらずに体裁よく覆い被せて化粧でき、しかも新設、既設を問わず配管類Pの覆い部位に直接に装着できる。
【0028】
また配管カバー本体1における蛇腹部2の切割部3は、蛇腹部2の一部を配管カバー本体1の前後方向に沿って所定幅員で平坦化し、その平坦化の部分に、配管カバー本体1の外方に突出する断面でコ字状を呈する細溝状の切開突部5を突設し、この切開突部5の奥底部外側面に切開案内溝6を形成することで設けてあるから、その切開突部5の切開案内溝6によって案内切断される例えばカッター刃等によって簡単に配管カバー本体1自体を開放状に切り離しできる。このように自身の側方で開放させた配管カバー本体1自体によって、既設のもの、新設のものを問わず所定の配管類Pの覆い部位に直接に配置装着でき、作業の迅速化に大きく役立つ。しかも配管類Pが長尺であれば、従来ではその配管カバー内に挿通させるのに大きな手間が掛かったのに比し、本発明によれば極めて簡単に作業を遂行でき、配管類Pに対する化粧作業を能率的に短時間で行える。
【0029】
配管カバー本体1の前後部には、肉厚分の段差の相違が設定されて接続手段7を形成してあるから、その段差部位で切断することにより連続して配管カバー本体1を配置するときに、接続手段7相互の嵌め合いによって複数の配管カバー本体1を体裁よく接続して連続配置でき、蛇腹部2による撓曲自在性と相俟って任意な方向で種々な角度で曲げて配装でき、種々な配管態様に対応する配管類Pの保護に柔軟に対応可能である。
【0030】
また配管カバー本体1の前後部には、外径ないし外形幅員が異なる大形の第1接続部8、小形の第2接続部9を互いに切断分離可能にしてあるいは少なくともいずれか一方のみを一体に配置形成することで、接続部8,9のいずれか一方の利用、選択で例えば大小異径(異形)の他の配管カバーCとの接続を円滑に行える。しかも第1接続部8には段差状の窄み部8Aが、また第2接続部9には段差状の窄み部9A、溝状の回避溝9B夫々が形成されているから、例えば半割・係合構造の係合縁C1がある配管カバーCであっても、内方に突出する邪魔な部分を回避して接続できる。
【0031】
一方、閉塞帯10は、切離される切割部3の端縁面夫々に左右側面が当接する閉塞帯片11の下部に切割部3の内側面に当接するよう左右に張り出し状にして内側当接部片12を突設し、同じく閉塞帯片11の上部に切割部3の外側面に当接するよう左右で外側当接部片13を突設してあるから、閉塞帯10の端縁にて切割部3の端縁に嵌め合わせスライドさせることで、内側当接部片12、外側当接部片13による空隙内に切割部3の接離されている左右部分をしっかりと接合させられ、開放されている切割部3を閉塞できる。すなわち配管カバーCの接続装着部位にその側方から直接に被せることで開放状態の配管カバー本体1によって配管類Pを覆うようにセットしても、配管カバー本体1自体の開放部分は閉塞帯10によって閉塞できる。また配管カバー本体1自体は蛇腹部2によって伸縮、撓曲自在にしてあるから、配管類Pないし配管カバーCの接続部位における曲がりの大小、方向その他に追随でき、撓曲方向を問わずに配管類Pの種々な方向の曲がり等に対応できる。
【0032】
更に閉塞帯10には切り離し自在なスライド操作片15を一体状にして連設してあるから、この閉塞帯10自体を切割部3に嵌め合わせた後に牽引スライドさせることで、開放状態にある切割部3を閉塞連結でき、しかも連結装着終了後では切り離すことで閉塞帯10自体に一層の撓曲性を付与でき、配管カバー本体1がいずれの方向に曲がっていてもそれに十分に対応可能である。
【0033】
なお配管カバー本体1は、エアコン装置における配管類Pの化粧用等のものとして覆い被せる場合に限らず、他の各種の配管類Pにも適用できると共に、他の配管カバーC夫々を接続する継手としても使用でき、その用途等に特に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における一部省略分解斜視図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】同じく要部横断面図で、その(A)は配管カバー本体の切割部を切離する前のものであり、その(B)は閉塞帯によって閉塞したときのものである。
【図4】同じく他の実施の形態において配管カバー本体の切割部を切離する前の要部横断面図である。
【図5】同じく他の直管状の配管カバーと接続する際の接続配置形態を示す要部分解斜視図である。
【図6】同じくその(A)は図5におけるA−A線断面図、(B)は図5におけるB−B線断面図である。
【図7】同じく他の形態の直管状の配管カバーと接続する際の接続配置形態を示す要部分解斜視図である。
【図8】同じく図7におけるA−A線断面図である。
【図9】同じく使用状態の一例における側面図である。
【図10】同じく他の使用状態における一部切欠側面図である。
【符号の説明】
C…配管カバー C1…係合縁
C2…取付溝
P…配管類 W…躯体壁
1…配管カバー本体 2…蛇腹部
3…切割部 5…切開突部
6…切開案内溝 7…接続手段
8…第1接続部 8A…窄み部
9…第2接続部 9A…窄み部
9B…回避溝
10…閉塞帯 11…閉塞帯片
12…内側当接部片 13…外側当接部片
15…スライド操作片 16…切離溝
20…化粧カバー 21…ベース
22…嵌め入れ筒 23…連結筒
24…係止部
31…継手部材 32…閉塞ベルト

Claims (9)

  1. 伸縮、撓曲自在で、一側面に形成した切割部によって開閉自在になっている配管カバー本体と、この配管カバー本体における開放させた切割部の左右部分に跨って着脱自在に配装される撓曲自在な閉塞帯とを備えて成り、配管カバー本体は、切割部を有する蛇腹部を備え、切割部は、蛇腹部の一部を配管カバー本体の前後方向に沿って所定幅員で平坦化し、この平坦部分に、配管カバー本体の外方に突出するようにした断面でコ字状を呈する細溝状の切開突部を突設し、この切開突部の奥底部外側面に切開案内溝を形成してあることを特徴とする配管カバー。
  2. 配管カバー本体の前後部には、外径ないし外形幅員が少なくとも肉厚分の段差の相違が設定されていて、段差部位で切断可能にしてある適数の段状に形成した接続手段を一体にして設けてある請求項1に記載の配管カバー。
  3. 配管カバー本体の前後部には、外径ないし外形幅員が異なる大形の第1接続部、小形の第2接続部を互いに切断分離可能にして一体に配置形成してある請求項1に記載の配管カバー。
  4. 第1接続部は、段差状の窄み部が形成され、配管カバー本体の末端部側に配置されている請求項3に記載の配管カバー。
  5. 第2接続部は、段差状の窄み部、回避溝が形成され、配管カバー本体の末端部に連設されている請求項3または4のいずれかに記載の配管カバー。
  6. 配管カバー本体の前後部には、外径ないし外形幅員が異なる大形の第1接続部、小形の第2接続部の少なくともいずれか一方を一体に配置形成してある請求項1に記載の配管カバー。
  7. 閉塞帯は、切離されている切割部の端縁面夫々に左右側面が当接する閉塞帯片に、切割部の内側面に当接するよう左右に張り出し状にして閉塞帯片自体の上部に突設した内側当接部片と、同じく切割部の外側面に当接するよう閉塞帯片の下部に左右で突設した外側当接部片とを一体状にして形成してある請求項1乃至6のいずれかに記載の配管カバー。
  8. 外側当接部片は、切割部における切離された切開突部左右における断面でL字状部分夫々を抱持するような断面でほぼ逆L字状を呈している請求項7に記載の配管カバー。
  9. 外側当接部片の外側面にはこの外側当接部片ないし閉塞帯片から切り離し自在にされる帯状のスライド操作片を連設してある請求項7または8に記載の配管カバー。
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